JPH09508449A - 織機の駆動装置 - Google Patents

織機の駆動装置

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JPH09508449A JP7520541A JP52054195A JPH09508449A JP H09508449 A JPH09508449 A JP H09508449A JP 7520541 A JP7520541 A JP 7520541A JP 52054195 A JP52054195 A JP 52054195A JP H09508449 A JPH09508449 A JP H09508449A
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Abstract

(57)【要約】 通常の周波数、たとえば、50〜60Hzで作用する電力供給ネットワークから電力が与えられる駆動装置によって織機(1)が駆動される。駆動装置はネットワークのモータ制御手段(13)を有するか、またはそれに接続されている非同期モータ(6)からなる。非同期モータは減速ユニット(8)を介して織機を駆動する。モータ制御手段(13)は電気ネットワークの周波数を実質的に高い周波数(15)に変換し、これによって対応する通常の非同期モータ(6’)が直接電気ネットワークの周波数(14)で駆動される場合よりも実質的に高い非同期モータの回転速度RPMを生じさせる。減速ユニット(8)は前記実質的に高い回転速度を織機の運転速度RPM’に低下させるよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 織機の駆動装置 この発明は、通常の周波数、たとえば、50または60Hzの周波数で作用す る電気ネットワークから電力を送ることができる非同期モータからなる駆動装置 の形式の織機の装置に関するものである。非同期モータはモータ制御手段を有す るか、またはそれに接続され、減速ユニットを介して織機の駆動ユニット/駆動 シャフトを駆動する。この発明は、1つまたはそれ以上の織機からなり、電源ネ ットワークから電力を送ることができる非同期モータによって各織機を駆動する ことができる織機システムの効率を高めるための織機の装置に関するものである 。さらに、この発明は、駆動システムで減速装置を介して織機の駆動ユニット/ 駆動シャフトを操作する非同期モータによって駆動することができ、製織サイク ルのとき、織機が変化するトルク要件をもち、それによって生じるトルクのピー クを平滑化するための少なくとも1つのフライホイールが設けられている織機の 装置に関するものである。最後に、この発明は、減速装置を介して織機の駆動ユ ニット/駆動シャフトを操作する非同期モータによって駆動することができ、コ ンピュータ装置が各ヤーン特性の最適織機速度を予言するようにした織機の装置 に関するものである。ここで、ヤーン特性とは品質、厚さなどを意味する。 この発明を使用することができる織機のタイプについては、“エアジェット” 、“ウォータージェット”タイプの織機、グリッパ織機、プロジェクティル織機 などを挙げることができる。 これまでに非同期モータを使用し、問題のタイプの織機を駆動することが知ら れている。特定のタイプの織機のモータのサイズは、3〜6kWの程度の範囲内 であり、それを1400〜2800r.p.m.の回転速度で駆動することができ、2 および4極非同期モータが使用される。織機の回転速度は500〜1200r.p. m.の範囲内であり、これは問題の駆動装置が非同期モータと織機の駆動部材/駆 動シャフト間の減速ユニットからなることを意味する。 織機の回転速度については、問題のヤーンの機械強度によってそれが決定され る。織機の製造速度が高いほど、ヤーンの負荷が高く、その逆も同様である。し たがって、織機の速度を変化させるには、減速装置のセッテイングを変更する必 要がある(たとえば、ギヤボックスのホイールの変更などによって)。 織機およびそれに利用される非同期モータに関連し、モータ制御手段を使用す ることも知られている。これを使用するには、これまで非同期モータの現存の回 転速度をその通常運転速度に対し、下向きに調節する必要があった。たとえば、 モータが2800r.p.m.の回転速度で駆動するよう構成されている場合、それに 近い回転速度から低い回転速度、たとえば、2000r.p.m.またはそれよりも高 い回転速度への下向きの調節がなされた。標準モータの回転速度を上向きに調節 すること自体は可能であるが、トルクが回転速度の上昇に比例して低下するとい う欠点がある。これによって電力ロスが生じ、モータ制御手段は付加的製造コス トを上昇させる純粋の付加的補助装置と見なされていた。