JPH09505171A - 複数次特徴ベクトルを使用するバーコード画像の復号方法と装置 - Google Patents

複数次特徴ベクトルを使用するバーコード画像の復号方法と装置

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JPH09505171A JP7525657A JP52565795A JPH09505171A JP H09505171 A JPH09505171 A JP H09505171A JP 7525657 A JP7525657 A JP 7525657A JP 52565795 A JP52565795 A JP 52565795A JP H09505171 A JPH09505171 A JP H09505171A
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Abstract

(57)【要約】 バーコード記号を表わすピクセル画像を復号するための方法と装置。このバーコード記号は複数のコード化された文字値より成り、その各々は複数の標準バーパターンの1つに対応している。各標準バーパターンはそれに関連した所定のバー幅特徴値の組を持っている。1組のバー幅情報推定値がピクセル画像から求められる。この1組のバー幅情報推定値はバーコード記号に記憶されている文字値を表わしている。このバー幅推定値の組は、所定のバー幅特徴値の選ばれた組と比較される。この比較操作に基づいて、このバーコード記号に記憶されている文字値が所定のバー幅情報値の選ばれた組に対応しているかどうかが、決定される。

Description

【発明の詳細な説明】 複数次特徴ベクトルを使用するバーコード 画像の復号方法と装置 〔発明の技術分野〕 この発明は、バーコード記号の検出と復号に関するもので、特に、低解像度の 、または劣化した、CCD画像で表わされたバーコード記号の復号法に関するも のである。 〔発明の背景〕 代表的なバーコード復号アルゴリズムは、バーとスペースより成る或るグルー プが特定の文字(キャラクタ)を表わしているかどうかを決めるために、固定閾 値法(hard thresholding)を使用している。これらのアルゴ リズムは、先ず入力画像のバーとスペースの各幅を検出し、次いで検出されたこ れらの幅を、復号される記号方式における最も幅の狭いバーまたはスペースと等 価の定格幅“X”に従って、規準化することによって実行される。次に、規準化 された各幅は閾値処理されて、複数の標準(プロトタイプ)幅のうちの一つとし て分類される。たとえば、各バーまたはスペースが、狭い(1X)または広い( 2−3X)であるようなコード39(Code 39)の場合、各規準化された 幅は、1.75Xに等しい値に対して閾値処理される。もし規準化された幅が1 .75Xより大きければ、その素子は広いと判断され、そうでない場合はその素 子は狭いと判断される。復号されるこの記号中の文字を表わす、閾値処理された これらの幅の一組は、次に、参照表(reference table)と対比 され、この表によって、復号されるその記号方式で指定された文字が決定される 。コード39に対するこの復号アルゴリズムは、米国ペンシルベニア州ピッツバ ーグのオートマチック・アイデンティフイケーション・マニュファクチャラーズ 社が、1986年に発行した「コード39用の均一記号方式仕様書(Unifo rm Symbology Specification for Code 39)」の付録(Appendix)Bに、記載されている。 コード128(Code 128)も、通常、固定閾値法を使用して復号され る。コード128では、各バーまたはスペースの規準化された幅は、1X、2X 、3Xまたは4Xの何れかで、また各コード128文字は3個のバーと3個のス ペースで構成されている。コード128では、検出されたバーとスペースの規準 化された幅は、値T1、T2、T3、T4を計算するのに使用される。これらの 値は、それぞれ、(i)1番目のバーの前縁から2番目のバーの前縁までの距離 、(ii)1番目のバーの後縁から2番目のバーの後縁までの距離、(iii)2番 目のバーの前縁から3番目のバーの前縁までの距離、および(iv)2番目のバー の後縁から3番目のバーの後縁までの距離、に相当する。計算された各値T1、 T2、T3、T4は、次に、寸法(ディメンジョン)Xで規準化され、可能性の ある6個の幅範囲のうちの一つの範囲に入るものとして分類される。最後に、各 値T1、T2、T3、T4はそれが分類された範囲内の中点に等しい値を持つも のと決定される。復号される記号中の文字を表わしているこれらの閾値処理され た値T1、T2、T3、T4の組は、この記号方式で指定された文字を規定する 参照表と対比される。コード128のこの復号アルゴリズムは、米国ペンシルバ ニア州ピッツバーグのオートマチック・アイデンティフイケーション・マニュフ ァクチャラーズ社が、1986年に発行した「コード128用の均一記号方式仕 様書(Uniform Symbology Specification f or Code 128)」の付録(Appendix)Bに、記載されている 。 閾値処理される規準化された幅の値が、或る閾値範囲の端縁部に近い値になる と、固定閾値技法は誤差(エラー)を生じることが多い。規準化された幅を計算 するベースとして解像度の低い画像を使用すると特に上記の状態となる。その理 由は、その様な画像では、結像されるバーコード記号中のバーまたはスペースの 幅の寸法が、その記号を検出するために使用する画像中の1個のピクセルと同等 になり得るからである。 低解像度の画像で表わされているバーコード記号を復号する際に、その記号に 対する最初の走査によってはそのバーコード記号をうまく復号できないことがよ く発生する。検査合計(checksum)に誤り(エラー)があったか、その バーコード記号中の文字の一つを表わしている、閾値処理された一組の値が、復 号参照表に記載されているどの値ともうまく対応できないときには、復号システ ムは上記の状態になっていると判断する。その様な場合には、バーコード記号の そのときの(current)走査を表わしている情報は捨て去って、そのバー コード記号を再走査する(できるだけ、前とは別の走査ラインに沿って)ことに よりこのバーコード記号の判断を行い、この再走査によって検出された幅の評価 をする手法をよく行う。 この発明の目的は、低解像度の画像で表わされたバーコード記号を復号するた めの改良されたシステムを提供することである。 この発明の別の目的は、固定閾値法よりも正確で強固な、バーコード記号の復 号システムを提供することである。 この発明のまた別の目的は、前回の走査ラインではバーコード記号をうまく復 号できなかった場合に、複数の走査ラインから得られる情報を合成して復号機能 を向上させるシステムを提供することである。 