JPH09510945A - 次亜塩素酸塩漂白組成物 - Google Patents
次亜塩素酸塩漂白組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
アルカリ金属次亜塩素酸塩、ケイ酸塩のアルカリ金属塩、強アルカリ性源および必要に応じて炭酸塩のアルカリ金属塩から成る液状水性漂白組成物を開示する。また、布帛を前記組成物で処理する方法を開示する。
Description
【発明の詳細な説明】
次亜塩素酸塩漂白組成物
技術分野
本発明は、手によるならびに自動洗濯機を使用する洗濯を包含する洗濯の用途
に適切な液状漂白組成物に関する。
発明の背景
液状漂白組成物はこの分野においてよく知られている。入手可能な種々の漂白
組成物の中で、次亜塩素酸塩による漂白に頼る漂白組成物は、主として良好な性
能により好ましいものである。例えば、次亜塩素酸塩、炭酸ナトリウムおよび水
酸化ナトリウムを含んでなる水性組成物と、布帛から汚れを除去するための前記
組成物の使用とを開示しているWO−88−05461号は、この分野における
代表例である。
しかしながら、塩素に基づく組成物の使用に関連する欠点は、前記組成物が布
帛を損傷しかつ黄色化することである。
したがって、本発明の目的は、洗濯における使用に適当であり、これにより布
帛の白色性が改良される、次亜塩素酸塩含有組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、洗濯における使用に適当であり、これにより布帛の無事
性が改良される、次亜塩素酸塩含有組成物を提供することである。
われわれは、今般、上記目的は、アルカリ金属次亜塩素酸塩、ケイ酸塩のアル
カリ金属塩、強アルカリ性源および必要に応じて炭酸塩のアルカリ金属塩から成
る次亜塩素酸塩漂白組成物を配合することによって達成できることを見出した。
前記組成物は、それで処理した布帛に顕著な布帛の白色性ならびに顕著な布帛の
無事性を提供することができる。本発明は、その最も広い態様において、アルカ
リ金属次亜塩素酸塩を含んでなる所定の水性組成物について、ケイ酸塩のアルカ
リ金属塩の添加はそれで処理した布帛上の布帛の白色性および布帛の無事性の双
方を改良するという驚くべき発見に基づく。
本発明の組成物の他の利点は、顕著な白色化作用および布帛の無事性に加えて
、前記組成物は、また、すぐれた汚れの除去、特に酵素の汚れの除去を可能とす
る。
次亜塩素酸塩、炭酸塩および強アルカリ性源を含んでなる組成物はこの分野に
おいて報告されている。同時継続欧州特許出願第93870070.5号は、次
亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム、漂白安定性香料および緩衝系として、炭酸ナト
リウムおよび/またはケイ酸ナトリウムを含んでなる組成物を開示している。
欧州特許出願(EP−A)第311,175号(Unilever)は、少な
くとも2重量%の苛性剤、例えば、水酸化ナトリウム、0〜1%の界面活性剤、
少なくとも3重量%のアルカリ金属次亜塩素酸塩およびアルカリ金属中性ケイ酸
塩を含んでなる液状消毒剤組成物を開示している。炭酸ナトリウムは開示されて
いない。’175号特許出願に開示されている組成物は、許容される衛生レベル
を保証するために工業用装置において塊状の陶器の洗濯または布帛の洗濯のため
に使用される。’175号特許出願の組成物は、次亜塩素酸塩の分解および次亜
塩素酸塩による腐食を防止する。
J02014298号(要約書)は、0.5〜15重量%の次亜塩素酸塩およ
び3〜30重量%のケイ酸塩、好ましくはケイ酸ナトリウムの水溶液を含んでな
る、クリーニング装置の容器のための、クリーニング組成物を開示している。ケ
イ酸塩は次亜塩素酸塩の分解および次亜塩素酸塩による腐食を防止すると、述べ
