JPH09505404A - 多重相関器の時間遅延間隔を使用することにより多重経路歪みを補償する疑似ランダム雑音レンジング受信機 - Google Patents
多重相関器の時間遅延間隔を使用することにより多重経路歪みを補償する疑似ランダム雑音レンジング受信機Info
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Abstract
(57)【要約】
疑似ランダム雑音(PRN)符号化信号用の受信機が、サンプリング回路、多数の搬送波/コード同期化回路、及び多数のデジタル相関器から構成される。サンプリング回路は、幾つかの受信機チャンネル回路の各々に、受信された複合信号のデジタルサンプルを与える。同期化回路は、ドップラー又は電離層歪みが存在するとしても、受信信号における如何なる位相シフトをも追跡し、従って、局所発生の搬送波基準信号の周波数、及び位相を調整するという意味で、好適には非干渉性である。各チャンネルにおける多数の相関器は、多数のオフセットを有する局所発生のPRNコードと、デジタルサンプルを相関して、複数の相関信号を生成する。複数の相関信号は、パラメータ推定器に供給され、それにより直接経路信号だけでなく、任意の多重経路信号の遅延、及び位相パラメータが推定され、レンジ測定が補正可能となる。
Description
【発明の詳細な説明】
多重相関器の時間遅延間隔を使用することにより多重経路歪みを補償する疑似
ランダム雑音レンジング受信機
発明の分野
本発明は、一般に、受動レンジングシステムで使用されるような、疑似ランダ
ム雑音(PRN)符号化信号のためのデジタル受信機に関し、特に、多重経路フ
ェージングに対し鋭敏な環境を信号指示する際の用途に適用されてきたような受
信機に関する。
発明の背景
米国の全地球位置決定システム(GPS)、及び全地球航法システム(GLO
NASS)といった受動レンジングシステムにより、ユーザが、緯度、経度、高
度、及び時刻を精確に測定することが可能になる。
レンジングシステム受信機は通常、これを、一群の特定の衛星により伝送され
る、幾つかの精確に時間決めされた信号を復号することにより達成する。
例えば、GPSシステム内で、衛星により伝送される各信号は、衛星の位置、
及びグリニッジ標準時に正規化される時刻を示す、低周波数(通常、50Hz)
デジタルデータで変調される。各衛星信号は、固有で高周波数の疑似ランダム雑
音(PRN)コードで更に変調され、それにより各衛星からの視線信号伝送時間
を精確に測定するための機構が与えられる。
GPSシステムの衛星配座は、少なくとも4つの衛星が、地球上
の任意の所定位置において直接の視線内にあるように、静止軌道に配置されてい
る。従って、通常のPRN受信機は、衛星により伝送される幾つかの信号と同時
に、任意の雑音、及び干渉信号からなる複合信号を受信する。次に、復号器、又
はチャンネル回路は、問題とする特定の衛星に関連した、局所発生のPRNコー
ド信号の基準バージョンと、複合信号を相関(乗算)させることにより、伝送信
号の1つを回復可能になる。局所発生のPRN基準信号が、適切に時間決めされ
ると、その特定の衛星からのデジタルデータは、適切に検出可能となる。
異なる衛星から受信された信号は又、乗算処理により自動的に分離される。こ
れは、異なる衛星から受信された信号が、低い又はゼロの交差相関電力を有する
固有のPRNコードを使用するためである。次に、受信機の3次元位置、及びそ
の速度が、少なくとも4つの衛星からの伝送時間を精確に測定するために、PR
Nコード位相情報を使用することにより、及び各衛星の天体歴、及び時刻データ
を検出することにより、決定可能となる。
PRN基準信号のオフセットを正確に測定するために、通常、結果の相関信号
における最大電力レベルが測定されるまで、その相対時間遅延が、到来信号に対
して変化させられる。最大受信電力のこの時点に対応する時間オフセットにおい
て、局所基準信号が到来信号と同期状態にあると考えられ、次いで、レンジ測定
をなすことが可能である。従って、受信された複合信号に対して、局所発生PR
Nコード信号の早発、定刻、及び後発バージョンを相関させる、い
わゆる遅延ロックループ(DLL)追跡システムは、これらの動作を実行して、
各チャンネルにおけるPRNコードロックを維持する。
正確な伝搬時間を精密に測定するこの必要性のために、PRN受信機の設計者
は、多数の問題に直面する。一つの問題は、受信信号の正確な位相及び周波数追
跡に関し、別の問題は、電離層歪みの存在での、受信信号と局所PRNコード信
号発生器との間の相対的な発散の補正に関する。
更に、GPSシステムは、通信伝搬に対して直接の視線に依存するので、如何
なる多重経路フェージングも、受信信号の時間推定量を更に歪ませる可能性があ
る。理想システムにおいては、直接の、又は最短の経路をとる、1つの信号だけ
しか存在しない。しかし、送信機は、最大有効範囲のために全方向(広角)アン
テナを使用し、受信機からかなり遠く離れているので、建造物、及び自然表面形
成物といった回りの反射物の存在は、信号が通常、多重経路をとることを意味す
る。かかる多重経路信号が、僅かに異なり、より長い経路をとり、従って、異な
る時間に受信機に到達する。
任意の所定の瞬間に存在する、多重経路信号の正確な数は、任意の及び全ての
反射物に対する、衛星とアンテナ位置の関数である。従って、通常の状況では、
多重経路信号が何もない、又は多数存在する可能性がある。多重経路信号は、よ
り長い距離を走行するので、それらは、直接経路信号の後のある時間で常に受信
されて、反射に起因した電力損失を回避不能に被ることになる。この時間遅延は
、伝搬速度により分割される、直接経路と反射経路間の長さの差に等
しい。
コードロックを得る処理上での多重経路の存在の影響は、多重経路信号だけで
なく、所望の直接経路信号とのある相関が常に存在することになる、ということ
である。
これを処理する通常の方法は、時間内のゼロからの小さなオフセットでさえも
、自動相関関数の推定量における近接ゼロ値を生ずるように、PRN自動相関関
数を設計することである。しかし、実際には、自動相関電力は、正又は負のどち
らか方向で、時間オフセットの増大につれて線形に減少する。多重経路の相関電
力は、PRNコードオフセットが、±1チップより大きい場合にのみ、ゼロに至
る。搬送波サンプリング速度は普通、PRNコードチッピング速度よりずっと大
きいので、部分的な相関が、サブチップオフセットにおいて発生することになる
。
従って、多重経路歪みが存在すると、大部分のGPS受信機は、精度の劣化、
