JPH09504791A - 高純度1,1−ジクロロテトラフルオロエタンの製造方法 - Google Patents
高純度1,1−ジクロロテトラフルオロエタンの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
実質的にCClF2CClF2を含まぬCCl2FCF3からなる生成物の製造方法を開示する。本法は(i)本質的にCClF2CClF2を含まず、そしてCCl3CF320〜80モル%並びにCCl2=CCl2、CCl3CCl2F、CCl2FCCl2F及びCClF2CCl3よりなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物5〜80モル%からなる過ハロゲン化された炭化水素の混合物をHF及び随時Cl2と接触させ(但し混合物がCCl2=CCl2を含む場合、Cl2を少なくとも1:2のCCl2=CCl2に対するCl2のモル比においてフッ素化触媒上に375℃以下の高温下で供給し)、CCl2FCF3に対するCCl2F2CClF2の比が約1:50より少ない、CCl2FCClF2及びC2Cl2F4からなる生成物混合物を与え;(ii)該C2Cl2F4を生成物混合物から回収し:(iii)生成物混合物からのCCl2FCClF2を異性化触媒の存在下でCCl3CF3に異性化し;そして(iv)工程(iii)の異性化により生成されるCCl3CF3を工程(i)に再循環させることを含む。本法はHFの存在下で工程(ii)からの高純度CCl2FCF3の水素化脱ハロゲン化と組み合わせる場合には高純度CH2FCF3を製造するために使用し得る。
Description
【発明の詳細な説明】
高純度1,1−ジクロロテトラフルオロエタンの製造方法
発明の分野
本発明は1,1−ジクロロテトラフルオロエタン(即ち、CF3CCl2Fまた
はCFC−114a)の製造方法、より詳細には実質的にその異性体1,2−ジ
クロロテトラフルオロエタン(即ち、CClF2CClF2またはCFC−114
)を含まぬCFC−114aの製造方法に関する。
背景
1,1−ジクロロテトラフルオロエタンは担持金属水素化触媒を用いるその炭
素−塩素結合の接触水素添加を介して得ることができる1,1,1,2−テトラフ
ルオロエタン(即ち、CF3CH2FまたはHFC−134a)への中間体として
興味あるものである(例えば、C.Gervasuttiら、J.Fluorine Chem.,1981
/82,19,1〜20頁参照)。HFC−134aは成層圏オゾンの分解に関
連するものとしてみなされているクロロフルオロカーボン(即ち、CFC)冷媒
、ブロー剤、エアロゾル噴射剤及び滅菌剤に対する環境的に許容し得る潜在的代
替物である。HFC−134aへの水添経路において用いられる1,1−ジクロ
ロテトラフルオロエタンは水添中にCFC−114の存在により1,1,2,2−
テトラフルオロエタン(即ち、CHF2CHF2またはHFC−134)の生成が
起こり得るために実際的にできる限り低含有量の1,2−ジクロロテトラフルオ
ロエタンを有することが高度に望ましい[例えばJ.L.Bitnerら、U.S.Dep.C
omm.0ff.Tech.Serv.Rep.136732,(1958),25頁参照]。H
FC−134a中に混合
されるHFC−134は濃度に依存してある用途に対して不都合であり、そして
2つの異性体が7℃のみ離れて沸騰するため、高純度の異性体の分離は困難であ
る。
C2Cl4のクロロフッ素化またはC2Cl6のフッ素化のいずれかを用いるC2
Cl2F4の商業的製造方法は少量成分としてのCFC−114aと共に主要の異
性体としてCFC−114を代表的に生成させる。また、CFC−114aの先
駆体、1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン(即ち、CCl3CF3またはC
