JPH09503113A - マルチユーザ干渉低減のための方法および装置 - Google Patents

マルチユーザ干渉低減のための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、入力信号のマルチユーザ干渉を低減するための装置および方法に関する。本発明による装置は、多変量予測器(81)と決定量子化器(82)とを含み、前記多変量予測器(81)が干渉信号を抽出する手段(83)により提供される干渉信号η’(D)に対して作用し、前記干渉信号η’(D)が前記入力信号と前記決定量子化器(82)の出力 号を抽出するための前記手段(83)に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチユーザ干渉低減のための方法および装置 技術分野 本発明は、コード分割多重アクセス(CDMA)マルチチャネル通信システム 、特に、CDMAセルラ無線通信システムにおけるマルチユーザ干渉を低減する ための方法および装置に関する。また、本発明は、CDMA赤外線(IR)ネッ トワークにも適用可能である。
発明の背景 無線通信システム、特に、セルラ無線通信システムおよび拡散赤外線(IR) システムは、モビリティを高め、ほぼすべての場所の電話およびコンピュータ・ ユーザに無線接続を提供するので、ますます重要なものになっている。後者は通 常、コンピュータとサーバの相互接続などのために室内に配置されるが、セルラ 無線通信システム、たとえば、米国のアナログAMPシステムや、ヨーロッパの ディジタルGSMシステムは、ほぼすべての大都市地域での移動通信とデータ交 換を容易にしている。新たに出現したパーソナル通信ネットワーク(PCN)は 、現在のアナログまたはデイジタル・セ ルラ・モービル無線技術によって表される通信能力より広範囲の通信能力を包含 するものと思われる。この新たに出現したセルラ・システムでは、大容量のトラ フィックと消費電力の低さが2つの重要な問題である。
現在、セルラ無線通信システムでのチャネル・アクセスは、周波数分割複数ア クセス(FDMA)方式と時分割複数アクセス(TDMA)方式を使用すること によって達成されている。FDMAベースのシステムでは使用可能な周波数副帯 の数によって容量が制限され、TDMAシステムの容量は伝送された信号を伝達 するフレーム当たりのスロットの数によって制限される。
これに対して、コード分割複数アクセス(CDMA)では、周波数と時間の両 面で信号が重なることができる。したがって、すべてのCDMA信号は同一周波 数スペクトルを共用する。時間または周波数いずれかの領域では、複数アクセス 信号が相互に支配しているように見える。CDMAベースの通信システム・モデ ルを第4図に示す。伝送すべきk番目のユーザのデータ・ストリーム{bk(n )}、たとえば、音声またはデータは、ユーザ固有信号sk(t)によって変調 される。各信号sk(t)は固有の展開コード kに対応する。複数の展開スペク トル信号が変調され、無線周波(RF)搬送波で伝送される。受信側では、複合 信号r(t)が復調され、指定の展開コード kと相関する。ユーザ固有の展開 コードによる相関によって、対応するデータ信号が分離され、復調され る。
CDMA技術に関連する利点はいくつかある。CDMAベースのシステムの容 量は、既存のアナログFDMAシステムの容量より数倍大きくなると予測されて いる。さらに、CDMAはマルチパス干渉やフェーディングに耐えられる。しか も、CDMA信号のスクランブル形式により、呼出しの盗聴や追跡が難しくかつ 高価なものになり、ユーザのプライバシー保証が向上し、放送時間の不正に対す る耐性も強化される。
従来のCDMAシステムはマルチユーザ干渉によって限定されていたが、上記 のTDMAシステムおよびFDMAシステムは主に帯域幅によって限定される。
したがって、CDMAの実用的な実施態様では、容量が信号対混信(S/I)比 に正比例するが、この比率は本質的に他の重複信号によって発生するマルチユー ザ干渉の尺度である。したがって、解決すべき問題は、システム容量をさらに増 加しながら、信号復号を効率よく正確に行えるように適度なS/I比を維持する 方法である。
従来のコード分割複数アクセス・セルラおよびマイクロセルラ無線システムで は、長い展開コード、すなわち、その期間がデータ記号周期よりかなり長いシー ケンスを使用し、マルチユーザ干渉の影響を緩和するために複雑で強力な重畳コ ードを使用し、「遠近問題」を救済するために電力制御方式に依存している。し かし、固定帯域幅のシステムでの同時伝送の数が増すにつれて、あるいは、各種 ユーザ信号の相対電 力レベルがまったく別々のものになると(遠近問題)、高性能が犠牲になること が分かっている。このようなシステムはマルチユーザ干渉および「遠近問題」に 対して敏感なので、システム全体の容量が大幅に低減される可能性がある。また 、各種ユーザ信号が異なる電力レベルで到着する可能性がある非同期アップリン ク、すなわち、移動局(MS)から基地局(BS)への通信では、「遠近問題」 がより重要になる。これに対して、同期ダウンリンク、すなわち、BSからMS への通信では、近隣基地局による同時伝送がマルチユーザ干渉の主な原因になる 。
従来のCDMAシステムの一部、特に、現在の状況に関連のある受信機につい て、以下に説明する。M.B.パースリー(Pursley)の論文「Performance Evalu ation for Phase-Coded Spread Spectrum Multiple-Access Communication- Par t I: System analysis」(IEEE Transactions on Communications,Vol.COM-25 ,pp.795-799,1977年8月)には、従来の非同期CDMAシステムのパフォー マンス上の制約が述べられている。