この発明の、その他の目的および利点は、以下の説明から明らかになるであろ う。 〔発明の概要〕 バーコード記号を表わすピクセル画像(pixel image)を復号する 方法と装置。このバーコード記号は、複数のコード化された文字(charac ter)値より成り、その各々は複数の標準(prototype)バーパター ンの1つに対応している。この標準バー・パターンの各々は1組の予め定められ たバー幅の特徴を持っている。ピクセル画像から第1の組のバー幅情報推定値が 求められる。このバー幅情報推定値の第1の組はバーコード記号に記憶されてい る文字値を表わしている。このピクセル画像からバー幅情報推定値の第2の組が 求められる。このバー幅情報推定値の第2の組は第1の組のバー幅情報推定値と は異なる次数のものである。次にこの第1の組と第2の組のバー幅情報推定値は 合成されて、バー幅情報推定値の複数次の組を生成する。この複数次の組のバー 幅推定値は、次に、所定(予め定められた)のバー幅特徴値の選ばれた組と比較 される。この比較操作に基づいて、バーコード記号に記憶されている文字値が所 定のバー幅情報値の選ばれた組に対応しているかどうか、決定される。 この発明の上記とは別の実施例では、ピクセル画像から1組のバー幅情報推定 値が求められる。その各バー幅情報推定値はバーコード記号中の2つの端縁変化 部(edge transition)間の間隔幅を表わしており、その各端縁 変化部はバーコード記号内のバーの1つの端縁に相当する。少なくとも1つのバ ー幅情報推定値が、バーコード記号中の3個またはそれ以上の数の端縁変化部を 跨ぐ間隔の幅を表わしている。このバー幅情報推定値の組は、所定のバー幅特徴 値の選ばれた組と比較されて、複数の個々の差値が求められる。この、個々の各 差値は1つのバー幅情報推定値とそれに対応する所定のバー幅特徴値との間の差 を表わし、また上記の所定のバー幅特徴値の選ばれた組は選ばれた標準バーパタ ーンに対応している。選ばれた標準バーパターンに対応する合成距離値が各個々 の距離値に従って決定される。次に、複数の相異なる標準バーパターンに対応す る複数の総合距離値が発生される。この複数の総合距離値から最小の総合距離値 が選ばれ、このバーコード記号は、この選ばれた最小の総合距離値に関連する標 準バーパターンを含んでいるとの決定がなされる。 〔図面の簡単な説明〕 図1および図1Aは、バーコード記号中の個々の文字をこの発明の好ましい実 施例に従って復号するためのシステムの動作を示す流れ図である。 図2は、この発明の好ましい実施例に従って、コード39記号方式に関連して 使用する特徴ベクトル(feature vector)の組の一例を示す図で ある。 図3は、この発明の好ましい実施例に従って、コード128記号方式に関連し て使用する特徴ベクトルの組の一例を示す図である。 図4は、この発明の好ましい実施例に関連して使用する複数次(multi− order)特徴ベクトルの構造を示す図である。 図5、図5A、図5Bは、この発明の好ましい実施例に従って複数走査ライン を使用してバーコード記号を復号するシステムの動作を示す流れ図である。 図6は、一例バーコード記号についての図5に示されたシステムの動作を示す 図である。 〔好ましい実施例の説明〕 この発明は、記号の識別および復号システムに関するもので、(i)バーコー ド記号によってコート化された個々の文字を復号する方法と装置、(ii)ピクセ ル画像内に表示されているバーコード記号を識別する方法と装置、および(iii )前の(時間的に先行する・・previous)走査ラインから得た情報を使 用してバーコード記号を復号する方法と装置、を含むものである。この発明の上 記した各機能の動作については次に詳しく説明する。 〔バーコード文字復号システム〕 図1および図1Aを参照すると、これらの図にはバーコード記号中の個々の文 字を、この発明の好ましい実施例に従って復号するシステム100の動作を例示 する流れ図が示されている。システム100は、その入力としてピクセル画像1 02を受入れる。ピクセル画像102は、CCD(電荷結合装置)カメラによっ て検出された、バーコード記号を表わす解像度の低い画像のようなものである。 ピクセル画像から得られるコード化された文字を表わす複数のバー幅情報推定値 を決定するために、推定器(estimator)104が設けられている。こ の好ましい実施例においては、推定器104によって決定されたバー幅情報推定 値はグループ化されて、複数次の特徴ベクトルの形になる。 更に、図1と図1Aには、選択器106があって、復号されるバーコード記号 に関係づけられた文字の組から標準(prototype)バー・パターンを選 出する。すなわち、たとえば、コード39が復号対象の記号方式であったとすれ ば、選択器106は始動して、英文字“A”に相当する標準バー・パターンを選 出する。この標準パターンは、次の、WB、NS、NB、NS、NB、WS、N B、NS、WBより成り、ここでWBは幅の広いバーを、NBは幅の狭いバーを 、WSは幅の広いスペースを、NSは幅の狭いスペースを表わしている。選択器 106は、更に、選出された標準バー・パターンに対応する所定の特徴値の組を 供給する。この好ましい実施例においては、この所定の特徴値の組は、減算器1 07に所定の複数次特徴ベクトルを供給するために使用される。推定器104と 選択器106によって供給される複数次特徴ベクトルについては、図2、図3お よび図4に関連して次に詳しく説明する。 減算器107は、推定器104と選択器106によって供給される特徴ベクト ルから取出した相対応する素子を1対1の形式で比較するために設けられている 。この好ましい実施例においては、推定器104と選択器106によって供給さ れる特徴ベクトルは、1つの次数の特徴ベクトルも使用されるが、一つの次数よ りも多い次数の特徴から構成される特徴を含んでいる。コード39記号方式に従 ってコード化されたバーコード記号の復号に関連して使用される好ましい特徴ベ クトルの構造が図2に示されている。コード39用に好ましい特徴ベクトルは、 0次、1次、2次、3次、4次、5次、6次および7次からの特徴を含んでいる 。図2に示されたように、これは9個の0次特徴(f0 0、f1 0、f2 0、f3 0、f4 0 、f5 0、f6 0、f7 0、f8 0)を含み、その各々はバーコード記号のバーまたは スペースの幅を表わしている。推定器104によって供給される特徴ベクトルで は、すべての特徴値(feature value)は、ピクセル画像102か ら求められたそれらの幅の推定値に基づいている。選択器106によって供給さ れた特徴ベクトルでは、すべての特徴は、選出された標準バー・パターンに対応 する所定の理想的な幅を表わすことになる。 また図2を参照すると、コード39の復号に使用される好ましい特徴ベクトル は、また、8個の1次特徴(f0 1、f1 1、f2 1、f3 1、f4 1、f5 1、f6 1、f7 1 )を含んでいる。