JPH09508830A - 医療用電極用シール部材 - Google Patents

医療用電極用シール部材

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JPH09508830A JP7521169A JP52116995A JPH09508830A JP H09508830 A JPH09508830 A JP H09508830A JP 7521169 A JP7521169 A JP 7521169A JP 52116995 A JP52116995 A JP 52116995A JP H09508830 A JPH09508830 A JP H09508830A
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Abstract

(57)【要約】 心電図用電極のような医療用電極に用いるシール部材(17)において、シール部材(17)はシール部(22)と、このシール部の周りに配され皮膚と接触する側にシール縁部(24)を有するシールリップ(23)とから成る。このシールリップの内側面によって、減圧用通路(28)を介して減圧源に連結された電極を使用する際に用いられる減圧室(V)が形成される。減圧室(V)は、前記シール縁部(24)に隣接したシールリップ(23)の内側で減圧用通路(28)と連結している。前記減圧用通路(28)は、環状の開口部又は間隙(28A)によって前記減圧室内に開口したものである。汚物吸収体(18)は、前記通路(28)を介してシール縁部付近の皮膚領域から除去された汚物を吸収するものであり、前記シール縁部に対向した側のシール部(22)上に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】 医療用電極用シール部材 本発明は、医療用電極すなわち電極を患者の皮膚と電気的に接触させて行う検 査又は治療の際に使用する吸引電極又は減圧電極に関するものであり、このよう な電極の例としては、心電図用電極及び脳電図用電極が挙げられる。 特に本発明は、医療用電極用シール部材すなわち皮膚と密着するシール縁部で 終端した環状のシールリム又はシールリップが設けられたシール部材に関するも のであり、このシール部材は電極部材が配置される減圧室を形成するベル又はカ ップ状の真空盤を構成するものである。 減圧電極を使用するに際して、前記シール部材は減圧源に連結した減圧通路口 を備えた電極ホルダーに取り付けられる。また、前記減圧室とこの減圧通路口と の間は減圧用通路を介して連通している。シールリップのシール縁部が患者の皮 膚と接触し、これにより密閉された減圧室が上述のように減圧用通路口と連通し た後、この減圧室内の電極部材は周囲の大気圧によって電極ホルダーを介して患 者の皮膚に押圧されることになる。 本発明に関連するこの種のシール部材は、例えば国際公開第93/16633 号に開示されている。 上記の電極を使用する場合、皮膚からの汗又はその他の分泌物等の湿った汚物 がこの電極との接触領域に存在することがある。多く の場合、皮膚に導電性ゲル、塩類下剤又はその他の導電性薬剤を塗布することに よって皮膚と電極部材との電気的接触の改善が成されている。 以下に使用する「汚物」とは、特別な場合を除いて、導電性ゲル、塩類下剤等 を意味するものと定義する。 このような汚物において、例えば心電図の測定の際患者からの電極部材を介し て得られる電気信号に不利益且つ予測不可能な影響を及ぼすことがあることは知 られている。このような好ましくない影響を及ぼす理由については、未だ十分な 説明をすることができない。しかしながら一説には、このような導電性の汚物に よって電極部材はこれと接触する上述した皮膚領域のみならず、その周辺の皮膚 領域とも電気的接触することになると考えられている。 更に、検査又は治療を行う際に電極部材と皮膚との電気的接触が変化するとも 考えられている。これは、皮膚とシール部材の周縁部との間で起こる回避不可能 な空気漏れや、減圧室に入り込み電極部材周辺の皮膚に沿って移動する気泡が、 上述の変化に起因するものであると考えられる。