また、S.ヴェルデュ(Verdu)の論文「Minimum Probability of error for as ynchronous Gaussian multiple accesschannels」(IEEE Transactions on Info rmation Theory,Vol.IT-32,pp.85-96,1986年1月)には、複数の適合フィ ルタのバンクと、それに続き共同最大尤度シーケンス推定(MLSE)を実行す るビタビ検出器とから構成される最適 マルチユーザ受信機が検討されている。
R.ルパス(Lupas)およびS.ヴェルデュの論文「Linear multiuser detectors for synchronous code-division multiple access channels」(IEEE Transacti ons on Information Theory,Vol.IT-35,pp.123-136,1989年1月)には、同 期または非同期CDMAシステム用の部分最適線形マルチユーザ相関解除検出器 が提示されている。このような部分最適検出器は、基本的には、ゼロ強制(ZF )複数入力/複数出力線形等化器、すなわち、ZF基準を使用してマルチユーザ 干渉を最小限にする複数入力/複数出力線形フィルタである。また、この検出器 は、ZFマルチユーザ等化器とも呼ばれる。相関解除検出器は遠近問題に耐えら れることが分かっている。さらに、R.ルパスおよびS.ヴェルデュは上記の論文で 、相関解除検出器またはマルチユーザZF等化器ではすべてのユーザの展開コー ドを把握している必要があるが、相対受信信号電力を明示的に把握している必要 はないと指摘している。
従来の多変量決定フィードバック等化器(MDFE)では、すべてのユーザの 展開コードを把握している必要があるが、この等化器については、A.デュエル= ハレン(Duel-Hallen)の論文「Equalizers for multiple input/multiple outp utchannels and PAM systems with cyclostationary input sequences」(IEEE Journal on Selected Areas in Communications,Vol.10,No.3,pp.630-639 ,1992年4月)に開示されている。また、C.A.ベルフィオーレ(Belfiore)お よび J.H.パーク(Park)ジュニアの報告「Decision feedback equalization」(Pro c.IEEE,Vol.67,No.8,pp.1143-1156,1979年8月)には、ノイズ予測決定 フィードバック等化器(NP−DFE)が提案されている。しかし、後者の構造 は、単一変数の場合専用としてもたらされたものであり、記号間干渉(ISI) と付加ノイズによって破壊された唯一のユーザのデータが検出されることを意味 する。このような構造はCDMAシステムには適していない。
M.アブドゥルラーマン(Abdulrahman)、D.D.フォールコナー(Falconer)、 A.U.H.シェイク(Sheikh)の報告「Equalization for interference suppres sion in spread spectrum multiple access systems」(Conference Records IE EE VTC 92,Vol.1,(Denver,CO),pp.1-4,1992年5月)には、CDMAシス テムでの適応部分チップ間隔決定フィードバック等化器(DFE)の使用が述べ られている。MS受信機に置かれた単一入力/単一出力適応DFEがマルチユー ザ干渉の影響を緩和することができ、マルチパス構成要素の結合についてRAK E(RAKEとは、J.G.プロアキス(Proakis)著「Digital Communications」 (McGraw-Hill Book Company,1983年)に記載されている受信機のコード名であ る)を実行することができること、また、干渉者の展開コードを明示的に把握す る必要がないことも立証されている。DFEのフィードバック・セクションでは 、単一ユーザによる過去の決定を使用しているので、さらにマルチユーザ干渉を 補正することはできない。このような構成のフィードバック・セクションは、I SI(記号間干渉)のみを除去する。
CDMAシステムのもう1つの提案は、ユーザ・オーダの干渉者の信号を検出 し減ずる技法に基づくものであり、干渉取消し(IC)とも呼ばれている。この CDMAシステムの提案は、M.エウァーブリング(Ewerbring)、G.ラルソン( Larsson)、P.ティーダー(Teder)の論文「CDMA using interference cancella tion」(CEC Deliverable R2020/PKI/RI/DS/I/005/b1 (W.グランツォフ(Granzo w)編),pp.141-163,1992年)に開示されている。しかし、このCDMAシス テムの提案の多くの特徴には、ユーザの展開コードの知識が不可欠であるという ことが含まれている。
