JP2015001606A - 情報表示バンドおよびその使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】手荷物の持ち手などの被巻付け部に巻き付け可能なバンド本体から引換券となる切離し片を切り離す際にその作業をより簡便に行うことができる情報表示バンドおよびその使用方法を提供する。【解決手段】長尺帯状のバンド基材11と、このバンド基材11の表面側に識別情報17を表示可能な感熱発色剤層15を形成するとともに、このバンド基材11の裏面側に自着接着剤層16を形成し、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wにループ状に巻付け可能な情報表示バンドであって、この情報表示バンドは、その短辺方向に形成する切断用ミシン目12により、バンド本体13と切離し片14とに切り離し可能に連接し、切離し片14には、これを2つ折り可能とする折り目線21を形成している。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、手荷物の持ち手などの被巻付け部に巻き付けて手荷物を識別管理する手荷物用バンドや、手首や足首などの被巻付け部に巻き付けて入場券や参加証として使用するリストバンドのような情報表示バンドおよびその使用方法に関する。
従来から、ホテルのクロークや空港の手荷物受け渡しカウンターなどでは、利用者の手荷物を正確に識別する手荷物用バンドが使用されている。コンサート会場や遊園地などにおいても、入場者であることを証明するリストバンドが使用されている。これらは、いずれも利用者および入場者を識別管理する識別情報を表示可能な情報表示バンドである。
従来の情報表示バンド110の一例として、手荷物用バンドにより説明する。図10は、従来の情報表示バンド110を表面側(印字面側)から見た平面図である。図11は、図10のc−c線断面図である。
手荷物用バンドである情報表示バンド110は、紙やフィルムなどで構成された長尺帯状のバンド基材111と、このバンド基材111の裏面側に設けた自着接着剤層116と、を有している。情報表示バンド110は、短辺方向と略平行に形成する切断用ミシン目112により、バンド基材111をバンド本体113と、切離し片114と、に切り離し可能に区画している。
自着接着剤層116を構成する自着接着剤は、その面どうしを接触加圧すれば互いに強固に接着する一方、自着接着剤を他の部材に押し付けても接着しにくい特性を有している。この自着接着剤層116面どうしを接触加圧させると、互いに強固に接着して手荷物の持ち手にループ状に巻き付けることができる。
バンド本体113および切離し片114のバンド基材111の表面には、電子プリンタ(不図示)により、利用者を識別管理するための文字やバーコードなどの識別情報117が印字されている。
この識別情報117は、バンド本体113および切離し片114に同一の内容をそれぞれ表示して、バンド本体113と切離し片114との情報を紐付ける役目を果たしている。
バンド本体113および切離し片114に識別情報117をそれぞれ印字した情報表示バンド110は、バンド本体113と切離し片114とが繋がった状態のまま手荷物の持ち手に通され、バンド本体113の一端部と他端部の裏面側(自着接着剤層116面)どうしを互いに貼り合わせてループを形成することにより、手荷物の持ち手に巻き付ける。手荷物の持ち手に巻き付け後に、情報表示バンド110は、切断用ミシン目112により、バンド本体113から切離し片114が切り離される。
バンド本体113は、手荷物とともにクロークや手荷物預かり所などに一時的に預けられる。一方で、バンド本体113から切り離された切離し片114は利用者に手渡され、手荷物を引き取るまで引換券として保管される。
しかし、引換券として保管される切離し片114は、自着接着剤層116が剥き出した状態になっている。自着接着剤層116の自着接着剤は、他の部材に対して接着性はないものの多少のべた付きがあるために、剥き出し状態になっていると不快感を持たれることもある。
また、バンド本体113から切離し片114を切り離す際、切離し片114は薄くて腰が弱いために、切断用ミシン目112だけでは切り離しにくいという不便さがあった。
