JPH09509455A - セルラーゼ布帛コンディショニング組成物 - Google Patents
セルラーゼ布帛コンディショニング組成物Info
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- JPH09509455A JPH09509455A JP7507030A JP50703094A JPH09509455A JP H09509455 A JPH09509455 A JP H09509455A JP 7507030 A JP7507030 A JP 7507030A JP 50703094 A JP50703094 A JP 50703094A JP H09509455 A JPH09509455 A JP H09509455A
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Abstract
(57)【要約】
機械洗濯洗浄のすすぎサイクルに添加する使用条件の間に、すすぎ溶液の1リットルにつき約50CEVU以下の、限定されたより低いレベルのセルラーゼ活性を提供するように配合された、1種または2種以上の布帛柔軟化活性成分およびセルラーゼを含んでなる布帛柔軟化組成物。また、機械洗浄のすすぎサイクルの間に、1種または2種以上のカチオン性および/または非イオン性の布帛柔軟剤、およびすすぎ溶液の1リットルにつき約50CEVU以下のレベルのセルラーゼで処理ことを含んでなる布帛、特に綿布帛を機械処理する方法。
Description
【発明の詳細な説明】
セルラーゼ布帛コンディショニング組成物
技術分野
本発明は、柔軟性ならびにファブリックの外観の利点を布帛に付与するために
、洗濯洗浄プロセスのすすぎサイクルにおいて使用すべき布帛コンディショニン
グ組成物に関する。
本発明の組成物は、1種または2種以上の布帛柔軟化活性成分およびセルラー
ゼを含有し、そして機械洗濯洗浄プロセスのすすぎサイクルへ添加する通常の使
用条件の間に、限定されたより低いレベルのセルラーゼを提供するように配合さ
れる。
発明の背景
洗濯洗浄プロセスのすすぎサイクルにおいて使用すべき布帛コンディショニン
グ組成物、特に布帛柔軟組成物はよく知られている。典型的には、このような組
成物は水不溶性第四アンモニウムの布帛柔軟剤を含有し、最も普通に使用されて
いるものはジ−長鎖アルキル鎖アンモニウムクロライドである。
布帛上のセルラーゼの抗粗さ(anti-harshening)作用は、例えば、フランス
国特許第2 481 712号および英国特許(GB−A)第1 368 59
9号、から知られており、ならびにそれらの布帛の保護の利点は欧州特許出願(
EPA)第269 168号に開示されている(これらすべては全体として引用
することによって本明細書の一部とされる)。しかしながら、セルラーゼは洗濯
プロセスの主洗浄サイクルにおいて使用すべき洗浄剤組成物において使用するた
めに主として記載されてきており、そしてこれに関して多少の商業的応用を見出
した。
このような教示にかかわらず、布帛柔軟組成物が添加されたすすぎ液における
セルラーゼの使用はこれまで商業的に明らかに実行されてきていない。その理由
は、解決すべき潜在的問題の1つが貯蔵時におけるこのような組成物の中のセル
ラーゼの許容できる安定性の提供であるということである。他の理由は、通常の
洗浄剤の洗浄サイクル後のすすぎサイクルにおけるセルラーゼの使用の有効性に
関して解決すべき潜在的問題であろう。このような条件は、典型的には、洗浄サ
イクルにおいて使用されるより短い期間およびより低い温度であり、そしてセル
ラーゼの高活性条件がすすぎサイクルの使用条件によりおよび/または洗浄サイ
クルにおけるセルラーゼ含有洗浄剤の使用からのセルラーゼ活性の持ち越し(ca
rry-over)により満足される場合、布帛の損傷の可能性についての問題が存在す
る。
布帛の着用についての許容可能な影響を布帛柔軟化の利点として提供するため
に、通常の使用条件の間に、セルラーゼ活性をある限界内にするセルラーゼを含
有するように、布帛柔軟組成物が添加されたすすぎ液を配合できることが発見さ
れた。従って、本発明は、伝統的布帛柔軟活性物質についてpH5〜7であるよ
うに、布帛柔軟剤の全体の典型的なpH範囲にわたる布帛柔軟組成物の配合を可
能とすると同時に、有効性のおよび布帛の安全性の両方の利点を達成する。
発明の要約
本発明は、1種または2種以上のカチオン性および/または非イオン性の布帛
柔軟剤およびセルラーゼを含んでなる布帛コンディショニング組成物に関し、前
記組成物は通常のすすぎサイクル使用条件の間にすすぎ溶液の1リットルにつき
約50CEVU以下の有効量のセルラーゼを送出するようなレベルで存在するセ
ルラーゼを有する。
本発明は、さらに、洗浄のすすぎサイクルの間に、1種または2種以上のカチ
オン性布帛柔軟剤および/または非イオン性布帛柔軟剤、およびすすぎ溶液の1
リットルにつき約50CEVU以下のレベルのセルラーゼで布帛を処理すること
を含んでなる、布帛、特に綿布帛を機械処理する方法に関する。
発明の詳細な説明
セルラーゼ
ここにおける組成物において使用するセルラーゼは、任意の細菌および菌類の
セルラーゼであることができる。適当なセルラーゼは、例えば、英国特許出願(
GB−A)第2 075 028号、英国特許出願(GB−A)第2 095
275号およびドイツ国特許公開明細書(DE−OS)第24 47 832号
(これらすべては全体として引用することによって本明細書の一部とされる)に
開示されている。
このようなセルラーゼの例は、フミコラ・インソレンス(Humicola
insolens)(Humicola grisea var.thermo
idea)のある株、特にフミコラ・インソレンス(Humicola)DSM
1800株により生産されたセルラーゼ、およびエロモナス(Aeromon
as)属に属するセルラーゼ212生産菌類、および海洋ムロスク(mullo
sc)(Dolabella Auricula Solander)の肝膵臓
から抽出されたセルラーゼである。
本発明の組成物に添加するセルラーゼは、非ダスト性粒子、例えば、「マルム
ス(marumes)」または「プリル」、の形態であるか、あるいは液体、例
えば、セルラーゼが非イオン性界面活性剤の中に懸濁したまたは水性媒質の中に
溶解したセルラーゼの濃縮物として提供される液体、の形態であることができる
。
本明細書において使用するために好ましいセルラーゼは、それらが欧州特許出
願(EPA)第350 098号(全体として引用することによって本明細書の
一部とされる)に記載されているC14CMC法に従い、洗濯試験溶液中の25×
10-6重量%のセルラーゼタンパク質において固定化された放射線標識化カルボ
キシメチルセルロースの少なくとも10%の除去を提供することにおいて特徴づ
けられる。
最も好ましいセルラーゼは、国際特許出願WO91/17243号(全体とし
て引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されているようのもの
である。例えば、本発明の組成物において有用なセルラーゼ調製物は、均質なエ
ンドグルカナーゼ成分から本質的に成ることができ、前記成分はフミコラ・イン ソレンス
(Humicola insolens)、DSM 1800から誘導
された、高度に精製された43kDのセルラーゼに対して生じさせた抗体と免疫
反応性であるか、あるいは前記43kDのエンドグルカナーゼと同等(homologo
us)である。
本明細書におけるセルラーゼは、本発明の布帛コンディショニング組成物にお
いて、約5〜約125CEVU/gの組成物[CEVU=セルラーゼ(当量)粘
度単位、例えば、WO91/13136号、に記載されている、全体として引用
することによって本明細書の一部とされる]、そして最も好ましくは約20〜約
100の活性に等しいレベルで使用することができる。セルラーゼのこのような
