JPH09507122A - 根が露出された植物の保管／輸送のための紙梱包製品の使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 根(14)が露出された植物(12)を保管／輸送するために紙梱包製品(10)を使用する方法。この方法は以下の工程：幅の狭い、細長い紙材の小板を提供する工程；紙小板を湿潤させる工程；紙小板で植物(12)の露出された根(14)の周りを包む工程を包含する。この方法では、土がついていない根を持つ植物および土がついていない根の周りを包む紙梱包製品を含む、根梱包植物が作製される。好ましくは、紙小板は材料の天然の弾性に対して直角な多数の折り目を含み、長手方向に圧縮された小板を形成し、そしてこれらの小板はからみ合わされおよび相互に連結されて、弾力のあるマスを形成する。好ましい紙材は未処理の30ポンドクラフト紙であり、そしてこの小板は折り畳まれない状態で幅が約1/8インチであり、そして長さが約４〜６インチである。

Description

【発明の詳細な説明】 根が露出された植物の保管／輸送のための紙梱包製品の使用方法 発明の分野 本発明は、概して、根が露出された植物の保管／輸送のための紙梱包製品の使 用方法に関する。より特定すると、本発明は、伝統的に用いられるミズゴケおよ び／またはシングルトウ(shingletow)の根梱包製品と比較して、木本観賞植物の 繁殖者の要求を十分に満たすと考えられる、紙梱包製品に関する。 発明の背景 養樹園業において、１つの主要な植物カテゴリーは、果樹、ハナミズキ、ヤナ ギなど木本観賞植物を含む。木本観賞植物のための代表的な養樹園の流通鎖にお いて、初めの輪は「繁殖者」または「種子の栽培家」である。繁殖者は種子を土壌ト レイ播き、そして保管／輸送のために十分な成熟に達するまでそこで生育する苗 木を栽培する。 一旦苗木が十分な成熟に達したら、それらはトレイから取り除かれる。時々、 苗木の根に付着した土が、輸送／保管の間に残される。しかしながら、しばしば 土は、繁殖者が将来の植え付けのために土を保存し得るように、完全に根から取 り除かれる。このように、苗木の土がついていない根は「裸にされ」または「露出 され」ており、そして、輸送／保管より先に、それらは適切な梱包製品で覆われ る、または包まれなくてはならない。 一旦植物の露出された根が包まれたら、それらは直ちに別の場所(すなわち、 卸売り栽培者、植物小売業者、またはメールオーダーの消費者)に輸送され得る 。この輸送は、通常は、多くの根梱包植物を箱の中に集め、そして箱を所望の場 所へ輸送することが必要とされる。所望の場所は環境に依存して、地面に直接植 えられるかまたは鉢植えにするかのいずれかによって、苗木は再び植え付けられ る。特に植物小売業者に関しては、消費者への短期間の輸送目的のために、苗木 の梱包された土のついていない根を袋の中に入れ得る。 あるいは、根梱包植物は、次の適切な植え付けの季節の準備として休眠環境中 に一時的に保管(２ヶ月〜４ヶ月)され得る。この一時的な保管(時には「冷蔵」と も呼ばれる)の間、根梱包植物はパレット上に積み重ねられ、そして約40°Fの温 度で維持される。いくつかの種類の散水潅漑システムが、通常、根梱包植物の定 期的な「再湿潤」のために備えられる。保管期間の終わりに、根梱包植物は、先の パラグラフで記載した方法と本質的には同じ方法で、別の場所に輸送される。 過去に、「ミズゴケ」および「シングルトウ」は、根が露出された植物を輸送／保 管するために繁殖者によって使用された主要な梱包製品であった。これらの製品 は、植物休眠の目的のために満足できる保水力を有するようである。(詳細には 、下記でより詳細に説明するように、ミズゴケは533%保水力を有し、シングルト ウは419%の保水力を有する。)