クロークや手荷物預かり所などに手荷物を預けた利用者にとっては、手荷物を引き取るまで引換券となる切離し片114を紛失しないように管理する必要があるが、例えば、利用者のズボンのポケットなどに入れて持ち歩く場合、切離し片114自体が薄片であるために、折れ曲がったり損傷したりして識別情報117を読み取れなくなる恐れがある。
特に、識別情報117がバーコードである場合は、スキャナーでの読み取りが困難となってしまう。
さらに、切離し片114は、小片であるために紛失することもあった。
特開平7−56513号公報
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたもので、バンド本体から切離し片を切り離す際にその作業をより簡便に行うことができるようにした情報表示バンドを提供することを課題とする。
また本発明は、引換券である切離し片が折れ曲がりにくく、かつ損傷しにくい情報表示バンドを提供することを課題とする。
さらに本発明は、手荷物の持ち手などの被巻付け部に巻き付ける際に、その作業を容易にする情報表示バンドを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するため、本発明の情報表示バンドは、バンド基材の表面側に感熱発色剤層を設けて、サーマル印字を可能とすること、およびバンド基材の裏面側には自着接着剤層を設けることに着目したもので、長尺帯状のバンド基材と、このバンド基材の表面側に識別情報を表示可能な感熱発色剤層を形成するとともに、このバンド基材の裏面側に自着接着剤層を形成し、手荷物の持ち手などの被巻付け部にループ状に巻付け可能な情報表示バンドであって、この情報表示バンドは、その短辺方向に形成する切断用ミシン目により、バンド本体と切離し片とに切り離し可能に連接し、切離し片には、これを2つ折り可能とする折り目線を形成している。
また、本発明の情報表示バンドの使用方法は、長尺帯状のバンド基材と、このバンド基材の表面側に識別情報を表示可能な感熱発色剤層と、このバンド基材の裏面側に形成する自着接着剤層と、を有し、バンド基材は、これを短辺方向に形成し、バンド基材をバンド本体および切離し片と、に切り離し可能に連接する切断用ミシン目と、切離し片を2つ折り可能な折り目線と、を有する情報表示バンドの使用方法であって、バンド本体および切離し片の感熱発色剤層に識別情報をそれぞれ表示した後に、折り目線により切離し片を2つ折りにして自着接着剤層どうしを互いに貼り合わせて一体にする作業と、バンド本体の一端部と他端部の自着接着剤層どうしを互いに貼り合わせてループを形成することにより、手荷物の持ち手などの被巻付け部に巻き付ける作業と、切断用ミシン目により前記バンド本体から切離し片を切り離す作業と、を含む。
さらに、バンド本体および切離し片には、同一の内容の識別情報をそれぞれ表示している。
切離し片には、第1の情報表示部および第2の情報表示部を有している。
第1の情報表示部および第2の情報表示部は、折り目線を介して線対称な形状であることが望ましい。
第1の情報表示部および第2の情報表示部の少なくとも一方に、付加価値情報が表示されている。
バンド本体の裏面側におけるその中央領域には、自着接着剤層による一対の両端部側貼付け領域を残して非接着性領域を設けている。
非接着性領域は、自着接着剤層に接着剤不活性剤層を積層することにより、これを形成している。
非接着性領域は、自着接着剤層を設けないことにより、これを形成している。
バンド本体には、その一端部に破断用切込みが形成されている。
情報表示バンドは、手首や足首などの被巻付け部にループ状に巻き付け可能なリストバンドである。
本発明の情報表示バンドおよびその使用方法は、切離し片が折り目線により2つ折りされ厚みを増して補強されるので、バンド本体から切離し片を切り離す際に、切断用ミシン目に力が集中し、切り離す作業が簡便になるという効果を奏する。
また本発明は、折り目線により切離し片を2つ折りにして厚みを持たせることで、保管時に折れ曲がりや損傷が防止できる。
さらに本発明は、切離し片を2つ折りしてから、手荷物の持ち手などの被巻付け部にバンド本体を巻き付けるので、先に2つ折りした切離し片が目安となってバンド本体の巻き付け作業が容易になるという効果を奏する。
