JPH09504464A - 長型テニスラケット - Google Patents

長型テニスラケット

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JPH09504464A
JPH09504464A JP8508259A JP50825996A JPH09504464A JP H09504464 A JPH09504464 A JP H09504464A JP 8508259 A JP8508259 A JP 8508259A JP 50825996 A JP50825996 A JP 50825996A JP H09504464 A JPH09504464 A JP H09504464A
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スティーヴン ジェイ デイヴィス
アンドレ テルツアギ
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Abstract

(57)【要約】 テニスラケットが28インチより長い、好適には29と32インチ間の全長をもつ。卵形糸張り面は少なくとも14インチの長さと、95平方インチより大きい糸張り面面積をもつ。フレームは広胴型構造をもちかつ単位長さ当たり最小重量をもつよう複合材料から形成される。全長は増すが、ラケット糸張り面は300グラムを超えない。バット回りの質量慣性モーメントは56g-m2を超えない。上記ラケットはグリップ回りの通常の質量慣性モーメントを維持すると共に多くのプレイ上の利点をもち、良好な操作し易さを保有する。

Description

【発明の詳細な説明】 長型テニスラケット発明の背景 テニスラケットは26乃至28インチ間の全長をもち、現在大部分のラケット はほぼ27インチ長さである。なぜ27インチが工業的基準になったかは全く明 らかでないが、27インチは操作し易く安定したテニスラケットを作るのに適し た長さである。 英国特許第2717号(1909)と米国特許第4,399,993号は27 インチより長い長さのテニスラケットを作ることを提案している。しかし、長さ を増す理由はラケットを両手で保持してスイングできるようになすことにある。 このようなラケットは扱いにくく、操作しにくくなる傾向があり、スイングに両 手を必要とするラケットは今日のテニスゲームにはあまりよく適さない。このよ うなラケットはハードショットとサーブをヒットするために迅速な反射運動とラ ケットヘッド運動を必要とする。 これに反して、米国特許第3,515,386号は、どちらかと言えば、伝統 的な27インチラケットは操作し易さ、プレイ性及びボールヒットの正確さを改 善するために短縮されるべきであると、示唆している。かくして、前記米国特許 は27インチラケットでさえ長過ぎて、多くのプレイヤーにとって十分な操作し 易さを欠いていることを述べており、そして少なくともテニスプレイヤーの或る グループに対して27インチラケットの長さを減じることを提案している。 ここ30年間に、テニスラケットの設計と材料に重大な進展があった。197 6年に、米国特許第3,999,756号に基づき、特大ラケットが導入された 。これはゲームをプレイし易くし、テニスを今1つのレベルまで普及させた。ラ ケットフレーム材料技術もまた木材から金属へそして結局は複合材料へ発展した 。1980年以来、複合材料、例えばいわゆる“グラファイト”が、強度−対− 重量比が高く、ラケットをより軽量にかつより操作し易くなすことに起因して、 高性能テニスラケットを作るのに使用される主要な材料になった。 色々なラケット会社が通常の27インチラケットより長いラケットを導入する ことを試みたが、すべて失敗した。主な問題点は、ラケットをより長く作ること によって、ラケットはより重くなり、操作し易さが低下するるからである。この ようなことはラケット会社が作っていた時期中生じておりそしてプレイヤーはよ り軽いそしてより操作し易いラケットを要求していた。発明の要約 本発明は、現代の軽量ラケットのスイング重量を維持するが、現在のラケット より実質上長い全長、即ち28インチより大きい、好適には29乃至32インチ 間の全長をもつテニスラケットに関するものである。 更に詳細には、本発明のテニスラケットは28インチより大きい全長をもち、 そして広胴型フレームと、単一シヤフト又は二重シヤフト及び軽量グリップ部分 、好適にはモールデッド−イングリップを含む。