及び処理時間の増大を被る。これは、疑似レンジの多重経路が、結果として差動
補正内へ潜動する誤差となる、高精度の差動GPS用途において、特に事実であ
り、これにより大きな位置偏倚が生じる。
他の誤差源と異なり、通常、多重経路は、アンテナ配置間で相関しない。従っ
て、基本及び遠隔の受信機は、異なる多重経路の干渉を被り、結果として、それ
らの間の単純な差は、多重経路歪みに起因する誤差を相殺しない。また、各アン
テナ配置に対して多重経路をモデル化することは、困難であり非現実的である。
多重経路を縮減する一般的な方法は、アンテナの設計を注意深く選択すること
、及び注意深い配置選定である。あいにく、時折これらパラメータのどれかを変
更することが不可能である。例えば、アンテナを飛行機の胴体に装着すべき場合
、アンテナは、簡単には移動又は交換されなくなり、その形状は、空気動力学的
な考慮に起因して逆行的に制限される。
必要とされるのは、受信機の信号獲得能力を劣化することなく、又はドップラ
ーシフト、突然の受信機移動、又は他の雑音源に起因した誤差を増大することな
く、多重経路フェージングに直面して、特に低周波数C/Aコード型式である、
PRNレンジング受信機に存在する追跡誤差を低減する方法である。多重経路歪
みを低減する所望の方法が、ユーザに明らかとなり、特別なアンテナ又は受信機
配置を必要とするのとは対照的に、GPS受信機自体内で作動することになる。
発明の摘要
要約すると、本発明は、サンプリング回路、多数の搬送波とコード同期化回路
、及び各相関器が、選択可能コード遅延間隔を有する、多数の相関器からなる、
疑似ランダム雑音(PRN)符号化信号用の改善された受信機である。多数の相
関器の時間遅延間隔は、期待される相関ピークの周辺に分配されて、多重経路歪
みに対して変動する、相関関数パラメータの推定量が生成される。自動相関ピー
ク形状の推定量から識別可能な問題とするパラメータは、直接の信号経路、及び
位相オフセットを含む。
この情報が順に使用されて、局所発生のPRN基準コード、及び搬送波位相追
跡信号に対する、オフセット推定量を決定可能、又はレンジ測定を調整可能とな
る。
多重経路の相関器が、各チャンネルに対して常時は利用可能でないと、各チャ
ンネルに対して2つといった、より少ない数の相関器に対するコード遅延が、エ
ポックからエポックへと連続され、その結果時間を超過して、相関関数上の幾つ
かの点からの測定をなすことができる。
他の実施例において、受信機における大部分のチャンネルは、通常動作を維持
して、1つ又はそれより多いチャンネルは、追跡される部分的なPRNコードに
対する多重経路パラメータを決定するために、チャンネルからチャンネルへの連
続的なシーケンスに専念する。
この構成には幾つかの利点がある。受信された複合信号の多重経路歪みが、P
RNコードチップ時間と同程度の大きさである、商用のGPS粗い/獲得(C/
A)コード用途といった環境において、PRN受信機は、動作状態の広範囲にわ
たって、搬送波とコードを得ることが可能である。一度受信機がロックされると
、多重経路歪みが存在しても、自動的にロック状態を保持することになる。
レンジ測定精度における改善は、差動レンジング用途でも、特別なアンテナを
用いずに、及びアンテナの特別な配置を指定することなく、積極的に達成される
。
図面の簡単な説明
本発明の上記の、及び更なる利点は、添付図面と関連した以下の説明を参照す
ることにより、より良く理解されるであろう。添付図面において、
図1は、低域変換器、サンプリング回路、チャンネル、及びプロセッサ回路を
含んで、本発明を取り込む、PRN受信機の上位ブロック図である。
図2は、各チャンネルに使用される多数の相関器を示す、チャンネル回路の1
つのブロック図である。
図3は、各チャンネル回路に使用される、搬送波/コード同期化回路のブロッ
ク図である。
図4は、各チャンネル回路に使用される、相関器回路のブロック図である。
図5は、受信PRN信号の各種部分の相対期間を示すタイミング図である。
図6は、直接経路の信号相関、多重経路の信号相関、及び直接経路と多重経路
との相関結果のプロットである。
図7は、異なる位相オフセットを有する、他の多重経路の相関のプロットであ
る。
図8は、チャンネル22の帯域制限効果を示すプロットである。
図9は、追跡誤差結果を示す。
図10は、多数の相関器の分布を示す、帯域制限された相関関数の他のプロッ
トである。
好適な実施例の詳細な説明
ここで図面に注目すると、図1は、本発明に従って構成された、疑似ランダム
雑音(PRN)レンジング受信機10の全体のブロック図である。それには、ア
ンテナ11、低域変換器12、同相(I)と直角(Q)サンプリング回路14、
プロセッサ16、制御バス18、チャンネルバス20、及び多数のチャンネル2
2a、22b、…、22n(集約して、チャンネル22)が含まれる。図示の受
信機10を、商用の粗い獲得(C/A)疑似ランダムコードを使用する、米国の
全地球位置決定システム(GPS)内で動作するとして、本明細書に記載するが
、他のレンジングシステムへの適用も可能である。
アンテナ11は、視野内、すなわちアンテナ11の直接の視線内に参入する全
ての衛星から伝送される信号からなる、複合信号Csを受信する。GPSシステ
ムが完全な動作状態にある場合、少なくとも4個、多くても11個の衛星からの
信号が、地球上の各位置で同時に受信可能となる。
複合信号Csは低域変換器12へと転送されて、中間周波数信号IFがもたら
される。IF信号は、低域変換、及び濾波された形式の複合信号Csである。低
域変換器12は、PRN符号化信号の幾つかのチップが通過可能なように十分広
範である、帯域通過フィルタを備えるべきである。本明細書に記載するC/Aコ
ードの実施例に関して、この帯域幅は通常8MHzである。
低域変換器12は又、IF信号の4倍の周波数であり、IF信号のサンプルが
、サンプリング回路14によりなされるべき時点を指
示する、サンプルクロック信号Fsをも生成する。
サンプリング回路14は、IF及びFs信号を受信して、チャンネルバス20
を介して、チャンネル22にIF信号のデジタルサンプルを与える。サンプルは
、Fs信号により指示される時間で、IF信号の搬送波周波数の正確な90°位相
回転でサンプリングする、アナログ/デジタル変換器により、通常なされるIF
信号の同相(I)及び直角(Q)サンプルから構成される。これらの指針に従っ
て選定される、すなわちIF搬送波周期毎に4つのサンプルがなされる、デジタ