加えて、電極部材を使用する際 に汚物が徐々に乾燥してしまうことも上記変化の要因として考えられる。 これらの要因によって、電極部材と皮膚との接触領域の導電率と、静電界が存 在するときの皮膚表面上及びその表面下における電気双極子が変化することにな り、それに伴い正常な電気信号と異なる強い電気信号が発生することになる。 上述してきたように、減圧電極の電気信号の精度に関連する静電界を害するこ とによって生ずる効果は、明確には特定されていな い。しかし、これは導電率が変化することに起因するものであると考えられる。 本発明の主目的は、上述した問題を解決することである。即ち本発明は、電極 部材と減圧電極が作用する皮膚領域との間で、上述した種々の変化による影響を 受けないように電気的に接触することが可能な減圧電極を提供することである。 従って本発明は、特許請求の範囲に記載され且つ以下に詳述するような減圧電 極装置及び減圧電極用シール部材を提供する。 基本的に、本発明は皮膚と電極部材間の電気的接触が変化することを避けるた めに電極部材と接触する皮膚領域の周囲の領域から汚物を取り除くこと、即ち電 極部材によって感知される電気的要因による影響を大幅に減少させることにより 上記目的を解決するものである。 本発明の提供する上記目的の達成手段及びその態様を以下に詳述する。 また、添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。 図1は、本発明によるシール部材を含む減圧電極装置の中央垂直断面図である 。 図2は、図1の電極装置の一部であり、シール部材とこのシール部材により支 持される汚物吸収体とから成る電極部を示したものである。 図3は、図2に示した電極部の底部の平面図である。 図4A及び図4Bは、各々異なる電極装置により測定した心電図である。 図5は、シール部材を変形した態様であり、図2と同様の断面図である。 図5Aは、減圧処理により皮膚を保持した状態のシール部材であり、図5のシ ール部材の部分断面図である。 図6は、図5のシール部材の底部の部分平面図である。 図1に示す減圧電極装置は、心電図の測定に使用されるものであり、2つの主 要部から成る。これらの主要部の1つは、一般的に符号(11)で示すような電 極ホルダー又は電極ヘッドである。この電極ホルダーは、ワイヤーと管(12) を介して心電図装置(図示せず)に接続されている。この心電図装置は、減圧ポ ンプと、加圧ポンプと、電極装置を用いて得られた電気信号を処理及び記録する 回路部品とで構成されている。またもう1つの主要部は、一般的に符号(15) で示すような電極部であり、この電極部は容易に取り外すことが可能な方法で電 極ホルダーに取り付けられている。 電極ホルダー(11)は、実質的に国際公開第93/16633号に詳述され ているような構成である。電極ホルダーの詳細な構成は、本発明の要部ではない のでここでの説明は省略する。 図示した態様において、電極部(15)は電極部材(16)と、シール部材( 17)と汚物吸収体(18)の取り外し自在の3つの 部材から構成されている。また、汚物吸収体(18)とこの汚物吸収体の支持部 又は取付部として作用するシール部材(17)によって、図2に示した電極部( 15)の独立した構成部が構成される。 上記電極部材(16)は、上方から見た場合には円形であり、中心に軸(C) を有するものであり、通常プラスチック材で形成され、導電表面コーティングが 施されている。この電極部材(16)の下部は、ディスク形状の皮膚接触部(1 9)であり、その上部はシャンク(20)である。この皮膚接触部(19)の下 面(19A)は、電極装置を使用するときに患者の皮膚と密着するように設けら れている。また、前記シャンク(20)はこの皮膚接触部(19)の上側面から 上方に延びており、その上端には接触頭部(20A)が設けられている。この接 触頭部(20A)によって、電極部材(16)及び電極部(15)全体を電極ホ ルダー(11)に自由に取り付けることができる。 上記シール部材(17)は、例えばポリマー材又は他の好適な非導電材で一体 形成されている。