JPH09508295A - 接着止め式同定用ブレスレット - Google Patents

接着止め式同定用ブレスレット

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JPH09508295A JP7520226A JP52022695A JPH09508295A JP H09508295 A JPH09508295 A JP H09508295A JP 7520226 A JP7520226 A JP 7520226A JP 52022695 A JP52022695 A JP 52022695A JP H09508295 A JPH09508295 A JP H09508295A
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Abstract

(57)【要約】 ブレスレットが実質的に一様な厚さにて形成されることを可能にする一体的な接着防止手段を含む同定用ブレスレット(10)。ブレスレットは本体部(11)の大部分に亘り互いに他に対し実質的に永久的に接合された複数個のラミネート(20、22)にて形成されており、移動可能なカバー部(32)が一つ又はそれ以上のラミネートの一部として形成されている。カバー部は二つ又はそれ以上のラミネートの間に配置された接着剤(24)を覆う位置より接着剤を覆わない位置へ移動され得るよう構成されている。カバーはブレスレットより除去可能であり、カバーには必要に応じて接着剤を覆う位置より接着剤を覆わない位置へカバーを容易に移動させ得るようにする把持部(94)が設けられる。複数個のかかるブレスレットが可撓性を有するストリップ(100)の形態にて用意され、かかるストリップを使用する方法はプリンタ(106)又はこれと同様の表示形成装置にストリップを通す工程と、表示が形成された各ブレスレットをストリップより分離する工程と、形成された表示に対応する人又は物品にブレスレットを取り付ける工程とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 接着止め式同定用ブレスレット発明の背景 本発明は、人や物品を同定するための同定用ブレスレットに係り、特にブレス レットを人や物品に適用する直前に容易にそれらに対し適合化させることのでき る改良された耐久性に優れたブレスレットに係る。 同定用ブレスレットは病院患者の入場許可の如き従来の分野に於いて使用され ており、また群衆の統制や保護者の同定の如き比較的新しい分野に於いても使用 されている。同定されるべき人や物品に適宜に取り付け得ることに加えて、かか るブレスレットに要求される要件の一つはブレスレットが取り付けられる人や物 品を示す適当な或いは所要の情報を担持しなければならないということである。 現在多くの種々のブレスレットがこれら二つの広義の基準に適合している。 ブレスレットに担持される「適当な或いは所要の情報」については、かかる情 報をブレスレットに直接印刷するためにコンピュータ及びそれに関連する印刷技 術を使用することができる。例えば本願出願人の米国特許第07/866,32 5号及び同第07/973,269号を参照されたい。この技術は、例えばコス トや誤って同じ情報を二重に入力する虞れを低減し、また種々のデータの追跡の 精度や速度を改善する。 また例えば上述の米国特許第07/973,269号に 記載されている如く、コンピュータ化された印刷技術はオンデマンド式にブレス レットに情報を印刷するために使用することもできる。特にかくして印刷技術を 使用することにより、多量の材料の在庫を維持する無駄や必要性が排除され、従 ってコストが低減される。 同定されるべき人や物品にかかるブレスレットを固定するために種々の固定装 置が使用されている。固定装置には大別すると機械式のものと接着式のものとが ある。機械式固定装置は一般にプリンタに通すことができず、従ってブレスレッ トに情報を印刷した後に組立てられなければならない。また機械式固定装置の他 の欠点として、印刷した後に組立てられなければならないことは面倒であり、機 械式固定装置の構成部品の在庫がプリンタの出力側に隣接した位置に維持されな ければならず、設備投資が増大し、また機械式固定装置を使用するために必要な 時間や費用が増大する。 接着止め式ブレスレットはこれらの問題の多くを解消することができる。例え ばブレスレットの完全な接着止め構造を含む接着止め式ブレスレットのなかには プリンタに通すことができるものがある。例えば前述の米国特許出願第07/9 73,269号を参照されたい。また本願出願人の出願にかかる米国特許出願第 07/978,880号には接着止め式ブレスレットの他の例が記載されている 。しかし大抵の接着止め式ブレスレット、特に比較的強靭で耐 久性に優れたプラスチック材にて形成されたブレスレットの場合には、接着止め 構造自体が特に接着止め領域に近接した位置にプリンタが情報を正確に印刷する ことに悪影響を及ぼすことがある。