JPH09509807A - 電気通信ネットワークにおける鍵と錠を用いた追跡 - Google Patents

電気通信ネットワークにおける鍵と錠を用いた追跡

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JPH09509807A JP7522855A JP52285595A JPH09509807A JP H09509807 A JPH09509807 A JP H09509807A JP 7522855 A JP7522855 A JP 7522855A JP 52285595 A JP52285595 A JP 52285595A JP H09509807 A JPH09509807 A JP H09509807A
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Abstract

(57)【要約】 蓄積プロセッサ制御(SPC)交換機(30)を含む電気通信ネットワークの中で起こる事象を検出する方法と装置であって、各SPC交換機はスイッチ(32)と、ソフトウエアプログラムを実行してスイッチ(32)を制御するプロセッサ(34)とを備える。コードシーケンスすなわちデモン(46)をソフトウエアプログラム(40,43,45)の選択された部分に植え込む。各コードシーケンスは、ある事象に応答する条件付きステートメントと、前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なくとも1つの活動を含む。ある錠の値を各コードシーケンスに割り当てる。各錠の値は対応するコードシーケンスを一意的に識別し、プロセッサ(34)を活動状態にしてコードシーケンスを実行する。ある鍵の値(49)と各錠の値とを比較し、鍵の値(49)が錠の値に等しい場合はプロセッサ(34)を選択的に活動状態にしてコードシーケンスを実行する。検出された事象が条件付きステートメントを満足する場合は、プロセッサ(34)はコードシーケンスの中で指定された活動を実行してソフトウエアプログラムの実行を継続し、これによりSPC交換機(30)の継続処理が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信ネットワークにおける鍵と錠を用いた追跡 発明の背景 この特許文書の開示の一部は著作権保護に従う資料を含む。この著作権者は、 特許商標庁で公開されているものであれば特許文書または特許開示、特許ファイ ルおよび記録を複写することに反対しないが、その他の場合はすべての著作権を 留保する。 特許の分野 この発明は電気通信ネットワークに関し、より詳しくは電気通信ネットワーク 上で鍵と錠を用いて追跡するソフトウエアに関する。 関連技術の説明 現在の電話サービスは、集中化された交換を行うことにより多数の顧客や電話 加入者に提供されている。第1図において、電話局10の集中化された交換機は 末端の電話加入者12と授受する呼の交換を制御し、また局間中継線14を経て ネットワーク内の他の電話局と通信する。この分野でよく知られているように、 各電話局10とサービスを受ける加入者12は、市外接続中継線18を経て市外 局16により他の地域に連結する。また電話局10は顧客専用の交換装置たとえ ば自動式構内交換機(PABX)20と、商用中継線22により直接に、または 交換機間の中継線24により間接に、接続することができる。PABX20は他 の末端の電話加入者12を、ネットワークや他のユーザ端末たとえばコンピュー タ26やファクシミリ(図示せず)などに接続する。またこれらのユーザ端末は 、電話局10にも接続することができる。第1図に一般に28で示すネットワー ク全体またはその任意の一部は、電気通信ネットワークの一例に過ぎない。 電話局10、市外局16、各PABXの各スイッチは一般に蓄積プログラム制 御(SPC)交換機30であって、第2図に示すように交換設備32と、交換設 備32を制御するプロセッサ34を備える。SPC交換機30は、上に述べたよ うにユーザ端末にサービスする交換装置32を通して、中継線に接続する。各 SPC交換機30は、簡単な電話を処理するいくつかの機能を実行しなければな らない。たとえば、SPC交換機30は、加入者が送受話器を上げて発呼したと き、加入者がサービスを要求したことを監視して検知しなければならない。発呼 が発生したことをSPC交換機30が認識すると、すなわち所定の線で送受話器 が上げられたことを検出すると、SPC交換機30は中継線に接続して、SPC 交換機30が加入者から情報を受信する準備ができていることをたとえばダイア ル音により加入者に伝え、またこの情報を受信する手段に接続しなければならな い。加入者が回転式ダイアルやタッチトーンキーパッドを用いて情報たとえば被 呼電話番号を入力すると、SPC交換機30はこの情報を受信して記録する。次 にSPC交換機はこの情報を解釈して、被呼線の場所を探す。 被呼者と発呼者が同じ電話局により、たとえば電話加入者12(a)が電話局 10(a)を通して、サービスを受ける場合は、呼は局内呼である。この場合は 、被呼線が話中かどうか調べ、被呼線が空いている場合はたとえば呼び出し音を 出して被呼者に警報する。被呼者の応答、または発呼者の発呼中止を待っている 間、被呼線は管理されている。被呼者が応答すると、両者の間に通話路が確立さ れる。通話路は通話中は管理され、話者の一方が送受話器を置いて線を切ると電 話は切れる。 他方、被呼者が別の電話局により、たとえば加入者12(a)と12(b)が 電話局10(a)と10(b)を通してサービスを受ける場合は局間呼である。 この場合は、被呼者にサービスする電話局10(b)への、または被呼者の電話 局10(b)に呼を延長することのできる市外局16への、空いた局間中継線1 4を探す。被呼番号に関する情報を起点電話局10(a)から送信すると、市外 局16はこの情報を受信して端末電話局10(b)に送る。被呼者の線が話中か 、または呼がネットワーク内のどこかで妨げられるか、または必要な局間中継線 がすべて話中の場合は、話中音、ファースト話中音(fast busy)、再呼び出し音 により発呼者に知らせる。 SPC交換機30が行う業務は2つの主カテゴリに含まれる。(1)変化が起 こったことを検出するためにユーザ端末を定期的に走査する、(2)高速の計算 能力と大量のデータを必要とする、複雑な分析と診断を行う。第1のカテゴリの 例は、加入者12がハンドセットを電話器から上げたかどうかを知るためにチェ ックすることである。これは毎秒数回行う。第2のカテゴリの例は、経路の選択 や種々のトラヒックの測定である。例に示すように、SPC交換機30は、外部 の事象たとえば加入者がハンドセットを上げたことや、内部の事象たとえばプロ セッサ34のソフトウエア内の命令ステップに、応じるよう設計されている。プ ロセッサ34のソフトウエアは上に述べたような多くのタスクを実行する。タス クは、ソフトウエア信号やソフトウエアメッセージすなわちそのタスクに特有の 関係データを含むソフトウエア命令、により開始する。SPC交換機30が実行 する診断の一部として、ソフトウエア信号やソフトウエアメッセージを追跡する ことができる。人がソフトウエア信号の追跡を命じると、そのデータを含む信号 は信号を送る度に記憶され、後で分析することができる。もちろん、長時間にわ たって信号を追跡することは、特に電気通信ネットワークのトラヒックが混んで いるときは、システムの容量を超えて過負荷になる可能性があるので、避けなけ ればならない。 このように、電気通信ネットワークは事象に応じて多くの同時のタスクを行う 。たとえば、第2図に示すプロセッサ34などの多くの異なるプロセッサで数千 のソフトウエア命令を実行し、また信号を追跡してソフトウエアの障害を検出し たりデバッグしたりする際の数千のソフトウエア信号を記憶する。電気通信ネッ トワークのトラヒックは持続的なので、「継続的処理」能力が必要である。すな わち、プロセッサ34はどんな理由があっても停止してはならない。したがって 、この継続的処理システムは独特の障害検出とデバッグ方式を必要とする。他の システムには有用な方法でも、電気通信ネットワークには使えない。たとえば1 990年6月26日に認可された米国特許第4,937,864号は、複写機の 障害を発見するのに用いるデバッグ法を開示している。しかしこの方法は複写機 が停止したときにだけ有用なので、電気通信ネットワークでは使えない。通常の 障害検出およびデバッグ法は、電気通信ネットワークには適していない。 現在の追跡システムでも、あるカテゴリの障害を検出することには役に立たな い。現在のシステムは感度が十分でないので、プロセッサが実行する少数の命令 を検出することはできない。それは、追跡システムは信号間のある種の短命な命 令の流れ(thread)を扱うことができないからである。多数の命令を実行した後で 障害による故障が起こるような場合は、このシステムは敏感過ぎる。その理由は 、長く続く命令の流れを記憶する必要があるので、SPC交換機の容量を超える からである。この発明の方法とシステムはこれらのまたは他の欠点を克服し、短 命の命令の流れを検査できるように追跡力を高めると共に、大量の追跡情報を選 択的に記憶することにより、記憶容量をほとんど無駄にせずに、長く続く流れを 分析する。 発明の概要 ある点では、この発明は関係のない追跡情報を捨てて、必要な記憶量を減らす ことに関する。記憶の必要量が減少するので、追跡の流れの中のすべてのメッセ ージを見て、高レベルのアプリケーションソフトウエアと低レベルのオペレーテ ィングソフトウエアの間の接続を示す専用プログラムシーケンスを実行し、困難 な問題を解決することができる。 またこれは多くのユーザが同時に追跡を行う際の問題を解決する。多くのユー ザは互いに他の邪魔をせずに、多くの異なるプロセッサを用いて追跡を行うこと ができる。またこの発明を用いて、ソースコードデバッガの区切り点を作成する ことができる。この発明を用いて、総合試験の第1段階で追跡の流れをデバッグ し、または追跡メカニズムを用いて、ある種の故障に関する特定の事象を検出し 、または高レベルと低レベルのプログラムの間に見つかった障害を識別すること ができる。 別のより特定した局面では、この発明は蓄積プログラム制御(SPC)交換機 を備える電気通信ネットワークで起こる事象を検出する方法と装置に関する。各 SPC交換機はスイッチと、ソフトウエアプログラムを実行してスイッチを制御 するプロセッサを備える。ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシ ーケンスすなわちデモンを植え込む。各コードシーケンスはある事象に応じる条 件付きステートメントと、前記条件付きステートメントを満足するある事象を検 出した結果行う少なくとも1つの活動とを含む。ある錠の値を各コードシーケン スに割り当てる。各錠の値は対応するコードシーケンスを一意的に識別し、また プロセッサを活動状態にして前記コードシーケンスを実行するようにする。ある 鍵の値と各錠の値とを比較し、鍵の値が錠の値に等しい場合は、プロセッサを選 択的に活動状態にして前記コードシーケンスを実行する。検出された事象が条件 付きステートメントを満足する場合は、プロセッサはコードシーケンスの中で指 定された活動を実行し、ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより 、SPC交換機内の継続的処理を維持する。 図面の簡単な説明 この発明の目的と利点をより詳細に理解するため、添付の図面を参照して以下 に説明を行う。 第1図は、この発明を実施することのできる構内および市内交換機を備える、 電気通信ネットワークの概略を示す。 第2図は、第1図の電気通信ネットワークに用いるスイッチとプロセッサを備 えるSPC交換機の概略を示す。 第2A図は、第2図に示すSPC交換機の第1実施態様の概略の表現である。 