「Method and Apparatus for Reducing Effects of Multiple Access Interfe rence in a Radio Receiver in a Code Division Multiple Access Communicati on System」という名称の米国特許第5136612号には、別のCDMA方式 が開示されている。この米国特許によれば、マルチユーザ干渉とも呼ばれる複数 アクセス干渉の影響を低減することによって、チャネル容量が増加する。CDM A無線伝送の受信は複数の段階で行われ、第1の段階後に複数アクセス干渉が推 定される。次にこの複数アクセス干渉が元の受信入力から減じられ、複数アクセ ス干渉が低減された信号について初期の信号の検出が行われる。
「CDMA Subtractive Demodulation」という名称の米国特許 第5218619号により、わずかに異なる手法が知られている。この手法によ れば、受信した情報信号、すなわち、複合信号は、各情報信号が正常に復号され た後、再符号化され、複合信号から除去される。このCDMA復調は、信号強度 が最も強いものから最も弱いものの順に複合信号を復号することによって強化さ れている。後者の2つの米国特許に共通の原理を第1図に示すが、同図は概略C DMA受信機を示している。同図に示すように、複合信号r(t)はデスプレッ ダ(DS)10に供給され、そこではそれそれの情報信号を復号するために、送 信機側で使用した展開コードが使用される。次にこれらの情報信号が決定量子化 器(Q)11に転送される。検出された信号は、最も正しいと思われるものと、 正しいとは思われないものとに分類される。その後、検出プロセ と思われるものが展開回路(S)12に戻され、そこで、対応する展開コードを 使用して再符号化(展開)される。マルチユーザ干渉の一部を除去するために、 再生成した展開波形が元の受信信号r(t)から減じられる。したがって、最初 に正しくないと分類された出力が第2の段階で再検出される。
A.デュエル=ハレンの論文に記載された構造の基礎となる概念を第2A図に示 す。これは、複数入力/複数出力順方向フィルタ17と、複数入力/複数出力フ ィードバック・フィ 員に関する決定を表し、決定量子化器13の出力側に提供され、複数入力/複数 出力フィードバック・フィルタ(FBF)14によってろ波される。そこから、 量子化器の入力に戻され、マルチユーザ干渉を低減する。
M.アブドゥルラーマン他によって記載されたシステムの基 出データ記号、すなわち、決定量子化器15の出力側の記号は、単一入力/単一 出力フィードバック・フィルタ16を介して戻される。ただし、フィードバック ・セクションは、マルチユーザ干渉ではなく、ISIしか緩和できないことに留 意されたい。
依然として、「遠近」問題とマルチユーザ干渉は、容量増加の主な障害になっ ている。
発明の概要 本発明の一目的は、各種ユーザの展開コードを明示的に把握する必要もなく、 CDMAシステムでの同時伝送による干渉の影響を緩和するための新規の構造お よび方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、各種ユーザの相対受信電力レベルを明示的に把握する必 要もなく、マルチユーザ干渉を低減するための新規の構造および方法、すなわち 、「遠近」問題に鈍感な構造および方法を提供することにある。
上記の目的は、特許請求の範囲1および12に記載のマルチユーザ干渉を低減 するための新規の方式を使用することによって達成されている。
本発明による多変量ノイズ予測決定フィードバック等化器(MNP−DFE) には、以下の利点がある。
1.多変量予測器係数の導出は、順方向マルチユーザ等化器係数の導出から切り 離される。
2.多変量予測器は、固定デスプレッダなど、適応または固定の線形フィルタの バンクの出力に対して機能する。
3.MNP−DFEをソフト決定重畳コード化と容易に組み合わせることができ る。
4.MMSE(最小平均二乗誤差基準)に基づいて最適化されたMNP−DFE の多変量予測器と順方向線形マルチユーザ等化器は、LMSアルゴリズムを使用 することにより、単純な適応実施に役に立つ。その後、順方向線形マルチユーザ 等化器と多変量予測器は個別に更新される。
5.MNP−DFE構成の順方向線形マルチユーザ等化器は、K×K個のT間隔 等化器のマトリックスが続くデスプレッダのバンクとして、またはK個の部分チ ップ間隔等化器のバンクとして実現することができる。この場合、Kは同期ユー ザの数である。
図面および使用表記の説明 図面を参照しながら、本発明を以下に詳細に説明する。
第1図は、当技術分野で既知のCDMA受信機の概略ブロック図を示す。
第2A図は、デュエル=ハレンが記載する他のCDMAシステムの概略ブロッ ク図を示す。
第2B図は、M.アブドゥルラーマン他が記載する他のCDMAシステムの概略 ブロック図を示す。
第3図は、セルラ通信システムを示している。
第4図は、DS/CDMA(ダイレクトシーケンス・コード分割複数アクセス )通信システムを示す。
第5図は、等価離散時間複数入力/複数出力モデルを示す。
第6図は、MMSEマルチユーザ線形等化器を示す。
第7図は、ユーザ1用の等化器/検出器構造を示す。
第8図は、本発明による多変量ノイズ予測決定フィードバック等化器の概略ブ ロック図を示す。
第9図は、本発明による他の多変量ノイズ予測決定フィードバック等化器の概 略ブロック図を示す。
第10A図および第10B図は、3人のユーザ用に設計された本発明によるM NP−DFEの概略ブロック図を示す。
第11図は、本発明によるCDMA赤外線ネットワークの概略ブロック図を示 す。
