JPH09502214A - 高い見掛け密度を有する噴霧乾燥顆粒 - Google Patents

高い見掛け密度を有する噴霧乾燥顆粒

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JPH09502214A
JPH09502214A JP7508336A JP50833694A JPH09502214A JP H09502214 A JPH09502214 A JP H09502214A JP 7508336 A JP7508336 A JP 7508336A JP 50833694 A JP50833694 A JP 50833694A JP H09502214 A JPH09502214 A JP H09502214A
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JP7508336A
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メルツ、トーマス
ヴィルムス、エルマール
デゥ・ヨング、クリス
Original Assignee
ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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Abstract

(57)【要約】 家庭用および工業用の洗浄剤もしくは清浄剤としてまたはそれらの成分として適した噴霧乾燥顆粒は、550g/L未満の見掛密度を有し、1〜30重量%の非イオン界面活性剤を含有するが、1重量%未満の陰イオン界面活性剤および0.2重量%未満の石鹸を含有する。これらの見掛密度を増大させるために、糖酸または糖酸の塩を加える。該糖酸またはその塩の使用は同時にスラリーの粘度を低下させ、従って、より濃縮されたスラリーを噴霧することができ、エネルギー消費の増加を伴うことなく噴霧塔プラントの運転効率を増大させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 高い見掛け密度を有する噴霧乾燥顆粒 本発明は、洗浄剤もしくは清浄用組成物として、または洗浄剤もしくは清浄用 組成物において使用するのに特に適し、かつ、少なくとも700g/Lの見掛密 度を有する噴霧乾燥顆粒、およびこれらの重い顆粒を製造するための噴霧乾燥法 に関する。 配合に依存して、膨張した、即ち多孔性の顆粒が一般に形成される通常の噴霧 乾燥によって、約600〜650g/Lの見掛密度が得られうることが広く知ら れている。これらの多孔性顆粒を非イオン界面活性剤とともに噴霧することによ って(この場合には、顆粒の孔が充填される)、またはこれらに微粒子粉末(例え ば、ゼオライト粉末)をふりかけることによって、見掛密度の一層の増加を得る ことができる。 欧州特許出願 EP-A-0 120 492は、上記の後処理なしで少なくとも550〜8 00g/Lの見掛密度に達する特別の噴霧乾燥顆粒を開示している。これらの顆 粒は、平均して3〜20個のエチレンオキシド基および12〜24個の炭素原子 を含むエトキシル化アルコールを含有する。このように高い見掛密度を達成する ためには、これら顆粒中の陰イオン界面活性剤の含量が1重量%未満であり、石 鹸の含量が0.2重量%未満であることが必須である。この理由は、少量のこの ような添加剤が、噴霧乾燥中に顆粒の膨張を導き、従って目的とする高い見掛密 度の低下を導き、そして顆粒の流れ特性の悪化を導くためである。これら顆粒は 、55〜35重量%の水(吸着によって結合した水または水和物としての水を含 む)を含むスラリーを噴霧する方法によって製造される。しかし、この含水量は 42重量%より低いものでないことが好ましい。これは、より低い含水量がスラ リー粘度の大きな増加を導き、トルエン、キシレンまたはクメンスルホネートな どの減粘剤の添加を必要とするためである。操作条件下では多くとも15,00 0mPasまでのスラリー粘度が許容されると考えられる。 本発明が指向する課題は、エネルギーの観点からより好ましい噴霧乾燥法を提 供すること、および噴霧乾燥塔の運転効率の増加、従って同じエネルギー消費に 対する既存設備の能力の増加を得ることであった。この目的に対しては、比較的 高い濃度のスラリーを噴霧することもできるはずである。しかし、これらのスラ リーは、これらをもはや噴霧できないほど高い粘度を有するべきではない。さら に、通常の減粘剤としてのトルエン、キシレンまたはクメンスルホネートなどの 添加剤を必要としないであろう。 