第2B図は、第2図に示すSPC交換機の第2実施態様の概略の表現である。 第3A図は、第2B図に示すSPC交換機のプロセッサが実行するソフトウエ アを示すブロック図である。 第3B図は、第3A図に示すプロセッサで実行する、この発明の追跡ツールを 含むソフトウエアの絵画的表現である。 第4図は、この発明の流れ追跡用の第3B図の追跡ツールが用いる錠および鍵 方式の絵画的表現である。 第5図は、この発明を電話に用いる過程を示す、第1図のPABX交換ネット ワークの概略表現である。 第6図は、第2B図の開示と同様の交換機で実行する、過程を通って伝播する 追跡の流れの概略表現である。 第7図は、第2B図の開示と同様の交換機で実行する、過程を通って伝播する 別の組の追跡の流れの概略表現である。 第8図は、第2B図の開示と同様の交換機で実行する、過程を通って伝播する さらに別の組の追跡の流れの概略表現である。 第9図は、この発明を電話に用いる過程を示す、第1図のネットワークの任意 の部分の概略表現である。 第10図は、この発明で2つの電話を処理する、第9図のアクセス、サービス 、トラヒック制御過程の概略表現である。 第11図は、この発明の簡単なデバイスプロセッサに接続する、第9図のアク セス過程の概略表現である。 第12図は、この発明のプレランタイムデモンを作成する過程を示す流れ図で ある。 第13図は、この発明のランタイムデモンを作成する過程を示す流れ図である 。 第14図は、第13図で作成したランタイムデモンの実行を示す、プロセッサ 内のプログラムメモリの絵画的表現である。 第15図は、単一追跡用の語方式の絵画的表現である。 第16図は、多重追跡用の語方式の絵画的表現である。 第17図は、第15図に示す語方式用の鍵・錠コードを示す流れ図である。 第18図は、第16図に示す語方式用の鍵・錠コードを示す流れ図である。 第19図は、単一追跡用のビット方式の絵画的表現である。 第20図は、多重追跡用のビット方式の絵画的表現である。 第21図は、第19図に示すビットベクトル方式用の鍵・錠コードを示す流れ 図である。 第22図は、第20図に示すビットベクトル方式用の鍵・錠コードを示す流れ 図である。 発明の詳細な説明 第2図と第2A図において、SPC交換機30はTelefonaktiebolaget L M Er icsson(今後「エリクソン」)が製作する型でよく、これをAXE交換機と呼ぶ 。AXEのプロセッサ34は第2A図に詳細に示すように中央プロセッサ(CP )35を備え、複数の地域プロセッサ(RP)36に接続して交換装置32と通 信する。各地域プロセッサ(RP)36と中央プロセッサ(CP)35は、中央 処理装置(CPU)とメモリ(STR)を備える。地域プロセッサ(RP)36 は中央プロセッサ(CP)35を助けて、SPC交換機30内に起こる定期的な タスクを実行する。しかし決定はすべて中央プロセッサ(CP)35が行う。 この階層構造の詳細については、エリクソン社発行の書物「AXEを学ぶ(Getti ng to Know AXE)」、EN/LZT 101 548 R2A、に述べられてお り、これを引例としてここに挿入する。しかしSPC交換機30は第2B図に一 般に示すように、階層構造ではなく分散構造の複数のプロセッサ34で、共通プ ールのプロセッサ(CPP)38と専用のデバイスプロセッサ(DP)39を備 えるものでもよく、これらはすべて交換装置32と直接に通信する。 共通プールのプロセッサ(CPP)38とデバイスプロセッサ(DP)39は それぞれCPUとSTRを備え、それらはすべてスイッチ32を通して互いに通 信する。すべての共通プールのプロセッサ(CPP)38は、通信ネットワーク 内での重要度は同じである。このような分散システムでは、アプリケーションソ フトウエア40−42(第3A図)は、プロセッサ37にロードされる共通のオ ペレーティングシステム43の上に作られる。すべてのプロセッサ37はオペレ ーティングシステム43には、同じメモリコア44を持つように見える。異なる アプリケーションは異なるプロセッサを必要とするが、それらはすべて同じオペ レーティングシステム43上で走る。すべてのアプリケーション40−42は、 記憶されていてプロセッサ37上で走る多数の異なる過程(図示せず)の中で実 行する。過程とは、アプリケーションプログラムを実行する環境である。たとえ ば、アプリケーション40を実行するにはいくつかの過程が必要である。これら の過程は、機能がいくつかのプロセッサに分散しているので協同して動作する。 一般に、各プロセッサ38と39上で、数千の過程が同時に走る。 より特定して第3B図を参照すると、オペレーティングシステム43上で走る アプリケーション40は、1つの過程内で実行するときはコア44のランタイム 部分、すなわちカーネル45と通信する。このように、カーネル45はランタイ ム中は過程の実行を制御する。アプリケーションを実行中は、対象となるすべて の事象を追跡ツール47で監視する。追跡ツール47は、オペレーティングシス テム43とカーネル45の中のサブプログラムである。アプリケーション40、 オペレーティングシステム43、カーネル45の中の分散された小円で示すよう にソフトウエア内の任意のレベルに、コードシーケンスすなわちデモン46を挿 入することにより、事象を検出することができる。デモン46はコード内の、分 析が必要なアドレスにあり、フィルタ条件と、対応する行動の所定の組を必ず含 む。そのようなデモンの例を次に示す。 ここで、たとえば条件1は第1変数すなわち状態、条件2は第2変数すなわち状 態であり、またたとえば行動1は事象の記録、行動2は別の追跡の開始である。 これらの修飾(qualification)のために使える変数は、システムから読み出され た変数か、追跡ツール47自体に属する変数である。後者の場合は、これらの変 数は特定の事象が起こる回数を数えるのに用い、この計数が所定の数を超えたと きだけ対応する行動を行う。アプリケーションプログラム40−42の実行を開 始すると、記憶しているすべてのデモン46の識別を追跡ツール47に出力する 。追跡ツール47は、電気通信ネットワークを形成する他のプロセッサ上にある コード内のものを含めてネットワーク内のすべてのデモン46を識別し、デモン 46のリストと記述を設計者と認定者(certifier)に出力する。 デモン46は、記憶されているデータの定義に従って、活動状態か非活動状態 である。デモン46が活動状態である場合は、実行中にチェックされる。デモン 46が非活動状態である場合は、カーネル45はデモン46をバイパスして実行 を続ける。追跡システムは、この活動化状態をこの発明の「錠と鍵」法と共に用 いて、感知可能になったり感知不能になったりする。より特定して第4図を参照 すると、48で示す流れ追跡は垂直の矢印で始まり、水平の矢印で示すように実 行を続ける。流れ追跡48のこの部分はいくつかのデモンすなわちデモン1,2 ,3を持ち、これらはコード内に植え込まれ、やはり小円で表されている。各デ モンに関連する「錠」すなわちそれぞれ錠1,2,3は、データとして記憶され る。各デモン46は短い記述である名前と、追跡ツール47に記憶されている「 錠の表」のアドレスを持つ(以後一括して「デモン要約情報」と呼ぶ)。 流れ追跡が始まると、実行中は送られるすべてのソフトウエア信号またはメッ セージに鍵49が付けられる。鍵49が錠に合わない場合は、デモンを活動状態 にせずにコードの実行を続ける。しかし鍵49が錠に合う場合は、デモンは開け られて活動状態になる。第4図をより詳細に参照すると、鍵49は錠1に合わな いので、白丸で示すようにデモンを活動状態にせずにコードの実行を続ける。し かし鍵49は錠2に合うので、黒丸で示すようにデモン2を活動状態にする。デ モン2の所定のフィルタ条件をチェックして対応する活動を行った後、コードの 実行を続ける。鍵49は錠3にも合わないので、白丸で示すようにデモン3を活 動状態にせずに実行を続ける。流れ追跡中に収集した情報はまずフィルタリング し、次に追跡バッファ内に記憶してから設計者に提示される。 追跡ツール47とデバッガとの最も重要な違いは、前者の場合は何らかの行動 を行った後必ずコードの実行を続けることである。デバッガとは異なり、設計者 が介入できるように実行を完全に停止するようなことはしない。デバッガはソフ トウエア内で実行を停止するが、追跡ツール47の場合はシステムの処理を続け る必要があるので、活動を完了した後は実行を続ける。このように、デモン46 はコードの実行を完全に停止することなく、コードへのアクセスを制御する。 デモン46をコード内の特定のアドレスに植え込む場合、どの過程すなわち流 れが活動状態であるかとは関係なく、その点または対象を監視することができる 。すなわち点追跡である。第4図において、活動を点追跡に設定すると、たとえ ばデモン2を通って実行したことはすべて追跡される。しかしオペレーティング システム43の設計者が鍵構造を活動化または非活動化して特定の過程のすべて のデモン46を開くと、これは過程追跡である。過程追跡の場合は、設計者は過 程をデバッグすることができる。しかし過程追跡に加えて、過程から送られるす ベてのソフトウエア信号またはメッセージに鍵構造を割り当てた場合は、これは 流れ追跡である。別の過程がこのようなメッセージを受信するとその鍵構造が受 信構造に割り当てられ、受信過程が活動状態になると活動化する。この受信過程 は、電気通信ネットワーク内の別のプロセッサ37に割り当てることができる。 このように、いくつかのプロセッサ37に分散されている多くの過程で実行中に アプリケーション40を分析しようとする場合、点追跡は1つの過程から別の過 程に伝播する追跡の流れの開始を定義する。 流れ追跡を説明するには、多くの過程の組み合わせである電話に関する別の例 を用いるのが最もよい。一般に第1図において、より特定すると第5図において 、ユーザAが起点PBX20(c)から中継線24を経て終端PBX20(d) まで、端末12(d)のユーザBへの通話路を確立しようとして端末12(c) の送受話器を上げたたとき、追跡の流れ50の実行が始まる。PBX20(c) も20(d)も第2B図に示した型のSPC交換機であり、両者共、対応する端 末12(c)と12(d)に接続する共通プールのプロセッサ(CPP)、すな わちCPP1からCPP4を備えるものと仮定する。各PBX20(c)と20 (d)は、他のプロセッサ(図示せず)、たとえば中継線24に接続する別個の デバイスプロセッサ(DP)39を備える。上に説明したように、呼の開始に関 連するアプリケーションプログラムは多数の異なる過程内で実行される。その中 のいくつかを第5図の隅を切った正方形51−55で示し、これらは図に示すプ ロセッサ上を走る。追跡の流れ50は、ソフトウエア信号またはメッセージ56 −59により、過程51−55の間を伝播する。 ユーザAとBは、CPP1とCPP4上を走るアクセス過程AとBによりそれ ぞれサービスされる。発呼すると、起点側Aのアクセス過程51は、CPP2の 起点側Aのトラヒック処理を制御するトラヒック制御過程52に命令する。番号 を分析した結果呼の終端側が決まると、トラヒック制御過程52は、終端側Bを 制御する同様の過程すなわちCPP3上を走るトラヒック制御過程54を設定す るよう要求する。終端側Bのトラヒック制御過程54は、CPP4上を走るアク セス過程55により、ユーザBが空いているかどうかチェックする。追跡の流れ 50を形成する過程51−55は、メッセージ56−59により連結される。起 点側Aのアクセス過程51内での追跡の流れ50の部分は、追跡の流れ50上に 小円で示す3個のデモンを持ち、これらはアクセス過程51のコード内の特定の アドレスに植え込まれている。この流れ追跡の動作は、上の第4図でデモン1, 2,3に関して説明したものと同様であるが、異なるところは、この例のすべて のデモンはいくつかの過程に分散されているのではなく、アクセス過程51とい う1つの過程用に限定して予め定義されていることである。