JPH09505907A - 自動整列機能を有するコアエクステンションを用いた光ファイバーの相互連結構造 - Google Patents

自動整列機能を有するコアエクステンションを用いた光ファイバーの相互連結構造

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JPH09505907A
JPH09505907A JP7515227A JP51522795A JPH09505907A JP H09505907 A JPH09505907 A JP H09505907A JP 7515227 A JP7515227 A JP 7515227A JP 51522795 A JP51522795 A JP 51522795A JP H09505907 A JPH09505907 A JP H09505907A
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Abstract

(57)【要約】 光ファイバー相互連結構造は光ファイバー(5)を光チャネル導波管(1)に接続するものである。チャネル導波管(1)は断面積と形がチャネル導波管(1)のそれらと全く同一で、窪んだチャネル(2)の同一直線上に延長されている。光ファイバー(5)は、チャネル導波管(1)と同一直線上にある。チャネル導波管へのスムーズな光の移行を行うために光ファイバー(5)の先端のファセットにコアエクステンション(6)が設けられている。光の相互連結を容易にするためにテーパーを付けたチャネル導波管は、先端部でかなり大きな断面積を持つようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 自動整列機能を有するコアエクステンションを用いた光ファイバーの相互連結 構造 発明の属する分野 本発明は概して光ファイバーと光導波管に関するもので、特に光ファイバーと 光チャンネル導波管を相互に連結するための構造に関するものである。 従来の技術 最も一般的な光導波管は、丸型のクラッディングにサポートされた丸型のコア をもつファイバーである。次に一般的なのが、を通常の場合直角とした光学基板 の表面の近くに導光チャンネルを設ける平面導波管である。平面導波管における 導光を行うためのコアは、しばしば光チャンネル導波管と呼ばれる。光変調、波 長の多重化、スイッチングやカップリングといった多くの有用な光学機能が平面 導波管により実現される。 誘導される光は、ほとんどがコアかチャンネルの中に存在する。ファイバーの コアの断面の大きさは一般的にはシングルモードファイバーで10ミクロン(0 .01mm)以下で、マルチモードファイバーでは200ミクロン以下である。 チャンネル導波管の断面の大きさも同様の範囲内にある。したがって、複数のフ ァイバー間での光のコネクティングやカップリング(結合)は非常に難しい。そ の結果、光ファイバーコネクターや光ファイバーカップラーの値段は非常に高く なり、特に、マイクロ波ケーブル用の同様な構成部品と比べると非常に高価にな っている。コネクターとカップラーは、光ファイバー通信において最も頻繁に使 用されるものの一つであるため、その価格の高さが、画像電話、コンピューター ネットワークやケーブルテレビといった光ファイバー通信の応用の広がりの障害 となってきた。 1994年2月15日発行のアメリカ合衆国特許番号5,287,424とし て特許を受けた本件の出願者とその共同発明者は、平行に置かれた多くの光ファ イバーの中で、光を分割したり、結合するための光ファイバー用カップラーの研 究に主に取り組んでいる。しかしながら、本出願は、一つの光ファイバーから別 の光ファイバーに光を一対一対応で転送し、または、光ファイバーとチャンネル 導波管の間で光を一対一対応で転送するための、光ファイバー用コネクターに関 するものである。 光ファイバーコネクターは光ファイバー技術において重要な構成部品のひとつ であり、特に、光ファイバー通信において、これは非常に重要である。コンピュ ーターネットワークの連結などのように、アプリケーションの使用対象がエンド ユーザーに近くなるにつれ、そのコストが重要な課題となってくる。従来の光フ ァイバーコネクターはそのようなアプリケーション用としては、非常に高価で複 雑なものである。また、そのようなアプリケーションは、電子ケーブル用のマル チピンコネクターと同様な位置づけで、マルチファイバー配列のコネクターを必 要とする。こういった配列コネクターでは、コネクターのスペース、コネクショ ンあたりのコスト、それに、コネクションに要する時間を最小限にとどめるよう にする。そのような、マルチファイバー配列コネクターに関する技術は今のとこ ろまだ初期段階にあり、値段も非現実的な高さである。 一般に、ファイバー間の接続は光ビームが接続平面で拡大されたときに容易に なる。ビームが拡大されるとき、アライメント公差は大きくなり、角公差は小さ くなる。例えば、WassermanとGibolarはアメリカ合衆国特許番号5,097,5 24において、光ビームを拡大するためにレンズを用いたコネクターの具体化例 を開示している。Moslehi達は、Optics Letters,11月23日号14巻の13 27ページにおいて、光線の拡大に基づく、光ファイバーの光学的接続について の発表を行っている。