JPH09502382A - 組合せられた仕上げおよびトリミング装置 - Google Patents
組合せられた仕上げおよびトリミング装置Info
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- JPH09502382A JPH09502382A JP8503595A JP50359595A JPH09502382A JP H09502382 A JPH09502382 A JP H09502382A JP 8503595 A JP8503595 A JP 8503595A JP 50359595 A JP50359595 A JP 50359595A JP H09502382 A JPH09502382 A JP H09502382A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43D—MACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
- A43D95/00—Shoe-finishing machines
- A43D95/08—Machines or tools for scouring, abrading, or finishing, with or without dust-separating
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
この発明は、少なくとも1つのモーター駆動の工具(11,12,16,29)と、工具のシステムを固定させるためのケース(4)とが設けられている、靴底を修理するための仕上げ機(1)に関し、上記仕上げ機(1)は、多数のモジュール単位(8)を備え、各モジュール単位(8)は、少なくとも1つのモーター駆動の工具(11,12,16,29)を有し、モジュール単位(8)が、異なった配置方向(O)に沿って配向されるように、多数のモジュール単位(8)はケース(4)に配置され、工具(11,12,16,29)の回転軸は、モジュール単位(8)の配置方向(O)に対し本質的に平行であるかまたは垂直であり、上記モジュール単位(8)は、小型化された細工台(9)でアクセスでき、上記モジュール単位(8)は、工具(11,12,16,29)を動かすための基板構造を与える。
Description
【発明の詳細な説明】
組合せられた仕上げおよびトリミング装置
この発明は、請求の範囲に従った、特に靴底を修理するための仕上げ機に関す
る。
発明の背景
仕上げ機は、さまざまな分野で、そして多くの応用、たとえばあらゆる種類の
靴およびブーツの靴底の修理のために用いられる。おそらく、そのような機械の
最もよく知られている種類は、世界中で出願人の店に置かれている仕上げ機であ
る。
仕上げ機は、さまざまに変化しかつ補足的な仕事を行なう。仕上げ機は、複数
のモーター駆動の工具を備えており、これらは垂直の細工台の上に一列に並んで
いる。靴底および踵用のトリマ装置、ブラシおよびサンドベルトのようなさまざ
まな工具が、前側に配置される。元来、さまざまな工具のそのような軸方向の配
置が生ずるのは、垂直軸を駆動する工具のためであった。現在、工具は、直接に
かつ個々にモーターで駆動されるが、しかしながら、一列に並んだ配置はそのま
まである。各工具のためのさまざまな種類のモーターはさておき、仕上げ機は、
修理の際発生したほこりを吸込む装置と、制御盤による制御とを備える、全体基
盤構造を有する。
頑強でかつ確定した構造であるにもかかわらず、仕上げ機にはいくつか不利な
点があり、これらは、ほとんどの場合、細工台の前部上に並んで、かつ多かれ少
なかれ同じ高
さで配置される、さまざまなモーター駆動の工具の一列に並んだ配置から生じた
ものである。
実際に先行技術の仕上げ機を用いて働くことは、困難であり、骨が折れるかも
しれない。特に、操作員は、一方の手で、またはおそらく両方の手で、そして胸
の助けを借りて修理するものを安定させなければならない。操作員は、たとえば
トリマの回転軸の前に手を延ばして修理する物の位置決めを強いられるかもしれ
ない。人間工学的に考えて作業姿勢が悪いという不利点はさておき、操作員は、
ほこりを吸込ませるために、真空システムの開口部の前でしっかりと修理するも
のを保持しなければならない。
細工台上に一列に並んだ工具を配置する仕上げ機は、大きな床スペースを必要
とする。機械は、賃貸料の高いショッピングセンターおよび小売店で使用される
ので、そのような店の大きな床スペースは全く不経済である。そのような細工台
は前部が大きいために、操作員は、大きな作業場で、工具から工具へと横に移動
しなければならない。
機械の前部全体にわたって置かれた、工具、モーター、伝動ベルトおよびほこ
りを吸込む真空システムを配置する仕上げ機は、大きすぎ過剰な装置である。具
体的な設置の仕方によっては、非能率的で、エネルギ消費があまりにも多いとい
うことが明らかになる。しばしば、1つのモーターとほこりを吸込む1つの真空
システムとを有する1つの工具だけが必要とされるにもかかわらず、工具すべて
が同
時に始動されることがよくある。実際の構成では、生産費用、エネルギ消費およ
び保全費用が増大する。要するに、上記仕上げ機は、あまりにも大きく、あまり
にもうるさく、あまりにも多くのほこりおよび電磁放射を発し、保全に費用がか
かり、かつ修理が困難である。
発明の概要
この発明の目的は、上で挙げた問題に対する解決策を提供することである。こ
の発明に従った仕上げ機は、特にコンパクトでかつ経済的であり、各動作を達成
することができる構造を有する。
この発明に従って、上記解決策は、完全に新規でかつ単純化された構成の仕上
げ機により得られる。そうするために、発明者は、技術的先入観を克服しなけれ
ばならなかった。単一の連続した細工台上に、本質的に水平軸に沿って、さまざ
まなモーター駆動の工具を配置するのではなく、多くの隣接した不連続の細工台
上に、異なった軸に沿ってモーター駆動の工具が配置される。上記細工台は、さ
まざまな配置方向に沿って配向されている。長くかつ大きく、機械の前部すべて
を占めてしまうような、単一の細工台に配置するのではなく、工具を動かす個々
の基盤構造を設け、かつモジュール単位で配置される、多くの小型化された細工
台上にさまざまなモーター駆動の工具が配置される。
新規な仕上げ機は、少なくとも1つのモーター駆動の工具を有する、少なくと
も1つの構成単位を備える。仕上げ
機は複合式で、モジュール工具の多くのシステムの組合せを表わし、ある特定の
仕上げ機のケースに固定されている。上記ケースに配置された構成単位は、さま
ざまな配置方向に沿って配向されている。構成単位は交換可能であり、かつ容易
に置換できる。
モーター駆動の工具は、たとえば、等しい容積および設計を有する構成単位に
挿入され、互いに並置されて、モジュールでありかつ対称の仕上げ機を形成する
