JPH0950482A - 帳票及び光学読取装置 - Google Patents
帳票及び光学読取装置Info
- Publication number
- JPH0950482A JPH0950482A JP7200080A JP20008095A JPH0950482A JP H0950482 A JPH0950482 A JP H0950482A JP 7200080 A JP7200080 A JP 7200080A JP 20008095 A JP20008095 A JP 20008095A JP H0950482 A JPH0950482 A JP H0950482A
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- JP
- Japan
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- mark
- area
- mark area
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学読取の際に、表裏面、上下部位の識別に
要する時間の短縮が図れる構造の帳票、及びこの帳票の
読取に適した光学読取装置を提供する。 【解決手段】 相対的に同一位置となる帳票上の表裏面
の先端部13a,13c及び後端部13b,13dの各
々に、同一形状のマーク領域を形成するとともに、各マ
ーク領域に、当該マーク領域の形成部位に応じて異なる
数のバーコードマーク14a〜14dを形成する。読取
時には、所定位置に置かれた帳票のマーク領域を所定間
隔でバーコードマークのバー形成方向と直角の方向へサ
ーチして各サーチラインの二値データの変化を検出し、
各サーチラインの二値データの変化結果の多数決により
当該マーク領域上のバーコードマークの数を判定する。
要する時間の短縮が図れる構造の帳票、及びこの帳票の
読取に適した光学読取装置を提供する。 【解決手段】 相対的に同一位置となる帳票上の表裏面
の先端部13a,13c及び後端部13b,13dの各
々に、同一形状のマーク領域を形成するとともに、各マ
ーク領域に、当該マーク領域の形成部位に応じて異なる
数のバーコードマーク14a〜14dを形成する。読取
時には、所定位置に置かれた帳票のマーク領域を所定間
隔でバーコードマークのバー形成方向と直角の方向へサ
ーチして各サーチラインの二値データの変化を検出し、
各サーチラインの二値データの変化結果の多数決により
当該マーク領域上のバーコードマークの数を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学読取装置を用
いて帳票上の文字等を認識する技術に関する。
いて帳票上の文字等を認識する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】帳票の画像を光学的に読み取って認識対
象領域の文字等を自動認識することが広く行われてい
る。この場合、帳票の表裏、あるいは上下を読取装置に
正しく識別させるため、帳票の所定領域に、位置識別用
のマークを形成するためのマーク領域を設けているのが
一般的である。
象領域の文字等を自動認識することが広く行われてい
る。この場合、帳票の表裏、あるいは上下を読取装置に
正しく識別させるため、帳票の所定領域に、位置識別用
のマークを形成するためのマーク領域を設けているのが
一般的である。
【0003】従来のこの種の帳票の構造例を図7に示
す。図7(a)は表面図、(b)は裏面図であり、符号
71,72は、各々文字や記号等が記される認識対象領
域、73a〜73dは、光学読取装置に搬送される帳票
の表裏面(搬送面)及び上下部位(搬送方向)を表示す
るために設けられるマーク領域である。第1のマーク領
域73aは帳票表面の上部(基準角に対して0度)、第
2のマーク領域73bは帳票表面の下部(同180
度)、第3のマーク領域73cは帳票裏面の上部(同0
度)、第4のマーク領域73dは帳票裏面の下部(同1
80度)に設けられており、各マーク領域には、当該マ
ーク領域に固有の面積のマーク74a〜74dが形成さ
れている。各マーク74a〜74dは、読取時の量子化
誤差やノイズの影響を避けるためにある程度大きくする
必要があった。
す。図7(a)は表面図、(b)は裏面図であり、符号
71,72は、各々文字や記号等が記される認識対象領
域、73a〜73dは、光学読取装置に搬送される帳票
の表裏面(搬送面)及び上下部位(搬送方向)を表示す
るために設けられるマーク領域である。第1のマーク領
域73aは帳票表面の上部(基準角に対して0度)、第
2のマーク領域73bは帳票表面の下部(同180
度)、第3のマーク領域73cは帳票裏面の上部(同0
度)、第4のマーク領域73dは帳票裏面の下部(同1
80度)に設けられており、各マーク領域には、当該マ
ーク領域に固有の面積のマーク74a〜74dが形成さ
れている。各マーク74a〜74dは、読取時の量子化
誤差やノイズの影響を避けるためにある程度大きくする
必要があった。
【0004】このような構造の帳票を読み取る従来の光