この1次特徴において、f0 1、f2 1、f4 1、f6 1は隣接バーの 前縁相互間の距離を表わし、またf1 1、f3 1、f5 1、f7 1は、バーコード記号中 の隣接バーの後縁相互間の距離を表わしている。この好ましい特徴ベクトルは更 に7個の2次特徴(f0 2、f1 2、f2 2、f3 2、f4 2、f5 2、f6 2)を含んでいる 。この2次特徴において、f0 2、f2 2、f4 2、f6 2は、1番目のバーの前縁とこ の1番目のバーに後続する隣接バーの後縁との間の距離を表わし、f1 2、f3 2、 f5 2は1番目のバーの後縁とこの1番目のバーに後続する2番目のバーの前縁と の間の距離を表わしている。コード39の好ましい特徴ベクトルは、更に6個の 3次特徴(f0 3、f1 3、f2 3、f3 3、f4 3、f5 3)を含んでいる。この3次特徴 の、f0 3、f2 3、f4 3は1番目のバーの前縁とこの1番目のバーに後続する2番 目のバーの前縁との間の距離を表わし、f1 3、f3 3、f5 3は1番目のバーの後縁 とこの1番目のバーに後続する2番目のバーの後縁との間の距離を表わしている 。5個の4次特徴(f0 4、f1 4、f2 4、f3 4、f4 4)も含まれている。この4次 特徴の、f0 4、f2 4、f4 4は、1番目のバーの前縁とこの1番目のバーに後続す る2番目のバーの後縁との間の距離を表わし、f1 4、f3 4は1番目のバーの後縁 とこの1番目のバーに後続する2番目のバーの前縁との間の距離を表わしている 。4個の5次特徴(f0 5、f1 5、f2 5、f3 5)もある。この5次特徴において、 f0 5、f2 5は1番目のバーの前縁とこの1番目のバーに後続する3番目のバーの 前縁との間の距離を表わし、f1 5、f3 5は1番目のバーの後縁とこの1番目のバ ーに後続する3番目のバーの後縁との間の距離を表わしている。3個の6次特徴 (f0 6、f1 6、f2 6)も更に生成される。6次特徴において、f0 6、f2 6は1番 目のバーの前縁とこの1番目のバーに後続する3番目のバーの後続との間の距離 を表わし、f1 6は1番目のバーの後縁とこの1番目のバーに後続する4番目のバ ーの前縁との間の距離を表わしている。最後に、2個の7次特徴(f0 7、f1 7) が生成される。この7次特徴におけるf0 7は1番目のバーの前縁とこれに後続す る4番目のバーの前縁との間の距離を表わし、f1 7は1番目のバーの後縁とこの 1番目のバーに後続する4番目のバーの後縁との間の距離を表わしている。コー ド39に適用されるこの好ましい実施例に従って、これらすべての次数の中から 取出された特徴は連結されて、図4に示すような複数次特徴ベクトルを形成する 。 図3には、コード128記号方式に従ってコード化されたバーコード記号を復 号する際に使用する好ましい特徴ベクトルの構成が示されている。コード128 用のこの好ましい特徴ベクトルは、零次、1次、2次、3次および4次の特徴か ら構成された特徴を含んでいる。図3に示されるように、このベクトルは、6個 の零次特徴(f0 0、f1 0、f2 0、f3 0、f4 0、f5 0)を含み、それらの各特徴は そのバーコード記号のバーまたはスペースの幅を表わしている。コード128の 復号用のこの好ましい特徴ベクトルは、また5個の1次特徴(f0 1、f1 1、f2 1 、f3 1、f4 1)を含んでいる。この1次特徴において、f0 1、f2 1、f4 1はバー コード記号中の隣接バーの前縁相互間の距離を表わし、またf1 1、f3 1はバーコ ード記号中の隣接バーの後縁相互間の距離を表わしている。この好ましい特徴ベ クトルは、更に、4個の2次特徴(f0 2、f1 2、f2 2、f3 2)を含んでいる。こ の2次特徴において、f0 2とf2 2は1番目のバーの前縁とこの1番目のバーに続 く隣接バーの後縁との間の距離を表わし、f1 2とf3 2は、1番目のバーの後縁と この1番目のバーに後続する2番目のバーの前縁との間の距離を表わしている。 この好ましい特徴ベクトルは更に3個の3次特徴(f0 3、f1 3、f2 3)を含んで いる。この3次特徴のうち、f0 3とf2 3は1番目のバーの前縁とこの1番目のバ ーに後続する2番目のバーの前縁との間の距離を表わし、f1 3は1番目のバーの 後縁とこの1番目のバーに続く2番目のバーの後縁との間の距離を表わしている 。最後に、コード128用のこの好ましい特徴ベクトルは、2個の4次特徴(f0 4 、f1 4)を含んでいる。この4次特徴において、f0 4は1番目のバーの前縁と この1番目のバーに後続する2番目のバーの後縁との間の距離を表わし、f1 4は 1番目のバーの後縁とこの1番目のバーに後続する2番目のバーの前縁との間の 距離を表わしている。この好ましい実施例に従って、すべて次数の特徴から取ら れた特徴は連結されて図4に示される複数次特徴ベクトルとなる。 図4には、この発明による好ましい複数次特徴ベクトルの構成が示されている 。好ましい特徴ベクトルは、復号される記号方式に対応するすべての零次特徴と 共に(N−2)次までのすべてのより高次の特徴を含んでいる。なお、Nは、復 号される記号方式において、文字を記憶するのに使用されるすべてのバーとスペ ースの総数を表わす。コード39とコード128に関連して上述したように、こ の複数次数特徴ベクトルを構成している零次特徴は、そのバー記号中の個々の要 素(バー/スペース)の幅を表わし、1次特徴は各隣接する要素対の幅を表わし 、2次特徴は各隣接する3個の要素のグループの幅を表わし、以下同様な形式で 次数と幅の関係が続く。 上記とは別の好ましい実施例では、好ましい特徴ベクトルは、復号される記号 方式に対応するすべての零次特徴と(N/2)次以下((N/2)次を含む)の すべての高次特徴を含んでいる。この好ましい別の実施例において、(N/2) が整数に等しくなければ、この(N/2)の値は次に高い次数の整数値に丸めら れる。従って、各文字をコード化するのに総計9個のバーとスペースを用いるコ ード39の場合その特徴ベクトルは零次から5次までの特徴を含み、また各文字 をコード化するのに総計6個のバーとスペースを使用するコード128の場合に はその特徴ベクトルは零次から3次までを含むことになる。 図1を再び参照する。減算器107は、推定器104と選択器106によって 供給される特徴ベクトルから得られる相対応する要素相互間の差を1対1の形式 で求めるために、設けられている。すなわち、推定器104から供給された特徴 ベクトル中の各零次特徴と、選択器106によって供給される特徴ベクトル中の 各零次特徴との間の差が求められ、推定器104によって供給される特徴ベクト ル中の各1次特徴と、選択器106により供給される特徴ベクトル中の各1次特 徴との間の差が求められ、推定器104によって供給される特徴ベクトル中の2 次特徴の各々と選択器106によって供給される特徴ベクトル中の2次特徴の各 々との間の差が決定され、以下同様な形式で対応特徴間の差が決定される。