ヘッド部分は、少なくとも14 インチ、好適には14乃至15.5インチ間の長さをもつ卵形糸張り面と、95 平方インチより大きい、好適には100乃至125平方インチ間の糸張り面を画 成する。前記フレームは複合材料から形成され、そして単位長さ当たり重量が最 小となるよう広胴型輪郭を与えられる。該軽量フレームは、モールデッド−イン ラケットグリップと共に、300グラム又はそれ以下にラケット糸張り重量を保 つよう、そして通常ラケットにおけるよりも大きくなく、特に56g-m2以下のグ リップ回りの質量慣性モーメントを維持するよう利用される。 上記構造をもつラケットは長い長さをもつが、通常ラケットに等しいか又はそ れより小さいスイング重量を維持することによって、該ラケットは良好な操作し 易さを保有する。本発明ラケットの卵形フレームは共有の米国特許第07/92 2,930号の対称物であり、これは構造的にテニスラケット用に開発された最 も有効なヘッド形状である。かかる形状は、良好なパワーとコントロールを維持 すると同時に、ラケット重量を減少させることができる。モールデッド−イング リップは、モノシヤフト構造を使用する場合、重要な追加の重量減少を可能なら しめる。かかる構造を使用することにより、かくしてラケット重量をフレームに 沿って減少させることによって、ラケット長さは、通常ラケットにおけるのと同 じスイング重量を保つと共に、延長させることができる。長型ラケットは下記の 如き多数のプレイ上の利点をもつ。 本発明のラケットは、プレイヤーに比較的大きいリーチを与える。例えば、通 常の27インチラケットより2インチ長いラケットはプレイヤーに13%大きい コートカバレッジを与える。これは球の体積計算式を用いて計算される。V = 4/ 3 πr3、ここで“r”は肩からラケット先端までの距離である。6フィート身長 の人では、r ≒4フィートであり、コートカバレッジの容積(静止状態)は26 8ft3である。2インチ長いラケットは303ft3のカバレッジ、又は13%多い カバレッジを与える。この差はプレイヤーの身長の減少につれて、増大する。例 えば、5フィート6インチ身長の人はコートカバレッジが14%増大する。この 余分のコートカバレッジは、特にワイドボレーのためにストレッチングするとき 又はワイドサーブをリターニングするときには、プレイヤーに大きな利点を与え る。それはまた、ラケット先端におけるボールのヒッティング(伝統的低パワー 領域である)と、より強力なパワー領域でありそれ故よりソリッドなショットで あるラケット面の中心により近いボールのヒッティングとの差を意味することが できる。プレイヤーは膝を大きく曲げる必要がなく、それ故年長のプレイヤーに とっては、ゲームがプレイし易くなる。 ラケットのより長い長さは同じストローク速度では、より大きいパワーをプレ イヤーに与える。回転スイング速度が一定に保持されると仮定すれば、衝撃領域 におけるラケットの接線速度はラケット長さに正比例する。ボール接触がラケッ ト先端から6インチであると仮定すれば、2インチ長いラケットはラケットヘッ ド速度が10%大きくなり、それ故ボール速度は10%大きくなる。これはプレ イヤーがより多く制御されたストロークを使用でき、同様なパワーで有効となる か又は同じストロークを使用でき、そして一様なより大きいパワーをもつことが できる。 より長い長さのラケットはプレイ中、より多くのサーブがランドする可能性が 高い。2インチ長いラケットは強力サーブを打つ平均的身長のプレイヤーにとっ てサービスボックス内に13%大きい有効面積を利用可能となす。これは、ネッ トを丁度クリヤするサーブ用のボール接触点からの初期軌道角度と、サービスボ ックスの丁度内側にランドするサーブ用のボール接触点からの初期軌道角度とに よって形成される角度を決定することによって計算される。これら2つのライン 間に形成される角度はサーブ用のアングルウインドウであり、これは接触点高さ が増すにつれて増大する。ボールを2インチ高くヒットするとサーブアングルウ インドウは13%増す。これはサーブがテニスでは最も重要なストロークである ことを考えれば、極めて大きな利点である。 好適には、ラケットは互い違い配列の糸張りを用い、糸端は、中心糸張り平面 から離れて交互に反対方向に逸れるよう傾斜させられる。互い違い配列の糸張り の使用は、特に卵形ヘッドと共に、ラケットの追加の長さにも拘らず良好なコン トロールを与えるのを更に助長する。