JPH09507798A - 複雑な形状を有する物品を同時射出成形する方法および装置 - Google Patents
複雑な形状を有する物品を同時射出成形する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
複雑な幾何学的形状を有する物品は、2回の射出の間に、実質的に停止時間をあけずに、第1および第2材料を連続的に共同射出成形することによって得られる。圧力、温度および質量流量を制御することによって、被射出材の数本の流れが均質に分布するようにするとともに、遭遇地点で流動状態で遭遇して溶け合うようにする(図5)。
Description
【発明の詳細な説明】
複雑な形状を有する物品を同時射出成形する方法および装置
発明の分野
本発明は、2つまたはそれ以上の材料を同時射出成形することによって、最終
的にサンドイッチ構造を持たせるようにした、多層成形品の製造方法および装置
に関する。
発明の背景
サンドイッチ構造の成形品の製造については、各種の方法が知られている。一
般に、この種の方法では、ヨーロッパ特許公開第0325440号公報に開示さ
れているように、ブロー成形瓶用のパリソン等のような非常に簡単な形状の物品
しか生産できない。
前記文献によると、PET内層、EV−OH中層およびPET外層を有するサ
ンドイッチ構造のパリソンを得るために、共軸射出ノズルが使用され、EV−O
H樹脂の射出前後にPET樹脂を射出する。1回目の射出と2回目の射出の間に
は停止時間を設けるが、2回目と3回目の射出は部分的に同時に行う。所望の異
なる温度を可能な限り維持するため、樹脂路を断熱する。
米国特許第5167896号(ヒロタ)明細書には、樹脂表面材と、繊維強化
樹脂混合物のコアとを同時射出して、表示装置用のキャビネットを製造すること
が開示されているが、これによると、得られたキャビネットの一部だけしか、内
コアと2つの外層とからなるサンドイッチ構造になっていない。
実際、同時射出は容易ではなく、所望の成形体が、特に複雑な幾何学的形状を
有する場合には、さらに制御しにくくなる。
ヨーロッパ特許願第93108241.6号明細書には、金型の1つのキャビ
ティに対して、数個のノズルを設けた同時射出成形装置が開示されている。
発明の目的
本発明の目的は、複雑な形状を有するサンドイッチ構造物品を、同時射出成形
する方法および装置を提供することにある。
発明の概要
前記目的は、請求項1に記載されている通りのサンドイッチ構造を有する多層
射出成形品の製造方法に関する本発明によって達成される。
本発明は、また、請求項9に記載されている通りの前記方法を実施する装置に
関する。
本発明は、さらに、本発明の方法によって得られた物品、すなわち請求項20
に記載されている通りの特徴を有する自動車用のトリムパネルに関する。
本発明の好適実施例によると、成形温度は、被射出材を流動状態に保つことに
よって、材料の流れが成形キャビティの内側において単一の物品を形成するまで
、材料の流路に沿って最適の温度と圧力を保つように制御される。
本発明の別の局面によると、2つまたはそれ以上の射出ノズルを使用すること
によって、キャビティの数個所に、前記第1、第2および任意的にさらに別の材
料を同時に射出する。
本発明によって、サンドイッチ構造を有する複雑な形状の物品が、初めて同時
射出によって得られるため、本発明の利点は当業者間に明らかである。
つぎに、添付図面を参照して、本発明の詳細を説明するが、これらは単なる例
示的なものであり、本発明を限定するものではない。
図面の簡単な説明
図1および図3は、本発明方法を実施する同時射出装置の部分断面図である。
図2および図4は、同時射出ノズルの概略的断面図である。
図5は、本発明方法による物品の成形中における流路の概略図である。
好適実施例の説明
本明細書中で使用される”同時射出(coinjection)”なる語は、2種またはそ
れ以上の異なる材料を、同一の金型キャビティ内に射出して、サンドイッチ構造
を有する多層製品を得るようにした射出成形方法を指す。
本発明の方法は、公知の同時射出方法では得られない各種の物品の生産に適用
しうる。図5は、この種の物品の一例として、自動車のトリムパネルの一部を示
している。その基部、すなわちハンドル、ポケットおよびステレオスピーカ−グ
リルと一体をなしている基部には、後で補助部が固定される。この補助部は、公