換言すれば、接着止め式ブレスレットの接着 止め部を形成するために一般に使用される追加の層、即ちラミネート材(例えば 人にブレスレットを取り付ける前に接着剤を露呈させるために除去される除去可 能なカバーストリップ)が、接着止め領域の近傍に情報を印刷する際の品質や可 能性に悪影響を及ぼすことがある。 特に多くのプリンタは典型的な接着止め式ブレスレットがプリンタに通される 際にブレスレットの変化する厚さを受け入れるよう信頼性よく繰返し調節するこ とができない。このことによりブレスレットがプリンタを通過する際の状況を正 確に制御する追加の必要性が課せられ、またブレスレットの機能がある程度制限 される。例えば用途によってはブレスレットの接着止め領域を横切って情報を印 刷することが有用な場合があるが、上述の制限によりかかる印刷が阻害される。 一つの従来の解決策はブレスレットを紙にて形成することである。この種のブ レスレットは一般に下面に接着剤の層が塗布された主ペーパ層を含んでいる。接 着剤は除去可能な被覆された当て紙の層にて覆われる。この構造に於いては、ブ レスレットの接着剤の全てを覆うと共に接着剤が同定されるべき患者や物品に接 着することを防止すべく、 当て紙はブレスレットそれ自身と同一の幅及び長さを有している。また当て紙は 一般に移動可能であり若しくは除去可能なカバー部を含み、カバー部は対応する 下層の接着剤領域を露呈するよう移動可能である。次いでブレスレットが患者の 手首の周りに配置された後に露呈された接着剤の領域がブレスレットの他端に対 し押し付けられ、これによりブレスレットが患者の手首の周りに延在するループ 状に保持される。 この紙製ブレスレットはその全面に亘り容易に印刷可能なものではあるが、多 数の欠点を有している。例えば紙自身はビニル、プラスチック又はこれらと同様 の材料よりなるブレスレットに比して脆弱であり、水や汗等に曝されることによ って劣化し易い。従って紙製ブレスレットは装着者や他の人によって損傷され易 く、また故意に取り外されたり改竄されたりし易く、これにより同定装置として の信頼性が損なわれ易い。更にかかる紙製ブレスレットに於ける接着剤はブレス レットの全領域に亘り当て紙と主ペーパ層との間に於いて柔軟な状態のままであ ることが多い。 換言すれば、当て紙はブレスレットの主ペーパ層に完全には接合されない。か かる不完全な接合状態は、カバー部を移動して下層の接着剤の領域を露呈すべく カバー部の領域に於いては必要なことであるが、ブレスレットのカバー部以外の 領域については問題を生じることがある。例えばカバー部以外の当て紙層の一部 又は全てがブレスレットを 人に適用する際に不用意に除去されることがある。また患者又は子供やイベント 参加者の如き他の装着者によってブレスレットがいじられることにより、ブレス レットが適用された後に当て紙層のカバー部以外の部分が故意に若しくは不正に 除去されることがある。当て紙のカバー部以外の部分が除去されないまでも、ブ レスレットが装着者の手首の通常の体温により暖められると接着剤が柔軟な状態 になり、かかる柔軟な状態に於いては接着剤が主ペーパ層と当て紙との間よりブ レスレットの側面部へ食み出すことがある。 上述の何れの状況が生じても接着剤が好ましくない状態に曝され、そのためブ レスレットが同定されるべき人や物品に不必要に、不用意に若しくは不快に接着 する。発明の目的及び利点 従って本発明の一つの目的は、オンデマンド式に現場にて印刷可能な改良され た同定用ブレスレットを提供することである。その好ましい実施形態に於いては 、ブレスレットは複数個のラミネートにて形成された本体部を有し、ラミネート は本体部の大部分に亘り互いに他に対し実質的に永久的に接合されている。本体 部は第一及び第二の端部を有し、ブレスレットは同定されるべき人又は物品に対 し作動関係をなす状態(装着者の手首の周りに延在する状態)にて第一の端部を 第二の端部に対し取り付ける接着止め手段を含んでいる。 本発明の他の一つの目的は、上述の特徴を有する同定用ブレスレットであって 、接着止め手段は一つ又はそれ以上のラミネートと一体に形成され該一つ又はそ れ以上のラミネートの一部を構成する移動可能なカバー手段を含む同定用ブレス レットを提供することである。好ましい接着止め手段は更にラミネートの間に配 置された接着手段を含み、接着手段はカバー手段が移動される前の状態に於いて はカバー手段に対向している。カバー手段は前記対向する位置より移動され、こ れにより接着手段が露呈されると共にブレスレットが装着者の手首の周りに組み 付けられ保持される。 本発明の更に他の一つの目的は、上述の特徴を有する同定用ブレスレットであ って、カバー手段には接着防止被覆層の如き接着防止被覆手段が設けられ、接着 防止被覆手段はカバー手段が接着手段より引き離される前の状態に於いては接着 手段に対向する同定用ブレスレットを提供することである。接着防止被覆手段は 、ラミネートのカバー手段以外の部分及び接着手段が永久的に接合された状態に なった後に於いても、カバー手段が接着手段より移動可能な状態を維持すること を補助する。 