さらに、これらの先行技術の梱包製品は十分な再 湿潤間隔を有するようである(ミズゴケは３日間〜４日間の再湿潤間隔を有し、 シングルトウは２日間〜３日間の再湿潤間隔を有する)。ミズゴケおよびシング ルトウ梱包製品のさらなる有益は、冷蔵条件下でカビの誘導によるまたは他の破 壊をなんら示さないことである。 それにもかかわらず、根を梱包する目的のためのミズゴケおよび／またはシン グルトウの使用には欠点がある。例えば、ミズゴケは採取植物であり、したがっ てその値段／利用の可能性は季節の天候変動をこうむりやすい。さらに、任意の 採取物資と同様に(そして、また存在するミズゴケ種は広範囲であるので)、この 製品の質は大きく変化する傾向にあり、そして一貫性は獲得することが困難であ る。シングルトウに関しては、欠点は屋根板製造工程の副生成物であり、これに よってその値段、入手性、および／または質は、全く関連のない屋根ふき産業の 手中にある。 さらに、ミズゴケおよびシングルトウの保水力は、植物の休眠の目的には適切 であるが、輸送および保管には過剰である。上記で示したように、ミズゴケは53 3%の保水力を有しており、およびシングルトウは419%の保水力を有している。（ 本出願の文脈において、特定の製品の「保水力」は、乾燥製品の重量と比較した湿 潤製品の重量のパーセンテージの増大に相当する。）従って、「湿潤」ミズゴケは その乾燥重量の5.33倍を有し、および「湿潤」シングルトウはその乾燥重量の 4.19倍を有する。これらの過剰な保水力は、湿潤梱包製品において多量の不必要 な「水の重量」となり、その結果、根梱包植物を輸送する場合、輸送費用が増大し 、および／または根梱包植物が冷蔵に置かれる場合、水／労力費が高くなる。 従って、出願人は、木本観賞植物の繁殖者の要求により十分に合う梱包製品の 要求が残存すると考える。詳細には、季節の天候変動に影響されない、関連のな い産業の手中にない、および一貫した質で製造され得る根梱包製品の要求が残存 する。さらに、またはあるいは、出願人は、植物の休眠要求を満たすのに十分で あるが、しかし湿潤梱包製品において多量の不必要な「水の重量」を生じるほど「 過剰」ではない保水力を有する梱包製品の要求が残存すると考える。 発明の要旨 本発明は、根が露出された植物を保管／輸送するために紙梱包製品を使用する 方法を提供する。上記で記載したミズゴケおよびシングルトウ根梱包製品のよう に、出願人の好ましい紙梱包製品は、植物休眠目的のための満足できる保水力(2 15%)を有しており、十分な再湿潤間隔(３日間〜４日間)を有し、そして冷蔵条件 においてあらゆるカビの誘導によるまたは他の破壊をなんら示さない。しかしな がら、上記で記載した先行技術の根梱包製品と対照的に、出願人の紙製品は、季 節の天候変動および／または関連のない産業の要求に影響されず、そして一貫し た質で製造され得る。さらに、出願人の試験によって、好ましい紙梱包製品は植 物の休眠要求を満たすのに「丁度十分な」水を保持することが明らかになった。こ の方法では、湿潤梱包製品における不必要な「水の重量」は、ほとんど極めて存在 せず、それによって根梱包植物を輸送する場合、輸送費用が減少し、および／ま たは根梱包植物が冷蔵に置かれる場合、水／労力費をより低、くおさえ得る。 より特定すると、本発明は根が露出された植物を保管／輸送するために紙梱包 製品を使用する方法を提供する。この方法は、幅の狭い、細長い多数の紙材の小 板を提供する工程；紙小板を湿潤させる工程；および(好ましくは小板を湿潤さ せた後に)紙小板で植物の露出された根の周りを包む工程を包含する。この方法 では、土かついていない根を持つ植物および土かついていない根の周りを包む紙 梱包製品を含む、根梱包植物が作製される。 好ましい紙梱包製品において、それぞれの小板は、材料の天然の弾性に対して 直角な多数の折り目を含み、長手方向に圧縮された小板を形成する。