ここに、スラリーが、洗浄剤または清浄用組成物の既知成分であるある種の添 加物質(ここで、これら物質は特に共ビルダーとして使用される)を含有している ときには、比較的高い濃度のスラリーを通常の噴霧乾燥塔において噴霧させうる ことを見い出した。 即ち、第1の態様において、本発明は、特に洗浄剤もしくは清浄用組成物とし てまたはそれらの成分として使用しうる噴霧乾燥顆粒であって、非イオン界面活 性剤を1〜30重量%の量で含有し、さらに糖酸または糖酸の塩を含有するが、 陰イオン界面活性剤は1重量%未満の量で、石鹸は0.2重量%未満の量で含有 し、そして少なくとも550g/Lの見掛密度を有する噴霧乾燥顆粒に関する。 好ましい顆粒は、少なくとも600g/L、好ましくは700〜1000g/L 、より好ましくは約750〜800g/Lの見掛密度を有する。本発明に関して は、高い見掛密度、より具体的には少なくとも700g/Lの見掛密度を有する 噴霧乾燥顆粒を、噴霧乾燥法のみによって製造する。さらに大きな緊密化効果を 有することもある混合および/または顆粒化または押出し過程における顆粒の使 用、微粒子粉末のふりかけ、またはワックス様成分(例えば、非イオン界面活性 剤)への液体の含浸などの後処理は除外されるものでは決してないが、本発明に とって必須ではない。即ち、見掛密度のデータは、常に、噴霧乾燥によって得ら れる基本の顆粒に対するものである。 本発明の顆粒は、通常の陰イオン界面活性剤および石鹸を実質的に含まない。 これらの陰イオン界面活性剤含量は1重量%未満であり、石鹸含量は0.2重量 %未満である。好ましい噴霧乾燥顆粒は、陰イオン界面活性剤および/または石 鹸を全く含まない。 対照的に、本顆粒の非イオン界面活性剤含量は、好ましくは2〜25重量%で あり、より好ましくは5〜20重量%である。好ましい非イオン界面活性剤はア ルコキシル化された、有利には液体のエトキシル化された、より具体的には第1 アルコールであり、好ましくは8〜24個の炭素原子、より好ましくは8〜18 個の炭素原子、およびアルコール1モルあたりに平均で1〜80モルのエチレン オキシド(EO)を含むアルコールである。ここで、このアルコール基は、線状も しくは好ましくは2−メチル分岐したものであってよく、また、オキソアルコー ル基に通常存在する線状およびメチル分岐した基の混合物を含有していてよい。 しかし、12〜18個の炭素原子を有する天然起源のアルコール(例えば、ココ ヤシ油、ヤシ種油、獣脂またはオレイルアルコール)の線状基、およびアルコー ル1モルあたりに平均で2〜8個のEOを含むアルコールのエトキシル化物が特 に好ましい。好ましいエトキシル化アルコールには、例えば、3EOもしくは4 EOを含有するC12〜C14アルコール、7EOを含有するC9〜C11アルコール 、3EO、5EO、7EOもしくは8EOを含有するC13〜C15アルコール、3 EO、5EOもしくは7EOを含有するC12〜C18アルコールおよびこれらの混 合物、例えば、3EOを含有するC12〜C14アルコールと5EOを含有するC12 〜C18アルコールの混合物が含まれる。表示したエトキシル化の程度は統計学的 平均値であり、特定の生成物に対して整数または端数であってよい。他の好まし い非イオン界面活性剤は、特に、11EO、14EO、25EO、30EOまた は40EOを含有する獣脂脂肪アルコールである。未反応アルコールおよびエト キシル化度の低いアルコールの蒸気揮発性によって生じる、エトキシル化アルコ ールの噴霧乾燥に付随する周知のプルーム化(pluming)の問題のゆえに、好まし く使用されるエトキシル化脂肪アルコールは分子中に平均で少なくとも5つのE O基を含有する。また、同じ理由で、好ましいアルコールのエトキシル化物は狭 い同族体分布(狭い範囲のエトキシル化物、NRE)を有する。5〜25EOを含 有する獣脂アルコールまたはC12〜C18脂肪アルコール、好ましくは5EOおよ び/または7EOおよび25EOを含有する脂肪アルコールの混合物または5E O および14EOを含有する脂肪アルコールの混合物が特に好ましい。 また、適したアルコキシル化アルコールは、プロポキシル化されているか、ま たはエトキシル化およびプロポキシル化の両方が為されていてもよい。しかし、 本発明によれば、より良好な得られる生成物の性質のゆえに、エトキシル化され たアルコールだけを用いるのが好ましい。顆粒中のエトキシル化脂肪アルコール (特に、5〜25EOを含有する獣脂アルコール)の含量は、具体的には10〜1 5重量%である。 さらに、一般式: RO(G)x [式中、Rは8〜22個の炭素原子、好ましくは12〜18個の炭素原子を含む 第1級の線状またはメチル分岐した、より具体的には2−メチル分岐した脂肪族 基であり、Gは5または6個の炭素原子を含む単糖単位、好ましくはグルコース を表す] に対応するアルキルグリコシドを、追加の非イオン界面活性剤として用いること もできる。