また、糸孔を互い違いに配列することによ って、フレーム中に孔を形成することによって生じるフレーム強度のロスは通常 の糸張り孔パターンに比して減少する。これはまた、該フレームを同等の強度を もつ通常フレームより軽く作ることを可能となす。 以下、本発明をより良く理解できるよう、図示の好適実施例につき本発明を詳 述する。 図面の簡単な説明 図1と2は本発明のテニスラケットの正面図と側面図である; 図3は本発明の好適実施例のスロートジョイントの拡大正面図である; 図4は図1の線4−4上のラケットと糸張り部の断面図である; 図5は図3の線5−5上のフレームの断面図である; 図6は図3の線6−6上のスロートジョイントの断面図である; 図7は図3の線7−7上のシヤフトの断面図である; 図8は図1の線8−8上のグリップの横断面図である; 図9は図1のラケットの、モールディングに先立つスロート領域のレイアップ の正面、断面図である; 図10は図1の線10−10の方向でとった、簡明化のため糸を省略して示し た、フレームヘッド部分の内面部分の図である; 図11は本発明の別の実施例の正面図である; 図12と13は通常のラケットに対して本発明のラケットの色々な特性を比較 する表である。 好適実施例の詳細な説明 図1、2を参照すれば、本発明のテニスラケットはヘッド10とシヤフト12 を含み、これらはスロートジョイント15で結合される。シヤフト12はグリッ プセクション14を含む。ラケットは更に、糸張り面を形成する複数の織り合わ されたメイン糸26とクロス糸28を含む。また、糸張り溝18が通常法により 外向き面に形成される。 ヘッド10とシヤフト12は分離した積層材又は1つの連続したフレーム部材 の何れかとして形成することができる。好適には、ヘッドとシヤフトは複合材料 からなる中空管状の部材の形をなす。適当な材料の例にはカーボン繊維強化した 熱硬化性樹脂、例えばいわゆる“グラファイト(graphite)”、又は共有の米国特 許第5,176,868号に開示されているものの如き繊維強化した熱可塑性樹 脂が含まれる。 本発明のテニスラケットは通常のテニスラケットより長く、好適には29イン チと32インチ間の全長をもつ。その長い長さにも拘らず、本発明のラケットは 通常のラケットに匹敵する慣性モーメントを保持し、従って従来の長型ラケット の欠点を回避する。これに反して、本発明のラケットは下記の如き或る独特の構 造的特色をもつことによってプレイ性を顕著に改善する: (a)ヘッド10は通常の楕円形よりはむしろ卵形であり、通常ラケットより 長い糸張り面をもつ; (b)フレーム輪郭は最適の強度−対−重量比のための広胴型構造を使用する ; (c)グリップは軽量であり、いわゆる“モールデッド−イン”グリップであ り、即ち、これは八角形グリップの形状に直接モールディングされる。 本発明の1実施例では、ヘッド10は中空のモノシヤフト12によってグリッ プ14に結合され、更にラケット重量を減少させる。代案として(図11)、ヘ ッド10aは一対の離間したシヤフト12aを用いてグリップ14に結合される 。 本発明のラケットはまた、互い違い配列の糸を使用することができる。前記構 造をもつラケットの実施例は、以下図1〜10を参照して説明する。卵形ヘッド形状 ヘッド部分10が卵形糸張り区域を画成する。前記区域では、“卵形”の小さ い方の端がシヤフト12に面する。本文中で用いる用語“卵形”は、糸張り区域 のへりが複数の半径から形成された連続した凸状曲線をなす、幾何学形状を指す ;この場合、6時位置の曲率半径(グリップに最も近い糸張り区域の端)は30 乃至90mmの間である;12時位置(先端)の半径は110mmより大きく、好適 には110乃至170mmの間にあり;糸張り区域は1.3−1.7の範囲内のア スペクト比(長さ/幅の比)をもち、最も好適には約1.4であり;また、糸張 り面の最も幅広の点は幾何学的中心(糸張り面の長軸の中央点)から先端に向か う距離の5%より大きい点に、最も好適には幾何学的中心から先端に向かって約 25−30mmに位置する。 卵形の幾何学的形状をもつのに加えて、フレームの寸法は、卵形の主軸(糸張 り面の長さ)が少なくとも14インチであり、最も好適には14インチと15. 5インチの間である。糸張り面の最大幅は10.75インチより小さく、卵形に よって画成された全糸平面面積は95in2と125in2の間にある。モノシヤフトとモールデッド−イングリップ 図1では、スロートジョイント15によってヘッド10に結合されるラケット はモノシヤフト12をもつ。