知方法により異なる材料から得られる。
図5から、製品の形状の複雑さが明らかであり、したがって本発明の進歩性が
よく認識されることと思う。
次に、この製品を例にとって、本発明の方法を説明するが、本発明はこれに限
定されるものではなく、家庭用品、家具、およびこれらに類する物品等、各種の
物品にも適用しうることは明らかである。
本発明の方法によると、所望の物品を同時射出成形して、サンドイッチ構造の
最終生成物を得るのに、まず物品の形状を分析し、射出ノズルの可能な設置位置
の違いによって派生する被射出材料の流路を考慮して、射出ノズルの設置位置を
決定する。流路に、パネルにおけるほとんど見えない位置にある、流れの最終遭
遇点を設けるのがよい。
より詳細に説明すると、この種のノズルの位置は、結果的に金型キャビティ内
に複数本の被射出材の流れができ、しかも、これらが互いに均衡を保つように位
置決めする。即ち、射出点を選択することによって、被射出材が選択された遭遇
点で遭遇するまで、各流れに沿って、各流れとおおむね同一の走行(またはキャ
ビティ浸透)速度を持たせるようにする。
この単一(または複数)の射出点の選択、およびこれに付随する流路の選択に
ついては、キャビティの全個所において、抵抗が一定であると仮定して行なう。
従って、次の工程では、この仮定をチェックし、キャビティの厚さパターンを最
適化する。すなわち、被射出材流路の対応部に沿って、おおむね同一の油圧抵抗
を持たせるように、金型のキャビティを作成する。
これは、キャビティの寸法をプランニングして、被射出材の浸透に対する油圧
抵抗を所望値にすることによって達成される。
次に、使用材料を選択する。トリムパネルの場合は、ポリプロピレンが外皮の
好適材であり、充填ポリプロピレンが内コアの好適材であることが分かっている
。使用できる製品の一例としては、内部用としてEXP 1761、外部用とし
てHIFAX CA60Aがあるが、いずれもハイモント(HIMONT)社製
である。
材料選択後、異なる温度および圧力下における機能、即ちレオロジー及びこれ
に類する特徴を考察する。これについては、データから得られるので、関連デー
タをコンピュータに記憶させる。
後日、このデータを使用して、各材料の射出に最適な圧力、流量および温度を
選択する。すなわち、射出条件(すなわち、圧力、温度及び流量)を選択し、被
射出材を可能な限り流動状態として、被射出材が、流路に沿って、かつ金型キャ
ビティ全体にわたって、おおむね均一に分布するようにする。
被射出材の異なる流れを、流動状態において、すなわち溶け合って、サンドイッ
チ構造を保持しつつ、欠陥、空洞または可視的継ぎ目線のない単一生成物となる
温度および圧力下で、流路の最終点で、互いに遭遇させることが重要である。
全ての射出条件を設定したら、第1材料、すなわち外皮材を射出する。その量
については、最終生成物の寸法を考慮した所要の量によって選択するが、通常は
、全被射出材の20〜50容量パーセントである。
第1材料すべての射出直後に、第2材料の射出を開始する。第1材料と第2材
料との射出の間の停止時間を、可能な限りなくすか、もしくは少なくとも制限す
ることが肝要である。
そのため、本発明の好適実施例では、第1および第2材料を、一緒にノズルか
ら送り出す還元時間を設けている。
2種類以上の材料を射出する場合は、追加の材料に対して、前記の動作を繰り
返す。
最後の被射出材の射出は、キャビティ全体が被射出材で満たされて、異なる流
れが遭遇して溶け合うまで、圧力を上げながら継続する。2種類の材料、たとえ
ばポリプロピレン外皮材と植物繊維充填ポリプロピレンコア材を射出する時には
、2種類の材料の成形条件を制御することによって、外皮材の審美的欠陥を防止
する。これは、その他のパラメータに加え、第2被射出材の流量を制御すること
によって達成される。
第1被射出材の急冷、ならびにこれに伴うその可塑性および流動状態の損失を
回避するため、本発明方法では、金型を局部的に加熱することによって、被射出
材を流動状態に保持する。加熱温度は、通常射出点からの距離の増加に応じて高
くなる。
本発明の別の特徴によると、成形物が大きくて、これを金型から取り出すのに
充分な程度金型が冷却するのに時間がかかる場合に、キャビティの選択した領域
を局部的に冷却する冷却手段を備えている。金型の冷却及び加熱手段については
公知であるため、図示を略してある。