レベルは、機械洗浄のすすぎサイクルの間に、組成物がすすぎ溶液の1リットル
につき約50CEVU以下、好ましくは約30CEVU以下、より好ましくは約
25CEVU以下、最も好ましくは約20以下の布帛柔軟有効量のセルラーゼを
送出すようなレベルで臨界セルラーゼ活性を提供するように選択される。好まし
くは、本発明の組成物は、すすぎサイクルにおいて、約5CEVU/リットルす
すぎ溶液から約50CEVU/リットルすすぎ溶液まで、より好ましくは約5C
EVU/リットルから約30CEVU/リットルまで、なおさらに好ましくは約
10CEVU/リットルから約25CEVU/リットルまで、そして最も好まし
くは約10CEVU/リットルから約20CEVU/リットルまでを提供するレ
ベルで使用する。
カチオン性または非イオン性布帛柔軟剤
本発明において使用すべき好ましい布帛柔軟剤は、下記式(I)または(II
)を有する第四アンモニウム化合物またはアミン前駆体である:
R1は(CH2)n−Q−T2またはT3であり、
R2は(CH2)m−T4またはT5またはR3であり、
R3はC1−C4アルキルまたはC1−C4ヒドロキシアルキルまたはHであり、
R4はHまたはC1−C4アルキルまたはC1−C4ヒドロキシアルキルであり、
T1、T2、T3、T4、T5は(同一であるか、または異なる)C11−C22アル
キルまたはアルケニルであり、
nおよびmは1〜4の整数であり、そして
X-は柔軟剤適合性アニオンである。
アルキル、またはアルケニル、即ち鎖T1、T2、T3、T4、T5は少なく
とも11個の炭素原子、好ましくは少なくとも16個の炭素原子を含有しなくて
はならない。鎖は直鎖状または分枝鎖状であることができる。
獣脂(tallow)が好都合であり、そして長鎖アルキルまたはアルケニル
の材料の安価な源である。T1、T2、T3、T4、T5が獣脂に典型的な長鎖材料
の混合物を表す化合物は特に好ましい。
ここにおける水性布帛柔軟化組成物において使用するために適当な第四アンモ
ニウム化合物の特定の例は、次のものを包含する:
1)N,N−ジ(タロウオイル−オキシ−エチル)−N,N−ジメチルアンモ
ニウムクロライド;
2)N,N−ジ(タロウオイル−オキシ−エチル)−N−メチル,N−(2−
ヒドロキシエチル);
3)N,N−ジ(2−タロウイルオキシ−2−オキソ−エチル)−N,N−ジ
メチルアンモニウムクロライド;
4)N,N−ジ(2−タロウイルオキシエチルカルボニルオキシエチル)−N
,N−ジメチルアンモニウムクロライド;
5)N−(2−タロウイルオキシ−2−エチル)−N−(2−タロウイルオキ
シ−2−オキソ−エチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド;
6)N,N,N−トリ(タロウイル−オキシ−エチル)−N−メチルアンモニ
ウムクロライド;
7)N−(2−タロウイルオキシ−2−オキソエチル)−N−(タロウイル−
N,N−ジメチル−アンモニウムクロライド;および
8)1,2−ジタロウイルオキシ−3−トリメチルアンモニウムプロパンクロ
ライド。
もちろん、化合物1〜7は式(I)の化合物の例である;化合物8は式(II
)の化合物である。
N,N−ジ(タロウオイル−オキシ−エチル)−N,N−ジメチルアンモニウ
ムクロライドは特に好ましく、ここでタロウ鎖は少なくとも部分的に不飽和であ
る。
タロウ鎖の不飽和のレベルは対応する脂肪酸のヨウ素価(IV)により測定す
ることができ、これは現在の場合において好ましくは5〜100の範囲であり、
化合物の2つのカテゴリーは区別され、25前後のIVを有する。
事実、5〜25、好ましくは15〜20のIVを有する獣脂脂肪酸から作られ
た式(I)の化合物について、約30/70より大きい、好ましくは約50/5
0より大きい、そしてより好ましくは約70/30より大きいシス/トランス異
性体の重量比は最適な濃縮性を提供することが発見された。
25以上のIVを有する獣脂脂肪酸から作られた式(I)の化合物について、
シス/トランス異性体の比は、非常に高い濃度が必要でないかぎり、重要性に劣
ることが発見された。
式(I)および(II)の適当な第四アンモニウムの他の例は、例えば、下記
のようにして得られる:
− 上記化合物における「獣脂」を、例えば、ココ、パーム、ラウリル、オレ
イル、リシノレイル、ステアリル、パルミチルなどで置換する、前記脂肪族アシ
ル鎖は完全に飽和されているか、あるいは好ましくは少なくとも部分的に不飽和
である;
− 上記化合物における「メチル」を、エチル、エトキシ、プロピル、プロポ
キシ、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたはt−ブチルで置換する;
− 上記化合物における「クロライド」を、ブロマイド、メチルサルフェート
、ホルメート、サルフェート、ナイトレートなどで置換する。
事実、アニオンは正に帯電したアンモニウム化合物の対イオンとして単に存在
する。対イオンの特質は本発明の実施に対して全く重要ではない。本発明の範囲
はいかなる特定のアニオンにも限定されないと考えられる。
「そのアミン前駆体」とは、上記第四アンモニウム化合物に対応する第二また
は第三アミンを意味し、前記アミンは本発明の組成物において主張するpH値の
ために実質的にプロトン化されている。
ここにおける第四アンモニウムまたはアミン前駆体の化合物は、希釈できる組
成物(活性の好ましいレベルは約5%〜15%である)、または濃縮できる組成
物(活性の好ましいレベルは約15%〜約50%、最も好ましくは約15%〜約
35%)の調製に依存して、本発明における組成物の約1%〜約80%のレベル
で存在する。
先行する布帛柔軟剤について、本発明における組成物のpHは本発明の本質的
なパラメーターである。事実、それは、特に延長した貯蔵条件における、第四ア
ンモニウムまたはアミン前駆体の化合物の安定性、およびセルラーゼの安定性に
影響を及ぼす。
pHは、本発明に関して定義すると、純粋な組成物において、20℃において
、限外濾過による分散相の分離後、連続相中で測定される。これらの組成物の最
適な加水分解安定性のために、前述の条件において測定された、純粋なpHは、
約2.0〜約4.5、好ましくは約2.0〜約3.5の範囲でなくてはならない
。本発明におけるこれらの組成物のpHはブレンスデッド酸の添加により調節す
ることができる。
適当な酸の例は、無機鉱酸、カルボン酸、特に低分子量の(C1−C5)カルボ
ン酸、およびアルキルスルホン酸を包含する。適当な無機酸は、HCl、H2S
O4、HNO3およびH3PO4を包含する。適当な有機酸は、ギ酸、酢酸、クエン
酸、メチルスルホン酸およびエチルスルホン酸である。好ましい酸は、クエン酸
、塩酸、リン酸、ギ酸、メチルスルホン酸、および安息香酸である。
また、本発明の組成物において有用な柔軟剤は、好ましくはカチオン性柔軟剤
と組み合わせた、非イオン性布帛柔軟剤物質である。典型的には、このような非
イオン性布帛柔軟剤物質は約2〜約9、より典型的には約3〜7のHLBを有す
る。このような非イオン性布帛柔軟剤物質はそれら自体が、または他の物質、例
えば、以後詳細に説明する単一長鎖アルキルカチオン性界面活性剤と組み合わせ
るときに、容易に分散する傾向がある。分散性は、より多くの単一長鎖アルキル
カチオン性界面活性剤の使用、後述する他の物質との混合物の使用、より熱い水
、および/またはより多い攪拌の使用により改良することができる。一般に、選
択する物質は比較的結晶質であり、より高い融点(例えば、>40℃)を有し、
そして比較的水不溶性である。
ここにおける組成物中の任意の非イオン性柔軟剤のレベルは、典型的には約0
.1%〜約10%、好ましくは約1%〜約5%である。
好ましい非イオン性柔軟剤は、多価アルコール、またはそれらの無水物の脂肪
酸部分エステルであり、ここでアルコール、または無水物は、2〜18、好まし