これまで高い生産性ま たは低い利益率によって欠点が補われていた。 この発明の目的は、特に、これらの問題を解決する装置を提案することにある 。この発明は、実質的に小さい(たとえば、50%小さい)重量の小さいモータ を使用することができるようにする。これは高められる効率とともにモータ制御 手段が比較的短い(たとえは、6ヵ月)運転、または使用期間内にペイされるこ とを意味する。 各織機をヤーンのタイプおよびヤーンの品質に対する最適速度で運転すること も重要である。非同期モータが各モータの回転に対する小さい変化をもって駆動 されるようにすることも重要である。制御されない速度変化/速度によって速度 のピークがヤーンの強度を越えるおそれがないため、これによって製織速度の最 適リミットに近付くことが可能である。この発明は、この問題を解決する。 良好で均一の製織品質を得るには、望ましい量のシステムの貯留された運動エ ネルギを得ることが必要であり、この発明によってそれが達成される。最適に貯 留されたエネルギを得ることができるようすることも必要である。不十分な低い 運動エネルギは回転速度の変化を生じさせ、過度に高い運動エネルギには長い始 動時間を生じさせる。同様に、織機の部分を形成する要素の大きさおよび重量を 減少させることができるようにすることも必要である。この発明によってそれも 達成され、これはフライホイールのサイズおよび重量、または対応するサイズお よび重量を実質的に減少させることができる。 特に、織機が2つまたは3つのシフトをもって運転される場合、システム全体 の効率を高めることが必要である。多数のモータのタイプを使用し、トランスフ ォーマによって多数の電圧調節をなす必要性を軽減することができるようにせね ばならない。この発明は、この問題を解決し、たとえば、供給電圧(ライン電圧 )の大きい差に関係なく、モータ制御手段が特定のモータに的確な電圧を提供す るようにすることを提案する。慣性質量モーメントが最適レベルに保たれ、織機 の停止および始動のとき、大きい時間遅れが生じず、不適当な運動エネルギによ って回転速度の変化が生じないようにすることが必要である。この発明によって これも解決される。織機が使用者に好都合であり、たとえば、手動セッティング 機能を実質的に減少させることができるようすることが一般的トレンドである。 この発明は、この問題を解決する。 織機の駆動装置の特徴であるとみなすことができるのは、モータ制御手段が電 気ネットワークの周波数を実質上高い周波数に変換し、非同期モータに電気ネッ トワークの周波数で駆動される通常の非同期モータよりも実質的に高い速度を生 じさせ、減速ユニットが実質上高い回転速度を織機(最適)の運転速度に減少さ せることである。 織機システムの効率を高める装置の特徴は、各非同期モータが電源ネットワー クに周波数増加部材を介して接続され、周波数増加部材は非同期モータにネット ワークの周波数を越える周波数を生じさせ、非同期モータの著しいオーバー速度 を得ることができ、後者に非同期モータの入力電圧を安定化する電子補償部材が 設けられるということである。 トルクのピークを平滑化する少なくとも1つのフライホイールが設けられてい る織機の装置の特徴は、非同期モータが実質的にオーバー速度状態で駆動される こと、および前記フライホイールが駆動システムの高速度サイドに接続され、シ ステム内に生じる運動エネルギのほとんどの部分を貯蔵するということである。 織機の故障の統計を入力データとして使用するコンピュータ装置が各ヤーン特 性に対する最適織機速度を予言するようにした織機の装置の特徴は、非同期モー タをモータを実質上オーバー速度で駆動する周波数増加ユニットを介して作用さ せること、およびコンピュータ装置によって周波数増加ユニットを制御し、周波 数増加およびモータの回転速度を最適織機速度に関連させることができるという ことである。 前述した装置の実施例が請求の範囲の従属項に記載されている。 この発明は、回転速度の通常の下向きの調節に代えて、回転速度の実質的に上 向きの調節を生じさせるモータ制御作用を使用する新しい方法を示すものである 。この発明により、織機の駆動システム全体において、オーバー速度で駆動され る非同期モータに関連する他の要素を適合させる手段を示すことも可能である。 図面のリスト この発明が添付図面を参照して後述されており、 図1は、織機を制御するコンピュータ装置を有する織機の駆動システムの基本 的構造を示し、 図2は、モータ制御機能の実施例をブロックタイヤグラムで示す。 図1において、織機が1で示されている。織機で製造される織物が2で示され 、縦糸が3で示され、横糸または横ヤーンが4で示されている。織機は駆動シャ フト/メーン駆動シャフト5を有する。 