一般説明 通信システム・モデル: セル21および22と、基地局(BS)15〜17と、移動局(MS)18〜 20とから構成されるセルラ・システムを第3図に示す。図示の通り、BSのう ちの2つは共通無線ネットワーク制御装置23に接続され、第3のBS17は非 協力オペレータ(図示せず)によって操作される。CDMAシステムの場合、セ ル間の分離は、大部分が展開コードと距離によって達成され、一部が周波数と時 間によって達成されている。しかし、セル間の分離は理想的ではないので、セル 内干渉およびセル間干渉の原因となっている。さらに、同一地域内に協力または 非協力オペレータが複数存在するために、マルチユーザ干渉の問題がさらに悪化 する。
セル間干渉の発生原因: ・ BS17からBS16とMS20への干渉など、非協力オペレータからのマ ルチユーサ干渉(BS17が非協力オペレータに属している場合) ・ 協力セルラ・システムからのマルチユーザ干渉 ・ MS19とBS16間のような、同一セルラ・システムの各種セルからのマ ルチユーザ干渉。新しいセルに対す る何らかの形式のハンドオーバ時など、MS19とBS16が通信を必要として いる場合でも、BS16がMS20からの信号を検出すると、MS19からの信 号がBS16で干渉を引き起こす可能性がある。
セル内干渉の発生原因: ・ BS15など、何らかのセルラ・システムの1つのセル内でのマルチユーザ 干渉。たとえば、BS15はMS18からの信号を検出しなければならないが、 それはMS19からの信号によって破壊される。また、BS15はMS19から の信号も検出しなければならないが、それはMS18からの信号によって破壊さ れる。
第4図は、ダイレクトシーケンスCDMA(DS/CDMA)通信システム・ モデルの一般ブロック図を示している。このモデルでは、共通付加白色ガウス・ ノイズ(AWGN)チャネルが同期または非同期ユーザ(1,2,...,K) によって共用され、そのユーザの伝送出力は様々な値によって減衰されている。
一般性を失わずに、減衰レベルw1,w2,...,wkは、対応するデータ記号 b1(n),...,bk(n)とともにひとまとめになっている。さらに、受信 機側の展開解除回路40、44、45の存在が想定されている。この展開解除回 路は、デスプレッダ40と、積分ユニット44と、ダンプ・ユニット45とを含 む。各ユーザの送信機は、 基本的に、展開変調ユニット41から構成される。移動局(BS)に位置する送 信機の場合、遅延ユニット42は、各種MSユーザ間の伝送の相対遅延(τ1, ...,τk)を表す。次に加算ユニット43は、物理媒体によって伝送された ときの信号の重ね合わせのプロセスを示す。これに対して、送信機が基地局(B S)に位置する場合、各種ユーザ間には相対遅延が存在しないので、対応ユニッ ト42を除去することができる。この場合、加算ユニット43はBS送信機の一 部になる。
k番目のユーザのデータ・シーケンス{bk(n)}は、D変換によって表さ れる。
この場合、k=1,2,...,Kであり、nは整数である。ベクトル表記では 、 (n)=(b1(n),b2(n),...,bk(n)) (2) によってデータ・シーケンス・ベクトルが表され、(D)によって対応するD 変換が表される。記号は、1/Tの速度で伝送され、未相関になり、平均エネル キーが1になる。各ユーザに対応するシグナチャ波形は次の通りである。
この場合、pc(t)はチップ・パルス形状であり、N=T/ 展開コードである。
通常、BSまたはMS端末の送信機側の展開機能は、伝送されたデータ・シー ケンス{bk(n)}にシグナチャ波形Sk(t)を掛けることによって行われる 。スプレッダ41(およびデスプレッダ40)の代替実施態様は、展開コードを フィルタのインパルス応答にすることによる。したがって、伝送された展開信号 は、乗算演算とは反対の畳み込み演算の結果になる。後者の手法の利点は、1つ の記号期間より長い(または短い)展開コードに対応しながら、受信機側に含ま れるマルチユーザ等化器の時間不変特性を維持できることである。表記を単純化 するため、以下の説明では、第4図に示す乗算による展開を想定している。
受信機は、分散量がσ2で付加白色ガウス・ノイズη(t)(AWGN)が存 在する場合のK個のユーザ信号の重ね合わせ(n)を検出する。すなわち、次 の通りである。
1 <τ2...τk <Tは相対時間遅延を表す。
適合フィルタリング(40、44、45による)とサンプラ45での記号速度 サンプリングの後、1組の十分統計{(n)}が得られる。この場合、 (n)=(y1(n),y2(n),...,yk(n)) (5) および yk(n)=∫r(t)sk(t−nT−τk)dt 1≦k≦K (6) は、k番目の適合フィルタの出力を示す。ベクトル表記では、適合フィルタ出力 を次のように書くことができる。
(n)=R(1)W(n−1)+R(0)W(n) +R(−1)W(n+1)+η(n) (7) (S.ヴェルデュの上記論文「Minimum probability of error for asynchronous Gaussian multiple access channels」も参照されたい。)したがって、重要な システム・パラメータは、K×Kの相互相関マトリックスR(i),i=−1, 0,1と、対角マトリックスW=diag(w1,w2,...,wk)によって 表される。R(i)のkl番目の要素は次のように計算される。
kl(i)=∫sk(t−πk)s1(t+iT−τ1)dt 1≦k,1≦K (8) ただし、R(0)は対称マトリックスであり、R(1)は対角成分がゼロの上三 角マトリックスである。さらに、R(−1)=R(1)Tであり、Tは複素共役 転置を示す。