くは2〜8個の炭素原子を含有し、そして各脂肪酸部分は12〜30、好ましく
は16〜20個の炭素原子を含有する。典型的には、このような柔軟剤は1〜3
、好ましくは2個/分子の脂肪酸基を含有する。
エステルの多価アルコールは、エチレングリコール、グリセロール、ポリ(例
えば、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、および/またはヘキサ−)グリセロ
ール、キシリトール、スクロース、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトールまたはソルビタンであることができる。ソルビタンエステルおよびポ
リグリセロールモノステアレートは特に好ましい。
エステルの脂肪酸部分は、通常12〜30、好ましくは16〜20個の炭素原
子を含有する脂肪酸から誘導され、前記脂肪酸の典型的な例はラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸およびベヘン酸である。
本発明において使用するための高度に好ましい任意の非イオン性柔軟剤は、ソ
ルビトールのエステル化脱水生成物であるソルビタンエステル、およびグリセロ
ールエステルである。
市販のソルビタンモノステアレートは適当な物質である。約10:1〜約1:
10の間に変化するステアレート/パルミテートの重量比を有するソルビタンス
テアレートとソルビタンパルミテートとの混合物および1,5−ソルビタンエス
テルは、また、有用である。
グリセロールおよびポリグリセロールのエステル、特にグリセロール、ジグリ
セロール、トリグリセロール、およびポリグリセロールモノ−および/またはジ
−エステル、好ましくはモノ−エステルは本発明において好ましい(例えば、商
品名Radiasurf7248のポリグリセロールモノステアレート)。
有用なグリセロールおよびポリグリセロールのエステルは、ステアリン酸、オ
レイン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸、およ
び/またはベヘン酸とのモノ−エステル並びにステアリン酸、オレイン酸、パル
ミチン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、および/またはミリスチ
ン酸とのジエステルを包含する。典型的なモノ−エステルは多少のジ−エステル
およびトリ−エステルを含有することが理解される。
「グリセロール−エステル」は、また、ポリグリセロール、例えば、ジグリセ
ロール〜オクタグリセロールエステルを包含する。ポリグリセロールポリオール
は、グリセリンまたはエピクロロヒドリンを一緒に縮合してエーテル結合を介し
てグリセロール部分を結合することによって形成される。ポリグリセロールポリ
オールのモノ−エステルおよび/またはジ−エステルは好ましく、脂肪族アシル
基は典型的にはソルビタンおよびグリセロールのエステルについて前述したもの
である。
本発明において有用な追加の布帛柔軟剤は、米国特許第4,661,269号
(1987年4月28日発行、トアン・トリン、エロールH.ワール、ドナルド
・M.スワートレイ、およびロナルド・L.ヘミングウェイ);米国特許第4,
439,335号(1984年3月27日発行、バーンズ);米国特許第3,8
61,870号(エドワーズおよびジエル);米国特許第4,308,151号
(カンブレ);米国特許第3,886,075号(バーナジノ);米国特許第4
,233,164号(デイビス);米国特許第4,401,578号(バーブラ
ッゲン);米国特許第3,974,076号(ウィルセマおよびリエケ);およ
び米国特許第4,237,016号(ルドキン、クリント、およびヤング)(前
記特許のすべては引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されて
いる。
例えば、ここにおいて有用な適当な布帛柔軟剤は、下記の布帛柔軟剤の1つ、
2つ、またはすべての3つを含んでなることができる:
(a)高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミンおよびジアルキレ
ントリアミン並びにそれらの混合物から成る群より選択されるポリアミンとの反
応生成物(好ましくは約10%〜約80%)および/または
(b)ただ1つの長鎖非環式脂肪族C15−C22炭化水素基を含有するカチオン
性窒素含有塩(好ましくは約3%〜約40%)および/または
(c)2またはそれ以上の長鎖非環式脂肪族C15−C22炭化水素基または1つ
の前記基およびアリールアルキル基(好ましくは約10%〜約80%)を有する
カチオン性窒素含有塩;
前記(a)、(b)および(c)の好ましい百分率は、本発明の組成物の布帛
柔軟剤成分の重量による。
上記(a)、(b)および(c)の柔軟剤成分(本発明を例示するが、本発明
を限定しないある種の特定の例を包含する)の一般的記載は次の通りである。
成分(a):本発明の柔軟剤(活性物質)は、高級脂肪酸とヒドロキシアルキ
ルアルキレンジアミンおよびジアルキレントリアミン並びにそれらの混合物から
成る群より選択されるポリアミンとの反応生成物であることができる。これらの
反応生成物は、ポリアミンの多官能性構造にかんがみていくつかの化合物の混合
物である。
好ましい成分(a)は、反応生成物の混合物または反応生成物の混合物のいく
つかの選択した成分から成る群より選択される窒素化合物である。さらに詳しく
は、好ましい成分(a)は、下記のものから成る群より選択される化合物である
:
(i)約2:1の分子比の高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミ
ンとの反応生成物、前記反応生成物は下記式の化合物を有する組成物を含有する
:
(式中、R1は非環式脂肪族C15−C21炭化水素基であり、そしてR2およびR3
は2価のC1−C3アルキレン基である);
(ii)下記式を有する置換イミダゾリン化合物:
(式中、R1およびR2は上に定義した通りである);
(iii)下記式を有する置換イミダゾリン化合物:
(式中、R1およびR2は上に定義した通りである);
(iv)約2:1の分子比の高級脂肪酸とジアルキレンジアミンとの反応生成
物、前記反応生成物は下記式の化合物を有する組成物を含有する:
(式中、R1、R2およびR3は上に定義した通りである);および
(v)下記式を有する置換イミダゾリン化合物:
(式中、R1およびR2は上に定義した通りである);および
(vi)それらの混合物。
成分(a)(i)はマザミド(MazamideR)(メイザー・ケミカルス
[Mazer Chmeicals]により販売されている)、またはセラニン
(CeranineR)HC(サンド・カラーズ・アンド・ケミカルス(San
doz Colors & Chemicals]により販売されている)とし
て商業的に入手可能である;ここで高級脂肪酸は水素化獣脂脂肪酸であり、そし
てヒドロキシアルキルアルキレンジアミンはN−2−ヒドロキシエチルエチレン
ジアミンであり、そしてR1は脂肪族C15−C17であり、そしてR2およびR3は
2価のエチレン基である。
成分(a)(ii)の例はステアリルヒドロキシエチルイミダゾリンであり、
ここでR1は脂肪族C17炭化水素基である;この化学物質はアルカジン(Alk
azineR)(Alkaril Chemicals、Inc.)またはシェ
ルコゾリン(SchercozolineR])の商品名で販売されている。
成分(a)(iv)の例はN,N”−ジタロウアルコイルジエチレントリアミ
ンであり、ここでR1は脂肪族C15−C17炭化水素基であり、そしてR2およびR3
は2価のエチレン基である。
成分(a)(v)の例は1−タロウアミドエチル−2−タロウイミダゾリンで
あり、ここでR1は脂肪族C15−C17炭化水素基であり、そしてR2およびR3は
2価のエチレン基である。