この発明によれば、出力駆動シャフト7が設けられた非同期モータ6によって 駆動シャフト5を駆動することができる。織機の駆動シャフト5が減速装置8を 介して駆動され、これはこの実施例では駆動ベルト9からなる。シャフト7にベ ルトプーリ10が設けられており、ベルトプーリ11によって織機の駆動シャフ ト5への伝達がなされる。ベルトプーリ10、11の直径が織機に適したシャフ ト5の回転速度への同期(sic)モータ6の回転速度の減速率を決定する。こ の実施例では、非同期モータ6の回転速度を4000〜10000r.p.m.に変化 させることができる。8000〜10000r.p.m.の範囲内の回転速度を使用す ることが好ましい。この場合、回転速度はおよそ900r.p.m.である。織機の回 転速度RPM’は500〜1200r.p.m.の範囲内である。 非同期モータ6にそれ自体は知られているタイプの電気ネットワーク12から 電力が送られる。公的幹線が使用されることが好ましい。この発明は、種々の周 波数の電気ネットワークに対し実施することができる。たとえば、スウェーデン では、周波数は50Hzである。この発明は、たとえば、60Hzの周波数で実 施することもできる。非同期モータ6は電源ネットワークにモータ制御手段13 を介して接続されており、これは増加した周波数を非同期モータに与える。モー タ制御手段は周波数を、たとえば、100〜500%増加させる。モータのタイ プおよび非同期モータの極数によってその増加量が決定される。ネットワークサ イドの周波数が14で示され、モータ制御手段の出力においてその出力が非同期 モータ6に15で接続されている。モータ制御手段は電圧補償電子回路16を有 するか、またはそれに接続されていてもよい。電子回路は非同期モータの公称電 圧が電気ネットワークの電圧Uに関係なく維持されることを保証する。したがっ て、モータ制御手段を比較的大きい範囲、たとえば、200〜575ボルトの入 力電圧範囲内で入力電圧に接続することができる。これは非同期モータ6のモー タのタイプの数を実質的に減少させることができるということを意味する。 図において、通常の非同期モータが6’で示されている。通常の非同期モータ を通常の方法で織機の駆動シャフト5に、前述した装置8と同様に、回転速度を 下向きに調節する装置を介して接続することができる。回転速度RPM”をもつ 非同期モータ6’が示されており、これを非同期モータ6と比較することができ る。この発明によれば、非同期モータ6が非同期モータ6’を有する通常の場合 に対するるオーバー速度で駆動される。前記オーバー速度の作用は特に非同期モ ータ6’を有する場合よりも実質的に重量を減少させることができるという利点 を生じさせる。この重量減少は50%またはそれ以上である。通常の非同期モー タ6’は2極のものであり、これはそれを50Hzの周波数の電気ネツトワーク 12に接続すると、モータ6’のおよそ2800r.p.m.の回転速度を生じさせる ということを意味する。これを非同期モータ6が2極のもので、モータ制御手段 によって130Hzの周波数15で駆動される場合と比較すると、非同期モータ 6の回転速度はおよそ9000Hz(sic)になる。 図1において、システムのトルクのピークを平滑化する2つの普通に構成され たフライホイールが17、18で示されている。これらのフライホイールがシス テムの低速度サイドに配置され、その大きさおよび重量は比較的大きい。これら のフライホイールおよびシステムへのフライホイールの適用は、非同期モータ6 ’の通常の設計に起因する。この発明によれば、フライホイールが駆動システム の高速度サイドに配置され、フライホイールは19、20で示されている。これ は大きさおよび重量を減少させることができる。したがって、たとえば、フライ ホイール19、20の重量をフライホイール17、18の重量の75%に減少さ せることができる。 この発明の概念によれば、この発明をコンピュータ制御手段21を有する織機 に利用することができ、コンピュータはそれ自体は知られているタイプのもので あってもよく、ここでは、その詳細の説明は省略する。コンピュータ制御手段は たとえば、キーボード組立体または操作部材22およびインジケータパネル23 からなる。コンピュータ装置にヤーンタイプ、ヤーン特性、パターンなどの情報 をプログラムすることができる。同様に、織機の回転速度、たとえば、各ヤーン 特性に対する最適回転速度の統計データをプログラムし、記憶することができる 。一実施例では、特定の変化範囲内の周波数および電圧に対するネットワークの 動的変化に関係なく、モータ制御装置はモータ電圧を非同期モータ6に適合させ ることができる。コンピュータ制御手段21からの信号i1によって周波数適合 性を得ることもできる。