JPH09507527A - 布帛斑点形成を防止するための増白剤含有液体洗剤組成物中における重合体の用途 - Google Patents
布帛斑点形成を防止するための増白剤含有液体洗剤組成物中における重合体の用途Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、増白剤を含有する洗剤組成物と関連づけられる布帛斑点形成を抑制するための液体洗剤組成物中でのポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドンから選ばれる重合体の用途に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
布帛斑点形成を防止するための増白剤含有液体洗剤組成物中における
重合体の用途
技術分野
本発明は、光学増白剤を含む液体洗剤組成物に関する。より詳細には、本発明
は、増白剤の使用と関連づけられる布帛斑点形成を減少させるための増白剤含有
洗剤組成物中でのポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−ビニル
イミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体の用途に関する。
背景技術
光学増白剤(蛍光増白剤としても既知)は、液体洗濯添加剤で常用されている
。増白剤は、布帛上に付着し、そこで紫外線エネルギーを吸収し且つ青色光とし
て再発光する。このことは、布帛への帯黄色の色合いを減少または排除し且つ鮮
明な外観を与える。
増白剤を含有する液体洗剤組成物と関連づけられる特定の問題は、布類への非
希釈適用であり、布類上の高い増白剤濃度はより白色のスポットとして可視化さ
れることである。
本発明は、ポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−ビニルイミ
ダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体が増白剤の布帛斑点形成を抑制すると
いう発見に基づく。前記重合体は、洗浄液中で他の物品に結合するようになる機
会が生じる前に染色布帛から洗い出された放出染料を複合化または吸収するため
に使用される。
同時係属EP特許出願第92202168.8号明細書は、ポリアミンN−オ
キシド含有重合体を含む染料移動抑制組成物を記載している。N−ビニルイミダ
ゾール/N−ビニルピロリドン共重合体は、陰イオン界面活性剤および/または
非イオン界面活性剤および他の洗剤成分との組み合わせで水溶性または水分散性
N−ビニルイミダゾール単独重合体または共重合体0.1〜10重量%を含む洗
剤組成物に関するDE第2 814 287−A号明細書などの従来技術の文書
に記載されている。EP第372 291号明細書は、変色感受性布類の洗浄法
に関する。洗浄液は、陰イオン界面活性剤/非イオン界面活性剤および水溶性重
合体、例えば、(共)重合体N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリド
ンまたはN−ビニルピロリドンを含有している。EP第327 927号明細書
は、N−ビニルピロリドンおよび/またはN−ビニルイミダゾールおよび/また
はN−ビニルオキサゾリドンをベースとする水溶性高分子化合物および陽イオン
化合物を含む粒状洗剤添加剤を記載している。DE第4027832−A号明細
書は、ゼオライトA、非イオン界面活性剤および染料移動抑制重合体を含む電解
質を含まない液体洗剤組成物を開示している。染料移動抑制重合体は、N−ビニ
ルピロリドンおよび/またはN−ビニルイミダゾールおよび/またはN−ビニル
オキサゾリドンから選ばれる単独重合体および共重合体である。
本発明によれば、前処理時の増白剤の布帛斑点形成を減少または排除する、増
白剤を含む液体洗剤組成物が提供される。
発明の開示
本発明は、ポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−ビニルイミ
ダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体を液体洗剤組成物において使用して、
増白剤を含有する洗剤組成物と関連して生ずる布帛斑点形成を抑制することに関
する。
発明を実施するための最良の形態
本発明の組成物は、必須エレメントとして、増白剤およびポリアミンN−オキ
シド含有重合体および/またはN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン
共重合体から選ばれる重合体を含む。(a)ポリアミンN−オキシド含有重合体
本発明の組成物は、必須エレメントとして、下記の構造式
〔式中、Pは重合性単位(それにN−O基は結合でき、またはN−O基は重合性
単位の一部分を構成し、または両方の組み合わせである)であり、Aは
であり;xは0または1であり;Rは脂肪族、エトキシ化脂肪族、芳香族、複素
環式または脂環式基またはそれらの組み合わせ(それにN−O基の窒素は結合で
き、またはN−O基の窒素はこれらの基の一部分である)である〕
を有する単位を含有するポリアミンN−オキシド含有重合体から選ばれる重合体
を含む。
N−O基は、下記の一般構造
(式中、R1、R2、R3は脂肪族基、芳香族、複素環式または脂環式基またはそ
れらの組み合わせであり、xまたは/およびyまたは/およびzは0または1で
あり、N−O基の窒素は結合でき、またはN−O基の窒素はこれらの基の一部分
を構成する)
で表わすことができる。
N−O基は、重合性単位(P)の一部分であることができ、または重合体主鎖
に結合でき、または両方の組み合わせであることができる。
N−O基が重合性単位の一部分を構成する好適なポリアミンN−オキシドは、
Rが脂肪族、芳香族、脂環式または複素環式基から選ばれるポリアミンN−オキ
シド含有重合体からなる。
1つの種類の前記ポリアミンN−オキシド含有重合体は、N−O基の窒素がR
基の一部分を構成する群のポリアミンN−オキシドからなる。好ましいポリアミ
ンN−オキシド含有重合体は、Rが複素環式基、例えば、ピリジン、ピロール、
イミダゾール、ピロリジン、ピペリジン、キノリン、アクリジンおよびそれらの
誘導体であるものである。
別の種類の前記ポリアミンN−オキシド含有重合体は、N−O基の窒素がR基
に結合されている群のポリアミンN−オキシドからなる。
他の好適なポリアミンN−オキシドは、N−O基が重合性単位に結合されてい
るポリアミンオキシドである。
