JPH0368256A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像読取装置に関し、特に単位センサ列を複
数有する１次元カラー固体イメージセンサを搭載した画
像読取装置に関する。

［従来の技術］ この種の従来の画像読取装置では、一般に光に感応して
電気信号を発生する複数の光電変換素子列を同一半導体
基板上に、副走査方向の読取ピッチのＮ倍（Ｎは正の整
数）に相当する光学的距離を隔てて、第１および第２お
よび第３の単位ラインセンナを平行に配して、各々のラ
インセンサ上に第１のカラーフィルタおよび第２のカラ
ーフィルタおよび第３のカラーフィルタを配し、これら
の３木のラインセンサでカラー画像を読み取っている。

さらに、第３のカラーフィルタを配した第４のラインセ
ンサを第３のラインセンサに隣接して第１．第２．第３
のラインセンサと等間隔に配置し、かつ第４のラインセ
ンサは第１．第２．第３のラインセンサと主走査方向に
％素子ピッチだけ位置をずらして配置し、第３．第４の
ラインセンサでモノクロ画像をカラー画像読取の倍の密
度で読み取るように構成している画像読取装置がある。

このような画像読取装置では、第１．第２第３のライン
センサの副走査方向のオフセット補正用の記憶手段を用
いて、第１．第２．第３のラインセンサで、カラー画像
情報を得て、また第３、第４のラインセンサの副走査方
向のオフセット補正用の記憶手段を用いて、第３．第４
のラインセンサでモノクロ倍密度（カラー読取時の倍の
密度）画像情報を得ていた。

第４図はこのような従来装置の具体的構成例を示す。本
図に示すように、互いに３ラインピツチ間隔で配列され
た各単位ラインセンサ２ａ、２ｂ、２ｃ。

２ｄの信号出力が別系統で得られる。すなわち、単位ラ
インセンサ２ａの出力信号Ｓａは、６ライン分の記憶手
段３ａを経由し６ライン分遅延した信号Ｓａ’として出
力される。同様に、単位ラインセンサ２ｂの出力信号ｓ
ｂは、３ライン分の記憶手段３ｂを経由して３ライン分
遅延した信号Ｓｂ′　　として出力される。単位ライン
センサ２Ｃの出力信号Ｓｃはそのまま次段に伝えられる
経路と、６ライン分の記憶手段３Ｃを経由する２系統に
接続され、各々信号Ｓｃと６ライン分遅延した信号Ｓｃ
’　　として出力される。単位ラインセンサ２ｄの出力
信号ＳｄはそのままＳｄが次段に伝えられる。

この時、信号Ｓａ’　、Ｓｂ’　　とＳｃは原稿画像上
の同ラインのＲ，Ｂ、Ｇ画像信号、信号Ｓｃ’　とＳｄ
は原稿画像上の同一ラインのモノクロ画像信号となって
いる。しかしながら、モノクロの倍密度画像情報を得る
ために記憶手段３ｃを必要とするため、その弁構成が複
雑になり、またコストアップにもなる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のような読取機能を実現するために
は、従来装置では各ラインセンサ間の副走査方向のオフ
セットを補正するために、Ｎをラインピッチの値とする
と、第４図に示したようにカラー読取用に最低ＮＸ３ラ
イン分の記憶手段の他に、モノクロ倍密度読取用に最低
Ｎｘ２ライン分の記憶手段が必要となり、合計ＮＸ５本
分のライン記憶手段が必要となるので、構成が複雑にな
るばかりでなく、製造コスト上昇を招くという解決すべ
き課題があった。