前記信号および制御により、モータ制御手段13によっ て生じる周波数増加を制御することかでき、同時に、電圧が制御されることが好 ましく、周波数増加は問題のヤーン4に適用される最適織機速度に関連し、一定 の減速作用が与えられる。図1において、モータ制御手段への供給電流がi2で 示され、モータ制御手段から非同期モータ6への出力供給電流がi3で示されて いる。非同期モータへの公称電圧がU1で示されている。信号i4は前述した通 常の場合の非同期モータ6’への入力電流を表わす。一実施例では、回転速度の 適合セッティングは次の通りであり、織機のコンピュータが最適製造速度を生じ させ、織機の故障の統計が入力データとして使用される。速度情報がモータ制御 手段に望ましいターゲット値として伝達される。織機の累積停止時間が過度であ ると算出された場合、非同期モータのモータ回転が減少される。したがって、ま ず、ヤーンの品質を考慮し、次いで、機械の操作を考慮することができる。この システムは、自己調整のものになり、運転停止、故障の数、貯蔵時間などによっ て速度を適合させることができる。 図にフライホイール17、18と織機の駆動シャフト間に配置されたカップリ ング24も示されている。 前述したことにより、モータ制御手段13の周波数の増加によって速度制御が なされる。たとえば、駆動システムが4.5kWの大きさのものである場合、1 .5kWの2極非同期モータを利用することができ、これは基本的に2800r. p.m.の回転数のものである。前述した1.5kWの非同期モータが良好なステー タのラミネート品質をもつ高速度モータとして構成され、配置され、これは90 00r.p.m.で前述した4.5kWを生じさせる。これにベルト駆動装置も適合さ れ、たとえば、いわゆる“ポリヴェルト(Poly-Velt)”ベルト駆動手段を利用 することができる。前述したものは一連の利点を有する。後述するように、効率 が実質的に向上する。寸動および方向変換のための特別の装置は要求されない。 重量およびコストが大幅に節減される。2極の4.5kWの非同期モータの重量 はおよそ28kgである。2極の1.5kWの非同期モータの重量はおよそ13 kgであり、これは減速装置によって低速度サイドに相当するトルクを生じさせ る。同期モータに対するおよそ40%の価格減少を得ることができ、フライホイ ールの使用によって前記減少を達成することもできる。モータ制御手段を周波数 制御することができ、織機の制御パネルで最適の製造速度をセットすることがで きる。同様のモータを50/60Hzで利用することができる。小数のモータタ イプを利用することができ、小数のトランスフォーマソケットを利用することも でき、供給電圧の大きい変化での運転状態を保つことができる。モータ制御手段 は種々の入力電圧または供給電圧を補償することができる。最適製造速度に自動 的に調節する適合システムを構成することができる。モータ制御手段によって安 定したモータ速度を達成することができ、この実施例の変化は標準モータが使用 される場合のそれの1/3にすぎない。電子モータ制御手段を非同期モータが滑 らかに始動し、滑らかに停止するよう構成することができ、これをしばしば高い 始動電流を生じさせる標準のものと比較すべきである。機械の第1ピック(firs t pick)への良好な適合性を得ることができる。カップリングを作用させる前、 モータをオーバー速度で運転することにより、遅い第1ピックを除去することが 可能である。この作用はフライホイールのサイズ自体を減少させる。 この発明によれば、非同期モータが標準のものよりも良好なステータのラミネ ート品質をもって実質的にオーバー速度で運転されるよう構成される。さらに、 シャフトおよびベアリングを小さい大きさのシャフトおよびベアリングと交換す ることが可能である。冷却作用を得ることもでき、たとえば、ベルト駆動手段に よってそれを達成することができる。高駆動ベルトも利用される。織機および駆 動システムを1〜3%高い製造速度を生じさせるクローズドフィードバックルー プおよび速度制御手段によって作用させることができる。4.5kWの標準タイ プの2極非同期モータの場合、およそ0.9kWの最大負荷でシステムにロスが 生じる。この数値は実際には数パーセントだけ改良することができ、これによっ てモータの高い価格が生じる。84%の効率の4.5kWのモータを10%の付 加コストで86%の効率に改良することができる。同様の付加コストのパーセン テージにおいて、小さいモータの場合、製造コストが効率の定格よりも優先され るため、1.5kWのモータを79%から85%に改良することができる。高速 タイプの1.5kWの2極同期(sic)モータは最大負荷および2850r.p. m.でおよそ85%の効率を生じさせる。