JPH09506269A - 消火装置、方法およびノズル - Google Patents

消火装置、方法およびノズル

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JPH09506269A JP7511353A JP51135395A JPH09506269A JP H09506269 A JPH09506269 A JP H09506269A JP 7511353 A JP7511353 A JP 7511353A JP 51135395 A JP51135395 A JP 51135395A JP H09506269 A JPH09506269 A JP H09506269A
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Abstract

(57)【要約】 船舶のエンジンルームのような狭い空間(10)内において消火する装置。装置は、保護すべき空間内における通常の消火のため、該空間の上方および側方のいずれか一方または双方に設置された通常のノズル(20)、および消火のため、エンジン(12,14)のような火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに設置されたスポットノズル(22,23)のいずれか一方または双方を有する。少なくともノズルの一部(36)は低圧ノズルよりなり、その中に翼片(50,52)が設置され、そこから消火水が12バール以下、好ましくは2〜12バールで、種々のサイズの水滴よりなる噴射水として噴射される。翼によって生じた回転運動のため、水滴は噴射水中に、大きい直径を有する水滴の出現頻度が噴射水の内部よりその周辺で大きく、対応して小さい直径を有する水滴の出現頻度が噴射水の周辺よりその内部で大きいように分布される。

Description

【発明の詳細な説明】 消火装置、方法およびノズル 本発明は、船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放した オイルタンクのような、狭い空間内において消火する方法、および装置に関する ものである。本発明の消火装置は、保護すべき空間内において通常の消火を実施 するため、該空間内の上方および側方のいずれか一方または双方に設置された通 常のノズル、およびエンジン、燃料用供給管装置または開放したオイルタンクの ような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火するため、設 置されたスポットノズルのいずれか一方または双方を備えている。消火装置はい わゆるスプリンクラ装置に対応する。消火装置に使用するのに適した濃霧状噴霧 ノズルにも関する。 消火剤が水よりなる通常のスプリンクラ消火設備は、部屋の天井および多分壁 にも設置された水管装置を含んでいる。火災の場合、管装置に設置されたノズル は開放され、高圧水は噴霧の形式でノズルから室内に流入する。確実に消火する ため、ノズルから流れる水量は通常必要量より数倍も多くなるように設定される 。そのため、消火の際に水によって生ずる損害は、火災自体によって生ずる損害 よりしばしば大きくなる。スプリンクラ装置において、通常、多量の水が火災現 場の外側または高熱の火炎に噴霧され、そのため、この水は蒸発することがない 。また多量の水を、くすぶっている火を消すため使用しなければならない。水に よる消火は、とくに電気的装置を収容する空間内において問題がある。 消火水の水滴が小さくなればなるほど、水滴の吸熱容量は大きくなり、すなわ ち水の冷却効果が改善される。また燃焼中の物品、たとえば織物への小さい水滴 の貫通能力は大きい水滴の貫通能力より大きいことが公知である。したがって、 水滴の直径が約0.1mmと1mmの間にある濃霧状噴霧が、消火のために使用され てきた。小さい水滴は圧力を変化することによって形成される。高圧濃霧状噴霧 において、上記よりもサイズの小さい水滴でさえも使用された。 しかしながら、サイズの小さい水滴の欠点は、低圧すなわち10バール以下の これらの小さい霧状水滴が火災現場に容易に貫入しないことである。もし小さい 水滴よりなる霧状水滴が火災現場に直接向けられるならば、火炎および発生した 水蒸気は濃霧を火災現場から押しやり、それにより冷却および消火作用が弱くな る。上記理由で、小さい水滴よりなる通常の低圧濃霧状噴霧によっては未だに十 分な噴霧距離が達成されていない。