ことができる。工具およびその細工台は、たとえば、作業場に対して旋回するよ
うな旋回軸ケースに配置されており、さまざまな構成単位を制限なく利用できる
が、これはそれらが近くにあるためである。ケースは、水平または垂直軸を中心
として旋回することができる。仕上げ工程の際、長い細工台に沿って工具から工
具へと移動するのではなく、この場合は、ケースが旋回するので、ある工具が別
のものと交換される。工具およびその小型化された細工台は、ケースに装着され
た水平または垂直の回転軸の周囲で回転可能である。その結果、仕上げ機が占め
るスペースと、細工台の必要な大きさとは最小化される。さらに、カウンタおよ
び客に対して好ましい作業位置を選択することができる。操作員はもはや、旋回
軸ケースを有するモジュール仕上げ機の前で動くことを強いられない。操作員は
、たとえば、カウンタおよび客のちょうど前で作業をすることができる。操作員
は、カウンタおよび客の隣で作業することもできるし、または
カウンタおよび客に対して対角線上の位置で作業をすることもできる。
各構成単位は、1単体内で、工具と、小型化された細工台と、基盤構造全体と
を備える。さまざまな好ましい実施例に従って、小型化された細工台は、側壁が
立方体または六面体のような幾何学的要素を形成するように、仕上げ機に配置さ
れる。サンドベルト、ブラシおよび研磨砥石、研磨表面を適合させかつ変化させ
る上記ブラシ用のアダプタ、靴底および踵トリマ、切削表面の深さを適合させか
つ変化させる上記トリマ用のアダプタのような具体的な工具を、各仕上げ機の側
壁に設置することができる。サンドベルトを備えつけただけの、出願人の伝統的
な仕上げ機と比較すると、研磨砥石の使用は新規である。上記工具は、仕上げ機
に配置されてモジュール工具のシステムを形成し、これは1構成単位で、複数の
要素が組合されかつまとめられていることを特徴とする。工具およびその基盤構
造は、圧縮されかつコンパクトに実現される。トリマ装置およびその吸込装置は
、たとえば、互いに非常に近接して配置されるので、靴底および踵トリマとその
吸込開口部との間の距離は、ほんの数ミリメートルである。したがって、吸込装
置はトリマ装置自体に完全に統合され、寸法はより適切となりモーターの電力要
件は減じられ、各動作によりよく適合させることができ、効率を変えることなく
モジュール仕上げ機の設置、製造および保全費用が減じられる。
上記構成単位の利点は、1つのケースに多かれ少なかれ、独立した装置を有す
る仕上げ機をモジュールとして作り出したことからもたらされる。細工台の配向
はさまざまに変えられている。工具は、モーター要素の回転軸が、使用される工
具の配置に対し、すなわち細工台の方向に対し、本質的に平行または垂直である
ように、細工台に配置される。トリマ装置、円盤のような軸ブラシおよび研磨砥
石は、たとえば、細工台に対し本質的に平行な回転軸を有し、それとは反対に、
サンドベルト車は、細工台に対し本質的に垂直な回転軸を有する。
構成単位の1つの利点は、靴職人がかつて座った姿勢で作業していた古き良き
時代のように、操作員が仕上げ機の前でより人間工学的な姿勢で作業できるとい
うことである。2種類の改善がある。小型化された細工台は、操作員の大きさに
あわせて個別に配向可能であり、最適な視覚制御を得るために、工具は、細工台
と操作員とに対して厳密に機能的に配置される。仕上げ機のコンパクトな構造を
考えれば、操作員は工具に非常に近接してかつその前で作業することができる。
各々の工具を、骨が折れることなくかつより確実な操作のために広い視覚範囲が
可能である、最適化された角度のもとに配置することができる。
図面の簡単な説明
この発明は、添付図面を参照した例示の実施例により説明される。
図1は、この発明に従った仕上げ機の第1の好ましい実施例の概略的な斜視図
である。
図2は、この発明に従った仕上げ機の別の好ましい実施例の概略的な斜視図で
ある。
図3は、この発明に従った仕上げ機の別の好ましい実施例の概略的な斜視図で
ある。
図4は、靴底および踵トリマの好ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの図で
ある。
図5および図6は、図4に従ったトリマ装置の実施例を示す仕上げ機ユニット
の側面図および背面図である。
図7は、組込まれた吸込装置を有するトリマ装置の別の好ましい実施例を示す
仕上げ機ユニットの側面図である。
図8は、伸縮自在のカッタヘッドを有するトリマ装置の別の好ましい実施例を
示す仕上げ機ユニットの側面図である。
図9は、図8に従ったトリマ装置の好ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの
斜視図である。
図10および図11は、可動シールドを有するトリマ装置の好ましい実施例を
示す仕上げ機ユニットの2つの上面図である。
図12および図13は、選択された色にあわせた、ブラシ交換機を有するブラ
ッシング装置の好ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの斜視図である。
図14は、サンドベルトの好ましい実施例を示す仕上げ
機ユニットの斜視図である。
好ましい実施例の説明
図1は、この発明に従ったモジュール仕上げ機の第1の好ましい実施例の概略
的な側面図である。仕上げ機1は、ベースとなる箱2と、支持体3と、旋回軸ケ
ース4とを備えるドラムのように見える。上記要素は、鋼、ステンレス鋼だけで
なくプラスチックおよび木からなる、プロファイルおよび穴あけ部品のような既
知の材料でできた確定した構造である。支持体3は、旋回軸ケース4を保持し、
かつベースとなる箱2により安定化されている。支持体3は、旋回軸ケース4を
可動とし、かつ操作員の大きさにあわせて細工台の高さを個々に適合できるよう
にする回転工具6を備える。旋回軸ケース4は、回転工具6の運動が伝達されて
、横梁15により保持された旋回軸ケース4の回転をもたらすように、水平の回
転軸5の周囲で360°の角度で可動である。回転工具6は玉軸受の上に配置さ
れ、停止装置によりどんな方向にも固定され得る。そのような回転工具6は既知
であり、操作員の介在なしに自動的に作動させることも、または操作員が介在し
て、手動で作動させることもできる。この発明を認識している当業者は、そのさ
まざまな多くの実現例を認めることができる。支持体3の長さは、たとえば、操
作員の好みの作業の高さに調整され得る。
好ましい実施例において、旋回軸ケース4はハニカム設
計である。この六面体の構造は、60°の分離角により分離され、モジュール単
位8の挿入のためのベースとなる、等寸法の6つの側壁7を有する。図1におい
ては、明確にするために1つの構成単位8だけが挿入されている。旋回軸ケース
4は、構成単位8を6つまで収納するように構成されている。各構成単位8は、
少なくとも1つのモーター駆動の工具を有する小型化された細工台9を有し、上