成分(a)(iii)および(a)(v)は、また、まず約4以下のpKa値
を有するブレンスデッド酸分散助剤の中に分散させることができる;ただし最終
組成物のpHは約5以下である。いくつかの好ましい分散助剤は、塩酸、リン酸
、またはメチルスルホン酸である。
N,N”−ジタロウアルコイリジエチレントリアミンおよび1−タロウ(アミ
ノエチル)−2−タロウイミダゾリンジエンの両方は獣脂脂肪酸とジエチレント
リアミンとの反応生成物であり、そしてカチオン性布帛柔軟剤メチル−1−タロ
ウアミドエチル−2−タロウイミダゾリニウムメチルサルフェートの前駆体であ
る(参照、¨Cationic Surface Active Agents as Fabric Softeners,¨R.R.Eg
an、Journal of the American Oil Chemicals′Society、January 1978、pp.1
18-121)。N,N”−ジタロウアルコイルジエチレントリアミンおよび1−タロ
ウアミドエチル−2−タロウイミダゾリンは、実験用化学物質としてウィトコ・
ケミカル・カンパニー(Witco Chemical Company)から
得ることができる。メチル−1−タロウアミドエチル−2−タロウイミダゾリニ
ウムメチルサルフェートは、ウィトコ・ケミカル・カンパニー(Witco C
hemical Company)によりバリソフト(VarisoftR)4
75の商品名で販売されている。
成分(b):好ましい成分(b)は、下記のものから成る群より選択される1
つの長鎖非環式脂肪族C15−C22炭化水素基を含有するカチオン性窒素含有塩で
ある:
(i)下記式を有する非環式第四アンモニウム塩:
(式中、R4は非環式脂肪族C15−C22炭化水素基であり、R5およびR6はC1−
C4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、そしてA−はアニオンで
ある);
(ii)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩:
(式中、R1は非環式脂肪族C15−C21炭化水素基であり、R7は水素またはC1
−C4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、そしてA−はアニオン
である);
(iii)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩:
(式中、R2は2価のC1−C3アルキレン基であり、そしてR1、R5およびA−
は上に定義した通りである);
(iv)下記式を有するアルキルピリジニウム塩:
(式中、R4は非環式脂肪族C16−C22炭化水素基であり、そしてA−はアニオ
ンである);
(v)下記式を有するアルカンアミドアルキレンピリジニウム塩:
(式中、R1は非環式脂肪族C15−C21炭化水素基であり、R2は2価のC1−C3
アルキレン基であり、そしてA−はアニオンである);
(vi)下記式を有するモノエステルを有する第四アンモニウム化合物:
[(R)3−N+−((CH2)n−Y−R2]A-
(式中、
各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、
各nは1〜4である。
各R置換基は短鎖C1−C6、好ましくはC1−C3アルキルまたはヒドロキシア
ルキル基、例えば、メチル(より好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロキシエ
チルなど、ベンジルまたはそれらの混合物であり、
R2は長鎖C10−C22ヒドロカルビル、または置換ヒドロカルビル置換基、好
ましくはC15−C19アルキルおよび/またはアルケニル、最も好ましくはC15−
C18直鎖状アルキルおよび/またはアルケニルであり、そして
対イオンのA-は任意の柔軟剤適合性アニオン、例えば、塩素、臭素、メチル
硫酸、ギ酸、硫酸、硝酸などのアニオンである);および
(vii)それらの混合物。
成分(b)(i)の例は、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩、例えば、
モノタロウトリメチルアンモニウムクロライド、モノ(水素化タロウ)トリメチ
ルアンモニウムクロライド、パルミチルトリメチルアンモニウムクロライドおよ
びソヤトリメチルアンモニウムクロライドであり、これらはシェレックス・ケミ
カル・カンパニー(Sherex Chemical Company)により
、それぞれ、商品名アドゲン(AdogenR)471、アドゲン(Adoge
nR)441、アドゲン(AdogenR)444、およびアドゲン(Adoge
nR)415で販売されている。これらの塩において、R4は非環式脂肪族C16−
C18炭化水素基であり、そしてR5およびR6はメチル基である。モノ(水素化タ
ロウ)トリメチルアンモニウムクロライドおよびモノタロウトリメチルアンモニ
ウムクロライドが好ましい。
成分(b)(i)の他の例は、次の通りである:ベヘニルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、ここでR4はC22炭化水素基であり、そしてウィトコ・ケミカ
ル・コーポレーション(Witco Chemical Corporatio
n)のフムコ・ケミカル・ディビジョン(Humko Chemical Di
vision)により商品名ケマミン(KemamineR)Q2803−Cで
販売されている;ソヤジメチルエチルアンモニウムエチルサルフェート、ここで
R4はC16−C18炭化水素基であり、R5はメチル基であり、R6はエチル基であ
り、そしてA−はエチル硫酸のアニオンであり、ヨルダン・ケミカル・カンパニ
ー(Jordan Chemical Company)により商品名ヨルダク
アト(JordaquatR)1033で販売されている;およびメチル−ビス
(2−ヒドロキシエチル)−オクタデシルアンモニウムクロライド、ここでR4
はC18炭化水素基であり、R5は2−ヒドロキシエチル基であり、そしてR6はメ
チル基であり、そしてアーマク・カンパニー(Armak Company)か
ら商品名エトクアド(EthoquadR)18/12で入手可能である。
成分(b)(iii)の例は、1−エチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−
2−イソヘプタデシルイミダゾリニウムエチルサルフェートであり、ここでR1
はC17炭化水素基であり、R2はエチル基であり、R5はエチル基であり、そして
A−はエチル硫酸のアニオンである。それはモナ・インダストリーズ・インコー
ポレーテッド(Mona Industries,Inc.)から商品名モナク
アト(MonaquatR)ISIESで入手可能である。
成分(b)(vi)の例は、次の通りである:モノ(タロウオイルオキシエチ
ル)ヒドロキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、すなわち、タロウ脂肪
酸とジ(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムクロライドとのモノエステル
、獣脂脂肪酸とジ(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムクロライドとのジ
エ
ステルの製造方法における副生物、すなわち、ジ(タロウオイルオキシエチル)
ジメチルアンモニウムクロライド、(c)(vii)成分(前文参照)。
成分(c):2またはそれ以上の長鎖非環式脂肪族C15−C22炭化水素基また
は1つの前記基およびアリールアルキル基を有し、単独でまたは混合物の一部分
として使用できる好ましいカチオン性窒素含有塩は、下記のものから成る群より
選択される:
(i)下記式を有する非環式第四アンモニウム塩:
(式中、R4は非環式脂肪族C15−C22炭化水素基であり、R5はC1−C4飽和ア
ルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、R8はR4およびR5基から成る群よ
り選択され、そしてA-は上に定義したアニオンである);
(ii)下記式を有するジアミノ第四アンモニウム塩:
(式中、R1は非環式脂肪族C15−C21炭化水素基であり、R2は1〜3個の炭素
原子を有する2価のアルキレン基であり、R5およびR9はC1−C4飽和アルキル
またはヒドロキシアルキル基であり、そしてA-はアニオンである);
(iii)下記式を有するジアミノ第四アンモニウム塩:
(式中、nは1〜約5に等しく、そしてR1、R2、R5およびA-は上に定義した
通りである);
(iv)下記式を有する第四アンモニウム化合物:
(式中、R4は非環式脂肪族C15−C22炭化水素基であり、R5はC1−C4飽和ア
ルキルまたはヒドロキシアルキルであり、A-はアニオンである);
(v)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩:
(式中、R1は非環式脂肪族C15−C21炭化水素基であり、R2は1〜3個の炭素
原子を有する2価のアルキレン基であり、そしてR5およびA-は上に定義した通
りである);および
(vi)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩:
(式中、R1、R2およびA-は上に定義した通りである);
(vii)下記式を有するジエステル第四アンモニウム(DEQA)化合物:
(R4)4-m−N+−[(CH2)n−Y−R2]mA-
(式中、Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、
mは2または3であり、
各nは1〜4であり、
各Rは短鎖C1−C6、好ましくはC1−C3アルキルまたはヒドロキシアルキル
基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルな
ど、ベンジル、またはそれらの混合物であり、
各R2は長鎖C10−C22ヒドロカルビル、または置換ヒドロカルビル置換基、
好ましくはC15−C19アルキルおよび/またはアルケニル、最も好ましくはC15
−C18直鎖状アルカリまたはアルケニルであり、そして
対イオンのA-は任意の柔軟剤適合性アニオン、例えば、塩素、臭素、メチル
硫酸、ギ酸、硫酸、硝酸などのアニオンである);および
(viii)それらの混合物。
成分(c)(i)の例は、よく知られたジアルキルジメチルアンモニウム塩、
例えば、ジタロウジメチルアンモニウムクロライド、ジタロウジメチルアンモニ
ウムメチルサルフェート、ジ(水素化タロウ)ジメチルアンモニウムクロライド
、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニ
ウ
ムクロライドである。ジ(水素化タロウ)ジメチルアンモニウムクロライドおよ
びジタロウジメチルアンモニウムクロライドは好ましい。本発明において使用可
能な商業的に入手可能なジアルキルジメチルアンモニウム塩は、ジ(水素化タロ
ウ)ジメチルアンモニウムクロライド(商品名アドゲン[AdogenR]44
2)、ジタロウジメチルアンモニウムクロライド(商品名アドゲン[Adoge
nR]470)、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド(商品名アロサ
ーフ[ArosurfR]TA−100)であり、これらのすべてはウィトコ・
ケミカル・カンパニー(Witco Chemical Company)から
入手可能である。R4が非環式脂肪族C22炭化水素基であるジベヘニルジメチル
アンモニウムクロライドは、ウィトコ・ケミカル・コーポレーション(Witc
o Chemical Corporation)のフムコ・ケミカル・ディビ
ジョン(Humko Chemical Division)により商品名ケマ
ミン(KemamineR)Q−2802Cで販売されている。
成分(c)(ii)の例は、メチルビス(タロウアミドエチル)(2−ヒドロ
キシエチル)アンモニウムメチルサルフェートおよびメチルビス(水素化タロウ
アミドエチル)(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルサルフェートであ
り、ここでR1は非環式脂肪族C15−C17炭化水素基であり、R2はエチレン基で
あり、R5はメチル基であり、R9はヒドロキシアルキル基であり、そしてA-は
メチルサル硫酸のアニオンである;これらの物質は、ウィトコ・ケミカル・カン
パニー(Witco Chemical Company)から、それぞれ、商
品名バリソフト(VarisoftR)222およびバリソフト(Variso
ftR)110で入手可能である。
成分(c)(iv)の例は、ジメチルステアリルベンジルアンモニウムクロラ
イドであり、ここでR4は非環式脂肪族C18炭化水素基であり、R5はメチル基で
あり、そしてA-は塩素のアニオンであり、そしてウィトコ・ケミカル・カン
パニー(Witco Chemical Company)により商品名バリソ
フト(VarisoftR)SDCそしてオニクス・ケミカル・カンパニー(O
nyx Chemical Company)により商品名アンモニクス(Am
monyxR)490で販売されている。
成分(c)(v)の例は、1−メチル−1−タロウアミドエチル−2−タロウ
イミダゾリニウムメチルサルフェートおよび1−メチル−1−(水素化タロウア
ミドエチル)−2−(水素化タロウ)イミダゾリニウムメチルサルフェートであ
り、ここでR1は非環式脂肪族C15−C17炭化水素基であり、R2はエチレン基で
あり、R5はメチル基であり、そしてA−は塩素のアニオンである;それらはウ
ィトコ・ケミカル・カンパニー(Witco Chemical Compan
y)から、それぞれ、商品名バリソフト(VarisoftR)475およびバ
リソフト(VarisoftR)445で入手可能である。
上記(c)(vii)について、置換基RおよびR2は種々の基、例えば、ア
ルコキシルまたはヒドロキシル基で置換されていてもよく、および/またはR2
基がそれらの基本的疎水性の特性を維持するかぎり、飽和、不飽和、直鎖状、お
よび/または分枝鎖状であることができることが理解されるであろう。好ましい
柔軟化化合物は、生物分解性であり、例えば、成分(c)(vii)である。こ
れらの好ましい化合物は、広く使用されている布帛柔軟剤であるジタロウジメチ
ルアンモニウムクロライド(DTDMAC)のジエステル変種であると考えるこ
とができる。
(c)(vii)の非限定的例は、次の通りである(ここですべての長鎖アル
キル置換基は直鎖状である):
ここで−C(O)R2は軟質獣脂および/または硬質獣脂の脂肪酸から誘導さ
れる。軟質および/または硬質獣脂の脂肪酸とジ(ヒドロキシエチル)ジメチル
アンモニウムクロライドとのジエステル、即ち、ジ(タロウオキシエチル)ジメ
チルアンモニウムクロライド、は特に好ましい。
前述の化合物(ジエステル)は加水分解に対して多少不安定であるので、本発
明における組成物の配合のために使用するとき、注意して取り扱うべきである。
例えば、ここにおける液状組成物は約2〜約5、好ましくは約2〜約4.5、よ
り好ましくは約2〜約4の範囲のpHで配合される。pHはブレンスデッド酸の
添加により調節できる。ジエステル第四アンモニウムの布帛柔軟剤化合物を含有
する安定な柔軟剤組成物を製造するためのpH範囲は、米国特許第4,767,
547号(ストラートフおよびケニグ、1988年8月30日発行、引用するこ
とによって本明細書の一部とされる)に開示されている。
(c)(vii)のジエステル第四アンモニウムの布帛柔軟化合物は、また、
下記一般式を有することができる:
(式中、各R、R2、およびA−は前述と同一の意味を有する)