そのため、低圧濃霧状噴霧によって消火する ときには、サイズの大きい水滴が使用されるときより、はるかに多量の水および 長い消火時間が必要となる。サイズの小さい水滴の利点にも係わらず、これを所 望の方法で利用することは可能ではなかった。 たとえば国際特許出願WO92/22353号明細書記載の方法において、濃 霧状噴霧の圧力を200バール以上の高圧に上昇させることによってこの問題の 解決法を発見する努力がなされてきた。しかしながら、超高圧で噴霧された霧は 火炎をきわめて迅速に直接通過し、それゆえその冷却作用は完全には利用されな い。 高圧噴霧を使用するとき、理想は高圧水の層による力によって火炎を消すこと である。過剰な水は蒸発し、両側に拡大して火災現場に蒸気を充満し、消防士の 邪魔になる。高圧噴霧によって消火するときの別の欠点は、噴霧がオイルタンク のような開放した液体タンクに向けられるとき、液体を周囲の区域に拡大して火 炎が拡がる危険を増大することである。 高価な蓄圧器および加圧に必要な他の装置は、当然加圧装置の経費を増加する 。 水による消火の代わりに、CO2またはハロン(Halone)消火装置のよ うな他の消火装置も提案され、それらの装置によって火を有効に消火し水による 損傷を回避することができる。しかしながら、有毒なCO2ガス消火装置は、火 がCO2ガスによってくすぶらされ、消火する間人も動物も居ない場合だけにし か使用することができない。ハロンはそれ自体人に有害ではなく、消火のために きわめて少量のハロンしか必要でない。しかしながら、ハロンは高温においてき わめて有害な化合物を生成し、したがって火事に使用するのは危険である。さら に、ハロンは大気に有害な作用を及ぼすことが知られている。 本発明の目的は、上記欠点を最少にした、新規な消火装置ならびにスプリンク ラ装置に対応する消火装置、および消火ノズルを得ることにある。 本発明の目的は、とくに、過剰な量の水を使用することなく噴霧水によって火 災を有効かつ迅速に消火しうる、新規な消火装置を得ることにある。 さらに、本発明の目的は、最初の経費が少ない、新規かつ簡単な消火装置を得 ることにある。 本発明の上記目的は、請求の範囲に記載の特徴を備えた、方法、消火装置およ びノズルによって達成される。 本発明による消火装置において、ノズルの少なくとも一部分は低圧ノズルより なり、そこから消火水が低圧で、好ましくは10バール以下、さらに好ましくは 2〜12バールのノズル圧で、噴霧される。消火水は本質的に種々の大きさの水 滴よりなる濃霧状噴霧として噴霧される。水滴の直径はほぼ0.1mmと1mmの間 、好ましくは0.2mmと0.5mmの間に変化する。 本発明による装置において、濃霧状噴霧はノズルから内側に設置された翼片に よって供給され、そこで噴霧が、少なくとも部分的に、回転円錐噴霧として排出 されるか、または噴霧がその主軸の周りにらせん状に回転して前進するのが好ま しい。 このようにして、水滴は、大きい水滴の厚い層が、内側の噴霧水のその中央部 分よりも円錐形外側表面に形成されるように、分配される。対応して、噴霧水の 内側部分には、小さい水滴の厚い層が円錐形外側表面よりも流れの中央に形成さ れる。水滴は噴霧水内に、大きい直径を有する水滴の出現頻度がその内側部分よ りも噴霧水の周辺において一層大きくなるように分布し、対応して、小さい直径 を有する水滴の出現頻度は噴霧水の内側部分においてその周辺よりも大きい。 低圧ノズルは、消火水を0.1〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmの直径を 有する水滴として噴霧するのが好ましい。水滴の直径の中位のサイズは、噴霧の 内側部分から周辺部分まで少なくとも20%、好ましくは50%以上増加する。 たとえば、下記の中位の水滴のサイズは、本発明による装置において、噴霧の周 辺区域における水滴の直径は0.25〜0.35mmであり、噴霧の中央において 0.15mm〜0.25mmである。 粒子サイズの好ましい分布は、低圧ノズルによる消火水の噴霧によって生じ、 ノズルには噴霧をノズルからほぼそれ自体の流れ方向の軸線の周りに回転する濃 霧状噴霧として出現させる案内翼片を設けられている。 噴霧流の大きい粒子は噴霧の表面に集まり、小さい粒子はその中央に集まる。 噴霧の周辺区域における粒子の回転期間は比較的長く、噴霧は大きい力で燃焼中 の物品に衝突することはない。大きい粒子は周辺区域に集まり、接近してくる上 昇ガスに遭遇する。小さい水滴は噴霧の内側に保護されたままで、そこから逃げ 出すことはない。 