JPH096884A - 解読されないバー・コード・プロフィールをエッジ検出回路を用いてエンコードする方法および装置 - Google Patents

解読されないバー・コード・プロフィールをエッジ検出回路を用いてエンコードする方法および装置

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JPH096884A
JPH096884A JP8156793A JP15679396A JPH096884A JP H096884 A JPH096884 A JP H096884A JP 8156793 A JP8156793 A JP 8156793A JP 15679396 A JP15679396 A JP 15679396A JP H096884 A JPH096884 A JP H096884A
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スプラーグ アックリー エイチ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単一幅のみを有する1つのエレメント型を用い
るシンボロジーにおける狭いエレメントを解読すること
ができないプロフィールをデコードする方法および装置 【解決手段】この方法は、標準の波形形成および計数回
路142を用いて、シンボルから一連の計数を生成し、
次に、幅が1のエレメントに対するXディメンジョン
が、クワイエット・ゾーンに相当する計数後に、バーに
相当する最初の幾つかの計数に基づいて、決定し、スタ
ートおよびストップ文字を探し、そしてシンボルが合焦
点にあるかどうかを決定する。もし、シンボルが焦点外
れにあるなら、幅が1のエレメントの奇数の群が、偽り
のエレメントに相当する大きな計数に変換される。この
方法は計数を個々の文字にグループ化し、全ての偽りの
エレメントを個々の、幅が1のエレメントに分割する。
その後、この方法はシンボルをデコードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バー・コード・シ
ンボルをエンコードする方法および装置、特に解読され
ない、あるいは焦点外れのバー・コード・シンボルをエ
ンコードする方法および装置に関する。
【0002】
【本発明の背景】バー・コードをエンコードする方法は
公知の技術であり、一般にバー・コード・シンボルから
生じる反射信号におけるエッジあるいは変化を知るため
に、“波形整形”回路を用いる。反射率信号、即ちバー
・コード“プロフィール”は、一般に高い反射率の領
域、即ち“スペース”から反射され、および低い反射率
の領域、即ちバーコドにおける“バー”によって吸収さ
れた変調信号を表すアナログ信号であり、これにより符
号のバーとスペースのパターンを表す。与えられたプロ
フィールにおいて、一般にピーク(peak)はスペース(高
い反射率)に対応し、一方、谷(valley)はバー(スペー
スに比較して、低い反射率)に対応し、そして一般に各
ピークあるいは谷の幅は対応するバーあるいは谷の幅を
示しており、その反射率はピークあるいは谷を形成して
いる。殆どの波形整形回路は、フロフィールにあるピー
クおよび谷間の変化あるいはエッジに基づいてプロフィ
ールを実質的に四角にする。従って、計算回路はバーお
よびスペースの幅を示す一連の計数(カウント)をす
る。簡単な波形整形回路は、Allais et alのU.S.Patent
No. 3,909,594に記載されている。一方より複雑な波形
回路は、Palmer et alのU.S.Patent No. 4,335,301に記
載されている。これら、及び他の波形整形回路は同じ目
的を実現するために、即ちバーおよびスペースから発生
する信号を分離し、信号の間隔を決定するために、多く
の種々の工夫を行っている。プロフィールにおけるエッ
ジを検出することは、Scan-Tech proceedings 4A in 19
87, "Verification-New Insight forOld Debate" の記
事に記載されている。一般に、波形整形回路は、3つの
形式: (1)簡単な電圧フォロー回路、(2)プロフィールの
2次微分係数を見いだす回路、および(3)広い幅のエ
レメント(element)からの情報を用いて "グローバル・
スレッショルド(global threshold)" を決定する回路の
一つに分類される。
【0003】一つの“エレメント" は単一のバーあるい
は単一のスペースである。従って、コード39のような
2つの幅の符号において、各符号の文字(キャラクタ
ー)は2つの狭いエレメントと2つの広いエレメント、
即ち単一幅のバー、単一幅のスペース、2倍幅のバーお
よび2倍幅のスペースの組み合わせを一般に有してい
る。より複雑なシンボロジー(symbology) は、バーおよ
び/またはスペースに対して大きな数の幅を用いる。今
日使用されている全ての波形整形回路において、プロフ
ィールが焦点を外れると、狭いエレメントは全て解読さ
れるとはかぎず、この回路は、バー・コード・シンボル
をエンコードするために充分な情報を与えることができ
ない。この欠点は、“解読されないバー・コード・プロ
フィールをエンコードする方法および装置”に関するU.
S.Patent No. 5,389,770において解決されている。本発
明者は、もし、バー・コード・リーダー(以下、リーダ
ーと言う)は走査し、あるいはそのフィールドの深さか
らバー・コード・シンボルをイメージするなら、それに
より生じるプロフィールは“クロージャー(closure)"を
表すこを発見した。バー・コード・シンボルのクロージ
ャーは、幾つかの認識できるピークおよび谷によってだ
けでなく、プロフィールの中間におけるリップルによっ
ても証明される。バー・コード・プロフィールにおける
クロージャーは、プロフィールの広いエレメントは解読
されるが、狭いエレメントは解読されないことを一般に
示す。リーダーに関して、リーダーが与えられたスペー
スあるいはバーに対応するプロフィールのピークあるい
は谷、およびそのエレメントの幅を識別できるなら、ス
ペースあるいはバーは解読される。幾つかのプロフィー
ルは、視覚的に認識できるが、電流波形整形回路によっ
ては実質的に検出することができない小さなピーク、谷
あるいはリップルによる狭いエレメントを表すことがあ
る。
【0004】U.S.Patent No. 5,389,770(以下、'770特
許と言う) の実施例に示されている本発明者の装置およ
び方法は、プロフィールをメモリに記憶され、メモリで
解析されるマルチレベルのディジタル信号に変換する。
マイクロプロセッサは、ディジタル化したプロフィール
の高いピークおよび低い谷を識別し、解読されるエレメ
ントとしてピークおよび谷に境界をつけ、そして可能な
広いエレメント(例えば、2つの広いバーとスペース)
を識別する。マイクロプロセッサは、開始あるいは終了
文字を含む、プロフィールおよび計測された距離を解析
し、プロフィールから単位距離、即ちXの寸法を決め
る。この“Xの寸法”はバー・コード・シンボロジーに
おける最も狭いバーおよびスペースの名目上の幅の寸法
である。バー・コード・シンボロジーにおけるより広い
バーおよびスペースはこのXの寸法の整数倍に定められ
る。単位距離に基づいて、マイクロプロセッサは、解読
された幅のエレメント間で解読されない、あるいは失わ
れた狭いエレメントの数を決定するためにマトリックス
を構成する。解読されたエレメント間の計測された距離
に基づいて、全ての解読されない狭いエレメントが識別
され、続いてプロフィールがエンコードされる。
【0005】'770特許の方法の欠点は、代表的なリーダ
ーに用いられたマイクロプロセッサより速いマイクロプ
ロセッサがバー・コード・シンボルを早くエンコードす
るために必要とされることである。他の欠点は、その方
法がプロフィールをマルチレベルのディジタル信号に変
換することを必要とすることである。代表的なリーダー
は波形およびタイミング回路を用いて、光学−電気変換
器からのアナログ電気信号をバーおよびスペースの幅を
疑似する一連のタイミング・カウントに変換する。結果
的に、代表的なリーダーは焦点外れのプロフィールをエ
ンコードすることができなかったか、あるいは波形整形
回路がアナログ−ディジタル変換器、より性能のいいマ
イクロプロセッサおよびソフトウエアでで置き換えられ
て、'770特許の方法を実施しなければならなかった。
【0006】
【本発明の概要】本発明は、最も標準的なバー・コード
・シンボロジーがバーおよびスペースの情報をエンコー
ドすることを認識する。結果として、狭いエレメントが
解読されないと、そこから生成されたプロフィールは3
つの明瞭な反射率領域、即ち(1)反射率の高い解読さ
たスペース、(2)反射率が中間の、そして解読されな
い狭いエレメントを含むクロージャー領域、および