好ましい種類のこれらのポリアミンN−オキシドは、一般式(I)(式中、R
はN−O官能基の窒素が前記R基の一部分である芳香族、複素環式または脂環式
基である)を有するポリアミンN−オキシドである。
これらの種類の例は、Rが複素環式化合物、例えば、ピリジン、ピロール、イ
ミダゾールおよびそれらの誘導体であるポリアミンオキシドである。
別の好ましい種類のポリアミンN−オキシドは、一般式(I)(式中、RはN
−O官能基の窒素が前記R基に結合されている芳香族、複素環式または脂環式基
である)を有するポリアミンオキシド含有重合体である。
これらの種類の例は、R基がフェニルなどの芳香族であることができるポリア
ミンオキシドである。
生成するアミンオキシド重合体が水溶性であり且つ染料移動抑制性を有する限
り、いかなる重合体主鎖も、使用できる。好適な重合体主鎖の例は、ポリビニル
、
ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、ポリ
アクリレートおよびそれらの混合物である。
本発明のアミンN−オキシド重合体は、典型的には、アミン対アミンN−オキ
シドの比率10:1から1:1000000を有する。しかしながら、ポリアミ
ンN−オキシド含有重合体に存在するアミンオキシド基の量は、適当な共重合に
より、または適当なN−酸化度により変更できる。好ましくは、アミン対アミン
N−オキシドの比率は、2:3から1:1000000である。より好ましくは
1:4から1:1000000、最も好ましくは1:7から1:1000000
。本発明の重合体は、実際には、一方の単量体型がアミンN−オキシドであり且
つ他方の単量体型がアミンN−オキシドであるかそうではないかのいずれかであ
るランダムまたはブロック共重合体を包含する。ポリアミンN−オキシドのアミ
ンオキシド単位は、pKa<10、好ましくはpKa<7、より好ましくはpK
a<6を有する。
ポリアミンN−オキシド含有重合体は、ほとんどいかなる重合度でも得ること
ができる。物質が所望の水溶性および染料懸濁力を有するならば、重合度は、臨
界的ではない。
典型的には、平均分子量は、500〜1000,000、好ましくは1,00
0〜50,000、より好ましくは2,000〜30,000、最も好ましくは
3,000〜20,000の範囲内である。
本発明のポリアミンN−オキシド含有重合体は、典型的には、染料移動抑制組
成物の0.001〜10重量%、より好ましくは0.01〜2重量%、最も好ま
しくは0.05〜1重量%存在する。
本組成物は、好都合には、洗濯操作で使用するための通常の洗剤組成物への添
加剤として使用される。また、本発明は、洗剤成分を含有し、このように洗剤組
成物として役立つであろう染料移動抑制組成物を包含する。ポリアミンN−オキシドの製法
ポリアミンN−オキシドの製造は、アミン単量体を重合し、得られた重合体を
好適な酸化剤で酸化することによって達成してもよく、またはアミンオキシド単
量体は、それ自体重合してポリアミンN−オキシドを得てもよい。
ポリアミンN−オキシドの合成は、ポリビニルピリジンN−オキシドの合成に
よって例証できる。
ポリサイエンシーズからのポリ−4−ビニルピリジン(分子量50,000、
5.0g、0.0475モル)を酢酸50mlに予備溶解し、ピペットを介して過
酢酸溶液(氷酢酸25g、H2O2の30容量%溶液6.4g、およびH2SO4数
滴は過酢酸0.0523モルを与える)で処理した。混合物を室温(32℃)で
30分かけて攪拌した。次いで、一晩中放置する前に、油浴を使用して混合物を
80〜85℃に3時間加熱した。次いで得られた重合体溶液を攪拌下にアセトン
1lと混合する。底に調製した得られた黄褐色の粘稠なシロップを再度アセトン
1lで洗浄して、淡い結晶性固体を生成する。
固体を重力によって濾別し、アセトンで洗浄し、次いで、P2O5上で乾燥した
。
この重合体のアミン:アミンN−オキシドの比率は、1:4である。N−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体
本発明は、必須の洗剤成分として、N−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロ
リドン共重合体から選ばれる重合体を含む。N−ビニルイミダゾール/N−ビニ
ルピロリドン重合体は、平均分子量範囲5000〜1,000,000、好まし
くは20 000〜200,000を有する。
本発明に係る洗剤組成物で使用するのに高度に好ましい重合体は、N−ビニル
イミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体から選ばれる重合体(該重合体は
平均分子量範囲5,000〜50,000、より好ましくは8,000〜
30,000、最も好ましくは10,000〜20,000を有する)からなる
。
平均分子量範囲は、H.G.バースおよびJ.W.メイズのChemical Analysi
s第113巻「重合体特性化の現代的方法」に記載のような光散乱によって測定
した。
好ましいN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体は、平均分
子量範囲5,000〜50,000、より好ましくは8,000〜30,000
、最も好ましくは10,000〜20,000を有する。
前記平均分子量範囲を有することによって特徴づけられるN−ビニルイミダゾ
ール/N−ビニルピロリドン共重合体は、それで処方された洗剤組成物のクリー
ニング性能に悪影響を及ぼさないようにしながら優秀な染料移動抑制性を与える
。
本発明のN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体は、N−ビ
ニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比1〜0.2、より好ましくは
0.8〜0.3、最も好ましくは0.6〜0.4を有する。
N−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体は、線状または分枝
であることができる。本組成物に存在するN−ビニルイミダゾール/N−ビニル
ピロリドンの量は、洗剤組成物の0.01〜10重量%、より好ましくは0.0
5〜5重量%、最も好ましくは0.1〜1重量%である。
(b)増白剤
本発明に係る組成物の必須成分は、増白剤である。好適な増白剤としては、ス
チルベン増白剤が挙げられる。スチルベン増白剤は、アルケン鎖によって分離さ