記工具は、小型化された細工台9上でアクセスされ、異なった配置方向Oで配向
されている。構成単位8の挿入を容易にするために、ケース4には、案内レール
を設けることもできる。構成単位8の小型化された細工台9は、60°の角で互
いに分離されており、その周囲で動きが制限されることなく、さまざまな構成単
位8を使用できる。仕上げ工程の際、1つの単位から別の単位に変更するには、
旋回軸ケース4を60°、120°または180°だけ回転させるだけでよい。
作業場10は最小化される。明らかに、この発明を認識している当業者は、他の
設計、他の必要な細工台の数および他の対称を有する他の旋回軸ケース4を認め
ることができる。
構成単位8は、工具の他に、その動作を可能にする基盤構造全体を備える、予
め加工されたユニットである。構成単位8は、故障の際または保全のために相互
に交換可能であり、構成単位8は素早く置換できる。図1に従って、構成単位8
を取外すには、ねじ13をしっかり締め、モータ
ー14と電源の接続を断つだけでよい。図1は、たとえば、ブラシ11と研磨砥
石12とに組合された構成単位8を示す。上記2つの工具11,12は、小型化
された細工台9上に並んで配置される。基盤構造、すなわち、モーター14と、
2つの工具11,12の制御エレクトロニクスとは細工台9によって部分的に隠
されている。工具11,12は、細工台9に挿入されている制御盤20により制
御される。ブラシ11と円盤のような研磨砥石12とは、さまざまな設計で、か
つさまざまな色用のものが実現可能である。それらには、研磨表面を適合させか
つ変化させるためのアダプタが設けられ得る。ブラシ11または研磨砥石12お
よびそのアダプタは、モジュール工具のシステムを形成する。上記システムは、
1構成単位に複数の要素が組合され、まとめられていることにより特徴づけられ
る。研磨砥石を用いることは、やかましく、ほこりを発生しかつ火事の原因とな
るようなサンドベルトを備えつけただけの、出願人の伝統的な仕上げ機と比較す
ると新規である。ブラシ11,研磨砥石12と同様、モータ14およびその制御
エレクトロニクスは、当業者にとっては確定したかつ既知の装置である。例とし
て、工具の配置を変えることができ、またはモーター駆動の迅速なブラシ交換機
を取入れることができる。この主題に関する詳細については以下の図を参照され
たい。
図2は、この発明に従ったモジュール仕上げ機1の別の
好ましい実施例の概略的な斜視図である。上記仕上げ機1はキオスクのように見
える。上記仕上げ機1は、非対称でありかつ剛性のケースを有し、図1に従った
実施例とは異なる。他の特徴に関しては、この説明は図1の説明を引用する。以
下においては、図1に対する相違点だけが述べられる。
仕上げ機1の上記実施例は、剛性のケース4だけを開示する。剛性のケース4
は可動性ではなく、操作員の大きさにあわせて剛性のケースの高さを調整できる
。たとえば、剛性のケース4の支軸23の長さを変えることによって、高さ調整
ができる。
モジュール仕上げ機1の上記実施例は、多面体の側壁7を形成するように配置
される、6つの小型化された細工台9を備えた構成単位8を最大6つまで備える
。上記側壁7は、互いに対し異なった角度を有する。小型化された細工台9は、
図1の実施例と比較するとずっと大きい。ある構成単位から別の構成単位に変更
するには、操作員は作業場10を移動しなければならない。作業場10は、図1
および図3の実施例と比較するとずっと大きい。各構成単位8およびその小型化
された細工台9は、少なくとも1つのモーター駆動の工具を有し、上記工具は、
異なった配置方向Oで配向される。構成単位が異なった角度で分離されているの
で、その周囲で動きが制限されることなく、さまざまな構成単位8の使用が可能
になる。図2は、制御盤20に
より制御され、細工台9に挿入されている、ブラシ11と研磨砥石12とを有す
る組合された構成単位8を示す。
図3は、この発明に従ったモジュール仕上げ機1の別の好ましい実施例の概略
的な斜視図である。上記仕上げ機1は、図1に従った仕上げ機に類似しており、
旋回軸ケースが垂直の回転軸5の周囲で回転する点で区別される。仕上げ機1は
円形コンベアのように見える。この説明は、図1の説明を引用し、以下において
は、図1に対する相違点だけが述べられる。
この実施例に従った仕上げ機1は、ベースとなる箱2と、横梁15と、旋回軸
ケース4とを備える。横梁15はベースとなる箱2によって安定化され、旋回軸
ケース4を保持し、旋回軸ケース4を垂直の回転工具6の周囲で可動とする。旋
回軸ケース4の高さ調整は、操作員の大きさにあわせて可能である。旋回軸ケー
ス4は、回転工具6の運動が伝達されて、横梁15により保持された旋回軸ケー
ス4が回転するように、その垂直の回転軸5の周囲で360°の角度だけ可動で
ある。回転工具6はラジアル玉軸受の上に配置され、停止装置によりどんな方向
にも固定され得る。たとえば、回転機構6の高さを変えるかまたはベースとなる
箱2の高さを変えることによって、旋回軸ケース4の高さを調整することができ
る。
この実施例に従った仕上げ機1は、六面体の側壁7を形成するように配置され
ている、4つの小型化された細工台
9を備えた構成単位8を4つまで備える。上記側壁7は、互いに90°の角を形
成する。小型化された細工台9は、図1の実施例と比較するとずっと大きい。あ
る構成単位から別の構成単位に変更するには、操作員は、作業場10に対して9
0°だけ六面体を回転させなければならない。各構成単位8およびその細工台9
は、少なくとも1つのモーター駆動の工具を有し、異なった配置方向Oで配向さ
れている。90°の角度で構成単位を分離することによって、その周囲で動きが
制限されることなくさまざまな構成単位8を使用できる。作業場10は最小化さ
れる。図3は、細工台9に挿入されている制御盤20により制御される、ブラシ
11と研磨砥石12とを有する組合された構成単位8を示す。
図4から図6は、2つのトリマ装置16,16′を有するこの発明の好ましい
実施例に従ったモジュール単位8を示す。図4は正面図を示し、図5は側面図を
示し、図6は背面図を示す。2つのトリマ装置16,16′を有する上記モジュ
ール単位8は、図1に従ったブラシおよび研磨砥石を有するユニットと同じ寸法
を有する小型化された細工台9を備える。したがって、モジュール単位8は、ね
じ13を用いて、構成単位8の複数の小型化された細工台9が、異なった配置方
向Oによって配向されるように、モジュール仕上げ機1の旋回軸ケース4に挿入
され得る。
上記2つのトリマ装置16,16′は、カッタヘッド1
7,17′と、カッタスピンドル18,18′と、モーター14,14′、およ
びほこり吸込装置21,21′の一部であるほこり(ダスト)シールド19,1
9′からなる基盤構造とを備える。トリマ装置16,16′は、小型化された細
工台9にしっかりと固定される。カッタヘッド17,17′は、靴底および踵を