(3)反射率の低い解読されたバーを有している。も
し、シンボロジーが用いられたならば、それによって、
解読されない状態に出会った反射率領域の数は2つに減
少され、簡単な波形整形回路と遅いマイクロプロセッサ
が代表的なリーダーで解読されないプロフィールをエン
コードするために用いられる。本発明は、プロフィール
があるバー・コードのシンボロジーから生成される場合
に、解読されないバー・コード・プロフィールをエンコ
ードするための方法および装置を開示する。特に、本発
明は、全ての狭いバーあるいは全ての狭いスペースの何
れかを用いるシンボロジーで使用するために特に適合し
ている。特別なタイプの広くないエレメントで、標準的
な波形が同じタイプの広いエレメントと解読されないエ
レメント群を解釈する。例えば、狭い幅のバーのみを用
いるシンボロジーにおいて、標準の波形整形回路は、広
い幅のバーとしてのシンボロジーから解読されないプロ
フィールにおける狭い幅のバーおよびスペース群を解釈
する。結果的に、標準の波形整形回路は、プロフィール
からの充分な情報を取り戻すことができ、簡単なマイク
ロプロセッサが解読されないプロフィールを首尾よくエ
ンコードすることを可能にする。
【0007】広い意味で、本発明はエンコードされた情
報を表す機械で読み取り可能なバー・コード・シンボル
をエンコードする方法を具現化し、そしてその符号は第
1および第2のタイプの複数の比較的離れた2次元の幾
何形状を有している。第1のタイプの形状は、第1の反
射率を有し、第2のタイプの形状は第1の反射率とは異
なる第2の反射率を有する。第1のタイプの形状は、少
なくとも一方向の第1の幅を有し、第2のタイプの形状
は第1の幅と一方向の少なくとも第2の幅を有する。第
2の幅は第1の幅より大きい。符号をエンコードする方
法は、(a)符号から反射した光を受信し、そして符号
を有する第1および第2のタイプの形状の反射率を表す
出力信号をそこから生成するステップ;(b)出力信号
を受信し、そして第2の幅を有する第2のタイプの形状
の、少なくとも幾つかを識別し、かつ第2のタイプの偽
りの形状(psuedo shape)として第1の幅を有する第1お
よび第2のタイプの形状の少なくとも1つの群を誤って
識別するカウント信号を生成するステップ、そしてそれ
は第1群の第1の幅の合計にほぼ等しい全幅を有してい
る;(c)計数信号を受信し、そして第2のタイプの偽
りの形状として誤って認識された1つの群を第1と第2
のタイプの形状に分割するステップ;および(d)計数
信号と分割された1つの群に基づいて、バーコ・コード
・シンボルにおいてエンコードされた情報を決定するス
テップ、を有する。
【0008】本発明は、また機械で読み取り可能なバー
・コード・シンボルをエンコードするための方法および
装置も具現化する。この装置は、電気−光学変換器を含
み、電気−光学変換器は機械で読み取り可能なバー・コ
ード・シンボルから反射された光を受信し、そして符号
を含む形状とスペースの反射率を表す出力信号をそこか
ら発生する。電気−光学変換器に結合された計数発生回
路は前記出力信号を受信し、第2の幅を有する第2のタ
イプの形状の少なくとも幾つかを識別し、且つ第2のタ
イプの偽りの形状として第1の幅を有する第1および第
2のタイプの形状の少なくとも一群を誤って識別する計
数信号を生成し、そしてそれは一群の第1の幅の合計に
ほぼ等しい全幅を有している。計数発生回路に結合され
たプロセッサは計数信号を処理し、符号におけるエンコ
ードされた情報を示す信号を生成する。プロセッサは計
数信号を受信し、第2のタイプの疑似の形状として誤っ
て認識した一群を第1および第2の形状に分割する。プ
ロセッサは、計数信号と分割された一群に基づいて、符
号においてエンコードされた情報を決定する。本発明の
他の特徴および関連した利点は、添付図面と共に、以下
の詳細な説明から明らかになろう。
【0009】
【実施の形態】図1を参照すると、バー・コード読み取
り装置140は、レーザー走査装置、ラスター化してい
るレーザーあるいはワンド・ベース(wand-based)の光学
トランスジューサのような電気−光学装置141を有し
ている。この電気−光学装置141は、開口161をと
おしてデータ・コレクション(data collection)、即ち
バー・コード・シンボル153から反射した光を受け、
電気信号、即ちアナログのプロフィール(単に、プロフ
ィールと言う)を生成する。ここで用いられるように、
“データ・コレクション・シンボル”は、直線的、スタ
ックされた、領域および他の機械で読み取り可能なシン
ボロジー、しかし単一幅を有する一エレメントタイプ
(バーあるいはスペース)を含むシンボロジーからのシ
ンボルに相当するが、一方、他のエレメントタイプは可
変幅(単一幅の表示法)を有している。代わりに、電気
−光学装置141は一次元あるいは二次元のCCD、半
導体アレイ、ビディコンあるいは受け取った光を電気信
号に変換することができる他のエリア・イメジャー(are
a imager) を有することができる。電気−光学装置14
1は、またLED、フラッシュバルブ、赤外線の光源あ
るいは他の光放射素子も含むこともできる。
【0010】波形整形回路および計数回路142は電気
−光学装置141からのアナログ電気信号を受信し、計
数信号お生成する。上述のように、波形整形回路および
計数回路はこの分野では良く知られており、当業者は本
発明で用いられることができるあらゆるこれらの回路か
ら選択することができる。波形整形回路および計数回路
142を、電気−光学装置141からのアナログ電気信
号を電気−光学装置141によってイメージされたバー
とスペースの幅を反射する一連の計数に変換するタイミ
ング計数発生器と一まとめにして呼ぶことができる。更
に以下に詳しく論じられる計数信号は、中央処理装置
(CPU)144に入力される。このCPU144に接
続されたメモリ146は、本発明の以下に述べられるル
ーチンを含む、CPUのためのデータを記憶する。CP
Uは計数信号を処理し、シンボルあるいは他の情報にお
いてエンコードされたデータをホスト・コンピュータ1
51、あるいは他の装置またはアプリケーションに、ポ
ートあるいはライン149によって出力する。上で言及
したように、本発明は単一幅のシンボロジーを用いるこ
とが好ましい。幾つかの単一幅のシンボロジーは、例え
ばツー・オブ・ファイブ・コード(2-of-5 code)および
BC412 としてこの分野において知られている。BC41
2 はBossen他のU.S.Patent No. 5,380,998に詳細に述べ
られている。BC412 は本発明においてデコードするこ
とができるが、幾つかの欠点を有している。例えば、B
C412 はコード39, インターリーブされたツー・オブ・
ファイブ(Interleaved 2of 5)およびコーダバー(Codaba
r)(即ち、 "自動判別エラー(autodiscrimination error
s)" で悩む) のような他のシンボロジーから有効なシ
ンボルとして時々デコードされる。またBC412 は、与
えられたシンボルの部分が有効にデコードされるが、全
体のシンボルは完全にデコードされない場合、“短い走
査(short scan)”と呼ばれるシンボロジーの読み取りサ
ブセグメントになりがちである。リーダー140がBC
412 のみをデコードするように、またシンボル文字(シ
ンボル・キャラクタ) の予め決められた数を有するシン
ボルのみをデコードするようにプログラムされるなら
ば、BC412 は本発明の方法を用いて確実にデコードす
ることができる。
【0011】ツー・オブ・ファイブ・コードは、同じよ
うにBC412 と同じ欠点の多くに悩むが、ツー・オブ・
ファイブ・コードはBC412 に用いられる単一バーのス
タート文字と対立した3- バーおよび3- スペースのス
タートおよびストップ文字を用いるので、殆ど悩むこと
はない。6つのエレメントをもつスタートおよびストッ
プ文字は、リーダーがシンボルの始めと終わりを容易に
認識することができるようにし、それにより短い走査を
避ける。しかし、ツー・オブ・ファイブ・コードは、よ
り少ない情報密度しか有していないし、BC412 より実
質的に弱い誤り検出機構を有している。結果的に、本発
明の方法および装置に用いられた好適なシンボロジーは
BC412 でもツー・オブ・ファイブ・コードでもない
が、コード53である。このコード53(Code 53) は、
1995年 5月 4日に出願されたU.S.特許出願08/433,835号
に詳細に記載されている。コード53は、高い情報密
度、全文字セット、強いスタートおよびストップ文字、
強い誤り検出機構および読み取り装置の焦点の状態を検
出する手段等の利点を有している。コード53は、与え
られたシンボルにおけるデータは一軸あるいは一方向に
沿ってデコードされるので、“リニヤー・シンボロジー
(線形記号表示法)”と呼ばれる代表的なバー・コード