ルサンプルクロック信号Fsにより、サンプリング回路14からの出力サンプル
は、従って、I,Q,−I,−Q,I,Q…等のような同相と直角位相の順番と
なる。次に、I及びQサンプルは、分離されて、Fs信号と共に、チャンネルバ
ス20の別個のIs及びQs導体上のチャンネル22に経路指定される。低域変換
器12、及びサンプリング回路14の一実施例のより詳細に関しては、1992
年3月31日に発行され、NovAtel Communications Ltdに譲渡された、「Multic
hannel Digital Receiver for Global Positioning System」と称する、米国特
許第5,101,416号を参照されたい。
各チャンネル22は通常、アンテナ11の視野内に現在ある衛星の1つにより
伝送される信号を処理するために、割り当てられる。従って、所定のチャンネル
22が、Is及びQs信号を処理して、その割り当てた衛星により伝送される信号
の搬送波とコードを追跡する。以下で説明するように、各チャンネル22は、搬
送波/コード
同期化回路を使用して、所望の衛星に固有の期待ドップラーオフセットを維持す
ることにより、PRN符号化搬送波信号を周波数及び位相追跡する。更に、各チ
ャンネル22は、局所発生のPRNコード基準信号で位相ロック状態を維持する
だけでなく、位置測定に関する、如何なる多重経路歪みの影響をも除去するため
に、多数の相関器を含む。
次に、局所発生のPRNコード基準信号を使用して、割り当てた衛星からのデ
ータが復号される。天体歴、時刻、状態情報だけでなく、局所発生のPRNコー
ド位相、及び搬送波位相測定量をも含む、結果としての復号データは、制御バス
18を介して、プロセッサ16に与えられる。図2と関連して、チャンネル22
を詳細に説明する。
サンプリング回路14、及びチャンネル22は、制御バス18を介して、プロ
セッサ16により制御される。プロセッサ16には、多値ビットデータバスDA
TA、アドレスバスADDR、及び制御信号CTRLを介して、両同期型式の入
/出力(I/O)を通常支援する中央処理装置(CPU)162と、同期コント
ローラ回路164と、割込信号INTを介する割込型式のI/Oと、割込コント
ローラ回路166とが含まれる。タイマー168は、なすべきレンジ測定に対す
る要求を指示する測定トリガーMEASといった、幾つかのタイミング信号を与
える。プロセッサ16の動作、及びソフトウェアで実施されるその各種機能は、
以下の説明からより良く理解されるであろう。
アンテナ11から受信される複合信号Csは通常、視野内の(すなわち、受信
機10の直接の視線内の)全ての衛星により伝送される信号、多重経路の信号の
ような任意の干渉信号、及び雑音から構成される。GPS C/Aレンジングシ
ステムにより使用される搬送波信号は、1.023MHzのPRNコード率、及び−160d
BWの公称伝送電力を有する、1.57542GHzでのL帯域搬送波である。約−204dBW/H
zでの自然背景雑音が通常、L帯域信号に混合される。更に、以下に説明するよ
うに、1つ以上の多重経路信号が、複合信号Cs内に存在する。GPSシステム
信号のフォーマット上のより詳細な情報に関しては、Rockwell International C
orporation,Satellite Systems Division,Downey,California 90241 により出版
された、「Interface Control Document ICD-GPS-200,1984年9月26日」を参照さ
れたい。
図5は、歪んだ時間尺度で、GPS衛星により伝送される通常のレンジング信
号、及びチャンネル22の好適実施例における幾つかの信号の各種構成要素の相
対期間を示す。単一の搬送波周期は、特定の期間Cを有する。デジタルサンプル
信号クロックFsの単一の周期は、K個の搬送波周期から構成される。
PRNコードチップは、Fs信号のN個の周期を含み、PRNコードエポック
は、Z個のPRNコードチップからなり、ここでZは又、PRNコードのシーケ
ンス長として知られている。1データビットは通常、T個のPRNコードエポッ
クからなる。GPS L1レンジング信号を受信するのに適用される、本発明の
好適な実施例
に関して、搬送波周波数は1575.42MHzで、Kは77であり、その結果Fsは20.46
MHzに等しい。更に、定数Nは20であり、その結果PRNコードチップ率は1.0
23MHzとなり、Zは1023であり、その結果PRNコードエポック率は1KHzと
なる。他の定数Tは又20であり、その結果データビット率は50Hzとなる。
チャンネル回路22を図2に詳細に示す。それには、搬送波/コード同期化回
路220、PRNコード発生器230、搬送波位相シフタ235、多数の相関器
240−1、240−2、240−3、…、240−m(集約して、相関器24
0)、コードシフトレジスタ250、早発−後発(又は、早発、後発)弁別器2
60、点乗積(又は、定刻、早発−後発)弁別器265、及び多重経路のパラメ
ータ推定器270が含まれる。
PRNコード発生器230は、同期化回路220により出力された信号を使用
して、局所PRN基準信号PRN CODEを生成する。任意の所定時間に生成
された、特定のPRN CODE信号は、SAT ID入力により選択されるよ
うに、チャンネルがどの衛星に同調するのが望ましいかに依存する。コード発生
器230のようなPRNコード発生器は、当該技術において周知である。
同期化回路220は、単一の数値制御発振器(NCO)であり、サンプルクロ
ックFS、及びプロセッサ16からの適切な命令を使用して、残留ドップラー、
及び多重経路歪みにより生じる誤差を非干渉的に追跡するための搬送波又はコー
ド搬送波位相において、PRNコード発生器230、及び相関器240により要
求される制御
信号を与える。
チャンネル22nの詳細な説明を続ける前に、搬送波/コード同期化回路22
0の詳細なブロック図である、図3を参照する。この構成要素には、期待ドップ
ラー率レジスタ221、累積デルタレンジ(ADR)レジスタ222、及び微小
チップカウンタ224が含まれる。コード位相発生器回路226には又、サブチ
ップカウンタ226a、チップカウンタ226b、及びエポックカウンタ226
dが含まれる。バッファ回路227、228、及び229により、プロセッサ1
6が、同期化回路220内の各種のカウンタ及びレジスタの内容に対して、ロー
ド、読出し、及び加算、又は減算を行うことが可能になる。
同期化回路220は、チャンネルバス20からサンプルクロック信号Fsを、