トリミングするよう構成されている。上記カッタヘッドは、たとえば18ミリメ
ートルの幅を有する。2つのモーター14,14′は、同一の標準的な電動機で
ある。安全のために、全く同一のモジュール単位8のトリマ装置16,16′の
モーター14,14′を、同時に始動させることはできない。ほこり(ダスト)
シールド19,19′は、吸込開口部22,22′の境界を定める。これらの吸
込開口部22,22′およびカッタヘッド17,17′は、数ミリメートルの最
短距離によって互いに分離される。この構造には、ほとんどすべてのほこりがカ
ッタヘッド17,17′の非常に近くで収集されるという独自の利点がある。そ
れに反して、先行技術の仕上げ機は、十分の数センチメートル離れた吸込開口部
を有する。そのような伝統的な配置は非常に不便である。標準的なほこり吸込装
置を用いてほこりを収集するために、操作員はカッタヘッドの隣でかつほこり吸
込に対して、トリミングするものを固定位置に置いておかなければならない。し
たがって、この発明に従った仕上げ機の改善は、吸込装置に対してほこり粒子の
立体角が大きくなったことに
よりもたらされる。ほこり粒子はカッタヘッド17,17′により加速され、ほ
こり吸込装置によって大きな立体角のもとで引きつけられる。
図4は、カッタヘッド17,17′の円周のほとんど120°を覆う吸込開口
部22,22′を示す。図5は、修理の際発生したほこり粒子のあらゆる可能性
のある軌線が、最大化された立体角のもとで上記窓に含まれるように、カッタヘ
ッド17,17′の両側で窓を形成する吸込開口部22,22′を示す。その結
果、先行技術と比較すると、ほこり吸込装置21,21′の容量を小さくするこ
とができる。吸込容量がより小さいそのような吸込装置は、購買費用および保全
費用をかなり減らすことになる。
図6は、構成単位8とその基盤構造の一部分の背面図を示す。図6に従って、
ほこり吸込装置21,21′の吸込開口部22,22′は、可撓性の吸込管21
.1,21.1′と剛性の吸込管21.2によって、換気装置25と連結されて
いる。継手27は、吸込管21.1,21.1′および21.2を結合する。換
気装置25は、清浄フィルタを有してよい。モジュール工具システムを形成する
上記要素は、1構成単位に複数の要素が組合されまとめられていることによって
特徴づけられる。トリマ装置16,16′のモーター14,14′と換気装置2
5とは、相互接続
24と電気的に相互接続される。電子制御装置24と、モ
ーター14,14′および換気装置25の制動は、当業者には既知の装置である
。この発明を認識すると、当業者は類似の基盤構造の多くのさまざまな実現例を
認めることができる。好ましくは、モジュール単位8のさまざまなモーター14
,14′のうちの1つは、その工具を用いるときだけ始動され、その後自動的に
停止される。
モジュール仕上げ機1のケース4における構成単位8の好ましい実施例は、そ
の機能のために最適化された、電子制御装置24およびモーター14,14′を
備える。図2および図4に従ったトリマ装置16,16′と図1に従った研磨砥
石12とのモーター14,14′は、たとえば、毎分0ないし12,000回転
(rpm)の範囲の可変速度を有する。この実際の実施例は、たとえば可変抵抗
器を用いて、5,600ないし6,700rpmの速度範囲で連続した速度調整
をする。トリミングされている材料にあわせて、モーターはさまざまな速度で工
具を駆動できる。たとえば、ゴムのトリミング速度はほぼ5,600rpmであ
り、革に対しては6,500rpmであり、合成繊維に対しては7,500rp
mである。その結果、各種類の動作のために最適化されているモーターの電力消
費および性能は、その能率を変えることなく、モジュール仕上げ機の生産費用を
減らし、かつとりわけその保全費用を減らす。一例として、ブラシ11および研
磨砥石12は、独自の速度のモーター14を有するが、研磨表面の変化のための
ア
ダプタは、可変速度のモーターを有する。したがって、研磨表面を容易に大きく
するかまたは小さくすることが可能である。
この構造はコンパクトでかつしっかりとしたものであり、相当する既知のシス
テムよりもずっと安い生産費用で実現可能である。その組立は容易でかつ速い。
構成単位8は、ケース4の自由側壁7に挿入され、次いでケース4に機械的に固
定され、次いで電源と接続される。さまざまな方法で電源と接続できる。図1に
従った実施例は、たとえば、支持体3を介し、かつベースとなる箱2を介した電
気的接続を示す。それとは反対に、図2および図3に従った実施例は、直接、ベ
ースとなる箱2を介した電気的接続を示す。
当然のことながら、基盤構造を複数の構成単位に分割するかまたはモジュール
仕上げ機のさまざまなケースに分割することが可能である。したがって、別の構
成単位またはベースとなる箱に基盤構造の一部を設置することが可能である。図
6に従った換気装置25は、たとえば、図1または図3に従ったモジュール仕上
げ機1のベースとなる箱に位置決めされ得る。図6に従った構成単位8を組立て
るには、吸込管および相互接続ケーブルを換気装置25と連結するだけでよい。
図7は、組込まれたほこり吸込装置21を有するトリマ装置16の別の好まし
い実施例の一部分を備えた仕上げ機ユニットの側面図である。トリマ装置16は
、先行する図
に従ったトリマ装置の実施例に相当する。上記トリマ装置のうち1つまたは2つ
は、この発明に従ったモジュール仕上げ機のケースに挿入され得る、仕上げ機ユ
ニットの小型化された細工台に固定され得る。以下の説明は、先行する図に従っ
た実施例の説明に対する相違点に限定される。
図7に従ったトリマ装置16は、組込まれたほこり吸込装置21を備える。ト
リマ装置16の一部分である上記ほこり吸込装置21は、カッタスピンドル18
に固定され、したがって、トリマ装置16のモーター14により直接駆動され、
フィルタ31と容器32とに直接ほこり粒子を排出する。
この実施例の利点は多い。まず第1に、仕上げ機の構造はより一層コンパクト
である。トリマ装置16および吸込装置21は、単一の小型化された細工台9に
統合される。したがって、吸込管または相互接続ケーブルをもはや備える必要は
ない。第2に、トリミング動作の際発生したほこりは、カッタヘッド17に近接
してかつほこり(ダスト)シールド19の窓を形成する、吸込開口部22により
吸込まれる。上記ほこり(ダスト)シールド19は、小さなアクセス開口部だけ
残って、カッタヘッド17でトリミング動作を可能にするよう、トリマ装置16
を囲む。吸込開口部22は、修理の際発生したほこり粒子の起こり得る軌線のほ
とんどが、上記吸込開口部22により含まれるように、カッタヘッド17の円周
のほぼ240°を覆う。ほこり
(ダスト)シールド19のこの配置によって、図5に従った実施例と比較すると
、構造がずっとよりコンパクトになる。第3に、ほこりは可撓性の吸込管21.