学読取装置は、図2の要部構成図に示すように、画像入
力部1、画像メモリ2、マーク検出部5、及び認識処理
部6を備えている。また、マーク検出部5は、マーク領
域検出部51と総黒ドット数検出部52とフォーマット
パラメータ切換部53とから構成される。
学読取装置は、図2の要部構成図に示すように、画像入
力部1、画像メモリ2、マーク検出部5、及び認識処理
部6を備えている。また、マーク検出部5は、マーク領
域検出部51と総黒ドット数検出部52とフォーマット
パラメータ切換部53とから構成される。
【0005】画像入力部1は、例えば帳票を二値画像デ
ータ(帳票画像)に変換する公知のCCDスキャナであ
り、画像メモリ2は、画像入力部1で変換された帳票画
像を片面分あるいは両面分を格納するものである。マー
ク検出部5におけるマーク領域検出部51は、画像メモ
リ2に展開された帳票画像から上述のマーク領域73a
〜73dの位置を検出するものであり、総黒ドット数検
出部52は、検出したマーク領域73a〜73dに形成
されている黒ドット数の総和をマーク領域毎に検出する
ものであり、フォーマットパラメータ切換部53は、該
当するマーク領域上の総黒ドット数の総和により、後段
の認識処理部4が認識対象領域を読み取る際に用いるフ
ォーマットパラメータ、例えば文字や記号の認識方向等
を切り換えるものである。
ータ(帳票画像)に変換する公知のCCDスキャナであ
り、画像メモリ2は、画像入力部1で変換された帳票画
像を片面分あるいは両面分を格納するものである。マー
ク検出部5におけるマーク領域検出部51は、画像メモ
リ2に展開された帳票画像から上述のマーク領域73a
〜73dの位置を検出するものであり、総黒ドット数検
出部52は、検出したマーク領域73a〜73dに形成
されている黒ドット数の総和をマーク領域毎に検出する
ものであり、フォーマットパラメータ切換部53は、該
当するマーク領域上の総黒ドット数の総和により、後段
の認識処理部4が認識対象領域を読み取る際に用いるフ
ォーマットパラメータ、例えば文字や記号の認識方向等
を切り換えるものである。
【0006】上記構成の光学認識装置では、帳票のマー
ク領域73a〜73dに形成されているマーク74a〜
74dの総黒ドット数によって当該帳票の表裏面及び上
下部位を識別し、識別結果に応じてフォーマットパラメ
ータを切り換えることにより、搬送されてくる帳票の表
裏あるいは上下がまちまちであっても認識対象領域の文
字等を正しく認識できるようになっている。
ク領域73a〜73dに形成されているマーク74a〜
74dの総黒ドット数によって当該帳票の表裏面及び上
下部位を識別し、識別結果に応じてフォーマットパラメ
ータを切り換えることにより、搬送されてくる帳票の表
裏あるいは上下がまちまちであっても認識対象領域の文
字等を正しく認識できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述ように、従来の光
学認識装置では、帳票のマーク領域73a〜73dに形
成されているマーク74a〜74dの総黒ドット数によ
って当該帳票の表裏面及び上下部位を識別し、識別結果
に応じてフォーマットパラメータを切り換えているの
で、該当するマーク領域73a〜73dの全域を全てサ
ーチする必要があった。この場合、各マーク74a〜7
4dは、前述のように量子化誤差等を考慮してある程度
大きく形成されているので、サーチにかなりの時間がか
かる、という問題があった。
学認識装置では、帳票のマーク領域73a〜73dに形
成されているマーク74a〜74dの総黒ドット数によ
って当該帳票の表裏面及び上下部位を識別し、識別結果
に応じてフォーマットパラメータを切り換えているの
で、該当するマーク領域73a〜73dの全域を全てサ
ーチする必要があった。この場合、各マーク74a〜7
4dは、前述のように量子化誤差等を考慮してある程度
大きく形成されているので、サーチにかなりの時間がか
かる、という問題があった。
【0008】本発明の課題は、かかる問題点に鑑み、光
学読取の際に、表裏面、上下部位の識別に要する時間の
短縮が図れる構造の帳票、及びこの帳票の読取に適した
構成の光学読取装置を提供することにある。
学読取の際に、表裏面、上下部位の識別に要する時間の
短縮が図れる構造の帳票、及びこの帳票の読取に適した
構成の光学読取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の帳票は、相対的に同一位置となる表裏面の先端部及
び後端部の各々に同一形状のマーク領域を形成するとと
もに、各マーク領域に、当該マーク領域の形成部位に応
じて異なる数のバーコードマークを形成して成ることを
特徴とする。
明の帳票は、相対的に同一位置となる表裏面の先端部及
び後端部の各々に同一形状のマーク領域を形成するとと
もに、各マーク領域に、当該マーク領域の形成部位に応
じて異なる数のバーコードマークを形成して成ることを
特徴とする。
【0010】また、本発明の光学読取装置は、上記帳票
を二値画像データに変換して取り込む画像取り込み手段