モノグリコシドとオリゴグリコシドの分布を示すオリゴマー化度xは 1〜10の数であり、好ましくは1.2〜1.4である。 唯一の非イオン界面活性剤として、または他の界面活性剤、より具体的にはア ルコキシル化脂肪アルコールと組合せて使用される別種類の好ましい非イオン界 面活性剤は、アルコキシル化された、好ましくはエトキシル化されたかまたはエ トキシル化およびプロポキシル化された脂肪酸アルキルエステル(好ましくはア ルキル鎖に1〜4個の炭素原子を含む)、より具体的には、例えば日本特許出願J P 58/217598に記載されている脂肪酸メチルエステルまたは国際特許出願 WO-A-9 0/13533に記載されている方法によって好ましく製造されるエステルである。 また、アミンオキシド型の非イオン界面活性剤、例えばN−ココヤシアルキル −N,N−ジメチルアミンオキシドおよびN−獣脂アルキル−N,N−ジヒドロキ シエチルアミンオキシド、および脂肪酸アルカノールアミドも適した非イオン界 面活性剤である。これらの非イオン界面活性剤が使用される量は、好ましくはエ トキシル化脂肪アルコールが使用される量を越えることはなく、より好ましくは その量の半分を越えることはない。 他の適した界面活性剤は、式(I): [式中、R2COは6〜22個の炭素原子を含む脂肪族アシル基であり、R3は水 素、1〜4個の炭素原子を含むアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、そ して[Z]は3〜10個の炭素原子および3〜10個のヒドロキシル基を含む直鎖 または分岐鎖のポリヒドロキシアルキル基である] に対応するポリヒドロキシ脂肪酸アミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは 、通常、アンモニア、アルキルアミンまたはアルカノールアミンによる還元糖の 還元的アミノ化とそれに続く脂肪酸、脂肪酸アルキルエステルまたは脂肪酸クロ リドによるアシル化によって得ることができる既知物質である。 本顆粒は、糖酸または糖酸の塩として、好ましくは4〜6個の炭素原子を含み 、カルボキシル基またはケト基を持たないそれぞれの炭素原子がヒドロキシ基を 保持するポリヒドロキシモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸塩 、および/または4〜6個の炭素原子および分子あたりに少なくとも2個のヒド ロキシ基を含むポリヒドロキシジカルボン酸またはポリヒドロキシジカルボン酸 塩、またはこれらの酸および塩の混合物を含有する。分子あたりに1つのケト基 を含むポリヒドロキシモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸塩、 好ましくはラクトンが形成される。好ましいポリヒドロキシモノカルボン酸また はポリヒドロキシモノカルボン酸塩は、4〜6個の炭素原子を含み、カルボキシ ル基またはケト基を持たないそれぞれの炭素原子のところにヒドロキシ基を保持 するものである。4個の炭素原子と3個のヒドロキシ基、5個の炭素原子と4個 のヒドロキシ基、および6個の炭素原子と4または5個のヒドロキシ基を含むポ リヒドロキシモノカルボン酸およびポリヒドロキシモノカルボン酸塩が特に好ま しい。特に好都合な性質は、6個の炭素原子と5個のヒドロキシ基を含むポリヒ ドロキシモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸塩、例えばD−グ ルコン 酸(マルトン酸またはデキストロン酸としても知られる)またはその塩、ならびに 、6個の炭素原子、1つのケト基および4個のヒドロキシ基を含むポリヒドロキ シモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸塩、例えばL−アスコル ビン酸(ラクトンとしても存在する)およびL−アスコルビン酸塩によって示され る。酸および/または塩の混合物を用いてもよく、これら塩はナトリウムまたは カリウム塩であるのが好ましい。しかし、4〜6個の炭素原子を含み、カルボキ シル基を持たないそれぞれの炭素原子のところにヒドロキシ基を保持するポリヒ ドロキシジカルボン酸またはポリヒドロキシジカルボン酸塩も好ましい。即ち、 4個の炭素原子と2個のヒドロキシ基を含むポリヒドロキシジカルボン酸および ポリヒドロキシジカルボン酸塩、例えば酒石酸および酒石酸塩、および6個の炭 素原子と4個のヒドロキシ基を含むもの、例えばガラクタル酸(ムチン酸として も知られる)およびガラクタル酸塩およびグルカル酸(糖酸としても知られる)お よびグルカル酸塩が特に好ましい。