また、適合フィルタ40、44の出力側のノイズ・ベクトルの自己相関マトリ ックスが次のように示されることが分かるだろう。
η(i)=E{η(n+i)η(n)T}=σ2R(i) i=−1,0,1 (9) 式(7)と(9)は、CDMAシステム用の等価離散時間複数入力/複数出力 モデルの元である。第5図は、このモデルのブロック図を示している。式(7) を使用すると、等価チャネル50の伝達関数マトリックスが次のように示される ことが分かるだろう。
S(D)=R(1)D+R(0)+R(−1)D-1 (10) 同様に、離散時間ノイズ・ベクトルη(n)のスペクトルは次のように示され る。
式(7)と(9)、または同等に(10)と(11)は、K人の非同期または 同期CDMAユーザの共同検出問題を、付加色付きベクトル・ノイズが存在する 場合に複数入力/複数出力離散時間チャネルから出現するベクトル・シーケンス を推定する問題に転換する。また、同じ式から、マルチユーザ干渉の確定的性質 とそれが短展開コードの自己相関特性および相互相関特性に依存していることも 明らかになる。したがって、記号間干渉(ISI)と漏話を含む複数入力/複数 出力チャネルによる多重化信号のために開発された等化技法の一部(A.デュエル =ハレンの上記論文「Equalizers for multiple input/multiple output channe ls and PAM systems with cyclostationary input sequences」(IEEE J.Selec t.Areas Commun.,Vol.10,No.3,pp.630-639,1992年4月)とその参考文 献を参照されたい)は、原則として、CDMAシステムの同様の問題を解決する ために適用することができる。
MMSE線形マルチユーザ等化器: 適合フィルタ出力{(n)}の追加処理が線形に制限されている場合、K× KでT間隔で無限長の横等化器の後にK個のメモリなし検出器のバンクが続く形 態を取る線形受信器構造に到達する。ここで、C(D)はK×Kの等化器伝達マ トリックスを示すとする。平均二乗誤差基準は次のようにな る。
E{|(n)−W(n)|2} (12) この場合、(n)は、第6図に示すマルチユーザ等化器60の出力を示す。直 交性の原理を適用すると、MMSEを示すこのマルチユーザ等化器60の伝達マ トリックスC(D)が得られる。すなわち、C(D)は次のように選択される。
E{((n+i)−W(n+i))(n)T}=0∀i (13) 式(13)は、R x ,y(i)=Rwb,y (i)になるか、またはD領域のクロス スペクトルを使用すると同等にS x ,y(D)=Swb,y (D)になる。このため、 次のようになる。
C(D)(S(D)W2+σ2I)S(D)=W2S(D) (14) この場合、IはK×KのIDマトリックスを表す。したがって、MMSE基準に 基づくマルチユーザ等化器60の伝達マトリックスC(D)は次のようになる。
C(D)=W2(S(D)W2+σ2I)-1 (15) 第1のユーザのための本発明による等化器/検出器構造を第7図に示す。この 場合、伝達関数c11(D),...,c1k(D)は、伝達マトリックスC(D) の第1行の要素である。この第1行の3つのユニット61の概略を第7図に示す 。ここで、η’(D)=(D)−W(D)がマルチユーザ等化器60の出力 側のノイズと残留干渉ベクトルのD変換を 示すとする。すると、 η’(D)=(C(D)S(D)−I)W(D)+C(D)η(D) (16) とそのスペクトルが次のように示される。
S η' (D)=(C(D)S(D)−I)W2(C(D-1)S(D-1)−I)T+σ2C(D)S(D)C(D-1)T,(17) この場合、第1項は残留干渉のスペクトルを表し、第2項は出力ノイズのスペク トルを表す。マトリックス反転補助定理を使用すると、次のように示すことがで きる。
S η' (D)=σ2C(D) . (18) したがって、k番目のユーザのMMSEは、ユニット円上のマトリックスSη D)のkk番目の対角成分を積分するだけで計算することができる。すなわち 、次のようになる。
ZFマルチユーザ等化器とは対照的に、各種ユーザの相対電力レベルはMMS E等化器の伝達マトリックスC(D)に明示的に現れる。MMSEに対するその 影響については、数 値計算によってすでに検討されている。すなわち、無限に長いMMSEマルチユ ーザ等化器は各種電力レベルに対してほとんど鈍感であることが分かっている。
この結果は、本発明のMMSEマルチユーザ線形等化器60に固有の「遠近」に 対する抵抗力を立証するものである。
MMSE多変量ノイズ予測決定フィードバック等化器: 線形マルチユーザ等化器の出力側のノイズおよび残留干渉ベクトルη’(D) のMSEは、多変量予測によってさらに低減することができる。ベクトルη’( D)上で白色化複数入力/複数出力フィルタとして機能する多変量予測器を使用 するという考え方である。この趣旨は、第8図に示す多変量ノイズ予測決定フィ ードバック等化器構造の動機付けになっている。これは、上記の項で定義したよ うに順方向ZFまたはMMSE線形マルチユーザ等化器80と、それに続く多変 量予測器81とから構成される。ここでは、この手法の基本原理について述べる 。そこで、P(D)は一般多変量予測器K×K伝達マトリックスを示すものとす る。すなわち、次のようになる。