HusseyとPayneはElectronics Letters、11月1日号24 巻の14ページに、ファイバーホーンビーム拡張器に関する発表を行っている。し かしながら、これらの技術はファイバーとビームを拡張する部品の間で全反射角 の調節を必要とする。また、この技術は、シングルファイバー接続用であり、配 列接続には役に立たない。 その他の重要な光ファイバー技術として、光ファイバーとチャンネル導波管の 接続がある。現在のところ、チャンネル導波管はフォトリソグラフィーか、電子 ビームやレーザービーム書き込みといった他のハイレベルな技術を用いて、平ら な光学基板の表面上や表面の近くに設けられている。ほとんどのアプリケーショ ンにおいては、チャンネル導波管は光ファイバーと一対一で対応するように、先 太りのかたちで接続されなければならない。この接続を行うために、チャンネル 導波管の端を、平面に且つ導波管の面に対して直角にカットしなければならず、 また、基板の表面から1、2ミクロン以内で、基板のエッジを正確に直角を保ち ながら、光の波長の程度に応じた許容量の範囲内で磨く必要がある。その後、フ ェーセット(facet)のある光ファイバーを先に説明した要領で用意されたチャン ル導波管の先端のフェーセットに近づける。光ファイバーのコアとチャンネル導 波管は、数ミクロンかそれ以下の間隔で横に並べられなければならない。そして 、太くなっているほうに接着剤をつける。その配列は、接着剤が固まるまでの接 着剤の体積の変化や移動のためにしばしばずれ、そのために接続に損失が生じる 。また、たとえその配列が完璧だとしても、ファイバーの丸形のコアとチャンネ ル導波管の大きな四角形では形があわず、接続にかなりの損失を生じる原因とな る。全般に、ファイバーとチャンネル間の接続にかかるコストは非常に高い。こ れが、莫大な利益をもたらす可能性があるにもかかわらず、光フィバー技術がよ り大きな消費者市場に参入できないでいる理由の一つである。 発明の開示 したがって、光ファイバーコネクターにおける技術的な難点を解決するための 、今までにない光学的な相互連結の具体的構造を提供することが本発明の第一の 目的である。 さらに、配列型ファイバーコネクターの、今までにない光学的な相互連結の具 体的構造を提供することが本発明のもう一つの目的である。 本発明の全般的な目的は、利用者が少なく、少量生産品となる光ファイバー通 信アプリケーションの場合であっても、光ファイバー連結にかかるコストを十分 低くすることにある。本発明の基本的な接続素子は、コアとクラッディングを有 するシングル光ファイバーと、参照するアメリカ合衆国特許番号5,287,424で開 示されるコアエクステンションと、先端を窪ませてその窪みにコアエクステンシ ョンを付けたチャンネル導波管とから構成される。参照の特許にあるように、コ アエクステンションは、角の形に分岐した形でファイバーのコアの先端のフェー セットに取り着けられている。本発明では、チャンネル導波管の断面積は常にコ アの断面積より大きく、ファイバーからチャンネル導波管の接続はコアエクステ ンションを通して行われる。したがって、ファイバーとチャンネル導波管の間の 接続では自動整列が行われる。チャンネル導波管は、変調、波長の多重化、スイ ッチング、カップリング、そして接続といった様々な機能を果たす。ファイバー からファイバーへの接続の実施例においては、チャンネル導波管の断面積がかな りの大きさになるため、チャンネル導波管にテーパーが設けられている。 図面の簡単な説明 図1は、光チャンネル導波管とチャンネル導波管の同一直線上延長にある窪ん だチャンネルの透視図である。また、その右側に、窪みにあるチャンネルの断面 図とチャンネル導波管の断面図を、DとEとして示している。 図2は、図1と同じ構造物であるが、窪んだチャンネルの上部に厚板のカバー を加えてあるものを示している。 図3は、図1と同じ構造物に、光ファイバーが加えられ、光ファイバーのコア エクステンションが先端部分の窪みの内側に置かれたものを示している。 図4は、図2のチャンネル導波管の実施例を切断し、正面方向から見た図であ る。 図5は、図1と同じ物をチャンネルに沿って切断し側面方向から見た断面図で ある。 図6は、図1と同じ物を水平方向に切り平面方向から見た断面図である。 図7は、図3と同じ物をチャンネルに沿って切断し側面方向から見た断面図で ある。 図8は、図3と同じ物を水平方向に切り平面方向から見た断面図である。また 、ファイバーにある光を誘導するコアやコアエクステンションのいくつかの部分 の断面図、それにチャンネル導波管の断面図をその下に示している。 図9は、図3と同じ構造物であるが、窪んだチャンネルへのファイバーの挿入 が容易になるように、挿入口で窪んだチャンネルにテーパーを設けたものを示し ている。 図10は、図3と同じ構造であるが、光ファイバーが窪んだチャンネルの完全 に外側にあるものを示している。 図11は、図10と同じ物を水平方向に切り平面方向から見た断面図である。 また、ファイバーにある光を誘導するコアやコアエクステンションのいくつかの 部分の断面図、そしてチャンネル導波管の断面図をその下に示している。 図12は、図3と同じ構造物であるが、同じ基板に配列された2ユニットの光 ファイバーの相互連結の実施例である。 