1に排出され、フィルタ31によりろ過され、容器32内に集められる。フィル
タ31および容器32は、フィルタ31を洗いかつ容器32を掃除するために双
方に容易にアクセスできるように、モジュール単位8に配置される。他の実施例
では、フィルタ31および容器32は、ほこり吸込装置21の出口の管に直接固
定される。速く交換するために、フィルタ31および容器32には、ホース締め
金が設けられる。
トリマ装置16は、作業場および操作員に対して最適化された角度のもとで仕
上げ機のケースに構成単位8が挿入されるように、小型化された細工台9に固定
される。トリマ装置16の配置方向Oの配向が操作員に対して15°ないし50
°であれば余り負担がかからないことが明らかとなっており、トリミング動作の
最適化された制御が可能になるのは35°の傾きである。
トリマ装置16の保全はより経済的になる。たとえば、カッタヘッドをときど
き研がなければならず、その結果、カッタヘッドの直径が小さくなる。カッタヘ
ッドの直径がこのように小さくなるために、カッタヘッドのちょうど上方に位置
した面を有し、したがってカッタヘッドに靴が滑るのを防ぐ、靴の保護となるカ
ッタプレートは置換されなければならない。カッタプレートのそのような置換を
避け、
かつ費用と時間を減らすために、図7に従った実施例のトリマ装置16は、可動
シールド34内に配置された変調器57を備える。上記可動シールド34は、カ
ッタプレートの機能を果たす。上記変調器57によって、カッタヘッドの直径の
変化の各々に対し容易に適合できる。吸込開口部22のそばにかつカッタヘッド
17の隣に装着されている変調器57は、可動シールド34の内側でスライドす
ることができかつ調整装置を用いて可動シールド34にロックされ得るプレート
を有する。この調整装置は、たとえば、調整ねじであり得る。したがって、カッ
タヘッドの直径の変化の各々は、調整ねじを用いて、変調器57の長さを簡単に
かつすぐに適合させることによって調整可能である。
可動シールド34は取外すことができ、カッタヘッド17へ作業工具がアクセ
スすることを可能にし、したがって、カッタヘッド17を即座に置換することが
できる。ほこり(ダスト)シールド19内部に装着されているフォーク56は、
カッタスピンドル18に直接作用する。カッタスピンドル18は自由に回転する
ことができ、カッタスピンドル18の対応するノッチ内に、フォーク56を移動
させることによってロックされ得る。したがって、カッタスピンドル18はロッ
クされ、カッタヘッド17のねじを容易に外すことができ、置換できる。たとえ
ば、フォーク56のボタンを押すことによりフォークを迅速に動かせる。
図8および図9は、伸縮自在のカッタヘッド17を有す
るトリマ装置の別の好ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの側面図および斜視
図を示す。上記トリマ装置の1つまたは2つは、この発明に従ったモジュール仕
上げ機のケースに挿入され得る、仕上げ機ユニットの小型化された細工台に固定
され得る。トリマ装置16は、先行する図に従ったトリマ装置の実施例に相当す
る。以下の説明は、先行する図に従った実施例の説明に対する相違点に限定され
る。
図8および図9に従ったトリマ装置16は、2つのカッタヘッド17,37を
備える。カッタヘッド37は、固定して配置され、別の伸縮自在のカッタヘッド
17が、上記第1のカッタヘッド17に対して可動に配置される。好ましい実施
例において、2つのカッタヘッド17,37は、可動の伸縮自在のカッタヘッド
17の内部に、しっかりと装着されたカッタヘッド37を配置するように、同軸
に配置される。2つのカッタヘッド17,37の配置は、トリミング表面を変調
できるように、相互の距離を調節できる。2つのカッタヘッド17,37は、初
期位置では同じ高さにあり、最小のトリミング表面を形成する。相互距離の調整
は、伸縮自在のカッタヘッド17のカッタスピンドル38に作用し、調整レバー
36をロックすることによって選択された位置に固定できる、調整レバー36を
操作することにより可能である。2つのカッタヘッド17,37の相互の距離が
大きくなればなるほど、すなわち、可動の伸縮自在のカッタヘッド17のカッタ
ヘッド37の内部に入る
部分が多ければ多いほど、それだけトリミング表面は大きくなる。したがって、
調整レバー36の選択された位置にあわせて、2つのカッタヘッド17,37の
深さを調整し、かつそれに応じてトリマ装置16のトリミング表面を加工される
べき靴底の厚さに適合させることが可能である。好ましくは、内側のカッタヘッ
ド17は18ミリメートルの大きさであり、トリミング表面を形成する2つのカ
ッタヘッド17,37の深さを0から18ミリメートルまで調整できる。カッタ
ヘッド37の刃は、たとえば、内側のカッタヘッド17に対して45°だけ傾い
ている。調整レバー36をロックすることによって、たとえば、2.5,4,7
,9,12,14,16ないし18ミリメートルの範囲の予め規定された深さの
範囲の規定が可能になる。この発明を認識している当業者は、伸縮自在のカッタ
ヘッドを有するトリマ装置の多くのさまざまな実現例を認めることができる。し
たがって、たとえば、制御盤により制御される伸縮自在のカッタヘッド17のモ
ーター駆動のカッタスピンドル18を用いることによって、たとえば、予め規定
された位置への自動的調整が可能となる。カッタヘッドの配置を逆にし、しっか
りと装着されたカッタヘッド内部に装着されている、伸縮自在のまたは可動のカ
ッタヘッドを用いて、2つのカッタヘッドの深さを調整することもできる。
トリマ装置16を用いた操作を容易にするために、上記トリマ装置16は、ほ
こり(ダスト)シールド19内部に
配置されている、靴を支持するもの28を備える。靴を支持するもの28は、靴
をトリミングする際支持領域になる。より正確には、操作員は、靴を支持するも
の28と、外側のカッタヘッド17の傾斜した刃との上に靴を置くことができる
。したがって、靴は支持され、こうして内側のカッタヘッド37によって靴の縁
をトリミングすることができる。靴を支持するもの28とカッタヘッド17の傾
斜した刃とは、組合された、大きな支持を形成する。好ましい実施例において、
調整レバー36はカッタヘッド17と靴を支持するもの28とに作用し、上記組
合された支持するものを用いた、かつトリミング表面の選択された深さから独立
した動作が可能になる。
この実施例には多くの利点がある。まず第1に注目すべきことは、時間の節約
である。先行技術のトリマモデルと比較すると、靴底のさまざまな幅によってカ
ッタヘッド全体を交換する必要はもはやない。カッタヘッドをそのように交換す
ると、1分または2分以上かかり、さらには交換動作の繰返し頻度が高いために
、この発明に従ったほぼ瞬間的に調整するものと比べて、かなりの時間がかかる
。第2に、ほこりの吸込は、もはやカッタヘッド17およびほこり(ダスト)シ
