JPS63123179A - バ−コ−ド読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、バーコードを走査して電気信号に変換する多
数の光電変換素子を一列に配列して成る読取センサを備
゛えたバーコード読取装置に関する。

（従来の技術） 自動走査形のバーコード読取装置として、レーザ光を回
転ミラー或は振動ミラー等からなる可動ミラーに反射さ
せてそのレーザ光を走査方向に振らせることにより、バ
ーコードを自動走査するようにしたものが供されている
。この場合、上記可動ミラーを２個以」二組台わせるこ
とにより、レーザ光をバーコードと交差する方向に平行
に複数、回走査させてバーコードに対する走査範囲を広
げるようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来構成では、可動ミラーを動作さ
せるために機械的な可動部分が必要であるので、その可
動部分が故障する可能性が高く、寿命に対する信頼性に
劣るものであった。

そこで、本発明の目的は、バーコードに対して複数回の
平行走査を行なうことができて走査範囲を拡大できると
共に、可動部分を不要にできて寿命に対する信頼性を高
め得るバーコード読取装置を提供するにある、。

［発明の構成コ （問題点を解決するための手段） 本発明のバーコード読取装置は、バーコードを走査して
電気信号に変換する多数の光電変換素子を一列に配列し
て成る読取センサを複数個設けてこれら各読取センサを
その走査方向が平行するように並列配置すると共に、前
記読取センサから一列分の電気信号が出力される毎に順
次異なる読取センサが信号処理部に対して接続されるよ
うに切換制御する接続切換手段を設けたところに特徴を
有する。

（作用） 機械的可動部分を有しない読取センサによりバーコード
を走査するから、故障する可能性が低くなる。そして、
このような読取センサが複数個並列配置され、且つ、上
記読取センサから一列分の電気信号が出力される毎に順
次異なる読取センサを信号処理部に対して接続する接続
切換手段が設けられているから、バーコードに対して平
行な複数回の走査が可能になる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例につき図を参照しながら説明す
る。

１はクロックパルス発生回路で、これは所定周期のクロ
ックパルスＰ１を出力する。２，３，４゜５は複数例え
ば４個設けられた読取センサたる例えば−次元形のＣＣ
Ｄイメージセンサで、これらは夫々図示しないバーコー
ドを走査して電気信号に変換する多数例えばＭ個（非有
効素子を含む）の光電変換素子を一列に配列して構成さ
れていると共に、各入力端子１１にクロックパルス発生
回路１からのクロックパルスＰ１を受けるようになって
いる。そして、これら４個のＣＣＤイメージセンサ２，
３，４．５は、その走査方向が平行するように並列配置
されている。６は上記クロックパルスＰ１を受けるＭ進
カウンタで、これは与えられたクロックパルスＰ１をＭ
個カウントしたときに、キャリー信号Ｓ６を出力すると
共に、そのカウント値をクリアするようになっている。

ここで、ＣＣＤイメージセンサ２〜５は、各入力端子Ｉ
２にＭ進カウンタ６からのキャリー信号Ｓ６が与えられ
ると、各光電変換素子に対する入光により蓄積された信
号電荷を内部転送部に転送すると共に、クロックパルス
Ｐｌが与えられる毎に、信号電荷を内部転送部にて１素
子分ずつシフトしつつ電気信号８２〜Ｓ、として各出力
端子Ｏから出力するようになっている。従って、各ＣＣ
Ｄイメージセンサ２〜５は、Ｍ個のクロックパルスＰ１
が与えられるのに応じて１回分の走査を行なうものであ
る。７はサンプリング及ホールド回路で、これは、その
入力端子にＣＣＤイメージセンサ２〜５からの電気信号
８２〜Ｓ５をアナログスイッチ８〜１１を介して受ける
と共に、内部アナログスイッチにクロックパルス発生回
路１からのクロックパルスＰ１を受けるようになってい
る。そして、このサンプリング及ホールド回路は、ＣＣ
Ｄイメージセンサ２〜５からの電気信号８２〜Ｓ。

を、内部アナログスイッチに与えられるクロックパルス
Ｐ１に応じてサンプルホールドして出力し、−５＝ 以て図示しない信号処理回路に与えるようになっている
。′１２は接続切換手段たるセレクタで、これはＭ進カ
ウンタ６からのキャリー信号Ｓ６が与えられる毎に順次
１個のみアクティブされるセレクト信号Ｓ　ａ　−Ｓ　
ｄを夫々上記アナログスイッチ８〜１１に与えるように
なっている。そして、アナログスイッチ８〜１１は、ア
クティブなセレクト信号Ｓ　ａ　−Ｓ　ｄが与えられた
とき夫々オンされるようになっている。