このシール部材(17)は、ハブ部(21)と、円形のシール 部(22)と、環状のシールリム又はシールリップ(23)とから構成されてい る。ハブ部(21)は、電極部材(16)が嵌合するソケット又は凹部(21A )を形成するものであり、前記電極部材(16)のシャンク(20)はこのハブ 部(21)に亘って摺動することになる。円形シール部(22)は、平坦な上側 面を有し且つハブ部(21)の軸(C)に対して横 手方向に延びている。この円形シール部(22)には、前記汚物吸収体(18) を受け取り且つこれをシール部材(17)の所定位置に保持する為のシートが形 成されている。前記シールリップ(23)は、円形シール部(22)の円周の外 方に環状に設けられたものである。このシールリップ(23)によって、電極ホ ルダー(11)と患者の皮膚との間に減圧室(V)が形成される。 上述したシール部材(17)は、減圧室(V)を形成する円形シール部(22 )の下側面とシールリップ(23)とから成る吸着盤又は真空盤で構成されてい る。このシール部材(17)には、その下方に患者の皮膚と係合するための環状 のシール縁部(24)が設けられており、その上方には電極ホルダー(11)の 下面と係合するための環状の上縁部(25)が設けられている。 更にシール部材(17)は、電気絶縁材から成るものである。従ってシール部 材(17)は、凹部(21A)の内壁(21B)と汚物吸収体(18)との間で 絶縁物として作用することになる。また、このシール部材(17)の凹部(21 A)は内壁(21B)によって形成されるものであり、電極装置の使用の際にこ の凹部(21A)は電極部材(16)と嵌合する。 このようなシール部材(17)は、製造装置及び組立装置による操作に対して 十分耐え得る硬度であることが好ましい。その一方で、少なくともシール縁部( 24)の一部では、ある程度弾性を有する材料であることが望ましい。なぜなら 、このように弾性を有する材料であることによって、シール縁部(24)はシー ル部材(17)が皮膚に押圧されたときに幾分内方に湾曲することができ、シ ールリップ(23)の最下部がアンダーカットするからである。 前記シール部材を構成するハブ部(21)は、円筒状のカラー部(26)を有 している。このカラー部(26)は、円形シール部(22)から下方に延びてお り、その下縁部は電極部材(16)の皮膚接触部(19)の上側面の一部と係合 するものである。これにより、円形シール部(22)の下側面(22A)とハブ 部(21)を横手方向に越えて突設された皮膚接触部(19)の外方上側面との 間で空隙(A)が存在することになる。この空隙(A)の間隔は、約1mmである ことが好ましい。 更に,ハブ部(21)は円形シール部(22)から上方に延びた円筒状の首部 (27)を有している。この首部(27)の上端は、前記電極部材(16)のシ ャンク(20)に設けられた小さな環状ビード(20B)の真下に位置決めされ ることになる。これによって、電極部材(16)はシール部材(17)にスナッ プ式で取り付けられることになる。従って、電極部(15)を構成する上記2つ の主要部は容易に連結及び分離することが可能となり、これらを連結したときに は、図1に示すように所定位置に相互を確実に保持することが可能となる。 前記首部(27)の上端には、小さな外方環状ビード(27A)が設けられて おり、この外方環状ビード(27A)によって汚物吸収体(18)をシール部材 (17)にスナップ式で確実に取り付けることが可能となる。 図面に例示した態様において、円形シール部(22)の下側面(22A)はハ ブ部(21)からシールリップ(23)に至るまで の大部分が通常平坦であるが、図1及び図2に示すようにこの半径方向外側の部 分は下方に湾曲している。この円形シール部(22)の湾曲したシールリップ( 22B)とシールリップ(23)のシール縁部(24)の内面との間には環状の 減圧用通路(28)が形成されている。この環状の減圧用通路(28)は、シー ルリップ(23)の円周に亘って環状の狭い間隙(28A)である開口部を有し ており、減圧室(V)を減圧するために用いられている。