ールド9のそばにある1つの吸込開口部22にだけ限定されるのではなく、2つ
の中空カッタヘッド17,37の中央開口部を介しても果たされる。トリマ装置
16の吸込力をもっと高めるには、靴を支持するも
の28はまた、吸込窓を有する。したがって、ほこりの吸込は、吸込開口部22
と、1つまたは2つの中空カッタヘッド17,37の中央開口部と、靴を支持す
るもの28の吸込窓とによって果たされる。吸込力がこのように増したために、
先行技術と比較すると、吸込装置21の寸法を小さくすることができる。最後に
、靴の革がカッタヘッドに滑ることを防ぐ、靴を保護するものとして通常使用さ
れているカッタプレート35があり、上記カッタプレート35は、中空カッタヘ
ッド17,37を用いることで新しい機能を得る。この発明に従って、カッタプ
レート35は、トリマ装置16の中央部分を覆う被覆機能を有し、吸込力を高め
かつほこりの蓄積を防ぐ。カッタプレート35を、図7に従った実施例によって
示されるように、カッタヘッド17の直径を調整できる変調器としても用いるこ
とができる。明確にするために、変調器は図8および図9に示されていない。
図10および図11は、トリマ装置16の可動シールド34の2つの実施例を
備えた仕上げ機ユニットの2つの図を示す。トリマ装置16は、先行する図に従
ったトリマ装置の実施例に相当する。以下の説明は、先行する図に従った実施例
の説明に対する相違点に限定される。
図10に従って、可動シールド34は、回転円盤を形成しかつトリマ装置16
のカッタヘッドの周辺部分を取囲む実施例を有し、それによって吸込力を増しか
つほこりの蓄
積を防ぐ。好ましくは、上記可動シールド34は可動であり、たとえば玉軸受3
3でできている回転機構を有し、ほこり(ダスト)シールド19の縁に固定され
る。好ましい実施例に従って、ばね負荷の軸受の4つの玉は互いに90°の角で
固定され、ほこり(ダスト)シールド19の縁で可動シールド34の360°の
回転運動を可能にする。回転円盤は、カッタヘッド17,37の円周のほぼ12
0°の角の、トリマ装置へ達するためのアクセス開口部を備える。トリマ装置へ
の上記アクセス開口部は、靴50のトリミングを確実にするほど大きく、靴50
の位置変化または輪郭の変化に容易に適合する。アクセス開口部は、修理の際発
生したほこり粒子のほとんどが吸収されるように、図5に従った実施例のアクセ
ス開口部と比較すると、最小化されてずっと小さい。
図11に従って、可動シールド34は、回転円盤の一部分だけを形成している
実施例を有する。好ましくは、上記可動シールド34は動きやすく、たとえば、
ばねに保持されかつほこり(ダスト)シールド19の縁に固定されているレール
53でできている回転機構を有する。回転円盤は、カッタヘッド17,37の円
周の20°ないし120°の角度の、トリマ装置への可変アクセス開口部を備え
る。ばねの抵抗によって、可動シールド34は靴50に対しわずかに押しつけら
れ、アクセス開口部は、靴50の位置変化または輪郭の変化に容易に適合する。
トリマ装置への上記
アクセス開口部は、靴50のトリミングを確実にするほど大きく、修理の際発生
したほこり粒子のほとんどが吸収されるように、図5に従った実施例のアクセス
開口部と比較すると、アクセス開口部は最小化されてずっと小さい。この発明を
認識している当業者は、このような可動シールド34の多くのさまざまな実現例
を認めることができる。当業者は、たとえば、図10および図11に従った2つ
の実施例の組合せを認めることができる。
図10および図11に従ったトリマ装置16の実施例の特徴によって、ずっと
容易で快適なトリミング動作が可能になる。操作員は、靴のトリミングの最適制
御を確実にする姿勢で作業することができる。可動シールド34によって、右利
きの人にとっても左利きの人にとってもトリマ装置16は同様に値打ちのあるも
のになる。靴を支持するもの28によって、カッタヘッド17,37の前で、靴
50の位置調整と回転運動の制御ができる。既知のトリマとは違って、操作員は
靴を両手で保持することができ、したがって、作業の安全性を高められる。特に
コンパクトな構造によって、仕上げ機の小型化された細工台9に固定されたトリ
マ装置16の前での作業姿勢が可能になる。作業姿勢がカッタヘッドに対し垂直
である既知のトリマと比較すると、したがって、視覚範囲が広がりかつ作業の安
全性が高められる。操作員は、35°の最適化された範囲の視覚のもとで、カッ
タヘッド17,37の制御が可能であるトリ
マ装置16に非常に近接して作業をすることができる。操作員は、靴を支持する
ものと、外側のカッタヘッド37の傾斜した刃との上に靴を立てることができ、
操作員はもはや、トリミング動作を容易にするような、手を延ばして作業するこ
とを強いられない。可動シールド34は、ほこりが広がるのを極力少なくし、そ
れによって、作業場が汚れるのを少なくし、かつ作業の質を高めるように、靴5
0の位置変化または輪郭の変化に容易に適合する。
図12および図13は、ブラシ交換機43を有するブラッシング装置11の好
ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの斜視図である。このモジュール単位8は
、先行する図に従った研磨砥石およびトリマ装置の単位と同じ寸法を有する、3
つの小型化された細工台9に配置される。したがって、ねじを用いて、仕上げ機
構成単位の複数の小型化された細工台9が、異なった配置方向により配向される
ようにモジュール仕上げ機の旋回軸ケースにモジュール単位8を挿入することが
できる。モジュール単位8は制御盤により制御される。
ブラッシング装置11は、モーター14と、さまざまな色、たとえば白、赤お
よび黒の靴をブラッシングするために、3つの色をつけられたブラッシング工具
11.1,11.2,11.3とを備え、さらに位置切り替機43を備える。各
々の色をつけられたブラッシング工具11.1,11.2,11.3は、つや出
しブラシ42、ワックス仕
上げブラシ41、ワックス塗布器40または清浄用ブラシである、さまざまな操
作のための複数の要素40,41,42を有する。好ましくは、ブラシは綿また
はナイロンでできており、ワックス塗布器40は好ましくは、天然フェルト44
でできており、その表面は金属伸縮自在のカーソル45でアクセスできかつこれ
によって調整される。フェルト表面の深さはしたがって、0ないし18ミリメー
トルの範囲で連続して調整できる。回転ブラシの速度はたとえば1,500rp
mである。上記伸縮自在のカーソル45は、たとえば、レール39上をスライド
することができ、これによって、ワックス塗布器がアクセスできるフェルト表面
の深さを大きくするかまたは小さくすることができる。高速で回転するフェルト
を用いて、フェルト44にワックスが塗布される。硬質ワックスは、たとえば、
ワックス送り出し棒から与えられる。摩擦力が大きいために、ワックス送り出し
棒およびフェルト44は加熱され、塗布されたワックスはフェルト44に入る。