本発明による消火装置において、噴霧水はノズルから高速で排出されて直ちに 水滴を形成するが、水滴がノズルから離れて落下するとき、水滴の回転運動によ って減速する。本発明による装置において、噴霧は高圧装置の対応する噴霧より も遅く移動し、それゆえ噴霧は消火を実施するため一層多くの時間を要する。本 発明による装置の目的は、水のできるだけ多くの部分の蒸発を可能にして、水を もっともよく利用し、水による損傷を最少にすることにある。 しかして、本発明による低圧ノズルは、消火水の入口開口、ノズル室および消 火水の出口または噴霧開口を有するノズル本体を備えている。ノズル室内側には 少なくとも一つの、好ましくは二つの案内翼片が設けられ、案内翼片は消火水を 案内してその軸線の周りに回転して前進させ、それにより消火噴霧水が排出され るとき、消火水の大きい水滴を円錐形消火噴霧の周辺に集合させ、消火水の小さ い水滴を噴霧の内側部分に集合させる。 本発明による消火装置は、燃焼ガスの迅速な温度低下をもたらし、火災の再点 火を防止する。大きい水滴によって支持された小さい濃霧状噴霧水滴は、直接火 災現場に有効に貫入する噴霧として、輸送される。大きい水滴は、それらのサイ ズが小さい水滴より通常具合よく、燃焼ガス層を通過する。本発明による装置に おいて、大きい水滴は、それらの重量のため、小さい水滴を燃焼ガス層を通して 輸送する。 本発明による装置において、リン酸アンモニウム、アンモニアおよび尿素のい ずれか一つまたはいくつかのような、再点火防止剤を0.5〜1.5%消火水に 添加するのが好ましい。リン酸アンモニウムのような再点火防止剤は燃焼中の物 品上にフィルムを形成し、火災現場において熱分解ガスが空気中の酸素と結合し て発生するのを防止し、火災の再点火を防止する。家庭内の火災において、添加 剤は、家具の布の繊維の周りにフィルムを形成して高温においてそれらが再点火 するのを防止する。フィルム形成添加剤は、液体表面にフィルムを形成すること によりとくに燃焼中の液体の消火を促進し、酸素が液体と結合することを防止す る。アンモニアのような他の添加剤は、その冷却作用を増進するため消火水に添 加することができる。添加剤は蒸発するとき熱を吸収する。さらに、アンモニア はpH値を7以上に上昇させ、それにより水の腐蝕作用を減少する。上記添加剤 は水と混合して人または環境に危険を生ずることのない弱い溶液を形成する。配 、変電所の消火装置における消火水として、蒸溜水のような無塩水が使用される が、その水に0.5%〜1.5%の再点火防止剤を添加するのが好ましい。蒸溜 水の電気抵抗は100k−ohm/cm以上である。 消火水の噴霧は通常のノズルまたはスポットノズルから、噴霧水がその中また はその付近に泡を生じないように、供給するのが好ましい。泡の薄い層は消火水 が燃焼中の物品に到達したときだけ形成される。 本発明による消火装置に設けられるノズルは、好ましくは消火水の噴霧が火に 弱い物品の所望の部分を完全にカバーするように、固定して設置されるのが好ま しい。さらに、低圧ノズルの少なくとも一部分は、火災の間にノズルから到来す る噴霧が、発生した火焔の真空側に向けられるように設置され、それにより消火 水は噴霧から火焔中に吸込まれ、それらを消火する。 本発明による装置において、通常のノズルならびにスポットノズルは、噴霧消 火液を10バール、好ましくは2〜12バールの圧力で噴霧する。約3〜18リ ットル/分の消火液が通常のノズルから供給される。スポットノズルは火に弱い 物品からたとえば0.5m〜1.5mの距離に設けられ、消火液は火焔中の所望 の点に貫入しうるが、火を有効に消火することなく火焔を通って過度に迅速に通 過することはない。約4〜16リットル/分の消火液がスポットノズルから供給 される。 スポットノズルは、好ましくは0.18〜0.5mmの直径を有する水滴を噴霧 し、水滴は熱を有効に吸収しかつ物品に火焔を通って貫入しうるかまたは真空側 に供給され、火焔の中に吸込まれる。 消火装置は、火にとくに弱い物品すなわち火がもっとも燃え付き易い室の部分 がカバーされるように、構成されている。船舶のエンジンルームにおいて、圧力 が150バールにも達しうる燃料管は、そのような物品の例であり、そこにおけ る漏洩は迅速に消火すべき火炎の飛散すなわち飛び火を生ずる。 エンジンルーム内の消火装置のスポットノズルは、それらがエンジン付近の高 圧燃料管装置を完全にカバーするように設置されるのが好ましい。