また、酸、モノ塩および/またはジ塩の混合 物も用いることができる。これら塩は、ナトリウムまたはカリウム塩の形態で用 いるのが好ましい。即ち、特に有利なポリヒドロキシジカルボン酸の塩には、酒 石酸、ガラクタル酸およびD−グルカル酸のモノナトリウムおよびジナトリウム 塩ならびにモノカリウムおよびジカリウム塩が含まれる。 噴霧乾燥顆粒中の糖酸、好ましくは糖酸の塩の含量は、好ましくは0.2〜2 0重量%であり、より好ましくは0.5〜15重量%である。1〜10重量%、 有利には2〜5重量%のグルコン酸、グルコン酸塩またはこれらの混合物を含有 する噴霧乾燥顆粒が特に好ましい。 本発明の顆粒は、洗浄剤または清浄用組成物において通常使用される他の成分 を含有していてもよい。家庭用洗浄剤として、または家庭用洗浄剤もしくは業務 用洗浄剤の成分として使用される好ましい顆粒は、無機または無機および有機ビ ルダーを含有しているのが好ましい。無機ビルダーには、特にリン酸塩、より具 体的には既知のトリポリリン酸塩、およびゼオライトが含まれる。 使用される、結合水を含む微結晶合成ゼオライトは、洗浄剤品質のゼオライト NaAであるのが好ましい。しかし、ゼオライトNaX、ゼオライトPおよびNa A、NaXおよび所望によるPの混合物も適している。このゼオライトは噴霧乾 燥粉末の形態で使用することができるが、その製造時からなお湿っている未乾燥 の安定化懸濁液の形態でも有利に用いることができる。ゼオライトを懸濁液の形 態で用いる場合には、この懸濁液は安定剤として少量の非イオン界面活性剤、例 えばゼオライト基準で1〜3重量%の2〜5個のエチレンオキシド基を含むエト キシル化C12〜C18脂肪アルコール、4〜5個のEOを含むC12〜C14脂肪アル コールまたはエトキシル化イソトリデカノールを含有していてよい。適当なゼオ ライトは10μm未満の平均粒子サイズ[体積分布;コールター・カウンター(Cou lter Counter)法で測定]を持ち、好ましくは18〜22重量%、より好ましくは 20〜22重量%の結合水を含有する。 ゼオライトの適当な代用物質または部分代用物質は、天然および合成起源の層 状シリケートである。対応する層状シリケートは、例えば、特許出願 DE-B-23 3 4 899、EP-A-0 026 529およびDE-A-35 26 405から既知である。しかし、これら の適切性は特定の組成または構造式に限定はされない。しかし、スメクタイト(s mectite)、特にベントナイトが好ましい。 噴霧乾燥顆粒のリン酸塩および/またはゼオライト含量は、水を含まない活性 物質を基準に、好ましくは20〜60重量%、より好ましくは20〜50重量% である。特にリン酸塩とゼオライトを用いるときには、20〜25重量%の少な い量を用いるのが有利である。 糖酸またはその塩に加えて用いることができる有用な有機ビルダーは、例えば ポリカルボン酸(そのナトリウム塩の形態で用いるのが好ましい)、例えばクエン 酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、アミノカルボン酸、ニトリロトリ酢酸 (NTA)(これらの使用が環境上の理由で問題とならないとき)、およびこれらの 混合物である。好ましい塩は、ポリカルボン酸、例えばクエン酸、アジピン酸、 コハク酸、グルタル酸およびこれらの混合物の塩である。 適当なポリマー型のポリカルボン酸塩は、例えばポリアクリル酸またはポリメ タクリル酸のナトリウム塩、例えば800〜150,000の相対分子量(酸を基 準に)を有する塩である。適当なコポリマー型のポリカルボン酸塩は、特にアク リル酸とメタクリル酸のもの、およびアクリル酸またはメタクリル酸とマレイン 酸のものである。50〜90重量%のアクリル酸と50〜10重量%のマレイン 酸を含むアクリル酸とマレイン酸のコポリマーが特に適していることがわかった 。遊離の酸を基準にしたこれらの相対分子量は、通常は5,000〜200,00 0の範囲内であり、好ましくは10,000〜120,000の範囲内であり、よ り好ましくは50,000〜100,000の範囲内である。 (コ)ポリマー型のポリカルボン酸塩は粉末形態または水性溶液形態で用いるこ とができるが、20〜55重量%の水性溶液が好ましい。 他の適当なビルダーはポリアセタールであり、これは、例えば欧州特許出願 E P-A-0 280 223に記載されているように、5〜7個の炭素原子と少なくとも3個 のヒドロキシル基を含むポリオールカルボン酸とジアルデヒドとの反応によって 得ることができる。好ましいポリアセタールは、グリオキサール、グルタルアル デヒド、テレフタルアルデヒドおよびこれらの混合物などのジアルデヒドから、 およびグルコン酸および/またはグルコヘプトン酸などのポリオールカルボン酸 から得られる。 