また、このシールリッ プ(23)と円形シール部の湾曲シールリップ(22B)は、円周方向に間隔を 開けて設けられた複数の短いウェブ(29)を介して連結されている。 前記湾曲シールリップ(22B)のシール縁部(22C)は、このウェブ(2 9)を僅かに越えて下方に延びている。また、このシール縁部(22C)はシー ル縁部(24)の丸みをもった先端部(24A)よりも僅かに高い位置にある。 このシール縁部(22C)と先端部(24A)との高さの差は、例えば心電図用 電極のときと同様に約1mmであることが好ましい。 上述の間隙(28A)は、円形シール部(22)を介して対向するように位置 した減圧室(V)の上部室と下部室との間で、唯一又は主要の流体の通路を構成 するものである。円形シール部(22)には、この通路と凹部(21A)を除い て開口している部分が無い。また、電極部材(16)とシール部材のハブ部(2 1)との間にはシール材を設けてはいないが、この2つの部材間で本発明の効果 に影響を及ぼすような流体の流出は起こり得ない。 図1及び図2から明らかなように、減圧室(V)は円形シール部 の湾曲シールリップ(22B)によって内方減圧室又は中央減圧室(V1)と環 状の外方減圧室(V2)とに分割されている。この中央減圧室(V1)と外方減 圧室(V2)とは、環状の間隙(28A)を介して連通している。 電極装置を使用する際には、汗やその他の湿った汚物又は流体の流れによって シール部材(17)が包囲する皮膚領域と電極部材(16)との間で不安定な導 電経路が形成されることになるので、これを防ぐことが重要である。心電図の測 定を行う際、時には患者が非常に汗をかくことがあり、この結果電極装置の周り やその下の患者の皮膚が汗で覆われることになる。また、患者が動くことによっ て空気漏れが起こり、この結果シール縁部(24)の下の皮膚に沿って汗が流れ てしまう。患者がじっとしていたとしても、シール縁部(24)を横切って存在 する毛の小さな毛管を通って空気が漏れたり汗が流れたりする。 しかしながら本発明では、減圧室(V)に減圧用通路(28)の狭く開口した 間隙(28A)が配設されている。これによって、電極装置の使用の際に減圧室 (V)内へ流入した空気は、皮膚からシール縁部(24)の内面に沿って上方に 案内され、減圧用通路(28)を通って吸収体(18)に速やかに除去される。 これによって、皮膚と電極部材(16)との接触面は、円形シール部(22)の シール縁部(22C)により囲まれた領域に実質的に隔離されることになる。即 ちどのような場合であっても、この領域はシール縁部(24)内に存在すること になる。従って、周囲の大気と実質的に遮断されることになり、この接触面では 確実な電気的接触が行わ れることになる。また流体は、皮膚と円形シール部(22)の下側面(22A) との接触面では流れることはなくなり、シール部材の内部の流体はその周縁部に 流れ、そこに流れた流体はウェブ(29)によって円周方向の流れが制限され、 ほぼ軸方向に案内される。 汚物吸収体(18)は、シール部材(17)の円形シール部(22)の上側面 上に配されている。図示した態様では、汚物吸収体(18)は円形の吸収体ディ スクとカバーディスクとから成る。この吸収体ディスクは、高い湿分吸収能力及 び湿分保有能力をもつ材料、特に所謂超吸湿性材料であることが好ましい。また カバーディスクは、吸収体ディスクと実質的に同形状であり、少なくとも湿分に 対して非透過性(多少の空気は透過可能)である。図示した態様では、カバーデ ィスクは吸収体ディスクを被覆するプラスチック又は蝋紙等の別個の薄いディス クである。これとは別に、例えば吸収体ディスク上にシール用組成物を塗布する ことで吸収体ディスクと一体形成することも可能である。 吸収体ディスクと比較的硬質のカバーディスクの両部材には、シール部材の前 記首部(27)とほぼ同径の中央開口部が設けられている。この首部(27)の 外方環状ビード(27A)は、カバーディスクの開口部と汚物吸収体(18)を シール部材(17)に保持するためのスナップ係止する連結部として機能する。 同時に、汚物吸収体(18)はこの首部(27)によってシール部材上の中央に 位置することになる。 