本発明の更に他の一つの目的は、上述の特徴を有する同定用ブレスレットであ って、一つ又はそれ以上のラミネートに一つ又はそれ以上の切目線を有し、切目 線はカバー手段の一つ又はそれ以上の縁部を郭定している同定用ブレス レットを提供することである。特に切目線はカバー手段へのアクセスを容易にす ることによってブレスレットを容易に使用することができるようにする。更に切 目線はカバー手段の「移動性」を制御すると共に制限し、ラミネートよりなる本 体部の他の領域に於いてラミネートが不必要に引き裂かれたり分離したりするこ とを防止する。切目線はカバー手段やブレスレットの他の部分より完全に分離さ れることを可能にし、また周囲の状況や他の理由に応じてブレスレットが装着者 の手首の周りに組み付けられた後に於いてもカバー手段がブレスレットに接続さ れた状態を維持するようにすることができる(前述の米国特許出願第07/97 8,880号参照)。 本発明の更に他の一つの目的は、ラミネートにて形成され第一及び第二の端部 を有する細長い本体部を含み、ラミネートは本体部の大部分に亘り互いに他に対 し実質的に永久的に接合されており、接着止め手段が本体部と一体に形成された 同定用ブレスレットを提供することである。接着止め手段は本体部の少くとも二 つのラミネートの間に接着手段を含み、更に一つ又はそれ以上のラミネートにて 形成され接着手段を覆う位置より接着手段を覆わない位置へ移動可能なカバーを 含んでいる。 本発明の更に他の一つの目的は、可撓性を有する細長いストリップを形成する よう互いに接続された上述の特徴を有する複数個のブレスレットを提供すること である。スト リップ内の各ブレスレットは互いに隣接するブレスレットの間に設けられた切目 線に沿って切断され互いに分離される。 本発明の更に他の一つの目的は、接着止め式ブレスレットを適合化するための 改善された方法であって、上述の特徴を有する複数個のブレスレットよりなる細 長い可撓性を有するストリップを用意する工程と、ストリップを表示形成装置に 通す工程と、表示形成装置を使用してブレスレットに同定用の情報を書き込む工 程と、情報が書き込まれた各ブレスレットをストリップより分離する工程と、書 き込まれた情報に対応する人又は物品に対し分離されたブレスレットを取り付け る工程とを含む方法を提供することである。 本発明の他の目的及び利点は以下の説明及び添付の図面より明らかとなる。図面の簡単な説明 図1は本発明に従って製造された複数個のブレスレットよりなるストリップの 一つの好ましい実施形態を示す斜視図である。 図2は病院、劇場、コンサート、又はこれらと同様のイベントに於いて人を同 定するための装置及び方法に使用される図1に示されたストリップを示す立面図 である。 図3は上述のストリップに部分的に接続された状態の一つのブレスレットを示 す図2の線3−3に沿う平面図であ る。 図4は本発明に従って製造されたブレスレットを示す底面図である。 図5は図4の線5−5に沿う断面図である。 図6は接着手段が露呈されその後ブレスレットの二つの端部が互いに接合され る状態を示す断面図である。 図7はブレスレットの二つの端部が互いに接着された状態を示す部分断面図で ある。 図8は二つの端部が互いに接着された状態にて本発明のブレスレットを示す斜 視図である。 図9は図8の線9−9に沿う断面図である。 図10は本発明に従って製造された複数個のブレスレットよりなるストリップ の他の一つの実施形態を示す部分平面図であり、他の一つのカバー手段及びスト リップ内の互いに隣接するブレスレットの間の接続部を示している。 図11は図10に示されたブレスレットの部分底面図であり、二つのブレスレ ットが互いに引き離される状態を示している。 図12は二つのブレスレットが互いに引き離された後に於ける図11のブレス レットの斜視図である。 図13はカバー手段がブレスレットより取り外し可能である他の一つの実施形 態を示す図12と同様の斜視図である。 図14乃至図16はそれぞれ本発明のカバー手段の他の 一つの実施形態を示す図10乃至図13と同様の斜視図である。好ましい実施形態の説明 添付の図、特に図3乃至図5に、本発明に従って製造された同定用ブレスレッ ト10の一つの好ましい実施形態が図示されている。ブレスレット10は細長い 本体部11の両端に第一の端部12及び第二の端部14を有している。ブレスレ ットは種々の適当なラミネート形成法の何れかによりプラスチック、ポリエチレ ン、ポリプロピレンの如き強力で軽量で可撓性を有する複数個のラミネートより 製造されている。ラミネートよりなる完成したブレスレット10の少くとも一つ の表面は、後に詳細に説明する如く、患者の氏名の如き同定用の情報を受けて維 持することができるものであることが好ましい。 図3乃至図5の実施形態は、接着剤の層24の如き接着手段により互いに他に 対し実質的に永久的に接合された第一のラミネート20及び第二のラミネート2 2よりなるブレスレット10を示している。しかし本発明の範囲内にて広範囲の 種々の数のラミネート層及び接合構造が採用されてよい。 ブレスレット10の積層構造により全面を横切って実質的に均一な厚さを有す るバンドが形成される。