本発明の目的は、上述の課題を解決するため、構成簡潔
で製造コストの低減が得られるモノクロ倍密度読み取り
のようなカラー情報読み取り以外の機能を有した高機能
な画像読取装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するため、本発明は、光に感応して電
気信号を発生する光電変換素子列からなる単位ラインセ
ンサを４個以上それぞれ副走査方向に距離を隔てて平行
に同一半導体基板上に配置して構成した固体イメージセ
ンサを用いる画像読取装置において、複数の単位ライン
センサの中で、第１．第２．第３の各単位ラインセンサ
間の副走査方向の光学的オフセットを補正するために用
いる主記憶手段と、第３の単位ラインセンサと第１．第
２．第３の単位ラインセンサ以外のその他の単位ライン
センサ間の副走査方向の光学的オフセットを補正するた
めに用いる記憶手段の少なくとも一部を主記憶手段で共
用させ、かつ読取りモードに従って各単位ラインセンサ
の出力を選択して主記憶手段に接続する選択手段とを具
えたことを特徴とする。

また、本発明の一形態として、選択手段は、切替スイッ
チまたはゲート回路であることを特徴とする。

［作　用〕 本発明では、副走査方向に読み取りピッチのＮ倍に相当
する光学距離を隔てて配置された第１゜第２．第３の３
本のラインセンサでカラー情報を読み取る際に用いる副
走査方向オフセット補正用記憶手段の一部または全てを
用いて第１．第２゜第３のラインセンサの組み合わせ以
外のラインセンサ間の副走査方向オフセット補正を行う
ようにしたので記憶手段が減少し、カラー情報読み取り
以外の機能なイｉした高機能な画像読取装置を低コ、ス
トで実現できる。

［実施例コ 以下、図面を参煕して本発明の実施例を詳細に説明する
。

Ａ、第１実施例 第１図に本発明の一実施例（以下、第１実施例と称する
）の回路構成を示す。第２図は第１図のラインセンサの
配置構成の詳細を示す。

第２図に示すように、副走査方向に読み取りピッチのＮ
倍に相当する光学距離を隔てて配置されて各々Ｒ（赤）
、Ｂ（青）、Ｇ（ｆりのフィルタか取付けられた第１．
第２．第３の３木のラインセンサ２ａ、２ｂ、２ｃでカ
ラー画像情報を読み取る。

また、第３のラインセンサ２Ｃに隣接して副走査方向に
３木のラインセンサ２ａ、２ｂ、２ｃと同じ間隔で、か
つ主走査方向にラインセンサ２ａ、２ｂ、２ｃと％トッ
ドピッチだけずらして配置され、また第３のラインセン
サ２Ｃと同じ分光感度特性を有する第４のラインセンサ
２ｄにより、モノクロ画像情報をカラー読み取りの倍の
密度で読み取る。

すなわち第２図において、半導体基板１上には、第１の
単位ラインセンサ２ａ（Ｒ）　　と、第２の単位ライン
センナ２ｂ（Ｂ）とが副走査方向（矢印Ｙ方向）にＤの
距離を隔てて平行に配置されている。

そして同し距ａｉＤずつ隔てて第３．第４の単位ライン
センサ２ｃ　（Ｇ）　、２ｄ　（Ｇ）が同じく平行に配
置され、かつ第４の単位ラインセンサ２ｄは第１．第２
、第３の単位ラインセンサ２ａ、２ｂ、２Ｃに対して主
走査方向（矢印Ｘ方向）に画素ピッチＰの％だけずらし
て配置しである。

今、単位ラインセンサ２ａ〜ｚｄ間の間隔りを３ライン
ピツチ相当とすると（Ｎ−３）　、イメージセンサの基
板１が不図示のカラー原稿を第２図の矢印Ａの方向に走
査し、２ａ、２ｂ、２Ｃの単位ラインセンサでカラー画
像情報を得る場合、単位ラインセンサ２ｃが読み取って
いる画像は、単位ラインセンサ２ａか６ライン前に読み
取ったラインの画像であり、ｌｌｉ。