記号表示法である。リニヤー・シンボロジーのようなシ
ンボロジーは、シンボル文字として、特定のデータ文字
をエンコードするために独自のパターン群を形成するバ
ーおよびスペースを交互に、一般に並行に配列している
“データ文字”(例えば、人間の読める文字)をエンコ
ードする。データ文字は人間の読める文字ばかりでな
く、スタートおよびストップ文字のような特定の機能文
字も含む。予め決められた幅のバーおよびスペースの各
特別な群あるいはパターンは特別のシンボル文字、従っ
て、1つの特別のデータ文字あるいは複数の特別のデー
タ文字を定義する。与えられた線形シンボルあるいは
“バー・コード・シンボル”(あるいは、単に“シンボ
ル”と言う)は独自のバーおよびスペース・パターンの
幾つかの群としてその長さに沿って、幾つかのデータ文
字をエンコードする。
【0012】例示的なコード53のシンボル153が図
2に示されている。このシンボル153は、データ文字
“C”,“O”,“D”,“E”,“スペース”,
“5”,“3”,“スタート0”文字154,モジュー
ル53のチェック文字CK(データ文字“P”と同じで
ある)および“ストップ”文字155をエンコードす
る。シンボル153は各シンボル文字を示し、各シンボ
ル文字は、図示のためにここで加えられた文字の最後の
スペースから伸びている、文字の頂部にある斜めのマー
クによって描かれている4つのバーと4つのスペースを
有する。シンボル153におけるエレメントの幅は、左
から右へシンボルにおけるエレメントの幅を連続して表
す一連のディジットとして下側に示されている。エレメ
ントの幅は、図示のために加えられた、コンマによって
個々のシンボル文字に対する幅に分割されたディジット
群として示されている。左側のクワイエット・ゾーン(q
uiet zone)177に続いて、第1のシンボル文字は、1
2111214の一連のエレメント幅を有しているスタ
ート0文字154である。言い換えれば、スタート0文
字154は以下の一連のエレメントを含む:幅が1のバ
ー162、幅が2のスペース170、幅が1のバー16
2、幅が1のスペース169、幅が1のバー162、幅
が2のスペース170、幅が1のバー162そして幅が
4のスペース173を有している。明らかに、全てのス
ペースは、幅が1のバー162によって分離されている
(“クワイエットゾーン”は、シンボルの前あるいはシ
ンボルマークの後に、暗いマークのない明瞭なスペース
である)。スタート0文字は、シンボル153がコード
53のシンボロジーの一部であるので、リーダー140
がシンボル153と他のシンボロジーのシンボル間で自
動的に判別することができる。“自動判別”は2以上の
シンボロジーからシンボルを認識し、正確にデコードす
るために、バー・コード・スキャナー、即ちリーダーの
能力に典型的に関係している。シンボル153の右側に
示されているように、右側のクワイエットゾーン17
7’前の、ストップ・シンボル文字は幅が1のバー16
2によって全て分離された以下の一連のスペースを含
む:幅が2である、3つのスペースの後に続く幅が3で
ある、最後のスペース171。
【0013】リーダー140(図1)の電気−光学装置
141は、シンボル153(図2)を走査して、シンボ
ルからの受信した変調された光およびリーダー(例え
ば、開口161の大きさに基づいて)の焦点の状態を表
す、図3に示されたようなアナログのプロフィールを生
成する。プロフィール上の垂直のスケールは0%から1
00%の範囲にあるパーセント反射率である。水平のス
ケールは完全には判らないが、シンボルを横切る距離あ
るいは時間のような相対的な単位である。プロフィール
をデコードしたとき、プロフィールのピークあるいは谷
によって表されるエレメント間の相対的な幅あるいは距
離以外の、測定装置における水平のスペーシングを知る
必要はない。殆どのリーダーにおいて、開口161は、
シンボルにおける全てのエレメントを充分い解読するプ
ロフィールを生成するように、リーダーによって読み取
られるべきシンボルにおけるエレメントの最小サイズ
(即ち、X−ディメンジョン)より小さくなければなら
ない。殆どのバー・コード・リーダーは、X−ディメン
ジョンの0.8倍、即ち“0.8X”にほぼ等しい直径
の円形開口161を用いている。
【0014】図3〜図13は、開口が1.2Xから3.
2Xに増加するに従って、シンボル153の、幅が1の
エレメントがどのようにして電気−光学装置141によ
って生成されたプロフィールにおいて解読されなくな
る、即ち失われるようになるかを示している。図7は、
開口161が1.2Xにほぼ等しい場合、シンボル15
3から電気−光学装置141によって生成された幾らか
解読されるプロフィールを示している。図3は、全ての
ピークがほぼ等しい振幅であるとは限らないので、幾ら
か解読されるプロフィールである。図3のプロフィール
に示されるように、幅が1のバー162は、全てが33
0%以下の反射率を有する谷172を生じる。逆に、幅
が2のスペース170、幅が3のスペース171および
幅が4のスペース173は、各々は少なくとも90%の
反射率を有するピーク180、181および183をそ
れぞれ生じる。左右のクワイエットゾーン177と17
7’も、ほぼ90%の反射率を有するそれぞれのピー
ク、即ち一定の信号187と187’を生じる。幅が1
のスペースは169は、ほぼ70%の反射率を有するピ
ーク179を生じる。重要なことは、図3のプロフィー
ルにおける全ての谷は、全てのピークとは区別がつき、
従って、波形整形および計数回路142のような標準の
デコードする回路は、プロフィールにおける谷からピー
クへの移行をおそらく突き止めることができ、それによ
って、一連の良好に動作した計数を生じ、例えば、それ
らは図14(A)および(B)に示されている。以下の
議論から判るように、図14(A)および(B)の一連
の計数は、同じ幅を有するエレメントは同じ谷を有する
計数を有しているので、“良好に動作”される。谷から
ピークへの移行を突き止めることにより、波形整形およ
び計数回路142は、図3のプロフィールからシンボル
153におけるおのおののエレメントのエッジを識別す
ることができ、それにより、シンボルをデコードるする
ことができる。
【0015】しかし、図3のプロフィールは理論的なプ
ロフィールであり、従って、処理を困難にするノイズや
他の信号処理問題がなく、もし、不可能でないならば、
代表的な波形整形および計数回路142は、ピークと谷
間の移行を識別する。0.8Xの大きさを有する開口1
61によって生成された代表的なプロフィールは、広い
幅のエレメント(即ち、幅が2あるいはそれより大きい
エレメント)によって生じるピークと実質的に同じ反射
率を有するピークとして、幅が1のスペース169を表
す。図3〜図13は、リーダー140の開口161の大
きさが1.2Xから3.2Xに増加するにつれて、従っ
て、シンボル153が焦点外れになるにつれて、幅が1
のスペース169はピーク179の振幅を減少すること
を示している。およそ2.2Xの開口で、図8に示され
たプロフィールは、幅が1のスペース169と境を接す
る、あるいは規定する、幅が1のバー162の位置をか
ろうじて示しているにすぎない。換言すれば、シンボル
153がより焦点外れになるにしたがって、隣接する幅
が1のバー162と幅が1のスペース169によって生
じるピーク169と谷172の群は融合する傾向にあ
る。図9〜図13のプロフィールに示されるように、幅
が1おスペース169と隣接するバー162の群は、以
下により詳しく述べられるように、大きな、平坦化した
谷175および176を簡単に生じる。
【0016】図6〜図13のプロフィールは、標準的な
波形整形および計数回路を用いてデコードすることがで
きない。広いエレメント、例えば幅が2、3および4の
スペース170、171および173は、それぞれ、谷
172と非常に差異のある実質的に高いピーク180、
181および183を生じる。重要なことに、広い幅の
エレメントと多くの狭いエレメント(即ち、幅が1のエ
レメント)に対して全ての谷およびピークの位置は、リ
ーダー140における開口が増加しても、実際上一定に
保つ。図12と図13のプロフィールにおいて、開口1
61が3Xに増加、そして越えると、幅が2のスペース
170によって生成されるピーク180と谷172は、
幅が2のスペースも解読されなくなるように減少する傾
向にある。知られているように、開口161の大きさが
増加すると、フィールドの深さ(depth-of-field)は減少
し、もし、開口の大きさが2倍なら、フィールドの深さ
はほぼ半分に減少される。したがって、図3〜図13に
示されたプロフィールは0.8Xの固定した開口を有す
るリーダー140によって生成されるプロフィールを示
すように用いることもできるが、プロフィールは、シン
ボル153に対して、僅かに焦点外れの距離(図3)か
ら二倍以上の実質的に焦点外れの距離(図13)へリー