他の適当な顆粒成分は水溶性の無機塩、例えば炭酸水素塩、炭酸塩、無定形ケ イ酸塩またはこれらの混合物である。アルカリ金属炭酸塩および無定形アルカリ 金属ケイ酸塩、特に1:1〜1:4.5、好ましくは1:2〜1:3.5のNa2O とSiO2のモル比を有するケイ酸ナトリウムが特に好ましい。顆粒の炭酸ナトリ ム含量は、この顆粒が家庭で使用されるときには、20重量%までが好ましく、 そして5〜15重量%が有利であり、業務用に使用するためには、好ましくは5 0重量%まで、より好ましくは45重量%まで増加させてよい。顆粒のケイ酸ナ トリウム含量は、通常は10重量%まで、好ましくは2〜8重量%であり、多く とも3重量%のケイ酸塩の量がゼオライトを含有する顆粒に対して好ましい。 先のドイツ特許出願 P 43 19 578.4の教示によれば、アルカリ金属炭酸塩は、 2〜11個の炭素原子および所望により別のカルボキシルおよび/またはアミノ 基を含むイオウ不含のアミノ酸および/またはその塩によって置換することもで きる。本発明によれば、アルカリ金属炭酸塩は、グリシンまたはグリシネートに よって部分的または完全に置換されているのが好ましい。 顆粒中に存在していてよい他の洗浄剤成分には、再付着抑制剤、起泡抑制剤、 光学増白剤、酵素、織物柔軟剤、染料および芳香剤および中性塩、例えばナトリ ウムまたはカリウム塩の形態の硫酸塩および塩化物が含まれる。 顆粒を機械洗浄過程で用いるときには、これに通常の起泡抑制剤を添加するの が有利であろう。適当な起泡抑制剤は、例えばC18〜C24脂肪酸の含有率の高い 天然または合成起源の石鹸である。適当な非表面活性な起泡抑制剤は、例えば有 機ポリシロキサンおよびそれと微細な所望によりシラン化されたシリカとの混合 物およびパラフィン、ワックス、微結晶ワックスおよびそれとシラン化シリカま たはビス-ステアリルエチレンジアミンとの混合物である。また、異なる起泡抑 制剤の混合物、例えばシリコーン、パラフィンまたはワックスの混合物を使用す るもの有利である。 例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホネートおよびジエチレント リアミン ペンタメチレン ホスホネートの、中性に作用するナトリウム塩を、ポ リホスホン酸の塩として、0.1〜1.5重量%の量で用いるのが好ましい。 適当な酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびこれ らの混合物からなる群からの酵素である。バシラス・サブチリス(Bacillus subt ilis)、バシラス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)およびストレプ トマイセス・グリセウス(Streptomyces griseus)などの細菌株または菌類から得 られる酵素が特に適している。スブチリシン型のプロテアーゼ、特にバシラス・ レンタス(Bacillus lentus)から得られるプロテアーゼを用いるのが好ましい。 酵素混合物、例えば、プロテアーゼとアミラーゼの、プロテアーゼとリパーゼの 、プロテアーゼとセルラーゼの、セルラーゼとリパーゼの、プロテアーゼ、アミ ラーゼとリパーゼの、プロテアーゼ、リパーゼとセルラーゼの混合物、特にセル ラーゼを含む混合物が特に重要である。また、オキシダーゼおよびペルオキシダ ーゼが、一部の場合に適していることがわかった。酵素、酵素混合物または酵素 顆粒の含有率は、例えば約0.1〜5重量%、好ましくは0.1〜約2重量%であ ってよい。 再付着抑制剤の機能は、液中に浮遊させた繊維から汚れを分離させたままにし 、こうして、しみを防止することである。適当な再付着抑制剤は、水溶性の通常 は有機のコロイド、例えば、ポリマーカルボン酸の水溶性塩、のり、ゼラチン、 デンプンもしくはセルロースのエーテルカルボン酸もしくはエーテルスルホン酸 の塩、またはセルロースもしくはデンプンの酸性硫酸エステルの塩である。また 、酸性基を含有する水溶性ポリアミドもこの目的に適している。他の適当な再付 着抑制剤は、可溶性デンプン調製物および上記以外の他のデンプン産物、例えば 、減成デンプン、アルデヒドデンプンなどである。また、ポリビニルピロリドン を用いることもできる。しかし、セルロースエーテル、例えばカルボキシメチル セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、および混合エ ーテル、例えばメチル ヒドロキシエチル セルロース、メチル ヒドロキシプロ ピル セルロース、メチル カルボキシメチル セルロースおよびこれらの混合物 、およびポリビニルピロリドンを用いるのが好ましい。 