FC−113a)はその異性体、1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン(即
ち、CClF2CCl2FまたはCFC−113)を同様の方法を用いて製造する
場合に少量成分として代表的に製造される。例えば、トリクロロトリフルオロエ
タン及びジクロロテトラフルオロエタンへのある十分公知及び広く用いられる経
路は液相中で、触媒として五ハロゲン化アンチモンの存在下でのフッ化水素(即
ち、HF)とテトラクロロエチレン(即ち、C2Cl4)+塩素、またはその塩素
付加生成物、ヘキサクロロエタン(即ち、C2Cl6)との反応を含む。C2Cl3
F3及びC2Cl2F4生成物はそれぞれ主により対称的な異性体、即ちCClF2
CCl2F及びCClF2CClF2からなる(対称的なる用語は分子中でのフッ
素置換基の分布を表わす)。
2つのトリクロロトリフルオロエタン及び2つのジクロロテトラフルオロエタ
ンの沸点は相互に少しだけ異なるため、商業的規模での通常の蒸留による分離は
経済的に実際的ではない。しかしながら、低沸点のジクロロテトラフルオロエタ
ン(約3〜4℃の沸点範囲)はトリクロロトリフルオロエタン(約46〜48℃
の沸点範囲)から容易に分離できる。
米国特許第5,055,624号に純粋なCFC−113aまたはその
混合物とCFC−113の無水HFを用いるフッ素化によるCFC−114aの
選択的製造方法が開示されている。反応は液相中にて70〜170℃で、圧力下
でxが1〜5の数である式SbFxCl5-xのアンチモン化合物の存在下で行わ
れる。比較例8において、CFC−113を好適な条件の組合せ下にて151℃
でHFと反応させ、CFC−113 99.6モル%及びCFC−114 0.4
モル%を含む生成物を生じさせた。実施例4に同様の条件下でのCFC−113
aとHFとの反応が開示されている。61.3%のCFC−113aの転化率で
の99.7%のCFC−114aの収率が得られた。
また適当な触媒上での高温下でのHFと(A)C2Cl4+Cl2または(B)
CClF2CCl2Fとの気相反応によるトリクロロトリフルオロエタン及びジク
ロロテトラフルオロエタンの製造は本分野で十分証明されている。本分野で開示
されるように、用いる触媒が何であれ、C2Cl3F3及びC2Cl2F4化合物への
気相法により異性体の混合物が生成される。
ヨーロッパ特許出願公開第317,981−A2号にCCl2FCClF2を異
性化してCCl3CF3を生成させ、続いてフッ化水素でフッ素化することからな
るCCl2FCF3の製造方法が開示される。実施例において、得られた最も純粋
なCCl2FCF3は約53:1のCClF2CClF2に対するCCl2FCF3の
モル比を有する。また実施例において、最も高純度のCCl3CF3原料はCCl2
FCClF2 14%及びCCl3CF3 86%を含んでいた。
実質的にその異性体を含まぬCFC−114aの製造方法、殊に通常の液相ま
たは気相フッ素化技術を使用し得る方法に対する必要性がある。
発明の要約
本発明は実質的に1,2−ジクロロテトラフルオロエタンを含まぬ1,1−ジク
ロロテトラフルオロエタンからなる生成物の製造方法を提供する。本法は次の工
程からなる:(i)本質的に1,2−ジクロロテトラフルオロエタンを含まず、
そして1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン20〜80モル%並びにテトラ
クロロエチレン、ペンタクロロフルオロエタン、テトラクロロ−1,2−ジフル
オロエタン及びテトラクロロ−1,1−ジフルオロエタンよりなる群から選ばれ
る少なくとも1つの化合物5〜80モル%からなる過ハロゲン化された炭化水素
の混合物をフッ化水素及び随時塩素と接触させ、(但し混合物がテトラクロロエ