と、取り込んだ画像データ上のマーク領域に形成された
マークを検出するマーク検出手段と、検出したマークに
基づいて帳票画像データ内の認識対象領域を決定する手
段とを有し、前記マーク検出手段は、前記マーク領域を
所定間隔でバーコードマークのバー形成方向と直角の方
向へサーチして各サーチラインの二値データの変化を検
出するマーク領域サーチ部と、各サーチラインの二値デ
ータの変化結果の多数決により前記マーク領域に形成さ
れたバーコードマークの数を判定するマーク判定部とを
含んで成ることを特徴とする。
を二値画像データに変換して取り込む画像取り込み手段
と、取り込んだ画像データ上のマーク領域に形成された
マークを検出するマーク検出手段と、検出したマークに
基づいて帳票画像データ内の認識対象領域を決定する手
段とを有し、前記マーク検出手段は、前記マーク領域を
所定間隔でバーコードマークのバー形成方向と直角の方
向へサーチして各サーチラインの二値データの変化を検
出するマーク領域サーチ部と、各サーチラインの二値デ
ータの変化結果の多数決により前記マーク領域に形成さ
れたバーコードマークの数を判定するマーク判定部とを
含んで成ることを特徴とする。
【0011】このような構成の光学読取装置は、バーコ
ードマークの数を検出するだけなので、マーク領域のサ
ーチ範囲が小さくなり、また、バーコードのバー形成方
向と直角の方向へ所定間隔でサーチして二値データの変
化数を検出するだけでバーコードの数を検出することが
できるので、サーチに要する時間も短縮される。
ードマークの数を検出するだけなので、マーク領域のサ
ーチ範囲が小さくなり、また、バーコードのバー形成方
向と直角の方向へ所定間隔でサーチして二値データの変
化数を検出するだけでバーコードの数を検出することが
できるので、サーチに要する時間も短縮される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
である光学読取装置のブロック構成図であり、従来装置
の構成を示した図2と同一機能の要素については同一符
号を付してある。この光学読取装置は、図5に示す構造
の帳票を読取対象とする。
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
である光学読取装置のブロック構成図であり、従来装置
の構成を示した図2と同一機能の要素については同一符
号を付してある。この光学読取装置は、図5に示す構造
の帳票を読取対象とする。
【0013】図5において、(a)は表面図、(b)は
裏面図であり、符号11,12は、各々文字や記号等が
記される認識対象領域、13a〜13dは、光学読取装
置に搬送される帳票の表裏面及び上下部位を表示するた
めに設けられるマーク領域である。第1のマーク領域1
3aは帳票表面の上部(基準角に対して0度)、第2の
マーク領域13bは帳票表面の下部(同180度)、第
3のマーク領域13cは帳票裏面の上部(同0度)、第
4のマーク領域13dは帳票裏面の下部(同180度)
に設けられており、各マーク領域には、当該マーク領域
に固有の本数のバーコードマーク14a〜14dが形成
されている。
裏面図であり、符号11,12は、各々文字や記号等が
記される認識対象領域、13a〜13dは、光学読取装
置に搬送される帳票の表裏面及び上下部位を表示するた
めに設けられるマーク領域である。第1のマーク領域1
3aは帳票表面の上部(基準角に対して0度)、第2の
マーク領域13bは帳票表面の下部(同180度)、第
3のマーク領域13cは帳票裏面の上部(同0度)、第
4のマーク領域13dは帳票裏面の下部(同180度)
に設けられており、各マーク領域には、当該マーク領域
に固有の本数のバーコードマーク14a〜14dが形成
されている。
【0014】このバーコードマーク14a〜14dは、
例えば図3(a)〜(d)のように帳票の長辺方向と平
行に並べたバーの組合せであってもよく、図4(a)〜
(d)のように帳票の短辺方向と平行に並べたバーの組
合せであってもよい。要は、帳票表面の上部(基準角に
対して0度)であれば1本、帳票表面の下部(同180
度)であれば2本、帳票裏面の上部(同0度)であれば
3本、帳票裏面の下部(同180度)であれば4本、の
ように、マーク領域13a〜13dの形成部位に応じて
数を異ならしめる。従来の総黒ドットによるマークに代
えてバーコードマークを採用することによる利点は、マ
ーク領域13a〜13dの大きさを小さくできるほか、
後述のように、サーチ範囲を著しく狭めることができる
点にある。
例えば図3(a)〜(d)のように帳票の長辺方向と平
行に並べたバーの組合せであってもよく、図4(a)〜
(d)のように帳票の短辺方向と平行に並べたバーの組
合せであってもよい。要は、帳票表面の上部(基準角に
対して0度)であれば1本、帳票表面の下部(同180
度)であれば2本、帳票裏面の上部(同0度)であれば
3本、帳票裏面の下部(同180度)であれば4本、の
ように、マーク領域13a〜13dの形成部位に応じて
数を異ならしめる。従来の総黒ドットによるマークに代
えてバーコードマークを採用することによる利点は、マ