このことによりブレスレットは同定用の情報をオンデマ ンド式に現場にて印刷するのに特に有用である。 ブレスレット10を使用する一つの好ましい方法が図1乃至図3に示されてお り、複数個のブレスレット10を互いに端部にて接続された状態に形成すること により、複数個のブレスレットがストリップ100の形態にて形成される(図1 及び図2参照)。ブレスレット10はラミネートに形成された切目線102によ りストリップ100に於いて区分されており、切目線102はブレスレットを容 易に互いに分離し得る程度に深いが、早期に不必要に分離するほど深くはない。 製造の経済性を確保すべく、複数個のストリップ100(図示せず)が個々のス トリップ100に分割される前に互いに横に並べられた状態にて同時に製造され てもよい。 ストリップ100は図2に示されている如くスプール104の如きスプール部 材に巻き取られ、その状態にて搬送され、コンピュータ108により作動される プリンタ106を経て供給されてよい。コンピュータ108及びプリンタ106 はブレスレット10がプリンタを通過する際に各ブレスレットに所望の同定用の 情報110を印刷できることが好ましい。例えば図3に示された例示的ブレスレ ットに於いては、プリンタ106はブレスレットを装用する人に対応する氏名、 社会保障番号、コード化された情報を印刷している。かかるシステムが例えば病 院の患者受付デスクに於いて使用される場合には、患者の情報は一度入力される だけでよく、その後の通院の際に受付の看護婦は患者 の情報を再度入力することなく先に入力された情報を使用することができる。 ブレスレット10の長手方向に沿う所望の位置に同定用の情報110を配置す べく、各ブレスレットには反射性のセンサストリップ16及び透光性のセンサス トリップ18が設けられることが好ましい。プリンタ106内のセンサがプリン タ内に於けるストリップ100の通過を正確に制御するためにセンサストリップ 16若しくは18を使用し、これにより同定用の情報110がブレスレット10 の長手方向に沿う所望の位置に印刷されることが確保される。図3の実施形態に 於いては、同定用の情報110はブレスレット10の第一の端部12の近傍に配 置され、これによりブレスレットの両端を互いに接着する(後に説明する)こと によって同定用の情報が誤って隠れた状態になる虞れが低減される。 ブレスレット10の好ましい実施形態は、同定されるべき人又は物体に取り付 けられた状態にて第一の端部12を第二の端部14に接着するための接着止め手 段30を有している。好ましい接着止め手段30は第二のラミネート22と一体 に形成されその一部を構成する取り外し可能なカバー手段32を含んでいる。ブ レスレット10を形成するために二つ以上のラミネートが使用される場合には、 カバー手段32は第一のラミネート20を含まない限り、一つ又はそれ以上のラ ミネートにて形成されてよい。 接着止め手段30は更にラミネートとこれに対向するカバー手段との間に接着 手段34を含んでいる。好ましい実施形態に於いては、接着手段34はブレスレ ット10の本体部11を横切って延在する接着剤24の部分を構成しているが、 他の実施形態に於いては接着手段34は本体部11に使用される接着剤とは異な る接着剤若しくは追加の接着剤であってよい。 好ましいブレスレット10に於いては、カバー手段32はシリコーン層や他の 接着防止被覆層の如き接着防止被覆手段36を含んでいる。被覆手段36は接着 手段34に対向し、カバー手段32が下層の接着手段34に接着せず、接着止め 手段30が後に詳細に説明する如く使用されることを確保する。図5に於いては 、シリコーンの厚さが説明の目的で誇張されており、実際の厚さは上述の如くブ レスレットに情報を印刷することに悪影響が及ばないよう、無視し得る厚さであ ることが好ましい。 接着防止被覆手段36の境界が図4に於いて破線38により示されている。こ のシリコーン被覆の小さい領域以外に於いては、ブレスレット10はプリンタ1 06がその表面の任意の位置に信頼性よく且つ容易に情報110を印刷し得るよ う、実質的に均一な厚さにて形成されることが好ましい。 好ましい実施形態10に於いては、カバー手段32の縁部は第二のラミネート 22に設けられた一つ又はそれ以上 の切目線40により郭定されている(尚ブレスレットに二つ以上のラミネートが 使用され、カバー手段に一つ以上のラミネートが使用される場合には、切目線は 複数個のラミネートに形成される)。図6及び図7に最もよく示されている如く 、切目線40は矢印Aにより示されている如くカバー手段32を引き離し、接着 手段34を露呈させて矢印Bにより示されている如くブレスレット10の第二の 端部14を接着手段に接着することを可能にする。 接着され組み立てられた状態のブレスレットが図7乃至図9に図示されている 。第二の端部14を接着手段34に対し押圧し、これによりブレスレットをルー プ状に固定する前に、ブレスレットを装用する人は端部12及び14を互いに他 に対し長手方向に移動させることによってループの大きさを適宜に調節する。 