図13は、図12と同じ構造物であるが、2つのチャンネル導波管を合わせる ために2つのチャンネル導波管にテーパーを着けていて、光カップラーの形式と なったものを示している。 図14は、図3と同じ構造であるが、先端で断面積が大きくなるようにチャン ネル導波管にテーパーを設けた物を示している。また、光を誘導するコアのいく つかの部分の断面図をA、B、C、Dに示す。 図15は、図13と同じ構造であるが、チャンネルの断面が円形になっている ものを示している。 図16は、図14に示した先細りのチャンネルをもった一組の光ファイバーコ ネクターを示した斜視図である示した斜視図である。 図17は、図15と同じ断面をもった光ファイバーコネクターのタイプの一つ を示した斜視図である。 図18は、図15と同じ断面をもった光ファイバーコネクターの別のタイプを 示した斜視図である。 図19は、図16と同じ構造物であるが、マルチファイバー配列コネクター式 のファイバー相互連結の要素が2ユニットあるものを示している。 図20は、基本的には図14と同様であるが、ファイバーが2つのセグメント から構成されているものを示している。 図21は、図20と同じ構造物であるが、ファイバーの2つのセグメントのう ち1つが取り除かれているものを示している。 図22は、図14あるいは図21と同じ構造物で、光ファイバーが取り除かれ て いるものを示している。 図23は、図20のファイバーのコアとチャンネル導波管を水平方向に二分し た断面図を示している。 図24は、図21のファイバーのコアとチャンネル導波管を水平方向に二分し た断面図を示している。 図25は、図22のチャンネル導波管を水平方向に二分した断面図を示してい る。 本発明を実施するための好適な実施態様例 図1は、基板3に作られたチャンネル導波管1と窪んだチャンネル2を示して いる。チャンネル導波管1の断面の面積と形は窪んだチャンネル2の断面の面積 と形と同じである。この点は、図1のDとEにおける断面図に示されている。断 面の形は図に示されているような長方形である必要はない。図DとEにおける形 と面積が同じであれば、どのような形でもよい。好ましくは、チャンネル導波管 1と窪んだチャンネル2にまで伸びる窪んだチャンネルを最初に作り、その後に チャンネル導波管1を形成するためにチャンネルの一部を埋めてチャンネル導波 管1を作るのがよい。参照する特許(合衆国特許番号5,287,424)にあ るような光化学反応を起こすポリマー素材は、図1に示されたような窪んだチャ ンネル2やチャンネル導波管1を作るのに特に適している。最初にチャンネル導 波管1と窪んだチャンネル2にまで伸びるチャンネル導波管を作り、それから窪 んだチャンネル2を作るためにチャンネル導波管の上部をエッチングして、図1 にあるような実施例を作ることもできる。窪んだチャンネル2は、成型技術を用 いてつくることもできる。おそらくその方法が安価で、且つ、大量生産を行うの に最も適した方法であろう。窪んだチャンネル2はその四方すべてを取り囲むよ うに、図2にあるように厚板のカバーで上部をカバーするほうがよい。厚板4は 、基板3の構成部分としてもよいし、取り外しができるようにしてもよい。 チャンネル導波管1は光を誘導するためのもので、ふつうは屈折率が基板3や 上部に置く媒体等の周囲にあるものよりも高い屈折率をもった材料で作られる。 図3は、光ファイバー5が図1の窪んだチャンネル2内にあるものを示し、コ アエクステンション6が参照する特許に説明された要領でコア7のアウトプット 用の先端のフェーセット側にあることを示す。参照の特許の「本発明の概要」に 説明されているように、コアエクステンション6の屈折率は周囲の媒体の屈折率 より大きいため、適切な挿入角度でチャンネル導波管を通ってコアエクステンシ ョン6に入る光は全反射を経て、コア7に到達し結合するまでコアエクステンシ ョン6によって誘導される。光が、直径が小さくなったテーパー部に達すると、 その入射角は小さくなる。(注:光幾何学では、入射角とは、光線と導波管に垂 直な法線との間の角をいう。導波管理論を用いてさらに正確な図を使えば、投射 角はチャンネル導波管の伝播固有モードの波動ベクトルの横軸の成分と縦軸の成 分の間の比の正接をとることにより決定される。)テーパー部分が長過ぎ、その 角度が大きくなりすぎた場合、光線の一部の入射角が小さくなりすぎて、テーパ ー部分のうちのいくつかの点で全反射を受けられなくなることがある。このよう なことが起こると、これらの光線は誘導用の構造部分から逃げてしまう。テーパ ーの角度を小さくし、長さを短くすることにより、このような問題は減少される か、あるいは完全に解決することができる。テーパー部分の角度が十分小さけれ ば、いわゆる断熱過程が達成され、誘導モードから非誘導モードへの切り替えに よって生じる損失なしに光が伝えられる。したがって、コアエクステンション6 のテーパーの角度は小さいほうが好ましい。これは、コアエクステンション6に 参照する特許に説明された方法、即ち、ファイバーのコア7に入ってくる紫外光 線をファイバーの低レベルモードに抑える方法、を用いて実現することができる 。