JP2022070057A - 投げ込み式放水機器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022070057000001
【課題】本発明は、火災現場の燃焼箇所に放水機器を直接投げ入れ、燃焼箇所への直接放水を可能とする投げ込み式放水機器に係るものであり、火災現場での高い消火能力を発揮する。
【解決手段】本発明の投げ込み式放水機器は、フレームガード(1)と、このフレームガードの内部に配置された回転放水3-D形(立体形)ノズル(3)とからなり、回転放水3-D形ノズル(3)はホース(8)と接続している投げ込み式放水機器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災現場の燃焼箇所に放水機器を直接投げ入れ、燃焼箇所への直接放水を可能とする投げ込み式放水機器に係るもので、火災現場での高い消火能力を発揮できるものである。
消火活動は、消防隊が火災現場に到着後火災の状況に応じて即座に方針が決められ直ちに消火活動に着手される。消火は、燃焼箇所に直接放水するのが最も効果的な消火方法であるが、燃焼が進行し強烈な火焔・多量の黒煙や火災現場への立ち入りを妨げる障害物等により、消防隊員が現場に立ち入って直接放水できない場合があり、この場合、火災室に近い窓または開口部に向かってやみくもに間接放水していた。
この間接放水には、特許文献1に記載されるような公知の消火水銃の自動高速霧化装置により霧化された消火水を火災箇所に放水するものがあるが、このような従来品は直接放水を可能とするものではなく、依然として間接放水に頼る消火効率の低いものであった。
特表2017-505164号公報
本発明の投げ込み式放水機器は、上記の従来技術の欠点を克服するため、燃焼箇所に投げ込み式放水機器を投げ込むことにより燃焼箇所への直接放水を可能とするものであり、これにより火災室内の熱環境を改善し、間接放水よりも相対的に消火時間が短縮される。その結果、残留者の捜索や救助活動を早め、さらに隣家への延焼度合いを軽減し、総合的に火災被害の拡大防止に寄与できることを課題とする。
本発明の課題は、特許請求の範囲に記載された発明特定事項によって解決される。すなわち、火災現場に投げ込まれる投げ込み式放水機器であって、フレームガードと、このフレームガードの内部に配置された回転放水3-D形(立体形)ノズルとからなる投げ込み式放水機器を提供することにより、問題の解決を図るものである。
本発明によれば、コンパクトな投げ込み式放水機器を火災現場の燃焼箇所に直接投げ入れることにより、燃焼箇所への直接放水ができるようになる。
図1は、本発明の投げ込み式放水機器を表わす全体図である。 図2は、回転駆動用ノズルの断面を示す図である。
本発明による火災現場に直接投げ込まれる投げ込み式放水機器は、フレームガードと、このフレームガードの内部に配置された回転放水3-D形(立体形)ノズルとからなるものであり、殻状の表面に多数のノズル孔(噴射孔)を設けた回転放水3-D形(立体形)ノズルが消防ホース(濡れホース)と接続するものである。
本発明を図示の実施例に基づいて詳しく説明する。図1には、本発明の火災現場に直接投げ込まれる投げ込み式放水機器が示されている。投げ込み式放水機器のフレームガード1は、金属製枠状部材等のフレーム部材で構成され、このフレーム部材には回転放水3-D形(立体形)ノズル3(以下、単に「回転放水ノズル3」という。)の回転軸4を軸受支持する支持板2が固定されている。
この回転放水ノズル3は、例えば、殻状の球体(球状)表面の3次元方向(前後、左右、上下)に多数の噴射孔(ノズル孔)を開けた球体または球状のノズル(ノズル体)であり、回転放水ノズル3の回転軸4は、フレームガード1の内部に配置された支持板2と一体の軸受けにより回転可能に支持される。このように回転放水ノズル3はフレームガード1の内部に配置され、このフレームガード1とは十分な空隙を保持するので、放水機器が投げ込まれた際の着地姿勢または他の障害物等により放水の進行方向が塞がれることがなく、回転放水ノズル3を直接床面や障害物に接触させることはない。