例えばブレスレットが病院の患者に適用される場合には、受付けの看護婦はプ リンタを作動させてブレスレット10に患者の同定用の情報を印刷し、しかる後 ブレスレットを患者の手首又は足首の周りに適当な大きさのループ状にして固定 する。ループの大きさは一般に装着者に不快感を与えないよう手首や足首よりも 大きいが、装着者の手や足を越えてブレスレットが滑ることによりブレスレット が不用意に脱落することを防止するに十分なほど小さい。 もし必要ならば、カバー手段32はそれを構成する一つ又はそれ以上のラミネ ート22に接続された状態に維持さ れてもよい。そうすればブレスレット10が装着者に適用される際にごみが捨て られることを防止することができる。好ましい実施形態に於いては、かかる接続 は切目線40に間段部を設けることによって接続手段42を形成することにより 達成される。他の実施形態(例えば図13参照)に於いては、カバー手段32は ブレスレットの一つ又はそれ以上のラミートより分離可能である。このことは切 目線40の如き切目線を適宜に配列することにより達成される。 改竄防止(例えばブレスレットがコンサート、テーマパーク等に於いて人を同 定するために使用される場合に特に有用である)を達成すべく、あるパターンの 裂き傷13が接着手段34に近接して第一のラミネート20に設けられてよい。 ブレスレット10が装着者の手首に取り付けられた後にブレスレットを取り外し て他の人に取り付け直そうとすると、裂き傷13の領域が損傷し、或いは少なく とも裂き傷が設けられていない場合よりも明瞭に裂き傷の領域に視覚的に観察可 能な損傷が生じる。従って病院やコンサート等の職員はブレスレットが許可なく 人から人へ移転されることを監視することができる。 カバー手段30は広範囲の種々の大きさ、方向、形態にて設けられてよい。カ バー手段30の他の実施形態の幾つかの例が図10乃至図16に図示されており 、これらの何れも下層の接着剤を露呈するために容易に操作可能なものである。 図10乃至図12に示された実施形態に於いては、 接着止め手段は例えば図4に示された実施形態の場合よりも幾分か複雑な配列及 び行動の切目線及び接着防止被覆手段を有している。しかし何れの実施形態の作 動原理も広義には上述の原理と同一である。 図10にはブレスレット50のストリップ200の一部が図示されており、こ の図10は上述の端部にて互いに接続された構造と同一の構造を示している。し かしこの実施形態に於いては、接着防止被覆手段52のパターンが破線にて示さ れており、ブレスレット50の間の端部切目線56を横切って延在する複数の延 長部54を含んでいる。破線により示された領域内に於いては、ブレスレットの ラミートは互いに接合されておらず、容易に分離可能な状態にある。 図10の接着止め手段は更にブレスレット50の上側の、即ちラミネートに一 つ又はそれ以上の切目線58を含んでいる。この実施形態に於いては、切目線5 8及び56はタブ部60を郭定している。タブ部60は切目線56及び接着防止 被覆手段52の境界64により郭定された接合領域62を含み、境界64は図1 0の破線の部分を含んでいる。タブ部及び接合領域の大きさ、位置、方向、形状 は広範囲の種々の適当なパターンに設定されてよい。 図10の同定用ブレスレットの下面が図11に図示されており、一つ又はそれ 以上の切目線70を含んでいる。切目線70は図4の切目線と同様であるが、端 部切目線56 と交差する延長部72を含んでいる。図11及び図12に示されている如く、こ の延長部によりブレスレット50を互いに分離することができ(図11参照)、 タブ部60を把持して下方へ引張り(図12参照)、これによりカバー手段を下 層の接着剤より引き離して接着剤をそれがブレスレットの他端に接触して所望の ループを形成するよう露呈させることができる。延長部62及びこれに対応する タブ部60以外の部分については図4に示された接着止め手段と実質的に同一で ある。 図10に示された接着防止被覆手段52のパターン及びこれとは異なる更に複 雑なパターンが任意の種々の公知の方法によりラミネート形成工程中に与えられ てよい。図10乃至図12の実施形態に於いては、タブ部60や上側のラミネー トに接合されるのではなく上側のラミネートより使用時に分離するよう、接着防 止被覆手段52は切目線72及び58よりも下方の十分に広い領域に設けられて いる。接着防止被覆手段にある程度の余分な幅を設けることにより、切目線72 及び58の位置に関する製造公差を増大させることができる。 図13に示されている如く、他の実施形態に於いて、ヒンジ接続線74とされ る領域に沿って切目線82を延長することにより(図11及び図12参照)、カ バー手段80をブレスレット84の他の部分より容易に分離して除去し得るよう にすることができる。 かくして図10乃至図13に示された実施形態に於いては、ブレスレットの本 体部はストリップ200の長さに沿って延在する長手方向軸線に沿う細長い形状 をなし、二つの側縁202及び204は長手方向軸線に平行であり、二つの端縁 (その一方は切目線56に沿って延在し、その他方は図示されていない)は長手 方向軸線と交差している。