ーク領域13a〜13dの大きさを小さくできるほか、
後述のように、サーチ範囲を著しく狭めることができる
点にある。
【0015】次に、本実施形態による光学読取装置につ
いて説明する。図1に示すように、この光学読取装置
は、従来装置のマーク検出部5に代えて、マーク領域検
出部31、マーク領域サーチ部32、マーク判定部3
3、及びフォーマットパラメータ切換部34をもつマー
ク検出部3を採用している。
いて説明する。図1に示すように、この光学読取装置
は、従来装置のマーク検出部5に代えて、マーク領域検
出部31、マーク領域サーチ部32、マーク判定部3
3、及びフォーマットパラメータ切換部34をもつマー
ク検出部3を採用している。
【0016】マーク領域検出部31は、画像メモリ2に
展開された帳票画像上のマーク領域13a〜13dのい
ずれかの位置を検出するものであり、マーク領域サーチ
部32は、検出した位置のマーク領域を所定間隔で、つ
まり全域ではなく所定回数だけ間引いてバーコードマー
クのバー形成方向と直角の方向へサーチし、各サーチラ
インの二値データの変化を検出するものである。マーク
判定部33は、各サーチラインの二値データの変化結果
の多数決により、検出した位置のマーク領域上のバーコ
ードマークの数を判定するものである。フォーマットパ
ラメータ切換部53は、バーコードマークの本数によ
り、後段の認識処理部4が認識対象領域を読み取る際に
用いるフォーマットパラメータを切り換えるものであ
る。
展開された帳票画像上のマーク領域13a〜13dのい
ずれかの位置を検出するものであり、マーク領域サーチ
部32は、検出した位置のマーク領域を所定間隔で、つ
まり全域ではなく所定回数だけ間引いてバーコードマー
クのバー形成方向と直角の方向へサーチし、各サーチラ
インの二値データの変化を検出するものである。マーク
判定部33は、各サーチラインの二値データの変化結果
の多数決により、検出した位置のマーク領域上のバーコ
ードマークの数を判定するものである。フォーマットパ
ラメータ切換部53は、バーコードマークの本数によ
り、後段の認識処理部4が認識対象領域を読み取る際に
用いるフォーマットパラメータを切り換えるものであ
る。
【0017】この光学読取装置の動作を図6を参照して
具体的に説明する。図6(a)は、帳票表面の上部(基
準角に対して0度)に位置するマーク領域13aと、そ
の領域に対応するバーコードマーク14aの例が示され
ている。さらにバーコードマークの近傍には、図示の形
状のノイズ15が存在している。
具体的に説明する。図6(a)は、帳票表面の上部(基
準角に対して0度)に位置するマーク領域13aと、そ
の領域に対応するバーコードマーク14aの例が示され
ている。さらにバーコードマークの近傍には、図示の形
状のノイズ15が存在している。
【0018】マーク領域サーチ部32は、このマーク領
域13aを所定間隔で3回サーチする(サーチ#1〜サ
ーチ#3)。図6(b)はこのサーチ結果を示す図であ
り、サーチ#1とサーチ#3の場合は白と黒の変化が各
々1回であるのに対し、サーチ#2の場合はノイズ15
の影響を受けて白と黒の変化が2回になっている。つま
り、サーチ#1及びサーチ#3によればバーコードマー
クは1本、サーチ#2によればバーコードマークは2本
であったことになる。マーク判定部33は、このサーチ
結果に基づいてバーコードマークの本数を多数決により
判定する。図6の例では、3回のサーチ結果のうち、バ
ーコードマークが1本のものが過半数を満たしているた
め、ノイズ15の有無に拘わらずこのバーコードマーク
が帳票表面の上部にあるものと判定する。フォーマット
パラメータ切換部34は、この判定結果に基づいて必要
なフォーマットパラメータを切り換える。
域13aを所定間隔で3回サーチする(サーチ#1〜サ
ーチ#3)。図6(b)はこのサーチ結果を示す図であ
り、サーチ#1とサーチ#3の場合は白と黒の変化が各
々1回であるのに対し、サーチ#2の場合はノイズ15
の影響を受けて白と黒の変化が2回になっている。つま
り、サーチ#1及びサーチ#3によればバーコードマー
クは1本、サーチ#2によればバーコードマークは2本
であったことになる。マーク判定部33は、このサーチ
結果に基づいてバーコードマークの本数を多数決により
判定する。図6の例では、3回のサーチ結果のうち、バ
ーコードマークが1本のものが過半数を満たしているた
め、ノイズ15の有無に拘わらずこのバーコードマーク
が帳票表面の上部にあるものと判定する。フォーマット
パラメータ切換部34は、この判定結果に基づいて必要
なフォーマットパラメータを切り換える。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、帳票上のマーク領域に形成されたバーコード
マークの本数により当該帳票の表裏面や上下部位を識別
することができるので、マーク領域の大きさを総黒ドッ
ト数の場合よりも小さくすることができ、また、マーク
領域を間引いてサーチすることが可能になる。これによ
り、サーチ及びサーチ結果に基づくマーク識別の時間が
格段に短縮化され、認識処理全体の効率化が図れる効果