及び制御バス18から期待ドップラー値EDOPP、及びレジスタとカウンタ2
22、224、及び226に対する補正値を受け取る。これらの入力に応答して
、同期化回路は、PRNコード発生器230にクロック信号CLKとリセット信
号RSTを与えるだけでなく、制御バス18に割込信号INT1、INT4、及
びINT20をも与える。瞬時の搬送波位相角の推定量もまた、ビットπ0、π1
、…、πpを介して相関器240に与えられる。
ADRレジスタ222、及びコード位相発生器226の内容は、チャンネル2
2nに割り当てられた、特定の衛星信号の伝送時間の瞬時推定量を与える。次に
、伝送時間の推定量と受信機時刻(図1のタイマー168により推定されるよう
な)との差が、その信号の
伝搬時間に、任意のクロックオフセットを加えた時間としてとられる。次に、伝
搬時間を光速により乗算することにより、受信機10から割り当てた衛星へのレ
ンジの精確な測定が、プロセッサ16により実行される。これらの測定は、タイ
マー168からの測定ストローブMEASにより指示される選択時間に生じ、通
常全チャンネルにわたって同時に行われる。次に、結果として得られる各衛星ま
でのレンジが、プロセッサ16により使用されて、受信機10の位置、及び/又
は速度が計算される。
動作時に、先ず、期待ドップラー率レジスタ221に、チャンネル22nによ
り追跡される特定の衛星に対する、推定ドップラーオフセットEDOPPが、プ
ロセッサバス18を介してロードされる。受信機10が、ある時間動作していた
場合のような、たいていの場合に、EDOPP推定量は、受信機10が同期化さ
れている衛星から既に受信された天体歴データからとることが可能である。なぜ
なら、各衛星からの天体歴データは、他の全ての動作中の衛星の推定位置を含む
からである。しかし、受信機10が最初に起動された場合のように、この天体歴
データが利用可能でない場合、この推定量は、後述の米国特許第5,101,416号に
記載されるように、逐次近似技法により決定される。
ドップラー値は、Fsパルス当たりの搬送波ドップラー周期で特定される。例
えば、期待ドップラー周波数が、静止した受信機及び接近する衛星に対して可能
性のあるドップラー周波数である、+4.45キロヘルツ(KHz)である場合、GPS
L1の実施例に対する20.
46MHzの典型的なFs周波数により割り算すると、結果として、Fsパルス当たり
約0.00044搬送波周期の期待ドップラーシフトとなる。このように特定すると、
ドップラー値は、常に1よりも少なくなる。
追跡されている衛星までのレンジの推定量を与える、ADRレジスタ222は
、全周期部222wと部分周期部222pに分割される。図示のように、加算器
223が構成されており、Fsパルス毎の発生に基づいて、ドップラーレジスタ
221の内容を、ADR222の部分周期部222pに加算する。従って、部分
周期部222pの最上位ビット0、1、…、pは、周期における瞬時の期待され
る搬送波位相角を与える。
部分周期レジスタ222pが桁上げを有する場合、全数部22wは増分され、
微小チップカウンタ224も又増分される。部分周期レジスタ222pが借りを
要求すると、全数部222w及び微小チップカウンタ224は減分される。
サブチップカウンタ226aは、Fs信号により刻時され、微小チップカウン
タにより制御される。サブチップカウンタは、公称として、Fs信号により直接
制御される、0からN−1のカウンタであるが、微小チップカウンタ224の状
態に依存して、1つ余分の周期、又は1つ少ない周期をカウントするように調整
することも可能である。特に、微小チップカウンタが桁上げを行う、すなわちK
−1から0に増分する場合、1周期が、サブチップカウンタ226aから抜き取
られて、ADR222との同期を保持する。換言すれ
ば、この事象により、サブチップカウンタ226aが、1回の反復に対してN−
2にのみカウントする。
微小チップカウンタ224が借りを行う、すなわち0からK−1に減分する場
合、1周期が、サブチップカウンタ226に加えられて、1回の反復に対して0
からNにカウントする。
サンプルクロックFsの1周期を周期的に除去、又は加算することにより、局
所発生のPRNコード(コード位相発生器226の出力信号RSTとCLKによ
り制御されるような)は、局所発生の搬送波位相(ADR222の状態により指
示されるような)との同期状態のままである。この構成により、ADR222に
より指示される搬送波位相が、到来搬送波に対してロック状態のままである限り
、コード位相発生器226は、到来PRNコードに対してロック状態のままとな
る。これは、PRNコード発生器230が、位相ロック状態のままであるために
、局所基準信号Fsが、中間周波数信号IFの搬送波に位相ロック状態のままで
ある必要がないという意味で、非干渉的に達成される。
サブチップカウンタ226aの最上位ビットは、クロック信号CLKとして使
用されて、PRNコードチップのエッジを示す。GPS L1搬送波に対する好
適な実施例において、Nは20に等しい、すなわちPRNコードチップ(図5)
当たり20個のFs周期があるので、サブチップカウンタ226aは、ゼロから
19までカウントする。
チップカウンタ226bを使用して、完全なPRNコードシーケ
ンスの期間が決定される。GPSの実施例に関して、PRNコードエポック内に
1023個のC/Aコードチップがあり、従ってチップカウンタ226bは、ゼ
ロから1022までカウントする。その最上位ビットINT1は、プロセッサ1
6に対して、完全なPRNコードエポックの終端を示し、すなわちそれを使用し
て、局所PRNコード発生器230がリセットされる。INT1の4倍の速度(
すなわち、チップカウンタ226bの3番目の最上位ビット)である、別のクロ
ック信号INT4も又生成される。まもなく説明するが、INT1とINT4の
両方を使用して、プロセッサ16に割込み、初期ロッキングシーケンス時に、相
関器240を働かせることも可能である。
最後に、エポックカウンタ226dを使用して、T個のPRNコードエポック
の後で、データビットの終端が示される。この指示は、エポックカウンタ226
dの最上位ビットにより与えられ、INT20信号として出力される。
搬送波追跡ループは、本質的に、コードDLLよりもずっと敏感であり、小さ
な変化を極端に正確に測定可能である。搬送波ループが適切に追跡していると想
定すると、サブチップカウンタ226aと関連した微小チップカウンタ224に