また、参照する特許に説明されているように、ファイバークラッディング6を できるだけ多く削り取って、コアエクステンション6の広がりをそれほど大きく する必要がないようにするとよく、それにより、コアエクステンションの角度が 結合機能を果たすためにそれほど大きくならなくてもすむようになる。これは、 図2にあるように、クラッディング8をファイバー5から全てあるいはほとんど 削り取り、また窪んだチャンネル2の幅と深さがファイバー5よりもあまり大き くならないようにすることを意味する。 コアエクステンション6は、チャンネル導波管1の素材と同じか、あるいは似 た素材で作るのが好ましい。そうすることにより、組み立てが全て終わった段階 でコアエクステンション6とチャンネル導波管1の間の境界面をなくすことによ り、チャンネル導波管1とコアエクステンション6の境界面で、不完全なコンデ ィションによって生じる反射損失やその他の損失を減少させることができる。 コアエクステンション6は窪んだチャンネル2の壁に到達するまで広がってい るので、コア7からチャンネル導波管1への移行は自動的に整列され、断面の形 、大きさともに完全に一致させられる。この点については、図1から図3の実施 例の断面図である図4から図8でさらに明確にされている。 図4は、光の伝播方向に垂直な平面で切った図2のチャンネル導波管1と基板 3の断面図を拡大したものである。チャンネル導波管1の上部の媒体は、空気や チャンネル導波管の屈折率より低い屈折率を持つ他の光学材料等である。 図5は、図2をチャンネルに沿って基板の表面に直角に交わる平面上で見た、 チャンネル導波管1、基板3と厚板のカバー4である。コアエクステンション6 の材料が紫外線排除のために特定の形を形成する前に基板の上部の表面と同じ高 さになるように用意されれば、厚板のカバーは必要でないかもしれない。この場 合、コアエクステンションの上部の外形は、窪んだチャンネル2の上において厚 板のカバー4の外形と同じになる。 図6は、図2をチャンネル沿いで基板の表面に平行な平面上の断面から見たチ ャンネル導波管1と基板3を示している。 図7は、図5と同じものであるが、コア7とクラッディング8を有するファイ バー5と、コアエクステンション6が付け加えてある。コアエクステンション6 は、参照する特許の教示にしたがって作られている。厚板のカバー4は、コアエ クステンションを作った後で取り除いてもよい。 図8は、図7に直交する平面から見た断面図である。つまり、図8は、図6に ファイバー5とコアエクステンション6を加えたものを示している。また、図8 は、光ファイバーのコア7からコアエクステンション内にある3点を経てチャン ネル導波管1に到るまでにある点AからEまでの光誘導構造の一連の断面図を示 している。参照する特許に説明されているように、コアエクステンションの広が りにより、コアエクステンション6は窪んだチャンネル2の内部スペースを図で 示すように埋めている。したがって、コアエクステンション6の面積と同様、形 も図に示されたようにチャンネル導波管の形に適合する。先に述べたように、チ ャンネルの形は図にあるような長方形である必要はなく、楕円形、円形、四角形 、またはそれらの組み合わせといったような、どのような形でもよい。この自動 整列機能と自動形状調節機能により、ファイバーの相互連結がはるかに容易で安 価になる。 図9は、図8と同じであるが、光ファイバー5の挿入が容易になるように窪ん だチャンネル2の挿入口にテーパー状になった切り換え部分が付け加えられてい る。このような挿入口の切り換えは、本発明の開示に説明されたすべての実施例 に加えることができる。 図10は、ファイバー5が窪んだチャンネル2の完全な外側に位置するという点 で、図3と僅かに異なる。このため、窪んだチャンネルの幅や深さをコア7の直 径より少し大きく、且つ、クラッディング8の直径より少し小さくすることがで きる。したがって、コアエクステンション6はそれが窪んだチャンネル2を埋め つくす前にそれほど大きく広がる必要がないということである。これは、コアエ クステンション6でテーパーが早く始まりすぎるか、あるいは過剰に長すぎると きに起こりうるモード変換損失を少なくするために有利である。図11は、図1 0に示した実施例に沿ったそれぞれの点における光線の形の変化を示したもので ある。本出願で説明されたすべての実施例では、図3や図9のような形ではなく 、本発明の基本的な教示を保ったまま、図10に示したような形で光ファイバー 5を置いてもよい。 多くのアプリケーションでは、基板上での相互連結にあたり複数のチャンネル 導波管と複数のファイバーが含まれる。図3の実施例は図12で示すようなマルチ チャンネルの場合にも適用することができる。図12のチャンネルでは、コアエ クステンション11、12をそれぞれ有する2つのファイバー9、10が2つの チャンネル導波管13、14に接続されている。反対側の先端は、二つのコアエ クステンション15、16が2つのファイバー17、18に接続されており、左 右対称になっている。コアエクステンション11、12、15及び16のそれぞ れは対応する個々のチャンネル内にあり、また、それらが対応する窪んだチャン ネルの内壁に結合していることに注目してほしい。ここが、参照する特許に説明 されているカップラーの実施例と対照的な点である。参照する特許では、ファイ バーが複数の場合には、ファイバーはいつもそれぞれとなりどおしにおかれ、コ アエクステンションを通して、それぞれ互いに結合させられている。