スロートジョイント15とモノシヤフト12の例は 図3と7に詳細に示される。 図3に示すように、好適にはシヤフトの側面は、スロートジョイント15から グリップ部分14まで角度αで僅かに勾配が付されている。1実施例では、αは 90.1°であり、シヤフトの横断幅はスロートジョイント15(点P2−P2 )における28.4mmからグリップ部分15の頂部における25mmまで減少する が、横断高さ“h”は25mmで一定に留まる。 モノシヤフト12をヘッド10に接合するスロートジョイント15は好適には 、最少の材料量を、従って重量をもつ。スロート領域では、糸張り面区域22の 底をなす内側フレーム面52は、ラケット軸線36上にある中心C1の回りに半 径R1をもつ円弧によって画成される。半径R1は卵形ヘッドのための最小半径 である。内側フレーム面52は、中心C1から軸線方向距離“dp1”の上縁36 の対向側面上にある点P1間に延在する。 ジョイント15の外面はシヤフト12の上端に隣接するシヤフト転移領域54 と、ヘッド10の対向端に隣接するヘッド転移領域56からなる。シヤフト転移 領域54はシヤフト12の延長部として点P2で始まり、従って点P2はシヤフ トの幅だけ離間している。シヤフト転移領域54は中心C2の回りに半径R1を もつ円弧によって画成される。前記中心は点P2とほぼ同じ軸線方向距離の位置 にある。シヤフト転移領域は点P3まで延在する。ヘッド転移領域56では、ジ ョイントの外面は曲線に従い、横断幅が、点P4(ここでヘッドが始まる)で幅 がヘッド部分10と同じになるまで、減少するようになる。 グリップ14は通常の八角形横断形状をもつ。グリップは、プリンスライト(P rince Lite)ラケットに使用されたそれの如き、いわゆる“モールデッド−イン ”グリップであり、このラケットでは、シヤフトに分離したグリップを取付ける よりはむしろ、複合フレーム部材がグリップの形状に直接モールディングされる 。モールデッド−イングリップは中空であるため、グリップ重量は最小限にされ る。グリップ14はグリップ材(図示せず)を正規に巻き付けられる。 モノシヤフトラケットとスロートジョイント15を形成するために使用される プロセスの例を共有する米国特許第08/988,579号に開示されている。 その関連部分は参考文献として援用される。ラケットを作るのに使用するプロセ スの例を以下説明する。一般に複合テニスラケットを作るためのモールディング 技術は当業者には周知であるので、そのプロセスは簡単に説明する。 図9を参照すれば、グリップ14とシヤフト12に相当する長さをもつ管状積 層材24は、正規の手法で、未硬化の繊維−強化、熱硬化性樹脂(prepreg)のシ ートから形成される。ヘッド部分10を形成するのに十分な長さをもつ第2の管 状積層材34は同様な手法で形成される。チューブがテニスラケットの形状のモ ールド内に詰め込まれ、従ってヘッド積層材34の端40が或る短い距離だけ延 びてチューブ24の上端に入る。スロートジョイント15を形成するために、追 加の未硬化の複合材料26がスロート区域15内に詰め込まれ、そしてスロート ジョイント15が複合プリプレグ(prepreg)28の追加シートを巻き付けられる 。ブラダー(bladder)30がシート積層材24を上向きに通ってヘッド積層材3 4をめぐって延び、次いでシヤフト積層材の他側を下がって戻り、ブラダー(bla dder)の2つの端がグリップ14の底から延び出るようになる。 次いで、モールドは閉鎖され、ブラダー30が、モールドの形状をとるよう複 合材料を押圧すべく膨張させられる。同時に、モールドは複合樹脂がキュアして 硬化するよう加熱される。モールデッド−イングリップを作るため、グリップ1 4をなすモールド部分は図8のグリップの八角形の形状に合う内面をもつ。 図9はヘッド10とシヤフト12が分離した素子である好適実施例を示す。ヘ ッド10とシヤフト12は同じ材料か又は異なった材料の何れかである。また、 プリプレグレイアップを与えるよりはむしろ、ヘッド10とシヤフト12は予備 成形した構成要素として提供することができる。ヘッドとシヤフトが予備成形し た構成要素である場合、フレームを完成するためにはスロートジョイント区域の みを成形し、キュアする必要がある。 図9に示すように、ヘッド10の2つの対向端40はヘッド10の中心軸線に 沿って予定距離だけ並んで延在するよう曲げられる。