れた2個のアリール基を有する芳香族化合物である。それらは、好ましくは、下
記の構造式
(式中、R1は水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたはフェニルであり;
R2は水素またはアルキルであり;Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム
イオンであり;nは0〜2であるが、式は少なくとも1個のSO3M基を含有し
なければならず;mは1〜2であり、mが1である時には、結合炭素上の置換基
は水素である)
を有する。
ここで使用するのに特に好適なスチルベン増白剤は、米国特許第4,309,
316号明細書、第4,298,490号明細書および第5,035,825号
明細書に記載されている。
綿(セルロース)上で働く1個以上のスルホン酸基を有する漂白剤安定性陰イ
オン増白剤が、好ましい。
漂白剤安定性であるので、ここで使用するのに最も好ましいスチルベン増白剤
は、2,2′−((1,1′−ビフェニル)−4,4′−ジイルジ−2、1−エ
テンジイル)ビスベンゼンスルホン酸二ナトリウム塩(CAインデックス名)で
あるチノパール(TinopalR)CBS−Xである。チノパールRCBX−Xの式は、
である。使用できる他の増白剤は、式
(式中、R1、R2、R3およびR4は独立に選ばれ、アニリノ、シクロヘキシルア
ミノ、ピペラジノ、フェニレンジアミノ、トルエンジアミノ、モルホリノ、およ
びアミノフェノールを表わし、但し増白剤は1個以下のモルホリノ基を含有する
)
を有する疎水性物質である。
好適な増白剤種としては、可能なR1〜R4部分の組み合わせが挙げられる。好
ましい増白剤種の例は、テトラ−アニリノ、テトラ−ピペラジノ、テトラ−シク
ロヘキシルアミノおよびそれらの組み合わせ、例えば、ジ−アニリノジピペラジ
ノおよびジアニリノ−ジシクロヘキシルアミノ種である。
下記の式:4,4′−ビス(4−アニリノ−6−アニリノ−s−トリアジン−
2−イル)アミノ)−2,2′−スチルベンジスルホン酸ナトリウム塩(A)を
有するテトラアニリノ誘導体が、増白剤しみ形成を最小限にする理由で高度に好
ましい。本発明の文脈で好ましい増白剤系は、通常の洗剤増白剤、例えば、ジ−
スルホン化ジアニリノ、ジモルホリノスチルベン増白剤との組み合わせで前記の
特定の疎水性増白剤少なくとも40%(洗剤増白剤の合計量に対して)を含有す
る。
前記疎水性種と併用するための通常の洗剤増白剤は、4,4(2H−ナフト(
1,2−d)トリアゾール−2−イル)−2−スチルベンスルホン酸ナトリウム
塩(i)、4,41−ビス((4−アニリノ−6(N−2−ヒドロキシエチル−
N−メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ)−2,21−スチル
ベンジスルホン酸二ナトリウム塩(ii)、4,41−ビス((4−アニリノ−6
−モルホリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ)−2,21−スチルベンジ
スルホン酸ナトリウム塩(iii)、2,2−(4,41−ビフェニレンジビニレン)
−ジベンゼンスルホン酸二ナトリウム塩(ivi)、4,41−ビス(4−フェニル−
2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)二ナトリウム塩(vi)、4,41
−ビス(4−アニリノ−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)
アミノ−2−スチルベンスルホン酸ナトリウム塩を含めて普通の洗剤増白剤を包
含する。
洗剤組成物に存在するポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−
ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン対増白剤の重量比は、1/20から
20/1、好ましくは1/10から12/1、より好ましくは1/1から12/
1、最も好ましくは2/1から7/1である。洗剤成分
本発明の別の態様においては、洗剤成分と混合された染料移動抑制組成物を含
む液体洗剤組成物が提供される。広範囲の界面活性剤は、本発明の洗剤組成物で
使用できる。
陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤および双性界面活
性剤、およびこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、1972年5月23
日にノリスに発行の米国特許第3,664,961号明細書に与えられている。
好ましい陰イオン界面活性剤としては、式 ROSO3M〔式中、Rは好まし
くはC1O〜C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有するア
ルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒ
ドロキシアルキルであり、MはHまたは陽イオン、例えば、アルカリ金属陽イオ
ン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、またはアンモニウムまたは置
換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウ
ム陽イオンおよび第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモ
ニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオン、およびエチルアミン、ジエチル
アミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンから誘導される第四級アンモニ
ウム陽イオン、およびそれらの混合物など)である〕の水溶性塩または酸である
アルキルサルフェート界面活性剤が挙げられる。典型的には、C12〜C16のアル
キル鎖がより低い洗浄温度(例えば、約50℃未満)に好ましく且つC16〜C18
アルキル鎖がより高い洗浄温度(例えば、約50℃以上)に好ましい。
高度に好ましい陰イオン界面活性剤としては、式 RO(A)mSO3M〔式中
、RはC10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜C24アルキルまたはヒドロ