チレンを含む場合、塩素を少なくとも1:2のテトラクロロエチレンに対する塩
素のモル比においてフッ素化触媒上に375℃以下の高温下で供給し、)1,1
−ジクロロテトラフルオロエタンに対する1,2−ジクロロテトラフルオロエタ
ンの比が約1:50より少ない1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン及びジ
クロロテトラフルオロエタンからなる生成物混合物を与え;(ii)該ジクロロテ
トラフルオロエタンを生成物混合物から回収し;(iii)生成物混合物からの1,
1,2−トリクロロトリフルオロエタンを異性化触媒の存在下で1,1,1−トリ
クロロトリフルオロエタンに異性化し;そして(iv)工程(iii)の異性化によ
り生成される1,1,1−トリクロロトリフルオロエタンを工程(i)に再循環す
る。
本法はHFの存在下での工程(ii)からの高純度CFC−114aの水素化脱
ハロゲン化と組合せる場合(例えば、炭素またはフッ化アルミニウム上に担持さ
れたPdの如きVIII族金属からなる水素化触媒を用いる
場合)、高純度CH2FCF3を製造するために使用し得る。
詳細な説明
本発明の方法はCF3CCl3並びにCCl2=CCl2、CCl3CCl2F、C
Cl2FCCl2F、及びCCl3CClF2よりなる群から選ばれる少なくとも1
つの化合物の同時接触フッ素化を含む。実質的にCClF2CClF2を含まぬC
F3CCl2Fが生成される。本発明によれば、反応温度は実質的にCCl2FC
ClF2のCClF2CClF2へのフッ素化が生じる温度以下の有効なCF3CC
l3のフッ素化温度(即ち、約375℃以下の温度)で保持する。かかる方法に
より、約1:50より少ないCCl2FCF3に対するCClF2CClF2の重量
比を含むC2Cl2F4が容易に製造され、そして回収される。好適な条件下で、
生成されるC2Cl2F4異性体混合物は1重量%より少ないCClF2CClF2
を含み、より好適な条件下で、C2Cl2F4は0.5重量%(5,000ppm)
より少ないCClF2CClF2を含み、そして更により好適な条件下で、C2C
l2F4は0.1重量%(1,000ppm)より少ないCClF2CClF2を含む
。更に、本法は実質的にCClF2CF3(即ち、CFC−115)及びCF3C
F3(即ち、FC−116)への過フッ素化を回避する。
フッ素化反応は液相中で(例えば、アンチモン触媒を用いて170℃以下の温
度で)行い得るが、フッ素化工程は好ましくは気相中にて250乃至375℃間
の温度で行う。本発明によるフッ素化工程はバッチ法で行うことができるが、好
ましくは接触気相フッ素化反応に対して本分野で一般的に公知である方法により
連続的に行う。
CFC−113はフッ素化工程(工程i)中で用いられるハロゲン化
炭化水素の混合物中に存在し得るか、または存在し得ない。好適な具体例におい
て、フッ素化工程に供給される過ハロゲン化炭化水素混合物はCFC−113a
及びテトラクロロエチレンからなるが、約10重量%以下、より好ましくは約2
重量%以下、そして更により好ましくは約1重量%以下(例えば、約0.1重量
%)のCFC−113含有量を有する。CCl2=CCl2、CCl3CCl2F、
CCl2FCCl2F及び/またはCCl3CClF2と本分野で記載されるように
(例えば、米国特許第2,598,411号の実施例に開示される塩化アルミニウ
ム触媒を用いて)CClF2CCl2FのCF3CCl3への異性化により製造され
るC2Cl3F3との混合物が含まれる。多くの三ハロゲン化アルミニウム触媒が
かかるCClF2CCl2Fの異性化に使用し得る。好適な触媒は約0.8m2/g
より大きい表面積を与えるために微粉砕され(即ち、破砕、ボール・ミリング、
ロッド・ミリング、粉砕などにより機械的に粉砕された)、そして撹拌下での三