このような化合物は、下記式を有するものを包含する:
[CH3]3 +N[CH2CH(CH2OC[O]R2)
−OC(O)R2]Cl-
(式中、−OC(O)R2は軟質獣脂および/または硬質獣脂の脂肪酸から誘導
される)
好ましくは各Rはメチルまたはエチル基であり、そして好ましくは各R2はC1 5
−C19の範囲である。種々の程度の分枝鎖、置換および/または非飽和はアル
キル鎖の中に存在することができる。分子の中のアニオンA-は好ましくは強酸
のアニオンでありそして、例えば、塩素、臭素、硫酸、およびメチル硫酸のアニ
オンであることができる;アニオンは二重の電荷を有することができ、この場合
においてA-は基の半分を表す。これらの化合物は、一般に、安定な濃厚な液状
組成物として配合することは困難である。
これらのタイプの化合物およびそれらの製造方法は、米国特許第4,137,
180号(ナイクら、1979年1月30日発行、これは引用することによって
本明細書の一部とされる)に開示されている。
好ましい組成物は、本発明の組成物の中に存在する布帛柔軟化成分の重量に基
づいて、成分(a)を約10%〜約80%のレベルで、成分(b)を約3%〜約
40%のレベルで、および成分(c)を約10%〜約80%のレベルで含有する
。より好ましい組成物は、(i)ジ(水素化タロウ)ジメチルアンモニウムクロ
ラ
イド;(v)メチル−1−タロウアミドエチル−2−タロウイミダゾリニウムメ
チルサルフェート;(vii)ジエタノールエステルジメチルアンモニウムクロ
ライド;およびそれらの混合物から成る群より選択される成分(c)を含有する
。
なおさらに好ましい組成物は、下記の成分を含有する:成分(a):約2モル
の水素化獣脂脂肪酸と約1モルのN−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミンと
の反応生成物、本発明の組成物の布帛柔軟化成分の約20重量%〜約70重量%
のレベルで存在する;成分(b):モノ(水素化タロウ)トリメチルアンモニウ
ムクロライド、本発明の組成物の布帛柔軟化成分の約3重量%〜約30重量%の
レベルで存在する;成分(c):ジ(水素化タロウ)ジメチルアンモニウムクロ
ライド、ジタロウメチルアンモニウムクロライド、メチル−1−タロウアミドエ
チル−2タロウイミダゾリニウムメチルサルフェート、ジエタノールエステルジ
メチルアンモニウムクロライドおよびそれらの混合物から成る群より選択される
;ここで成分(c)は本発明の組成物の布帛柔軟化成分の約20重量%〜約60
重量%のレベルで存在する;そしてここで前記ジ(水素化タロウ)ジメチルアン
モニウムクロライド/前記メチル−1−タロウアミドエチル−2−タロウイミダ
ゾリニウムメチルサルフェートの重量比は約2:1〜約6:1である。
上記の個々の成分、特にI(c)(例えば、ジタロウメチルアンモニウムクロ
ライドまたはジエタノールエステルジメチルアンモニウムクロライド)の成分は
、また、個々に使用できる。
前述のカチオン性窒素含有塩において、アニオンA-は電荷を中和する。最も
頻繁には、これらの塩において電荷を中和するアニオンはハロゲン、例えば、塩
素または臭素のアニオンである。しかしながら、他のアニオン、例えば、メチル
硫酸、エチル硫酸、水酸、酢酸、ギ酸、クエン酸、硫酸、炭酸などのアニオンを
使用できる。塩素およびメチル硫酸はアニオンA-として好ましい。
本発明の液状組成物中の布帛柔軟剤(布帛柔軟化剤)は、典型的には、組成物
の約2重量%〜約50重量%、好ましくは約4重量%〜約30重量%である。下
限は、家庭の洗濯の実施において普通の方法で洗濯すすぎ浴に添加するとき、有
効な布帛柔軟化の性能に寄与するためを与える。上限は、包装および分配の費用
の減少のために、いっそう経済的な使用を消費者に提供する、濃厚な製品のため
に適当であるものである。
任意の成分
完全に配合された布帛柔軟組成物は、好ましくは、前述の成分に加えて、1種
または2種以上の下記の成分を含有する:
第1に、部分的または正味のカチオン電荷を有するポリマーの存在は、ここに
おける組成物におけるセルラーゼの安定性をさらに増加するために有用であるこ
とがある。このようなポリマーは、組成物の0.001重量%〜10重量%、好
ましくは0.01重量%〜2重量%のレベルで使用できる。
このような部分的カチオン電荷を有するポリマーは、下記の構造式(A)を有
する単位を含有するポリアミンN−オキシドであることができる:
式中、Pは重合可能な単位であり、これに対してR−N→O基は結合すること
ができるか、またはR−N→O基は重合可能な単位の一部分を形成するか、また
は両方の組み合わせである。
xは0または1である;
Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環族の基または
それらの任意の組み合わせであり、それらに対してN→O基の窒素は結合するこ
とができるか、またはN→O基の窒素はこれらの基の一部分である。
N→O基は下記の一般構造により表すことができる:
式中、R1、R2、およびR3は脂肪族、芳香族、複素環式もしくは脂環族の基
またはそれらの組み合わせであり、xおよび/またはyおよび/またはzは0ま
たは1であり、そしてN→O基の窒素は結合することができるか、またはN→O
基の窒素はこれらの基の一部分を形成する。
N→O基Rは重合可能な単位(P)の一部分であるか、またはポリマーの主鎖
に結合できるか、または両方の組み合わせであることができる。
N→O基が重合可能な単位の一部分を形成する適当なポリアミンN−オキシド
は、Rが脂肪族、芳香族、脂環族または複素環式基から選択されるポリアミンN
−オキシドを含んでなる。
前記ポリアミンN−オキシドの1つのクラスは、N→O基の窒素がR−基の一
部分を形成するポリアミンN−オキシドの基を含んでなる。好ましいポリアミン
N−オキシドは、Rが複素環式基、例えば、ピリジン、ピロール、イミダゾール
、ピロリジン、ピペリジン、キノリン、アクリジンおよびそれらの誘導体である
ものである。
前記ポリアミンN−オキシドの他のクラスは、N→O基の窒素がR−基に結合
しているポリアミンN−オキシドの基を含んでなる。
他の適当なポリアミンN−オキシドは、N→O基が重合可能な単位に結合して
いるポリアミンオキシドである。
これらのポリアミンN−オキシドの好ましいクラスは、Rが芳香族、複素環式
または脂環族の基であり、N→O官能基の窒素が前記R−基の一部分である、一
般式(A)を有するポリアミンN−オキシドである。
ポリアミンN−オキシドの他の好ましいクラスは、Rが芳香族、複素環式また
は脂環族の基であり、N→O官能基の窒素が前記R−基の一部分に結合している
、一般式(A)を有するポリアミンN−オキシドである。
これらのクラスの例は、R基が芳香族、例えば、フェニルである、ポリアミン
オキシドである。
形成するアミンオキシドのポリマーが水溶性であるかつ転移抑制性質を有する
かぎり、任意のポリマーの主鎖を使用することができる。適当なポリマーの主鎖
は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、
ポリイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。
本発明において有用なアミンN−オキシドのポリマーは、典型的には約10:
1〜約1:1000000のアミン/アミンN−オキシドの比を有する。しかし
ながら、ポリアミンN−オキシドを含有するポリマーの中に存在するアミンオキ
シド基の量は、適当な共重合または適当なN−オキシドの程度により変化させる
ことができる。好ましくは、アミン/アミンN−オキシドの比は約2:3〜約1
:1000000である。より好ましくは約1:4〜約1:1000000、最
も好ましくは約1:7〜約1:1000000である。本発明のポリマーは実際
にランダムまたはブロックコポリマーを包含し、ここで一方のモノマーのタイプ