キシアルキル基、好ましくはC12〜C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、よ
り好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキ
シまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、典型的には約0.5〜約6
、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたは、例えば、金属陽イオン
(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)
、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンであることができる陽イオンで
ある〕の水溶性塩または酸であるアルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤
が挙げられる。アルキルエトキシ化サルフェート並びにアルキルプロポキシ化サ
ルフェートは、ここで意図される。置換アンモニウム陽イオンの特定例としては
、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウム陽イオンおよび第四級アン
モニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリ
ジニウム陽イオンおよびアルキルアミン、例えば、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、
およびトリエチルアミンから誘導されるもの、それらの混合物などが挙げられる
。例示の界面活性剤は、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(1.0)サル
フェート(C12〜C18E(1.0)M)、C12〜C18アルキルポリエトキシレー
ト(2.25)サルフェート(C12〜C18E(2.25)M)、C12〜C18アル
キルポリエトキシレート(3.0)サルフェート(C12〜C18E(3.0)M)
、およびC12〜C18アルキルポリエトキシレート(4.0)サルフェート(C12
〜C18E(4.0)M)(式中、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合に選
ばれる)である。
使用すべき他の好適な陰イオン界面活性剤は、「ザ・ジャーナル・オブ・ジ・
アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティー」,52(1975),pp.32
3−329に従ってガス状SO3でスルホン化するC8〜C20カルボン酸(即ち、
脂肪酸)の線状エステルを含めてアルキルエステルスルホネート界面活性剤であ
る。好適な出発物質としては、タロー、パーム油などから誘導されるような天然
脂肪物質が挙げられるであろう。
特に洗濯応用に好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤は、構造式
(式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの
組み合わせであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また
はそれらの組み合わせであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を
形成する陽イオンである)
のアルキルエステルスルホネート界面活性剤からなる。好適な塩形成陽イオンと
しては、金属、例えば、ナトリウム、カリウムおよびリチウム、および置換また
は非置換アンモニウム陽イオン、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、およびトリエタノールアミンが挙げられる。好ましくは、R3はC10〜
C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプロピルである。R3がC10
〜C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが、特に好ましい。
洗剤目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に配合
できる。これらとしては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩、および置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノールアミン塩、ジ
エタノールアミン塩およびトリエタノールアミン塩を含めて)、C9〜C20直鎖
アルキルベンゼンスルホネート、C8〜C22第一級または第二級アルカンスルホ
ネート、C8〜C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許第1,082,1
79号明細書に記載のようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスル
ホン化によって製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリ
グリコールエーテルサルフェート(エチレンオキシド10モルまでを含有)、ア
ルキルグリセロールスルホネート、脂肪アシルグリセロールスルホネート、脂肪
オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエー
テルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオ
ネート、例えば、アシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスク
シナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特
に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホスクシネートのジエステ
ル(特に飽和および不飽和C6〜C12ジエステル)、アシルサルコシネート、ア
ルキル多糖類のサルフェート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェート
(非イオン非硫酸化化合物は以下に記載)、分枝第一級アルキルサルフェート、
およびアルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば、式RO(CH2CH2O
)k−CH2COO-M+(式中、RはC8〜C22アルキルであり、kは0〜10の
整数であり、Mは可溶性塩形成陽イオンである)のものが挙げられる。樹脂酸お
よび水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素添加ロジ
ン、およびトール油に存在するかトール油から誘導される樹脂酸および水素添加
樹脂酸も、好適である。更に他の例は、「界面活性剤および洗剤」(シュワルツ
、ペリーおよびバーチによる第I巻および第II巻)に記載されている。各種のこ
のような界面活性剤は、一般にローリン等に1975年12月30日発行の米国
特許第3,929,678号明細書第23欄第58行〜第29欄第23行(ここ
に参考文献として編入)にも開示されている。
そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような
陰イオン界面活性剤約0.2〜約40重量%、好ましくは約0.5〜約20重量
%を含む。
本発明で有用な1つの種類の非イオン界面活性剤は、平均親水性親油性バラン
ス(HLB)6〜17、好ましくは8〜17、より好ましくは9.5〜14、最
も好ましくは12〜14を有する界面活性剤を与えるための疎水部分とエチレン
オキシドとの縮合物である。疎水(親油)部分は、性状が脂肪族または芳香族で
あってもよく且つ特定の疎水基と縮合するポリオキシエチレン基の長さは、親水
性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化合
物を生成するように容易に調整できる。
好ましい非イオン界面活性剤としては、アルコール1モル当たり3〜30モル
のエチレンオキシドを含有するC9〜C13第一級アルコールエトキシレートが挙
げられる。
使用できる他の非イオン界面活性剤は、1〜2個のエトキシ基を含むポリエト
キシブロックを含有し且つ3〜4個のプロポキシ基を含むポリプロポキシブロッ
クも含有するC13〜C15第一級アルコールアルコキシレートである。
特に好ましい非イオン界面活性剤は、アルコール1モル当たり3〜12モルの
エチレンオキシドを含有するC9〜C15第一級アルコールエトキシレート、特に
アルコール1モル当たり5〜8モルのエチレンオキシドを含有するC12〜C15第
一級アルコールである。
別の種類の非イオン界面活性剤は、一般式
RO(CnH2nO)tZx
(式中、Zはグルコースに由来する部分であり;Rは12〜18個の炭素原子を
有する飽和アルキル疎水基であり;tは0〜10であり、nは2または3であり
;xは1.3〜4である)
のアルキルポリグルコシド化合物(化合物は未反応脂肪アルコール10%未満お
よび短鎖アルキルポリグルコシド50%未満を包含する)からなる。この種の化
合物および洗剤での用途は、EP−B第0 070 077号明細書、第0 0
75 996号明細書および第0 094 118号明細書に開示されている。
また、式
(式中、R1はHであるか、R1はC1〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル
、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、R2はC5〜31ヒドロカ
ルビルであり、Zは鎖に直結された少なくとも3個のヒドロキシルを有する線状
ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキ
シ化誘導体である)
のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、非イオン界面活性剤として好適で
ある。好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11〜15アルキルまたはアルケニ
ル直鎖、例えば、ココナツアルキルまたはそれらの混合物であり、Zは還元アミ
ノ化反応においてグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースなどの還
元糖から誘導される。
そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような
非イオン界面活性剤約0.5〜約40重量%、好ましくは約0.5〜約20重量
%を含み、0.5%〜10%が高度に好ましい。
本発明に係る組成物は、ビルダー系を更に含んでもよい。アルミノシリケート
物質、シリケート、ポリカルボキシレートおよび脂肪酸、エチレンジアミンテト
ラアセテートなどの物質、アミノポリホスホネートなどの金属イオン封鎖剤、特
にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペン
タメチレンホスホン酸を含めていかなる通常のビルダー系も、ここで使用するの
に好適である。自明の環境上の理由で余り好ましくないが、ホスフェートビルダ
ーも、ここで使用できる。
好適なビルダーは、無機イオン交換物質、通常無機水和アルミノシリケート物
質、より特に水和合成ゼオライト、例えば、水和ゼオライトA、X、BまたはH
Sであることができる。
別の好適な無機ビルダー物質は、層状シリケート、例えば、SKS−6(ヘキ
スト)である。SKS−6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si2O5)からなる結
晶性層状シリケートである。
ここで使用するのに好適なポリカルボキシレートビルダーとしては、クエン酸
(好ましくは水溶性塩の形)、式 R−CH(COOH)CH2(COOH)(
式中、RはC10〜20アルキルまたはアルケニル、好ましくはC12〜16であるか、
Rはヒドロキシル、スルホスルホキシルまたはスルホン置換基で置換できる)の
コハク酸の誘導体が挙げられる。特定例としては、コハク酸ラウリル、コハク酸
ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデセニル、コハク酸2−テト
ラデセニルが挙げられる。スクシネートビルダーは、好ましくは、ナトリウム塩
、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩を含めて水溶
性塩の形で使用される。
他の好適なポリカルボキシレートは、オキソジスクシネートおよびタルトレー