さらに、火災 の場合少なくとも一つのスポットノズルが消火液を確実に火焔の真空側に供給す ることが好ましい。火焔の方向を予測することは通常困難であり、したがって、 スポットノズルは火に弱い物品の周りに、すべての可能性を考慮して、すなわち 対象とする物品より僅かに大きい面積がスポットノズルによってカバーされるよ うに設置すべきである。流体管装置の場合、スポットノズルを管に沿って相対的 に適当な距離だけ離して設置すべきであり、さらに一つ以上のスポットノズルを 管の両端外側に設置すべきである。 消火装置のノズルとして、大きい角度すなわち、ノズルの型に従い、約40° 〜125°をカバーする消火液を噴霧するノズルを使用することが好ましい。ノ ズルから排出される水または水および添加剤の圧力が小さければ小さいほど、角 度をますます大きくすべきである。たとえば、圧力6バールにおいて、消火液は 100°〜105°の角度をカバーするように噴霧することができ、2バールの 圧力において、115°〜120°の角度をカバーすることができる。 本発明による消火装置は、たとえば、乾燥装置のように、すなわち通常消火水 管内に水でなく空気が存在するように設置することができる。火災の場合、消火 装置は自動的に開放されるかまたは始動ボタンを押すことによって運転を開始さ れ、それにより消火液の貯蔵タンクに連結されたポンプは始動され、消火液を管 装置に供給する。通常のノズルおよびスポットノズル用の管装置に対して別々の ポンプを備えることが、しばしば有利である。このことは大型かつ高価なポンプ を備える代わりに、それらの全経費がかなり少ない、2台の小さいポンプが使用 されることを意味している。さらに、通常の消火に使用されるノズルの圧力およ びスポットノズルの圧力は、互いに別々に調節できる。 CO2スプリンクラ装置と比較して消火装置のいくつかの利点について述べれ ば、その利点は、 ─人々に対して安全に開放することができ、 ─人々に危険がないように自動装置として構成することができ、 ─装置には12バール以下の低圧が使用され、したがって高価なポンプおよび 圧力管が必要なく、 ─消火剤は安価であり、 ─テストの目的で安全かつ安価に開放することができ、 ─容易かつ安全に補修することができ、 ─装置に圧力タンクを必要としない ことである。 また、本発明による装置は、環境に対して危険性を有するために回避すべき、 ハロン消火装置と置換することができる。 他の公知の水消火装置と比較した消火装置の利点は、たとえば、 ─大きい水滴が、軽く、小さい水滴を燃焼中の物品に輸送するため使用される が、直接通過することがない低圧装置であり、 ─飛散する火焔中への小さい濃霧状水滴の貫入度がよく、 ─消火容量が大きく、 ─公知の高圧装置より安価でかつ容易に設置することができ、 ─水による火災現場の最善の冷却および添加剤による再点火防止のもっともよ い組合わせ、 ─ノズルは、噴霧水がもっともよく利用しうるように指向されるため、消火水 の量が最少になる、 ことである。 通常のスプリンクラ装置において、保護面積1m2当たり約5リットルの消火水 が使用される。本発明による装置において、ノズルの型に従って0.3〜6リッ トル/m2で十分であり、またある場合には、通常の装置に使用される水の量に比 較して僅かに1/10の量しか使用されず、さらに、 ─水によって生ずる損傷は通常のスプリンクラ装置よりかなり少なく、 ─消火の余波もまた、消火液のpHが約7でありかつその腐蝕作用が少ないた め小さく、 ─管内の水の循環は必要なく、そして ─低圧の小さい水滴よりなる無塩水は電気装置に損傷を生じない。 本発明による消火装置は、たとえば下記のように作用する。すなわち、火災の 場合、消火装置の始動スイッチが押され、それによりポンプは運転を開始し、タ ンクから消火水を吸込む。火災の再点火を防止する添加物がタンク内で予め添加 されかつ混合される。添加物は水中で乳化される。添加剤は、もし望むならば、 ポンプが始動した後エジェクタによって流れる消火水中に添加される。消火水は 、保護されるべき物品に対して、通常のノズルおよびスポットノズルから給送さ れる。 通常のノズルから排出された消火水(消火剤)は、室を冷却しその中の火を消 す。スポットノズルから排出された水は、火災現場および火焔の根元に向けられ 、それにより有効に火焔を切断する。通常のノズルから排出され、種々のサイズ の大、小の水滴として高圧噴霧された消火水は、火災現場に燃焼空気とともに吸 込まれ、それにより火焔を消火し、火災現場を冷却する。通常の消火装置と同じ くらいの数のスポットノズルは、本発明による装置においては必要がない。