ヘッド10の端40は、材 料26及び28と共に、ヘッドとシヤフト間にしっかりしたジョイントを形成す べくシヤフト12の上端に挿入される。 図9の実施例に示す如く、スロートジョイント15はシヤフト12とヘッド1 0間に比較的鋭い湾曲部を含む。その結果、シヤフト10の始めの部分45はシ ヤフト軸線36に対して約125°の角度をなして延在する。ヘッド10が更に 上方に移動すると、この角度は小さくなる。しかし、その始めの長さにわたって 、ヘッド10の輪郭部材は平面曲げ荷重を大部分捩じれとして実行する。その結 果、本発明の好適実施例では、フレームセクション45に使用され、そしてヘッ ド10に沿った所望の追加の距離にわたってのプリプレグ中の繊維のバイアス角 度は、フレームの始めの部分の捩じり剛性を改善するために増大させられる。更 に又は代案として、補強材28が補強繊維が捩じり剛性を増すバイアス角度をな すように巻き付けられる。 代案としての実施例では、ヘッド10とシヤフト12は連続した管状レイアッ プから形成することができる。この場合、シヤフト12とグリップ14はヘッド 部分10を形成するチューブ端を延長させることによって形成される。ヘッドを 形成するチューブの端が、図9に示す如き分離したシヤフトチューブに挿入され るよりはむしろシヤフトとグリップを形成するために、スロート区域を通して延 びそしてその後ジョイント15の下で並んで延びることの他は、スロート区域1 5は図9と同様にして形成され、補強材26と28を丈夫なジョイント15を形 成するのに使用する。モールディングされるとき、中心壁は並置したチューブが 衝合するシヤフトとグリップの内側に形成される。好適には、重量を減ずるため 、中心壁はモールディング後に切断される。広胴型フレーム フレームは“広胴型”輪郭、即ち22mmより大きい横断面高さ“h”(糸張り 平面に直角をなす方向に)をもつ。最も好適な実施例では、フレーム輪郭の横断 面高さ“h”は25乃至26mmの間にある。また、図1、2に示す実施例では、 ヘッド10とシヤフト12は一定の横断面高さ“h”をもち、ヘッド10は一定 の幅“w”をもち、ヘッド部分10とシヤフト12の高さと幅は所望に応じて変 えることができる。互い違い配列の糸 ヘッド部分10は糸を受入れるための孔34をもつ。図2、3に示す如く、前 記孔は中心糸張り平面37に置かれず、むしろ代案として平面37の対向側面に 位置するよう互い違いに配列される。 図1、4を参照すれば、主糸26は対向する場所に糸面の幾何学的中心GCか ら最も外に置かれた一対の糸を含み;同様に、横糸は幾何学的中心から最も外に 置かれた一対の糸32を含む。これらの糸の最外側の糸30、32の各々は、そ れがフレームヘッド部分13に掛合する前に、夫々の横糸又は主糸の最後の交差 糸を形成する。 図10を参照すれば、横糸用の孔40は互い違い配列の糸パターンを作るよう 、中心平面の対向側面に交互に横たわる。好適には、互い違い配列の糸張りは横 糸28と主糸26のすべてのために使用される。図10に示すように、好適には 、糸孔は一定の互い違い配列を作るように、中心糸張り平面37から一定距離の 箇所に横たわる。代案として、他の糸張りパターンを使用することができる。 2つの連続する横糸28a、28bのための互い違い配列の糸張りを示す図4 を参照すれば、2つの横糸のうちの第1の糸は最外側の主糸30の上を延び、そ の後、グロメット40aを通してフレームヘッド部分14に掛合するよう差し向 けられ、前記グロメットは中空フレーム中に形成した一対の糸孔40aを通して 延び、それは中心糸張り平面37の下に置かれる。その結果、横糸28aは18 0°より小さい角度βをなして最外側の主糸30に掛合する。糸28は糸孔40 aを通過し、糸張り溝18に入り、そこで前記糸は孔40bに通すべく中心平面 37を横切る。糸孔40bから、次の横糸28bが最外側主糸30の下に延び、 次いで、次の主糸(図示せず)に掛合すべく上方に延びる。明瞭化のために、横 糸28a、28bが糸張り面の中心に向かって(即ち図4の右に向かって)逸れ る角度は図4に僅かに誇張されている。 図2〜5に示す糸張り配置の代案としての実施例は、どの糸も互い違いに配列 されていない通常の糸張りパターンが使用される。或る糸は互い違いに配列され るが、他の糸は互い違いに配列されないか又は、互い違いの量をヘッド付近の色 々な場所で変えることができる。 互い違い配列の糸張りの使用は糸ベッドの性能を改善する。