塩化アルミニウム1g当り少なくとも約10gのCCl2FCClF2を用いての
処理により活性化された無水三塩化アルミニウムである。かかる異性化の更なる
議論については共同出願の米国特許出願公開第08/117,379号を参照の
こと。
適当な気相フッ素化触媒には3価クロムを含む触媒が含まれる。触媒的に有効
量の3価クロムに加えて、かかるフッ素化触媒は触媒活性及び/または寿命を増
大させるために他の成分例えば1種またはそれ以上の2価の金属陽イオン(例え
ば亜鉛、マグネシウム及び/またはコバルト)を含有し得る。3価クロム触媒は
未担持(例えばCr2O3)または担持され得る(例えばアルミナ、フッ化アルミ
ニウム、フッ化マグネシウムまたは炭素上)。
適当な気相フッ素化触媒には炭素上に担持された3価クロムハロゲン化物(例
えばCrCl3及び/またはCrF3)が含まれる。好適な触媒には炭素上に担持
され、そしてその内容が引用することにより、本明細書に組み込まれる米国特許
第3,632,834号に開示されるCrF3がある。いずれかの適当な炭素担体
を使用し得るが、好適な炭素担体はその上に3価クロムを沈殿させる前に酸洗浄
される。適当な3価クロム触媒は触媒担体として用いる炭素を酸、好ましくは2
種の酸で処理することにより製造し得る。代表的には担体を酸処理後に脱イオン
化水で洗浄し、そして乾燥し;次にハロゲン化クロムを本分野で周知の沈殿技術
(例えば、米国特許第3,632,834号の実施例1参照)を用いてその上に沈
殿させる。好ましくは、クロム含有量(CrCl3として表わす)は炭素担持触
媒の約5〜50重量%である。
酸処理は代表的にはフッ化水素酸以外の酸を用いる。酸処理に用いるに好まし
い酸はリンまたは硫黄のいずれも含まない。触媒調製工程中の最初の酸洗浄に使
用し得る酸の例には有機酸例えば酢酸及び無機酸例えばHClまたはHNO3が
含まれる。好ましくは塩酸または硝酸を用いる。第2の酸処理は、行う場合には
フッ化水素酸を用いることが有利である。通常、炭素は処理後に約0.1重量%
より少ない灰分が含まれるように酸で処理する。
適当な担体を与えるために酸で処理し得る市販の炭素には次の商標下で販売さ
れるものが含まれる:DarcoTM、NucharTM、Columbia SBVTM、Columbia MBVTM、C
olumbia MBQTM、Columbia JXCTM、Columbia CXCTM、Calgon PCBTM、NoritTM 及
び Barnaby Cheny NBTM。炭素担体は粉末、顆粒、押出物またはペレット等の状
態であり得る。
酸処理は数種の方法で達成し得る。適当な方法は次のとおりである。炭素担体
を脱イオン化水中に調製された酸の1モル溶液中で温和に撹拌しながら一夜浸漬
する。次に炭素担体を分離し、そして洗浄液のpH値が約3になるまで脱イオン
化水で洗浄する。好ましくは次に、炭素担体を脱イオン化水中に調製された酸の
1モル溶液中で温和に撹拌しながら12〜24時間再び浸漬する。次に炭素担体
を標準的方法で試験した場合に洗浄液が実質的に酸の陰イオン(例えばCl-ま
たはNO3 -)を含まなくなるまで最後に脱イオン化水で洗浄する。次に炭素担体
を分離し、そして約120℃で乾燥する。次に洗浄した炭素を必要ならば脱イオ
ン化水中に調製された1モルHF中で約48時間室温で時々撹拌しながら浸漬す
る。炭素担体を分離し、そして洗浄液のpH値が4より大きくなるまで脱イオン
化水で繰り返し洗浄する。次に炭素担体を乾燥し、続いて担体としてのその使用
の前に空気中にて約300℃で約3時間か焼する。酸洗浄された炭素触媒の製造
に関しての更に詳細は米国特許第5,136,113号を参照されたい。
ハロゲン化炭化水素原料はCCl3CF3 20〜80モル%並びにCCl2=C
Cl2、CCl3CCl2F、CCl2FCCl2F、及びCCl3CClF2よりな