より、チャンネル22nが、衛星に対して、受信機10の如何なる相対移動をも
正確に追跡することが可能になる。
ここで図2を参照すると、典型的な受信機チャンネル22nの動作が、更に詳
細に理解されるであろう。搬送波位相シフタ235は、
同期化回路220からの瞬時の搬送波位相ビットπ1、π2、…、πpと共に、Is
及びQsサンプルを受け取る。次に、搬送波位相シフタ235は、同期化回路2
20により生成される、瞬時の搬送波位相角の推定量により指示される大きさだ
け、Is及びQsサンプルを回転させて、以下の式に従って出力ID及びQDを与え
る。
ID=Iscos(Π)+Qssin(Π)
QD=Qscos(Π)−Issin(Π)
ここで、PRNは、PRN CODE入力の電流値であり、Πは、ビットπ1
、π2、…、πpにより表される、瞬時の搬送波位相の推定量である。Is及びQs
サンプルは、デジタル形式であるので、この位相シフト動作は、適切なデジタル
回路により実施される。Fsクロックパルス毎の同一動作における瞬時の搬送波
シフトを除去することにより、如何なる重大な電力損失に直面する前に、非常に
高いドップラーオフセットを有する信号を処理することが可能である。
シフトレジスタ250は、PRNコード発生器230からPRNコード信号を
受信して、m個の多数の時間シフトされたPRNコード複製信号PRNt1、P
RNt2、…、PRNtmを生成する。PRNコード複製信号に与えられた時間シ
フトは通常、図6から図10と関連して以下で説明するようにして、期待される
コード時間遅延に分配される。
次に、時間シフトされたPRNコード複製信号PRNt1、PRN
t2、…、PRNtmは、相関器240−1、240−2、…、240−mのそれ
ぞれに送られる。各相関器240−iは、順に、複雑なマルチプレクサ回路に、
到来する位相シフトされたサンプルID、QD、及びその相関器に割り当てられた
、それぞれのPRNコード複製信号PRNtiを送る。図4に示すように、マル
チプレクサ回路は、一対のマルチプレクサ2451−i、245Q−iを含む。
一対の累算器2471−i及び247Q−iは、逐次サンプルの単純累積により
、相関されたID及びQDに、低周波数フィルタリング機能を実施して、平均化相
関器出力Ii及びQiを生成する。
通常、プロセッサ16をプログラムすることにより実行される、弁別器260
及び265は、m個の相関器の出力I1、Q1、I2、Q2、…、Im、Qmに作用し
て、搬送波及びPRNコードドリフトを決定する。局所発生のPRNコードと受
信コードとの差が検出された場合、同期化回路220は、そのカウンタ222、
224、又は226、あるいはドップラーレジスタ221の内部値を調整するこ
とにより補正される。従って、弁別器260と265、及び同期化回路220は
、遅延ロックループ(DLL)を終了させる。
初期の同期化モードにおいて、(早発、後発)弁別器260が使用される。こ
の弁別器260は、同期化回路220が正確に位相一致状態にある場合、PRN
コードチップ時間のある割合だけ早発である、相関器240の一方が、PRNコ
ードチップ時間の同一割合だけ後発である、相関器240の他方と、同一の出力
電力を有すると期待されるという事実を利用する。
従って、相関器出力選択回路261は、早発相関器出力IE、QEとして相関器
出力のm対の一方を、及び後発相関器出力IL、QLとして他方の対を選択する。
早発相関器出力IE、QEは、好適には、PRNコードチップ時間の1.5倍だけ
早発であると期待された、PRNコード複製信号PRNtを有する、相関器24
0の1つからとられる。後発相関器出力IL、QLは、チップ時間の1.5倍だけ
後発であると期待される、1つの相関器240からとられる。従って、この初期
獲得モードにおける、早発と後発相関器240の時間遅延間隔は、1チップ時間
となる。
次に、所望の衛星に対するPRNコードが、SELラインを介して、PRNコ
ード発生器230内にロードされる。次に、全ての可能な周波数、及びコード位
相遅延が、チャンネル22に割り当てられた衛星から受信された衛星信号との周
波数、及びコードのロックを得ようとして、逐次的に試行される。特に、搬送波
遅延は、異なるEDOPP値を試行することにより掃引される。異なるコード遅
延は、バッファ227、228、及び229を介して、コードカウンタ224、
226a、及び226bを調整することにより掃引される。各コード及び周波数
オフセットにおいて、出力IE、QE、及びIL、QLが読まれて、電力レベルが、
それら電力の差の平方を決定するようにして、弁別器260により計算される。
この差は、所定の閾値と比較されて、衛星がロックされているかどうかが決定さ
れる。ロックが指示されない場合、次の搬送波、及びコードの位相が試行される
。
弁別器260は、コード、及び搬送波遅延毎に、適切な時間だけ引き延ばし可
能であらねばならない。S/N比が約45dBHzより大きい、強い衛星を探索する
場合、PRNコードエポックの1/4程度に短いドウェル(dwell)時間が用いら
れる。より弱い衛星の場合、PRNコードエポック時間にほぼ等しいドウェル時
間が用いられる。
代替として、異なる、いわゆる点乗積弁別器も使用可能である。このモードに
おいて、別の選択回路264は、定刻(P)、早発(E)、及び後発(L)とし
て、相関器出力対の3つを選択する。この相関器に関係する弁別器関数は、
IE-L・Ip+QE-L・Qp
となり、これが点乗積弁別器と言われる理由である。一般に、雑音の存在におい
てより大きな信号強度を有する、定刻の電力推定量が利用可能であるために、搬
送波位相追跡が、点乗積モードにおいて、雑音に対して良好となる。
初期コードロック後に、早発(E)と後発(L)相関器間の遅延が、早発及び
後発相関器として選択される相関器240のどれかを変化させることにより、ゆ
っくりと減少可能となる。このようにしてDLL遅延を狭くすることにより、電
力推定器265により実行される弁別機能の雑音レベルが減少されて、その精度
が増大される。
これらの弁別器260と265の両方は、相関関数が理想的である、すなわち
それが、対称的であり、定刻相関器の位置において、
又はその近傍で極大となるという仮定の下で動作する。図6に示す曲線300に
より表示されるように、このことは、ゼロのコードチップに等しい時間オフセッ
トにおいて、ピーク電力を有することになる、直接経路の信号に対しては実際に
真実である。この理想状況において、オフセットの大きさが、±1コードチップ
時間の時間差においてゼロに等しくなるまで、相関電力は、負及び正の両方向に