汚物吸収体(18)の周縁部に配設された減圧用通路(28)から、空気を汚 物吸収体(18)の上方に形成された減圧室の一部へ容易に流出させることが可 能である。皮膚から減圧用通路(28)内に吸引された汚物は、速やかに汚物吸 収体(18)に吸収され、不動となるので、測定又は治療の間の汚物の移動を最 小限に抑えることができる。 このような汚物は導電性であり、この汚物が移動することにより電界が形成さ れるため、汚物を皮膚から取り除く際この汚物は電界の乱れに起因することにな る。従って、汚物の移動をできる限り制限することが重要となる。上述から明ら かなように、汚物吸収体(18)はできる限り減圧用通路(28)の開口した間 隙(28A)に近接するように位置させる必要がある。好ましくは、汚物吸収体 (18)を間隙(28A)付近まで減圧用通路(28)内を下方に延びるように 位置させてもよい。さもなくば、シール縁部の先端部(24A)の近傍まで間隙 (28A)を通って下方に延びるようにてもよい。しかしながら製造の観点から みて、汚物吸収体(18)は図1及び図2に示すように配するのがより有効であ る。 図面から明らかなように、毛管作用によって湿分が吸収体から電極部材のシャ ンク(20)とシール部材のカラー部(26)又は首部(27)との間の嵌合面 に沿って移動する可能性はなくなる。一方、湿分は吸収体(18)を通ってシー ル部材(17)のハブ部(21)に至るまで移動することができる。しかしなが ら、ハブ部によって電極部材(16)又は内壁(21B)と吸収体(18)と の間は絶縁されている。加えて、カラー部(26)の外方円周面と首部(27) は、その実質的高さに亘って空気に露出されているので、耐毛管作用面又は毛管 作用防止面となる。これらによって、吸収体(18)からの上下方向への湿分の 移動を効果的に防ぐことが可能となる。このような湿分の移動は、シール部材( 17)を疎水性の材質にすることで更に防ぐことができる。 このように電極部材(16)は、汚物吸収体(18)と使用の際この汚物吸収 体と電気的に接触する皮膚領域とに対して絶縁状態にあり、且つ毛管作用防止機 能を有するものである。 従って、本発明の構成によって、皮膚は電極部材(16)と接触する領域で確 実に導電接触することが可能となる。 上述したように、円形シール部(22)の下方に位置する減圧室の排気は、シ ール縁部(24)に隣接した領域、言い替えれば周囲の大気から減圧室(V)内 へ空気が流入する全ての位置で行われる。従って、この減圧室に流入した空気が 間隙(28A)の内方の皮膚領域と天井部すなわち円形シール部(22)の下側 面(22A)との間に侵入することを防ぐことができる。 このような排気の構成は、従来の天井部で行っていた電極装置、即ち減圧室内 へ流入した空気をシールリップから皮膚に沿って天井部に案内していた公知の電 極装置の構成と最も重大な相違点である。このような公知の電極装置では汗や電 解物の変化に影響されることになり、この結果皮膚と電極部材との間の電気的接 触に寄与する電気伝導に関するパラメーターを変化させることになる。もしこの ような装置を電界の影響下で使用した場合、流入した空気は皮膚 から得た電気信号を仲介する電気双極子にも変化を与えることになる。 これに対して本発明は、シール縁部(24)の内側又は少なくとも円形シール 部(22)の湾曲シールリップ(22B)におけるシール縁部(22C)に囲ま れた領域(減圧室(V)内のほぼ全体の皮膚領域に亘って)の電界を、測定又は 治療の間を通じて実質的に一定に保つことが可能である。 更に本発明は、シール部材の直径を大きくせずに又は電気的環境を一定に保ち ながら圧力を維持することに対して影響を及ぼさずに、電極部材とオーミック接 触したシール部材の内部の皮膚領域を実質的に拡張することを簡単な方法で行う ことが可能である。 上記は、図示した態様において、例えば電極部材(16)の皮膚接触領域(1 9)に塗布された電解質ゲルを減圧室内の気圧減少下で塗布することができるよ うに、円形シール部(22)の下側面(22A)を形成し且つ配置することによ って達成することができる。