トモノコハク酸とタルトレートジコハク酸との混合物、例えば、米国特許第4,
663,071号明細書に記載のものである。
特に本発明の液体処方物の場合には、ここで使用するのに好適な脂肪酸ビルダ
ーは、飽和または不飽和C10〜18脂肪酸、並びに対応石鹸である。好ましい飽和
種は、アルキル鎖中に12〜16個の炭素原子を有する。好ましい不飽和脂肪酸
は、オレイン酸である。液体組成物に好ましい別のビルダー系は、ドデセニルコ
ハク酸をベースとする。
他の好適な水溶性有機塩は、単独重合体または共重合体酸またはそれらの塩(
ポリカルボン酸は2個以下の炭素原子によって互いに分離された少なくとも2個
のカルボキシル基を含む)である。
この種の重合体は、英国特許第1,596,756号明細書に開示されている
。このような塩の例は、分子量2000〜5000のポリアクリレートおよびそ
れらと無水マレイン酸との共重合体(このような共重合体は分子量20,000
〜70,000、特に約40,000を有する)である。
洗浄性ビルダー塩は、通常、組成物の2〜80重量%、好ましくは20〜70
重量%、最も通常30〜60重量%の量で配合する。
本発明に係る洗剤組成物は、漂白剤を包含してもよい。本発明に好適な漂白剤
は、活性化または非活性化漂白剤であることができる。
使用できる1カテゴリーの酸素漂白剤は、ペルカルボン酸漂白剤およびそれら
の塩を包含する。この種の漂白剤の好適な例としては、モノペルオキシフタル酸
マグネシウム6水和物、m−クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニルア
ミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジオン酸が挙げら
れる。このような漂白剤は、米国特許第4,483,781号明細書、米国特許
出願第740,446号明細書、欧州特許出願第0,133,354号明細書お
よび米国特許第4,412,934号明細書に開示されている。高度に好ましい
漂白剤としては、米国特許第4,634,551号明細書に記載のような6−ノ
ニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸も挙げられる。
使用できる別のカテゴリーの漂白剤は、ハロゲン漂白剤を包含する。ハイポハ
ライト漂白剤の例としては、例えば、トリクロロイソシアヌル酸およびジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムおよびジクロロイソシアヌル酸カリウムおよびN−ク
ロロおよびN−ブロモアルカンスルホンアミドが挙げられる。このような物質は
、通常、完成品の0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%で加える。
好ましくは、本発明に好適な漂白剤としては、過酸素漂白剤が挙げられる。好
適な水溶性固体過酸素漂白剤の例としては、過酸化水素放出剤、例えば、ペルボ
レート、例えば、ペルボレート1水和物、ペルボレート4水和物、ペルサルフェ
ート、ペルカーボネート、ペルオキシジサルフェート、ペルホスフェートおよび
過酸化水素化物が挙げられる。好ましい漂白剤は、ペルカーボネートおよびペル
ボレートである。
過酸化水素放出剤は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノ
イルオキシベンゼンスルホネート(米国特許第4,412,934号明細書に記
載のNOBS)、3,5−トリメチルヘキサノールオキシベンゼンスルホネート
(EP第120,591号明細書に記載のISONOBS)、ペンタアセチルグ
ルコース(PAG)などの漂白活性剤(それらは過加水分解して活性漂白種とし
て過酸を生成して、改善された漂白効果をもたらす)と併用できる。また、好適
な活性剤は、アシル化クエン酸エステル(ATC)、例えば、同時係属欧州特許
出願第91870207.7号明細書に開示のものである。
好ましい漂白剤は、過酸化水素である。
過酸化水素は、そのまま存在してもよく、または開始時、または洗浄および/
またはすすぎプロセス時に過酸化水素を発生できる酵素系(即ち、酵素およびそ
のための基質)を加えることによって存在してもよい。このような酵素系は、1
991年10月9日出願のEP特許出願第91202655.6号明細書に開
示されている。
本発明に好適な他の過酸素漂白剤としては、過カルボン酸などの有機ペルオキ
シ酸が挙げられる。
酸素漂白剤以外の漂白剤も、技術上既知であり且つここで利用できる。特定の
興味のある1つの種類の非酸素漂白剤としては、光活性化漂白剤、例えば、スル
ホン化亜鉛フタロシアニンおよび/またはアルミニウムフタロシアニンが挙げら
れる。これらの物質は、洗浄プロセス時に基体上に付着できる。日光中で乾燥す
るために布を吊るすことによって酸素の存在下で光の照射時に、スルホン化亜鉛
フタロシアニンは、活性化され、従って、基体は漂白される。好ましい亜鉛フタ
ロシアニンおよび光活性化漂白法は、米国特許第4,033,718号明細書に
記載されている。典型的には、洗剤組成物は、スルホン化亜鉛フタロシアニン約
0.0001〜約1.25重量%を含有するであろう。加えて、ポリアミンN−
オキシド含有重合体は、布帛上への前記光活性化漂白剤の付着を排除または減少
して前処理時および/または洗浄液中での布帛斑点形成を実質上生じない。
配合できる他の洗剤成分は、例えば、タンパク質をベースとするしみ、炭水化
物をベースとするしみ、またはトリグリセリドをベースとするしみの除去および
逃避染料移動の防止を含めて各種の目的で洗剤処方物に配合できる洗剤酵素であ
る。配合すべき酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラー
ゼ、およびペルオキシダーゼ、並びにそれらの混合物が挙げられる。他の種類の
酵素も、配合してもよい。それらは、いかなる好適な起源、例えば、植物、動物
、細菌、真菌および酵母起源を有していてもよい。
酵素は、通常、組成物1g当たり活性酵素約5mg(重量)まで、より典型的に
は約0.05mg〜約3mgを与えるのに十分な量で配合する。
プロテアーゼの好適な例は、枯草菌およびB.licheniformsの特定の菌株から
得られるズブチリシンである。市販されているタンパク質をベースとするしみを
除去するのに好適なタンパク分解酵素は、ノボ・インダストリーズA/S(デン
マーク)によって商品名アルカラーゼ(Alcalase)、サビナーゼ(Savinase)お