言い換える と、小板はアコーディオン様形式に折り畳まれる。完成した梱包製品において、 小板はからみ合わされおよび相互に連結されて、弾力のあるマスを形成する。こ の紙材は未処理の30ポンドクラフト紙であり、そしてこの小板は「折り畳まれな い」状態で幅が約1/8インチであり、そして長さが約４〜６インチである。 本発明による方法は、多数の植物の露出された根の周りを湿潤させた紙小板で 包む工程；多数の根梱包植物を箱の中に集める工程；および再植え付けのために 所望の場所に箱を輸送する工程をさらに包含し得る。さらに、またはあるいは、 この方法は、約40°Fの温度で根梱包植物を維持する工程；および根梱包植物を 周期的に再湿潤させる工程を含み得る。維持する工程は、好ましくはパレット上 に根梱包植物を積み重ねる工程を包含し、そして再湿潤工程は好ましくは３日〜 ４日毎に散水潅瀧システムによって行われる。 本発明のこれらのおよび他の特徴は本請求の範囲中に十分に記載され、そして 特に示される。以下の説明的に添付した図面は、１つの実例となる実施態様を詳 細に記載する。しかし、この実施態様は、本発明の原理を使用し得る様々な方法 の１つを示すだけである。 図面の簡単な説明 添付した図において： 図１は、本発明による方法の初期工程の略図であり、すなわち、根が露出され た植物を、保管および／または輸送するために用い得るように、紙梱包製品を湿 潤させる工程である； 図２は、方法の次の工程の略図であり、詳細には、湿潤させた紙梱包製品で植 物の露出された根の周りを包む工程である； 図３は、方法の輸送工程の略図であり、詳細には、輸送のために多数の根梱包 植物を箱の中に置く工程であり、この工程は、根梱包植物を再植え付けのために 別の場所に輸送する時に行われる；図４は、方法の選択工程の略図であり、詳細 には、消費者への短期間の輸送目的のために、植物の梱包された根を袋の中に入 れる工程であり、この工程は、図３で略図的に示した輸送工程によって小売業者 に根梱包植物が届いた後に行われる； 図５は、方法の保管工程の略図であり、すなわち冷蔵のために多数の根梱包植 物をパレット上に置く工程てあり、この工程は、再植え付けのために続いて別の 場所に輸送される前に、根梱包植物が一時的に保管される場合に行われる；およ び 図６は、苗木を一時的に保管する場合に行われる再湿潤工程の略図である。 詳細な説明 図面に詳細に言及され、そして初めに図１および図２に言及されるように、本 発明による方法は、略図的に示される。方法は、根(14)が露出した植物(12)を保 管／輸送するために用いられ得るように紙梱包製品(10)を湿潤させる工程(図１ を参照のこと)、および次に植物(12)の露出した根(14)の周りを湿潤させた紙梱 包製品(10)で包む工程(図２を参照のこと)を包含する。この方法では、土がつい ていない根(14)を持つ植物(12)および土かついていない根(14)の周りを包む紙梱 包製品(10)を包含する、根梱包植物が作製される。以下により詳細に説明するよ うに、この方法において紙梱包製品(10)の使用は、先行技術の根梱包製品よりも 、木本観賞植物の繁殖者の要求に十分に合った方法を提供すると考えられる。 好ましい紙梱包製品(10)は、米国特許第5,088,972号；第5,134,013号；および 第5,173,352号に開示される。(これらの特許は本出願の譲受人に譲渡され、それ らの全ての開示は本明細書中に参考として援用される。)特に、製品(10)は、幅 の狭い、細長い多数の紙材小板を含む。それぞれの小板は材料の天然の弾性に対 して直角な多数の折り目を含み、長手方向に圧縮された小板を形成する。言い換 えると、小板はアコーディオン様形式に折り畳まれる。完成した梱包製品(10)に おいて、図１に示したように、小板はからみ合わされおよび相互に連結されて、 弾力のあるマスを形成する。