添加 剤は高熱面にフィルムを形成し、フィルムは熱分解ガスと空気中の酸素が互いに 混合することを防止し、火の再点火を阻止する。 本発明は、図面に基づいて下記においてさらに詳細に説明されるが、その中で 、 第1図は、船舶のエンジンルームに設置された本発明による消化装置の略平面 図であり、 第2図は、第1図のA−A線に沿う消火装置の垂直断面図であり、 第3図は、本発明による低圧ノズルの、部分断面、略側面図であり、 第4図は、第3図のB−B線に沿う断面図であり、 第5図は、下方および側面から斜めに見た、ノズルの翼片の図であり、 第6図は、第5図の下方からC−C線の方向に見た、他方の翼片の図である。 第1図は、2基のメインエンジン12および14を有する船舶のエンジンルー ム10を示している。エンジンルームには通常の消火管装置16が天井に、また スポット消火管装置18がメインエンジンに対応して設けられている。通常のノ ズル20は通常の消火管装置から等距離に配置され、室全体はそれらから排出さ れる噴霧水によってカバーすることができる。第1図に示す装置において、通常 の消火管装置16およびスポット消火管装置18は、二つの別の管装置よりなっ ている。 第2図は、メインエンジン12および14の上方に、天井21付近に設けられ た通常のノズル20、および通常のノズル20より低い高さに設置されたスポッ トノズル22を示している。スポットノズル22はメインエンジン12,14付 近に設けられ、それらはエンジンのすべての部分に水を噴霧することができる。 ノズルは、とくに高圧燃料管24に対する損傷によって生じた火災を消火しうる ように、配置されている。高圧燃料管24はスポットノズル22からの噴霧によ って全体的にカバーされる。スポットノズル23の部分は、第1図に示すように 、水がそれらから燃料管装置を囲む空間に噴霧されるように、すなわち消火液が 確実に燃料管装置のすべての部分の火焔の中に吸込まれるように、設けられてい る。 通常のノズル20は、天井またはメインエンジン上方約1.5〜3mのところ に互いに離して設置することができる。それらは、ノズルから排出される噴霧水 が保護すべき物品上方のエンジンルームの水平断面部分を完全にカバーするよう に、交錯している。スポットノズル22は、互いに、0.3〜0.7m、好まし くは0.5m離して設けられている。ノズル間のもっともよい距離は、ノズルと 保護すべき物品との距離およびノズルから噴霧角度の大きさによる。 第1図は、また、エンジンルーム外側に設けられた液体タンク26、および弁 28、30を通してタンクに連結されたポンプ32および34を示し、それらの 装置によって、消火液は管装置16および18に供給される。消火水に混入され る濃縮添加剤は10〜30%、好ましくは16〜21%のリン酸アンモニウム、 1〜5%、好ましくは2.5〜3.5%のアンモニア、1〜5%好ましくは3〜 4%の尿素および残量の水を含んでいる。濃縮物は消火水に混入され、水中の濃 縮物の濃度は2〜7%であり、それにより水中のリン酸アンモニウムの濃度は約 0.5〜1.2%となる。 第3図および第4図は、本発明による装置に使用される低圧ノズル36を示す 。ノズルは入口開口40および出口開口42を有する円筒形本体38を備えてい る。水の案内要素46は、ノズル室44内に設けられている。案内要素は垂直支 持板 48を有し、その幅はノズル室の直径、およびノズル室の排出端の斜めの翼片5 0および52の幅にほぼ等しい。翼片はほぼ半円形をなし、水平面上のそれらの 合計投影幅は、第4図から分かるように、ノズル室の横断面に対応する。 翼片は、第5図から分かるように、頚部54によって互いにまた円形曲線のほ ぼ中央部において支持板に取付けられている。開口60および62は、真っ直ぐ な側面56および53の下方部分に形成されている。水は翼の下側に沿って流れ 、それにより回転運動を生ずる。 しかして、支持板48は入口開口から到来する水流を二つの部分に分割する。 二つの流れ部分は、翼片50および52によって下方にノズル室44の反対側に 、そして真っ直ぐな側面56および53の下方の端部をこえて、さらに開口60 および62を通って翼片の下側に案内される。翼片の下方には、たとえば時計方 向に流れる二つの連続した噴霧流が形成され、それらは少なくとも部分的に回転 する噴霧としてノズルから排出される。噴霧は種々の大きさの水滴よりなり、そ れらは大きさに従って噴霧中に配列される。 