チャンネル 導波管13、14は、互いに光学的に独立しているか、あるいは減衰フィールド カップリングにより結合させられることもある。導波管の材質が電気光学的性質 を有する場合には、電気的に結合をコントロールすることができる。その場合、 たとえばファイバー9のようなインプット用のファイバーの中の光は、一つのア ウトプット用のファイバー17と別のファイバー18の間で入替えられる可能性 もある。 図13は、図12と同様に、複数のファイバー19、20とそれに対応するコ アエクステンション21、22がそれぞれチャンネル導波管23、24に連結さ れているものを示すが、チャンネル導波管23、24が光結合部を形成するため に中心25に向かって一体とされている。前述したように、これは参照する特許 にあるカップラーの実施例と本発明が対比されるところである。本発明では、コ アエクステンションはそれぞれ離れていて、テーパーを着けられたために一体と なって結合したチャンネル導波管によってカップリングが行われる。一方、参照 する特許では、カップリングは結合するコアエクステンションを直接通して行わ れる。 図12と図13に示されているチャンネル導波管13、14、23及び24の 機能は光ファイバー技術の分野で一般的に知られている。従って、本発明は図1 3にあるようにテーパーを付けたチャンネル導波管のカップリング機能に関する 新しい教示の特許を請求しているものではない。これまでにない新しい点とは、 光ファイバーとチャンネル導波管の相互連結の実施例に関する内容である。現時 点では、チャンネル導波管はフォトリソグラフィーと薄いフィルムに関連した技 術を用いた大量生産によって、かなり安価に生産されているというのが現実であ る。コストがかかるのは、チャンネル導波管と光ファイバー間の相互連結の部分 である。従って、本発明に開示された相互連結の方法と実施例により、光ファイ バー技術の部品のコストをかなり下げることができることとなる。 光ファイバーの相互連結に関して重要なものとして、他に取り外し可能なファ イバーコネクターがある。光ファイバーを用いた技術が使われるようになった初 期の頃から、光ファイバーのコアで誘導される光ビームのサイズが小ささが、コ ネクターのデザインを困難で高価格なものとし、また、光ビームのサイズを拡張 すれば連結が容易になるということことは周知のことであった。球レンズや、グ レーデッドインデックスロッドレンズがビームの拡張にしばしば使われる。ビー ムは連結操作を容易にするにはかなりの大きさに拡張されなければならない。接 続を容易にするためには、光ビームの直径が、0.1mmから1mmの範囲にあること が望ましい。 光ビームを拡張して一つのファイバーを別のファイバーに連結する際、ビーム の直径が大きくなるにつれて必ず光の広がりの角度が小さくなるようにすること が大切である。というのは、対をなすファイバーを結合するために元のサイズに 光が縮小される際、光の広がりの角度が大きくなるからである。つまり、その角 度がビームが拡大される過程において十分縮小されない場合、縮小段階で角度が 大きくなりすぎて全反射光を受けられなくなるからである。拡大していくコネク ターのテーパーの角度を小さく押さえるために、図14に示されたようなコネク ターの実施手段を発明した。これは、基本的には図8に示されたものと同じであ るが、チャンネル導波管29にテーパーをつけ、広がったところを光結合のため の先端部とするために切断したものである。テーパーと光の拡大のほとんどは、 チャンネル導波管29内でなされ、これは精密にデザイン、作成することができ る。コアエクステンション28は単にファイバーコア27とチャンネル導波管2 9の間を確実に連結するためのものにすぎない。点A、B、C及びDの光誘導を 行う媒体の断面図が図14の下方に示してある。この特定のケースでは、点C、 Dからのチャンネル導波管は二元的拡大をなしているが、一元的拡大とするのも 可能である。クラッディングの層26をほとんど取り除き、そして、点A、Bに おけるチャンネルの幅を、エッチングしたクラッディングの直径に非常に近くす ることにより点A、Bからの拡大をごく小さいものにおさえることができる。 図15は、図14と同じであるが、チャンネル導波管34の断面が丸型であるも のを示している。 図16は、図14と同じの断面図をもつコネクターとその対の部分の透視図で を示す。 図17は、図15で示す断面図をもつコネクターの実施例の透視図である。 図18は、図15のコネクターの可能性のある別の実施例を示している。 図19は、図16で示すコネクターを配列したものを示したものであり、2つ のファイバー38、39がそれぞれ2つの別々の、テーパーを付けた先細りチャ ンネル導波管42、43に2つ別々のコアエクステンション40、41を通して 連結され、同一平面上で先端44を切断したものを示している。この配列コネク ターは、同じ基板45上に作られる。2つの光誘導のユニット間の距離は同系列 の配列コネクターの中で自在な接続ができるように精密にデザインすることが可 能である。図19の配列では2つのユニットのみが示されているが16、32、 または64ユニットといった、もっと多くのユニットを同じ基板45上に作るこ ともできる。 