最大負荷および2850r.p.m.でのロス はおよそ0.26kWにすぎない。最大負荷および8900r.p.m.でのロスはお よそ0.27kWのロスを生じさせる。ここで、供給電圧の変化の補償を利用す ることができる。ステータのラミネートの良好な品質は高いステータの周波数の 補償を提供する。モータ制御手段の電力のロスをおよそ0.14kWで算出する ことができる。この場合、およそ0.4kWの節減を得るこの発明によって、効 率増大作用を達成することができる。 この発明により、14種類の電圧または14種類のトランスフォーマ装置に対 する14タイプのモータを200〜575ボルトの電圧範囲内の5タイプのモー タおよび5つのトランスフォーマ装置に減少させることができる。各モータ制御 手段を±10%の変化率の200〜240ボルト、±10%の変化率の360〜 346(sic)ボルト、±10%の変化率の380〜415ボルト、±10% の変化率の440〜480ボルト、および±10%の変化率の550〜575ボ ルトに構成することができる。5つの範囲への区分により、モータ制御手段を技 術的に簡単に構成し、そのコスト効果を生じさせることができる。前述したシス テムでは、3500ジュールのオーダーの運動エネルギを蓄積することが必要で ある。高速システムのベルト駆動手段は少なくとも2800ジュールを生じさせ る。ベルトプーリの幅を拡大することにより、必要な運動エネルギを得ることが 容易である。 前述した要件に見合うモータ制御手段を図2を参照して説明する。この場合、 モータ制御手段は3‐相のもので、340〜456ボルトの電圧および45〜6 5Hzの周波数範囲のものとして構成される。モータへの出力は8900r.p.m. で4.5kWを生じさせる。周囲温度は0〜50℃であると見なされ、装置の寿 命はおよそ30000運転時間である。制御手段は過度の温度に対する保護機能 をもち、上方電圧保護機能および下方電圧保護機能のある電圧制限をもつ。 図2はそれ自体は知られている要素を有する周波数変換および電圧適合ユニッ トを示す。モータ制御手段はレクチファイヤユニット27、フィルタおよびチョ ークを有するフィルタユニット28、およびたとえば6つの電力トランジスタを もつブリッジユニット29を介して3‐相ネットワーク、たとえば公共電気主要 ネットワーク26に接続することができる。要素27〜29により、ライン周波 数14’が3‐相の非同期モータ30への供給周波数15’に変換される。ブリ ッジユニットはユニット27、28から得られる直流電圧をさい断し、変化する 周波数のモータを提供する。モータへの電圧U1がいわゆる“PWM−テクノロ ジィ”(知られているタイプ)を使用した電圧適合ユニット16’で調整される 。マイクロコンピュータ(コントローラ)が入力電圧および供給電流をAC/D Cコンバータ32を介して送り、正確なリードタイムをPWM−ユニット16に 算出し、リードタイムはラインを介して伝達される。望ましい回転速度の情報iv および周波数が織機のコンピュータから得られ、それは直列のものであること が好ましい。モータ30の回転速度が信号imで表され、これがマイクロコンピ ュータ31に供給される。後者は適合ユニット33を介して織機に伝達される。 前記信号ivは織機から得られるターゲット値を表し、そのコンピュータは故障 の統計およびその他の入力データによって速度ターゲット値を算出する。モータ 30の実際の値imがマイクロコンピュータにフィードバックされる。後者は織 機のコンピュータへの情報is1、is2を生じさせる。 したがって、織機の速度をあらゆる時点またはあらゆる作用段階で最適化する ことができる。 この発明は、前記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に従って変形 することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.通常の周波数、たとえば50〜60Hzで作用する電気ネットワーク(12 )から動力を得ることができ、モータ制御手段(13)を有するか、またはそれ に接続されている非同期モータ(6)を備え、前記非同期モータが織機の駆動ユ ニット/駆動シャフト(5)を減速ユニット(8)を介して駆動するようにした 織機(1)の駆動装置であって、前記モータ制御手段は電気ネットワークの周波 数(14)を実質的に高い周波数(15)に変換し、前記非同期モータに、対応 する通常の非同期モータ(6’)が電気ネットワークの周波数(14)で駆動さ れる場合よりも実質的に高い回転速度(RPM)を与えるよう構成されており、 前記減速ユニット(8)は前記実質的に高い回転速度(RPM)を前記織機の運 転速度(RPM’)に低下させるよう構成されていることを特徴とする駆動装置 。 