られている。水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウムのいずれも開示されていな
い。
J60055100号(要約書)は、1〜10重量%の次亜塩素酸塩、0.5
〜5重量%のアルカリ金属水酸化物、好ましくは水酸化ナトリウムおよび0.5
〜8重量%の無機コロイド、なかでもMgケイ酸塩、を含んでなる硬質表面のク
リーナーを開示している。炭酸ナトリウムは開示されていない。
技術水準は、さらに、なかでも次亜塩素酸塩、強アルカリ性源、炭酸塩および
/またはケイ酸塩を含んでなることができる、いっそう複雑な、完全に配合され
た洗濯剤組成物、例えば、増粘された組成物、または界面活性剤に基づく組成物
を開示する文献を含んでなる。例えば、欧州特許出願(EP−A)第47937
0号、欧州特許出願(EP−A)第295093号、欧州特許出願(EP−A)
第75813号、欧州特許出願(EP−A)第204472号および英国特許(
GB)第2076010号を参照のこと。それらの中に開示されている組成物は
、皿洗浄の分野および/または硬質表面のクリーニングの分野におけるものであ
る。
実際に、布帛の漂白のために次亜塩素酸塩を含んでなる水性漂白組成物の使用
から誘導される利点、すなわち、それで処理した布帛への改良された布帛の白色
性および/または布帛の無事性、は、先行技術において認識されてきていない。
発明の要約
本発明は、水性液状漂白組成物であって、アルカリ金属次亜塩素酸塩、または
それらの混合物、ケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物、強アルカ
リ性源および合計の組成物の0〜5重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩、またはそ
れらの混合物から成り、ただし前記組成物が前記炭酸塩のアルカリ金属塩を含有
しないとき、前記組成物は合計の組成物の2重量%より少ない前記強アルカリ性
源を含んでなり、そして前記ケイ酸塩のアルカリ金属塩はケイ酸Mg塩ではない
、水性液状漂白組成物を包含する。
本発明は、また、布帛をpH9〜14を有する水性漂白組成物と接触させる工
程を含んでなり、ここで前記組成物はアルカリ金属次亜塩素酸塩、またはそれら
の混合物およびケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物を含んでなり
、
前記組成物は漂白安定性香料を含有しない、布帛を漂白および洗濯する方法を包
含する。好ましい態様において、前記方法において使用する組成物はさらに炭酸
塩のアルカリ金属塩またはそれらの混合物を含んでなる。
発明の詳細な説明
本発明の水性組成物は、1つの任意の成分および水に加えて、下記の3つの必
須成分から成る。
第1の必須成分として、本発明の組成物は次亜塩素酸塩を含んでなる。種々の
形態のアルカリ金属次亜塩素酸塩は商業的に入手可能でありそして、本発明につ
いて重要ではないが、本発明において次亜塩素酸ナトリウム使用することが好ま
しい。本発明による組成物は、漂白量のアルカリ金属次亜塩素酸塩、またはそれ
らの混合物を含んでなり、これは典型的には、活性塩素基準で、合計の組成物の
2〜10重量%のアルカリ金属次亜塩素酸塩を表す。本発明において好ましい組
成物は、活性塩素基準で、合計の組成物の3〜6重量%のアルカリ金属次亜塩素
酸塩、またはそれらの混合物を含んでなる。
第2の必須成分として、本発明による組成物はケイ酸塩のアルカリ金属塩、ま
たはそれらの混合物を含んでなる。本発明において好ましい組成物は、合計の組
成物の0.02〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%、より好ましくは0.