異なるデータに従っ て活動状態になった、他の過程52,54,55の中に示されているデモンにも 、同じことが言える。たとえば起点側Aの半呼(half call)過程内に植え込まれ た デモンは白丸で示すようにどれも活動状態ではないので、その中ではコードは続 いて実行される。しかし終端側Bの半呼過程54内の第1デモンと第2デモンは 、黒丸で示すように、トラヒック制御過程54に送られたメッセージが運んだ鍵 により活動状態になっている。 次に第6図に多数の過程60,62,64,66,68を示す。これらを用い て、流れ追跡の方法をより詳細に説明する。過程60−68内に囲まれた長方形 は、プロセッサが実行するコードのいくつかの行(水平の線で示す)を含む、コ ードのブロックをそれぞれ表す。コードの同じブロックを異なる過程で用いるこ とができる。たとえば過程62と64内のコードのブロックは同じものでよい。 追跡の流れの開始は点追跡に用いるデモンで定義しなければならない。ここで行 う活動の1つは、上述のように流れ追跡を開始することである。追跡の流れを開 始するデモンは、上述の「オフフック」などの外部の事象であるか内部の事象で あるかにかかわらず、システム内の任意の事象を検出することができる。内部の 事象も、別の追跡の流れの開始を定義することができる。実際のところ、コード の命令ステップすなわち行はすべて追跡の流れの開始であってよい。デモンの中 には主として流れ追跡の開始点として使うために挿入されたものもあるが、すベ てのデモンを点追跡に用いることができる。 一般に追跡の流れは、第6図に示すように実行の分岐の木である。たとえば、 過程60内のコードの行60(1)(濃い線で示されている)に植え込まれてい る第1デモンは流れ追跡を開始し、追跡の流れに識別を割り当てる。追跡の流れ は、分岐60a,60b,62a,62b,64aを形成する他の過程を通って 伝播する。62aと64a(どちらも過程68を通って伝播して終了する)のよ うに、2つの分岐が互いに他と関係なく同じ過程を通ることができる。別の例と して第7図の同じ過程では、過程60内のコードの行60(5)に植え込まれて いる第2デモンと、過程64内のコードの行64(2)に植え込まれている第3 デモンは、共に流れ追跡を開始し、対応する追跡の流れに識別を割り当てる。こ の例では2つの別個の追跡の流れがあり、1つは分岐60b,62a,62bを 含み、他の1つは分岐64aだけを含む。第1デモンは非活動状態であるため過 程60内のコードの行60(1)に追跡の流れを植え込まなかったので、追跡シ ステムは分岐60aを追跡の流れとして含まない(追跡の流れの識別がないので )。しかし追跡の流れは両方とも、やはり過程68を通って伝播して終了する。 次に第8図において、追跡の流れに変数(v)すなわち流れ方向(thread-boun d)変数を割り当てることができる。これらの流れ方向変数を用いて、ある事象が 起こった回数を数えたり、追跡の流れの中のデモンの行動を前の事象に従って変 えたりすることができる。このようなデモンは、上に述べたある修飾に基づいた 活動として、任意の変数を更新することができる。流れ方向変数が追跡の流れの 中で更新された場合は、追跡の流れのその特定の分岐の中だけで有効である。分 岐62bは2回更新されたが(v=2)、分岐62aは1回更新されただけであ る(v=1)。同じ期間中に、分岐60aと64aは他の2つの分岐の更新によ って影響されなかった(v=0)。 上に示したように、呼に関連するアプリケーションプログラムは、異なるプロ セッサ上を走ることができる多数の過程内で実行される。したがって、第6図− 第8図に示した形式と同じ形式で、呼をプロセッサとは無関係に記述することが できる。第5図とは異なり、プロセッサを参照することなく、呼が要求するすベ ての過程をより簡単に示すことができる。過程で表した完全な呼を、第9図−第 11図に示す。より特定して第9図は、呼に必要な、重要な過程の略図を示す。 これらの過程は、アクセス過程(AC)71および72、サービス過程(SE) 73および74、トラヒック制御過程(TC)75および76、通信過程(CO M)77および78である。過程は静的か動的である。過程が常に必要な場合は 静的過程であり、特定の活動を実行するときだけ必要な場合は動的である。静的 過程はソフトウエアをロードしてプロセッサが実行を開始したときのネットワー クの構成により定義され、アクセス過程とサービス過程を必ず含む。静的過程の 別の例は呼の設定と管理である。トラヒック制御と通信過程は動的過程の例であ る。 動作では、静的過程と動的過程の間には違いはない。両方の加入者はアクセス 過程(AP)71と72からサービスを受ける。起点の加入者がハンドセットを 上げて発呼すると、矢印81−96で示す以下のメッセージのシーケンスを開始 する。アクセス過程(AP)71はメッセージ81を送って半呼を命令し、トラ ヒック制御過程(TC)75(半呼過程の中のただ1つのステップ)を作成する 。トラヒック制御過程(TC)75はメッセージ82をサービス過程(SE)7 3に送り、受信加入者に関する情報、たとえば番号分析、位置決定、経路分析、 課金、その他のサービス、を求める。サービス過程(SE)73がこれに応えて メッセージ83を起点のトラヒック制御過程(TC)75に送ると、トラヒック 制御過程(TC)75は経路内の自由な出力線を選択してメッセージ84の送信 用に確保し、終端トラヒック制御過程(TC)76を作成する。終端トラヒック 制御過程(TC)76は宛先データを受信し、メッセージ85と86によりサー ビス過程(SE)74を用いて情報を分析し、被呼加入者が居るかどうかチェッ クする。被呼加入者が居る場合は、終端トラヒック制御過程(TC)76はメッ セージ87を終端アクセス過程(AC)72に送り、他の関係者が居るかどうか 決める。その関係者が居る場合は、アクセス過程(AC)72はメッセージ88 によりトラヒック制御過程(TC)76に知らせ、トラヒック制御過程(TC) 76はこの情報をメッセージ89により起点のトラヒック制御過程(TC)75 に伝える。起点のトラヒック制御過程(TC)75はメッセージ90により通信 過程(COM)77に命令して、最初確保した音声路91を設定する。音声路9 1を接続すると、終端通信過程(COM)78は応答してメッセージ92を終端 トラヒック制御過程(TC)76に送り、終端トラヒック制御過程(TC)76 はメッセージ93を戻して、戻り音声路94を設定する。音声路94が起点の通 信過程(COM)77に接続すると、接続が完了したことをメッセージ95によ り起点のトラヒック制御過程(TC)75に知らせる。最後に、起点のトラヒッ ク制御過程(TC)75はメッセージ96を起点のアクセス過程(AC)71に 送り返し、貫通接続が完了したことを示す。 上に示した過程に焦点を合わせると、この発明の、デモンを追跡に使用するこ との分析が容易になる。より特定して第10図は、この発明の2つの電話AとB を扱うための、第9図のアクセス過程(AC)、サービス過程(SE)、トラヒ ック制御過程(TC)の概略を示す。2つの呼は同じアクセス過程(AC)10 1によりサービスされる。アクセス過程101はデモンD1が植え込まれたコー ド102を用いる。アクセス過程(AC)101はメッセージ107Aと107 Bをそれぞれ送って半呼を設定し、別々のトラヒック制御過程(TC−A)10 3Aと(TC−B)103Bを作成する。トラヒック制御過程103Aと103 Bは別々であるが、2つのデモンD2とD3を持つ同じコード104を用いる。 トラヒック制御過程TC−AとTC−Bは同じサービス過程(SE)105と通 信し、サービス過程105は第4デモンD4を持つコード106を用いる。この 例を用いて、いくつかの異なる追跡(T1、T2、T3)、流れ追跡および点追 跡、追跡を別個の追跡の集合(I、II、III)にまとめる方法、を説明する 。 第1追跡T1は点追跡で、たとえば加入者1111が発呼するなどの条件を満 足した場合は、第1デモンD1は第2追跡T2を開始する。点追跡T1は呼Aも 呼Bも用いる。第1デモンD1が活動状態の場合は、追跡の流れ107A/10 8A/109Aと107B/108B/109B(今後はまとめて追跡の流れ1 07−109と呼ぶ)で表す別の過程を通して2つの流れ追跡T2を開始する。 上に一般に説明したように、追跡の流れ107−109は共に同じサービス過程 (SE)105を通って伝播する。流れ追跡T2は3つのデモンD2,D3,D 4を含み、それぞれが活動状態の場合は、流れ追跡活動の一部として、別個のデ ータX,Y,Zをそれぞれ記憶する。このデータは、たとえばデモンが活動状態 のときに記憶された、関係のある過程関係のデータ、および/またはたとえば過 程自身の識別番号など、関係のあるシステムレベルのデータである。第1追跡集 合すなわち追跡集合Iは追跡T1とT2を含む。それは両方が同時に開始するか らである。 しかし、追跡集合は1つの追跡だけで構成する場合がある。たとえば、第3追 跡T3は独立した点追跡で、フィルタ条件と、対応する活動の所定の組により修 飾された第2デモンD2が開始する。修飾の例をあげると、「発呼加入者が11 11,2222,3333のどれかの場合は、データXYZを記憶する」。第2 追跡集合11は第3点追跡T3だけで構成する。この例は、1つのデモンを用い て追跡集合内のいくつかの独立した追跡を行うことができることを示す。したが って追跡集合IとIIの一部として、第2デモンD2を第2追跡T2と第3追跡 T3の両方で用いる。すべての追跡T1−T3を第3追跡集合IIIとしてグル ープ化して、すべての情報を1セッションで集めることができる。この例で示し たような流れ追跡の大きな利点は、デモンを修飾して一連の事象の源でデータを 記憶し、事象が起こった後で検討することができることである。 またデモンは、デバイスプロセッサ(DP)が用いるコードに植え込むことが できる。たとえばデバイスプロセッサ(DP)110は、中にデモンD5を植え 込んだ同じコード112をそれぞれ用いる過程111の2つの例を示す。デバイ スプロセッサ(DP)110は、たとえば特定の端末装置の専用のプロセッサで よい。デバイスプロセッサ(DP)110は、メッセージ116A,117A, 116B,117Bにより、共通プールのプロセッサ(CPP)が実行するアク セス過程(AC)113と通信する。アクセス過程(AC)113はメッセージ 115A,118A,115B,118Bにより同様にして他の過程、たとえば 第10図に示すアクセス過程(AC)101と通信する。デモンD5は呼Aおよ び呼Bと追跡情報を共用するが、鍵が錠に合ったときだけ活動状態になる。呼A の第1流れ追跡活動を、追跡の流れ115A/116A/117A/118Aで 表す。メッセージ115Aに含まれている鍵の値がデモンD5に記憶されている 錠に合う場合は、追跡の流れ115A/116A/117A/118Aの実線矢 印で表すように流れ追跡が起こり、関係するデータを記憶する。しかし、第2呼 Bのメッセージに含まれる鍵の値がデモンD5の錠に合わない場合は、追跡の流 れ115B/116B/117B/118Bの点線矢印で表すように、流れの追 跡活動はない。 デモン46は異なるときに植え込んでよい。ランタイムの前の設計のときに発 生させるプレランタイムデモン46や、追跡セッション自体に関連して発生させ るランタイムデモン46がある。代表的なプレランタイムデモン46はメッセー ジデモンや、時間スライス用や過程作成および削除用のデモンや、「オフフック 」事象などアプリケーションプログラム内の重要な一般的事象を捕らえるデモン である。プレランタイムデモンの作成を示す流れ図を、121で始まる第12図 に示す。設計者は122でまずデモンを定義し、123でデモンをアプリケーシ ョンコードに挿入する、すなわち植え込む。