はアミンN−オキシドであり、そして他方のモノマーのタイプはアミンN−オキ
シドであるか、またはアミンN−オキシドではない。ポリアミンN−オキシドの
アミンオキシド単位はPKa<10、好ましくはPKa<7、より好ましくは
PKa<6を有する。
ポリアミンN−オキシドを含有するポリマーは、ほとんど任意の重合度で得る
ことができる。これらの重合度は、材料が所望の水溶性および染料懸濁力を有す
るかぎり、臨界的ではない。
典型的には、ポリアミンN−オキシドを含有するポリマーの平均分子量は約5
00〜約1000,000;好ましくは約1,000〜約50,000、より好
ましくは約2,000〜約30,000、最も好ましくは約3,000〜約20
,000の範囲内である。
正味のカチオン電荷を有するこのようなポリマーは、約5,000〜約100
,000、好ましくは約5,000〜約50,000の範囲の平均分子量を有す
る、ポリビニルピロリドン(PVP)ならびにN−ビニルイミダゾールN−ビニ
ルピロリドンのコポリマーを包含する;前記コポリマーは約1〜約0.2、好ま
しくは約0.8〜約0.3のN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドンの
比を有する。
界面活性剤/濃縮助剤
前述したように、濃縮助剤を添加しないで安定である、上の式(I)および(
II)の不飽和材料の比較的濃厚な組成物を製造することができるが、本発明の
濃厚組成物は、なおより高い濃度にするためにおよび/または他の成分に依存し
てより高い安定性の基準を満足するために、有機および/または無機の濃縮助剤
を必要とする。
界面活性剤の濃縮助剤は、典型的には、単一長鎖アルキルカチオン性界面活性
剤;非イオン性界面活性剤;アミンオキシド;脂肪酸;またはそれらの混合物か
ら成る群より選択され、典型的には組成物の0〜約15%のレベルで使用される
。
本発明におけるこのような単一長鎖アルキルカチオン性界面活性剤は、好まし
くは、下記一般式の第四アンモニウム塩であり、柔軟剤活性の約0.1重量%〜
約20重量%で存在する:
[R2N+R3]X~
式中、R2基は、エステル結合とNとの間に短鎖アルキレン(C1−C4)基を
有する相当するエステル結合中断基のC10−C22炭化水素基、好ましくはC12−
C18アルキル基であり、類似炭化水素基、例えばコリンの脂肪酸エステル、好ま
しくはC12−C14(ココ)コリンエステルおよび/またはC16−C18獣脂コリン
エステルを有する。各RはC1−C4アルキルであるか、または置換された(例え
ば、ヒドロキシ)アルキル、または水素、好ましくはメチルであり、そして対イ
オンX~は柔軟剤適合性アニオン、例えば、塩素、臭素、メチル硫酸などのアニ
オンである。
環構造をもっ他のカチオン性物質、例えば、単一C12−C30アルキル鎖を有す
るアルキルイミダゾリン、イミダゾリニウム、ピリジン、およびピリジニウム、
を使用することもできる。非常に低いpHが、例えば、イミダゾリン環構造、を
安定化するために要求される。
本発明において有用ないくつかのアルキルイミダゾリニウム塩およびそれらの
イミダゾリン前駆体は、下記一般式を有する:
式中、Y2は−C(O)−O−、−O−(O)C−、−C(O)−N(R5)−
、または−N(R5)−C(O)−であり、ここでR5は水素またはC1−C4アル
キル基である;R6はC1−C4アルキル基または水素(イミダゾリン
前駆体について)である;R7およびR8は、ただ1つのR2が存在する単一長鎖
アルキルカチオン性界面活性剤について前に定義したRおよびR2から、各々独
立して、選択される。
本発明において有用ないくつかのアルキルピリジニウム塩は、下記一般式を有
する:
式中、R2およびXは上に定義した通りである。このタイプの典型的な物質は
セチルピリジニウムクロライドである。
非イオン性界面活性剤(アルコキシル化物質)
本発明において使用するための適当な非イオン性界面活性剤は、エチレンオキ
シドおよび、必要に応じて、プロピレンオキシドと、脂肪族アルコール、脂肪酸
、脂肪族アミンなどとの付加生成物を包含する。
適当な化合物は、下記一般式の実質的に水溶性の界面活性剤である:
R2−Y−(C2H4O)z−C2H4OH
式中、R2は第一、第二および分枝鎖状のアルキルおよび/またはアシルヒド
ロカルビル基;第一、第二および分枝鎖状のアルケニルヒドロカルビル基;およ
び第一、第二および分枝鎖状のアルキル−およびアルケニル−置換フェノール系
ヒドロカルビル基から成る群より選択される;前記ヒドロカルビル基は8〜20
、好ましくは10〜18個の炭素原子のヒドロカルビルの鎖長を有する。
Yは典型的には−O−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、または−C
(O)N(R)R−であり、ここでR2およびRは、存在するとき、前述の意味
を有し、および/またはRは水素であることができ、そしてzは少なくとも8、
好ましくは少なくとも10〜11である。
ここにおける非イオン性界面活性剤は、7〜20、好ましくは8〜15のHL
B(親水性−疎水性バランス)により特徴づけられる。
特に適当な非イオン性界面活性剤の例は、次のものを包含する:直鎖状、第一
アルコールアルコキシレート、例えば、獣脂アルコール−EO(11)、獣脂ア
ルコール−EO(18)、および獣脂アルコール−EO(25);
直鎖状、第二アルコールアルコキシレート、例えば、2−C16EO(11);
2−C20EO(11);および2−C16EO(14);
アルキルフェノールアルコキシレート、例えば、p−トリデシルフェノールE
O(11)およびp−ペンタデシルフェノールEO(18)、ならびに
オレフィン系アルコキシレート、および分枝鎖状アルコキシレート、例えば、
よく知られた「OXO」法から入手可能な分枝鎖状第一および第二アルコール。
アミンオキシド
適当なアミンオキシドは、8〜28個の炭素原子、好ましくは8〜16個の炭
素原子の1つのアルキルまたはヒドロキシアルキル部分、および1〜3個の炭素
原子のアルキル基およびヒドロキシアルキル基から成る群より選択される2つの
アルキル部分をもつものを包含する。
例としてはジメチルオクチルアミンオキシド、ジエチルデシルアミンオキシド
、ビス−(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシド、ジメチルドデシル
−アミンオキシド、ジプロピルテトラデシルアミンオキシド、メチルエチルヘキ
サデシルアミンオキシド、ジメチル−2−ヒドロキシエチルオクタデシルアミン
オキシド、およびココナッツ脂肪族アルキルジメチルアミンオキシドが挙げられ
る。
脂肪酸
適当な脂肪酸は、12〜25、好ましくは16〜20個の合計の炭素原子を含
有し、脂肪族部分が10〜22、好ましくは10〜14(中央カット)個の炭素
原子を含有する、脂肪酸を包含する。より短い部分は1〜4、好ましくは1〜2
個の炭素原子を含有する。
電解質の濃縮助剤
界面活性剤の濃縮助剤の作用に似た作用をするか、またはその作用を増強する
ことができる無機の粘度調節剤は、また、本発明の組成物の中に必要に応じて混
入できる水溶性のイオン化可能な塩を包含する。広範な種類のイオン化可能な塩
を使用できる。適当な塩の例は、元素の周期律表の第IAおよびIIA族の金属
のハロゲン化物、例えば、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム
、臭化カリウム、および塩化リチウムである。イオン化可能な塩は、ここにおけ
る組成物を作るために、そして後に所望の粘度を得るために、成分の混合の間に
特に有用である。イオン化可能な塩の使用量は、組成物における活性成分の量に
依存し、そして配合者の要望に従い調節することができる。組成物の粘度をコン
トロールするために使用される塩の典型的なレベルは、組成物の重量に基づいて
、約20〜約20,000部/100万部(ppm)、好ましくは約20〜約1