把持可能なタブ部60を形成すべく、種々の切目線5 8、70、72は側縁202及び204より隔置されており、切目線56の如き 一つの又はそれ以上の端縁と交差している。 接着防止被覆手段52の境界をブレスレット50の側縁202及び204より 隔置し、切目線70をそれらの側縁より更に隔置することにより、上側のラミネ ートに対するカバー手段の分離性、即ち非接着性を確保することができ、また十 分な寸法公差及び十分に制御された状態にてカバー手段を形成することができる 。更にかかる構成により接合されておらず分離可能な状態にあるのではなく、少 なくとも部分的に互いに接合されたラミネートよりなる外縁部76が形成される 。これらの外縁部はブレスレットの機能にとって必須のものではないが(例えば かかる外縁部を有しない図14乃至図16の実施形態を参照)、外縁部76はブ レスレットの端部が互いに接着される際にそれらの端部が横方向にずれることを ある程度許容する。換言すれば、外縁部76が設けられない場合には、接着防止 被覆手段に 横方向のずれが生じると、ブレスレットの両端が互いに接着された後に於いても 接着手段の一部が覆われない状態になり、従って装着者の皮膚や衣服等に露呈さ れるので好ましくない。 接着止め手段の更に他の例示的実施形態が図14乃至図16に図示されている (これらに限定されるものではない)。ブレスレット90は切目線92に沿って 分離される。カバー手段94が破線96の間の接着防止手段と同様ブレスレット 90の全幅に亘り延在している。上側の切目線98が上側のラミネートに設けら れている(図14及び図16参照)。図14乃至図16に示された実施形態に於 いては、接着防止被覆手段の縁部96は端部切目線92より隔置されており、上 側の切目線98は端部切目線92より更に隔置されている。このことによりカバ ー手段94に少なくとも部分的に接続された把持部99が形成され、また図10 乃至図13に示された実施形態について上述した如く製造公差が高くなると共に 容易に使用することが可能になる。 ブレスレットに設けられる種々の切目線の形状や構造はブレスレットを製造す るために使用される製造方法に影響を及ぼし、逆に製造方法は切目線の形状や構 造に影響を及ぼす。例えば切目線が図1に示されている如き細長いストリップに 設けられる場合には、切目線は種々の製造工程中に生じることがある引張り力が ストリップの長さ方向に沿って作用してもストリップが早期に分離してしまうこ とが ないよう配列されなければならない。 かくして本発明によれば、単純にして信頼性に優れた同定用ブレスレット及び その使用方法が得られ、これらによばブレスレットの本体部の任意の部分に現場 に於いて連続的な供給工程により必要な情報を印刷することができる。 以上に於いては本発明の同定用ブレスレット及び方法を特定の実施形態につい て説明したが、例示の形状、構造、工程は種々の修正が可能であるので、本発明 を限定するものではなく、またかかる全ての変更や修正は本発明の範囲内に属す るものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月3日 【補正内容】 請求の範囲 1.同一の範囲に延在する複数個のラミネートにて形成された本体部を有し、前 記ラミネートは前記本体部の大部分に亘り互いに他に対し実質的に永久的に接合 されており、前記本体部は第一の端部と第二の端部とを有する同定用ブレスレッ トにして、前記ブレスレットはその長さに沿って実質的に一様な厚さを有すると 共に前記ラミネートのうちの少くとも一つの表面に同定用の表示を有し、前記ブ レスレットは更に同定されるべき人又は物品に対し作動関係をなすよう前記第一 の端部を前記第二の端部に取り付ける接着止め手段を有し、前記接着止め手段は 一つ又はそれ以上の前記ラミネートと一体に形成され該一つ又はそれ以上のラミ ネートの一部を構成する移動可能なカバー手段を含み、前記接着止め手段は更に 前記ラミネートの間に配置された接着手段を含み、前記接着手段は前記カバー手 段が移動される前の状態に於いては前記カバー手段に対向し前記カバー手段が移 動されることにより露呈されることを特徴とする同定用ブレスレット。 2.請求の範囲第1項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段は接着防 止被覆層を含み、前記接着防止被覆層は前記カバー手段が前記接着手段より引き 離される前の状態に於いては前記接着手段に対向していることを特徴とする同定 用ブレスレット。 3.請求の範囲第1項又は第2項の同定用ブレスレットに 於いて、前記一つ又はそれ以上のラミネートに一つ又はそれ以上の切目線を有し 、前記切目線は前記カバー手段の一つ又はそれ以上の縁部を郭定していることを 特徴とする同定用ブレスレット。 4.