2〜1.6重量%のケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物を含んで
なる。本発明において使用され得る好ましいケイ酸塩のアルカリ金属塩はケイ酸
ナトリウムである。ケイ酸塩は本発明の組成物のpHの緩衝化を可能とする。事
実、ケイ酸塩は非常に希釈された状態で、例えば、洗濯溶液の中の本発明の組成
物の希釈が約8.5g/lであるとき、有効な緩衝剤として作用する。
次亜塩素酸塩を含んでなる水性組成物の中のケイ酸塩のアルカリ金属塩は、さ
らに、前記組成物と接触した布帛の布帛の白色性および布帛の無事性を改良する
作用を有すると、われわれは考える。事実、前記ケイ酸塩は組成物それ自体の中
において、そして、特に、洗濯環境において、金属不純物を減少するか、または
排除することさえすることができる。前記金属不純物は、重金属イオン、例えば
、Cu、Fe、Ni、Coなどを包含し、これらは布帛の白色性および布帛の無
事性の双方に悪影響を及ぼすことが発見された。この性質は、マグネシウムとカ
ルシウムを洗濯溶液から除去する炭酸塩の存在、さもなければケイ酸塩に結合す
ることにより最大となる。
事実、洗濯環境において、金属イオンは黄色の酸化されたある種のものの発生
を伴う布帛への次亜塩素酸塩の攻撃を触媒するとわれわれは信ずる。さらに、前
記金属イオンは、酸化された布帛上にそれ自体吸着され、そして布帛上に吸着さ
れた増白剤の分解を触媒すると考えられる。また、金属イオンは酵素の汚れ、例
えば、血液および草、の着色顔料を安定化する。また、金属イオンは、布帛の引
張強さの減少を導き、これにより布帛の抵抗性を減少する、綿繊維の解重合を触
媒する。
第3の必須成分として、本発明による組成物は強アルカリ性源を含んでなる。
本発明において好ましい組成物は、合計の組成物の2重量%より少ない、好まし
くは0.04〜1.5重量%、より好ましくは0.1〜0.9重量%の強アルカ
リ性源、またはそれらの混合物を含んでなる。強アルカリ性源の例は、アルカリ
金属水酸化物、例えば、水酸化カリウムおよび/または水酸化ナトリウム、また
はアルカリ金属酸化物、例えば、酸化ナトリウムおよび/または酸化カリウムで
ある。
したがって、本発明による組成物は、9〜14、好ましくは9.5〜13、よ
り好ましくは9.5〜12のpHを有する。このアルカリ性範囲において、次亜
塩素酸塩の最適な安定性および性能が得られる。
任意であるが、高度に好ましい成分として、本発明の組成物は炭酸塩のアルカ
リ金属塩、またはそれらの混合物をさらに含んでなる。したがって、本発明にお
ける組成物は合計の組成物の0〜5重量%、好ましくは0.1〜4重量%、より
好ましくは0.1〜3重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物
を含んでなる。本発明において使用すべき好ましい炭酸塩のアルカリ金属塩は炭
酸ナトリウムである。炭酸塩は、また、本発明の組成物のpHの緩衝化を可能と
する。事実、前記炭酸塩は、洗濯用途における洗濯溶液の中の本発明の組成物の
希釈が約9〜約18g/1の範囲であるとき、前記希釈から生ずるpHの低下を
抑制することができる、有効な緩衝剤として働く。また、本発明の次亜塩素酸塩
組成物の緩衝化は手に対する苛酷性を減少すると思われる。また、前記炭酸塩は
Ca/Mg沈澱系として作用し、こうして洗濯溶液からカルシウムとマグネシウ
ムを除去する。
事実、ケイ酸塩と炭酸塩との組み合わせされた作用のために、本発明による組
成物のpHは使用を通して一定に止まる、すなわち、希釈が完結した瞬間から前
記次亜塩素酸塩漂白組成物が前に接触した布帛からすすぎ除去され始めるまで、
希釈された組成物のpHは緩衝化されている。布帛の無事性の改良は、また、ケ
イ酸塩と炭酸塩との組み合わせられた作用であり、これはそれらの組み合わせら
れた緩衝化作用により、布帛の損傷の最大の原因となると我々が見出した、次亜
塩素酸への次亜塩素酸塩の変換を減少すると、われわれは推測する。
本発明の組成物の残部は水であり、好ましくは、水は合計の水性液状漂白組成
物の約78〜約98重量%のレベルで存在する。
本発明の組成物は、改良された布帛の白色性ならびに布帛の無事性を提供する
。「改良された布帛の白色性」とは、本発明において、同一であるが、ケイ酸塩
のアルカリ金属塩を含まない次亜塩素酸塩組成物の使用により達成される白色性
に比較して、本発明の次亜塩素酸塩組成物の使用により達成される布帛上の白色
性が改良されることを意味する。「改良された布帛の無事性」とは、本発明にお
いて、同一であるが、ケイ酸塩のアルカリ金属塩を含まない次亜塩素酸塩組成物
の
使用により布帛上に引き起こされる損傷に比較して、本発明の次亜塩素酸塩組成
物の使用により布帛上に引き起こされる損傷が少いことを意味する。
本発明による組成物は、洗濯用途において希釈された形態で使用される。本発