更に、糸孔を互い 違いに配列することによって、隣接する孔間の距離が通常の糸孔パターンに比し て増大される(すべての孔が整列している場合)。これは、フレーム中に孔を形 成することによって生じる強度ロスが通常ラケットの場合より小さいことを意味 する。その結果、本発明のフレームは同じ強度を保持しながら、通常フレームよ り軽く(即ち、より少ない材料を用いて)作ることができる。 図11はヘッド10aが一対の収斂するシヤフト部分12aによってグリップ 14に連結される代案としての実施例を示す。スロートブリッジ部15aは糸張 り区域を完成するようシヤフト部分12aを繋ぐ。しかし、図1の実施例の如く ヘッドは卵形をなし、12時位置の半径R4より小さい6時位置の半径R3をも つ。P3からP2まで、フレーム部材は半径RTをもつ曲線に従い、スロートブ リッジ部15aの下のシヤフト12a間の区域は開放している。図11に示す如 く、好適には、グリップエンドキャップ50がグリップ14の底端を覆い、グリ ップ材52がラケットを完成させるために八角形グリップ14の外側に巻き付け られる。 要約すれば、本発明のラケットは全長が28インチより大きく、好適には29 と32インチの間であり、14インチより大きい最小長さをもつ卵形フレームと 、軽量の、好適にはモールデッド−イングリップを使用する。かかる形状のフレ ームの使用に関連して、フレームは、薄い壁断面と広胴型構造(22mmより大き い高さと約2/1又はそれより高いアスペクト比)を使用することによって全体 を通じて比較的軽量に作られるべきである。 上記形状を使用することによって、今日入手可能の材料を用いて、トランポリ ン効果のないかつ良好なパワーとコントロールを保有するより長い糸張りベッド をもつ、300グラムより実質上小さい重量のそして最も好適にはほぼ250グ ラムのラケットを作ることが可能である。この結果、高性能の通常ラケットのプ レイイング(playing)の利点を保持すると同時に、ラケットの全長を増すことが 可能である。ラケットの長さは実質上、全重量とグリップ回りの慣性モーモント が通常ラケットのそれに達する前に、増大することができる。従って、該ラケッ トは通常ラケットと同様に感じるが、実際には追加の長さが重大なプレイイング の利点を提供する。 該ラケットのプレイ性を更に改善するために、慣性極モーメント(ラケットの 長軸線の回りの質量極慣性モーメント)は1.90gram-m2より小さく、好適に は1.6〜1.7gram-m2の間とすべきであり、またバランスポイント(重心) はグリップエンド端から少なくとも13.4インチの箇所に置かれるべきである 。上記の如く、糸張り面長さは14インチより大きくすべきであり、フレームは 好適には複合ラケットについての140Hzの最小自由空間振動数をもつ。好適 には、フレームの横断面幅は12.5mmである。 図5、7、8に示す如く、フレームのヘッド10、シヤフト12及びグリップ 14は例えばモールド成形された複合材料の中空輪郭部材から形成される。スロ ートジョイントを除外すれば、輪郭部材は重量を減ずるために好適には2mm以下 の最小壁厚さをもつ。好適には、フレーム上の任意位置における壁厚さはそれが 受けそうな曲げ応力に依存して変化する。 ラケットは熱可塑性材料を用いて作ることができる。熱硬化性樹脂のレイアッ プを形成する代わりに、共有の米国特許第5,176,868号に開示した如く 、編んだ補強繊維のスリーブと熱可塑性フィラメントがフレームの形成に使用さ れる。追加の混合した繊維/フィラメント材料が補強材26、44としてそして スロートジョイント15用の外被28、46として使用される。 本発明により作られそして29インチの全長をもつラケットは図11、12に 示す如く、色々な特性につき通常のラケットと比較された。例1 図1〜10に示す例1のラケットは29インチの全長をもち、14.1イン チの糸張り面、9.8インチの最大幅、25mmのフレーム高さ“h”、ヘッド部 分10で12.5mmのフレーム幅、104in2の糸張り面の面積及び図3に示す 如き(原寸で描かれている)下記の追加の構造的特性をもつ: R1(6:00時) :45mm R2(12:00時) :118mm 最大半径 :約5及び7時位置で323mm P1場所(re C1) :33mm(即ち、dp1) P2場所 :101mm P3場所 :52mm P4場所 :43mm C2場所(re C1) :103mm RT :75mm α :90.1° シヤフト幅(P2で) :28.4mm グリップ上方のシヤフト幅 :25mm シヤフト高さ :25mm 先端から最大幅点までの距離 :162.5mm例2 例2は糸張り面の面積がより大きいことを除外すれば、モノシヤフト構造をも ち例1に似ていた: 糸張り面の面積 :116in2 全長 :29インチ 糸張り面長さ :14.9インチ 最大幅 :10.35インチ フレーム高さ“h” :25mm フレーム幅(ヘッド) :12.5mm R1(6:00時) :45mm R2(12:00時) :124mm 最大半径 :約5時と7時位置で350mm P1場所(re C1) :32mm P2場所 :100mm P3場所 :52mm P4場所 :40mm C2場所(re C1) :103mm RT :75mm α :90.1° シヤフト幅(P2で) :28.4mm グリップ上方のシヤフト幅 :25mm シヤフト高さ :25mm 先端から最大幅点までの距離 :171mm例3 より大きい糸張り面の面積をもつことを除外すれば、以下の構造をもち例1と 2に似ていた: 糸張り面の面積 :125in2 全長 :29インチ 糸張り面長さ :15.4インチ 最大幅 :10.75インチ フレーム高さ“h” :26mm フレーム幅(ヘッド) :12.5mm R1(6:00時) :45mm R2(12:00時) :133mm 最大半径 :約5時と7時位置で500mm P1場所(re C1) :32mm P2場所 :100mm P3場所 :52mm P4場所 :40mm C2場所(re C1) :103mm RT :75mm α :90.1° シヤフト幅(P2で) :28.4mm グリップ上方のシヤフト幅 :25mm シヤフト高さ :25mm 先端から最大幅までの距離 :174mm例4 例4は以下の構造をもち、二重シヤフト構造をもつ図11に対応する: 糸張り面の面積 :125in2 全長 :29インチ 糸張り面長さ :15.35インチ 最大幅 :10.75インチ フレーム高さ“h” :26mm フレーム幅(ヘッド) :12.5mm R3(6:00時) :55mm R4(12:00時) :133mm 最大半径 :約5時と7時位置で400mm P1場所(re C1) :38mm P2場所 :108mm P3場所 :32mm RT :380mm グリップ上方のシヤフト幅 :29mm シヤフト高さ :25mm 先端から最大幅までの距離 :174mm 図12に示す如く、本発明により作ったラケットについてのグリップエンド回 りの質量慣性モーメントは通常ラケットにおけるものと同じである。かくして、 本発明によって作ったラケットはより長いが、他のラケットに匹敵するスイング 重量をもつ。更に、グリップエンドを越えた点を比較すれば、本発明によって作 られたラケットは、全重量が比較的軽いことに起因して、より低い慣性モーメン トをもつ。それ故、かかるラケットは一般に通常ラケットより操作し易い。 本発明で作ったラケットは一般的により高い重心回りの慣性モーメントをもつ (例外はMatchmate及びRayラケットであり、これらは非常に重いテニスラケット である)。かくして、かかるラケットは中心軸線に沿うオフセンターヒットにつ いては通常の軽量ラケットよりも安定である。 かくして、図11に示す如く、本発明のラケットは軽量であるが、安定したラ ケットであり、従ってテニスラケットの多くの望ましい特性のうちの2つ、操作 の容易さと安定性を結合する。これに反して、通常のラケット設計では、これら 2つの特性間には通常トレードオフがある。 図11に更に示す如く、本発明により作ったラケットはテストした何れのラケ ットも最高の打撃中心をもつ。ここで用いる場合、打撃中心はグリップエンド端 回りで測定したものを意味する。更に、打撃中心対ラケット重量の比は本発明の ラケットではかなり高い。 手から遠く離れた所に打撃中心をもつことによって、ラケットは打撃中心とラ ケットスロート間に十分にプレイできる区域をもつ。一般に、ボールが打撃中心 と手の間にヒットしたとき、ショットは極めて固く感じる。これに反して、ボー ルが打撃中心とラケット先端の間にヒットしたとき、プレイヤーは普通、大きな 衝撃を感じ、ボールは低エネルギーではね返る。 本発明のラケットでは、上部振動節の場所は図12に示す如く通常ラケット( 長くて重いRayは除外して)よりはグリップエンドから大きく離れた場所にある 。かくして、節位置は先端から通常ラケットのものとほぼ同じ距離にある。もし 通常のフレームが、ヘッドが同じ寸法に留まりながら、単純に長くされるならば 、節はラケットグリップエンドに向かって移動する。