がある。
によれば、帳票上のマーク領域に形成されたバーコード
マークの本数により当該帳票の表裏面や上下部位を識別
することができるので、マーク領域の大きさを総黒ドッ
ト数の場合よりも小さくすることができ、また、マーク
領域を間引いてサーチすることが可能になる。これによ
り、サーチ及びサーチ結果に基づくマーク識別の時間が
格段に短縮化され、認識処理全体の効率化が図れる効果
がある。
【図1】本発明の一実施形態による光学認識装置の要部
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図2】従来の光学認識装置の要部ブロック構成図。
【図3】本実施形態の帳票上に形成されるマーク領域と
各マーク領域上のバーコードマークの説明図であり、
(a)は帳票表面の上部、(b)は帳票表面の下部、
(c)は帳票裏面の上部、(d)は帳票裏面の下部の例
を示すものである。
各マーク領域上のバーコードマークの説明図であり、
(a)は帳票表面の上部、(b)は帳票表面の下部、
(c)は帳票裏面の上部、(d)は帳票裏面の下部の例
を示すものである。
【図4】本実施形態の帳票上に形成されるマーク領域と
各マーク領域上の他の態様のバーコードマークの例であ
る。
各マーク領域上の他の態様のバーコードマークの例であ
る。
【図5】本実施形態の帳票の構造説明図で、(a)は表
面図、(b)は裏面図である。
面図、(b)は裏面図である。
【図6】本実施形態の光学読取装置の動作原理図であ
り、(a)はマーク領域及びバーコードマークの一例で
あり、(b)はサーチ結果を示す図である。
り、(a)はマーク領域及びバーコードマークの一例で
あり、(b)はサーチ結果を示す図である。
【図7】従来の光学読取対象となる帳票の構造説明図
で、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
で、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
1 画像入力部 2 画像メモリ 3,5 マーク検出部 4 認識処理部 31,51 マーク位置検出部 32 マーク領域サーチ部 33 マーク判定部 34,53 フォーマットパラメータ切換部 52 総黒ドット数検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 光学読取装置の読取対象となる帳票にお
いて、相対的に同一位置となる表裏面の先端部及び後端
部の各々に同一形状のマーク領域を形成するとともに、
各マーク領域に、当該マーク領域の形成部位に応じて異
なる数のバーコードマークを形成して成ることを特徴と
する帳票。 - 【請求項2】 請求項1記載の帳票を二値画像データに
変換して取り込む画像取り込み手段と、取り込んだ画像
データ上のマーク領域に形成されたマークを検出するマ
ーク検出手段と、検出したマークに基づいて帳票画像デ
ータ内の認識対象領域を決定する手段とを有し、前記マ
ーク検出手段は、前記マーク領域を所定間隔でバーコー
ドマークのバー形成方向と直角の方向へサーチして各サ
ーチラインの二値データの変化を検出するマーク領域サ
ーチ部と、 各サーチラインの二値データの変化結果の多数決により
前記マーク領域に形成されたバーコードマークの数を判
定するマーク判定部とを含んで成ることを特徴とする光
学読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200080A JPH0950482A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 帳票及び光学読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200080A JPH0950482A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 帳票及び光学読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0950482A true JPH0950482A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16418527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7200080A Pending JPH0950482A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 帳票及び光学読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0950482A (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7200080A patent/JPH0950482A/ja active Pending
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