前記の通り、1つのキャビティに対して、1つまたはそれ以上の射出点すなわ
ち射出ノズルを設けることができる。
図5には、本発明によって得られる物品の例として、トリムパネルの基部が示
されている。この場合、物品101は、パネルの側方に射出点102を有してお
り、この点から、3本の異なる流れ103〜105が発生して、パネルの他側で
流動状態で遭遇し、溶け合って所望の生成物を形成する。符号107は,キャビ
ティの補助部に鋳込んだ材料であり、これを公知要領で使用して、外側の被射出
材および任意的のその他の材料に”流出容量(discharge volume)”を提供し、流
れの遭遇地点に対応して、第2材料および任意の追加の材料の同時浸透を容易に
する。
前記の方法は、1つのキャビティに対して、複数ノズルを設けて、物品を同時
射出生産するのにも適用できる。この場合は、各ノズルに対して、1つまたはそ
れ以上の流れを設けると共に、流れが所望の流動状態で遭遇する領域を数個所設
ける。前記した同様の工程を実施するが、相違点として、数個所の射出地点及び
数本の材料の流れを考慮しなければならない。
これらの材料を、金型のキャビティに射出する間に、パネルの選択した場所で
ガスを注入できる。図5のパネルの場合は、このガス注入は、ドアハンドル10
6及びパネルポケット壁108に対応して、かつより一般的には、被射出材が冷
却時に容量変化し、結果的に空洞収縮を引き起し得るリブその他の全地点に対し
て実施する。
前記方法を実施する装置として、図1〜図4は、キャビティの数個所で同時射
出するようにした実施例を示している。しかし、射出点を一個所とした同様の装
置は、単一点に対する同時射出の実施に適することは明らかである。
図1は、2つの材料AとBとを共同射出する装置4を示している。その上流に
は、適切圧力と温度で、共同射出ユニット3を通して、金型2に前記材料を下流
側に送ることができる射出成形装置1、またはこれに類する設備が結合されてい
る。
前記装置4は、2枚のプレート5、6を備えているが、このプレートは、射出
成形装置1から出た材料を、流動状態で送り出す送りダクト7および8の間に配
設されており、このプレートの温度を制御する加熱手段30によって別個に加熱
される。
前記装置4は、さらに、金型2に内蔵された複数の共同射出ユニット3に前記
材料を送るダクト9、10を備えている。
図1に示す実施例において、送りダクト7、8は、共軸的に入れ子配列されて
いるが、嵌合部11に対応して、それぞれが関連プレート内でそれぞれの流路を
辿ることによって、各材料の温度を個別に制御できるように離間されている。
プレートの加熱および温度制御は、例えばプレート内蔵の抵抗器30、および
熱電対(図示せず)を使用した、公知の手段によって行われる。また、断熱手段
を設けて、より良い温度制御をすることもできる。
装置内における材料の流路をより明確に示すため、材料Aの流路を1点鎖線矢
印で示し、材料Bの流路を実線矢印で示す。
表面とコア材料との比率については、コア材料の性質、およびパネルの所望の
最終特性を考慮して選択する。2種類の材料を射出する場合、コア材の量は、全
被射出材容量の40〜80容量パーセントである。
ダクト9、10は、金型2に設けられた射出地点に対応して、送りダクト7、
8の配列に対応して再度共軸配列され、共同射出ユニット3と結合できるように
なっている。ユニット3は、個別に作動して、被射出材の質量流量を調整する2
つの共軸インジェクタを備えている。
図2は、インジェクタ12の下部、すなわち関連ノズル13a及び13bから
出た両材料AおよびBを配送しない位置に、金型2の中空部に対応して設けられ
たインジェクタ下部を示す概略的横断面図である。
材料Aを配送するには、内側のインジェクタの本体15に対して、シャッタ1
6を引き上げることによって、ノズル13aの射出口を開放する。
材料Bを配送するには、外側のインジェクタ本体14に対して、ノズル13b
の射出口のシャッタの役目をする、内側インジェクタの本体15を引き上げる。
ノズルと金型との圧力降下を阻止するには、第1材料の射出がほぼ終了した時
点で、両材料を同時配送できるような動きを組み合わせて行うことができる。
図3は、金型の数個所の射出場所において射出する装置17の別の実施例であ
る。
装置17は上流側では、それぞれ材料AとBとを送り出す2本の別個の管形ダ
クト18、19を通して、射出成形装置1に結合され、下流側では、複数の共同