これによって、このゲルの連続層が円形シール部( 22)の下の皮膚上に形成される。この場合、円形シール部(22)又はその限 定された部分に導電コーティングを施すことが有効であり、このコーティングさ れた部分は電極装置の使用の際に電極部材(16)と接触することになる。円形 シール部(22)の下の上記ゲルの層が設けられる円形シール部が一部分に限定 されるのは、円形シール部又は環状リッジ等の不連続性によるものである。 上述と別に、電極部材(16)の皮膚接触部(19)を拡張したり、クーポラ 状に形成してもよい。 既に述べたように、環状間隙(28A)又は外方減圧室(V2)によって、こ の外方減圧室(V2)と円形シール部(22)の上側部との間には唯一又は主に 流体が流れることになる。しかしながら、十分な減圧度で間隙(28A)を一定 に維持できるならば、必ずしもこのような構成にする必要はない。しかし、実際 問題として減圧室の中央部で排気が付加的に行われるならば、有益であるのは確 かである。 一方、間隙(28A)の内方に位置した減圧室の一部、即ち中央減圧室(V1 )を間隙(28A)を除いて減圧機構から実質的に密閉して孤立させることも有 効である。この場合、減圧電極装置が皮膚に密着し、例えば図1の仮想線で示さ れているように皮膚が円形シール部(22)と係合するように吸引された後に、 極短い時間でシール部材の上方で減圧度が実質的に減少することになる。このよ うな減圧度の減少は、円形シール部(22)下の皮膚領域には影響を及ぼさない 。従って、十分な減圧度に回復するまで皮膚を保有する能力は維持される。 図4A及び図4Bは2つの心電図を示したものである。図4Aの心電図の測定 に使用した電極装置は、減圧室内の減圧用通路の開口部が上方水平面又は円形シ ール部の平坦な部分の近傍に位置したものであり、その他は例示したものと同じ 構成である。一方、図4Bの心電図は、図4Aと同じ条件下で例示のものと同じ 電極装置、即ち減圧室内の減圧用通路の開口部がシールリップのシール縁部の近 傍に位置した電極装置を使用したときの記録結果である。 電極装置が取り付けられる皮膚領域の条件によって、皮膚が円形シール部(2 2)のシールリップ(22B)のシール縁部(22C)と密閉係合するのに要す る時間は前後する。もし皮膚に弾力性があったり、たるんでいたり又はその両方 であった場合及び皮膚に毛がない場合には、密閉係合するのに時間を要しない。 一方、皮膚が引き締まっていたり、毛がある場合には効果的に密閉係合されるま でに比較的長い時間を要する。皮膚がシール縁部(22C)と密閉係合するまで に空気がシールリップ(23)の下部から侵入した場合、正常な電気信号を得る ことはできない。 このような問題は、図5、図5A及び図6に示したシール部材により解決する ことができる。この態様の符号は、図1及び図2と共通又は実質的に共通の部材 に関しては同じものを用いる。 図5、図5A及び図6の態様では、シール部材(17)の下方に延びた部分に よって、内方環状シールリップ(22B)が形成される。この内方環状シールリ ップは幾分弾力性があり、その下部は図5Aに示すようにシールリップ(23) に向かって外方に湾曲することが可能である。また上述と異なり、例えばシール リップ(23)の下部を比較的薄く形成し且つその内方円周面を波形状に形成す ることにによって、若しくはシールリップ(23)に軸方向のスリットを設ける ことによって、シールリップ(23)を湾曲させてもよい。 シール部材(17)の中央部近傍で、環状のカラー部又はリブ(31)が先端 部(31A)で終端している。このリブ(31) は、電極部材(16)のプレート状の皮膚接触部(19)を収容する環状スペー スを取り巻くものである。また、先端部(31A)は、例えば0.1mm程度突出 しており、皮膚接触部(19)の下面よりも僅かに下に突出したものである。 シール部材(17)を患者の皮膚に取り付けた際、減圧によって皮膚領域は減 圧室(V)内へ上方に引き寄せられる。圧力が減少した直後には、図5の左側に 仮想線で示されているように、皮膚は円形シール部(22)のシール縁部(22 C)又は内方環状シールリップ(22B)と係合することになる。