図20は、基本的に図14と同じものを示すが、光ファイバー47が窪んだチ ャンネル内に収まる短さで、もう一つのファイバー46が図のように加えられて いる場合である。コアエクステンション48を参照する特許の教示にしたがって 形成した後、2つ目のファイバー46を除去し、図21に示すような実施例とす る。新しいファイバーを2つ目のファイバー46と置き換えてもよい。最初のフ ァイバー47が除去されて、図22にあるような実施例となる。最初のファイバ ー47を取り外し可能にするために、コアエクステンション48が参照する特許 の教示にしたがって作られる前に光ファイバーの先端のフェーセットに薄い膜を 設けしてもよい。この薄い膜はコアエクステンション48の材料に付着しない材 料で作られたものでなければならない。そのような非粘着性の材料としては、シ リコンゴムやテフロンが挙げられる。また、この薄い膜はコアエクステンション 48、チャンネル導波管49や基板50の材料をいためることのない薬品に溶け るものでもよい。そのようなもととしては、融点の低いワックスがあげられる。 「光ファイバーの除去」といわれるこの特質は、図3のような本発明で説明され た他の実施例にも適用することができる。 図23、24、25は、それぞれ図20、21、22に示された実施例の断面 図である。 本発明について述べられた教示を考慮した数多くの応用やバリエーションが考 えられるのは明白である。したがって以下に付加された請求の範囲を解釈するに あたっては詳細な説明の記載を考慮するものとする。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年3月31日 【補正内容】 補正された請求の範囲 1.光ファイバーと光導波管を連結するための光ファイバーの相互連結構造であ って、 光学基板3に設けられた窪んだチャンネル2と、 その光学基板3で窪んだチャンネル2の延長部と同一線上に置かれて、且つ、 そのチャンネル2の断面の面積と形と同じ面積と同じ形とを有するチャンネル導 波管1と、 窪んだチャンネル2と同一直線上にあり、且つ、先端のフェーセットが窪んだ チャンネル2と面している、コアとクラッディングを有する光ファイバー5と、 窪んだチャンネル2の内側に置かれ、そして、感光することにより変形し形成 可能となる物理的性質を持つ光活性体で作られ、そして、コアの自動整列を可能 とするために窪んだチャンネルの壁に物理的に触れるように最も離れた先端部の 直径がコアの直径よりはるかに大きくなるように十分遠くにまで光の放射上の形 に従って伸ばされ、そして、光を閉じ込めるために周囲の媒体よりも高い屈折率 を与えられ、そして、ファイバーのコアを出ていく光が損失が減少した状態でチ ャンネル導波管と連結されることを可能とし、そして、その形や断面積が徐々に 光ファイバーのコアの形や断面積からチャンネル導波管の形や断面積に変化させ られる、光ファイバーのコアエクステンション6と、 から構成される光ファイバーの相互連結構造。 2.窪んだチャンネルが光活性体によりフォトリソグラフィーの技術を用いて作 られた、請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 3.窪んだチャンネルが成型技術を用いて作られた、請求項1記載の光ファイバ ー相互連結構造。 4.チャンネル導波管とコアエクステンションが同じ材料で作られた請求項1記 載の光ファイバー相互連結構造。 5.コアと窪んだチャンネルの壁の距離を局所的に最小とするためような厚さの クラッディングにコアが囲まれた請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 6.光ファイバーと光導波管を連結するための光ファイバーの相互連結構造であ って、 光学基板3に設けられチャンネル導波管からの距離が大きくなるにつれ、窪ん だチャンネルの断面積を徐々に大きくすることにより、光ファイバーの窪んだチ ャンネルへの挿入を容易とした、窪んだチャンネル2と、 その光学基板3で窪んだチャンネル2の延長部と同一線上に置かれて、且つ、 そのチャンネル2の断面の面積と形と同じ形と同じ面積を有するチャンネル導波 管1と、 窪んだチャンネル2と同一直線上にあり、且つ、先端のフェーセットが窪んだ チャンネル2と面している、コアとクラットを有する光ファイバー5と、 窪んだチャンネル2の内側に置かれ、光ファイバーのコアとチャンネル導波管 を相互連結し、そして、光がその中を通って、ファイバーのコアとチャンネル導 波管の間を伝えられる、光ファイバーのコアエクステンション6と、 から構成される光ファイバーの相互連結構造。 7.ファイバーが窪んだチャンネルの完全に外側にあり、窪んだチャンネルの幅 と深さがクラッディングの直径より小さく且つ光ファイバーのコアの直径よりや や大きくした、請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 8.コアエクステンションからの距離が大きくなるほど、断面積がより大きくな るようにテーパーを付けたチャンネル導波管を有する請求項1記載の光ファイバ ー相互連結構造。 9.チャンネル導波管の断面積が一次元で拡大されている請求項8記載のチャン ネル導波管。 10.チャンネル導波管の断面積が二次元で拡大されている請求項8記載のチャ ンネル導波管。 