請求の範囲第3項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段と前記一 つ又はそれ以上のラミネートとの間に設けられた接続手段であって、前記カバー 手段が前記接着手段より引き離された後にも前記カバー手段と前記一つ又はそれ 以上のラミネートとの間の接続状態を維持する接続手段を含み、前記接続手段は 前記切目線の間断部により形成されていることを特徴とする同定用ブレスレット 。 5.請求の範囲第3項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段は前記一 つ又はそれ以上のラミネートより分離可能であることを特徴とする同定用ブレス レット。 6.第一の端部と第二の端部とを有し細長いラミネートにて形成された本体部で あって、前記本体部はその大部分に亘り互いに他に対し実質的に永久的に接合さ れた同一の範囲に延在する複数個のラミネートにて形成されており、前記本体部 と一体に形成された接着止め手段であって、前記本体部の少なくとも二つの前記 ラミネートの間に配置された接着手段と、前記接着手段を覆う位置より前記接着 手段を覆わない位置へ移動可能なカバーとを含む接着止め手段とを含み、前記カ バーが前記前記接着手段を覆わない位置へ移動されても前記本体部に接続された 状態を維持するこ とを特徴とする同定用ブレスレット。 7.請求の範囲第6項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバーは前記本体部 に取り付けられていることを特徴とする同定用ブレスレット。 8.請求の範囲第6項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバーは前記本体部 より分離可能であることを特徴とする同定用ブレスレット。 9.請求の範囲第6項又は第8項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバーは 該カバーが前記接着手段を覆う位置にあるときには前記接着手段に対向する対向 面を有し、前記対向面には接着防止被覆手段が設けられていることを特徴とする 同定用ブレスレット。 10.請求の範囲第6項又は第8項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー は幾つかの前記ラミネートに一つ又はそれ以上の切目線を設けることにより形成 されていることを特徴とする同定用ブレスレット。 11.請求の範囲第9項の同定用ブレスレットに於いて、前記本体部は軸線に沿 う細長い形状をなし、前記軸線に平行な二つの側縁と前記軸線と交差する二つの 端縁とを有し、前記切目線は前記側縁より隔置され一つ又はそれ以上の前記端縁 と交差していることを特徴とする同定用ブレスレット。 12.請求の範囲第10項の同定用ブレスレットに於いて、他のラミネートに追 加の切目線を有し、前記追加の切目線 は前記一つ又はそれ以上の端縁と交差し、把持部を形成していることを特徴とす る同定用ブレスレット。 13.細長い可撓性を有するストリップ状に互いに接続された複数個のブレスレ ットにして、前記ブレスレットは同一の範囲に延在する複数個のラミネートにて 形成された本体部を有し、前記ラミネートはその少なくとも大部分に於いて互い に永久的に接合されており、前記ブレスレットは互いに隣接するブレスレットの 間に設けられた切目線に沿って互いに切断分離可能であり、前記ブレスレットは 前記ラミネートと一体に形成された接着止め手段を含み、前記ブレスレットはそ の長さに沿って実質的に一様な厚さを有すると共に前記ラミネートのうちの少く とも一つの表面に同定用の表示を有していることを特徴とする複数個のブレスレ ット。 14.適合化された接着止め式ブレスレットの形成方法にして、 細長い可撓性を有するストリップ状に互いに接続された複数個のブレスレット であって、複数個のラミネートにて形成された本体部を有し、前記ラミネートは その少なくとも大部分に於いて互いに永久的に接合されており、各ブレスレット は一体的な接着止め手段を含む複数個のブレスレットを用意する工程と、 前記ストリップを表示形成装置に通す工程と、 前記表示形成装置を使用して前記ブレスレットに同定用 の情報を書き込む工程と、 情報が書き込まれた各ブレスレットを前記ストリップより分離する工程と、 前記書き込まれた情報に対応する人又は物品に対し前記分離されたブレスレッ トを取り付ける工程と、 を含んでいることを特徴とするブレスレットの形成方法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 工程とを含んでいる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数個のラミネートにて形成された本体部を有し、前記ラミネートは前記本 体部の大部分に亘り互いに他に対し実質的に永久的に接合されており、前記本体 部は第一の端部と第二の端部とを有する同定用ブレスレットにして、前記ブレス レットは更に同定されるべき人又は物品に対し作動関係をなすよう前記第一の端 部を前記第二の端部に取り付ける接着止め手段を有し、前記接着止め手段は一つ 又はそれ以上の前記ラミネートと一体に形成され該一つ又はそれ以上のラミネー トの一部を構成する移動可能なカバー手段を含み、前記接着止め手段は更に前記 ラミネートの間に配置された接着手段を含み、前記接着手段は前記カバー手段が 移動される前の状態に於いては前記カバー手段に対向し前記カバー手段が移動さ れることにより露呈されることを特徴とする同定用ブレスレット。 