これは節をヘッド中でより 低く置く(スイートスポットの寸法を減少させる)。これは従来の長型ラケット でなした測定によって、確認されており、この場合、節位置は同様のヘッド形状 を用いる通常ラケットよりもラケット先端からかなり遠くに離れている。本発明 では、上部振動節の位置は糸ベッドの長さの57%より大きくグリップ端から離 れている。 上記は本発明の好適実施例を示す。本文中に説明した発明概念を逸脱すること なしに、変形、変更をなし得ることは当業者には明らかであろう。例えば、図2 に実施例のヘッド10とシヤフト12は真っ直ぐな輪郭、即ち一定高さ“h”を もつが、この輪郭は変更することができる。例えば、ヘッド10及び/又はシヤ フト12は共有の米国特許第5,037,098号に開示した如き一定勾配付き の輪郭をもつことができる。図示した実施例では、フレーム高さはグリップの直 ぐ上の24mmから先端の34mmまで変化することができる。しかし、所望のフレ ーム特性に応じて、グリップにおける24mmから先端における30mmまでの如き 他の寸法も使用できる。代案として、シヤフトは非均一の輪郭を与えることがで きる。かかる変更がすべて本発明の範囲内に包含されるものであることは当業者 には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KP ,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,S I,SK,TJ,TM,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 テルツアギ アンドレ アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 19083 ハヴァータウン カシミア ロー ド 534

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.糸を含むシヤフト糸張り面を形成するヘッド部分と、グリップと、前記ヘッ ド部分とグリップを連結する少なくとも1つのシヤフトをもつフレームを備えた テニスラケットにおいて、前記ヘッド部分は少なくとも14インチの長さと95 平方インチより大きい糸張り面面積とをもつ卵形糸張り面を画成し、前記フレー ムは最小の単位長さ当たり重量をもつ複合材料からなる管状の、広胴型の輪郭部 材であり、該ラケットは28インチより大きいが、しかし300グラムを超える 糸張り重量又は56g-m2を超えるグリップ回りの質量慣性モーメントを生じる如 き長さより小さい全長をもつことを特徴とするテニスラケット。 2.前記グリップはモールデッド−イングリップからなることを特徴とする請求 項1に記載のテニスラケット。 3.前記少なくとも1つのシヤフトは単一の、中空管状シヤフトを含みそして、 前記ヘッド部分と前記シヤフトを接合するスロートジョイントを更に含むことを 特徴とする請求項1に記載のテニスラケット。 4.前記グリップは前記シヤフトの延長部をなすモールデッド−イングリップを 含むことを特徴とする請求項1に記載のラケットラケット。 5.前記ヘッドとシヤフトは前記スロートジョイントで接合された分離した素子 であることを特徴とする請求項4に記載のテニスラケット。 6.前記シヤフトは実質上方形断面であり、前記シヤフトとグリップは内部壁を もたない中空内部をもつことを特徴とする請求項4に記載のテニスラケット。 7.前記糸は中心糸張り平面内に配列され、そして糸端のうちの少なくとも幾つ かのものが中心糸平面の対向する側に択一的に定着されるよう、前記糸の端を前 記ヘッド部分に定着するための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のテ ニスラケット。 8.前記ラケットは29乃至32インチ範囲内の全長をもつことを特徴とする請 求項1に記載のテニスラケット。 9.前記糸張り面は先端において118乃至133mm間そしてスロート上方にお いて45乃至55mm間の曲率半径をもつことを特徴とする請求項1に記載のテ ニスラケット。 10.糸張り面は、上部振動節が糸ベッドの長さの57%より大きくグリップ端か ら離れるに十分な長さをもつことを特徴とする請求項1に記載のテニスラケット 。
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