11.拡大された断面積が四角形になっている請求項8記載のチャンネル導波管 。 12.拡大された断面積が丸形になっている請求項8記載のチャンネル導波管。 13.光ファイバーが窪んだチャンネルの内側にあり、取り外し可能となってい る請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 14.光ファイバーと光導波管を連結するための光ファイバーの相互連結構造で あって、 光学基板3に設けられた窪んだチャンネル2と、 その光学基板3で窪んだチャンネル2の延長部と同一線上に置かれて、且つ、 そのチャンネル2の断面の面積と形と同じ面積と同じ形とを有するチャンネル導 波管1と、 窪んだチャンネル2と同一直線上でチャンネルの内側にあり、そして、その光 ファイバーはその窪んだチャンネルの中に収まる短さであり、もう一本の光ファ イバーが窪んだチャンネルの内側に、取り外し可能で、先端が太くなる形で連結 され、且つ、先端のフェーセットが窪んだチャンネル2と面している、コアとク ラッディングを有する光ファイバー5と、 窪んだチャンネル2の内側に置かれ、光ファイバーのコアとチャンネル導波管 を相互連結し、そして、光がその中を通してファイバーのコアとチャンネル導波 管の間を伝えられる、光ファイバーのコアエクステンション6と、 から構成される光ファイバーの相互連結構造。 15.配列型の光ファイバーと光チャンネル導波管を一対一対応で接続するため の配列型の光ファイバーの相互連結構造であって、 光学基板上に作られた窪んだチャンネルの配列と、 それぞれが窪んだチャンネルと一対一対応で対になり、そして、それぞれがそ の対応する窪んだチャンネルの延長線上に窪んだチャンネルと平行に置かれ、そ して、それぞれの断面の面積と形がその対応する窪んだチャンネルの断面の面積 と形に十分に一致させられ、窪んだチャンネルを設けた上記光学基板上に設けら れた光チャンネル導波管の配列と、 それぞれが窪んだチャンネルに一対一対応するように割り当てられ、そして、 それぞれがその対応する窪んだチャンネルと平行で且つそれぞれの先端のフェー セットがその対応する窪んだチャンネルに面するようにされた、コアとグラッデ ィングを有する光ファイバーの配列と、 それぞれが光ファイバーとに一対一対応するように割り当てられ、そして、そ れぞれがその対応する窪んだチャンネル内に置かれ且つ感光することにより変形 し形成可能となる物理的性質を持つ光活性体で作られ、そして、コアの自動整列 を可能とするために窪んだチャンネルの壁に物理的に触れるように最も離れた先 端部の直径がコアの直径よりはるかに大きくなるように十分遠くにまで光の放射 上の形に従って伸ばされ、そして、光を閉じ込めるために周囲の媒体よりも高い 屈折率を与えられ、そして、ファイバーのコアを出ていく光が損失が減少した状 態でチャンネル導波管と連結されることを可能とし、そして、その形や断面積が 徐々に光ファイバーのコアの形や断面積からチャンネル導波管の形や断面積に変 化させられる、光ファイバーのコアエクステンション6の配列と、 から構成される、配列型の光ファイバーの相互連結構造。 16.窪んだチャンネルが光活性体によりフォトリソグラフィー技術を用いて作 られた、請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 17.窪んだチャンネルが成型技術を用いて作られた請求項15記載の配列型の 光ファイバの相互連結構造。 18.チャンネル導波管が隣接したチャンネル導波管と減衰フィールド結合を行 う請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 19.光結合のために、チャンネル導波管の幅にテーパーを付けて隣接したチャ ンネル導波管と結合指せた請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構。 20.コアエクステンションからの距離が大きくなるほどより大きな断面積を持 つようにチャンネル導波管にテーパーを付けているが、隣接したチャンネル導波 管とは離れている、請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 21.テーパーを付けたチャンネル導波管の先端が、すべての導波管と正確に垂 直な共通のフェーセットで平面に切断されて、他の光学要素と取り外し可能な先 太の光結合インターフェースを形成する、請求項20記載の配列型の光ファイバの 相互連結構造。 22.コアエクステンションを通る光の損失を最小限に抑えるためにコアエクス テンションの分岐角がコアから出てくる光線の最大分岐角よりもはるかに小さく した請求項1に記載した光ファイバーの相互連結構造。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光ファイバーと光導波管を連結するための光ファイバーの相互連結構造であ って、 光学基板3に設けられた窪んだチャンネル2と、 その光学基板3で窪んだチャンネル2の延長部と同一線上に置かれて、且つ、 そのチャンネル2の断面の面積と形と同じ形と同じ面積を有するチャンネル導波 管1と、 窪んだチャンネル2と同一直線上にあり、且つ、先端のフェーセットが窪んだ チャンネル2と面している、コアとクラットを有する光ファイバー5と、 窪んだチャンネル2の内側に置かれ、光ファイバーのコアとチャンネル導波管 を相互連結し、そして、光がその中を通って、ファイバーのコアとチャンネル導 波管の間を伝えられる、光ファイバーのコアエクステンション6と、 から構成される光ファイバーの相互連結構造。 