1,000ppmである。
アルキレンポリアンモニウム塩は、前述の水溶性イオン化可能な塩に加えて、
またはその代わりに、組成物の中に混入して粘度をコントロールすることができ
る。さらに、これらの濃縮助剤はスキャベンジャーとして作用して、主要な洗浄
から運ばれる、すすぎ液中の、および布帛上のアニオン性洗浄剤とイオン対を形
成し、そして柔軟性の性能を改良することができる。これらの濃縮助剤は、無機
電解質に比較して、より広い範囲の温度にわたって、特に低温において、粘度を
安定化することができる。
アルキレンポリアンモニウム塩の特別の例は、1−リジン一塩酸塩および1,
5−ジアンモニウム2−メチルペンタン二塩酸塩を包含する。
液状キャリヤー
他の任意の、しかし好ましい、成分は液状キャリヤーである。本発明の組成物
において使用する液状キャリヤーは、好ましくは、その低いコストの相対的入手
可能性、安全性、および環境的適合性のために、少なくとも主として水である。
液状キャリヤー中の水のレベルは、キャリヤーの好ましくは少なくとも約50重
量%、最も好ましくは少なくとも約60重量%である。水と低分子量、例えば、
<約200、の有機溶剤、例えば、低級アルコール、例えば、エタノール、プロ
パノール、イソプロパノールまたはブタノール、との混合物はキャリヤーの液体
として有用である。低分子量のアルコールは、一価、二価(グリコールなど)、
三価(グリセロール)、および高級の多価(ポリオール)アルコールを包含する
。
なお他の任意の成分は、安定剤、例えば、よく知られた酸化防止剤および還元
剤、よごれ解放ポリマー、殺菌剤、着色剤、香料、保存剤、蛍光増白剤、イオン
化防止剤、消泡剤などである。実施例1〜3
下記の濃厚組成物を調製する:
実施例1の配合物は、典型的なヨーロッパの機械洗浄において使用され、すす
ぎ溶液(14CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)に21リットルの
水を使用するこのプロセスのすすぎサイクルに35gの組成物を添加することに
よって、布帛、特に綿布帛を清浄し、非常にすぐれた布帛の利点を有する清浄さ
れた布帛が得られた。
実施例2および3の配合物は、典型的な米国の機械洗浄において使用され、す
すぎ溶液(31CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)に64リットル
の水を使用するこのプロセスのすすぎサイクルに30gの組成物を添加すること
によって、布帛を清浄し、非常にすぐれた布帛の利点を有する清浄された布帛が
得られた。
実施例4
下記の濃厚組成物を、また、調製する:
実施例4の配合物は、典型的な米国の機械洗浄において使用され、すすぎ溶液
(37CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)に64リットルの水を使
用するこのプロセスのすすぎサイクルに30gの組成物を添加することによって
、布帛を清浄して、非常にすぐれた布帛の利点を有する清浄された布帛が得られ
た。また、これらの条件(19CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)
下に40CEVU/gの組成物の活性を有するセルラーゼを含有する実施例4の
組成物について、利点が観察される。
実施例5
下記の濃厚組成物を、また、調製する:
実施例5の配合物は、典型的な米国の機械洗浄において使用され、すすぎ溶液
(5CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)に64リットルの水を使用
するこのプロセスのすすぎサイクルに100gの組成物を添加することによって
、布帛を清浄し、非常にすぐれた布帛の利点を有する清浄された布帛が得られた
。
実施例6
下記の濃厚組成物を、また、調製する:
実施例6の配合物は、典型的な米国の機械洗浄において使用され、すすぎ溶液
(37CEVUのセルラーゼ/リットルのすすぎ溶液)のために64リットルの
水を使用するこのプロセスのすすぎサイクルに30gの組成物を添加することに
よって、布帛を清浄し、非常にすぐれた布帛の利点を有する清浄された布帛が得
られた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
D06L 1/12 7633−3B D06L 1/12
D06M 13/46 7633−3B D06M 13/46
7633−3B
(72)発明者 フーベッシュ,ブルーノ アルバート ジ
ーン
ベルギー国テルビューレン、サン‐パウル
スラーン、6
(72)発明者 プルイター,ジョウハン ガーウィン
ベルギー国ストロムベーク‐ベベル、ロー
マインスステーンウェーク、522 ブュス、
3
(72)発明者 ベネガス,マヌエル ガルシア
アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ
ェスター、クエイル、メドー、7977
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 1種または2種以上のカチオン性布帛柔軟剤、非イオン性柔軟剤、また はそれらの混合物とセルラーゼとを含んでなる布帛コンディショニング組成物で あって、前記組成物は機械すすぎサイクル使用条件の間にすすぎ溶液1リットル につき50CEVU以下の有効量のセルラーゼを送出すようなレベルでセルラー ゼを存在させる、前記組成物。 2. 5〜125CeVU/gの組成物の活性に等しいレベルでセルラーゼを 含んでなる請求項1に記載の組成物。 3. 組成物が機械的すすぎサイクル使用条件の間にすすぎ溶液1リットルに つき30CEVU以下の有効量のセルラーゼを送出するようなレベルでセルラー ゼを含んでなる、請求項1または2に記載の組成物。 4. セルラーゼが均質なエンドグルカナーゼ成分から本質的に成り、前記成 分は、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)、DS M 1800由来の高度に精製された43kDのセルラーゼに対して生じさせた 抗体と免疫反応性であるか、あるいは前記43kDのエンドグルカナーゼと同等 である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 5. 2〜50重量%の1種または2種以上の布帛柔軟剤を含んでなる請求項 1〜4のいずれか一項に記載の組成物。 6. 第四アンモニウム柔軟剤、アミン前駆体柔軟剤、またはそれらの混合物 と、セルラーゼと、所望ならば、慣用マトリックス成分と、添加剤とを含んでな り、そして組成物が、20℃において、2.0〜4.5のpHを有する、請求項 1〜5のいずれか一項に記載の組成物。 7. 第四アンモニウム柔軟剤がN,N−ジ(2−タロウオイル−オキシ−エ チル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロライドである請求項6に記載の組成 物。 8. 機械洗浄のすすぎサイクルの間に、1種または2種以上のカチオン性布 帛柔軟剤、非イオン性布帛柔軟剤、またはそれらの混合物と、すすぎ溶液の1リ ットルにつき50CEVU以下のレベルのセルラーゼとで布帛を処理することを 含んでなる、布帛を機械処理する方法。 9. セルラーゼがすすぎ溶液の1リットルにつき30CEVU以下のレベル である請求項8に記載の方法。 10. セルラーゼが均質なエンドグルカナーゼ成分から本質的に成り、前記 成分は、フミコラ・インソレンス(Humicola insolens)、D SM 1800由来の、高度に精製された43kDのセルラーゼに対して生じさ せた抗体と免疫反応性であるか、あるいは前記43kDのエンドグルカナーゼと 同等である、請求項8または9に記載の方法。
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