より 具体的に言えば、減算器107は下記(1)式に従って、対をなす特徴ベクトル について個別に各差の値(d)を決定する。 ここで、eは推定器104によって供給された推定特徴ベクトル値であり、pは 選択器106によって供給された標準特徴ベクトル値であり、kは双方の各特徴 ベクトルに付けられた次数を表わし、またiはk次の中における特徴のインディ クスを表わす。 もし、減算器107によって処理された何れかの相対応する特徴相互間の差( d)の絶対値が或る閾値(T1)より大であれば、そのときの標準バーパターン は比較器108によって排除され、文字組から新しい標準バーパターンが選出さ れて、この新たに選出された標準バーパターンに関連する複数次特徴ベクトルを 使用して、減算器107と比較器108によって上記の処理が繰返される。比較 器108で比較された相対応する特徴相互間の差のそれぞれが上記閾値T1を超 えなければ、計算器107によって発生されたこの複数個の各差の値は記憶手段 110に記憶される。 次に、合計器(summer)112は、下記(2)式に従って、合成距離値 (Dcomp)を求めることによって、推定器104と選択器106によって供 給された2つの特徴ベクトル間のユークリッド距離(Euclidian di stance)を決定する。 この合成距離Dcompは、推定器104によって与えられた特徴ベクトルと選 択器106によって選出された標準バーパターンが持つ特徴ベクトルとの間のユ ークリッド距離を表わしている。すなわち、選択器106によって選出された標 準バーパターンの各々に対して、比較器108によってその標準バーパターンが 排除されない限り、その標準バーパターンに対応する合成距離Dcompが、合 計器112によって発生されることになる。合計器112は、減算器107に供 給される複数次特徴ベクトル中の次数の数によって各Dcomp値を割算するこ とによって各Dcomp値を規準化することが望ましい。比較器114は、この 規準化されたDcomp値を第2の閾値(T2)と比較する。もし、このDco mp値がT2より大きければ、そのときの標準バーパターンは排除され、大きく なければこのときの標準バーパターンに対し決定されたこのDcomp値は、記 憶手段115に記憶される。別の実施例においては、ユークリッド距離の計算を 使用すること無く、個々の各差の値dの絶対値を合計することによって、合成距 離値Dcompを計算することもできる。この別の実施例では、各Dcomp値 は、減算器107に供給される複数次特徴ベクトル中の次数の数によって各Dc omp値を割算することによって規準化されていることが好ましい。 すべての標準バーパターンが選出され上記のように処理された後、選択器11 6は、記憶手段115に記憶されているすべての合成距離値を評価して最小合成 距離値(Dmin)を選出する。記憶装置115中に合成距離値が記憶されてい なければ、このシステムは検出された文字はうまく復号されなかったと判断する が、そうでない場合には、この検出された文字はDminに相当する標準バーパ ターンに関連する参照表から読取れる文字であると決定する。 個々の文字復号システム100は、デジタル・マイクロプロセッサまたは汎用 プロセッサで構成することができる。この好ましい実施例においては、推定器1 04と選択器106によって供給される特徴値の幅は、復号される記号法におけ る最も狭いバーまたはスペースの幅に対して規準化される。この発明をコード3 9記号方式の復号に応用する場合には、T1とT2はそれぞれ2.0と1.5に設 定することが好ましい。同様に、この発明をコード128記号方式の復号に利用 する場合は、好ましくはT1とT2を1.0と0.75にそれぞれ設定する。 バーコード記号識別システム 図1および図1Aに示しかつ上記したシステムは、ピクセル画像102内にお けるバーコード記号からデータ文字および制御文字(ストップ/スタート文字な ど)の双方を復号するのに使用することができる。すなわち、この発明の更に別 の面によれば、図1、図1Aのシステムは、ピクセル画像102内のバーコード 記号をコード化するのに使用した記号方式の識別にも使用できる。記号方式識別 モード期間には、各々が特定のスタート/ストップ文字に対応している複数の標 準バーパターンの一つを表わす特徴ベクトルを、選択器106が選択する。この モードでは、選択器106は、好ましくは、一つよりも多いバーコード記号方式 を表わす複数のスタート/ストップ文字に相当する1組の特徴ベクトルから、特 徴ベクトルを選択する。減算器107は、次に、選択器106によって供給され た特徴ベクトルと、検出されたピクセル画像102を表わしている推定器104 により供給される特徴ベクトルとから取出した相対応する要素間の差を、上記( 1)式に従って求める。減算器107によって計算された、相対応する特徴の何 れかの差が、閾値T1よりも大きければ、そのときの標準バーパターン(与えら れたスタート/ストップ文字に相当する)は比較器108によって排除され、新 しい標準バーパターン(別のスタート/ストップ文字に相当する)が選択され、 この新しく選択された標準バーパターンに関連する特徴ベクトルを使って、減算 器107と比較器108によって上記のプロセスが繰返される。減算器107に よって計算された、相対応する特徴の何れかの差が閾値T1を超えなければ、減 算器107によって決定された複数個の個々の差の値は記憶装置110に記憶さ れる。次に、合計器112は、推定器104と選択器106によって供給された 2つの特徴ベクトル間のユークリッド距離を、上記(2)式に従って合成距離値 (Dcomp)を決定することにより、求める。その後、選択器106によって 選ばれた各標準バーパターンについて、その標準バーパターンが比較器108に よって排除されていない限り、その標準バーパターンに対応する合成距離Dco mpが合計器112によって発生される。合計器112は、好ましくは、減算器 107に供給された複数次特徴ベクトル中の次数の数により各Dcomp値を割 算することによって、各Dcompを規準化する。比較器114はこの規準化さ れたDcomp値を第2の閾値(T2)と比較する。もし、この規準化されたD comp値がT2よりも大きければ、そのときの標準バーパターンは排除され、 大きくなければそのときの標準バーパターンについて決定されたこのDcomp 値は記憶手段115に記憶される。すべての標準バーパターン(すべての、可能 性のあるスタート/ストップ文字に相当)が既述のように選出され処理された後 に、選択器116は記憶手段115に記憶されているすべての合成距離値を評価 して最小合成距離値(Dmin)を選出する記憶手段115中に記憶された合成 距離値が存在しないときは、このシステムは、この検出された文字はスタート/ ストップ文字を表わしていないと決定するが、そうでないときは、この検出され た文字はDminに対応する標準バーパターンに関する参照表からスタート/ス トップ文字であると決定する。 