、オフセットが増大するにつれて線形的に減少する。図6の振幅の尺度は、1に
等しいピーク電力に対して正規化されている。
しかし、この理想状況は、多重経路の信号が存在しない場合にのみ生じること
になる。任意の所定配置にある多重経路信号の数は、任意の反射物に対する、衛
星とアンテナ位置の関数であるので、どこにでもゼロから幾つかの個々の多重経
路信号が、任意の所定時間に存在し得る。
ある場合には、多重経路信号と局所基準PRN信号との間の相関は、類似の三
角形状を有することになる。多重経路信号が、直接経路信号に等しいが、受信機
への僅かに異なる、より長い経路をとるので、形状は同じである。曲線302は
、同一の基準PRN信号と、付加的な伝搬遅延を有する多重経路信号との間の相
関を表し、その付加的な伝搬遅延は、多重経路信号が、受信機に到達するのに必
要な付加的な時間を表す。図示の例において、付加的な伝搬遅延は0.2チップ
である。
多重経路信号も受信機に到達するので、直接経路信号と多重経路信号の両方に
ある相関が常に存在する。従って、結果としての相関
関数は、直接経路相関300と多重経路相関302の和になり、これにより、実
際に観察される相関関数304がもたらされる。曲線の結果から分かるように、
かかる多重経路信号が存在すると、観察される相関関数は、受信機チャンネル2
2が、実際にロックしようとしている信号である、直接経路信号の相関関数から
偏移する。
図6に示す例において、多重経路信号は、0度の差分位相、すなわち直接経路
信号と同じ位相を有すると想定した。この場合には、相関プロット304のピー
クは、尚もゼロオフセットの近傍に生じ、上述した電力推定器260と265は
、尚も、補正オフセットにおいて、又はその近傍で相関ピークを見つけようとす
る可能性がある。しかし、他の場合、これは事実ではない。
特に、物体により反射されるという作用において、多重経路信号の搬送波は、
直接経路信号の搬送波とは異なる、付与される相対位相差を有するかもしれない
、ということもかなり可能性がある。この搬送波位相オフセットの量は、衛星と
受信機に対する反射物の正確な位置に依存する。本明細書に記載した、非干渉性
の受信機チャンネル22nへの影響は、多重経路の相関信号が、事実上、この位
相差の余弦に等しい定数により乗算されることになる、ということである。
従って、多重経路の相関信号に対する最大値は、相対搬送波位相差が0°又は
180°である場合に生じ、最小相関値は、この位相差が90°又は2700で
ある場合に生じることになる。図6において、この搬送波位相差をゼロと、従っ
て多重経路と直接経路信号
間には正の相関が存在すると仮定した。しかし、図7に示すように、多重経路信
号が、180°の搬送波位相差を有する場合、180°の余弦は−1であるので
、基準信号との負の相関が生じることになる。従って、多重経路の相関関数30
6は、負の振幅のピークを有して、直接経路と多重経路の相関308の和は、も
はやゼロ時間オフセットの近傍で極大とならず、重大な形状歪みを有する。
これは、次いで、弁別器260と265のみにより処理される場合、早発、定
刻、及び後発相関器は、所望の直接経路信号のPRNコードを適応して追跡でき
ないことを意味する。特に、早発−後発弁別器260は、早発及び後発相関器配
置における電力が同一であると想定し、点乗積弁別器265は、定刻相関器の出
力での電力が、最大相関電力の位置であると想定する。
従って、弁別器260及び/又は265により形成される、DLL追跡ループ
は、初期のコード位相ロックに適しているが、それら弁別器は、ある場合に、実
際の位置からオフセットされる位置へのロックを、受信機10に強制しようとす
る可能性がある。このことは、次いで、衛星からの伝搬時間の測定における誤差
、及び最終的には、受信機10の計算位置における誤差へと至らしめる。
説明した例示的なPRNレンジングシステムにおいて、到来する信号が、チャ
ンネル22nのサンプリング速度により、帯域制限され、そのことが更に、相関
関数の形状に影響を及ぼす。それは、相関関数におけるピークの丸め、及び正方
向のシフトにより現れる。制限された帯域幅を考慮すると、本発明の実施例にお
いて約8MHzで
あり、従って実際の相関器の応答は、図8に示すように、幾分滑らかにされて、
時間シフトされる。
図9の拡大図により良く示すように、早発、定刻、及び後発相関器は、この例
において約0.05チップだけ、正の時間方向にオフセットされる位置にロックしよ
うとする。このことは、次いで、同じ大きさのレンジ測定誤差へと至らしめ、そ
れは、図示の例において、10mより大きな距離誤差を意味する。
従って、多数の相関器240−1、240−2、…、240−mの付加的なも
のを使用して、多重経路と直接経路の複合相関信号の形状のより正確な推定量を
生成でき、次いでそれらを使用して、PRNコードDLL、及び搬送波位相追跡
ループに対するより良い更新推定量に進展させることができる。
このことを更に理解するために、多重経路が存在するとしても、チャンネル2
2nにおいて生成された信号は、数学的モデルに従って予測され得ると考えるこ
とにする。チャンネル22nは、非干渉性の搬送波/コード同期化回路220を
利用して、上記のように、搬送波及びドップラー誤差が調整されると想定すると
、直接経路信号に起因した、相関器への入力成分ID及びQDは、それぞれ以下の
ように表現することができる。
I=A・Rf(τk)cos(φk)
Q=A・Rf(τk)sin(φk)
ここで、Aは、受信機への入力でのS/N比に依存した振幅係数、Rf(t)は
、濾波されないPRNコードの自動相関関数、τkは、時間tkでのコード追跡誤
差、及びφkは、また時間tkでの残留位相追跡誤差である。従って、所定の多重
経路信号の寄与は、
Im=Rf(τk−δ)cos(φm+φk)
Qm=Rf(τk−δ)sin(φm+φk)
で表現でき、ここで、δは、多重経路信号の相対時間遅延、φmは、多重経路成
分搬送波の相対位相である。
点乗積弁別器265に対する数式に、これらの方程式を適用することにより、
その出力は、以下のようにモデル化できる。
Dτk={Rf(τk-d/2)-Rf(τk+d/2)}・Rf(τk)+
α2{Rf(τk-d/2-δ)-Rf(τk+d/2-δ)}・Rf(τk-δ)+
α{Rf(τk-d/2)-Rf(τk+d/2)}・Rf(τk-δ)cos(φm)+
α{Rf(τk-d/2-δ)-Rf(τk+d/2-δ)}・Rf(τk)cos(φm)
ここで、dは、PRNコードチップにおける、早発と後発相関器間の間隔である