噴霧水の水滴は、たとえば天井に配置されたノズルから前面を一列にして落下 する。大きい水滴は小さい水滴を捕捉し、周囲から熱を吸収する。通常火災現場 に一層よく貫入しうる大きい水滴は、本発明による装置内において、燃焼ガスの 層を通ってさえも、小さい水滴を火災現場に輸送する。火災現場において、小さ い水滴は大きい水滴よりも一層よい貫入力を有する。 本発明による消火装置は、その大きい消火能力により、きわめて多くの種類の 火災を消火するのにまったく適している。消火装置は燃焼中のナパームまたは溶 融金属を消火するためにさえ使用することができる。 本発明は、記載されかつ図示された実施例に限定されるものでなく、請求の範 囲に限定された本発明の範囲内において適用しうるものである。本発明による消 火装置は、上記の実施例以外に、種々の工場建屋、古い民家および教会などに使 用することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月31日 【補正内容】 請求の範囲 1.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間(10)内において消火する装置であって、該装置が、 ─保護すべき空間内において通常の消火を実施するため、該空間の上方および 側方のいずれか一方または双方に設置された通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放したオイル タンクのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火する ため設けられたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記消火装置において、 ─ノズルの少なくとも一部が低圧ノズルよりなり、そこから消火水が12バー ル以下、好ましくは2〜12バールの圧力で、噴霧され、 ─低圧ノズルがノズルから噴霧をほぼその運動軸線の周りに回転する濃霧状噴 霧として案内する案内翼片を有し、 ─消火水が0.5〜1.5%の、リン酸アンモニウムおよび尿素のいずれか一 方または双方のような、再点火防止剤を含み、 それにより、種々のサイズの水滴よりなり、かつ直径が大きい水滴の出現頻度 が噴射水の周辺においてその内側部分より大きく、対応して、直径が小さい水滴 の出現頻度が噴射水の内側部分においてその周辺より大きい噴射水が形成される ことを特徴とする消火装置。 2.低圧ノズルが消火水を0.1〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmの直径 を有する水滴として噴霧するため配置され、また水滴直径の中位のサイズか噴霧 流の内側部分から周辺まで少なくとも20%、好ましくは50%以上増大するこ とを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 3.低圧ノズルは保護すべき空間内に、少なくともノズル(22,23)の一 つから到達する噴霧が火災の間に発生する真空側に向けられるように、固定して 設けられ、それにより消火水がこの噴霧から火炎中に吸込まれ、それらを消火す ることを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 4.0.5〜1.5%の再点火防止剤を添加された、蒸溜水のような無塩水が 装置の消火水として使用されることを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 5.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間(10)内において消火する低圧消火装置に使用するノ ズルであって、該装置が、 ─空間内において通常の消火を実施するため、保護すべき空間の上方および側 面のいずれか一方または双方に設けられた通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放したオイル タンクのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火する ため設けられたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記低圧消火装置に使用するノズルにおい て、 ノズルが、消火水用入口開口、ノズル室および消火水用排出または噴霧開口を 有するノズル本体を備えたこと、および、ノズル室は内部に少なくとも一つ、好 ましくは二つの、消火水を案内してその軸線の周りに回転して前進させる案内翼 を有し、それにより消火水の大きい水滴は円錐形消火噴霧の周辺に集まり、一方 消火水の小さい水滴は消火噴霧の内部に集まることを特徴とするノズル。 