射出ユニット20に対応した金型に結合されている。
装置17は、温度制御手段の役目もする加熱手段31a,31bによって、個
別に加熱される2本の別個の管形ダクト21、22を備えている。ダクト21と
22とは、送りダクト18と19とに結合されており、射出成形装置1から流動
状態で出てくる加熱材料を、金型2に内蔵されている各共同射出ユニット20に
材料を配布するダクト23および24に送り込む。
この場合も、流入する材料を個別に加熱および温度制御するため、管形ダクト
21および22は離間されているが、加熱および温度制御は、例えばダクト21
、22と直に接触するように設置された電気抵抗器31aと31b、および熱電
対(図示せず)を使用する等の、公知の手段によって行われる。
ダクト21および22からは、それぞれ多数のダクト23および24が派生し
、金型2上に設けられた各射出ユニット20に達している。
図3の実施例において設けられた共同射出ユニット20は、並設され個別に作
動して、射出材料の質量流量を個別調整できるようにした2つのインジェクタを
備えているが、この場合も、前記と同様に、ダクト23、24と共同射出ユニッ
ト20とを適切に結合するアダプタを想定して、共軸インジェクタを使用できる
ことは勿論である。
図4は、インジェクタ25の下部、すなわち金型2の中空部に対応する部分の
、ノズル26から両材料AとBとが配送されていない状態における、概略的断面
図である。
材料Aを配送するには、シャッタ27を、インジェクタ本体29から引き上げ
て、ノズル26の射出口の一部を開放する。一方、材料Bを配送するには、ノズ
ル26の射出口の対応部分のシャッタ28を、インジェクタ本体29から引き上
げる。
本発明の方法に関して説明したように、両材料を同時配送できる動きを組み合
わせて実施することにより、時間を短縮できる。
代替例として、図4の射出ユニット4に並設され、それぞれシャッタ27およ
び28で閉塞された、2つの離間ノズル(1つのノズル26の代わりに)を設け
ることができる。
好適には、インジェクタ12および25は、各材料の流れを加熱するとともに
、個別に温度制御する手段を備えている。
本発明のさらに別の特徴によると、本装置はさらに、金型の複数の領域を局部
的に加熱することによって、金型の特定領域への材料の均質分配を改善したり、
もしくは異なる射出地点から到来する材料の流れの間の接合帯域に対応して、不
要な冷却を防止する手段を備えている。
同様に、通常状態では、射出材の量が多いために、冷却時間を長くする必要が
ある、ハンドル等の成形場所に、冷却手段(周知のもので、例えばウォーターダ
クトで構成される)を設けることができる。
共同射出については、1地点だけでも、また数地点でも実施できる。前記の説
明は、各キャビティに対して多層ノズルを備える金型に関するものであるが、各
キャビティ毎に、1つのノズルを備える金型にも同一の原理および特性を適用で
きる。
本実施例は、単一ノズルに起因するコストの低廉化という点から、多層ノズル
式のものに好適である。
熱可塑材の射出中において、局部的ガス注入を行う手段および技法については
、周知(米国特許第5162092号および同第4923666号明細書を参照
されたい。)であり、本質的な見地において本発明の目的とするところではない
。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年9月21日
【補正内容】
請求の範囲
1.連続的外皮を備えるサンドイッチ構造を有する、多層射出成形品(101
)を製造する方法であって、
前記成形品(101)および対応する金型(2)キャビティの形状を分析する
とともに、前記金型(2)キャビティ内に被射出材をおおむね均質に分布させる
ことによって、前記成形品の取得に要する金型(2)キャビティ内における被射
出材の異なる流れ(103)〜(105)のつりあいを決定する工程、
金型キャビティを前記流路(103)〜(105)の関数として寸法決めする
ことによって、キャビティに、おおむね同一の被射出材の流路に沿って油圧抵抗
を引き起こす厚さパターンを持たせる工程、
射出するべき材料(A)(B)を選択する工程、
異なる温度、圧力および流量における前記選択された材料(A)(B)の機能に
関する複数のデータを記憶する工程、
前記流路(103)〜(105)に沿い、かつ金型(2)キャビティにわたっ