この場合、P(0)は対角成分がゼロの下対角マトリックス のベクトルη’(n−1),η(n−2),...,だけでなく、現在の値η’i+1 (n),...,η’k(n)にも依存することに留意されたい。したがって 、本発明による多変量予測プロセスは、過去の情報とユーザオーダの両方を利用 するものと見なすことができる。メモリなし検出器82の入力側のエラー・ベク トル(D)は、次のように表すことができる。
したがって、 (D)=η’(D)−P(D)η’(D) (22) は多変量予測誤差になる。広義の定常確率プロセスの逆スペクトル・マトリック ス{η’(n)}によって、次のような因数分解が可能になる。
S η' (D)-1= H(D-1)TH(D) (23) この場合、H(D)=H(0)+H(1)D+H(2)D2...であり、H( 0)は下三角非特異マトリックスである。同等に、次のようになる。
S η' (D)-1=H'(D-1)T(Hd(O))2H'(D) (24) この場合、Hd(0)はその要素がH(0)の対角成分である対角マトリックス であり、H’(D)=Hd(0)-1H(D)である。式(22)を使用すると、 次式が得られる。
S e (D)=(I-P(D))S η' (D)(I-P(D-1))T .(25) したがって、予測器81の伝達マトリックスは次のように示される。
P(D)=I−Hd(0)-1H(D) (26) また、予測誤差スペクトル・マトリックスは次のようになる。
e (D)=Hd(0)-2 (27) したがって、k番目のメモリなし検出器の入力側のMMSE、すなわち、k番 目のユーザのMMSEは、式(27)の対角マトリックスのkk番目の対角成分 になる。従来のマルチユーザDFEとノイズ予測マルチユーザDFEをパフォー マンス上同等にするには、次のように設定することができる。すなわち、 および B(D)=P(D)=I−Hd(0)-1H(D) (29) と定義する。
ここで、F(D)とB(D)がMDFEの順方向セクションとフィードバック ・セクションとを定義する伝達マトリックスであることが容易に分かるだろう( A.デュエル=ハレンの上記IEEE J.Select.Areas論文を参照されたい)。し たがって、無限に長いMNP−DFEと無限に長いMDFEが同 じパフォーマンスを有する。しかし、実施態様の観点から見ると、この2つの方 式は異なっている。
第9図は、多変量予測器構造の基本原理を示している。信号ベクトル(D) のマルチユーザ干渉部分は、決定ベクト ルチユーザ干渉部分の分離は、干渉信号83の抽出によって行われる。時間とユ ーザ・オーダの両方で機能する多変量予測器81により、MMSEの点でできる だけマルチユーザ干 る。入力ベクトル(D)から多変量予測器出力η’(D)を減じると、量子化 器82の入力側のマルチユーザ干渉が最小限になる。
CDMAシステム設計の考慮事項: 以下の項では、本発明のCDMAシステムの一般的な態様について述べる。実 際に応用する場合、MMSEマルチユーザ線形等化器と多変量予測器は有限長を 有する。有限長と既知の相互相関マトリックスの場合、1組の線形式を解くだけ で、マルチユーザ等化器の係数を得ることができる。マルチユーザ・ノイズ予測 決定フィードバック等化器の場合、順方向線形マルチユーザ等化器の係数をまず 求めることから解法が始まる。次に、多変量予測器の係数が1組の一般標準式の 解になる。適応等化器は、複数式の体系を明示的に解かずに 正しい1組の係数に動的に収束するという特性を持つ。
ただし、等化器の実施態様および本発明の実施例は、基地局への伝送および基 地局からの伝送が非同期であるかまたは同期であるかに依存しないことに留意さ れたい。同期伝送であれば、展開コードの直交性が改善され、マルチユーザ等化 器のパフォーマンスがわずかに改善されるだろう。
本発明による線形MMSEマルチユーザ等化器は、K×K個のT間隔の等化器 のネットワークとして、またはK個の部分チップ間隔等化器のバンクとして実現 することができる。後者の場合、展開解除機能を個別に明示的に実現する必要は ない。部分チップ間隔等化器は、展開解除機能と等化機能の両方を同期化する特 性を備えている。MMSE等化器の実際上の利点は、単純な適応実現に役立つこ とである。したがって、フェーディング・チャネルや未知の相互相関機能の場合 、標準の適応アルゴリズムを応用することができる。この適応アルゴリズムは、 参照指向モードまたは決定指向モードで機能することができる。チャネルが記号 速度に比べ非常にゆっくり変化するような環境では、等化器が変化を追跡するこ とはより易しくなるだろう。高速で変化する環境では、チャネル・サウンディン グなどの追加の技法が必要になる可能性がある。しかし、マルチユーザ等化器は チャネル周波数応答を反転せず、むしろ、各種展開コードから形成される相関マ トリックスのスペクトルを反転することに留意されたい。したがって、この点に 関しては、一般にマルチユーザ等化器の追 跡問題の方が、高速フェーディング周波数選択チャネルでの従来の単一入力単一 出力等化器の追跡問題より容易になるはずである。
本発明のマルチユーザ・ノイズ予測決定フィードバック等化器の主な実際上の 利点の1つは、順方向線形マルチユーザ等化器の適合が多変量予測器の適合から 切り離されていることである。その結果、システムの通常動作に影響せずに、多 変量予測器をいつでも切断したり接続することができる。たとえば、高速フェー ディング状況でのフィードバックによって高いエラー伝播が検出された場合、多 変量予測動作を完全に切断することが必要になる場合もある。これに対して、ヘ ビー・シャドウ化状況では、比較的大きい電力を備えたユーザに対して部分多変 量ノイズ予測を適用すると、本来は高いエラー率が発生しそうな弱いユーザのパ フォーマンスが大幅に改善される可能性もある。