本顆粒は、光学増白剤として、ジアミノスチルベン ジスルホン酸の誘導体ま たはそのアルカリ金属塩を含有することができる。適当な光学増白剤は、例えば 、4,4'−ビス−(2−アニリノ−4−モルフィリノ−1,3,5−トリアジニル −6−アミノ)−スチルベン−2,2'−ジスルホン酸の塩、またはモルホリノ基 の代わりにジエタノールアミノ基、メチルアミノ基、アニリノ基もしくは2−メ トキシエチルアミノ基を含有する類似構造の化合物である。また、置換ジフェニ ルスチリル型の増白剤、例えば、4,4'−ビス−(2−スルホスチリル)−ジフェ ニル、4,4'−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリル)−ジフェニルまたは4 −(4−クロロスチリル)−4'−(2−スルホスチリル)−ジフェニルのアルカリ 金属塩も存在することができる。上記の増白剤の混合物も用いることができる。 しかし、本発明の1つの好ましい態様においては、漂白剤、漂白活性化剤およ び酵素を含まずに、および所望により起泡抑制剤を含まずに噴霧乾燥顆粒を製造 する。これらの家庭用洗浄剤の標準的な成分は、粗原料として、または予め調製 したコンパウンドの形態で噴霧乾燥顆粒と後に好都合に混合することができる。 本発明の別の好ましい態様においては、噴霧乾燥顆粒を、業務用洗浄剤の製造 のための基本顆粒として用いる。この場合、これらを例えばメタシリケートなど のアルカリ物質と混合することができる。 家庭用または業務用洗浄剤中の噴霧乾燥顆粒の含有率は、好ましくは40〜9 0重量%であり、より好ましくは50〜85重量%てある。 また、本発明は、噴霧乾燥顆粒の製造方法、より具体的には、特に洗浄剤もし くは清浄用組成物として、またはそれらの成分として用いることができる本発明 の上記顆粒の製造方法に関する。製造は、35重量%未満の水を含むスラリーの 噴霧乾燥によって行う。操作条件下でのスラリーの粘度は、塔中のスラリーの安 全な加工を確実にするために15,000mPasを越えるべきではない。本発明に よれば、スラリーの含水量をさらに減少させることができ、従って減少させるの が好ましい。即ち、多くとも30重量%、好ましくは15〜30重量%、より好 ましくは15〜25重量%の含水量が好ましい。本発明の別の好ましい態様は、 操作条件下で12,000mPas未満、より具体的には5,000〜10,000m Pasの範囲内の粘度を有するスラリーの使用を特徴とする。相当するスラリーは 、該スラリーが本発明に係るポリヒドロキシモノカルボン酸もしくはその塩、ポ リヒドロキシジカルボン酸もしくはその塩、またはこれらのモノおよび/または ジ化合物の混合物を表示した量で含有しているときに得られる。しかし、ポリヒ ドロキシモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸の塩を使用するの が好ましく、グルコン酸および特にグルコン酸塩が特に好ましい。これら糖酸、 特に糖酸の塩を、固体の形態または水性溶液の形態で、例えば60〜80重量% の水性溶液の形態でスラリー中に導入することができる。 このように製造した顆粒の見掛密度は、広い範囲内で変化することができる。 専門家なら、比較的軽い顆粒を導く噴霧乾燥法および比較的重い顆粒を導く乾燥 法におけるこれらパラメーターの変化を知っている。例えば、550g/Lおよ びそれ以上の見掛密度を有する顆粒を製造することができる。しかし、700〜 1000g/L、より具体的には750〜800g/Lのオーダーの見掛密度を、 この噴霧乾燥法において達成するのが好ましい。これらの見掛密度は、通常の噴 霧乾燥塔において容易に達成することができる。 この方法は、同じエネルギー消費に対する噴霧乾燥塔の運転効率レベルおよび 能力を増大させながら(20%およびそれ以上の運転効率の増大が可能である)、 同時に高濃縮されたスラリー(従来技術に比べて10%またはそれ以上の濃縮が 可能である)の加工可能性を確保するという課題を解決するだけでなく、トリポ リリン酸塩を含有する顆粒の噴霧乾燥における一層高度なリン酸塩の保持をも達 成する。これは、例えば、スラリー粘度の低下が塔入口温度の低下(より低いエ ネルギー消費)をも可能にし、これによりトリポリリン酸塩の分解を抑制すると いうことによって説明することができる。即ち、これは、基本的な洗浄効果が低 下することなく、保持度の増大によって、より少ない量のリン酸塩を使用しうる ことを意味する。 しかし、別の重要な利点は、噴霧乾燥顆粒の見掛密度の増加にあり、これによ って、さらに緊密にする手段(例えば、圧縮顆粒化)がほとんど不要になることで ある。