て、被射出材をおおむね均一に分布させるべく、前記記憶データに従って共同射
出するべき各材料の射出圧力、流量および温度を選択する工程、
第1温度、圧力および射出流量で、選択された量の第1材料(A)を射出し、
その直後に第2圧力、速度および温度で、選択された量の第2材料(B)を射出
する工程、および
選択された温度、流量および圧力で、さらに選択された量の材料を任意的に射
出し、最後の被射出材の射出については、金型キャビティが充填され、かつ被射
出材の異なる流れ(103)〜(105)が最適状態で遭遇して共同浸透するま
で継続する工程を備える方法。
2.前記共同射出成形を、金型(2)の単一キャビティの結合された複数のノ
ズル(13)(26)を通して行う請求項1に記載の方法。
3.前記材料を、1つの射出ノズルを通して射出させる請求項1に記載の方法
。
4.前記射出成形品(101)が形成されるまで、金型(2)を局部的に加熱
して、前記被射出材(A)(B)を流動状態に保たせる請求項1〜3のいずれか
に記載の方法。
5.冷却時に収縮する成形品の部分に対応して、ガスを局部的に注入する請求
項1〜4のいずれかに記載の方法。
6.射出工程後、前記金型(2)を局部的に冷却する請求項1〜5のいずれか
に記載の方法。
7.前記物品がトリムパネルであり、ポリプロピレン外皮と、植物繊維を充填
材とするポリプロピレン内コアとを共同射出する請求の範囲1〜6のいずれかに
記載の方法。
8.射出成形条件を制御することによって、外皮材の審美的欠陥を回避させる
請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
9.少なくとも2種類の材料(A)(B)を圧送する1つまたはそれ以上の設
備(3)から到来する前記材料を、金型の1つのキャビティに流動状態で共同射
出する装置(4)であって、個別に温度制御された細管手段(7)〜(10)を
備え、前記材料が分離して流れ、また前記細管手段が、前記金型(2)キャビテ
ィの1個所または数個所の地点に対応して配列された1つまたはそれ以上の共同
射出ノズル(13)〜(26)と連通することによって、前記キャビティ内に射
出される前記被射出材に異なる流路(103)〜(105)を提供するとともに
、前記金型キャビティを、前記流路(103)〜(105)の関数として寸法決
めすることによって、おおむね同一の油圧抵抗を有する流路(103)〜(10
5)を提供するようにしたことを特徴とする装置。
10.前記細管手段(7)〜(10)が、前記材料を前記装置に送り出すダク
ト(7)(8)と、前記材料を1個または数個の共同射出ノズル(13)(26
)に配送するダクト(9)(10)との間に配列されて、個別に温度制御される
個別プレート(5)(6)を備えている請求項9に記載の装置。
11.前記細管手段が、前記材料を前記装置に送り出すダクト(18)(19
)と、前記材料を前記共同射出ノズルに配送するダクト(23)(24)との間
に配列されて、個別に温度制御される個別の管形ダクト(21)(22)を備え
ている請求項9に記載の装置。
12.前記ダクトが、共軸的に入れ子配列されている請求項9〜11のいずれ
かに記載の装置。
13.前記共同射出ユニット(3)が、少なくとも2つの共軸インジェクタを
備えている請求項9〜12のいずれかに記載の装置。
14.前記共同射出ユニット(20)が、並設された少なくとも2つのインジ
ェクタを備えている請求項9〜13のいずれかに記載の装置。
15.前記インジェクタが、個別に流量または温度調整(31a)(31b)
されている請求項13または14に記載の装置。
16.前記金型を局部的に加熱する加熱手段をさらに備えている請求項9〜1
5のいずれかに記載の装置。
17.前記金型を局部的に冷却する冷却手段をさらに備えている請求項9〜1
6のいずれかに記載の装置。
18.請求項1〜8のいずれかに記載の方法により得られる、サンドイッチ断
面を有する共同射出成形品。
19.自動車用トリムパネルの基部であることを特徴とする請求項18に記載
の共同射出成形品(101)。
20.請求項19による基部、および前記基部とは異なる材料で作られた1つ