。
従って、同様の数式が、多重経路信号の複数の各々jに応答して、代表的な相
関器240−iにより生成されるIi及びQi信号に対して、同様にして展開可能
である。
ここで、Aは、直接経路成分の相対振幅、Rfは、到来濾波済み信号PRNコー
ドと濾波なし基準コードとの間の相互相関、tiは、相関器240−iの基準コ
ードオフセット、τkは、時間tk(エポックkとも言われる)でのコード追跡
誤差、φkは、エポックkでの搬送波位相誤差、αjは、多重経路成分jの相対振
幅、δjは、多重経路成分jの遅延量、φmjは、多重経路成分jの位相、及びn
は、多重経路成分の数である。測定された相関器電力出力Piは、図8に示す実
際の相関曲線が決定できると、以下のように、各相関器240−iに対して決定
できる。
Pi=(Ii 2+Qi 2)1/2
図10は、図8に示すのと同じ相関信号の代表的プロットであり、mが19に
等しい場合に、19個の相関器の各々に対するtiが、相関時間尺度にわたって
、如何に均等に分布され得るかを示している。従って、異なるコードオフセット
で、相関器240の間隔を分布させ、次いで多数の相関器240−1、240−
2、…、240−nの出力をサンプリングすることにより、方程式の上記システ
ムが形成されて、各多重経路成分のαj、δj、及びφmjだけでなく、
直接経路信号のコード追跡誤差τk、搬送波位相誤差φkを求めることができる。
方程式のシステムは、パラメータ推定器270(それは通常、プロセッサ16
に対するソフトウェアでも実施される)により、任意の適切な方法で求めること
が可能である。例えば、最小自乗推定、最尤推定、及び当該技術において周知の
、他の信号パラメータ推定技法も使用可能である。
連立方程式の組が、直接経路信号のコード追跡誤差τk、及び搬送波位相誤差
φkを求められると、これらパラメータ値の推定量は、幾つかの異なる方法で、
システムにより使用可能である。
一つの手法において、弁別器260及び/又は265により実施される追跡ル
ープを、適所に残すことが可能であり、コード追跡誤差τkを、搬送波/コード
同期化回路220により維持されるように、レンジ推定に対する最後の相関とし
て使用可能である。
代替として、パラメータ推定器270が、必要な計算を十分素早く実行するこ
とができると想定すると、コード追跡誤差τk、及び搬送波位相誤差φkを帰還し
て、搬送波/コード同期回路220を制御することも可能である。特に、搬送波
位相誤差φkは、プロセッサ16により、レンジレジスタ222内に戻され加算
されて、コード追跡誤差τkは、PRNコードレジスタ226内に加算され得る
。
また、システムの必要条件に依存して、多数の相関器を、異なる方法でも実現
可能である。一つの手法は、mに等しい、各チャンネルにおける相関器の物理的
な数を有することであろう。この手法は、
受信機が、多重経路が急速に変化する環境にさらされる用途に、必要となるであ
ろう。
しかし、たいていの場合、一度初期コードロックが得られると、相関電力推定
は、一回で少なくとも数秒間は安定であると想定され得る。従って、相関器が、
調整可能なコード遅延間隔を有する限り、チャンネル当たり2つ程度に少ない物
理的な相関器が存在し得る。コード遅延間隔は、エポックからエポックへと連続
されて、その結果、繰り返して、関係のあるm個の時間オフセット(ti's)の
各々での相関電力の測定がなされる。
別の手法において、全てのチャンネル22a、22b、…、22nにおける全
ての相関器が、時間のある期間、同一のPRNコードを追跡するように、周期的
に設定可能である。次ぎに、全てのチャンネル22が、関係のある各衛星に対す
るPRNコードを介して連続され、その結果、繰り返して、全ての所望のIi及
びQiが決定されることになる。
最後に、受信機におけるチャンネル22の大部分を残して、弁別器モードで動
作可能であるが、一方で、チャンネル22の一つ又はそれより多くを、チャンネ
ルからチャンネルへと絶えず連続させることに専用化させて、追跡されている各
衛星に対して、相関器パラメータ推定が補足される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
H04L 27/00 8949−5K H04J 13/00 D
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.複数の伝送される疑似ランダム雑音(PRN)符号化信号から構成される 、複合無線周波数(RF)信号を復調、及び復号するための受信機であって、 複合RF信号を受信して、複合中間周波数(IF)信号を与えるために接 続された、RF低域変換器と、 局所サンプルクロック信号を生成するための手段と、 複合IF信号、及び局所サンプルクロック信号を受信して、複合IF信号 のデジタル同相(I)サンプル、及び直角(Q)サンプルを与えるために接続さ れた、サンプリング回路と、 各チャンネル回路が、伝送されたPRN符号化信号の1つを復調、及び復 号し、各チャンネル回路が、他のチャンネル回路と同時に、Iサンプル、及びQ サンプルを受信するように、他のチャンネル回路と並列に接続された、複数のチ ャンネル回路と、 からなる受信機において、各チャンネル回路が更に、 同期化調整信号を受信して、局所基準PRNコード信号を与えるために接 続された、PRNコード信号発生器と、 Iサンプル、Qサンプル、及び局所基準PRNコード信号を受信するため に接続され、局所基準PRNコード信号により、I及びQサンプルを乗算して、 復号されたI及びQサンプルを与えるための、I及びQサンプルを複合する手段 と、 復号されたI及びQサンプルを受信するために接続され、多 数のコード位相遅延において、自動相関電力レベルを決定するための、自動相関 手段と、 多数のコード位相遅延において、自動相関電力レベルを受信するために接 続され、受信機に対して直接経路信号のパラメータを決定するための、パラメー タ推定器手段と、 からなる受信機。 2.各チャンネル回路が更に、 期待される搬送波位相信号を与えるための手段と、 サンプルクロック信号、期待される搬送波位相信号、及び同期化調整信号 を受信するために接続され、累積された搬送波位相信号、及びPRNコード位相 制御信号を与えるために接続された、同期化回路であって、累積された搬送波位 相信号、及びPRNコード位相信号が互いに同期状態にある、同期化回路と、 Iサンプル、Qサンプル、及び累積された搬送波位相信号を受信するため に接続され、累積された搬送波位相信号により指示される量だけ、I及びQサン プルを位相回転させるための、搬送波回転手段と、からなり、 自動相関手段は、同期化回路に同期化調整信号を与えることと、 PRNコード位相信号は、PRNコード信号発生器に与えられることを特 徴とする、請求項1に記載の受信機。 