好ましくは、この紙材は未処理の30ポンドクラフト 紙であり、そしてこの小板は「折り畳まれない」状態で幅が約1/8インチであり、 そして長さが約４〜６インチである。 好ましい紙梱包製品(10)は、上記の特許に開示される機械／方法によっておよ びまた係属米国特許出願第07,971,046号および第07,861,225号に開示される機械 ／方法によって作製される。(これらの出願もまた、本出願の譲受人に譲渡され 、それらの全ての開示は本明細書中に参考として援用される。)このような機械 ／方法において、１つまたはそれ以上の紙の層が長手方向に切断され、多くの小 板を形成する。次にこれらの長手方向に切断された小板は、限定された区域内に 部分的に押し込まれ、それによってそれぞれの小板は所望のアコーディオン形状 に折り畳まれる。 出願人の試験は、好ましい紙梱包製品(10)は植物の休眠の目的に満足できる保 水力(215%)を有し、十分な再湿潤間隔(３日間〜４日間)を有し、そして冷蔵条件 においてカビ誘導によるまたは他の破壊をなんら示さないことを示した。さらに 、期待的に明白であるように、出願人の紙製品(10)は季節の気候変動および／ま たは関連のない産業の要望に影響されず、そしてこの、または他の理由のために 、一貫した質で製造され得る。さらに、出願人の試験は、好ましい紙梱包製品(1 0)が植物の休眠要求を満たすために「丁度十分な」水を保持することを明らかにし た。この方法では、湿潤梱包製品における不必要な「水の重量」は、ほとんど極め て存在せず、それによって根梱包植物(12)を輸送する場合、輸送費用が減少し、 および／または根梱包植物が冷蔵に置かれる場合、水／労力費をより低くおさえ 得る。 好ましい例示の植物(12)は、果樹、ハナミズキ、ヤナギなどの木本観賞植物の 苗木である。代表的な養樹園の流通鎖において、繁殖者は種子を土壌トレイに播 き(示していない)、そして保管／輸送のために十分な成熟に達するまでそこで生 育する苗木を栽培する。一旦植物(12)が十分な成熟に達したら、それらはトレイ から取り除かれる。土は、繁殖者が将来の植え付けのために土を保存し得るよう に完全に根(14)から取り除かれる(図１参照のこと)。 一旦植物(12)の土がついていない根(14)が紙梱包製品(10)で包まれると(図２ 参照のこと)、それらは直ちに別の場所(例えば、卸売り栽培者、植物小売業者、 またはメールオーダーの消費者)に輸送され得る。この輸送は、通常、多数の根 梱包植物を箱(20)の中に集め、そして次に箱(20)を所望の場所に輸送することを 含む(図３を参照のこと)。所望の場所では、環境に依存して、地面に直接植えら れるかまたは鉢植えにするかのいずれかによって、苗木(12)は再び植え付けられ る。特に植物小売業者に関しては、消費者への短期間の輸送目的のために苗木(1 2)の梱包された根(14)を袋(22)の中に入れ得る(図４を参照のこと)。 あるいは、根梱包植物(12)は、次の適切な植え付け季節の準備として休眠環境 中に一時的に保管され得る(２ヶ月間〜４ヶ月間)。この一時的な保管(時には「冷 蔵」と呼はれる)の間、根梱包植物(12)はパレット(30)上に積み重ねられ、そして 約40°Fの温度で維持される。またいくつかの種類の散水潅漑システム(32)が、 通常、根梱包植物(12)の定期的な「再湿潤」のために備えられる。好ましい梱包製 品が用いられるならは、出願人はこの再湿潤は３〜４日毎に生じると判断する。 保管期間の終わりに、根梱包植物(12)は、先のパラグラフで記載したように本質 的には同じ方法で、別の場所に輸送され得る。 本発明は特定の好ましい実施態様に関して示され、および記載されてきたが、 本明細書を読みおよび理解することによって、等価の変化および改変を当業者が 思いつくことは自明である。