〔複数の走査ライン情報を使用する復号〕 次に図5、図5A、図5Bを参照する。これらの図は、この発明の好ましい実 施例に従ってバーコード記号を複数の走査ラインで走査してバーコード記号を復 号するためのシステム500の動作を例示する流れ図である。システム500は 、その入力としてピクセル画像502を受取る。ピクセル画像502は、CCD カメラによって検出されたバーコード記号を表わす解像度の低い画像のようなも のである。文字選択器504は、復号をするため、ピクセル画像502からコー ド化された文字を選択するために設けられている。個別の文字復号器506が設 けられていて、選択器504によって供給されるコード化された文字を復号する 目的を果たす。復号器506は、実質的に前述したシステム100に従って働く 。しかし、システム100が行う作用に加えて、この復号器506は、個別の文 字が具合よく復号されたときに、Dminの値にセットされる値ERRを出力す る。復号器506が個別の文字を復号することができないような場合には、ER Rは−1の値にセットされる。走査ライン終了手段508が設けられていて、こ の手段は、そのときの走査ライン中のコード化されているすべての文字が復号器 506によって処理されたかどうかを決定する。そのときの走査ライン中のすべ てのコード化された文字(検査合計文字‥‥checksum charact or‥‥を含む)が復号器506によって処理完了した後、比較器510は、そ の時の走査ラインの復号期間に復号器506から出力したERR値の各々を−1 と比較する。−1にセットされているERR値が存在しない場合には、比較器5 12は、復号された文字値を評価して検査合計誤差(checksum err or)があるかどうかを決定する。それで、もし検査合計誤差が無くかつ−1に セットされているERR値が存在しない場合には、システム500はそのバーコ ード記号は最初の走査ラインで具合よく復号されたと判断する。 もし、比較器510が、復号器506から出力したERR値の少なくとも1つ が−1にセットされていると判断した場合、或いは比較器512が検査合計誤差 があると判断した場合には、新走査ライン選択器514が、処理するためにその バーコード記号を通過する新しい走査ライン(その時の走査ラインとは異なる新 走査ライン)を選択し、記憶手段516は前の(先行する‥‥previous )走査ラインの復号時に復号器506から出力したERR値を保存する。次に、 復号手段518はこの新走査ライン中の各個別のコード化された文字を復号しよ うとする。復号器518は、前述した復号器506と実質的に同様に動作する。 すなわち、復号器518は、個別文字が適切に復号されたときは値Dminにセ ットされた値のERRを出力し、また個別文字を復号することができなかったと きはERRの値を−1にセットすることになる。 比較の目的でそのときの走査ラインとその前の走査ラインから相対応するER R値の対を選択するために選択器520が設けられている。選択器520のため に、そのときの走査ライン中の1番目の文字に対応するERR値とその前の走査 ライン中の1番目の文字に対応するERR値とが、相対応するERR値の対を表 わし、そのときの走査ライン中の2番目の文字に相当するERR値とその前の走 査ラインにおける2番目の文字に相当するERR値とが相対応するERR値の対 を表わし、以下同様な関係が成立つものとする。選択器520によって選択され た対応するERR値の各対は比較器522に供給される。そのときの走査ライン における選ばれた文字のERR値がその前の走査ライン中の対応する選ばれた文 字のERR値より大きければ、文字置換手段524が、そのときの走査ライン中 の選ばれた文字のERR値と復号された文字値とを、その前の走査ライン中の対 応する選ばれた文字から得られるERR値と復号された文字値で置換える。この 置換手段524の動作は図6に関連する例について後で説明する。 そのときの走査ラインおよびその前の走査ラインの対応するERR値の対のす べてのものが選択器520と比較器522によって処理された後、比較器526 はそのときの走査ラインに対応する各ERR値を−1と比較する。もし−1にセ ットされているERR値が存在しなかったら、次に比較器528がそのときの走 査ライン中のこの復号された文字値を評価して検査合計誤差があるかどうかを決 定する。検査合計誤差が無くかつ−1にセットされているERR値が無ければ、 システム500は、そのときの走査ラインによってバーコード記号が適切に復号 されたと判断する。もし比較器526が、そのときの走査ライン中のERR値の うちの少なくとも1つが−1にセットされていると判断するか、検査合計誤差が 存在すると判断すれば、更に新しい走査ラインが選択されて選択器514からプ ロセスが繰返される。この好ましい実施例においては、システム500は、バー コード記号を復号する目的で最高7本の走査ラインで選択する。これら7本の走 査ラインの処理を行った後、もし、−1のERR値か検査合計誤差が残っていれ ば、システム500は、評価されたバーコード記号は適切に復号することができ ないものであると判断する。復号システム500は、デジタル・マイクロプロセ ッサでまたは汎用プロセッサで構成することができる。 この発明のまた別の実施例(図示省略)では、比較器512と528を除いた 形でシステム500が構成されている。この別の実施例では、走査ライン中に− 1にセットされたERR値が全く無い限りバーコード記号は適切に復号されたと 判断する。バーコード記号が適切に復号されたかどうかの決定に際して検査合計 誤差の存在を考慮しないこの別の実施例は、検査合計文字を使用しないコード3 9記号方式系を復号するのに使用することができる。 次に図6を参照すると、この図には、一例バーコード記号600の復号に関連 して、複数走査ライン期間における、システム500の一般的な動作と文字置換 手段524の詳しい動作とが示されている。バーコード記号600は、コード3 9記号方式によってコード化されていて、次の6個のコード化されたデータ文字 すなわち“0”、“1”、“2”、“3”、“4”および“5”を含んでいる。 図示の例では、復号器506は、走査ライン1上を走査しかつこのラインに沿っ て各データ文字を順次復号することによって、記号600を復号するものである 。この1番目の走査ラインに関して、復号器506は記号600中の1番目、2 番目、4番目、5番目および6番目のデータ文字を、それぞれ“A”、“1”“ M”“4”および“5”として復号する。その外に、復号器506は、1番目の データ文字に対して0.91のERR値、2番目のデータ文字に対して0.52 のERR値、4番目のデータ文字に対して0.95のERR値、5番目のデータ 文字に対して0.01のERR値、および6番目のデータ文字に対して0.10 のERR値を、出力する。