る群から選ばれる少なくとも1つの化合物5〜80モル%からなる。CCl3C
F3、CCl2=CCl2、CCl3CCl2F、CCl2FCCl2F及びCCl3C
ClF2の全体に対するHFのモル比は広く変え得るが、少なくとも化学量論量
であるべきである。好適な比は約2:1〜約10:1である。塩素を反応混合物
に供給する場合、このものは1000ppmより少ない塩素が反応器溶出液中に
存在するような限定された量で代表的には加える。
反応温度(CClF2CCl2Fがフッ化水素、フッ素化触媒及び随時塩素の存
在下でCClF2CClF2にフッ素化される温度以下である)は通常約375℃
以下であるが、気相反応に対しては少なくとも約250℃である。好ましくは、
気相反応に対する反応温度は約300〜約350℃の範囲である。約250℃よ
り低い温度で、CFC−114a製造比率は所望のものより低く、約375℃よ
り高い温度では所望の量より多いCFC−114が観察される。
圧力は臨界的ではない。大気圧及び超大気圧(例えば約100〜約7000k
Pa)が最も便利であり、従って好ましい。
連続法に対して、フッ素化反応は一般にフッ素化に対して反応ゾーン中で行う
。反応ゾーンは1つより多い反応器、複数の供給ライン、並びに中間冷却または
加熱、反応体の添加、希釈剤、再循環ストリーム等を含有し得る。例えば、多段
反応器はフッ素化の度合を調整するために用いることができ、従って過度の温度
上昇及び過フッ素化が避けられる。反応生成物は通常反応ゾーンの最終で回収さ
れる。必要ならば、反応生成物、中間体及び/または副生物は反応ゾーンの種々
の段階で除去し、そして必要に応じて反応ゾーンの異なった部分に再循環し得る
。例えば、HF及びCFC−113aは1つより多い供給場所で反応ゾーンに供
給し得る。CFC−114aは一般に反応ゾーンの最終から回収される。
反応生成物流は所望のフッ素化生成物を存在し得る他の化合物例えば副生物の
塩化水素、未反応フッ化水素、未反応塩素ガス(使用の場合)、ペンタクロロフ
ルオロエタン、テトラクロロジフルオロエタン、トリクロロフルオロエタン及び
他の少量の副生物(例えばクロロペンタフルオロエタン)から分離するために本
分野で公知の技術のいずれかにより処
理し得る。例えばC2Cl2F4(最も全くCFC−114aである)は蒸留の如
き通常の方法により反応生成物の他の成分から分離し得る。この分離中にCFC
−114aはHFとの2相の共沸混合物を生成し得ることが見い出された。[更
にHF/CF3CCl2F共沸混合物に関しては米国特許出願公開第
号(Docket No.CR−9437)参照]。従って、C2Cl2F4は蒸留を用いて
、本質的にCFC−114a及びHFの共沸混合物からなる組成物として回収し
得る。
また、生成物流は水または水性アルカリで洗浄し、ハロゲン化水素及び塩素を
除去し、乾燥剤例えばかかる目的に利用されるシリカゲルまたはモレキュラー・
シーブで乾燥し、次に濃縮し、そして回収し得る。本質的に1,2−ジクロロ異
性体を実質的に含まぬ1,1−ジクロロ異性体からなるジクロロテトラフルオロ
エタン生成物はその沸点の実質的な相異の観点から蒸留によりいずれかのトリク
ロロトリフルオロエタンから容易に分離される。トリクロロトリフルオロエタン
は必要に応じて反応器に再循環し得る。例えばCCl3CCl2F、CCl2FC
Cl2F、CCl3CClF2、CCl2FCClF2、CCl3CF3、及び未反応
CCl2=CCl2を含有し得る蒸留カラムの底質生成物はCCl2=CCl2を除
去するために他の蒸留カラムに供給し得る。この蒸留中にCFC−113aが2
相共沸混合物並びに多分HF及び他の蒸留カラム生成物との3相共沸混合物を生
成し得ることが見い出された。[更にCFC−113a/HF共沸混合物に関し
ては米国特許出願公開第 号(Docket No.CR−9437)参照]
。