よびエスペラーゼ(Esperase)で販売されているもの、およびインターナショナ
ル・バイオ−シンセティックス・インコーポレーテッド(オランダ)によって商
品名マキサターゼ(Maxatase)で販売されているもの、およびジェネンコルによ
って商品名FN−ベースで販売されているもの、およびMKCによって商品名オ
プチマーゼ(Optimase)およびオプチクリーン(opticlean)で販売されているも
のが挙げられる。
ここでプロテアーゼAおよびプロテアーゼBと称する酵素が、特に液体洗剤組
成物のためにタンパク分解酵素のカテゴリーで興味がある。プロテアーゼAは、
欧州特許出願第130,756号明細書に記載されている。プロテアーゼBは、
欧州特許出願第87303761.8号明細書に記載されている。アミラーゼと
しては、例えば、英国特許第1,296,839号明細書(ノボ)により詳細に
記載のB.licheniformsの特殊な菌株から得られる −アミラーゼが挙げられる
。デンプン分解タンパク質としては、例えば、ラピダーゼ(Rapidase)、マキサ
ミル(Maxamyl)(インターナショナル・バイオ−シンセティックス・インコーポ
レーテッド)およびターマミル(Termamyl)(ノボ・インダストリーズ)が挙げ
られる。
本発明で使用できるセルラーゼとしては、細菌セルラーゼと真菌セルラーゼと
の両方が挙げられる。好ましくは、それらは、5〜9.5のpH最適条件を有す
るであろう。好適なセルラーゼは、Humicola insolensから産生される真菌セル
ラーゼを開示しているバーベスゴード等の米国特許第4,435,307号明細
書に開示されている。また、好適なセルラーゼは、英国特許第2.075.02
8号明細書、英国特許第2.095.275号明細書およびDE−OS第2.2
47.832号明細書に開示されている。
このようなセルラーゼの例は、Humicola insolens(Humicola grisea var.the
rmoidea)の菌株、特にHumicola菌株DSM1800によって産生されたセルラ
ーゼ、およびアエロモナス属に属するバチルスNの真菌またはセルラーゼ212
産生真菌によって産生されるセルラーゼ、およびマリン軟体動物(Dolabella Aur
icula Solander)の肝膵臓から抽出されるセルラーゼである。
他の好適なセルラーゼは、分子量約50KDa、等電点5.5を有し且つ41
5個のアミノ酸を含有するHumicola Insulensから生ずるセルラーゼである。こ
のようなセルラーゼは、1993年3月19日出願の同時係属欧州特許出願第9
3200811.3号明細書に記載されている。
特に好適なセルラーゼは、カラーケア上の利益を有するセルラーゼである。こ
のようなセルラーゼの例は、1991年11月6日出願の欧州特許出願第912
02879.2号明細書に記載のセルラーゼ、ケアザイム(Carezyme)(ノボ)
である。
洗剤使用に好適なリパーゼ酵素としては、英国特許第1,372,034号明
細書に開示のようなPseudomonas stutzeri ATCC19.154などのシュー
ドモナス群の微生物によって産生されるものが挙げられる。好適なリパーゼとし
ては、微生物Pseudomonas fluorescent IAM1057によって産生されるリパ
ーゼの抗体との正の免疫交差反応を示すものが挙げられる。このリパーゼは、日
本の名古屋のアマノ製薬株式会社から商品名リパーゼP「アマノ(Amano)」で入
手できる(以下「アマノ−P」と称する)。
特に好適なリパーゼは、M1リパーゼ(アイビス)、リポラーゼ(ノボ)など
のリパーゼである。
ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えば、ペルカーボネート、ペルボレート
、ペルサルフェート、過酸化水素などと併用する。それらは、「溶液漂白」に使
用され、即ち、洗浄操作時に基体から除去された染料または顔料を洗浄液中で他
の
基体に移動するのを防止するために使用される。ペルオキシダーゼ酵素は、技術
上既知であり、例えば、ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ、リグニナーゼ
、およびハロペルオキシダーゼ、例えば、クロロペルオキシダーゼおよびブロモ
ペルオキシダーゼが挙げられる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えば、
PCT国際出願WO第89/099813号明細書および1991年11月6日
出願の欧州特許出願EP第91202882.6号明細書に開示されている。
液体処方物においては、酵素安定系が、好ましくは利用される。水性洗剤組成
物用の酵素安定化技術は、技術上周知である。例えば、水溶液中での1つの酵素
安定化技術は、酢酸カルシウム、ギ酸カルシウム、プロピオン酸カルシウムなど
の源からの遊離カルシウムイオンの使用を包含する。カルシウムイオンは、短鎖
カルボン酸塩、好ましくはギ酸塩と併用できる。例えば、米国特許第4,318
,818号明細書参照。また、グリセロール、ソルビトールなどのポリオールを
使用することも提案されている。アルコキシ−アルコール、ジアルキルグリコエ
ーテル、多価アルコールと多官能脂肪族アミン(例えば、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンなど)との混合物、およびホ
ウ酸またはアルカリ金属ホウ酸塩。酵素安定化技術は、追加的に、米国特許第4
,261,868号明細書、米国特許第3,600,319号明細書、および欧
州特許出願公告第0 199 405号明細書、出願第86200586.5号
明細書に開示され且つ例証されている。ホウ酸およびホウ酸塩ではない安定剤が
、好ましい。また、酵素安定系は、例えば、米国特許第4,261,868号明
細書、第3,600,319号明細書および第3,519,570号明細書に記
載されている。
添加できる他の好適な洗剤成分は、1992年1月31日出願の同時係属欧州
特許出願第92870018.6号明細書に記載されている酵素酸化捕捉剤であ
る。このような酵素酸化捕捉剤の例は、エトキシ化テトラエチレンポリアミンで
ある。
洗剤組成物で使用する他の成分、例えば、汚れ沈殿防止剤、防汚剤、研磨剤、
殺細菌剤、曇り抑制剤、着色剤および香料は、使用してもよい。加えて、ポリア
ミンN−オキシド含有重合体は、布帛上への着色剤の付着を排除または減少して
前処理時および/または洗浄液中での布帛斑点形成を実質上生じないことが見出