これの利点は、均一な易流動性の重いがほこりの少ない顆粒が得られるこ とである。塔入口温度を低下させうることは、周知のプルーム化(逃散した脂肪 アルコールエトキシレートに起因する煙のプルーム)の問題がより低い温度で減 少するので、使用者が噴霧乾燥顆粒中に一層高い割合のエトキシル化脂肪アルコ ールを導入することを可能にする。 実施例 比較例C1 以下に示す組成を有する顆粒C1を、噴霧乾燥によって製造した: 獣脂脂肪アルコール・5EO 7 重量% 獣脂脂肪アルコール・14EO 7 重量% 炭酸ナトリウム 41 重量% トリポリリン酸ナトリウム 31.5 重量% ケイ酸ナトリウム(Na2O:SiO2 1:3.0) 4.5 重量% カルボキシメチルセルロース(CMC) およびメチルセルロース(MC) 0.9 重量% 光学増白剤 0.2 重量% 1−ヒドロキシエタン−1,1− ジホスホネート(HEDP) 0.35重量% 水 100 重量%まで 比較例C1においては、スラリー濃度は69.3重量%であり、操作条件下で の粘度は7500mPasであった。見掛密度は567g/Lであった。 実施例M1/1 比較例を繰り返した。噴霧乾燥塔の操作条件は変更を加えることなくC1のよ うに設定し、噴霧乾燥顆粒を基準に2重量%の固体形態(100重量%)のグルコ ン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いた。スラリー濃度は69.3重 量%のままであり、操作条件下での粘度は5300mPasであった。噴霧乾燥顆 粒M1/1の見掛密度は631g/Lであった。 実施例2 比較顆粒C2および本発明の顆粒M2/1〜M2/6 上記のC1と同一組成を有する比較顆粒C2を、69.8重量%のスラリーの 噴霧乾燥によって製造した。操作条件下でのこのスラリーの粘度は再び7500 mPasであり、見掛密度は570g/Lであった。 M2/1: 噴霧乾燥顆粒を基準に0.7重量%のグルコン酸ナトリウムを炭酸ナ トリウムの代わりに用いて実施例を繰り返した。グルコン酸塩は、 70重量%水溶液の形態でスラリー中に導入した。操作条件下での スラリーの粘度は6300mPasであった。噴霧乾燥顆粒の見掛密度 は590g/Lであった。 M2/2: 噴霧乾燥顆粒を基準に1.4重量%のグルコン酸ナトリウムを炭酸ナ トリウムの代わりに用いて実施例を繰り返した。グルコン酸塩は、 70重量%水溶液の形態でスラリー中に導入した。操作条件下での スラリーの粘度は5300mPasであった。噴霧乾燥顆粒の見掛密度 は617g/Lであった。 M2/3: 噴霧乾燥顆粒を基準に2.8重量%のグルコン酸ナトリウムを炭酸ナ トリウムの代わりに用いて実施例を繰り返した。グルコン酸塩は、 70重量%水溶液の形態でスラリー中に導入した。操作条件下での スラリーの粘度は4200mPasであった。噴霧乾燥顆粒の見掛密度 は639g/Lであった。 M2/4: 70.1重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に1重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリーの粘度は6500mPasであ った。この噴霧乾燥顆粒は643g/Lの見掛密度を有していた。 M2/5: 70.4重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に2重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリーの粘度は5300mPasであ った。この噴霧乾燥顆粒は657g/Lの見掛密度を有していた。 M2/6: 71.0重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に4重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリーの粘度は5000mPasであ っ た。この噴霧乾燥顆粒は682g/Lの見掛密度を有していた。 実施例3 比較顆粒C3および本発明の顆粒M3/1〜M3/2 C1およびC2と同一組成を有する比較顆粒C3を、72.9重量%のスラリ ーの噴霧乾燥によって製造した。しかし、操作条件下での粘度は20,000mP asよりかなり高かった。 M3/1: 73.4重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に2重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリーの粘度は8000mPasであ った。この噴霧乾燥顆粒は706g/Lの見掛密度を有していた。 