この結果、内 方環状シールリップ(22B)の内側にある中央減圧室(V1)は、この外方に ある外方減圧室(V2)、言い替えれば減圧用通路(28)から離隔されること になる。しかしながら、空気はシール縁部(22C)の下を通って吸引されるの で、外方減圧室(V2)からの排気を続けることが可能である。このように連続 して行われる排気は、湾曲可能な内方環状シールリップ(22B)によって容易 に行うことができる。この結果、空気を減圧室(V)の外方に又は局部的に排気 することができる。 このように減圧が連続して作用するので、皮膚は更に上方へ引き上げられるこ とになる。従って、皮膚はシールリップ(23)のシール縁部(24)の円周部 で堅く係合し、図5Aの仮想線で示す減圧用通路(28)内に吸い込まれること になる。 内方環状シールリップ(22B)の好適な配置は、図5に示す通りである。こ の場合、そのシール縁部(22C)は先端部(24A)の僅かに内側にあり、且 つこの先端部より僅かに高く配されて いる。先端部(24A)とシール縁部(22C)との間隔はあまり重要ではなく 、例えば0.1mm程度の短い間隔があればよい。なぜなら、皮膚と係合するシー ル縁部(22C)の係合線を電極部材(16)からできる限り離すことが有効で あるからである。また、その半径長さを短くすることによって、皮膚をシール縁 部(24)の円周部に堅く係合させることが容易になる。従って、内方環状シー ルリップ(22B)又は少なくともその下部は、図5Aに示すように皮膚が上方 に移動する力によって、シールリップ(23)と接触するくらいまで外方に移動 可能である必要がある。 更に、1つ又はそれ以上の同様なシール部材を内方環状シールリップ(22B )の内方、好ましくはこれと同心となるように配設することも、本発明の範囲に 属する。 電極装置が皮膚と接触し、減圧室(V)の減圧が皮膚に作用するとすぐに、電 極部材(16)の皮膚接触部(19)及びリブ(31)の先端部(31A)は皮 膚と係合することになる。このように係合することにより、電極部材(16)に 影響する電気的環境を一定に維持することが可能となる。 当然のことながら、シール部材(17)は図示した態様のように取り外し可能 である必要はない。その代わりに、このシール部材を電極ホルダー又は電極ヘッ ド(11)の一部分として形成してもよい。加えて、このシール部材は必ずしも 汚物吸収体と組み合せる必要はない。 また本発明の用途は、空気の流れだけで汚物を取り除く電極装置に限られるも のではない。図示していないが他の態様としては、汚 物を湿分吸収体を用いて取り除くようにしてもよい。この場合、この湿分吸収体 は、シールリップ好ましくはその縁部の下部又は外方部に対して湿分を透過させ るように取り付けられる。この結果、シール縁部に隣接した環状領域の湿分を、 確実にこの領域から直接取り除くことが可能となる。 上記の態様において、湿分吸収体によって湿分を取り除くことは、空気の流れ によって湿分を取り除く図示した態様と組み合せて行われる。例えば、図示した 態様のシール部材(17)を、分離可能な部分又は汚物吸収体(18)の延長部 である汚物吸収体の一部から成るように変形してもよい。この汚物吸収体の一部 とは、減圧用通路(28)内に延び、シール縁部の先端部(24A)又はこれに かなり近接した高さにまで下方に延びた部分である。このような汚物吸収体の一 部は、図5Aの符号(18A)で示す仮想線によって表されている。 図示した態様と同様に、湿分吸収体を超吸湿性材料でその全体又は一部を形成 してもよい。また、この湿分吸収体はシールリップと一体であってもよく、必要 に応じてシールリップと一体形成してもよい。しかしながら、湿分吸収体はまた シールリップと好適に連結した分離可能な構成であってもよい。このような湿分 吸収体は、この吸収部が皮膚と直接接触し且つそれ自体が湿分の取り除かれる領 域を形成するように配置してもよい。またこれとは別に、湿分をこの領域から短 い通路又は孔部を通して汚物吸収体に取り除くようにしてもよい。この通路又は 孔部は、異なる材料で形成されたシール部材の一部である。