2.前記非同期モータ(6)は前記織機(1)が通常の非同期モータ(6’)に よって駆動される場合よりも実質的に小さい重量、たとえばおよそ50%小さい 重量をもつことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記モータ制御手段は自動的にまたは手作業でセットし、非同期モータ(6 )に対する異なる周波数およびその異なる回転数を得ることができるよう構成さ れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。 4.1つまたはそれ以上の織機からなり、電力供給ネットワークから電力を送る ことができる非同期モータ(6)によってその織機(1)を駆動することができ る織機システムの効率を増大させる装置であって、前記非同期モータ(6)が前 記電力供給ネットワークに周波数増大部材(13)を介して接続されており、前 記周波数増大部材は前記非同期モータに前記ネットワークの周波数(14)を実 質的に越える周波数(15)を生じさせ、前記モータのオーバー速度を得ること ができ、前記非同期モータ(6)は前記非同期モータの入力電圧(U1)を安定 化させる電子補償部材を有することを特徴とする装置。 5.前記周波数増大部材(13)は入力電圧を測定する第1部材(13a)およ びその測定値によって前記非同期モータ(6)にその公称電圧(U1)を供給 する第2部材(13b)に接続されているか、またはそれを有し、前記周波数増 大部材(16)および/または前記第1および第2部材(13a、13b)は前 記非同期モータに入力電圧(U)に対する予め設定された範囲内の公称電圧、た とえば360〜456ボルトの範囲の電圧を提供し、前記周波数増大部材(13 )および/または第1および第2部材によってモータのタイプおよび/またはト ランスフォーマを大きく選定する必要がないようにしたことを特徴とする請求項 4に記載の装置。 6.前記非同期モータのオーバー速度がモータのタイプの公称回転速度の100 〜500%の範囲内にあることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の装 置。 7.駆動システムにおいて、織機の駆動ユニット/駆動シャフト(15)を減速 装置(8)を介して操作する非同期モータによって駆動することができ、前記織 機の各回転のとき、その織機が同一の(sic)トルク要件をもつということに よって生じるトルクのピークを少なくとも1つのフライホイール(19)、20 )が円滑化するようにした織機(1)の装置であって、前記非同期モータ(6) が実質的にオーバー速度状態で駆動され、前記フライホイール(19、20)が 前記駆動システムの高速サイドに接続され、発生する運動エネルギのほとんどの 部分を貯留することができるようにしたことを特徴とする装置。 8.1つまたはそれ以上の前記フライホイール(19、20)が前記非同期モー タの出力シャフト(7)に直接連結され、前記出力シャフトは前記高い回転速度 (RPM)をもち、前記フライホイールの大きさ/重量は通常のフライホイール (17、18)よりも実質的に減少させることが可能であることを特徴とする請 求項7に記載の装置。 9.減速装置を介して織機の駆動ユニット/駆動シャフト(15)を操作する非 同期モータ(6)によって駆動することができ、コンピュータ装置(21)が品 質、厚さなどのヤーン特性に対する最適織機速度を予測するよう構成されている 織機(1)の装置であって、前記非同期モータ(6)を前記モータ(6)に実質 的にオーバー速度を与える周波数増大ユニット(13)を介して駆動す ることができ、前記周波数増大ユニット(13)をコンピュータ装置(21)か ら制御し、周波数の増大および前記モータの回転速度(RPM)を最適織機速度 (RPM’)に関連させることができるようにしたことを特徴とする織機(1) の装置。 10.モータ保護手段(13)はネットワーク周波数(26)を整流し、その整 流されたライン電圧をフィルタ処理し、整流されたライン電圧をさい断し、前記 モータに送られる周波数(15’)を生じさせるユニットからなり、前記モータ 保護手段は整流されたライン電圧を検出し、その検出により前記モータ(30) への電圧(u1)を決定する電圧決定ユニット(16’)を制御するマイクロコ ンピュータ(31)からなり、前記織機は前記マイクロコンピュータに供給する ことができるターゲット値の信号ivを得て、前記モータの回転速度の実際の値 の情報imを前記マイクロコンピュータにフィードバックできるようにしたこと を特徴とする装置。
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