走査ライン1では、復号器506は、バーコード記号 600中の3番目のデータ文字を適切に復号することができなかったから、この データ文字に対するERR値には−1という値が与えられている。 図6に示すこの例では、バーコード記号600中のすべての文字が1番目の走 査ラインによって適切に復号されなかったから、この1番目の走査ラインから得 られた文字とERR値とは記憶され、システム500は走査ライン2に進む。図 示の例では、走査ライン2に沿って行われる1番目のデータ文字の復号期間に、 復号器518は0.91よりも大きなERR値を出力する。1番目の走査ライン に沿っての復号期間には、この1番目のデータ文字はERR値0.91に従って 復号されているので、走査ライン2から得られる1番目のデータ文字に関する復 号器の出力の代わりに、1番目の走査ラインから得られた文字とERR(“A” と0.91)が、置換手段524によって、置換えられる。走査ライン2に沿っ ての2番目のデータ文字の復号期間には、2番目のデータ文字に“1”を、関連 するERR値として0.40を、与える。1番目の走査ラインに沿った復号期間 にこの2番目のデータ文字はERR値0.52に従って“1”と復号されたので 、2番目の走査ラインから得られる文字とERR値(“1”と0.40)は、置 換手段524によってこの2番目の走査ラインで保持される。走査ライン2に沿 っての3番目のデータ文字の復号期間には、3番目のデータ文字は“2”として 復号され、復号器518はこのデータ文字に関するERR値として0.59を出 力する。1番目の走査ラインに沿った復号期間にはこの3番目のデータ文字はE RR値−1に従って復号された(すなわち、この3番目のデータ文字は1番目の 走査ラインではうまく復号できなかった)ので、走査ライン2から得られる3番 目のデータ文字とそれに関するERR値(“A”と0.40)が、置換手段52 4によって、この2番目の走査ラインに保持される。走査ライン2に沿っての、 4番目、5番目および6番目のデータ文字の復号期間には、復号器518は、そ れぞれ0.95、0.01および0.10よりも大きなERR値を出力する。1 番目の走査ラインに沿っての復号期間には、この4番目、5番目および6番目の データ文字は、それぞれERR値0.95、0.01および0.10によって復 号されているので、この1番目の走査ラインから得られた4番目、5番目および 6番目のデータ文字とそれに関するERR値が、走査ライン2から得られた4番 目、5番目および6番目のデータ文字に対する復号器出力の代わりに、置換手段 524によって、置換される。 図6の例では、バーコード記号600中の2つのデータ文字(すなわち、1番 目と4番目のデータ文字)が、1番目または2番目の走査ラインによっては正し く復号できなかったので、このバーコード記号に対する検査合計(図示せず)は 、誤差を生じることになる。そこで、そのときの走査ラインから得られた文字と ERR値は記憶され、システム500は走査ライン3へ進む。走査ライン3に沿 った1番目のデータ文字の復号期間に、復号器518はこの1番目のデータ文字 に“0”と、付帯ERR値0.20を与える。前の走査ラインに沿った復号期間 に、2番目のデータ文字は0.91というERR値に従って“A”と復号された ので、このときの走査ラインから得られる文字とERR値(“0”と0.20) は、置換手段524によってこのときの走査ラインに保持される。走査ライン3 に沿う2番目、3番目、4番目、5番目および6番目のデータ文字の復号期間に 、復号器518は、それぞれ0.40、0.59、0.95、0.01および0 .10よりも大きなERR値を出力する。前の走査ラインに沿った復号期間に、 この2番目、3番目、4番目、5番目および6番目のデータ文字は、それぞれ0 .40、0.59、0.95、0.01および0.10のERR値に従って復号 されているので、前の走査ラインから得られた2番目、3番目、4番目、5番目 および6番目の文字とERR値が、置換手段524によって、走査ライン3から 得られた2番目、3番目、4番目、5番目および6番目のデータ文字に対する復 号器出力の代わりに置換えられる。 図6の例について更に検討すると、バーコード記号600中の1つのデータ文 字は、1番目、2番目または3番目の走査ラインによって正しく復号されなかっ た(すなわち、4番目のデータ文字に相当)ので、このバーコード記号に対する 検査合計(図示せず)は、検査合計誤差を生じることになる。それで、そのとき の走査ラインから得られる文字とERR値は記憶され、システム500は走査線 4へ進む。走査ライン4に沿っての1番目と2番目のデータ文字の復号期間に、 復号器518は、それぞれ、0.20および0.40より大きなERR値を出力 する。前の走査ラインに沿っての復号期間に1番目と2番目のデータ文字は、そ れぞれ、ERR値0.20と0.40に従って復号されているので、前の走査ラ インから得られた1番目と2番目のデータ文字に対するERR値と文字が、置換 手段524の作用によって、走査ライン4から得られた1番目と2番目のデータ 文字の復号器出力の代わりに置換される。走査ライン4に沿う3番目のデータ文 字の復号期間には、復号器518は3番目のデータ文字に“2”と、関連するE RR値0.09を与える。前の走査ラインに沿う復号期間にこの3番目のデータ 文字は、0.59なるERR値に従って“2”として復号されているので、その ときの走査ラインから得られる文字とERR値(“2”と0.09)が、置換手 段524によって、2番目の走査ラインに保持される。走査ライン4に沿う4番 目、5番目および6番目のデータ文字の復号期間に、復号器518は、それぞれ 、0.95、0.01および0.10よりも大きなERR値を出力する。前の走 査ラインに沿う復号期間に、この4番目、5番目および6番目のデータ文字は、 それぞれ、ERR値0.95、0.01および0.10に従って復号されている ので、置換手段524によって、走査ライン4から得られた4番目、5番目およ び6番目のデータ文字の復号器出力の代わりに、前の走査ラインから得られた4 番目、5番目および6番目のデータ文字に対するERR値と文字が置換えられる 。 続けて図6の例を参照すると、バーコード記号600の中の1つのデータ文字 が、1番目、2番目、3番目または4番目の走査ラインによって正しく復号され なかった(すなわち、4番目のデータ文字に相当)ので、このバーコード記号の 検査合計は検査合計誤差を生じることになる。それで、そのときの走査ラインか ら得られる文字とERR値が記憶され、システム500は走査ライン5へ進む。 走査ライン5に沿っての、1番目、2番目および3番目のデータ文字の復号期間 に、復号器518は、それぞれ、0.20、0.40および0.09より大きな ERR値を出力する。