6.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間内において消火する自動消火装置によって消火する方法 であって、該装置が、 ─空間内において通常の消火を実施するため、保護すべき空間の上方および側 方のいずれか一方または双方に設けられた通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放オイルタン クのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火するため 設けられたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記方法において、 消火水が0.1〜0.5mmの直径を有する種々のサイズの水滴よりなる低圧濃 霧状噴霧として噴霧され、消火水が濃霧状噴霧としてノズルからの噴霧を案内す る案内翼片が設けられた低圧ノズルから噴霧され、該濃霧状噴霧がノズルの軸線 の周りに少なくとも部分的に回転し、大きい水滴が噴霧水の表面に集まり、小さ い水滴がその内部に集まり、0.5〜1.5%の、リン酸アンモニウム、アンモ ニアおよび尿素のいずれか一つまたはいくつかのような再点火防止剤が噴霧水に 添加される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 7.消火水噴霧が通常のノズルまたはスポットノズルから、噴霧水が内側に泡 を形成することなく、消火水が燃焼面に到達したときほぼ噴霧水の形式のままで あるように排出される、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 8.少なくとも一つの消火水噴霧がスポットノズル(22,23)によって火 災現場に発生する火炎の真空側に向けられ、それにより消火水がこの噴霧から火 炎に吸込まれ、それらを消火する、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 9.0.5〜1.5%の、再点火防止剤が添加された、蒸溜水のような、無塩 水が消火水として使用される、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 10. 消火水がスポットノズルによって12バール以下の、好ましくは2〜1 2バールの圧力で噴霧される、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT, LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間(10)内において消火する装置であって、該装置が、 ─保護すべき空間内において通常の消火を実施するため、該空間の上方および 側方のいずれか一方または双方に設けられた通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放したオイル タンクのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火する ため設置されたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記消火装置において、 ノズルの少なくとも一部が低圧ノズルよりなり、そこから消火水が12バール 以下、好ましくは2〜12バールの圧力で、種々のサイズの水滴が噴霧水中に分 布する噴霧水として噴霧され、大きい直径を有する水滴の出現頻度が噴霧水の周 辺においてその内側部分より大きく、対応して、小さい直径を有する水滴の出現 頻度が噴霧水の内側部分においてその周辺より大きいことを特徴とする消火装置 。 2.低圧ノズルが消火水を0.1〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmの直径 を有する水滴として噴霧するため配置され、また水滴直径の中位のサイズか噴霧 流の内側部分から周辺まで少なくとも20%、好ましくは50%以上増大するこ とを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 3.