ダーによって生成されている。図3〜図13のプロフィ
ールは、与えられたイメージを適切に解読するために、
CCDアレイの2つのピクセルしか持たないCCDリー
ダーを説明するためにも用いることができる。
【0017】ノイズや印刷の悪い品質は、リーダーにお
ける光学、あるいはリーダーの焦点の状態に関係なく、
プロフィールにおけるクロージヤーを生成することもで
きる。リーダー140の焦点の状態は、開口161の大
きさとシンボル153(即ち、X−ディメンジョン)の
狭いエレメントの大きさとの比によって規定される。最
も最近使用された波形整形および計数回路142は、リ
ーダー140は1.6Xで僅かに焦点外れをしているけ
れども、1.6X以下の開口サイズに対して全てのエレ
メントを突き止め、良く動作された計数を生成する。先
ず、焦点内の例を考えると、電気−光学装置141から
図3のプロフィールを受信する、波形整形および計数回
路142は、この回路が左から右へプロフィールを処理
するにしたがって、図14(A)に示されるような一連
のタイミング計数を生成する。図14(B)は、右から
左の方向(逆走査)に電気−光学装置141によってシ
ンボル153の走査から波形整形および計数回路142
によって生成された一連の計数を示す。波形整形および
計数回路142は、図3のプロフィールを矩形波信号に
変換し、矩形波信号における移行間の時間間隔を反射す
る一連のタイミング計数を生成する。従って、波形整形
および計数回路142は、幅が1のバー162によって
生じた谷172を全てが実質的に同じ値を有する、図1
4の(A)と(B)における幅が1のバーの計数192
に変換する。同様に、波形整形および計数回路142
は、ピーク179、180、181、および183のそ
れぞれに基づいて、幅が1のスペース計数199、幅が
2のスペース計数190、幅が3のスペース計数191
および幅が4のスペース計数193を生成する。
【0018】例えば、図14(A)を参照して、波形整
形および計数回路142は、326から289の範囲に
ある、スタート0文字154の幅が1のバーの計数19
2を生成する。図14の(A)と(B)(および以下に
述べられる図16の(A)と(B))における一連の計
数において、幅が1のバー162から生じた計数は同じ
参照番号192によって、すべて関連される。同様に、
同じ幅のエレメントに対応する計数は同じ参照番号を与
えらえる(例えば、幅が2のスペース170は、幅が2
のスペース計数190を生じる。) ストップ文字155に対して、波形整形および計数回路
142は、235から245の範囲にある幅が1のバー
の計数192を生成する。スタート0文字154および
ストップ文字155から生成された幅が1のバーに対す
るタミミング計数間の相違は加速歪みから生じる。加速
歪みは、電気−光学装置141がプロフィールを生成す
るに従って、読み取りビームがシンボル153を横切っ
て加速されるときに、一般に生成される。加速歪みは手
持ちのワンド・リーダーによって生成されるプロフィー
ルと共通であが、このようの歪みはラスター走査および
イメージ・ベースのリーダーにおいて生じる。
【0019】焦点外れの例を考えると、シンボル153
が解読されないようになるにつれて、幅が1のバー16
2および隣接の幅が1のスペース169の群即ちクラス
ターは図9のプロフィールのおける平坦化した谷175
と176を生成する。波形整形および計数回路142
は、平坦かした谷175と176を広いバーとして判断
する。図15に示されたシンボル153’は、波形整形
および計数回路142が図9のプロフィールを判断する
バーおよびスペースを表している。シンボル153’は
既知のバー・コード・シンボロジーから生成されたシン
ボルではない。スタート0文字154の、幅が1のスペ
ース169に隣接している、幅が1の2つのバーは、図
9のプロフィールにおける谷176を生成し、波形整形
および計数回路142によって、シンボル153’にお
いて幅が3の、偽りのバー166として判断される。同
様に、シンボル153は、3つの、幅が1のスペース1
69を分離している4つの、幅が1のバー162の2つ
の例を有しており、それは、広い、平坦化した谷175
を生成する。波形整形および計数回路142は谷175
をシンボル153’に示された幅が7つの偽りのバー1
65として判断する。
【0020】“偽りのエレメント”は、シンボルが生成
されたシンボロジーに対して有効である広いエレメント
である。例えば、コード53のシンボロジーにおいて、
広いバーは存在しない。偽りのエレメントは、3つある
いはそれより大きい奇数の、幅が1のエレメント群とし
てのみ生じる隣接した幅が1のエレメント群に対応す
る。従って、コード53のシンボロジーにおける偽りの
エレメントは、2つの、幅が1のバー間の幅が1のスペ
ース(偽りの、幅が3のバー)、3つの、幅が1のバー
によって分離された2つの、幅が1のスペース(偽り
の、幅が5のバー)、4つの、幅が1のバーによって分
離された3つの、幅が1のスペース(偽りの、幅が7の
バー)等にに対応する。以下において判るように、偽り
のエレメントはXディメンジョンの奇数においてのみ生
じるので、本発明は、高度の誤差のある焦点外れシンボ
ルをデコードすることができる。図16(A)は、図9
のプロフィールに基づいて、波形整形および計数回路1
42によって生成された一連のタイミング計数を示す。
図16(B)は、逆走査によって生成された一連の計数
を示す。図16(A)に示されるように、幅が1のバー
162によって生成された谷172は実質的に同じ値
(走査の始めでは約285、走査の終わりでは約23
5)を有する、幅が1のバーの計数192を生成する。
しかし、谷176(図9)は877の、幅が3のバーの
タイミング計数196(図16(A))を生成し、それ
は幅が3の、偽のバー166と判断される(図15)。
しかし、コード53のシンボロジーにおけるストップ文
字155は焦点外れのときでさえ解読されている。図9
のプロフィールの右側にある谷172およびピーク18
0と181は、図16(A)において、幅が1のバー計
数192、幅が2のスペース計数190および幅が1の
バー計数191をそれぞれ生成する。結果として、電気
−光学装置141がこのシンボル文字から解読されたプ
ロフィールを生成するので、ストップ文字155が焦点
外れのときでも、CPU144は、ストップ文字155
を認識することができ、従って、波形整形および計数回
路142は良く振る舞う計数を生成する。
【0021】図14(A)、図14(B)、図16
(A)およびと図16(B)において、ある計数のみが
参照番号によって示されている。しかし、シンボル15
3、図3のプロフィールおよび図14(A)の一連の計
数に基づいて、シンボルにおける、左から右へ一連のエ
レメントをプロフィールおよび個々の計数におけるピー
クと谷と実質的にマッチングすことができる。結果的
に、シンボルのエレメントを図14(B)の計数を有す
る図3のプロフィールのピークおよび谷と右から左へ実
質的に比較することができる。同様のマッチングが図1
6(A)と(B)、図9のプロフィールおよび図15の
シンボル153’間で行われ得る。図14(A)、図1
4(B)、図16(A)およびと図16(B)における
多くの計数群に対して、ブレースおよび隣接データ文字
は、特別の計数群が対応する、シンボル153のどちら
かのデータ文字に表示する。例えば、図14(A)にお
いて、スタート0文字154につづく8つの計数の最初
の2群がデータ文字“C”および“O”によって示され
ている。図17および図18を参照すると、本発明によ
る解読されないプロフィールをデコードするためのルー
チン200がステップ202(図17)において開始す
る。CPU144は電気−光学装置141がシンボル1
53を走査あるいはイメージするようにして、プロフィ
ールを生成する。波形および計数回路142はプロフィ
ールに基づいて一連の計数を生成する。ルーチン20
0、およびここに記載された全てのルーチンと方法は、
一般にCPU144により実行され、メモリ146内に
持久的に記憶される。
【0022】ステップ202において、CPU144
は、シンボル153に先行、あるいはの後に続く左ある
いは右のクワイエット・ゾーン177、177’をそれ
ぞれ見つけるために、一連の計数を調べる。図14
(A)に示されるように、左のクワイエット・ゾーン1
77は、左のクワイエット・ゾーンの計数197を生成
する。CPU144は、その後に続く計数より10倍以
上大きい計数を探すことによってクワイエット・ゾーン
177を識別する。例えば、7816の左のタイミング
・ゾーン計数197は、その後に続く、即ちスタート0
文字154に対する計数にづづく計数より10倍以上大
きい。ステップ202におけるCPU144は、同様に
シンボル153の逆走査から図148(B)の5157
の右のクワイエット・ゾーンの計数197’から右のク