前の走査ラインに沿っての復号期間に、1番目、2番目お よび3番目のデータ文字は、それぞれ、0.20、0.40および0.09のE RR値に従って復号されているので、この前の走査ラインから得られる1番目、 2番目および3番目のデータ文字に対するERR値と、文字とが、置換手段52 4によって、走査ライン5から得られる1番目、2番目および3番目のデータ文 字に対する復号器の出力の代わりに、置換される。この5番目の走査ラインに沿 う4番目のデータ文字の復号期間に、復号器518は、4番目のデータ文字に“ 3”と付属ERR値0.15を与える。前の走査ラインに沿う復号期間に、4番 目のデータ文字はERR値0.95に従って“M”と復号されたので、そのとき の走査ラインから得られる文字とERR値(“3”と0.15)が、置換手段5 24によってそのときの走査ラインに保持される。走査ライン5に沿う5番目お よび6番目のデータ文字の復号期間に、復号器518はそれぞれ、0.01およ び0.10よりも大きなERR値を出力する。前の走査ラインに沿った復号期間 にこの5番目および6番目のデータ文字は、それぞれ、ERR値0.01と0. 10に従って復号されているので、前の走査ラインから得られる5番目と6番目 の文字とERR値が、置換手段524によって、走査ライン5から得られた5番 目と6番目のデータ文字に対する復号器の出力の代わりに置換される。 図6の例では、走査ライン5が完了した後、システム500は、バーコード記 号600中のすべてのデータ文字を適正に復号したことになり、検査合計誤差は 存在せず、比較器528は、バーコード記号600は適正に復号されたことを表 示することになる。 この発明は、その精神または基本的な特性を逸脱することなく上記の例とは別 の形で実施することができる。従って、前述の説明ではなく付属請求項もこの発 明の範囲を示すものとして考慮すべきである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 各々が複数の標準バーパターンの1つに対応する複数のコード化された文 字値より成るバーコード記号を表わすピクセル画像の復号方法であって、上記標 準バーパターンの各々が個有の所定標準バー幅特徴値の組を有するものであり: (A) 上記のピクセル画像から、バー幅情報推定値の第1の組として、上記バ ーコード記号に記憶されているコード化された文字値を表わしているバー幅情報 推定値の第1の組を求めるステップと、 (B) 上記のピクセル画像から、バー幅情報推定値の第2の組として、バー幅 情報推定値の上記第1の組とは異なる次数を有し、かつ上記バーコード記号に記 憶されている上記コード化された文字を表わしているバー幅情報推定値の第2の 組を求めるステップと、 (C) 上記第1と第2のバー幅情報推定値の組を合成して、バー幅情報推定値 の複数次組を形成するステップと、 (D) 上記バー幅推定値の複数次組を、所定の標準バー幅特徴値の選ばれた組 と比較するステップと、 (E) 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値が、 所定の標準バー幅情報値の上記選ばれた組に対応するかどうかを、上記の比較に よって確認するステップと、 (F) 上記ステップ(E)の結果に従って上記コード化された文字値を復号す るステップと、 より成る、バーコード記号を表わすピクセル画像の復号方法。 2. 上記ステップ(B)が、更に、上記ピクセル画像から、バー幅情報推定値 の第3の組として、上記第1および第2のバー幅情報推定値とは異なる次数を有 し、かつ上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値を表 わしているバー幅情報推定値の第3の組を求める過程を有するものである、請求 項1に記載の復号方法。 3. バー幅情報推定値の上記第1の組が上記バーコード記号中の個々の要素に 対応する幅を表わし、上記バー幅情報推定値の上記第2の組が上記バーコード記 号中の隣接する要素の対に対応する幅を表わし、上記バー幅情報推定値の上記第 3の組が上記バーコード記号中の3個の要素の隣接グループに相当する幅を表わ している、請求項2に記載の復号方法。 4. 上記ステップ(D)が、バー幅推定値の上記複数次組と所定の標準バー幅 特徴値の上記選ばれた組からの相対応する要素を1対1のベースで比較する過程 を有する、請求項1に記載の復号方法。 5. 上記ステップ(D)が、更に、バー幅推定値の上記複数次組と所定の標準 バー幅特徴値の上記選ばれた組との間の差値を記憶するステップを含んでいる、 請求項4に記載の復号方法。 6. バー幅情報推定値の上記複数次組を、標準バー幅特徴値の上記複数の組の 1つ1つと順次比較して、上記複数次特徴ベクトルと所定の標準バー幅特徴値の 上記複数の組の対応するものとの間のユークリッド空間における距離を表わす複 数の合成距離値を決定する、請求項5に記載の復号方法。 7. 上記複数の合成距離値から最小合成距離値を選出するステップを有し、ま た上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値が、上記最 小合成距離値に関連する上記所定の標準バー幅特徴値の組に従って復号される、 請求項6に記載の復号方法。 8. 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値がスタ ート/ストップ文字である、請求項1に記載の復号方法。 9. 各々が複数の標準バーパターンの1つに対応する複数のコード化された文 字値より成るバーコード記号を表わすピクセル画像の復号方法であって、上記標 準バーパターンの各々が個有の所定標準バー幅特徴値の組を有するものであり: (A) 上記ピクセル画像から、バー幅情報推定値の組として、上記バー幅情報 推定値の少なくとも1つが上記バーコード記号中の3個またはそれ以上の数の端 縁変化部に跨がる間隔の幅を表わしており、上記の各端縁変化部が上記バーコー ド記号中のバーの端縁に対応しているような、バー幅情報推定値の組を求めるス テップと、 (B) 比較のための標準バーパターンを選択するステップと、 (C) バー幅情報推定値の上記の組を所定の標準バー幅特徴値の選択された組 と比較して、複数の個々の差値を求めるステップで、上記個々の差値の各々が上 記バー幅情報推定値の1つとこれに対応する所定の標準バー幅特徴値との間の差 を表わし、また所定の標準バー幅特徴値の上記選択された組がステップ(B)で 選択された上記標準バーパターンに対応している、ステップと、 (D) 上記個々の差値の各々に従って、ステップ(B)で選択された上記標準 バーパターンに対応する合成距離値を計算するステップと、 (E) ステップ(B)−(D)を繰返すことによって複数の異なる標準バーパ ターンに対応する複数の合成距離値を生成するステップと、 (F) 上記複数の合成距離値から最小合成距離値を選出するステップと、 (G) 上記バーコード記号が、上記選出された最小合成距離値に関連する上記 標準バーパターンを含んでいることを確認するステップと、 (H) ステップ(G)の結果に従って上記バーコード記号を復号するステップ と、 より成る、バーコード記号を表わすピクセル画像の復号方法。 