された。
本発明に係る液体組成物は、「濃縮形」であることもできる。このような場合
には、本発明に係る液体洗剤組成物は、通常の液体洗剤と比較して少量の水を含
有するであろう。
典型的には、濃縮液体洗剤の水分は、洗剤組成物の30重量%未満、より好ま
しくは20重量%未満、最も好ましくは10重量%未満である。
本発明は、液体洗剤を、例えば、前処理時に、布帛と直接接触する時に極めて
有用であることが見出された。しかしながら、本発明は、布帛洗濯操作時に遭遇
する布帛斑点形成を抑制するのに非常に好適でもある。
本発明の方法は、洗浄プロセス前または洗浄法のコースで行うことができる。
洗浄法は、好ましくは、5℃〜95℃、特に20℃〜60℃で行う。処理液のp
Hは、2〜10.5、好ましくは、3.5〜10.5、より好ましくは2〜6で
ある。
本発明の方法および組成物は、洗濯洗剤添加剤製品としても使用できる。
典型的には、洗濯添加剤組成物は、界面活性剤10重量%以下を含有する。本
発明に係る組成物は、前記洗濯添加剤組成物に配合する時に非常に有用であるこ
とが証明された。このような添加剤製品は、通常の洗剤組成物の性能を補完また
は増進しようとする。
本発明に係る洗剤組成物は、布帛、繊維、硬質表面、皮膚などの基体をクリー
ニングするために使用すべきである組成物、例えば、硬質表面クリーニング組成
物(研磨剤の有無)、洗濯洗剤組成物、自動皿洗い組成物および非自動皿洗い組
成物を包含する。
下記の例は、本発明の組成物を例証することを意味するが、本発明の範囲を限
定することを意味するものではない。
下記の組成を有する本発明に係る液体洗剤組成物を調製する。
(a)
ポリエトキシプロポキシアルコール 1.00
アルキルサルフェート 1.00
BHT(ブチルヒドロキシトルエン) 0.03
香料〔ミラフロール(Miraflor)〕 0.10
過酸化水素 7.00
H2SO4 pH4へ
蒸留水
全洗剤組成物の重量%
実験条件
A:増白剤を含有せず且つポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)を含有
しない表1に係る洗剤組成物。
B:増白剤(チノパールCBS−X)0.06重量%を含有し且つポリ(4−
ビニルピリジン−N-オキシド)を含有しない表1に係る洗剤組成物。
C:平均分子量約10 000およびアミン対アミンN−オキシド比1:5(
NMRによって測定)を有するポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)を含
有し且つ増白剤を含有しない表1に係る洗剤組成物。
D:増白剤(チノパールCBS−X)を含有し且つ平均分子量約10 000
およびアミン対アミンN−オキシド比1:5(NMRによって測定)を有するポ
リ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)0.06重量%を含有する表1に係る
洗剤組成物。
結果は、次の通りであった。
前記結果からわかるように、増白剤斑点形成は、ポリ(4−ビニルピリジン)
−N−オキシドの添加によって有意に減少する。
下記の洗濯液体洗剤組成物を調製した。
前記組成物(I〜IV)は、布帛上に有意な布帛斑点形成を生じずに優秀なカラ
ーケア上の利益と共に洗浄性能を示す点で非常に良好であった。
下記の液体洗濯添加剤を調製した。
前記組成物(a)〜(d)は、布帛上に有意な布帛斑点形成を生じずに優秀な
カラーケア上の利益と共に洗浄性能を示す点で極めて良好であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 増白剤斑点形成を減少させるための、増白剤含有洗剤組成物中における ポリアミンN−オキシド含有重合体および/またはN−ビニルイミダゾール/N −ビニルピロリドン共重合体から選ばれる重合体の用途。 2. 前記ポリアミンN−オキシド含有重合体がポリ(4−ビニルピリジン− N−オキシド)である、請求項1に記載の用途。 3. アミン対アミンN−オキシドの比率が2:3から1:1000000、 好ましくは1:4から1:1000000、最も好ましくは1:7から1:10 00000である、請求項1または2に記載の用途。 4. ポリアミンN−オキシド含有重合体が平均分子量500〜1000,0 00、好ましくは1,000〜50,000、より好ましくは2,000〜30 ,000、最も好ましくは3,000〜20,000を有する、請求項1ないし 3のいずれか1項に記載の用途。 5. 前記N−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体が平均分 子量範囲5,000〜50,000を有する、請求項1に記載の用途。 6. 前記共重合体が平均分子量範囲8,000〜30,000を有する、請 求項1ないし5のいずれか1項に記載の用途。 7. 前記共重合体が平均分子量範囲10,000〜20,000を有する、 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用途。 8. 洗剤組成物に存在するポリアミンN−オキシド含有重合体および/また はN−ビニルイミダゾール/N−ビニルピロリドン対増白剤の重量比が1/20 から20/1、好ましくは1/10から12/1、より好ましくは1/1から1 2/1である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の用途。 9. 前記増白剤が漂白剤安定性陰イオン増白剤である、請求項1ないし8の いずれか1項に記載の用途。 10. 前記増白剤がチノパールRCBS−Xである、請求項9に記載の用途 。 11. 前記洗剤組成物が界面活性剤、ビルダー、酵素および他の通常の洗剤 成分を更に含む、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の用途。 12. 前記洗剤組成物のpHが2〜6である、請求項1ないし11のいずれ か1項に記載の用途。 13. (i)ポリアミンN-オキシド含有重合体および/またはN−ビニル イミダゾール/N−ビニルピロリドン共重合体から選ばれる重合体、 (ii) 増白剤、 (iii)界面活性剤10%未満 を含むことを特徴とする、洗剤組成物。 14. 過酸化水素を更に含む、請求項13に記載の洗剤組成物。 15. 洗濯洗剤添加剤である、請求項13ないし14のいずれか1項に記載 の洗剤組成物。
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