2.窪んだチャンネルが光活性体によりフォトリソグラフィーの技術を用いて作 られた、請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 3.窪んだチャンネルが成型技術を用いて作られた、請求項1記載の光ファイバ ー相互連結構造。 4.チャンネル導波管とコアエクステンションが同じ材料で作られた請求項1記 載の光ファイバー相互連結構造。 5.クラッディングの直径がコアの直径と十分に近いほど小さい請求項1記載の 光ファイバー相互連結構造。 6.チャンネル導波管からの距離が大きくなるにつれ、窪んだチャンネルの断面 積が徐々に大きくすることにより、光ファイバーの窪んだチャンネルへの挿入を 容易とした請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 7.ファイバーが窪んだチャンネルの完全に外側にあり、窪んだチャンネルの幅 と深さがクラッディングの直径より小さく且つ光ファイバーのコアの直径よりや や大きくした、請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 8.コアエクステンションからの距離が大きくなるほど、断面積がより大きくな るようにテーパーを付けたチャンネル導波管を有する請求項1記載の光ファイバ ー相互連結構造。 9.チャンネル導波管の断面積が一次元で拡大されている請求項8記載のチャン ネル導波管。 10.チャンネル導波管の断面積が二次元で拡大されている請求項8記載のチャ ンネル導波管。 11.拡大された断面が四角形になっている請求項8記載のチャンネル導波管。 12.拡大された断面が丸形になっている請求項8記載のチャンネル導波管。 13.光ファイバーが窪んだチャンネルの内側にあり、取り外し可能となってい る請求項1記載の光ファイバー相互連結構造。 14.光ファイバーが窪んだチャンネルの内側にあり、その光ファイバーは窪ん だチャンネルの中に収まる短さであり、そして、もう一本の光ファイバーが窪ん だチャンネルの内側に、取り外し可能に、先端が太くなる形で連結された請求項 1記載の光ファイバー相互連結構造。 15.配列型の光ファイバーと光チャンネル導波管を一対一対応で接続するため の配列型の光ファイバーの相互連結構造であって、 光学基板上に作られた窪んだチャンネルの配列と、 それぞれが窪んだチャンネルと一対一対応で対になり、そして、それぞれがそ の対応する窪んだチャンネルの延長線上に窪んだチャンネルと平行に置かれ、そ して、それぞれの断面の面積と形がその対応する窪んだチャンネルの断面の面積 と形に十分に一致させられ、窪んだチャンネルを設けた上記光学基板上に設けら れた光チャンネル導波管の配列と、 それぞれが窪んだチャンネルに一対一対応するように割り当てられ、そして、 それぞれがその対応する窪んだチャンネルと平行で且つそれぞれの先端のフェー セットがその対応する窪んだチャンネルに面するようにされた、コアとグラッデ ィングを有する光ファイバーの配列と、 それぞれが光ファイバーとに一対一対応するように割り当てられ、そして、そ れぞれがその対応する窪んだチャンネル内に置かれ且つその対応する光ファイバ ーのコアエクステンションとその対応するチャンネル導波管を相互連結し、そし て、その中を通してその対応する光ファイバーのコアエクステンションからそ の対応するチャンネル導波管の間で光を伝える、光ファイバーのコアエクステン ションの配列と、 から構成される、配列型の光ファイバーの相互連結構造。 16.窪んだチャンネルが光活性体によりフォトリソグラフィー技術を用いて作 られた、請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 17.窪んだチャンネルが成型技術を用いて作られた請求項15記載の配列型の 光ファイバの相互連結構造。 18.チャンネル導波管が隣接したチャンネル導波管と減衰フィールド結合を行 う請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 19.光結合のために、チャンネル導波管の幅にテーパーを付けて隣接したチャ ンネル導波管と結合指せた請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構。 20.コアエクステンションからの距離が大きくなるほどより大きな断面積を持 つようにチャンネル導波管にテーパーを付けているが、隣接したチャンネル導波 管とは離れている、請求項15記載の配列型の光ファイバの相互連結構造。 21.テーパーを付けたチャンネル導波管の先端が、すべての導波管と正確に垂 直な共通のフェーセットで平面に切断されて、他の光学要素と取り外し可能な先 太の光結合インターフェースを形成する、請求項20記載の配列型の光ファイバの 相互連結構造。
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