通常、基地局(BS)は、特定のセル内のすべてのユーザ(MS)の展開コー ドを把握しており、共同マルチユーザ等化/検出方式を実現するためにさらに複 雑なものを受信機に提供することができる。したがって、本発明のマルチユーザ ・ノイズ予測決定フィードバック等化は、基地局での共同等化/検出のための有 望な手法である。展開コードの知識を使用すると、必要に応じて等化器の高速収 束または再訓練あるいはその両方の役に立つ可能性がある。これは、対応する展 開コードが分かっている順方向マルチユーザ等化器係数を単 純に事前設定するか、または展開コード、遅延、電力、マルチパス・プロファイ ルの知識を使用してマルチユーザ線形等化器係数の値を計算することによって、 実施することができる。
基地局(BS)でのマルチパス受信は、デスプレッダとそれに続くマルチユー ザ・ノイズ予測決定フィードバック等化器とRAKE受信機とを組み合わせるこ とによって実施することができる。共同等化/検出受信機の部分チップ間隔実施 態様の場合、順方向部分チップ間隔マルチユーザ等化器によってマルチパス受信 が固有かつ自動的に行われる。次に、マルチユーザ等化器によって、それがMM SEの解に適合するという意味でマルチパス構成要素の最適結合が得られる。重 畳的に符号化されたデータの場合、決定フィードバックのためにビタビ・デコー ダの経路メモリから信頼できる遅延決定を行うという問題は、インターリーバ/ デインターリーバ対のパラメータを賢明に選択することによって効率よく解決す ることができる。
第10A図および第10B図は、K=3同期ユーザの共同等化/検出のための 多変量ノイズ予測決定フィードバック等化器(MNP−DFE)の構造の実施例 を示している。順方向セクション90は、K=3の部分チップ間隔等化器のバン クから構成される。前記順方向セクション90の9つの遅延要素92は、Tc/ qの遅延に備えたものである。マルチユーザ等化器の係数はTc/q間隔になっ ており、qは整数の割合 である。多変量フィードバック予測器(第10B図を参照)は、K2=9のFI R(有限インパルス応答)T間隔フィルタのバンク91から構成される。前記T 間隔フィルタのそれぞれは、遅延Tに備えた2つの遅延要素93を含む。また、 同図は、エラー信号e1i(n)およびe2i(n)、i=1,2,3も示すが、こ れは、順方向マルチユーザ線形等化器係数と多変量フィードバック予測器係数を それぞれ更新するために使用することができる。
MNP−DFEの重要な特徴は、時間だけでなくユーザ・オーダの点でも干渉 予測と減算を可能にすることである。ただし、同期CDMAシステムでは、干渉 予測がユーザ・オーダについてのみ行われることに留意されたい。この場合、フ イードバック多変量予測器は、K(K−1)/2の単一タップ・フィルタから構 成される。これは、フィードバック・フィルタ91のバンク内の左端の列の係数 のみ存在すると想定した場合の非同期CDMAシステム(第10A図および第1 0B図を参照)のケースでもある。
時間0の係数を除き、本発明のMNP−DFEのすべての係数は従来どおり、 すなわち、LMSアルゴリズムのような技法を使用することにより、適応される 。時間0の係数がどのように異なるかという例は、ユーザ・オーダ1、2、3に よる検出について第10A図および第10B図に示す。この場合、適応された唯 一の時間0の係数は、予測係数p21、p31、p32になる。0というラベルが付い た係数は必ずゼロで あり、0mというラベルが付いた係数は現時点で、しかも、この特定の検出オー ダについてのみ、ゼロである。しかし、ユーザのオーダで適当な変化が検出され た場合に回復できるように、最後の非ゼロ値はどこか他の所に格納される。ユー ザ・オーダの決定は、受信信号電力や、線形フィルタ91のバンクの出力側の平 均二乗誤差(MSE)などのユーザ間の様々な基準の椎定に基づいて行うことが できる。いずれの場合も、決定したユーザ・オーダは、フェーディングまたはノ イズなどのチャネル障害によって変化する可能性がある。ユーザ・オーダの変更 は、現行予測係数を保管し、新しいユーザ・オーダに対応する新しい組としてロ ードすることによって実施される。
また、本発明は、CDMA赤外線(IR)ネットワークにも適用可能である。
CDMAベースのIRシステムを第11図に示す。移動局110は、展開回路1 11とオプトエレクトロニクス伝送ユニット112とを備えている。オプトエレ クトロニクス受信機113による光検出と、デスプレッダ40によって行われる 展開後に基地局では、マルチユーザ干渉を低減するために、各種ユーザの信号が MNP−DFE115によって処理される。
【手続補正書】
【提出日】1996年8月9日