またはそれ以上の補助部を備えることを特徴とする自動車用トリムパネル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.サンドイッチ構造を有する、多層射出成形品を製造する方法であって、前 記成形品および対応する金型キャビティの形状を分析するとともに、前記金型内 に被射出材をおおむね均質に分布させるることによって、前記物品の取得に要す る被射出材の流れのつりあいを決定する工程、 金型キャビティを前記流れの進路の関数として寸法決めすることによって、キ ャビティに、おおむね同一の被射出材の流路に沿って油圧抵抗を引き起こす厚さ パターンを持たせる工程、 射出するべき材料を選択する工程、 異なる温度、圧力および流量における前記選択された材料の機能に関する複数の データを記憶する工程、 前記流路に沿い、かつ金型キャビティにわたって、被射出材をおおむね均一に 分布させるべく、前記記憶データに従って共同射出するべき各材料の射出圧力、 流量および温度を選択する工程、 第1温度、圧力および射出流量で、選択された量の第1材料を射出し、その直 後に第2圧力、速度および温度で、選択された量の第2材料を射出する工程、お よび 選択された温度、流量および圧力で、さらに選択された量の材料を任意的に射 出し、最後の被射出材の射出については、金型キャビティが充填され、かつ被射 出材の流れが最適状態で遭遇して共同浸透するまで継続する工程を備える方法。 2.前記共同射出成形を、金型の単一キャビティに結合された複数のノズルを 通して行う請求項1に記載の方法。 3.前記材料を、1つの射出ノズルを通して射出させるようにする請求項1に 記載の方法。 4.前記射出成形品が形成されるまで、前記金型を局部的に加熱して、前記被 射出材を流動状態に保たせる請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 5.冷却時に収縮する成形品部分に対応して、ガスを局部的に注入する請求項 1〜4のいずれかに記載の方法。 6.射出工程後、前記金型を局部的に冷却する請求項1〜5のいずれかに記載 の方法。 7.前記物品がトリムパネルであり、ポリプロピレン外覆と植物繊維を充填材 とするポリプロピロピレン内コアとを共同して射出させる請求項1〜6のいずれ かに記載の方法。 8.射出成形条件を制御することによって、外皮材の審美的欠陥を回避させる 請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.少なくとも2種類の材料を圧送する1つまたはそれ以上の設備から到来す る前記材料を、金型の1つのキャビティに流動状態で共同射出する装置であって 、個別に温度制御された細管手段を備え、前記材料が分離して流れ、また前記細 管手段が、前記金型キャビティの1個所または数個所の地点に対応して配列され た複数の共同射出ノズルと連通していることを特徴とする装置。 10.前記細管手段が、前記材料を前記装置に送り出すダクトと、前記材料を 1個または数個の共同射出ノズルに配送するダクトとの間に配列されて、個別に 温度制御される個別プレートを備えている請求項9に記載の装置。 11.前記細管手段が、前記材料を前記装置にに送り出すダクトと、前記材料 を前記共同射出ノズルに配送するダクトとの間に配列されて、個別に温度制御さ れる個別の管形ダクトを備えている請求項9に記載の装置。 12.前記ダクトが、共軸的に入れ子配置されている請求項9〜11のいずれ かに記載の装置。 13.前記共同射出ノズルが、少なくとも2つの共軸インジェクタを備えてい る請求項9〜12のいずれかに記載の装置。 14.前記共同射出ユニットが、並設された少なくとも2つのインジェクタを 備えている請求項9〜13のいずれかに記載の装置。 15.前記インジェクタが、個別に流量または温度調節されている請求項13 または14に記載の装置。 16.前記金型を局部的に加熱する加熱手段をさらに備えている請求項9〜1 5のいずれかに記載の装置。 17.前記金型を局部的に冷却する冷却手段をさらに備えている請求項9〜1 6のいずれかに記載の装置。 18.請求項1〜8のいずれかに記載の方法により得られる、サンドイッチ断 面を有する共同射出成形品。 19.自動車用トリムパネルの基部であることを特徴とする請求項18に記載 の共同射出成形品。 20.請求項19による基部、および前記基部とは異なる材料で作られた1つ またはそれ以上の補助部を備えることを特徴とする自動車用トリムパネル。
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