2.請求の範囲第1項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段は接着防 止被覆層を含み、前記接着防止被覆層は前記カバー手段が前記接着手段より引き 離される前の状態に於いては前記接着手段に対向していることを特徴とする同定 用ブレスレット。 3.請求の範囲第1項又は第2項の同定用ブレスレットに於いて、前記一つ又は それ以上のラミネートに一つ又はそれ以上の切目線を有し、前記切目線は前記カ バー手段の一つ又はそれ以上の縁部を郭定していることを特徴とする同 定用ブレスレット。 4.請求の範囲第3項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段と前記一 つ又はそれ以上のラミネートとの間に設けられた接続手段であって、前記カバー 手段が前記接着手段より引き離された後にも前記カバー手段と前記一つ又はそれ 以上のラミネートとの間の接続状態を維持する接続手段を含み、前記接続手段は 前記切目線の間断部により形成されていることを特徴とする同定用ブレスレット 。 5.請求の範囲第3項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバー手段は前記一 つ又はそれ以上のラミネートより分離可能であることを特徴とする同定用ブレス レット。 6.第一の端部と第二の端部とを有し細長いラミネートにて形成された本体部で あって、前記ラミネートは前記本体部の大部分に亘り互いに他に対し実質的に永 久的に接合された本体部と、前記本体部と一体に形成された接着止め手段であっ て、前記本体部の少なくとも二つの前記ラミネートの間に配置された接着手段と 、前記接着手段を覆う位置より前記接着手段を覆わない位置へ移動可能なカバー とを含む接着止め手段とを含んでいることを特徴とする同定用ブレスレット。 7.請求の範囲第6項の同定用ブレスレットに於いて、前記カバーは前記本体部 に取り付けられていることを特徴とする同定用ブレスレット。 8.請求の範囲第6項の同定用ブレスレットに於いて、前 記カバーは前記本体部より分離可能であることを特徴とする同定用ブレスレット 。 9.請求の範囲第6項又は第7項又は第8項の同定用ブレスレットに於いて、前 記カバーは該カバーが前記接着手段を覆う位置にあるときには前記接着手段に対 向する対向面を有し、前記対向面には接着防止被覆手段が設けられていることを 特徴とする同定用ブレスレット。 10.請求の範囲第6項又は第7項又は第8項の同定用ブレスレットに於いて、 前記カバーは幾つかの前記ラミネートに一つ又はそれ以上の切目線を設けること により形成されていることを特徴とする同定用ブレスレット。 11.請求の範囲第9項の同定用ブレスレットに於いて、前記本体部は軸線に沿 う細長い形状をなし、前記軸線に平行な二つの側縁と前記軸線と交差する二つの 端縁とを有し、前記切目線は前記側縁より隔置され一つ又はそれ以上の前記端縁 と交差していることを特徴とする同定用ブレスレット。 12.請求の範囲第10項の同定用ブレスレットに於いて、他のラミネートに追 加の切目線を有し、前記追加の切目線は前記一つ又はそれ以上の端縁と交差し、 把持部を形成していることを特徴とする同定用ブレスレット。 13.細長い可撓性を有するストリップ状に互いに接続された複数個のブレスレ ットにして、前記ブレスレットは複数個のラミネートにて形成された本体部を有 し、前記ラミ ネートは前記本体部の少なくとも大部分に於いて互いに永久的に接合されており 、前記ブレスレットは互いに隣接するブレスレットの間に設けられた切目線に沿 って互いに切断分離可能であり、前記ブレスレットは前記ラミネートと一体に形 成された接着止め手段を含んでいることを特徴とする複数個のブレスレット。 14.適合化された接着止め式ブレスレットの形成方法にして、 細長い可撓性を有するストリップ状に互いに接続された複数個のブレスレット であって、複数個のラミネートにて形成された本体部を有し、前記ラミネートは 前記本体部の少なくとも大部分に於いて互いに永久的に接合されており、各ブレ スレットは一体的な接着止め手段を含む複数個のブレスレットを用意する工程と 、 前記ストリップを表示形成装置に通す工程と、 前記表示形成装置を使用して前記ブレスレットに同定用の情報を書き込む工程 と、 情報が書き込まれた各ブレスレットを前記ストリップより分離する工程と、 前記書き込まれた情報に対応する人又は物品に対し前記分離されたブレスレッ トを取り付ける工程と、 を含んでいることを特徴とするブレスレットの形成方法。
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