【補正内容】 請求の範囲 1.CDMA通信システム内の、入力信号(D)のマルチユーザ干渉を低滅す るための装置において、前記装置が受信機の一部であるかまたは受信機に接続さ れ、 多変量予測器(81)と決定量子化器(82)とを含み、前記多変量予測器 (81)が干渉信号を抽出するための手段(83)により提供される干渉信号η (D)に対して作用し、前記干渉信号η’(D)が前記入力信号(D)と前 記決定量子化器(82)の出力側で得られる出力信号 特徴とする装置。 2.その入力側の第1の干渉低減のための順方向フィルタ(80)のマトリック スをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.その入力側に位置する、第1の干渉低減のための部分チップ間隔フィルタの バンク(90)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 4.干渉信号を生成するための前記手段(83)が前記入力 徴とする、請求項1に記載の装置。 5.前記予測器がK×K個のT間隔フィルタのネットワーク(91)を含むこと を特徴とする、請求項1に記載の装置。 6.前記予測器が、前記入力信号(D)から、K×K個のT間隔フィルタの前 記ネットワーク(91)の出力側に提 むことを特徴とする、請求項5に記載の装置。 7.前記マトリックスの各順方向フィルタ(80)が、 ・ ゼロ強制(ZF)線形等化器か、または ・ 最小平均二乗誤差(MMSE)線形等化器 のいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載の装置。 8.前記量子化器(82)が、重畳的に符号化されたデータを復号するためのビ タビ・デコーダであることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 9.前記予測器の予測係数を更新するために使用する予測誤差(D)を決定す るための手段を含むことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかの一項に記 載の装置。 10.基地局(BS)または移動局(MS)あるいはその両方が、請求項1ないし 9のいずれか一項に記載の装置を含むことを特徴とする、CDMA通信システム 。 11.TDMAベースまたはFDMAベースのトラフィックを送受信するための装 備をも備えることを特徴とする、請求項10に記載のCDMA通信システム。 12.CDMA通信システム内の、入力信号(D)のマルチユーザ干渉を低減す るための方法において、 ことにより、前記入力信号(D)から干渉信号η’(D)を抽出するステップ と、 ・ 前記分離干渉信号η’(D)を入力として取ることに ップと、 ・ 前記入力信号(D)から前記多変量予測器出力信号 のノイズおよび残留干渉信号を低減するステップとを含むことを特徴とする方法 。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 号を抽出するための前記手段(83)に供給される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入力信号(D)のマルチユーザ干渉を低減するための装置において、前記 装置が受信機の一部であるかまたは受信機に接続され、 多変量予測器(81)と決定量子化器(82)とを含み、前記多変量予測器 (81)が干渉信号を抽出するための手段(83)により提供される干渉信号η (D)に対して作用し、前記干渉信号η’(D)が前記入力信号(D)と前 記決定量子化器(82)の出力側で得られる出力信号 特徴とする装置。 2.その入力側の第1の干渉低減のための順方向フィルタ(80)のマトリック スをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.その入力側に位置する、第1の干渉低減のための部分チップ間隔フィルタの バンク(90)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 4.干渉信号を生成するための前記手段(83)が前記入力 徴とする、請求項1に記載の装置。 5.前記予測器がK×K個のT間隔フィルタのネットワーク(91)を含むこと を特徴とする、請求項1に記載の装置。 6.前記予測器が、前記入力信号(D)から、K×K個のT間隔フィルタの前 記ネットワーク(91)の出力側に提 むことを特徴とする、請求項5に記載の装置。 7.前記マトリックスの各順方向フィルタ(80)が、 ・ ゼロ強制(ZF)線形等化器か、または ・ 最小平均二乗誤差(MMSE)線形等化器 のいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載の装置。 8.前記量子化器(82)が、重畳的に符号化されたデータを復号するためのビ タビ・デコーダであることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 9.前記予測器の予測係数を更新するために使用する予測誤差(D)を決定す るための手段を含むことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかの一項に記 載の装置。 10.基地局(BS)または移動局(MS)あるいはその両方が、請求項1ないし 9のいずれか一項に記載の装置を含むことを特徴とする、CDMA通信システム 。 11.TDMAベースまたはFDMAベースのトラフイックを送受信するための装 備をも備えることを特徴とする、請求項10に記載のCDMA通信システム。 12.入力信号(D)のマルチユーザ干渉を低減するための方法において、 ことにより、前記入力信号(D)から干渉信号η’(D)を抽出するステップ と、 ・ 前記分離干渉信号η’(D)を入力として取ることに ップと、 ・ 前記入力信号(D)から前記多変量予測器出力信号 のノイズおよび残留干渉信号を低減するステップとを含むことを特徴とする方法 。 13.第1の干渉低減ステップが、干渉信号η’(D)の前記抽出より前に行われ ることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
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