回転放水ノズル3に接続して一体に設けられる回転軸4は、中空状の軸であり、回転放水ノズル3の殻状表面のノズル孔と導通し、このノズル孔から噴射・放水される水を供給する。この回転軸4の中空水路は、接続金具(媒介金具)6及び回転金具7を介して消防ホース8(濡れホース)に接続される。回転金具7は、差し込み側(固定側)とホース接続側に分かれ、両者は回転可能に組み合わされている。回転金具7のホース接続側は、ホースのねじれを解消する回転動作を担っている。回転金具7の固定側は、接続金具6に差し込むことで接続金具6の係止爪により固定される。消防ポンプ車から供給される水は、この消防ホース8を通して通水される。火焔の激しい高温度にさらされる消防ホース8は、森林火災などで使用される「濡れホース」を使用する。濡れホースはホースライニング部分に小さな穴が無数にあいており、この穴から水がしみだし、ホースの表面を濡れた状態にして火焔に耐えさせる。
図1、2に記載されるように、回転放水ノズル3の球体ノズル外面には、回転放水ノズル3を回転させるための回転駆動用ノズル5が設けられる。これにより、回転放水ノズル3は回転しながら消防水を表面のノズル孔(噴射孔)から四方八方へ放水することにより、放射される水がすべての円周方向に万遍なく向けられ、放水影をできるだけなくしている。回転駆動用ノズル5の替わりに、高圧通水を直接当てて回転放水ノズル3を回転させる回転用ブレード(翼)を用いることもできる。
ホース先端には、前記したように、ホースのねじれを解消する回転可能な回転金具7が装着され、この回転金具7が媒介金具6内の片側(後方)に差し込まれ装着される。また、媒介金具6の他方側(前方)には回転放水ノズル3に一体に設けられた中空の回転軸4が回転可能に差し込まれて装着され、これにより、媒介金具6および回転金具7を介して消防ホース8から回転放水ノズル3までの通水経路が形成される。
投げ込み式放水機器単体の重量は、約6kg程度であり、人力での運搬及び投げ込み作業を容易に行うことができる。この回転放水ノズル3からの放水は、すべての方向に半径約5mの放水距離を確保し、かつ球体または球状の回転放水ノズル3が回転するので、放水影が生じない全周放水となる。
火焔勢力のすさまじさ、激しい黒煙発生、障害物などにより消防隊員が建物内部に侵入不可能になり、消火活動にいちじるしい困難を生じさせる場合には、本発明の投げ込み式放水機器を建物内部に投げ込むことで、フレームガードごと火災箇所に着地し、無人のままの直接放水が可能となる。さらに建物外部からの間接放水と組み合わせることにより、消防箇所での更なる消火能力が向上し、消火時間の短縮に寄与できる。
火災現場へ投げ込む方法は、人力により火災箇所に直接投げ込む方法であるが、投げ込み作業が容易に行えるように投げ込み用補助機材を用いることも可能である。
1 フレームガード
2 支持板
3 回転放水3-D形(立体形)ノズル
4 回転軸
5 回転駆動用ノズル
6 媒介金具(または接続金具)
7 回転金具
8 消防ホース(濡れホース)

Claims (3)

  1. フレームガード(1)と、このフレームガードの内部に配置された回転放水3-D形ノズル(3)とからなる投げ込み式放水機器であって、回転放水3-D形ノズル(3)はホース(8)に接続している、火災現場に投げ込まれる投げ込み式放水機器。
  2. 回転放水3-D形ノズル(3)が、球体または球状である請求項1に記載の投げ込み式放水機器。
  3. 回転放水3-D形ノズル(3)を回転させる回転駆動用ノズル(5)または回転用ブレードを備えている請求項1または2に記載の投げ込み式放水機器。
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