本発明の第1の実施例による情報表示バンド10を表面側から見た平面図。 同、図1のa−a線断面図。 同、単葉の情報表示バンド10を長手方向に複数連ねてロール状の情報表示バンド連続体30を形成した斜視図。 同、識別情報117が印字された情報表示バンド10を表面側から見た平面図。 同、図4のb−b線断面図。 同、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wに情報表示バンド10を巻き付けた状態を説明するための概略側面図。 本発明の第2の実施例による情報表示バンド40の断面図。 本発明の第3の実施例による情報表示バンド50の断面図。 本発明の第4の実施例による情報表示バンド60を表面側から見た平面図。 従来の情報表示バンド110を表面側から見た平面図。 同、図10のc−c線断面図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例による情報表示バンド10を表面側から見た平面図である。図2は、図1のa―a線断面図である。
図1に示すように、情報表示バンド10は、長尺帯状のバンド基材11と、このバンド基材11の表面側に設けた感熱発色剤層15と、バンド基材11の裏面側に設けた自着接着剤層16と、を有している。
また、情報表示バンド10は、その一端部近傍あるいは他端部近傍の部分のいずれかに短辺方向と平行に形成する切断用ミシン目12により、バンド本体13と、切離し片14と、に切り離し可能に連接している。
バンド基材11は、紙のほか、PETフィルムやPPフィルムのような合成樹脂フィルムなどの任意の材料が使用可能である。求められる耐久性に応じて選択すればよい。
感熱発色剤層15は、任意の感熱発色剤を塗工した層であって、電子プリンタ(不図示)で印字することにより、任意の印字パターンによる識別情報17を表示可能である。
自着接着剤層16の自着接着剤としては、天然ゴムラテックスおよびスチレン・アクリルニトリル共重合体水性エマルジョンを含む、たとえばサイデン化学株式会社のサイビノール加圧接着剤E、あるいは天然ゴムおよびスチレン・イソプレンスチレンブロック共重合体を含むエラストマーなどを用いることができる。
バンド本体13は、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wに巻き付け可能な長さを有している。バンド本体13には、感熱発色剤層15の上層側にラベル印刷機(不図示)などであらかじめ固定情報18を印刷してある。
また、バンド本体13には、この範囲内に複数の破断用切込み19を設けている。
破断用切込み19は、バンド本体13の長手方向の少なくとも一方端に複数まとまって設けることが望ましい。破断用切込み19は、略U字形状で、その両端を結ぶ線分はバンド基材11の短辺方向に略平行である。破断用切込み19の略U字形状の開放向きは、隣どうしが互い違い(180度回転した向き)に配置形成してある。
切離し片14には、これを2つに折り曲げ可能な折り目線21を、切断用ミシン目12と平行に設けている。
折り目線21は、切離し片14を、第1の情報表示部22と、第2の情報表示部23と、に区画している。
折り目線21は、本実施例では切断用ミシン目12と同一構成のミシン目により形成されているが、これに限ることなく、スジ押し加工により折り目線を形成してもよい。
第1の情報表示部22および第2の情報表示部23は、折り目線21を介して線対称な形状である。
第1の情報表示部22および第2の情報表示部23の少なくとも一方には、電子プリンタ(不図示)により、バンド本体13に表示される識別情報17と同一の内容の識別情報17が印字されている。
もちろん、第1の情報表示部22および第2の情報表示部23の少なくとも一方には、バンド本体13に表示される識別情報17と異なる情報を印字してもよい。
具体的には、第1の情報表示部22および第2の情報表示部23のうち、識別情報17を印字しない側においては、抽選や割引などに関する付加価値情報24を表示し、クーポン券として利用可能である。
付加価値情報24は、情報表示バンド10の利用者に付加価値を提供し、顧客満足度を向上させることができるものであればよい。例えば、ホテルや空港などにあるレストランや売店の割引情報や新商品情報、景品プレゼント情報、広告情報など、情報の提供者が利用者にとって有益な情報である。
図3は、単葉の情報表示バンド10を長手方向に複数連ねてロール状の情報表示バンド連続体30を形成した斜視図である。