例えば、好ましい紙小板は幅方向の折り目を含むが 、ひだをよせた他の型の小板も本発明から可能であるし、および本発明により意 図される。実際、ある状況においては、「折り畳みのない」または「ひだのない」紙 小板が、根梱包製品として良好であり得る。また紙型および／または梱包製品の 寸法は必要または所望により変化し得る。さらに、好ましい梱包製品は未処理で あるが、ある処理がこのような適用に適切であるように開発され得る。本発明は これらの実施態様の変化および改変の全てを含み、および以下のクレームの範囲 によってのみ限定される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，Ｂ Ｒ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ， ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 根が露出された植物を保管／輸送するために紙包装製品を使用する方法で あって、該方法は以下の工程： 幅の狭い、細長い、長手方向に圧縮された多数の紙材の小板を提供する工程であ って、該紙小板は、材料の天然の弾性に対して直角な多数の折り目を含み、該長 手方向に圧縮された小板を形成する； 紙小板を湿潤させる工程；および 植物の露出された根の周りを紙小板で包む工程 を包含する方法。 ２． 前記湿潤させる工程が、前記包む工程より先に行われる、請求項１に記載 の方法。 ３． 前記小板が、からみ合わされおよび相互に連結されて、弾力のあるマスを 形成する、請求項１に記載の方法。 ４． 前記小板が、折り畳まれない状態で幅が約３mm(1/8インチ)であり、そし て長さが約100〜150mm(４〜６インチ)である、請求項３に記載の方法。 ５． 該提供する工程が、以下の工程： 多くの小板を形成するために、１つまたはそれ以上の紙の層を切断する工程；お よび 限定された区域内に小板を部分的に押し込み、それぞれの小板をアコーディオン 様形式に折り畳む工程 を包含する、請求項１に記載の方法。 ６． 前記紙材が、未処理の13.6kg(30ポンド)クラフト紙である、請求項１から ５のいずれかに記載の方法。 ７． さらに以下の工程： 多数の植物の露出された根の周りを、湿潤させた紙小板で包む工程； 多数の根梱包植物を箱の中に集める工程；および 再び植え付けるために所望の場所に箱を輸送する工程 を包含する、請求項１に記載の方法。 ８． さらに以下の工程： 前記根梱包植物を約4.4℃(40°F)の温度で維持する工程；および 該根梱包植物を定期的に再湿潤させる工程 を包含する、請求項１に記載の方法。 ９． 前記維持する工程が、パレット上に根梱包植物を積み重ねる工程を含む、 請求項８に記載の方法。 １０． 前記再湿潤工程が３日〜４日毎に行われる、請求項９に記載の方法。 １１． 前記再湿潤工程が散水潅漑システムによって行われる、請求項９に記載 の方法。 １２． 土がついていない根を持つ植物および該土がついていない根の周りを包 む紙梱包製品を含む根梱包植物であって、該紙梱包製品が、湿潤した、幅の狭い 、細長い、長手方向に圧縮した多数の紙材の小板を含み、該紙小板が該長手に圧 縮された小板を形成するために材料の天然の弾力性に対して直角な多数の層を含 む、根梱包植物。 １３． 前記小板が、からみ合わされおよび相互に連結されて弾力のあるマスを 形成する、請求項１２に記載の根梱包植物。 １４． 前記小板が、折り畳まれない状態で幅が約３mm(1/8インチ)であり、そ して長さが約100〜150mm(４〜６インチ)である、請求項１３に記載の根梱包植物 。 １５． 前記紙材が、未処理の13.6kg(30ポンド)クラフト紙である、請求項１２ から１４のいすれかに記載の根梱包植物。 １６．植物が苗木である、請求項１２に記載の根梱包植物。