CCl2=CCl2除去の後、底質生成物からの他のクロロフルオロカーボンを
異性化ゾーンに供給し(例えば米国特許第2,598,411号
に記載のもの)、ここでCCl2FCCl2FをCCl3CClF2に異性化し、そ
してCCl2FCClF2をCCl3CF3に異性化し得る。HFは異性化ゾーンに
供給する前にクロロフルオロカーボンから除去すべきである。次に異性化ゾーン
流出液を反応ゾーンに再循環して戻す。
CFC−114a及び/またはCFC−114a/HF共沸混合物は米国特許
第5,136,113号に開示される方法及び触媒を用いるか(その全内容は本
明細書に参考として併記される)、PCT国際出願No.WO91/05752
に開示される方法を用いるか、または本分野で公知の他の方法を用いて水素化脱
ハロゲンし得る。本発明によれば、本質的にCFC−114a及びHFの共沸混
合物からなる組成物として回収されるC2Cl2F4はHFの存在下で該共沸組成
物から水素化脱ハロゲンされ、主要生成物としてCH2FCF3を生成し得る。次
にCFC−114a共沸混合物から発生されるHFは水素化脱ハロゲンにより生
成されるいずれかの追加のHFと共に除去し得る。望ましければ、CFC−11
4aは純粋なCFC−114aを得るために中和に続いてのデカンテーションの
如き通常の方法によりHFから分離し得る。
反応器並びにその付属供給ライン、流出液ライン及び付属装置はフッ化水素、
塩化水素及び塩素に耐久性のある材料から製造されるべきである。フッ素化分野
で十分公知である代表的な製造材料には殊にオースチナイトタイプのステンレス
・スチール並びに十分公知の高ニッケル合金
るものは一般にライニングとして用いられるポリトリフルオロクロロエチレン及
びトリテトラフルオロエチレンの如き高分子プラスチックであ
る。
HFを用いる接触フッ素化によるCFC−113aからのCFC−114aの
製造方法はCFC−113a、CFC−114a及びHFを含む反応器流出液を
生成させ得る。かかる流出液の分離によりCFC−114a/HF及びCFC−
113a/HF共沸混合物の生成が共に生じ得る。CFC−113a/HF共沸
混合物は更にCFC−114aを製造するための原料として有用である。CFC
−114a/HF共沸混合物はCFC−115を製造するための原料として有用
である。HFを用いる接触フッ素化によるCFC−114aからのCFC−11
5の製造方法はCFC−114a、CFC−115及びHFを含む反応器流出液
を生成させ得る。かかる流出液の分離によりCFC−114a/HF共沸混合物
を生成させ得る。上記のように、CFC−114a/HF共沸混合物は更にCF
C−115を製造するための原料として有用である。CFC−115及びHFは
HFを用いるCFC−115の接触フッ素化によりCFC−116を製造するた
めの原料として有用である。またHFを有する共沸混合物を含む蒸留は代表的に
はHFなしの蒸留(例えば、ここにHFは蒸留前に除去される)より好適な条件
下で行い得ることは本分野の通常の技術者には明らかであろう。
本発明の実施は次の非限定的な実施例から更に明らかになろう。
実施例
活性化方法
を充填し、そして窒素気流中(25ml/分)中で300℃で約20時間加熱し
た。温度を175℃に低下させ、そして2:1モル比の窒素及
びHFを反応器に通し始めた(全流量100ml/分)。これらの条件下で1時
間後、HFに対する窒素のモル比を1:3に調整し、そして温度を2時間にわた
って徐々に400℃に上昇させた。次に反応器を所望の操作温度に戻し、窒素流
を止め、その反応体流を供給し始めた。
分析方法
反応器流出液を不活性担体上に KrytoxTM過フッ素化ポリエーテルを含む長さ
20フィート(6.1m)、直径1/8インチ(0.32cm)のカラム及び流速
35ml/分のヘリウムを用いて Hewlett Packard HP 5890ガスクロマトグ