ワイエット・ゾーン177’を探す。一般に、ルーチン
200(およびここで述べられている他のルーチン)の
ステップは図14(A)の一連の計数に与えられるのみ
である。図14(A)の例に基づいて、もし、必要であ
れば、同様に同じステップが図14(B)、図16
(A)あるいは図16(B)における一連の計数に与え
られる。しかし、以下に示されるように、本発明の特徴
を明らかにするために、あるステップが図14(B)、
図16(A)あるいは図16(B)の計数に与えれる。
【0023】ステップ204において、もし、CPU1
44が一連の計数からクワイエット・ゾーンを探すこと
ができないなら、CPUは図19および図20に関して
以下に述べられる一般的なエレメント検出ルーチン30
0を行う。CPUが左のクワイエット・ゾーン179を
探すと仮定すると、ステップ206において、第1の計
数がクワイエット・ゾーン(スペース)からバーでなけ
ればならないシンボルの第1のエレメントへの移行を表
しているので、CPUはクワイエット・ゾーンにつづく
第1の計数がバーに対応するすることを認識する。従っ
て、左あるいは右のクワイエット・ゾーン197および
197’にそれぞれつづくあらゆる他の計数はシンボル
153におけるバーに対応する。ステップ206におい
て、CPU144は、最初の4つの一つ置きの計数を解
析して、それらの全ては、幾つかの計数が実質的に同じ
であるかどうかを決定する既知のアルゴリズムのすべて
の数を用いることによって、実質的に同じであり、且つ
幅が1のバー162に対応するかどうかを決定する。例
えば、ステップ206におけるCPU144は、これら
の計数の各々がそれらの平均の1/2より大きいか、そ
れらの平均の1.5倍より少ないかを決定する。換言す
れば、ステップ206におけるCPU144は、シンボ
ル153における最初の4つのバーの幅がそれらの平均
の幅の1/2より大きいか、平均の幅の1.5倍より少
ないかを決定する。
【0024】図14(A)の合焦点計数に対して、クワ
イエット・ゾーン197につづく最初の4つの一つ置き
の計数は326、324、289および289である。
これらの計数はすべてそれらの平均の1/2より大き
く、平均の1.5倍より小さいく、従って、全ての計数
は幅が1のバー162に対応する。しかし、図16
(A)の焦点外れの計数に対しては、最初の4つの、一
つ置きの計数は、296、877、285および281
である。877の2番目の計数は、幅が3の、偽りのバ
ー166に対する幅が3のバーの計数196に対応す
る。877の計数はそれらの平均の1.5倍より大き
く、従って、CPU144は図16(A)の計数は解読
されないプロフィールから生成された計数に相当するこ
とを認識する。ステップ208において、CPU144
は、最初の4つの、一つ置きの計数は全てそれらの平均
幅の1/2より大きく、それらの平均の1.5倍より小
さいならば、最初の4つのバーの計数192の合計を4
で割ることによって、Xディメンジョン(即ち、幅が1
のエレメントの幅)を決定する。図14(A)の計数に
対して、ステップ208においてCPU144は、 (326+324+289+289)/4=307 の、スタート0のシンボル154からの平均Xディメン
ジョンを生成する。
【0025】もし、最初の4つの、一つ置きの計数がそ
れらの平均の1/2より大きくなく、かつそれらの平均
の1.5倍より小さくないならば、CPU144は、シ
ンボルがシンボル153’によって表された焦点外れで
あると認識する。図16(A)に示されるように、87
7である第2番目の一つ置きの計数は、最初の4つのバ
ーの計数の平均幅の1.5倍より大きい。ステップ20
8において、CPU144はこの計数を無視し、それら
の平均の1/2より大きく、それらの平均の1.5倍よ
り小さい、最初の3つのバーの計数を平均して、 (296+285+281)/3=287 を生成する。ステップ210において、CPU144
は、計数が既知のシンボロジーかスタートあるいはスト
ップ文字にマッチするかどうかを決定するために、最初
の8つの一連の計数をルックアップ・テーブルと比較す
ることによって、シンボル153が合焦点にあるどう
か、およびシンボルの型(即ち、シンボルが属するどの
シンボロジーから)を決定する。メモリ146はコード
53のシンボロジーに対するルックアップ・テーブルを
有することが好ましく、それは、スタート0文字154
が一連のエレメント幅21111214から成ることを
示している。CPU144は、図14(A)の、クワイ
エット・ゾーンの計数197につづく最初の8つの計数
の各々を解析し、上述のステップ208において決定さ
れたXディメンジョンに基づいて、おのおのの計数がど
のエレメントの幅に相当するかを決定する。テーブル1
は、CPU144が計数とXディメンジョンの倍数を比
較して、シンボル153におけるエレメントの幅を決定
する方法の例を示す。
【0026】
【表1】 テーブル1 ステップ210において、CPU144は、最初の計数
326が幅が1のエレメント(即ち、それは307のX
ディメンジョンにほぼ等しい)に対応し、一方、687
の2番目の計数は幅が2のエレメントに対応する(Xデ
ィメンジョン即ち314のほぼ2倍)。324、35
2、289、711、289および1335のそれにつ
づく計数は1、1、1、2、1および4のエレメント幅
に対応する。従って、CPUは、最初の8つの計数に基
づく一連のエレメント幅を決定し、これらの幅をメモリ
146におけるルックアップ・テーブルと比較し、そし
て図14(A)における最初の8つの計数がコード53
のシンボロジーにおけるスタート0文字154に対応す
ることを決定する。メモリ146に記憶された他のエレ
メント幅の一群に基づいて、リーダー140は他のシン
ボロジー間を自動的に識別する。
【0027】ステップ212において、CPU144
は、一連の計数(即ち、一連の計数の終わりにおいて)
から他のクワイエット・ゾーン177を探し、他のクワ
イエット・ゾーンの計数に隣接する最初の4つのバーを
平均し、そしてシンボル153に対する他のXディメン
ジョンを決定する。従って、図14(A)の計数に対し
て、CPU144は計数245、235、239および
233を有する最初の4つのバーを平均して、238の
推測されたXディメンジョンを決定する。CPU144
は、一連の計数がストップ文字155に相当することを
確認するために、右のウワイエット・ゾーンの計数19
7’に先行する一連の計数をメモリに記憶されたルック
アップ・テーブルと比較する。ステップ214(図1
8)において、CPU144は、シンボル153から生
成されたプロフィールが加速歪みを含んだかどうかを決
定する。CPU144は、ステップ208において決定
されたXディメンジョンをステップ212において決定
されたXディメンジョンと比較する。もし、これらのX
ディメンジョンが相違するなら、シンボル153から生
成されたプロフィールは、加速歪みを含んでいる。図1
4(A)の例示的計数に対して、307のステップ20
8において、上に決定されたXディメンジョンは238
のステップ212において、上に決定されたXディメン
ジョンと相違しており、従って、CPU144は、電気
−光学装置141が図3のプロフィールを生成したとき
に僅かの減速歪みが生じたことを決定する。もし、CP
U144はステップ214において加速あるいは減速歪
み(一般的には、“加速歪み (acceleration distortio
n)”)を検出すると、CPU144は、当業者に知られ
た方法およびサブルーチンを用いて、適当な加速歪みの
補償ファクターを計算する。
【0028】ステップ216において、CPU144
は、左の、あるいは右のクワイエット・ゾーンの計数1
97あるいは197’の一つの後に、開始し、8つのエ
レメントに相当する8つの計数群、あるいはXディメン
ジョンの13倍の群を解析し、そしてシンボル文字のた
めの一連の8つのエレメントの幅を決定する。また、C
PU144は、各エレメントの幅が正しく決定されたこ
とを確実にするために、あるゆる加速補償ファクターを
与える。例えば、図14(A)の一連の計数における最
初のデータ文字“C”に対して、ステップ216におい
てCPU144は、311、1318、302、98
8、306、335、309および350のスタート0
文字につづく8つの、一連の計数を解析する。CPU1
44は、計数を調べ、そして上のテーブル1に基づく計
数を生成した、シンボル153におけるエレメントの幅
を評価する。例えば、単純化のために、いかなる加速歪
みの補償もせずに、272.5の評価されたXディメン
ジョンを仮定すると、311の最初の計数は平均のXデ
ィメンジョンの1/2より大きく、平均のXディメンジ
ョンの1.5倍より小さい。従って、CPU144は、
311の最初の計数は幅が1のエレメント(バー)に相
当する。次の1318の計数はXディメンジョンの3.