同じ原理に従って、吸収されたワックスをフェルトから靴に塗布できる。ワック
スは、摩擦力によるフェルト44の熱のために浸透する。
要素40,41,42は、溝51を有するレール39に固定されかつロックさ
れる。要素40,41,42の1つを交換するかまたは置換するために、たとえ
ば、より硬いブラシにするには、レール39に沿ってスライドすることにより、
ロックを外しかつ要素を外すだけでよい。溝51
は、要素40,41,42がレール39の自由軸で回転しないように保護する。
要素40,41,42の数またはそれがあるかどうかは定められていない。たと
えば、めったに使用されない色のためにワックス塗布器40を装着する代わりに
、ナイロンでできた清浄化ブラシを装着することが可能である。ブラッシング装
置11には、ブラッシング動作をうまく制御できるように作業用光源が配置され
る。
好ましくは、モーター14は、歯付ベルト52を用いて中心棒に作用し、中心
棒を3つの色をつけられたブラッシング工具11.1,11.2,11.3の各
ブラシ棒39と連結する、他の歯付ベルト30を用いて、3つの色をつけられた
ブラッシング工具11.1,11.2,11.3に同時に作用する。ブラッシン
グ装置11のある特定の色をつけられたブラッシング工具は、所望される色に対
応する、制御盤のボタンを押すことにより自動的に選択される。次いで、ブラッ
シング装置11がその交換軸54について回転できるように、電磁ブレーキ58
は緩められる。次いで、別の歯付ベルト55を用いてその交換軸54の周囲でブ
ラッシング装置11を回転させる位置切り替機43が始動される。中心棒および
交換軸54は同軸に配置される。検出器は、所望される色に対応する、特定の色
をつけられたブラッシング装置工具の位置を検出する。上記検出器は、たとえば
、機械的に検出する検出器である。特定の色をつけられたブラッシング工具を検
出した後、検出器は、信号
を送ってブレーキ58を作動させかつ位置切り替機43をロックする。したがっ
て、モーター14を中断せずかつブラシの回転を中断せずに、ある色をつけられ
たブラッシング工具11.1,11.2,11.3から別の工具に変えることが
できる。
ブラッシング装置11のこの好ましい実施例の利点は多い。まず第1に注目す
べきことは、時間を節約できるということである。先行技術のブラッシング工具
と比較すると、ある色のブラシから別のブラシに交換するために、モーターを停
止させ、ブラシの回転が止まるまで待ち、ある色の要素を別の色に対応する他の
要素と交換し、モーターを再始動させる必要はもはやない。そのような交換は、
たとえば、1分または2分以上かかり、さらにはこの交換動作の繰返し頻度が高
いために、この発明に従ったほぼ瞬間的に交換するものと比較すると、かなりの
時間がかかる。第2に、操作員は、先行技術のブラッシング工具と比較すると、
色をつけられたブラシを手を汚さずとも交換できる。第3に、高速で回転するフ
ェルトにワックスを塗布すると、摩擦力によってワックス送り出し棒およびフェ
ルトを加熱する。従来のように、もはやワックス塗布器を別個に加熱する必要は
なく、したがって、時間を節約できかつ操作が容易になる。この発明を認識して
いる当業者は、モーターを停止させなくても色を選択できるような、そのような
ブラッシング工具の多くのさまざまな実現例を認めることがで
きる。
図14は、サンドベルト29の好ましい実施例を示す仕上げ機ユニットの概略
斜視図である。このモジュール単位は、先行する図に従った、ブラッシング装置
、研磨砥石およびトリマ装置と同じ寸法を有する、小型化された細工台9に配置
される。したがって、工具が、小型化された細工台9によりアクセスしやすく、
かつ仕上げ機構成単位の複数の小型化された細工台が、異なった配置方向により
配向されるように、ねじを用いて、モジュール単位8をモジュール仕上げ機の旋
回軸ケースに挿入することができる。
サンドベルト29は、みがかれるべき靴の大きさに相当する直径を有する、3
つまたは2つの車46を用いることで特徴づけられる。第1の車46はモーター
14により駆動され、別の車46はみがき車として用いられる。既知のサンドベ
ルトと比較すると、車の湾曲が靴の輪郭に対応して、みがき動作を容易にするよ
うに、車46の直径は2分の1だけ小さくなる。さらに、サンドベルト29は、
みがかれるべき靴の大きさに相当する幅を有するベルトを備える。好ましくは、
サンドベルトは70ミリメートルの幅である。サンドベルト29は、サンドベル
トの左側および右側に、靴に完全にアクセスできるような十分な空間があるよう
に、小型化された細工台9に配置される。サンドベルト29は、湾曲した領域2
9.1および平坦な領域29.2で靴にアクセスできる。最大限安全にするため
に、湾曲
した領域29.1において、靴は、車46に対し靴を押しつけることによりみが
かれ、平坦な領域29.2において、靴は金属板47に対し押しつけられる。騒
音を減らしかつ作業の安全性を高めるために、小型化された細工台9から突き出
ているサンドベルト29には、3つの車46により範囲を定められた側部を完全
に覆う、左側のプレート29.3および右側のプレート29.4が設けられる。
サンドベルト29には、組込まれた吸込装置が設けられており、ベルトの隣に置
かれた吸込開口部22を備える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つのモーター駆動の工具(11,12,16,29)と工具 のシステムを固定するためのケース(4)とを備える、靴底を修理するための仕 上げ機(1)であって、多数のモジュール単位(8)を備え、各モジュール単位 (8)は少なくとも1つのモーター駆動の工具(11,12,16,29)を有 し、多数のモジュール単位(8)は、モジュール単位(8)が異なった配置方向 (O)に沿って配向されるように、ケース(4)に配置されている、仕上げ機( 1)。 2. 工具(11,12,16,29)の回転軸は、モジュール単位(8)の配 置方向(O)に対し本質的に平行であるかまたは垂直である、請求項1に記載の 仕上げ機(1)。 3. 前記モジュール単位(8)は、小型化された細工台(9)によりアクセス 可能であり、前記モジュール単位(8)は、工具(11,12,16,29)を 動かすための基盤構造を与える、請求項1に記載の仕上げ機(1)。 4. 前記ケース(4)は、作業場(10)に対し可動の旋回軸ケースである、 請求項1に記載の仕上げ機(1)。 5. 前記ケース(4)は、作業場(10)に対して固定された剛性のケースで ある、請求項1に記載の仕上げ機(1)。 6. 前記ケース(4)は、同一寸法の6つの側壁(7) を有する、対称な六面体のハニカム設計構造を有し、前記側壁(7)は、60° の分離角により分離され、前記側壁(7)は、モジュール単位(8)の挿入のた めのベースとなり、前記ケース(4)は、水平の回転軸(5)を中心として旋回 する、請求項4または5に記載の仕上げ機(1)。 7. 