ラフでオンラインで試料採取した。ガスクロマトグラフ条件は70℃で3分間保
ち、続いて6℃/分の割合で180℃まで温度プログラムを行った。表の%はモ
ル%である。
実施例1
テトラクロロエチレン及び1,1,1−トリクロロトリフルオロエタンの混合物 のクロロフッ素化
反応器に29%CrCl3/炭素(30ml、10.2g)触媒を充填し、そし
て触媒を上記の活性化方法に従って活性化した。反応温度は350℃であり、そ
して触媒時間は30秒間であった。反応流出液を上記の分析方法に従って分析し
た。CF3CCl3(CFC−113a)原料は純度99.99%であった。全て
の場合にCClF2CClF2は検出されなかった。CFC−114に対する検出
限界は約1000ppmであった。また生成物は1000ppmより少ない量で
存在することが見い出されたCClF2CF3(CFC−115)を含んでいた。
このクロロフッ素化の結果を表1に示す。
実施例2
1,1,1,2−テトラクロロジフルオロエタン及び1,1,1−トリクロロトリ フルオロエタンの混合物のフッ素化
反応器に29%CrCl3/炭素(30ml、12.9g)触媒を充填し、そし
て触媒を上記の活性化方法に従って活性化した。反応温度を表2に示すように2
75〜350℃に変化し、HF:(112a+113a)比は2:1であり、そ
して接触時間は30秒間であった。原料は次の成分を含んでいた(モル%):7
1.1%CCl3CF3、24.0%
CCl3CClF2、3.8% C2Br2ClF3、0.47% CCl2FCF3、0.
32% C3BrCl2F5及び0.15% CCl2FCClF2。CCl3CF3に対
するCCl3CClF2(CFC−112a)のモル比は1:3であった。反応流
出液を上記の分析方法に従って分析した。CFC−114に対する検出限界は約
1000ppmであった。フッ素化の結果を表2に示す。
また反応器生成物は少量の次の化合物を含んでいた:CHF3、CClF3、C
BrF3、CHCl2CF3、C2BrClF4、C2BrCl2F3、C2Br2ClF3
、及びC3BrCl2F5。
実施例3
CCl2FCF3/HF混合物の水素化脱塩素
6″(15.2cm)×5/8″(1.58cm)O.D.InconelTM ニッケル合
金反応器に0.5%酸洗浄炭素担持Pd触媒(11.5g、30ml)を充填した
。反応器内容物を窒素流10cc/分中にて150℃の温度で一夜加熱した。こ
の期間の終了時に、窒素流を停止し、水素流
25cc/分の供給を開始し、そして24時間保持した。この期間後、CFC−
114a、HF及びH2の反応を開始した。
CCl2FCF3水素化分解を次の条件下で行った:反応温度158℃、大気圧
、H2:CCl2FCF3:HFモル比約2:1:0.25及び接触時間15秒間。
反応器から出てきた生成物をガスクロマトグラフを用いてオンラインで分析し
た。カラムは不活性担体に担持された KrytoxTM過フッ素化ポリエーテルを含む
20′(6.1m)×1/8″(0.32mm)ステンレス・スチール管からなっ
ていた。キャリアガスとしてヘリウムを用いた。生成物分析をモル%で表わし、
そして表3に示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07C 17/23 7106−4H C07C 17/23
17/35 7106−4H 17/35
17/358 7106−4H 17/358