5倍より大きく、Xディメンジョンの4.5倍より小さ
い。従って、これは幅が4のエレメント(スペース)に
相当する。
【0029】もし、CPU144が、エラーの合理的な
マージン内で計数からエレメントの幅を決定することが
できないならば、CPUはXディメンジョンの13倍に
基づいて各シンボルを解析する。スタート0文字154
につづく最初の13のXディメンジョンに対して、CP
Uは、評価されたXディメンジョンによって各計数を分
割して、単一のシンボル文字のために13のXディメン
ジョンを解析する。下記のテーブル2はCPU144が
スタート0文字154につづく13のXディメンジョン
をどのように選ぶかの例である。
【0030】
【表2】 テーブル 2 図14(A)は、“O”,“D”,“E”,“[ スペー
ス ]”,“5”,と“3”、およびチェック文字CK
(データ文字“P”に対応する)の対応データ文字に解
析された8つの計数の残りの群を示す。図14(B)
は、同様にデータ文字に解析された8つの計数の幾つか
の群(しかし、勿論、図14(A)の群とは逆の順番)
を示す。
【0031】図14(A)と(B)の計数は、シンボル
が合焦点にあるときに発生された計数に相当する。しか
し、図16(A)と(B)は、シンボルが焦点外れにあ
るときに発生された計数に相当する。従って、一連の計
数は、偽りのエレメントに相当する計数を含む。図16
(A)の一連の計数において、ステップ216において
CPU144は、左のクワイエット・ゾーンの計数19
7につづいて、296、636、877、652、28
5、1256、281、と1250の最初の8つの計数
を解析する。テーブル1に基づいて、CPU144は、
これらの8つの計数が以下の一連のエレメント幅:1、
2、3、2、1、4、1、と4に相当することを決定す
る。CPU144は、一連のエレメント幅がC53シン
ボロジーにおける有効文字に相当することを認識する。
計数をXディメンジョンに分けることにより、CPU1
44は、また一連のエレメント幅がXディメンジョンの
18倍に等しいことを認識する。下記テーブルは、Xデ
ィメンジョンの数を説明している。
【0032】
【表3】 テーブル 3 コード53において、全てのシンボル(ストップ文字を
除く)は、Xディメンジョンの13倍の幅を有してい
る。従って、CPU144は、一連のエレメント幅が有
効なシンボル文字に対応しないこを認識する。
【0033】従って、ステップ218において、CPU
144は、一連の計数内で1より大きいバーに相当する
全ての計数を各々の幅が1のエレメントに分割する。従
って、あらゆる他の計数が幅が1のバーに相当しなけれ
ばならない、従って、Xディメンジョンにほぼ等しくな
ければならないことを知ると、CPU144は、引き続
いて解析し、そしてXディメンジョンに等しくない全て
の一つ置きの計数を幅が1のエレメントに分割する。左
のクワイエット・ゾーン197につづいて、最初の6つ
の計数を解析して、ステップ218において、CPU1
44は、877の3番目の計数が幅が1のバーに相当す
べきである、従って、ほぼ272.5に等しくなければ
ならない(例示的なXディメンジョン)ことを認識す
る。877の計数をXディメンジョンによって割って、
CPU144は、計数を3つのXディメンジョンに分け
る(スタート0文字154(図2)において、幅が1の
バー162間の幅が1のスペース169)。時々、偽り
のエレメントが2つのシンボル文字間で発生する。従っ
て、ステップ220において、CPU144は、シンボ
ル文字の各々が13のXディメンジョンを含むように、
2つのシンボル文字間で遭遇した偽りのエレメントにお
ける全ての、幅が1のエレメントを分ける。例えば、図
16(A)において、次の、218、1250、29
0、923と2107の5つの計数を解析して、ステッ
プ220において、CPU144は、2107の計数が
4つの、幅が1のバーによって分離された3つの幅が1
のスペースに相当することを決定する。従って、計数2
107は7つのエレメントに相当する。CPU144は
各シンボル文字に対してXディメンジョンを13倍する
8つのエレメントを集めるので、CPUは、計数28
1、1250、290と923が1、4、1と3の幅を
有する4つのエレメントに相当することを認識する。従
って、2107の計数において具体化された7つのXデ
ィメンジョンの4つは最初のシンボル文字のための4つ
のエレメントに相当し、一方、2107の計数における
残りの3つのXディメンジョンは次のシンボル文字に対
するエレメントに相当する。換言すれば、最初のシンボ
ル文字は、1、4、1、3、1、1、1と1の幅を有す
るエレメントから成っており、一方、2番目のシンボル
文字における最初の3つのエレメント幅は1、1、と1
である。スタート0文字につづく計数の最初の群はデー
タ文字“C”に相当し、一方、図16(A)に示される
ように、計数の2番目の群は“O”データ文字に相当す
る。ステップ216、218および220において、C
PU144は、図16(A)の一連の計数をとおして連
続し、幅が1のバーあるいは偽りのエレメントとして全
てのバーを識別する。偽りのエレメントは、それぞれ幅
が1のエレメントに分割され、2つのシンボル文字間の
境界で各々の偽りのエレメントは、更にシンボル文字間
に分けられる。
【0034】一連の計数からエレメントの幅を決定した
後、ステップ224において、CPU144は、各一連
の8つのエレメント幅をメモリ146におけるルックア
ップ・テーブルと比較することによって、シンボルをデ
ータ文字にデコードする。ステップ224において、ま
たCPU144は、もしあるなら、デコードされたデー
タ文字を検証するために、シンボルにおけるあらゆるチ
ェック文字を用いて、シンボロジーに対する適当な文字
チェック・スキームも与える。例えば、CPU144
は、前述のU.S.特許出願に述べられている誤り検出方法
を適用し、結果をチェック文字CKと比較する。もし、
あらゆる他の誤り検出方法あるいは誤り修正文字がシン
ボルに対して加えられるなら、ステップ224におい
て、CPU144は適当なチェック/誤り修正アルゴリ
ズムを行う。デコードされたデータ文字は、ライン14
9をとおしてホスト・コンピュータ151あるいは適当
なアプリケーションに出力することができる。このと
き、左と右のクワイエット・ゾーン177と177’は
ノイズとなるか、あるいは他のファクターのために、左
と右のクワイエット・ゾーン計数197と197’は一
連の計数において探すのが困難になる。例えば、波形整
形および計数回路142は、一連の計数における一番小
さな計数よりほぼ10倍大きくないクワイエット・ゾー
ンから計数を生成することができる。従って、CPU1
44は、コード53のシンボロジーのための一連の計数
における幅が1のバー(或いは、他の単一幅シンボロジ
ーのための単一幅エレメント)を探すためにルーチン3
00を実行する。図19を参照すると、ステップ204
(図17)において、クワイエット・ゾーンを探すこと
に失敗すると、CPU144は、計数の中間はシンボル
から生じた計数(雑音等以外)に殆ど相当するので、C
PUが一連の計数の中間にジャンプする、一連の計数に
おける幅が1のバーを探すために一連の計数の中間に行
く。
【0035】CPU144は、左あるいは右のクワイエ
ット・ゾーンの計数197あるいは197’につづい
て、最初のエレメントがバーに相当し、その後の一つ置
きのエレメントは同様にバーに相当することを認識す
る。同様に、最初のバーにつづく最初の計数、およびそ
の後の全ての一つ置きの計数はスペースに相当する。し
かし、もし、CPU144が計数の中間内で始めるな
ら、CPUが、選ばれた計数がバーかスペースに相当す
るのかを決定することは初期的にできない。従って、ス
テップ304において、CPU144は、シンボル15
3から最も小さいエレメントに相当する、最も小さな計
数を一連の計数の中間において見つける。図16(A)
の計数を参照すると、ステップ304においてCPU1
44は269の計数を(データ文字“E”に相当する一
連の計数内に)見いだす。ステップ306においてCP
U144は、269の計数が単一幅のシンボロジーの幅
が1のエレメントタイプ(即ち、コード53のシンボロ
ジーにおけるバー)に相当することを断定する。ステッ
プ308において、CPU144は、次の(計数26
9)の幾つかの(例えば、3つの)、一つ置きのエレメ
ントがほぼ同じ幅を有していることを検証することによ
って、計数269が最も小さいエレメントに対応するこ
とを検証する。従って、CPU144は、次の一つ置き
の計数が284、280と254と同じであることを認
識し、それらは269の初期に選ばれた計数に実質的に
同じである。結果的に、ステップ308において、CP
U144は、269の計数がシンボル153における幅
が1のバーに相当し、全ての他の計数もバーに相当する
ことを確認する。従って、CPU144は、デコード・
ルーチン200において、ステップ208に戻り、Xデ
ィメンジョンを決定し、スタートおよびストップ文字を
探すようにする等を行う。
【0036】もし、シンボル153が焦点外れにある
と、全ての、幅が1のスペースは失われる。従って、一
連の計数の中間の最も小さな計数を探すことによって、
CPU144は、一連の計数からシンボルにある幅が1
のバーを一定不変に探す。CPU144は、3つの接近
した、一つ置きの計数を解析する。何故なら、それらは
最も少ない量の加速歪みを有しているようであるからで
ある。しかし、CPU144は、この時シンボルが合焦
点にあるかどうかを決定しない。従って、もし、シンボ
ル153が合焦点にあるが、雑音のあるクワイエット・
ゾーンを有しているなら、CPU144は、ステップ3
08においてスペースに相当する計数を初期に選択す
る。例えば、もし、CPU144が図14(A)の一連
の計数において(データ文字“5”内で)計数355を
選び、次の3つの、一つ置きの計数を解析するなら、次
の一連の計数、339、348と1227を生じる。ス
テップ308において、CPU144は、1227の3
番目の一つ置きの計数が335の初期に選択された計数
に実質的に等しくないことを認識する。結果的に、ステ
ップ310において、CPU144は、一連の計数にお
いて1つの計数(即ち、1エレメント)をシフトし、次
の一連の3つの一つ置きの計数が同じ幅を有しているこ
とを検証する。271の計数を選択し、258、253
と262である次の3つの一つ置きの計数を解析して、
ステップ310においてCPU144は、271の2番
目の選択された計数が図14(A)の一連の計数におけ
る幅が1のバーに相当することを確認する。その後、ス
テップ310においてCPU144は、デコード・ルー
チン200において、ステップ208に戻り、Xディメ
ンジョンを評価し、スタートおよびストップ文字を探す
ようにする等を行う。
【0037】もし、シンボル153が焦点外れにある
と、CPU144は一連の計数の中間で幅が1のバーを
探すとは限らない。例えば、もし、CPU144が図1
6(A)における269の計数を(“スペース”データ
文字内で)初期に選ぶと、次の3つの一つ置きの計数は
249、257および1984である。結果として、ス
テップ312においてCPU144は、タイミング計数
の中間において最も大きなエレメントの幅を探す。も
し、シンボル153が焦点外れにあると、一連のタイミ
ング計数内の最も大きなエレメントは、幅が1のバーに
よって分離された幅が1のスペースからなる偽りのエレ
メントに相当する。従って、最も大きな計数のために一
連のエレメント計数を解析して、CPU144は、ステ
ップ312において(データ文字“5”と“3”の間