124でアプリケーションを編集し 、125でデモンに連結し、次に共通プールのプロセッサ(CPP)が用いる主 メモリすなわち記憶装置にロードする。 ランタイムデモン46はコードアドレスに動的に割り当てることができるし、 また予め定義されたデモンと同じ特徴を持つ。ランタイムデモンは一般に限界的 な地区をより詳細に調べるのに用いられる。その機能は、ランタイムで定義され た変数と状態を読んで修飾することや、これらの変数と状態を記録することなど である。またランタイムで定義されたデモンは、埋め込まれた場所でアプリケー ションプログラムの特殊な環境をカバーするよう設計することができる。ランタ イムデモンの作成を示す流れ図を、131で始まる第13図に示す。132で設 計者はまずデモンを定義するが、133でデモンを編集し、共通プールのプロセ ッサ(CPP)が用いる主メモリすなわち記憶装置に直接ロードして、その後ア プリケーションで用いられるようにする。オペレーティングシステムとカーネル の中の追跡ツールの機能は、アプリケーションの中にトラップを挿入する。第1 4図を参照のこと。 ランタイムデモンとアプリケーションは、141に示すようにプログラムメモ リ内に記憶される。141には15行のコードがあり、デモンは第2−4行に埋 め込まれ、アプリケーションは第9−11行に記憶されている。この発明により トラップを挿入すると、プログラムメモリ141は矢印142で示すように14 3で示す形式に移行する。ここでは実行経路が矢印145−148で示されてい る。アプリケーションを実行する前に、アプリケーションのYコードを置換する 命令「トラップコール2」が第10行に挿入されている。Yコードはランタイム デモンの後ろの第5行に挿入されていて、その次に「トラップリターン11」命 令がある。アプリケーションを実行すると、矢印145で示すようにプログラム メモリ143の第10行から第2行に飛び、デモンの実行を開始する。矢印14 6で示すように、プロセッサはデモンと、アプリケーションから削除したYコー ドを実行する。次にプロセッサは矢印147で示すように第6行から第11行に 戻って実行を続け、矢印148で示すようにアプリケーションを引き続き実行す る。重要なことは、ここでもこの発明によってアプリケーションプログラムの実 行が続くことである。ランタイムデモン46の動作はプレランタイムデモン46 と全く同じである。したがって以下の説明を簡単にするために、別に示さない限 り、デモン46はプレランタイムデモン46と同じものと考える。 上に示したように、各デモンはデモンを活動状態または非活動状態にすること のできる錠の表を持つ。デモンには、いろいろ異なる方法を用いて錠構造を割り 当てる。ネットワークが小さくて編集のときに名前が矛盾する恐れが少ない場合 は、特有の錠構造を編集のときに各デモンに割り当ててよい。しかしソフトウエ アを別々の場所で設計する場合は、名前が矛盾する恐れが大きいので一層高度な 方法を用いる必要がある。1つの方法は、ロードするときに特有の錠を割り当て ることである。この場合はローダは名前が矛盾しないよう注意して、異なるロー ドモジュールでは同じデモンに異なる錠構造を割り当てなければならない。プロ セッサの大きなネットワークの中で追跡する場合は、ローダは特有の錠データ構 造の共通のデータベースを追跡しなければならない。別の方法は、追跡を追跡ツ ール47で準備するときに、特有の錠をデモンに割り当てることである。これに より、同時に活動状態になる錠の数は最小になる。というのは、デモンに割り当 てる必要があるのは追跡に用いる錠だけだからである。 1つの追跡にいくつかのデモンが必要な場合は、グループ内のすべてのデモン に共通の錠データ構造を割り当て、デモンを接続して1つのグループにする。こ うすると、メッセージに接続する1つの鍵でそのグループ内のすべてのデモンの 錠が開く。デモンを接続して共通のグループにできるというこの特徴は重要であ る。その理由は、高レベル事象と低レベル事象を1回で追跡して、関係する事象 の履歴を同時に決定できるからである。錠と鍵の方法によりデモンを連結して1 つのグループにする別の方法がある。その詳細を次に説明する。 各デモンは、SPC交換機30内でデモンを一意的に識別する名前識別子を持 っている。デモンがプレランタイムデモンの場合は、その名前は電気通信ネット ワーク内で特有のものでなければならない。追跡中にデモン識別の読み出しと検 出を最適化するため、デモンの名前を実行識別に置き換える。この識別は、デモ ン修飾論理が容易に読める語で構成する。編集中に名前が矛盾する恐れがほとん どないようにできる場合は、編集の時に実行識別をデモンに割り当ててよい。し かしソフトウエアを異なる場所で設計する場合は名前が矛盾しないように管理す ることはできないので、ロードするときに実行識別をデモンに割り当てなければ ならない。別の方法は、追跡ツール47が追跡を準備しているときに実行識別を デモンに割り当てることである。追跡ツール47は、追跡する各デモン46の番 号として実行識別を割り当てる。この数字識別を用いて、追跡する各デモン46 の所望の修飾と活動を選択する。これらの方法の中から1つを選ぶ原理は、特有 の錠構造を割り当てる上に述べた原理と同じである。唯一の違いは、実行識別は 錠と同程度に最適化することができないので、使用できる識別の番号が長いこと である。 また鍵と錠の方法をデバッグに用いることができる。これにより、ネットワー ク内の他の活動を邪魔することなく、ランタイム中に別個の活動または過程をデ バッグすることができる。デバッガ用の区切り点を追跡の流れに接続すれば、い くつかの過程をデバッグすることができる。区切り点に来るとその部分の実行ま たは追跡の流れの分岐は停止するが、残りの部分は過程の中を引き続き伝播する 。やはり上に一般に説明したように、実行を続けるというこの発明の特徴が、追 跡とデバッグとの違いである。区切り点に来たところだけ実行を停止するのであ れば、追跡の流れの他の分岐を続けてその活動を終了することができる。第7図 において、たとえばプロセッサ62内のコードの第62(b)行に区切り点が植 え込まれて活動状態になると、追跡の流れの分岐62bの実行は停止するが、分 岐62aの実行は終了するまで続ける。追跡の流れの分岐62bは、「継続」命 令をデバッガに送るまでは実行を続けることはできない。 受信した区切り点に関する情報と対応する追跡の流れの識別をスケジューラが 受信した場合、および追跡の流れを実行しそうなすべてのプロセッサにその情報 が送られる場合は、追跡の流れの活動をすべて停止してよい。さらに追跡の流れ は、システム内のどの通常のメッセージよりも前に送らなければならない。すな わち、デバッグシステムは通信設備内で最高の優先権を持たなければならない。 これらの条件が満たされた場合は、スケジューラはスケジュールする各ジョブの 追跡の流れの識別を検出し、「継続」命令を受信するまでその過程を中止させる ことができる。 これらの方法を用いれば、滅多に起こらない故障も検出して分析することがで きる。この場合追跡の流れを自動的に繰り返し、故障が起こるまでは得られた追 跡情報を各サイクル中に消す。故障が起こった追跡の流れに関する追跡情報は、 他の情報と共に記憶してその故障に関する履歴を作成し、後日これを分析するこ とができる。またこれらの方法を用いて、追跡の流れの2つの分岐が特定の過程 または区切り点に到着した時刻を決定することができる。これは重要な情報であ る。なぜなら、滅多に起こらないことであるが、到着する順序が正しくないと検 出が困難な故障が起こる可能性があるからである。第8図において、たとえば分 岐62aと64aの到着が乱れた場合は、過程68でコードを実行中に故障が起 こる可能性がある。これらのタイミングすなわち競走の条件を検出するには、過 程に埋め込まれた変数をコード内に持つ、流れ方向変数(v)の組み合わせを用 いる。流れ方向変数は追跡の流れのどの分岐を実際に実行中であるかを示し、過 程に埋め込まれた変数はこれらの分岐のどれが最初に到着したかを記憶するのに 用いる。 たとえば上に参照した「もし(オン)なら(if(ON))」ステートメントなどのデ モンの条件付きステートメントに基づいて、鍵と錠の方法を用いてデモンを選択 したり選択から除外したりする。鍵と錠の基本的データ構造は、2つの異なる方 式、すなわち第15図−第18図に示す語方式か第19図−第22図に示すビッ ト方式の、どちらかにより実現することができる。より特定して第15図を参照 すると、語方式は鍵151を用いる。鍵151は、たとえば16ビットの長さの 語(「語の鍵」)から成り、メッセージ152に接続する。実行中に、鍵151 と、アプリケーションプログラムによりトラップされた各デモン153に関連す る錠とを比べる、すなわち「合わせる」。語の鍵がデモン152の1つの錠に合 う場合は、条件付きステートメント154が満足されてそのデモンは活動状態に なる。この単一追跡の流れを構成する各デモン153は、第1デモンD1で示す ように、自分の錠の表155を持つ。表155は各デモンに特有の錠を含み、プ レランタイムまたはランタイム中に新しいデモンが作られると、設計者の特定の 要求に従って、追跡セッション毎に更新される。第15図に示すように、一般に デモンのグループが作られる。ここですべてのデモン153は同じ錠番号、すな わちグループ錠番号156を持ち、前に一般的に説明したように、メッセージ1 52に接続する1つの鍵151はすべてのデモン153を1回の追跡で開くこと ができる。または、いくつかのデモンを必要とする追跡セッションを開始する直 前のランタイム中に、錠の表155を空にしたり更新したりすることができる。 選択されない錠は読み出さないので、ランタイム中に更新すると追跡のときの容 量が節約できるという利点がある。 デモンのインライン部分のプログラムは次の通りである。 より特定して第17図は、語方式を用いた単一追跡用の鍵・錠コードを示す、 171から始まる流れ図を示す。第1ステップは語の鍵151が現在使われてい るかどうか決定する。このため、172で語の鍵の値とゼロとを比べる。語の鍵 151の値がゼロの場合は使われていない。したがって単一追跡は178で停止 する。しかし語の鍵151が使われている(すなわち、その値がゼロでない)場 合は、錠の表155に含まれている各錠と語の鍵151とを比べて、語の鍵15 1が錠を開いてデモンを活動状態にするかどうか決定する。173の第2ステッ プでは、錠の指標変数(「LIV」)の値を初期化してゼロにする。LIVは、 指定されたデモンに関連する錠の表の中の個々の錠にアクセスするのに必要であ る。174の第3ステップで、錠の表155にアクセスして、その中のどの鍵が 語の鍵151で開けられるか決定する。アクセスを行うには、LIVの値を用い て錠の表155に記憶されている1つの錠(「アクセスされた錠」)と対応させ る。第4ステップで、アクセスされた錠が使われているかどうか決定する。これ を行うには、アクセスされた錠の値とゼロとを174で比較する。アクセスされ た錠の値がゼロの場合は現在使われていない。したがって、錠の表の中の他のど の錠も使われていない。したがって単一追跡は178で停止する。アクセスされ た錠の値がゼロでない場合は、175の第5ステップで、語の鍵151が錠を開 けるかどうか決定する。これを行うには、語の鍵151の値とアクセスされた錠 の値とを比較する。語の鍵151の値がアクセスされた錠の値に等しい場合は、 指定されたデモンに関連する活動を176で行い、流れは第6ステップに進む。 語の鍵151がアクセスされた錠を開けない場合も、流れは第6ステップに進む 。 177の第6ステップでLIVを増分して、錠の表155内の他の錠にアクセス できるようにする。アクセスされた錠の値がゼロになるまで、ステップ3から6 までを繰り返す。アクセスされた錠の値がゼロになると、単一追跡は178で停 止する。 