3.自動相関電力レベルは、3つより多いコード位相遅延点において決定され る、請求項1に記載の受信機。 4.推定されている直接経路信号のパラメータは、直接経路のコード追跡誤差 である、請求項1に記載の受信機。 5.推定されている直接経路信号のパラメータは、直接経路の搬送波位相追跡 誤差である、請求項1に記載の受信機。 6.パラメータ推定器手段は又、1つ以上の多重経路信号の位相追跡誤差を推 定する、請求項1に記載の受信機。 7.パラメータ推定器手段は又、1つ以上の多重経路信号の搬送波追跡誤差を 推定する、請求項1に記載の受信機。 8.多数のコード位相遅延における自動相関電力レベルは、多数の類似した数 の物理的な相関器回路により決定される、請求項1に記載の受信機。 9.多数のコード位相遅延における自動相関電力レベルは、1つ以上の物理的 な相関器回路のコード遅延間隔を調整することにより決定される、請求項1に記 載の受信機。 10.複数の伝送される疑似ランダム雑音(PRN)符号化信号から構成される 、複合無線周波数(RF)信号を復調、及び復号するための受信機であって、 複合RF信号を受信して、複合中間周波数(IF)信号を与えるために接 続された、RF低域変換器と、 局所サンプルクロック信号を生成するための手段と、 複合IF信号、及び局所サンプルクロック信号を受信して、複合IF信号 のデジタル同相(I)サンプル、及び直角(Q)サンプルを与えるために接続さ れた、サンプリング回路と、 各チャンネル回路が、伝送されたPRN符号化信号の1つを復調、及び復 号し、各チャンネル回路が、他のチャンネル回路と同時に、Iサンプル、及びQ サンプルを受信するように、他のチャンネル回路と並列に接続された、複数のチ ャンネル回路と、 からなる受信機において、各チャンネル回路が更に、 期待される搬送波位相信号を与えるための手段と、 サンプルクロック信号、期待される搬送波位相信号、及び同期化調整信号 を受信するために接続され、累積された搬送波位相信号、及びPRNコード位相 制御信号を与えるために接続された、同期化回路であって、累積された搬送波位 相信号、及びPRNコード位相信号が互いに同期状態にある、同期化回路と、 PRNコード位相制御信号を受信して、局所基準PRNコード信号を与え るために接続された、PRNコード信号発生器と、 Iサンプル、Qサンプル、局所基準PRNコード信号、及び累積された搬 送波位相信号を受信するために接続され、I及びQサンプルを同時に復調、及び 復号する手段を含む、復号及び搬送波回転手段であって、復調手段が、搬送波位 相信号により指示される量だけ、I及びQサンプルを位相回転させ、復号手段が 、局所基準PRNコード信号により、I及びQサンプルを乗算して、復号された I及びQサンプルを与える、復号及び搬送波回転手段と、 復号されたI及びQサンプルを受信するために接続され、少 なくとも3つのコード位相遅延に対して、多数の相関電力レベルを決定するため の、相関手段と、 多数の相関電力レベルを受信するために接続され、受信機に対して、直接 経路の時間遅延、及び1つ以上の多重経路の時間遅延の推定量を与えるための、 パラメータ推定手段と、 直接経路の時間遅延、及び1つ以上の多重経路の時間遅延の推定量を比較 することにより、同期化回路に対して、同期化調整信号を与えるための手段と、 からなり、 第1、及び第2のコード位相遅延が、初期のPRNコードロック獲得期間 時に、PRNコードチップ時間に等しい、所定の広い相関器遅延に設定され、そ の後、PRNコードチップ時間のある割合に等しい、所定の狭い相関器遅延に設 定されることにより、動的に狭められることを特徴とする受信機。 11.複数の伝送される疑似ランダム雑音(PRN)符号化信号から構成される 、複合信号を復調、及び復号する方法において、 局所サンプルクロック信号と同期状態にある、複合信号をサンプリングし 、それにより複合信号のデジタル同相(I)サンプル、及び直角(Q)サンプル を与えるステップと、 各チャンネル回路が、他のチャンネル回路と同時に、I及びQサンプルを 受信するように、他のチャンネル回路と並列に接続される、複数のチャンネル回 路に、I及びQサンプルを供給するステップと、 各チャンネル回路において、 同期化調整信号に応答して、局所基準PRNコード信号を生成するステッ プと、 局所基準PRNコード信号により、I及びQサンプルを乗算し、それに応 答して、復号されたI及びQサンプルを生成することにより、I及びQを復号す るステップと、 多数のコード位相遅延において、I及びQサンプルの相関電力レベルを決 定するステップと、 多数のコード位相遅延における相関電力レベルから、受信機に対して、直 接信号経路のパラメータを推定するステップと、 を含む方法。 12.期待される搬送波位相信号を与えるステップと、 サンプルクロック信号、期待される搬送波位相信号、及び同期化調整信号 を組み合わせることにより、互いに同期状態にある、累積された搬送波位相信号 、及びPRNコード位相制御信号を生成するステップと、 累積された搬送波位相信号により指示される量だけ、I及びQサンプルを 位相回転させるステップと、 を更に含む、請求項11に記載の方法。 13.相関電力レベルは、3つより多いコード位相遅延において決定される、請 求項11に記載の方法。 14.推定されている直接経路信号のパラメータは、直接経路のコード追跡誤差 である、請求項11に記載の方法。 15.推定されている直接経路信号のパラメータは、直接経路の搬送波位相追跡 誤差である、請求項11に記載の方法。 16.1つ以上の多重経路信号の位相追跡誤差が又推定される、請求項11に記 載の方法。 17.1つ以上の多重経路信号の搬送波追跡誤差が又推定される、請求項11に 記載の方法。 18.多数のコード位相遅延における自動相関電力レベルは、多数の類似した数 の物理的な相関器回路により決定される、請求項11に記載の方法。 19.多数のコード位相遅延における自動相関電力レベルは、1つ以上の物理的 な相関器回路のコード遅延間隔を調整することにより決定される、請求項11に 記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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