位ラインセンサ２ｂが３ライン前に読み取ったラインの
画像である。従って、同一ラインの８６８３色の画像情
報を同一蓄積時間内に得るためには単位ラインセンサ２
ａの画像情報出力を６ライン分、単位ラインセンサ２ｂ
の画像情報出力を３ライン分記憶しておく記憶手段が必
要となる。

また、単位ラインセンサ２ｃ、２ｄでモノクロ画像情報
を上述のカラ二画像読み取りの倍の読取密度で得る場合
には、副走査読取密度も倍になり、単位ラインセンサ２
ｃ、２ｄは副走査方向に６ラインピツチ相当の間隔で位
置していることになるので、単位ラインセンサ２ｄが読
み取っている画像は、単位ラインセンサ２ｃが６ライン
前に読み取ったラインの画像である。従って、同一ライ
ンの画像情報を１蓄積時間内に得るためには単位ライン
センサ２Ｃの画像情報出力を６ライン分記色しておく記
憶手段が必要となる。

本発明実施例では、第１図に示すように、簡単ｔ２切替
スイッチ４を付加し、６ライン分の記憶手段３ａをカラ
ー読取時とモノクロ倍密度読取時に兼用するように構成
したものである。

カラー画像情報を得るときには、単位ラインセンサ２ａ
の出力ｆ３号Ｓａは、切替スイッチ４の端子ａ側への切
替により６ライン分の記憶手段３ａに接続され、６ライ
ン分遅延したイ３号Ｓａ’　　として次段に出力され、
また単位ラインセンサ２ｂの出力ｆ５号ｓｂは、３ライ
ン分の記憶手段３ｂを経由して３ライン分遅延した信号
Ｓｂ′　　とじて次段に出力され、さらに単位ラインセ
ンサ２ｃの出力信号ＳｃはそのままＳｃとして次段に出
力される。この時、信号Ｓａ’　、Ｓｂ’とＳｃは原稿
画像上の同一ラインのＲ，Ｂ、Ｇ画像信号となっている
。

一方、モノクロ画像情報を倍密度で読み取る場合には、
切替スイッチ４の端子す側への切替により単位ラインセ
ンサ２Ｃの出力信号Ｓｃが６ライン分の記憶手段３ａに
接続され、６ライン分遅延した信号Ｓｃ’　　として次
段に伝えられ、単位ラインセンサ２ｄの出力信号Ｓｃは
そのままＳｄとして次段に伝えられる。この時、信号Ｓ
ｃ’　とＳｄは原稿画像上の同一ラインの各々奇偶画素
のモノクロ画像信号となっている。

なお、記憶手段３ａ、３ｂおよび切替スイッチ４は信号
Ｓａ、Ｓｂ、Ｓｃ、Ｓｄをアナログ信号のまま扱うもの
でも、また、デジタル１３号化した信号として扱うもの
であってもよく、さらに、イメージセンサ基板上に設け
られても、イメージセンサ基板外に設けられていてもよ
い。

Ｂ、第２実施例 第３図は本発明の第２実施例の構成を示す。この実施例
では、各単位ラインセンサ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄの信
号が同一信号線から時分割で出力される。イメージセン
サの半導体基板１からの信号Ｓａ、Ｓｂ。