これによって、毛管 作用は湿分を皮膚から吸収 部材に取り除くことを補助することになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,BY,CA,C N,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,KR,MX ,NO,NZ,PL,RU,SK,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電極部材(16)の皮膚接触部(19)を収容するように設けられた減圧室 (V)を形成すると共にシール縁部(24)を有し、前記減圧室を減圧するため にこれと連通した減圧用通路(28)を配設した真空盤(22,23)から成る 減圧電極装置用シール部材において、前記シール縁部(24)によって外部から 離隔され前記減圧室内の流体をシール縁部(24)に隣接した領域(28A)か ら、前記減圧用通路に案内する流体排出手段を設けたことを特徴とする減圧電極 装置用シール部材。 2.真空盤が、 シール部(22)と、 前記シール部の周囲で延び、皮膚と係合する環状のシール縁部(24)を 形成する自由端部を有し、前記シール部(22)と共に減圧室(V)を形成する 環状の外方シールリップ(23)と、 皮膚と係合するシール縁部(22C)を有し、前記減圧室を中央減圧室( V1)と環状の外方減圧室(V2)とに分割する環状の内方シールリップ(22 B)と、 から成り、前記外方減圧室内に減圧用通路(28)が開口し、前記両シール リップ(23,22B)のシール縁部(24,22C)によって環状の間隙を形 成されることを特徴とする請求項1記載のシール部材。 3.内方シールリップ(22B)のシール縁部(22C)が、外方 シールリップ(23)のシール縁部(24)を含む面からシール部材(17)の シール部(22)へ間隔を設けていることを特徴とする請求項2記載のシール部 材。 4.内方シールリップ(22B)が湾曲可能であることを特徴とする請求項2又 は3に記載のシール部材。 5.シール部材(17)のシール部(22)がこのシール部材の中心軸(C)の 横手方向に延びており、前記シール部の円周部が外方シールリップ(23)を支 持し且つその部分に減圧用通路(28)を設けていることを特徴とする請求項2 乃至4のいずれか1項に記載のシール部材。 6.シール部材(17)のシール部(22)が、電極部材(16)の皮膚接触部 (19)を収容する中央凹部(21A)と、中央減圧室(V1)内に前記電極部 材(16)の皮膚接触部(19)を僅かに越えて突出した環状の皮膚と係合する リブ(31)とを備えていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に 記載のシール部材。 7.湿分吸収体(18)が、流体が流れるように外方減圧室(V2)と連結して いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシール部材。 8.湿分吸収体(18)が、外方減圧室(V2)内へ延びていることを特徴とす る請求項7記載のシール部材。 9.流体を減圧用通路(28)に案内する前記流体排出手段が、外方シールリッ プ(23)における毛管路から成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか 1項に記載のシール部材。 10.減圧用通路(28)に流体を案内する上記手段が、外方シールリップ(2 3)における湿分吸収部材から成ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか 1項に記載のシール部材。 11.電極装置を減圧源と電気信号処理装置とに接続するための手段(12)を 備えた電極ホルダー(11)と、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシー ル部材とから成る電極装置。
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