上記情報表示バンド10を長手方向に複数連ねて形成し、その一端部を円筒形状の巻芯25に固着させて巻回すると、図3に示すロール状の情報表示バンド連続体30になる。このロール状の情報表示バンド連続体30は、バンド基材11の裏面側に設けられた自着接着剤層16がロールの内周側に、バンド基材11の表面側に設けられた感熱発色剤層15がロールの外周側に位置する形態である。
本発明の情報表示バンド10は、以下のようにして使用する。
図4は、識別情報17が表示された情報表示バンド10を表面側から見た平面図である。図5は、図4のb−b線断面図である。図6は、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wに情報表示バンド10を巻き付けた状態を説明するための概略側面図である。
ロール状の情報表示バンド連続体30(図3)は、電子プリンタ(不図示)の供給部に装填されて識別情報17を印字する。ロール状の情報表示バンド連続体30は、電子プリンタのサーマルヘッドの部分においてバンド本体13と、切離し片14の第1の情報表示部22および第2の情報表示部23のどちらか一方に同一の識別情報17(たとえば文字や数字、あるいはバーコードなど)をそれぞれ印字する。第1の情報表示部22および第2の情報表示部23のうち、識別情報17を印字しない側には抽選や割引などに関する付加価値情報24が印字される。そして、情報表示バンド連続体30は、各情報表示バンド10間に形成する切断用ミシン目31で切り離すことにより、単葉の情報表示バンド10を得る(図4、図5、図6(1))。
この単葉の情報表示バンド10は、折り目線21により切離し片14を2つ折りして自着接着剤層16どうしを互いに貼り合わせる(図6(2))。
そして、情報表示バンド10のバンド本体13を手荷物の持ち手に掛け回し、バンド本体13の両端部の裏面側に形成する自着接着剤層16どうしを貼り合わせて手荷物の持ち手にループ状に巻き付ける(図6(3))。その際、切離し片14は、手荷物の持ち手から立体的に突出して起立した状態になっている。
その後に、手荷物の持ち手に巻き付けられたバンド本体13から切断用ミシン目12を介して切離し片14を切り離して、引換券として利用者に手渡す(図6(4))。
このように情報表示バンド10によれば、引換券となる切離し片14を、バンド本体13から切り離す際に、切離し片14の第1の情報表示部22および第2の情報表示部23の裏面側に設けられる自着接着剤層16どうしを貼り合わせてから、切断用ミシン目12で切り離すので、その作業をより簡便に行うことができる。
また、情報表示バンド10は、先に2つ折りした切離し片14を目安にして、バンド本体13の両端部の自着接着剤層16どうしを互いに貼り合わせるので、バンド本体13の被巻付け部Wへの巻き付け作業が容易になる。
また、情報表示バンド10は、切離し片14を折り目線21で折り返し、その裏面側の自着接着剤層16どうしを貼り合わせるので、多少のべた付きがある自着接着剤層16を剥き出し状態にすることなく、切離し片14を保管する際、その取り扱いが簡便になる。
さらに、情報表示バンド10は、切離し片14に2つ折り可能な折り目線21を形成し、この折り目線第1の情報表示部22と第2の情報表示部23との境界で折り返して自着接着剤層16どうしを貼り合わせ、切離し片14自体に厚みを持たせることができるので、切離し片14を引換券として保管する際に折れ曲がりにくく、かつ、損傷しにくいという効果が生じる。すなわち、切離し片14を2つ折りにして補強することで、切離し片14の腰が強くなり強度を高めることができる。
さらに、情報表示バンド10は、バンド本体13の自着接着剤層16どうしを接着した部分に破断用切込み19を複数設け、無理に剥がすと破断用切込み19がきっかけとなってバンド本体13が破断するので、貼替えや再利用などの不正行為を防止できる。
さらに、情報表示バンド10は、切離し片14の第1の情報表示部22または第2の情報表示部23に抽選や割引などに関する付加価値情報24が印字されているので、クーポン券として利用可能であり、利用者に付加価値を提供することができ、サービスの質の向上を図れる。例えば、ホテルのクロークで使用される手荷物用バンドの場合、そのホテル内のレストランやバーにおいて飲食の割引サービスを受けられるなどの付加価値情報24が、切離し片14の第1の情報表示部22および第2の情報表示部23のどちらか一方に印字することによって、手荷物を保管する側にとっても、集客の向上が期待できる。