前に説明したように、独立した追跡を同時に行ってよい。すなわち、追跡の流 れのデバッグを別の追跡セッションと同時に行ってよい。一般に第16図と第1 8図に、語方式を用いた多重追跡用の鍵・錠コードを示す絵画的表現と対応する 流れ図を示す。より特定すると、2つの追跡、すなわち第1追跡用の元の語の鍵 151と第2追跡用の新しい語の鍵161、のための鍵を記憶するには語の鍵の 表160が必要である。各語の鍵151と161は、その錠の表155の中に対 応する錠番号があるデモンを活動状態にする。たとえば、語の鍵151はグルー プ錠番号を持つすべてのデモン153を活動状態にし、語の鍵161は錠の表の 中にある別の錠番号の2つのデモンだけに合う。デモンのインライン部分のプロ グラムはたとえば次の通りである。 より特定して第18図は、多重追跡用の鍵・錠コードを示す、180から始ま る流れ図である。第1ステップでは、181で鍵の指標変数(「KIV」)を初 期化してゼロにする。KIVが必要な理由は、鍵の表160には2つの追跡用の 語の鍵151と161が記憶されているからである。182の第2ステップでは 、KIVの対応する値でアクセスされた、表の中に記憶されている語の鍵(「ア クセスされた語の鍵」)を比較して、現在使われているかどうか調べる。アクセ スされた語の鍵の値がゼロの場合は使われていないので、多重追跡は189で停 止する。しかし語の鍵が使われている(すなわち、その値がゼロでない)場合は 、錠の表155の中の各錠とアクセスされた語の鍵とを比較して、語の鍵151 は錠を開けてデモンを活動状態にするかどうか決定する。183の第2ステップ で、錠の指標変数(「LIV」)の値を初期化してゼロにする。LIVは、指定 され たデモンに関連する錠の表の中の個々の錠にアクセスするのに必要である。18 4の第3ステップで錠の表155にアクセスして、その中のどの錠が語の鍵15 1で開けられるか決定する。アクセスを行うには、LIVの値を用いて錠の表1 55に記憶されている1つの錠(「アクセスされた錠」)と対応させる。第4ス テップで、アクセスされた錠が使われているかどうか決定する。これを行うには 、アクセスされた錠の値とゼロとを184で比較する。アクセスされた錠の値が ゼロの場合は現在使われていない。したがって、錠の表の中の他のどの錠も使わ れていない。したがって、多重追跡は189で停止する。アクセスされた錠の値 がゼロでない場合は、185の第5ステップで、語の鍵151が錠を開けるかど うか決定する。これを行うには、語の鍵151の値とアクセスされた錠の値とを 比較する。語の鍵151の値がアクセスされた錠の値に等しい場合は、指定され たデモンに関連する活動を186で行い、流れは第6ステップに進む。語の鍵1 51がアクセスされた錠を開けない場合も、流れは第6ステップに進む。187 の第6ステップでLIVを増分して、錠の表155の中の他の錠にアクセスでき るようにする。アクセスされた錠がゼロになるまで、ステップ4から6までを繰 り返す。アクセスされた錠がゼロになると、188で鍵の指標変数を増分して、 流れは182の第2ステップに進む。 第19図と第21図は、ビット方式を用いた単一追跡用の鍵・錠コードを示す 絵画的表現と、対応する流れ図である。ここで鍵191(「ビットの鍵」)は作 られた各デモン用の、ビットパターン192と指標番号193の対応する組とを 含む二重ベクトルである。ビットの鍵191はメッセージ194に接続されてお り、デモン番号と一致する指標番号に対応する、ビットパターン192の中の論 理1(「活動化ビット」)を持つデモン195の錠を開ける。たとえば矢印19 6で示すように、ビットの鍵191用の指標番号193の組とデモン195のグ ループとを比較する。突き合わせる度に、ビットパターン192の中の対応する ビットの状態に応じて、条件付きステートメント197はそのデモンを活動状態 にしたり非活動状態にしたりする。このように、ビットパターン192の中の活 動化ビットの結果、ビットの鍵191は指標番号7に関連するデモン7を活動状 態にし、ビットパターン195の対応するビットの論理(「非活動化ビット」) の結果、他のデモン195を非活動状態にする。ビットの鍵191は二重ベクト ルの性質を持つので、語方式で用いた錠の表155は必要ない。デモン195を グループ化して流れ追跡を行う場合は、ビットの鍵は単にグループのデモン毎に 活動化ビットを含む。このデモンのインライン部分のプログラムはたとえば次の 通りである。 より特定して第21図は、ビット方式を用いた単一追跡用の鍵・錠コードを示 す、211から始まる流れ図である。指定されたデモンはオフセット変数とマス ク変数を持つ。オフセット変数は、指定されたデモンに関連する、対応するビッ トの鍵にアクセスするのに用いる。マスク変数は、指定されたデモンをビットの 鍵が活動状態にするかどうか決定するのに用いる。第1ステップの212で、ビ ットの鍵と指定されたデモンとを比較する。これを行うには、ビットの鍵の中の 活動化/非活動化(a/d)ビットと、指定されたデモンのマスク変数の中の対 応するマスクビットとを比較する。マスクビットに対応するa/dビットが活動 状態の場合(1である)はデモンは活動を213で行い、214で単一追跡は停 止する。マスクビットに対応するa/dビットが非活動状態の場合(ゼロである )は、214で単一追跡は停止する。 上に述べたように、独立した追跡が同時に起こり得る。すなわち、追跡の流れ のデバッグが他の追跡セッションと同時に起こり得る。一般に第20図と第22 図は、鍵方式を用いた多重追跡用の鍵・錠コードを示す絵画的表現と、対応する 流れ図である。より特定すると、ビットの鍵の表200を用いて、複数の追跡の 鍵、すなわち第1追跡用の元のビットの鍵191と第2追跡用の新しいビットの 鍵201、を記憶する。各ビットの鍵191と201は、ビットパターン192 の中に対応する活動化ビットを持つデモンを活動状態にする。たとえば、活動化 ビットがビットパターン192の指標番号1,2,7に植え込まれている場合は 、ビットの鍵201はすべてのデモン195を活動状態にする。 この場合、デモンのインライン部分のプログラムはたとえば次の通りである。 より特定して第22図は、ビットの鍵方式を用いた多重追跡用の鍵・錠コード を示す、221から始まる流れ図である。指定されたデモンはオフセット変数と マスク変数を持つ。オフセット変数は、指定されたデモンに関連する、対応する ビットの鍵にアクセスするのに用いる。マスク変数は、指定されたデモンを指定 されたビットの鍵が活動状態にするかどうか決定するのに用いる。第1ステップ の222で、指標変数の値を初期化してゼロにする。第2ステップの223で、 指標変数の値と使用した指標変数の値とを比較する。指標変数の値が使用した指 標変数の値以下の場合は、流れは第3ステップの224に進む。指標変数の値が 使用した指標変数の値より大きい場合は、多重追跡は227で停止する。第3ス テップで、ビットの鍵の中の活動化/非活動化(a/d)ビットと、指定された デモンの中のマスク変数とを比較する。この比較を行うには、鍵の表からの特定 の追跡に関連するビットの鍵(「アクセスされたビットの鍵」)にアクセスする 指標変数を用いる。次に指定されたデモンのオフセット変数を用いて、アクセス されたビットの鍵の中の関連するa/dビット(「アクセスされたa/dビット 」)にアクセスする。指定されたデモンの中のマスクビットに対応するa/dビ ットが活動状態の場合(1である)は指定されたデモンは225で活動を行い、 流れは第4ステップの226に進む。指定されたデモンの中のマスクビットに対 応するa/dビットが非活動状態の場合(ゼロである)は、流れはやはり第4ス テップに進む。第4ステップで指標変数を増分して、第2ステップに進む。 どちらの方式でも、鍵構造が単に増えた場合はいくつかの追跡が同時に起こり 得る。これにより、数人の設計者が独立に作業して追跡を行ったり、追跡の流れ の一部を同時に分担したりさえすることができる。どちらの方法でも、デモンを 接続してデモンのグループを作り、1回の追跡でそのグループの中のすべてのデ モンを1つの鍵で開けることができる。デモンを接続して共通のグループにする ことは、上に述べた鍵・錠方式の最も重要な特徴の1つである。グループ化する と、第3B図で示した分岐46aと46bにより高レベル(アプリケーションプ ログラム)の事象と低レベル(オペレーティングソフトウエア)の事象を1度で 追跡し、アプリケーションレベルでオペレーティングシステムの事象の履歴を決 定することができる。 語方式の主な利点は、デモンの数が使用するプロセッサの通常の語長より大き い場合は、デモンのインライン部分の実行が速いことである。その理由は、これ らのプロセッサが一般に最適化されているのは語の動作用であってビットの動作 用ではないからである。他方、ビット方式の主な利点は、追跡を始める前にデモ ングループに関する情報を発信する必要がないことである。このようにビット方 式は、ネットワーク内のプロセッサを中央で管理しないために追跡の流れの一部 を形成するプロセッサが前もって分からないシステムに最も適している。 ネットワークが大き過ぎて追跡の流れの一部を形成するプロセッサの数が分か らないまたは予想できない場合や、メッセージを放送する一般的な方法がない場 合は、鍵と、修飾および活動の完全なリストを、追跡の流れから得られる各メッ セージの一部として含めなければならない。追跡されるメッセージは他のメッセ ージより多くの空間を必要とするので、これは非常な不利である。このため、追 跡される追跡の流れの行動は追跡されないものとは異なる。しかしこの型で実現 する必要があるネットワークでは、ビット方式を用いなければならない。他方、 参加するプロセッサに追跡を前もって知らせることができる場合は、グループ情 報も送ることは容易である。この場合は、容量が節約できるので語方式が好まし い。 この発明の詳細な説明が終わったので、この発明の動作を概観する。追跡セッ ションは次のように開始する。 (1) 設計者は、追跡にどのデモンを用いるかを決定する。実現するのに必要 かどうかによるが、デモンのグループを用いる場合は、システムはデモンに、グ ループの中に定義されたグループ錠を追加する。 (2) 設計者は、点追跡を用いて追跡の流れの開始点を定義する。 (3) 開始点を過ぎるとデモンは追跡の流れの識別を割り当て、追跡を開始す る。 (4) 追跡が終わると、その結果を設計者に示す。 これまでの説明から、この発明の動作と構造が明らかになったと思う。ここに 図示して説明した方法や装置やシステムは好ましいものであるが、特許請求の範 囲に規定した精神と範囲から逸れることなく、種々の変更や修正を行ってよいこ とは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ラムの実行を継続し、これによりSPC交換機(30) の継続処理が維持される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内で 起こる事象を検出する方法であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソフ トウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備えるも の、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込み 、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメントと、 前記条件付きステーメントを満足するある事象を検出した結果行う少なくとも1 つの活動とを含むもの、 ある錠の値を前記各コードシーケンスに割り当て、ただし各錠の値は対応する コードシーケンスを一意的に識別し、またプロセッサを活動状態にして前記コー ドシーケンスを実行するようにするもの、 ある鍵の値と各錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合は 前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記コードシーケンスを実行し、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記コー ドシーケンスの中で指定された活動を実行し、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する、 ステップを含む、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 2. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラン タイムの前に以下のステップに従って前記ソフトウエアプログラムの中に前記コ ードシーケンスを作成して植え込む、すなわち 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義し、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分に前記コードシーケンスを植え 込み、 前記ソフトウエアプログラムを編集し、前記編集されたソフトウエアプログラ ムを前記コードシーケンスに連結し、 前記コードシーケンスに連結された編集されたソフトウエアプログラムを前記 プロセッサのメモリにロードして、後で前記SPC交換機のランタイム中に前記 処理装置が実行できるようにする、 請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 3. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラン タイム中に以下のステップに従って、メモリに記憶されている前記ソフトウエア プログラムの中に前記コードシーケンスを作成して植え込む、すなわち 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義し、 前記コードシーケンスを編集し、前記編集されたコードシーケンスを前記プロ セッサのメモリにロードし、 トラップコールを前記ソフトウエアプログラムに、またトラップリターンを前 記コードシーケンスに挿入し、これにより処理装置の実行は前記ソフトウエアプ ログラムから前記コードシーケンスに飛び、また前記ソフトウエアプログラムに 戻る、 請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 4. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当ててグ ループの中のそれらを一意的に識別し、ただし前記第2の錠の値は前記プロセッ サを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するようにする もの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行し、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を 検出する方法。 5. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記錠 の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシー ケンスを実行し、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を 検出する方法。 6. 前記第1および第2のコードシーケンスは同じである、請求項5記載の 電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 7. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含む 、請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 8. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当ててグ ループの中のそれらを一意的に識別し、ただし前記第2の錠の値は前記プロセッ サを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するようにする もの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループ内のコー ドシーケンスを実行し、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 、前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項7記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を 検出する方法。 9. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記錠 の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシー ケンスを実行し、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項8記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を 検出する方法。 10. 前記鍵の値は、各コードシーケンスのビットパターンと指標番号の対 応する組とを含む二重ベクトルであり、また各コードシーケンスの錠の値は前記 ビットパターンの中の対応するビットであり、前記ビットの状態に基づいて活動 状態にする、請求項1記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方 法。 11. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項10記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 12. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内 に起こる事象を検出する方法であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソ フトウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備える もの、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込み 、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメントと、 前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なくとも 1つの活動とを含むもの、 ある錠の値を前記各コードシーケンスに割り当て、ただし各錠の値は対応する コードシーケンスを一意的に識別し、また前記プロセッサを活動状態にして前記 コードシーケンスを実行するか、または前記プロセッサを非活動状態にして前記 コードシーケンスをバイパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続けるよ うにするもの、 ある鍵の値と各錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合は 前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記コードシーケンスを実行し、前記 鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロセッサを非活動状態にして前記 コードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記コー ドシーケンスの中で指定された活動を実行し、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する、 ステップを含む、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 13. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイムの前に以下のステップに従って前記ソフトウエアプログラムの中に前記 コードシーケンスを作成して植え込む、すなわち 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義し、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分に前記コードシーケンスを植え 込み、 前記ソフトウエアプログラムを編集し、前記編集されたソフトウエアプログラ ムを前記コードシーケンスに連結し、 前記コードシーケンスに連結された編集されたソフトウエアプログラムを前記 プロセッサのメモリにロードして、後で前記SPC交換機のランタイム中に前記 処理装置が実行できるようにする、 請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 14. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイム中に以下のステップに従って、メモリに記憶されている前記ソフトウエ アプログラムの中に前記コードシーケンスを作成して植え込む、すなわち 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義し、 前記コードシーケンスを編集し、前記編集されたコードシーケンスを前記プロ セッサのメモリにロードし、 トラップコールを前記ソフトウエアプログラムに、またトラップリターンを前 記コードシーケンスに挿入し、これにより処理装置の実行は前記ソフトウエアプ ログラムから前記コードシーケンスに飛び、また前記ソフトウエアプログラムに 戻る、 請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 15. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別し、ただし前記第2の錠の値は前記プロセ ッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するか、また は前記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバ イパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行し、前記鍵の値が前記第2の錠の値に等しくない場合は前 記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパ スし、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 16. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 17. 前記第1および第2のコードシーケンスは同じである、請求項16記 載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 18. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含 む、請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 19. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別し、ただし前記第2の錠の値は前記プロセ ッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するか、また は前記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバ イパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行し、前記鍵の値が前記第2の錠の値に等しくない場合は前 記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパ スし、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項18記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 20. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項19記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 21. 前記鍵の値は、各コードシーケンスのビットパターンと指標番号の対 応する組とを含む二重ベクトルであり、また各コードシーケンスの錠の値は前記 ビットパターンの中の対応するビットであり、前記ビットの状態に基づいて活動 状態または非活動状態にする、請求項12記載の電気通信ネットワーク内で起こ る事象を検出する方法。 22. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項21記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 23. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内 に起こる事象を検出する方法であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソ フトウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備える もの、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込み 、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメントと、 前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なくとも 1つの活動とを含むもの、 ある錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当ててグループの中の それらを一意的に識別し、ただし前記錠の値は前記プロセッサを活動状態にして 前記グループの中のコードシーケンスを実行するか、または前記プロセッサを非 活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパスし、前記ソフト ウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 ある鍵の値と前記錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合 は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコードシーケン スを実行し、前記鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロセッサを非活 動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行し、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する、 ステップを含む、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 24. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は別のプロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項23記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 25. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含 む、請求項23記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する方法。 26. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は別のプロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスし、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する、 ステップをさらに含む、請求項25記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象 を検出する方法。 27. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内 で起こる事象を検出する装置であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソ フトウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備える もの、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込む 手段、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメント と、前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なく とも1つの活動とを含むもの、 ある錠の値を前記各コードシーケンスに割り当てる手段、ただし各錠の値は対 応するコードシーケンスを一意的に識別し、またプロセッサを活動状態にして前 記コードシーケンスを実行するようにするもの、 ある鍵の値と各錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合は 前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記コードシーケンスを実行する手段 、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記コー ドシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する手段、 を備える、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 28. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイムの前に前記ソフトウエアプログラムの中に前記コードシーケンスを作成 して植え込み、さらに、 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義する手段、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分に前記コードシーケンスを植え 込む手段、 前記ソフトウエアプログラムを編集し、前記編集されたソフトウエアプログラ ムを前記コードシーケンスに連結する手段、 前記コードシーケンスに連結された編集されたソフトウエアプログラムを前記 プロセッサのメモリにロードして、後で前記SPC交換機のランタイム中に前記 処理装置が実行できるようにする手段、 を備える、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装 置。 29. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイム中に、メモリに記憶されている前記ソフトウエアプログラムの中に前記 コードシーケンスを作成して植え込み、さらに 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義する手段、 前記コードシーケンスを編集し、前記編集されたコードシーケンスを前記プロ セッサのメモリにロードする手段、 トラップコールを前記ソフトウエアプログラムに、またトラップリターンを前 記コードシーケンスに挿入する手段、ただしこれにより処理装置の実行は前記ソ フトウエアプログラムから前記コードシーケンスに飛び、また前記ソフトウエア プログラムに戻るもの、 を備える、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装 置。 30. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別する手段、ただし前記第2の錠の値は前記 プロセッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するよ うにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行する手段、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 31. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行する手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 32. 前記第1および第2のコードシーケンスは同じである、請求項31記 載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 33. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含 む、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 34. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別する手段、ただし前記第2の錠の値は前記 プロセッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するよ うにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループ内のコー ドシーケンスを実行する手段、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 のステップをさらに備える、請求項33記載の電気通信ネットワーク内で起こる 事象を検出する装置。 35. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行する手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項34記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 36. 前記鍵の値は、各コードシーケンスのビットパターンと指標番号の対 応する組とを含む二重ベクトルであり、また各コードシーケンスの錠の値は前記 ビットパターンの中の対応するビットであり、前記ビットの状態に基づいて活動 状態にする、請求項27記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する 装置。 37. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行する手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項36記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 38. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内 に起こる事象を検出する装置であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソ フトウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備える もの、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込む 手段、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメント と、前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なく とも1つの活動とを含むもの、 ある錠の値を前記各コードシーケンスに割り当てる手段、ただし各錠の値は対 応するコードシーケンスを一意的に識別し、また前記プロセッサを活動状態にし て前記コードシーケンスを実行するか、または前記プロセッサを非活動状態にし て前記コードシーケンスをバイパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続 けるようにするもの、 ある鍵の値と各錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合は 前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記コードシーケンスを実行し、前記 鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロセッサを非活動状態にして前記 コードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記コー ドシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する手段、 を備える、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 39. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイムの前に前記ソフトウエアプログラムの中に前記コードシーケンスを作成 して植え込み、さらに 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義する手段、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分に前記コードシーケンスを植え 込む手段、 前記ソフトウエアプログラムを編集し、前記編集されたソフトウエアプログラ ムを前記コードシーケンスに連結する手段、 前記コードシーケンスに連結された編集されたソフトウエアプログラムを前記 プロセッサのメモリにロードして、後で前記SPC交換機のランタイム中に前記 処理装置が実行できるようにする手段、 をさらに備える、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 40. 各プロセッサは処理装置とメモリを備え、また前記SPC交換機のラ ンタイム中に、メモリに記憶されている前記ソフトウエアプログラムの中に前記 コードシーケンスを作成して植え込み、さらに、 前記条件付きステートメントと、その結果の活動と、対応する錠の値を含むコ ードシーケンスを定義する手段、 前記コードシーケンスを編集し、前記編集されたコードシーケンスを前記プロ セッサのメモリにロードする手段、 トラップコールを前記ソフトウエアプログラムに、またトラップリターンを前 記コードシーケンスに挿入し、これにより処理装置の実行は前記ソフトウエアプ ログラムから前記コードシーケンスに飛び、また前記ソフトウエアプログラムに 戻る手段、 をさらに備える、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 41. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別する手段、ただし前記第2の錠の値は前記 プロセッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するか 、または前記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケン スをバイパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行し、前記鍵の値が前記第2の錠の値に等しくない場合は前 記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパ スする手段、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 42. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 43. 前記第1および第2のコードシーケンスは同じである、請求項42記 載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 44. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含 む、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 45. ある第2の錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当てて グループの中のそれらを一意的に識別する手段、ただし前記第2の錠の値は前記 プロセッサを活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するか 、または前記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケン スをバイパスし、前記ソフトウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 前記鍵の値と前記第2の錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記第2の錠の値 に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコ ードシーケンスを実行し、前記鍵の値が前記第2の錠の値に等しくない場合は前 記プロセッサを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパ スする手段、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項44記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 46. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項45記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 47. 前記鍵の値は、各コードシーケンスのビットパターンと指標番号の対 応する組とを含む二重ベクトルであり、また各コードシーケンスの錠の値は前記 ビットパターンの中の対応するビットであり、前記ビットの状態に基づいて活動 状態または非活動状態にする、請求項38記載の電気通信ネットワーク内で起こ る事象を検出する装置。 48. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は前記プロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項47記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 49. 蓄積プログラム制御(SPC)交換機を含む電気通信ネットワーク内 に起こる事象を検出する装置であって、ただし各SPC交換機はスイッチと、ソ フトウエアプログラムを実行して前記スイッチを制御するプロセッサとを備える もの、 前記ソフトウエアプログラムの選択された部分にコードシーケンスを植え込む 手段、ただし各コードシーケンスは、ある事象に応じる条件付きステートメント と、前記条件付きステートメントを満足するある事象を検出した結果行う少なく とも1つの活動とを含むもの、 ある錠の値を少なくとも2つのコードシーケンスに割り当ててグループの中の それらを一意的に識別する手段、ただし前記錠の値は前記プロセッサを活動状態 にして前記グループの中のコードシーケンスを実行するか、または前記プロセッ サを非活動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパスし、前記 ソフトウエアプログラムの実行を続けるようにするもの、 ある鍵の値と前記錠の値とを比較して、前記鍵の値が前記錠の値に等しい場合 は前記プロセッサを選択的に活動状態にして前記グループの中のコードシーケン スを実行し、前記鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロセッサを非活 動状態にして前記グループの中のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記対応する条件付きステートメントを満足する場合は 前記グループの各コードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 各活動の後に前記ソフトウエアプログラムの実行を継続して、これにより前記 SPC交換機内の継続処理を維持する手段、 を備える、電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 50. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は別のプロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項49記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。 51. 前記鍵の値は、メッセージに接続する所定の数のビットを持つ語を含 む、請求項49記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出する装置。 52. ある第2の鍵の値と各錠の値とを比較して、前記第2の鍵の値が前記 錠の値に等しい場合は別のプロセッサを選択的に活動状態にして第2のコードシ ーケンスを実行し、前記第2の鍵の値が前記錠の値に等しくない場合は前記プロ セッサを非活動状態にして前記第2のコードシーケンスをバイパスする手段、 前記検出された事象が前記条件付きステートメントを満足する場合は前記第2 のコードシーケンスの中で指定された活動を実行する手段、 をさらに備える、請求項51記載の電気通信ネットワーク内で起こる事象を検出 する装置。
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