消火水が、ほぼその運動軸線の周りに回転する濃霧状噴霧としてノズルか ら噴霧するように案内する案内翼片が設けられ、それにより噴霧の大きい水滴は 噴霧の表面にまた小さい水滴は噴霧の中央に集まることを特徴とする請求項1に 記載の消火装置。 4.低圧ノズルは保護すべき空間内に、少なくともノズル(22,23)の一 つから到達する噴霧が火災の間に発生する真空側に向けられるように、固定して 設けられ、それにより消火水がこの噴霧から火炎中に吸込まれ、それらを消火す ることを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 5.リン酸アンモニウム、アンモニアおよび尿素のいずれか一つまたはいくつ かが装置に使用される水に添加されることを特徴とする請求項1に記載の消火装 置。 6.0.5〜1.5%の再点火防止剤を添加された、蒸溜水のような無塩水が 装置の消火水として使用されることを特徴とする請求項1に記載の消火装置。 7.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間(10)内において消火する低圧消火装置に使用するノ ズルであって、該装置が、 ─空間内において通常の消火を実施するため、保護すべき空間の上方および側 面のいずれか一方または双方に設けられた通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放したオイル タンクのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火する ため設けられたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記低圧消火装置に使用するノズルにおい て、 ノズルが、消火水用入口開口、ノズル室および消火水用排出または噴霧開口を 有するノズル本体を備えたこと、および、ノズル室は内部に少なくとも一つ、好 ましくは二つの、消火水を案内してその軸線の周りに回転して前進させる案内翼 を有し、それにより消火水の大きい水滴は円錐形消火噴霧の周辺に集まり、一方 消火水の小さい水滴は消火噴霧の内部に集まることを特徴とするノズル。 8.船舶のエンジンルーム、配、変電所、ホテルルームまたは開放したオイル タンクのような狭い空間内において消火する自動消火装置によって消火する方法 であって、該装置が、 ─空間内において通常の消火を実施するため、保護すべき空間の上方および側 方のいずれか一方または双方に設けられた通常のノズル(20)、および ─エンジン(12,14)、燃料用供給管装置(24)または開放オイルタン クのような、火に弱い保護すべき空間内の物品の周りに、それらを消火するため 設けられたスポットノズル(22,23) のいずれか一方または双方を有する前記方法において、 消火水が0.1〜0.5mmの直径を有する種々のサイズの水滴よりなる低圧濃 霧状噴霧として噴霧され、消火水がそれらの軸線の周りに少なくとも部分的に回 転する噴霧として噴霧され、大きい水滴が噴霧水の表面に集まり小さい水滴がそ の内部に集まる、ことを特徴とする消火方法。 9.0.5〜1.5%の、リン酸アンモニウム、アンモニアおよび尿素のいず れか一つまたはいくつかのような再点火防止剤が噴霧水に添加される、ことを特 徴とする請求項8に記載の方法。 10. 消火水噴霧が通常のノズルまたはスポットノズルから、噴霧水が内側に 泡を形成することなく、消火水が燃焼面に到達したときほぼ噴霧水の形式のまま であるように排出される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 11. 少なくとも一つの消火水噴霧がスポットノズル(22,23)によって 火災現場に発生する火炎の真空側に向けられ、それにより消火水がこの噴霧から 火炎に吸込まれ、それらを消火する、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 12. 0.5〜1.5%の、再点火防止剤が添加された、蒸溜水のような、無 塩水が消火水として使用される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 13. 消火水がスポットノズルによって12バール以下の、好ましくは2〜1 2バールの圧力で噴霧される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
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