明における「希釈された形態で使用」という表現は、例えば、手による洗濯の用
途においてなされる、使用者による希釈、ならびに他の手段、例えば、洗濯機、
による希釈を包含する。典型的な希釈レベルは、手による洗濯の用途について0
.4〜20%であり、そして洗濯機において0.1〜10%である。
本発明は、さらに、布帛をpH9〜14を有する水性漂白組成物と接触させる
工程を含んでなり、前記組成物はアルカリ金属次亜塩素酸塩、またはそれらの混
合物およびケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物、を含んでなり、
前記組成物は漂白安定性香料を含有しない、布帛を漂白する方法を包含する。好
ましい態様において、前記布帛の漂白法において使用する組成物は、さらに、炭
酸塩のアルカリ金属塩を含んでなることができる。本発明による前記方法は、布
帛の白色性および/または布帛の無事性を改良する。
本発明の漂白法において、使用する組成物は、さらに、任意の成分、例えば、
漂白安定性界面活性剤、有機または無機のアルカリ、顔料、染料、蛍光増白剤、
溶媒、キレート剤、ラジカル掃去剤などを含むことができる。
さらに詳しくは、本発明による布帛を漂白する方法は、布帛をまずpH9〜1
4を有する水性漂白組成物と接触させ、前記組成物はアルカリ金属次亜塩素酸塩
、またはそれらの混合物、ケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物、
および合計の組成物の0〜5重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの
混合物を含んでなり、次いで、前記布帛を漂白するために十分な時間の間、典型
的には3〜60分間、好ましくは5〜30分間、前記布帛を前記組成物と接触さ
せ、次いで前記布帛を水の中ですすいで前記組成物を除去する、工程を含んでな
る。前記布帛を洗濯する、すなわち、少なくとも1種の表面活性剤を含んでなる
組成物で洗濯する場合、本発明における方法は前記布帛を洗濯する前に実施する
ことが好ましい。事実、洗濯剤組成物で布帛を洗濯する前に前記布帛を本発明に
よる組成物で漂白すると、布帛を最初に洗濯し、次いで漂白する場合より、少な
いエネルギーおよび洗濯剤で、すぐれた白色性および汚れの除去が提供されるこ
とが観察された。したがって、本発明による方法は、さらに、布帛を少なくとも
1種の表面活性剤を含んでなる洗濯剤組成物で洗濯する引き続く工程を含んでな
る。
本発明を下記の実施例によりさらに例示する。
実験データ
記載した成分を記載した比率で混合することによって、下記の組成物を調製す
る。
組成物1は、参照として取りそして商業的に入手可能な次亜塩素酸塩を含有す
る組成物である。組成物2は本発明の代表的例である、すなわち、組成物2は、
次亜塩素酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、強アルカリ性源と
して水酸化ナトリウムおよび水から成る。
1)
手による洗濯を実施した。この試験はプラスチック製たらいの中で実施した。
まず170gの本発明の組成物を10リットルの水道水の中に希釈した。この溶
液から、500gの試料を取り、そして40℃に加熱した。次いで、トレーサー
(tracer)(白色綿布帛および汚れたトレーサー)をこれらの試料の中に添加した
。洗濯サイクルの終わりにおいて、トレーサーをすすぎ、そして乾燥した。次い
で、トレーサーを視的格付けにより評価した。
下記の表は、組成物2対組成物1について得られた結果を記載する。
ここで:
− 結果は0〜4の性能の格付けに基づいて表す。
− sは統計学的に再現性ある結果を識別する。
所見:
次亜塩素酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウムおよび強アルカリ
性源として水酸化ナトリウムから成る本発明の水性組成物により提供される予期
せざる白色性をデータは明瞭に示す(組成物2/組成物1)。また、本発明の組
成物はすぐれた酵素の汚れの除去を提供することを、また、データは示す。
2)
自動洗濯機におけるマルチサイクル試験を実施した。自動洗濯機において、8
.5g/lの前述の組成物を含んでなる洗濯溶液を使用して、60℃において4
5分間、洗濯を実施した。次いで、トレーサー(白色綿布帛および汚れたトレー
サー)をリボンと一緒に洗濯溶液の中に添加した。各洗濯サイクルの終わりにお
いて、トレーサーとリボンをすすいだ。15洗濯サイクル後、リボンを破断する
まで引張ることによって、布帛への損傷を評価した。リボンを破断するために必
要な力をインストロン引張計で測定した。リボンを破断するために必要な力が低
くなるほど、布帛について引き起こされる損傷はいっそう重大となる。
得られた結果は下記の通りである:
参照として取ったリボン、すなわち、洗濯していないリボン、についての引張
強さは65Kgである。
組成物1を使用したとき、15洗濯サイクル後のリボンについての引張強さは
25Kgである。
組成物2を使用したとき、15洗濯サイクル後のリボンについての引張強さは
40Kgである。
所見:
次亜塩素酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウムおよび強アルカリ
性源として水酸化ナトリウムから成る本発明の水性組成物により提供される予期
せざる無事性を、先行技術の組成物(組成物1)に比較して、データは明瞭に示
す。
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フロントページの続き
(31)優先権主張番号 94870103.2
(32)優先日 1994年6月24日
(33)優先権主張国 ベルギー(BE)
(81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T
D,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,A
U,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE
,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,
LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO,N
Z,PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA
,US,UZ,VN
(72)発明者 トリジアンテ,ジュセッペ
イタリー国ピサ、ビア、カスティネリ、7
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 水性液状漂白組成物であって、アルカリ金属次亜塩素酸塩、またはそれ らの混合物と、ケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物と、強アルカ リ性源と、合計の組成物の0〜5重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩、またはそれ らの混合物とから成り、ただし前記組成物が前記炭酸塩のアルカリ金属塩を含有 しないとき、前記組成物は合計の組成物の2重量%より少ない前記強アルカリ性 源を含んでなり、そして前記ケイ酸塩のアルカリ金属塩はケイ酸Mg塩ではない 、水性液状漂白組成物。 2. 前記強アルカリ性源がアルカリ金属水酸化物、好ましくは水酸化ナトリ ウムであり、そしてpHが9〜14である、請求項1に記載の組成物。 3. 布帛の白色性および/または布帛の無事性を改良するために布帛を漂白 する方法であって、布帛をpH9〜14を有する水性漂白組成物と接触させる工 程を含んでなり、前記組成物はアルカリ金属次亜塩素酸塩、またはそれらの混合 物と、ケイ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物と、合計の組成物の0 〜5重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物とを含んでなり、 前記組成物は漂白安定性香料を含有しない、方法。 4. 前記布帛を前記漂白組成物と接触させた後、さらに、下記の工程: − 前記布帛を漂白するために十分な時間の間、前記布帛を前記漂白組成物と 接触させ、 − 次いで前記布帛を水の中ですすいで、前記漂白組成物を除去すること を含んでなる、請求項3に記載の布帛を漂白する方法。 5. 前記布帛を少なくとも1種の表面活性剤を含んでなる洗濯剤組成物で洗 濯する引き続く工程をさらに含んでなる、請求項4に記載の方法。 6. 前記漂白組成物をその希釈された形態で前記布帛と接触させる、請求項 3〜5いずれか一項に記載の方法。 7. 前記組成物が、活性塩素基準で、合計の組成物の2〜10重量%の次亜 塩素酸塩を含んでなる、請求項1〜6いずれか一項に記載の方法または組成物。 8. 前記組成物が合計の組成物の0.02〜5重量%、好ましくは0.1〜 2重量%、より好ましくは0.2〜1.6重量%のケイ酸塩のアルカリ金属塩を 含んでなり、そして前記ケイ酸塩のアルカリ金属塩が好ましくはケイ酸ナトリウ ムである、請求項1〜7いずれか一項に記載の方法または組成物。 9. 前記組成物が合計の組成物の0.1〜4重量%、好ましくは0.1〜3 重量%の炭酸塩のアルカリ金属塩を含んでなり、そして前記炭酸塩のアルカリ金 属塩塩が好ましくは炭酸ナトリウムである、請求項1〜8いずれか一項に記載の 組成物または方法。
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