で)1984の計数を探し、1984の計数をコード5
3シンボロジーにおけるバーであると断定する。幅が1
のスペースのみを用いるシンボロジーのような他のシン
ボロジーに対して、CPUは、ステップ312におい
て、一連のエレメント内の最も大きな計数をスペースと
して断定する。ステップ312において、CPU144
は、スペースに相当する3つの最も近い、最も小さい計
数を探し、シンボルが焦点外れにあるとき、幅が2のス
ペースである、平均の狭いスペースを決定するために、
これらを平均する。従って、CPU144は、図16
(A)の一連の計数における591、581と580の
計数を平均して、焦点外れのシンボル153’における
幅が2のスペースに対して584の平均幅を決定する。
ステップ316において、CPU144は、幅が1のバ
ーに相当する3つの最も近い、最も小さな計数を探し、
平均の狭いバーの幅を決定するために、これらを平均す
る。従って、1984の初期に選択された計数から、C
PUは、ステップ316において242、235および
231のバー計数を平均して、幅が1のバーに対して2
36の平均幅を決定する。
【0038】ステップ318において、CPU144
は、平均の狭いバーと平均の狭いスペースの合計を3で
除して、シンボルに対して273.3の評価されたXデ
ィメンジョン(幅が2のスペース+幅が1のバーを3で
除した値は評価されたXディメンジョンである)を決定
する。従って、CPU144は、デコード・ルーチン2
00においてステップ210に戻り、318において計
算されたXディメンジョンに基づいて、スタートとスト
ップ文字を探すようにする等を行う。上で説明したよう
に、本発明は、標準の波形整形および計数回路124を
もちいて、単一幅のシンボロジーから焦点外れのシンボ
ルをデコードする方法および装置を提供する。焦点外れ
のシンボルから生成されたプロフィールは、(コード5
3シンボロジーにおけるバーのような)シンボロジーの
単一(幅が1の)エレメントを幅が1のエレメントか、
偽りのエレメントの何れかとして解読する。偽りのバー
は、交互の、幅が1のバーと幅が1のスペースの奇数の
数に容易に分けられることができるので、標準のCPU
に結合された、標準の波形および計数回路はシンボルを
デコードすることができる。本発明は、一つの例示ルー
チンの下で焦点外れのシンボルに関して一般に上述され
る。しかし、他のデコード・ルーチンやステップを代わ
りに用いることもできる。例えば、スペースに相当する
全ての計数はバーに相当する計数から分離して調べるこ
とができる。結果として、CPU144は、同じエレメ
ントの計数を比較して、それらの幅を決定する。本発明
は、他の既知のデコーディング方法、例えば、シンボル
153における個々のエレメントに対してデコードする
エッジ・ツー・エッジ(edge-to-edge)(エレメント
対)、ファクターRデコーディング方法、標準化等を用
いることができる。
【0039】特定の例によって、部分的に、詳細な説明
がなされたが、この分野の通常の知識を有する者(当業
者)は、開示された本発明の目的を達成するために、多
くの他の変更例が用いられることを理解するであろう。
当業者は、本発明が多くの他のデータ文字のデコーディ
ングの応用に有用であり、あらゆる他の単一幅のシンボ
ロジー、およびこれらのシンボロジーのリーダーに用い
るのに適していることを認識するであろう。本発明は、
CPU144によって達成される方法について上述され
たが、ルーチン200および300は、適当な回路、例
えば論理ゲートを用いて具現化することができる。従っ
て、上述の実施の形態のいろいろな等化な変形が本発明
の精神および範囲から逸脱することなくなされることが
理解されるであろう。よって、本発明は特許請求の範囲
によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバー・コード・シンボルを読み取る装
置のブロック図である。
【図2】本発明の好適なシンボロジーからの、単一エレ
メント幅のバーを有するコード53シンボルを示す。
【図3】開口の大きさがXディメンジョンの1.2倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図4】開口の大きさがXディメンジョンの1.4倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図5】開口の大きさがXディメンジョンの1.6倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図6】開口の大きさがXディメンジョンの1.8倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図7】開口の大きさがXディメンジョンの2.0倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図8】開口の大きさがXディメンジョンの2.2倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図9】開口の大きさがXディメンジョンの2.4倍の
場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によって
生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図10】開口の大きさがXディメンジョンの2.6倍
の場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によっ
て生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図11】開口の大きさがXディメンジョンの2.8倍
の場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によっ
て生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図12】開口の大きさがXディメンジョンの3.0倍
の場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によっ
て生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図13】開口の大きさがXディメンジョンの3.2倍
の場合、図2のシンボルから図1の読み取り装置によっ
て生成されたバー・コードのプロフィールである。
【図14】(A)は、読み取り装置が左から右へプロフ
ィールを走査したとき、図3のプロフィールに基づいて
図1の読み取り装置によって生成された一連のタイミン
グ計数である。(B)は、読み取り装置が右から左へプ
ロフィールを走査したとき、図3のプロフィールに基づ
いて図1の読み取り装置によって生成された一連のタイ
ミング計数である。
【図15】図1の読み取り装置の波形整形回路が図8の
プロフィールを解釈したときの、エレメントの図形表示
である。
【図16】(A)は、読み取り装置が左から右へプロフ
ィールを走査したとき、図11のプロフィールに基づい
て図1の読み取り装置によって生成された一連のタイミ
ング計数である。(B)は、読み取り装置が右から左へ
プロフィールを走査したとき、図11のプロフィールに
基づいて図1の読み取り装置によって生成された一連の
タイミング計数である。
【図17】本発明の方法によるバー・コード・シンボル
を読み取り、デコードするための、図1の読み取り装置
によって行われる基本ステップのフローの一部を示す。
【図18】本発明の方法によるバー・コード・シンボル
を読み取り、デコードするための、図1の読み取り装置
によって行われる基本ステップのフローの他の一部を示
す。
【図19】図1の読み取り装置によって行われる、一般
的なエレメント検出方法のフローの一部を示す。
【図20】図1の読み取り装置によって行われる、一般
的なエレメント検出方法のフローの他の一部を示す。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文字を表すバー・コード・シンボル
    をデコードする方法であって、前記バー・コード・シン
    ボルは第1の幅を有する複数の相対的に間隔のあるバー
    と前記第1の幅を有すバー間のスペースを含み、、前記
    バーとスペースの一方は少なくとも第2の幅を有する広
    いエレメントを有し、一方、バーとスペースの他方は第
    1の幅のみを有し、前記第2の幅は前記第1の幅より大
    きい前記方法において、バー・コード・シンボルをデコ
    ードする方法は、 前記バー・コード・シンボルから反射した光を受け、そ
    こからバー・コード・シンボルを構成するバーとスペー
    スの反射率を表す出力信号を生成するステップ、 前記出力信号を受け、前記広い幅のエレメントの少なく
    とも幾つかを識別する一連の計数を有する計数信号を生
    成するステップ、そしてそれは、前記第1の幅を有する
    バーとスペースの少なくとも1つの群を、少なくとも1
    つの群におけるバーとスペースの第1の幅の合計にほぼ
    等しい全幅を有する偽りの広いエレメントとして、誤っ
    て識別し、 前記計数信号に基づいて第1の幅を有するバーとスペー
    スの狭い幅を決定するステップ、 前記少なくとも1つの群における前記第1の幅を有する
    バーとスペースを識別するために、前記狭い幅によって
    前記偽りの広いエレメントを決定するステップ、および
    前記計数信号に基づいくバー・コード・シンボルにおい
    てデコードされた情報および前記偽りの広いエレメント
    から分けられた第1の幅を有するバーとスペースを決定
    するステップ、を有する方法。
  2. 【請求項2】前記バー・コード・シンボルは、バー・コ
    ード・シンボルにおける最初のバーに隣接するクワイエ
    ット・ゾーンを含み、且つ第1の幅を有するバーとスペ
    ースの狭い幅を決定するステップは、前記計数信号にお
    ける一連の計数から、最初のバーに隣接するクワイエッ
    ト・ゾーンを探すステップを含む請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記第1の幅を有するバーとスペースの狭
    い幅を決定するステップは、 クワイエット・ゾーンに最も近い、計数信号における幾
    つかの一つ置きの計数を選択するステップ、および前記
    狭い幅を決定するために、前記幾つかの一つ置きの計数
    を平均するステップ、を有する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】幾つかの一つ置きの計数を選択する前記ス
    テップは、第1の予め決定された値より大きく、第2の
    予め決定された値より小さい計数のみを選択する請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第1の幅を有するバーとスペースの狭
    い幅を決定するステップは、 前記クワイエット・ゾーンに最も近い、計数信号におけ
    るある計数に基づいて、バー・コード・シンボルにおけ
    るスタートあるいはストップ文字を識別するステップ、 前記計数信号における、ある計数から幾つかの一つ置き
    の計数を選択するステップ、 前記計数信号における、選択された幾つかの一つ置きの
    計数がほぼ等しいかどうかを決定するステップ、 もし、前記選択された幾つかの一つ置きの計数のすべて
    が等しくないなら、バー・コード・シンボルが焦点外れ