(第2の実施例)
図7は、本発明の第2の実施例による情報表示バンド40の断面図であって、情報表示バンド40においては、バンド本体13の裏面側における中央領域において、たとえば紫外線硬化型ニスなどを塗工することにより、接着剤不活性剤層(非接着性領域)26を形成している。
この接着剤不活性剤層26を自着接着剤層16に積層することにより、自着接着剤層16による一対の両端部側貼付け領域16Aを残して非接着性領域26を形成することができる。
特に、情報表示バンド10の裏面側において手荷物の持ち手などの被巻付け部Wに接触する領域には、接着剤不活性剤層(非接着性領域)26が位置することになるので、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wに自着接着剤層16が直接触れることがない。
情報表示バンド10の長尺方向におけるこの接着剤不活性剤層26の長さは、手荷物の持ち手などの被巻付け部Wのまわりに巻き付け可能な長さであるとともに、両端部側貼付け領域16Aの長さは、情報表示バンド10を手荷物の持ち手に巻き付けた際に十分な貼付け強度を確保できる。
また、接着剤不活性剤層26に用いる紫外線硬化型ニスに着色を施すことにより、バンド本体13の一端部および他端部の裏面側どうしを貼り合わせる際、自着接着剤層16および非接着性領域26をそれぞれ視認し易くすることができる。
情報表示バンド40における他の構成は、第1の実施例による情報表示バンド10と同一である。
こうした構成の情報表示バンド40においても、既述の情報表示バンド10と同様に、バンド本体13および切離し片14に識別情報17を表示するとともに、バンド本体13における左右一対の両端部側の自着接着剤層16(両端部側貼付け領域16A)を互いに合わせて接触加圧することにより、図6と同様に、簡単にバンド本体13を手荷物の持ち手などの被巻付け部Wにループ状に巻き付けることができる。
(第3の実施例)
図8は、本発明の第3の実施例による情報表示バンド50の断面図である。
この情報表示バンド50は、バンド基材11の裏面側においてその左右両端部側にのみ自着接着剤層16による両端部側貼付け領域16Aを間欠的に自着接着剤を塗布することにより、すなわち、被巻付け部Wが接触する領域である中央部分には自着接着剤層16を設けないことにより、非接着性領域16Aを形成している。
情報表示バンド50における他の構成は、第1の実施例による情報表示バンド10および第2の実施例による情報表示バンド40と同一である。また、効果においては、第2の実施例と同一である。
(第4の実施例)
図9は、本発明の第4の実施例による情報表示バンド60の表面側から見た平面図である。
情報表示バンド60は、切離し片14の第2の情報表示部23のみを短辺方向に突出させて形成してもよい。もちろん、第2の情報表示部23と第1の情報表示部22とを入れ替えて突出させることもできる。
情報表示バンド60における他の構成は、第1の実施例による情報表示バンド10および第2の実施例による情報表示バンド40および第3の実施例による情報表示バンド50と同一である。
こうした構成により情報表示バンド60は、切離し片14を視認し易くなるので、第1の情報表示部22および第2の情報表示部23の裏面側の自着粘着剤層16どうしを互いに貼り合わせて一体化する作業が簡単かつ確実に行うことができる。
本実施例の情報表示バンド10、40、50、60は、手荷物用バンドとして使用する場合について例示したが、特に限定されるものではなく、リストバンドにも応用可能である。リストバンドとして応用する場合、例えば、スキー場でのリフト券や、各種コンサート会場やイベントなどの入場券や参加証、遊園地などの各種施設の入場券およびこれら施設内での施設使用券などとして使用することができる。また、近年では、街ぐるみや地域ぐるみで行われるいわゆる「街コン」のような大型イベントなどにも使用することができる。
リストバンドである情報表示バンド10、40、50、60のバンド本体13および切離し片14に同一の識別情報17をそれぞれ表示して、バンド本体13は、手首や足首などの被巻付け部Wに巻き付けて、利用者や入場者を識別管理するために使用し、切離し片14は、識別情報17以外に付加価値情報24を表示して、バンド本体13から切り離した後に、割引などのクーポン券、キャンペーンなどの抽選券または応募券として使用することができる。