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(i)本質的に1,2−ジクロロテトラフルオロエタンを含まず、そして 1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン20〜80モル%並びにテトラクロロ エチレン、ペンタクロロフルオロエタン、テトラクロロ−1,2−ジフルオロエ タン及びテトラクロロ−1,1−ジフルオロエタンよりなる群から選ばれる少な くとも1つの化合物5〜80モル%からなる過ハロゲン化された炭化水素の混合 物をフッ化水素及び随時塩素と接触させ、但し混合物がテトラクロロエチレンを 含む場合、塩素を少なくとも1:2のテトラクロロエチレンに対する塩素のモル 比においてフッ素化触媒上に375℃以下の高温下で供給し、1,1−ジクロロ テトラフルオロエタンに対する1,2−ジクロロテトラフルオロエタンの比が約 1:50より少ない1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン及びジクロロテト ラフルオロエタンからなる生成物混合物を与え; (ii)該ジクロロテトラフルオロエタンを生成物混合物から回収し; (iii)生成物混合物からの1,1,2−トリクロロトリフルオロエタンを異性 化触媒の存在下で1,1,1−トリクロロトリフルオロエタンに異性化し;そして (iv)工程(iii)の異性化により生成される1,1,1−トリクロロトリフル オロエタンを工程(i)に再循環する工程からなる、実質的に1,2−ジクロロ テトラフルオロエタンを含まぬ1,1−ジクロロテトラフルオロエタンからなる 生成物の製造方法。 2.工程(i)のフッ素化を蒸気相中にて250乃至375℃間の温度で行う 、請求の範囲第1項記載の方法。 3.工程(i)のフッ素化触媒が3価のクロムを含む、請求の範囲第2項記載 の方法。 4.工程(i)に用いるハロゲン化された炭化水素の混合物が約10重量%よ り少ないCClF2CCl2Fを含む、請求の範囲第2項記載の方法。 5.生成されるC2Cl2F4異性体混合物が1重量%より少ないCClF2CC lF2を含む、請求の範囲第2項記載の方法。 6.(i)本質的に1,2−ジクロロテトラフルオロエタンを含まず、そして 1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン20〜80モル%並びにテトラクロロ エチレン、ペンタクロロフルオロエタン、テトラクロロ−1,2−ジフルオロエ タン及びテトラクロロ−1,1−ジフルオロエタンよりなる群から選ばれる少な くとも1つの化合物5〜80モル%からなる過ハロゲン化された炭化水素の混合 物をフッ化水素及び随時塩素と接触させ、但し混合物がテトラクロロエチレンを 含む場合、塩素を少なくとも1:2のテトラクロロエチレンに対する塩素のモル 比においてフッ素化触媒上に375℃以下の高温下で供給し、1,1−ジクロロ テトラフルオロエタンに対する1,2−ジクロロテトラフルオロエタンの比が約 1:50より少ない、1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン及びジクロロテ トラフルオロエタンからなる生成物混合物を与え; (ii)該ジクロロテトラフルオロエタンを生成物混合物から回収し; (iii)生成物混合物からの1,1,2−トリクロロトリフルオロエタンを異性 化触媒の存在下で1,1,1−トリクロロトリフルオロエタンに異性化し; (iv)工程(iii)の異性化により生成される1,1,1−トリクロロト リフルオロエタンを工程(i)に再循環し;そして (v)工程(ii)からのジクロロテトラフルオロエタンを水素化脱ハロゲン化 することを特徴とする、CCl2FCF3の水素化脱ハロゲン化によるCH2FC F3の製造方法。 7.工程(ii)においてジクロロテトラフルオロエタンを本質的に1,1−ジ クロロテトラフルオロエタン及びHFの共沸混合物からなる組成物として回収し ;そしてジクロロテトラフルオロエタンをHFの存在下で該共沸組成物から水素 化脱ハロゲン化することからなる、請求の範囲第6項記載の方法。
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