JP2013019081A - リストバンド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人体の四肢のいずれかに巻き付けるリストバンド1であって、基材2と、基材2の一方の端部2aに設けられ、基材2を折り返して基材2の一部と重ねて形成された折り返し部2bと、基材2の折り返し部2bと重なる領域と折り返し部2bとの間に設けられた粘着層3と、基材2の折り返し部2bと重なる重なり部2dと折り返し部2bとの間に設けられ、一方の面が粘着層3に仮着している剥離層4とを備える。
【選択図】図3
Description
また、本発明によれば、上述のリストバンドを利用済みの場合に、被着体である手首等から容易に取り外すことができる。
図1は、本発明によるリストバンド1の表面を示す図である。
図2は、リストバンド1の裏面を示す図である。
図3は、図1中に矢印で示したX−X線で切断した断面図である。
なお、これら図1から図3を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本実施形態では、表示部1aとバンド部1bとの幅(短手方向の長さ)は、双方略同一であるが、この幅は、任意に設定可能である。例えば、表示部1aの幅をバンド部1bよりも広くして、表示可能な面積を広くしてもよい。その場合は、後述する折り返し部2bの幅は、バンド部1bの幅に合わせることが望ましい。
基材2には、ポリエチレン又はその共重合体等から構成して柔軟性を確保したものを採用することが望ましい。また、基材2には、通気性に優れているとともに、長時間の使用にあたっても、蒸れやふやけを引き起こしにくい材質のものを採用することが望ましい。さらに、基材2は、その厚さを所定レベルに選定することによって、柔軟性及び剛性を併せ持つものとすることが望ましい。
また、基材2は、表示部1aが設けられている側の端部2aに折り返し部2bを有している。
重なり部2dと折り返し部2bとの間には、粘着層3と剥離層4とが設けられている。
また、折り返し部2bの先端部には、粘着層3と剥離層4とが積層していないつまみ部2cが設けられている。
図5は、リストバンド1を患者の手首Wに巻き付けた状態を示す図である。
なお、ここでは、患者の手首Wに巻き付ける場合を説明するが、足首であっても、同様である。
リストバンド1を使うときには、先ず、図3の状態で不図示のプリンタにリストバンド1を装填して、バーコード等の情報を表示部1aに印刷する。そして、図3のように折り返し部2bが折り返された状態からリストバンド1を巻き付けるときには、先ず、つまみ部2cを指でつまむ等して引っ張り、粘着層3と剥離層4との仮着を剥がして、図4のように折り返し部2bの折り返しを戻す。この状態で、図4に示すように、粘着層3をバンド部1bの表面に貼り付ける方向で手首Wに巻き付ける。
また、一度つまみ部2cをつまめば、粘着層3と剥離層4との仮着を剥がして、そのままリストバンド1の巻き付けを行うことができ、作業性が極めてよい。
さらに、粘着層3は、バンド部1b上の任意の位置に貼り付けることができるので、手首Wの太さに応じて、適切な大きさの輪を簡単にリストバンド1により形成できる。
さらに、つまみ部2cは、リストバンド1の長手方向の長さを2Lとすると、手首Wの環状の長さが、L以上、かつ、2L以内であれば、バンド部1bの表面上に位置するようになる。よって、折り返しの折り癖によりつまみ部2cの先端が直に手首Wの皮膚に接触することもなく、カブレや不快感を与えるものでない。
さらにまた、リストバンド1を患者の手首Wから取り外すときには、ハーフ破断線6を利用してリストバンド1を切断することにより、簡単に取り外すことができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
例えば、本実施形態において、粘着層3は、剥離層4よりも折り返し部2bに近い側に設けられている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、剥離層を粘着層よりも折り返し部に近い側に設けてもよい。
1a 表示部
1b バンド部
2 基材
2a 端部
2b 折り返し部
2c つまみ部
2d 重なり部
3 粘着層
4 剥離層
5 識別マーク
6 ハーフ破断線
W 手首
Claims (5)
- 人体の四肢のいずれかに巻き付けるリストバンドであって、
基材と、
前記基材の一方の端部に設けられ、前記基材を折り返して前記基材の一部と重ねて形成された折り返し部と、
前記基材の前記折り返し部と重なる領域と前記折り返し部との間に設けられた粘着層と、
前記基材の前記折り返し部と重なる領域と前記折り返し部との間に設けられ、一方の面が前記粘着層に仮着している剥離層と、
を備えるリストバンド。 - 請求項1に記載のリストバンドにおいて、
前記粘着層は、前記剥離層よりも前記折り返し部に近い側に設けられていること、
を特徴とするリストバンド。 - 請求項1又は請求項2に記載のリストバンドにおいて、
前記折り返し部の先端部には、少なくとも前記粘着層が積層していない、つまみ部が設けられていること、
を特徴とするリストバンド。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のリストバンドにおいて、
前記基材は、
情報を表示可能な表示部と、
前記表示部に一体的に連結して設けられたバンド部と、
を有し、
前記折り返し部は、前記表示部の前記バンド部と連結している側とは反対側の端部に設けられていること、
を特徴とするリストバンド。 - 請求項4に記載のリストバンドにおいて、
前記バンド部には、短手方向の端部から内側に向かう所定の長さのハーフ破断線が形成されていること、
を特徴とするリストバンド。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015001606A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | サトーホールディングス株式会社 | 情報表示バンドおよびその使用方法 |
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2011
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