Ｓｃ　、　Ｓｄはへ／Ｄ　（アナログデジタル）変換器
５でディジタル値Ｄａ、Ｄｂ、Ｄｃ、Ｄｄに変換され、
ゲート６を通して同一バス８上に出力されている。

カラー画像情報を得るときには、単位ラインセンサ２ａ
からの信号Ｄａはその１画素出力時間の前半サイクルで
ゲート６が開き、６ライン分の記憶手段３ａに記憶され
、後半サイクルでゲート６は閉じ、記憶手段３ａから６
ライン分前に記憶した信号Ｄａ’　を出力し、ラッチ回
路７でラッチされる。同様に、単位ラインセンサ２ｂか
らの信号Ｄｂは、その１画素出力信号の前半サイクルで
ゲート６が開き３ライン分の記憶手段３ｂに記憶され、
後半サイクルでゲート６は閉じ、記憶手段３ｂから３ラ
イン分前に記憶した信号Ｄｂ’　を出力し、ラッチ回路
７でラッチされる。単位ラインセンサ２ｃからのイ３号
Ｄｃは、１画素出力時間の全サイクルでゲート６が間き
、記憶手段３ａ、３ｂを経ずにラッチ回路７でラッチさ
れる。しかし、単位ラインセンサ２ｄからの信号Ｄｄは
、１画素出力時間の全サイクルでゲート６が閉じて、後
段に伝えられない。従ってこの時、ラッチ回路７から出
力される信号Ｄａ’　、Ｄｂ’　、Ｄｃは原稿画像上の
同一ラインのＲ，［１，６画像信号となっている。

一方、モノクロ画像情報を倍密度で読み取る場合には、
単位ラインセンサ２ａ、２ｂからの信号Ｄａ。

Ｏｂは１画素出力時間の全サイクルでゲート６が閉じて
、後段にｆムえられない。単位ラインセンナ２ｃからの
信号Ｄｃは、その１画素出力時間の前半サイクルでゲー
ト６が開き、６ライン分の記憶子ｖｊ、３ａに記憶され
、後半サイクルでゲート６は閉じ、記憶手段３ａから６
ライン分前に記憶した信号Ｄｃ’　　を出力し、ラッチ
回路７でラッチされる。単位ラインセンサ２ｄからの信
号Ｄｄは、１画素出力時間の全サイクルでゲート６が開
き、記憶手段３ａ、３ｂを経ずにラッチ回路７でラッチ
される。従って、この時、ラッチ回路７から出力される
イ３号Ｄｃ’　、Ｄ（ｌは原稿画像上の同一ラインの各
々奇偶画素のモノクロ画像信号となっている。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、記憶手段が減少
するので、モノクロ倍密度読み取りのような、カラー情
報読み取り以外の機能を有した高機能な画像読取装置を
低コストで実現できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の副走査方向オフセット補
正回路の回路構成を示すブロック図、第２図は第１図の
イメージセンサの構成を示す平面図、 第３図は本発明の第２実施例の副走査方向オフセット補
正回路の構成を示すブロック図、第４図は従来装置での
副走査方向オフセット補正回路の回路構成図を示すブロ
ック図である。 １・・・イメージセンサの半導体基板、２ａ・・・第１
のラインセンサ、 ２ｂ・・・第２のラインセンサ、 ２ｃ・・・第３のラインセンナ、 ２ｄ・・・第４のラインセンサ、 ３ａ・・・６ライン分の記憶手段、 ３ｂ・・・３ライン分の記憶手段、 ４・・・切替スイッチ、 ５・・−Ａ／Ｄ変換器、 ６・・・ゲート、 ７・・・ラッチ回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）光に感応して電気信号を発生する光電変換素子列か
   らなる単位ラインセンサを４個以上それぞれ副走査方向
   に距離を隔てて平行に同一半導体基板上に配置して構成
   した固体イメージセンサを用いる画像読取装置において
   、 複数の前記単位ラインセンサの中で、第１、第２、第３
   の各単位ラインセンサ間の副走査方向の光学的オフセッ
   トを補正するために用いる主記憶手段と、 前記第３の単位ラインセンサと前記第１、第２、第３の
   単位ラインセンサ以外のその他の単位ラインセンサ間の
   副走査方向の光学的オフセットを補正するために用いる
   記憶手段の少なくとも一部を前記主記憶手段で共用させ
   、かつ読取りモードに従って各前記単位ラインセンサの
   出力を選択して前記主記憶手段に接続する選択手段と を具えたことを特徴とする画像読取装置。 ２）前記選択手段は、切替スイッチまたはゲート回路で
   あることを特徴とする請求項１に記載の画像読取装置。