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更可能である。
また、上記構成部材の数、位置、形状などは上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状などにすることができる。
10、40、50、60 情報表示バンド
11 バンド基材
12 切断用ミシン目
13 バンド本体
14 切離し片
15 感熱発色剤層
16 自着接着剤層
16A バンド本体13における自着接着剤層16の両端部側貼付け領域
17 識別情報
18 固定情報
19 破断用切込み
21 折り目線
22 第1の情報表示部
23 第2の情報表示部
24 付加価値情報
25 巻芯
26 接着剤不活性剤層(非接着性領域)
30 情報表示バンド連続体
31 各情報表示バンド10間に形成する切断用ミシン目
110 情報表示バンド(従来、図9)
111 バンド基材
112 切断用ミシン目
113 バンド本体
114 切離し片
116 自着接着剤層
117 識別情報
W 被巻付け部

Claims (11)

  1. 長尺帯状のバンド基材と、
    このバンド基材の表面側に識別情報を表示可能な感熱発色剤層を形成するとともに、このバンド基材の裏面側に自着接着剤層を形成し、手荷物の持ち手などの被巻付け部にループ状に巻付け可能な情報表示バンドであって、
    この情報表示バンドは、その短辺方向に形成する切断用ミシン目により、バンド本体と切離し片とに切り離し可能に連接し、
    前記切離し片には、これを2つ折り可能とする折り目線を形成していることを特徴とする情報表示バンド。
  2. 前記バンド本体および前記切離し片には、同一の内容の識別情報をそれぞれ表示していることを特徴とする請求項1記載の情報表示バンド。
  3. 前記切離し片には、第1の情報表示部および第2の情報表示部を有していることを特徴とする請求項1記載の情報表示バンド。
  4. 前記第1の情報表示部および前記第2の情報表示部は、前記折り目線を介して線対称な形状であることを特徴とする請求項1また3記載の情報表示バンド。
  5. 前記第1の情報表示部および前記第2の情報表示部の少なくとも一方に、付加価値情報が表示されていることを特徴とする請求項3または4記載の情報表示バンド。
  6. 前記バンド本体の裏面側におけるその中央領域には、前記自着接着剤層による一対の両端部側貼付け領域を残して非接着性領域を設けていることを特徴とする請求項1記載の情報表示バンド。
  7. 前記非接着性領域は、前記自着接着剤層に接着剤不活性剤層を積層することにより、これを形成していることを特徴とする請求項6または7記載の情報表示バンド。
  8. 前記非接着性領域は、前記自着接着剤層を設けないことにより、これを形成していることを特徴とする請求項6ないし8記載の情報表示バンド。
  9. 前記バンド本体には、その一端部に破断用切込みが形成されていることを特徴とする請求項1記載の情報表示バンド。
  10. 前記情報表示バンドは、手首や足首などの被巻付け部にループ状に巻き付け可能なリストバンドであることを特徴とする請求項1ないし請求項11の情報表示バンド。
  11. 長尺帯状のバンド基材と、
    このバンド基材の表面側に識別情報を表示可能な感熱発色剤層と、
    このバンド基材の裏面側に形成する自着接着剤層と、を有し、
    前記バンド基材は、
    これを短辺方向に形成し、前記バンド基材をバンド本体および切離し片と、に切り離し可能に連接する切断用ミシン目と、
    前記切離し片を2つ折り可能な折り目線と、を有する情報表示バンドの使用方法であって、
    前記バンド本体および前記切離し片の感熱発色剤層に識別情報をそれぞれ表示した後に、前記折り目線により前記切離し片を2つ折りにして自着接着剤層どうしを互いに貼り合わせて一体にする作業と、
    前記バンド本体の一端部と他端部の自着接着剤層どうしを互いに貼り合わせてループを形成することにより、手荷物の持ち手などの被巻付け部に巻き付ける作業と、
    前記切断用ミシン目により前記バンド本体から切離し片を切り離す作業と、を含むことを特徴とする情報表示バンドの使用方法。
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