    にあることを決定するステップ、および前記狭い幅を決
    定するために、ほぼ等しい前記幾つかの一つ置きの計数
    のみを平均するステップ、を有する請求項2に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】更に、クワイエット・ゾーンが一連の計数
    から探されないことを決定するステップ、 前記一連の計数の中間における計数を選択するステッ
    プ、および前記選択された計数が第1の幅のみを有する
    バーとスペースの他方に相当するかどうかを決定するス
    テップ、を有する請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記一連の計数の中間における計数を選択
    するステップは選択された計数に最も近い計数と比較さ
    れた小さな値を有する計数を選択し、且つ前記選択され
    た計数が第1の幅のみを有するバーとスペースの他方に
    相当するかどうかを決定するステップは、 前記選択された計数につづいて幾つかの一つ置きの計数
    を調べるステップ、 前記幾つかの一つ置きの計数が前記選択された計数にほ
    ぼ等しいかどうかを決定するステップ、およびもし、前
    記幾つかの一つ置きの計数が前記選択された計数にほぼ
    等しいならば、前記選択された計数は第1の幅のみを有
    するバーとスペースの他方に相当することを決定するス
    テップ、を有する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記幾つかの一つ置きの計数が前記選択さ
    れた計数にほぼ等しくないことを決定するステップ、 前記選択された計数に隣接する隣接計数および前記隣接
    計数につづく幾つかの他の計数を調べるステップ、 前記幾つかの他の計数が前記隣接計数にほぼ等しいかど
    うかを決定するステップ、および前記他の計数が前記隣
    接計数にほぼ等しいならば、前記隣接計数が第1の幅の
    みを有するバーとスペースの他方に相当することを確認
    するステップ、を更に有する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記他の計数が前記隣接計数にほぼ等しい
    ことを決定するステップ、および前記第1の幅のみを有
    するバーとスペースの他方に相当するとき、前記一連の
    計数の中間における新しい計数を選択するステップであ
    って、前記新しい計数は、前記新しい計数に最も近い計
    数と比較された大きな値を有するステップ、を更に有す
    る請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記第1の幅を有するバーとスペースの
    狭い幅を決定するステップは、 計数信号において、前記バー・コード・シンボルにおけ
    るバーに相当する幾つかのバー計数、および前記バー・
    コード・シンボルにおけるスペースに相当する幾つかの
    スペース計数を選択するステップ、 前記選択されたバーとスペース計数から値を決定するス
    テップ、および前記第1の幅を有するバーとスペースの
    幅を決定するために、予め決められた量で前記値を割る
    ステップ、を有する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】狭い幅を決定するステップは、 クワイエット・ゾーンに最も近い、計数信号におけるス
    タートとストップ計数に基づいて、バー・コード・シン
    ボルにおけるスタートとストップ文字を識別するステッ
    プ、 前記計数信号におけるスタート計数に基づいて第1の幅
    を有するバーとスペースの第1の狭い幅を決定するステ
    ップ、 前記計数信号におけるストップ計数に基づいて第1の幅
    を有するバーとスペースの第2の狭い幅を決定するステ
    ップ、 前記計数信号が前記第1と第2の狭い幅を比較すること
    により加速歪みを有するかどうかを決定するステップ、
    およびもし前記計数信号が加速歪みを有するなら、加速
    歪みに対して補償するために前記計数信号に補償ファク
    ターを与えるステップ、を有する請求項2に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】更に、前記計数信号に基づいてバー・コ
    ード・シンボルにおけるスタートあるいはストップ文字
    を識別するステップ、および前記バー・コード・シンボ
    ルは、前記バー・コード・シンボルにおける識別された
    スタートあるいはストップ文字に基づいて、発生される
    シンボロジーのタイプを決定するステップ、を有する請
    求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】シンボロジーのタイプを決定する前記ス
    テップは、前記バー・コード・シンボルがコード53シ
    ンボロジーから生成されたことを決定し、且つ第1の幅
    のみを有するバーとスペースの他方は、バーに相当する
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記狭い幅によって前記偽りの広い幅を
    割るステップは、前記偽りの広い幅を前記第1の幅を有
    するバーとスペースの奇数のみに分ける請求項1に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】前記少なくとも1つの群における第1の
    幅を有するバーとスペースを識別するために、前記狭い
    幅によって前記偽りの広い幅を割るステップは、 一連の計数を分離した文字に分割するステップ、および
    もし、偽りの広いエレメントが2つの分離した文字間に
    あるなら、前記偽りの広いエレメントを前記狭い幅によ
    って分けることによって、偽りの広いエレメントを2つ
    の文字間の第1の幅を有するバーとスペースに分けるス
    テップ、を有する請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】エンコードされた情報を表す機械読み取
    り可能なシンボルをデコードする方法であって、前記シ
    ンボルは、第1と第2の型の、複数の相対的に離された
    二次元の幾何学形状を有し、前記第1の型の形状は第1
    の反射率を有し、そして前記第2の型の形状は第1の反
    射率とは異なる第2の反射率を有し、前記第1の型の形
    状は少なくとも一次元において第1の幅を有し、前記第
    2の型の形状は一次元において前記第1の幅と少なくと
    も第2の幅を有し、前記第2の幅は前記第1の幅より大
    きい、前記シンボルをデコードする方法において、 前記シンボルから反射した光を受け、そこから、シンボ
    ルを形成している第1および第2の型の形状の反射率を
    表す出力信号を生成するステップ、 前記出力信号を受け、前記第2の幅を有する第2の型の
    形状の少なくとも幾つかを識別する計数信号を生成する
    ステップ、そしてそれは、前記第1の幅を有する第1の
    型および第2の型の形状の少なくとも1つの群を、前記
    1つの群の第1の幅の合計にほぼ等しい全幅を有する第
    2の型の偽りの形状として、誤って識別し、 前記計数信号を受信し、前記第2の型の偽りの形状とし
    て誤って識別された前記1つの群を前記第1と第2の型
    の形状に分割するステップ、および前記計数信号と前記
    分割された1つの群に基づいて、前記シンボルにおいて
    デコードされた情報を決定するステップ、を有する方
    法。
  17. 【請求項17】前記計数信号に基づいて第1の幅を有す
    る第1と第2の型の形状の幅を決定するステップを更に
    有し、且つ前記計数信号を受信し、偽りの形状として誤
    って識別された前記1つの群を分割するステップは、前
    記決定された幅によって単一形状に分割する請求項16
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記シンボルは少なくとも1つのクワイ
    エット・ゾーンと前記クワイエット・ゾーンに隣接した
    スタートおよびストップ文字の一方を有し、前記計数信
    号を受信し、偽りの形状として誤って認識さた1つの群
    を分けるステップは、 前記クワイエット・ゾーンに相当する、計数信号におけ
    る計数を探すことによって、前記計数信号におけるスタ
    ートおよびストップ文字の一方を探すステップ、および
    前記シンボルが、前記スタートおよびストップ文字の一
    方に相当する探された計数に基づいて、合焦点にあるか
    どうかを決定するステップ、を有する請求項16に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】更に、前記クワイエット・ゾーンが前記
    計数信号から探すことができないことを決定するステッ
    プ、 前記計数信号の中間において計数を選択するステップ、
    および前記選択した計数が前記第1の型の形状に相当す
    るかどうかを決めるステップ、を有する請求項18に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】エンコードされた情報を表す機械読み取
    り可能なシンボルをデコードする装置であって、前記機
    械読み取り可能なシンボルは、第1と第2の型の、複数
    の相対的に離された二次元の形状を有し、前記第1の型
    の形状は第1の反射率を有し、そして前記第2の型の形
    状は第1の反射率とは異なる第2の反射率を有し、前記
    第1の型の形状は少なくとも一次元において第1の幅を
    有し、前記第2の型の形状は一次元において前記第1の
    幅と少なくとも第2の幅を有し、前記第2の幅は前記第
    1の幅より大きい、前記シンボルをデコードする装置に
    おいて、 前記機械読み取り可能なシンボルから反射した光を受
    け、そこから、前記シンボルを形成している前記形状お
    よびスペースの反射率を表す出力信号を生成する電気−
    光学変換器、 前記出力信号を受け、前記第2の幅を有する第2の型の
    形状の少なくとも幾つかを識別する計数信号を生成する
    計数生成回路、そしてそれは、前記第1の幅を有する第
    1および第2の型の形状の少なくとも1つの群を、前記
    1つの群の第1の幅の合計にほぼ等しい全幅を有する第
    2の型の偽りの形状として、誤って識別し、および前記
    計数信号を処理し、前記シンボルにおいてエンコードさ
    れた情報を表示する信号を生成する、前記計数生成回路
    に結合されたプロセッサであって、前記プロセッサは、
    (i) 前記計数信号を受信し、前記第2の型の偽りの形状
    として誤って識別された前記1つの群を前記第1と第2
    の型の形状に分割し、且つ(ii)前記計数信号と前記分割
    された1つの群に基づいて、前記シンボルにおいてデコ
    ードされた情報を決定するプロセッサ、を有する装置。
  21. 【請求項21】計数信号に基づいて、前記形状の幅と第
    1の幅を有する前記形状とスペースの幅を決定し、決定
    された幅によって1つの群に分割する請求項20に記載
    の装置。
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