次に、上記構成の作用について述べる。まず、ＣＣＤイ
メージセンサ２〜５がバーコードに対して相対移動しな
いように配置する。この状態で、Ｍ進カウンタ６におい
て、クロックパルスＰ１がＭ個カウントされてキャリー
信号Ｓ６が出力されると、これを受けてセレクタ１２か
らアクティブなセレクト信号Ｓａがアナログスイッチ８
に出力され、このアナログスイッチ８がオンされる。こ
れと共に、キャリー信号Ｓ６を受けてＣＣＤイメージセ
ンサ２は、その出力端子Ｏからバーコードを走査した電
気信号Ｓ２を出力する。そして、この電気信号Ｓ２がオ
ンされたアナログスイッチ８を介してサンプリング及ホ
ール１回路７に入力され、クロックパルスＰｌの入力毎
にサンプルホールドされて、一部分の電気信号Ｓ２が信
号処理回路へ出力される。この結果、ＣＣＤイメージセ
ンサ２による自動走査が行われる。

続いて、前記Ｍ進カウンタ６において、クロックパルス
Ｐ１のカウント値がＭ　（ＣＣＤイメージセンサ２から
一列分の電気信号Ｓ２が出力された状態即ちＣＣＤイメ
ージセンサ２による１回の走査が終わった状態）になる
から、キャリー信号Ｓ６がセレクタ１２へ出力される。

これを受けてセレクタ１２からアクティブなセレクト信
号ｓｂがアナログスイッチ９に出力される。これにより
、アナログスイッチ８がオフされると共に、アナログス
イッチ９がオンされる。一方、キャリー信号Ｓ６を受け
てＣＣＤイメージセンサ３は、その出力端子Ｏからバー
コードを走査した電気信号Ｓ３を出力する。そして、こ
の電気信号Ｓ３がアナログスイッチ９を介してサンプリ
ング及ホール１回路７に入力される結果、前述と同様に
してＣＣＤイメージセンサ３による自動走査が行われる
。

これ以後、前記Ｍ進カウンタ６からキャリー信号Ｓ６が
セレクタ１２へ出力される毎に、セレクタ１２からアク
ティブなセレクト信号Ｓｃ及びＳｄが順次アナログスイ
ッチ１０及び１１に出力されて、それに応じてアナログ
スイッチ１０及び１１が夫々オンされる。この結果、Ｃ
ＣＤイメージセンサ４及び５による自動走査が順次行わ
れる。

このような構成の本実施例によれば、ＣＣＤイメージセ
ンサ２〜５によりバーコードを走査するように構成した
から、可動ミラーを使用する従来とは異、なり機械的な
可動部分がなくなり、従ってその可動部分に起因した故
障発生の可能性が低くなる。また、４個のＣＣＤイメー
ジセンサ２〜５を並列配置すると共に、セレクタ１２に
より各ＣＣＤイメージセンサ２〜５による１回の走査が
終わる毎に順次異なるＣＣＤイメージセンサ２〜５を信
号処理部に接続するようにしたので、バーコードを走査
する範囲を広く（この場合平行に４回走査）し得る。

尚、上記実施例では、読取センサとしてＣＣＤイメージ
センサ２〜５を用いるようにしたが、これに代えてＭＯ
Ｓイメージセンサ、ＣＩＤイメージセンサ等を用いても
良い。

その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されるものではなく、例えば読取センサを更に多数個設
けても良い等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。

［発明の効果］ 本発明は以上の説明から明らかなように、読取センサを
複数個設けてこれら各読取センサをその走査方向が平行
するように並列配置すると共に、前記読取センサから一
列分の電気信号が出力される毎に順次異なる読取センサ
が前記信号処理部に対して接続されるように切換制御す
る接続切換手段を設けたので、バーコードに対して複数
回の平行走査を行なうことができて走査範囲を拡大でき
ると共に、可動部分を不要にできて寿命に対する信頼性
を高め得るという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 図中、２〜５はＣＣＤイメージセンサ（読取センサ）、
１２はセレクタ（接続切換手段）を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、バーコードを走査して電気信号に変換する多数の光
   電変換素子を一列に配列して成る読取センサと、この読
   取センサから出力される電気信号を入力する信号処理部
   とを備えたバーコード読取装置であって、前記読取セン
   サを複数個設けてこれら各読取センサをその走査方向が
   平行するように並列配置すると共に、前記読取センサか
   ら一列分の電気信号が出力される毎に順次異なる読取セ
   ンサが前記信号処理部に対して接続されるように切換制
   御する接続切換手段を設けたことを特徴とするバーコー
   ド読取装置。