前記モジュール単位(8)が、少なくとも1つのブラッシング装置(11 )および/または少なくとも1つの研磨砥石(12)を備え、その基盤構造が、 少なくとも1つのブラッシング装置(11)および/または少なくとも1つの研 磨砥石(12)を駆動させるモーター(14,14′)とその制御エレクトロニ クスとを備える、請求項3に記載の仕上げ機(1)。 8. 工具(11,12,16,29)の前記モーター(14,14′)の動力 および回転速度は、扱われるべき材料に適合される、請求項3に記載の仕上げ機 (1)。 9. 前記モジュール単位(8)が、少なくとも1つのモーター駆動のトリミン グ装置(16,16′)と、カッタヘッド(17,17′,37)によるトリミ ング動作の際発生したほこりを収集するための吸込装置(21,21′)と、そ れらの制御エレクトロニクス(24)とを備える、請求項1に記載の仕上げ機( 1)で用いられるトリミング装置(16,16′)。 10. 最大化された立体角のもとで、かつ前記カッタヘッド(17,17′, 37)から数ミリメートル離れて位 置する吸込開口部(22,22′)によってほこりが吸込まれる、請求項9に記 載のトリミング装置(16,16′)。 11. 前記吸込装置(21,21′)は、トリミング装置(16,16′)内 に組込まれ、かつトリミング装置(16,16′)の前記モーター(14,14 ′)により駆動される、請求項10に記載のトリミング装置(16,16′)。 12. 吸込開口部(22,22′)と、1つまたは2つの中空カッタヘッド( 17,17′,37)の中央の開口部と、靴を支持するもの(28)の吸込窓と によってほこりが吸込まれる、請求項10に記載のトリミング装置(16,16 ′)。 13. 前記ほこりは、フィルタ(31)と容器(32)とに直接排出される、 請求項10に記載のトリミング装置(16,16′)。 14. 前記トリミング装置(16,16′)は2つのカッタヘッド(17,3 7)を有し、第1のカッタヘッド(37)は固定して配置され、別の伸縮自在の カッタヘッド(17)は、第1のカッタヘッド(37)に対して可動であるよう に配置され、第1の可動でないカッタヘッド(37)が、伸縮自在のまたは可動 のカッタヘッド(17)の内部にあるように、双方のカッタヘッド(17,37 )は同軸に配置され、双方のカッタヘッド(17,3 7)は、調整可能な相互距離を有してトリミング表面の深さの変調を可能にする 、請求項9に記載のトリミング装置(16,16′)。 15. 前記伸縮自在のまたは可動のカッタヘッド(17)は、調整レバー(3 6)を操作することによって、可動でないカッタヘッド(37)に対する距離を 調整可能であって、トリミング表面を形成する2つのカッタヘッド(17,37 )の深さを0ないし18ミリメートルの間で調整可能にする、請求項14に記載 のトリミング装置(16,16′)。 16. 前記伸縮自在のまたは可動のカッタヘッド(17)の傾斜した刃と靴を 支持するもの(28)とが、靴を立たせるための組合された支持となるものを形 成し、前記伸縮自在のまたは可動のカッタヘッド(17)と靴を支持するもの( 28)とはともに、調整レバー(36)の操作によって、可動でないカッタヘッ ド(37)に対して距離を調整することができる、請求項15に記載のトリミン グ装置(16,16′)。 17. 前記トリミング装置(16,16′)にはほこり(ダスト)シールド( 19)が設けられており、可動シールド(3 4)は、カッタヘッド(17,3 7)の円周部分を取囲みかつ可動シールド(34)の360°の回転運動が可能 であるように、ほこり(ダスト)シールド(19)の縁に固定されている、請求 項9に記載のトリミング 装置(16,16′)。 18. 請求項1に記載の仕上げ機(1)で用いられるブラッシング装置(11 )であって、小型化された細工台(9)に配置されるものであり、さまざまな色 の靴をそれぞれブラッシングするために、さまざまな色のための色をつけられた ブラッシング工具(11.1,11.2,11.3)と、前記色をつけられたブ ラッシング工具(11.1,11.2,11.3)を駆動するためのモーター( 14)と、前記色をつけられたブラッシング工具(11.1,11.2,11. 3)を旋回できるような位置切り替え機(43)とを備える、ブラッシング装置 (11)。 19. モーター(14)を中断することなく、かつブラシの回転を中断するこ となく、ある色をつけられたブラッシング工具(11.1,11.2,11.3 )から別の工具へ交換することができる、請求項18に記載のブラッシング装置 (11)。 20. 色をつけられたブラッシング工具(11.1,11.2,11.3)の 各々は、つや出しブラシ(42)、ワックス仕上げブラシ(41)、およびワッ クス塗布器(40)または清浄用ブラシを有する、請求項18に記載のブラッシ ング装置(11)。 21. 前記ブラシは綿またはナイロンでできており、ワックス塗布器(40) は、天然フェルト(44)でできており、0ないし18ミリメートルの範囲でフ ェルト表面の 深さを連続して調整することができる金属伸縮自在のカーソル(45)でアクセ スされかつそれによって調整できる表面を有する、請求項18に記載のブラッシ ング装置(11)。 22. ワックスを、フェルト(44)を有する前記ワックス塗布器(40)に 塗布することができ、前記フェルト(44)は、高速で回転し、高い摩擦力のた めに、前記ワックス送り出し棒および前記フェルト(44)が加熱され、塗布さ れたワックスが前記フェルト(44)に入ることができるので、前記フェルト( 44)と接触しているワックス送り出し棒からワックスを与えることができる、 請求項20に記載のブラッシング装置(11)。 23. フェルト(44)を有する前記ワックス塗布器(40)からワックスを 与えることができ、前記フェルト(44)は、高速で回転し、摩擦力があるため に、前記フェルト(44)は加熱され、ワックスは前記靴に浸透することができ るので、前記フェルト(44)と接触している靴に前記フェルト(44)からワ ックスを与えることができる、請求項20に記載のブラッシング装置(11)。 24. 前記モジュール単位(8)が、2つまたは3つの車(46)を有する少 なくとも1つのサンドベルト(29)を備え、前記車(46)は、みがかれるべ き靴の大きさに相当する直径を有し、サンドベルトは、みがかれるべき靴の大き さに相当する70ミリメートルの幅を有する、 請求項1に記載の仕上げ機(1)で用いられるサンドベルト(29)。 25. 前記サンドベルト(29)は、サンドベルト(29)の左側および右側 に、車(46)の湾曲した領域(29.1)においてかつ金属板(47)の平坦 な領域(29.2)において靴に完全にアクセスできるようなスペースが十分に あるように、小型化された細工台(9)に配置される、請求項24に記載のサン ドベルト(29)。
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