10. ステップ(C)が、バー幅推定値の上記組からの要素と所定の標準バー幅 特徴値の上記選ばれた組からの対応する要素とを、1対1のベースで比較する過 程を有する、請求項9に記載の復号方法。 11. ステップ(D)が、バー幅情報推定値の上記組と所定の標準バー幅特徴値 の上記選ばれた組との間の差を表わす個々の差値を求めるステップを有する、請 求項10に記載の復号方法。 12. 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値の1つ がスタート/ストップ文字である、請求項9に記載の復号方法。 13. 各々が複数の標準バーパターンの1つに対応する複数のコード化された文 字値から成るバーコード記号を表わすピクセル画像の復号装置であって、上記標 準バーパターンのそれぞれは個有の所定の標準バー幅特徴値の組を有するもので あり: (A) 上記ピクセル画像から、バー幅情報推定値の第1の組として、上記バー コード記号中に記憶されているコード化された文字値を表わしているバー幅情報 推定値の第1の組を求めるための第1の決定手段と、 (B) 上記ピクセル画像から、バー幅情報推定値の第2の組として、上記バー 情報推定値の第1の組とは異なる次数を有しかつ上記バーコード記号中に記憶さ れている上記コード化された文字値を表わしているバー幅情報推定値の第2の組 を求めるための第2の決定手段と、 (C) バー幅情報推定値の上記第1と第2の組を合成してバー幅情報推定値の 複数次組を形成する合成手段と、 (D) 上記バー幅情報推定値の上記複数次組を所定の標準バー幅特徴値の選ば れた組と比較する比較器と、 (E) 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値が、 所定の標準バー幅情報値の上記選ばれた組に対応するかどうかを、上記比較器の 出力に従って確認するための文字確認手段と、 (F) 上記コード化された文字値を、上記文字確認手段の出力に従って復号す るための復号手段と、 を具備して成る、バーコード記号を表わすピクセル画像の復号装置。 14. 上記第2の決定手段が、更に、上記ピクセル画像からバー幅情報推定値の 第3の組を求める手段を有し、上記バー幅情報推定値の第3の組が、上記バー幅 情報推定値の上記第1および第2の組とは異なる次数のものであってかつ上記バ ーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値を表わしている、請 求項13に記載の復号装置。 15. 上記バー幅情報推定値の上記第1の組が上記バー記号中の個々の要素に対 応する幅を表わし、上記バー幅情報推定値の上記第2の組が上記バーコード記号 中の隣接する要素の対に対応する幅を表わし、上記バー幅情報推定値の上記第3 の組が上記バーコード記号中の3個の要素の隣接グループに対応する幅を表わし ている、請求項14に記載の復号装置。 16. 上記比較器が、上記バー幅推定値の上記複数次組と所定の標準バー幅特徴 値の上記選ばれた組とからの相対応する要素を1対1のベースで比較する手段を 有する、請求項13に記載の復号器。 17. 上記バー幅推定値の上記複数次組と上記所定の標準バー幅特徴値の上記選 ばれた組との間の差を表わすユークリッド距離値を求める手段を有する、請求項 16に記載の復号装置。 18. 上記比較器が、上記バー幅情報推定値の上記複数次組を上記標準バー幅特 徴値の上記複数の組の1つ1つと順次比較して、上記複数次の特徴ベクトルと所 定の標準バー幅特徴値の上記複数の組の対応するものとの間のユークリッド空間 距離を表わす複数の合成距離値を求める手段を有する、請求項17に記載の復号 装置。 19. 更に、上記複数の合成距離値から最小合成距離値を選出する選択器を具え 、また上記復号手段が、上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化さ れた文字値を、上記最小合成距離値に関連する所定の標準バー幅特徴値の上記組 に従って復号する手段を有する、請求項18に記載の復号装置。 20. 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値がスタ ート/ストップ文字である、請求項13に記載の復号装置。 21. 各々が複数の標準バーパターンの1つに対応する複数のコード化された文 字値より成るバーコード記号を表わすピクセル画像の復号装置であって、上記標 準バーパターンの各々が個有の所定標準バー幅特徴値の組を有するものであり: (A) 上記ピクセル画像から、バー幅情報推定値の組として、上記バー幅情報 推定値の少なくとも1つが上記バーコード記号中の3個またはそれ以上の数の端 縁変化部に跨がる間隔の幅を表わしており、上記各端縁変化部が上記バーコード 記号中のバーの端縁に対応しているような、バー幅情報推定値の組を求める第1 の決定手段と、 (B) 比較のための標準バーパターンを選択する選択器と、 (C) バー幅情報推定値の上記の組を所定の標準バー幅特徴値の選ばれた組と 比較して複数の個々の差値を求める比較器であって、上記個々の差値の各々が上 記バー幅情報推定値の1つとこれに対応する所定の標準バー幅特徴値との間の差 を表わし、また所定の標準バー幅特徴値の上記選択された組が上記選択器によっ て選択された上記標準バーパターンに対応している、比較器と、 (D) 上記個々の差値の各々に従って、上記選択された標準バーパターンに対 応する合成差値を計算する計算手段と、 (E) 相異なる複数の標準バーパターンに対応する複数の合成差値を発生させ る発生手段と、 (F) 上記複数の合成差値から最小合成距離値を選出する選択器と、 (G) 上記バーコード記号が、上記最小合成距離値を有する上記標準バーパタ ーンを含んでいることを確認するための第2の決定手段と、 (H) 上記第2の決定手段の出力に従って、上記バーコード記号を復号する復 号器と、 を具備して成る、バーコード記号を表わすピクセル画像の復号装置。 22. 上記比較器が、上記選ばれた組の所定の標準バー幅特徴値とこれに対応す る上記バー幅推定値の組からの対応要素とを1対1のベースで比較する手段を有 する、請求項21に記載の復号装置。 23. 上記計算手段が、上記バー幅情報推定値の組と所定の標準バー幅特徴値の 上記選ばれた組との間の差を表わすユークリッド空間距離値を求める手段を有す る、請求項22に記載の復号装置。 24. 上記バーコード記号中に記憶されている上記コード化された文字値の1つ がスタート/ストップ文字である、請求項21に記載の復号装置。
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