M3/2: 74.0重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に4重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリーの粘度は7000mPasであ った。この噴霧乾燥顆粒は742g/Lの見掛密度を有していた。 実施例4 比較顆粒C4および本発明の顆粒M4/1〜M4/4 C1〜C3と同一組成を有する比較顆粒C4を、74.6重量%のスラリーの 噴霧乾燥によって製造しようとした。操作条件下での粘度は測定不能であり、ス ラリーを撹拌することができなかった。 M4/1: 75.1重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に2重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いて実施例を繰 り返した。グルコン酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー 中に導入した。操作条件下でのスラリー粘度は11,500mPasで あった。この噴霧乾燥顆粒は758g/Lの見掛密度を有していた。 M4/2: 75.6重量%のスラリーおよび噴霧乾燥顆粒を基準に4重量%のグ ルコン酸ナトリウムを炭酸ナトリウムの代わりに用いた。グルコン 酸塩は、固体の形態(100重量%)でスラリー中に導入した。操作 条件下でのスラリー粘度は9700mPasであった。この噴霧乾燥顆 粒は769g/Lの見掛密度を有していた。 M4/3: 噴霧乾燥顆粒を基準に2重量%のグルコン酸ナトリウムを、炭酸ナ トリウムの代わりに用いた。しかし、スラリーの濃度は75.9重量 %であり、操作条件下での粘度は12,000mPasであった。この 噴霧乾燥顆粒は762g/Lの見掛密度を有していた。 M4/4: 噴霧乾燥顆粒を基準に3重量%のグルコン酸ナトリウムを、炭酸ナ トリウムの代わりに用いた。スラリーの濃度はM4/3と同様に7 5.9重量%であったが、操作条件下でのその粘度は10,000mP asにすぎなかった。この噴霧乾燥顆粒は749g/Lの見掛密度を有 していた。 本発明のそれぞれの産物の見掛密度は、噴霧乾燥塔の通常の条件を、専門家に は周知のように普通に変化させることにより、さらに増大させることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に洗浄剤もしくは清浄用組成物としてまたはそれらの成分として使用す ることができ、非イオン界面活性剤、1重量%未満の量の陰イオン界面活性剤お よび0.2重量%未満の量の石鹸を含有し、そして少なくとも550g/Lの見掛 密度を有する噴霧乾燥顆粒であって、1〜30重量%の非イオン界面活性剤を含 有し、さらに糖酸または糖酸の塩を含有することを特徴とする噴霧乾燥顆粒。 2.少なくとも600g/L、好ましくは700〜1000g/L、より好まし くは約750〜800g/Lの見掛密度を有することを特徴とする請求項1に記 載の顆粒。 3.非イオン界面活性剤を2〜25重量%の量で、好ましくは5〜20重量% の量で、より好ましくは10〜15重量%の量で含有することを特徴とする請求 項1または2に記載の顆粒。 4.4〜6個の炭素原子を含み、カルボキシル基またはケト基を持たないそれ ぞれの炭素原子がヒドロキシ基を保持するポリヒドロキシモノカルボン酸または ポリヒドロキシモノカルボン酸塩、および/または4〜6個の炭素原子および分 子あたりに少なくとも2個のヒドロキシ基を含むポリヒドロキシジカルボン酸ま たはポリヒドロキシジカルボン酸塩、またはこれらの酸および塩の混合物を0. 2〜20重量%含有することを特徴とする請求項3に記載の顆粒。 5.0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜5 重量%のグルコン酸、グルコン酸塩またはこれらの混合物を含有することを特徴 とする請求項3または4に記載の顆粒。 6.40〜90重量%、好ましくは50〜85重量%の、請求項1〜5のいず れかに記載の噴霧乾燥顆粒の含有量を特徴とする顆粒状の家庭用洗浄剤。 7.40〜90重量%、好ましくは50〜85重量%の、請求項1〜5のいず れかに記載の噴霧乾燥顆粒の含有量を特徴とし、後に特にメタケイ酸塩を噴霧乾 燥顆粒に導入することを特徴とする顆粒状の業務用洗浄剤。 8.特に洗浄剤もしくは清浄用組成物としてまたはそれらの成分として使用す ることができる噴霧乾燥顆粒の製造方法であって、35重量%未満の水を含み、 操作条件下で多くとも15,000mPasの粘度を有するスラリーを噴霧乾燥に使 用することを特徴とする方法。 9.多くとも30重量%、好ましくは15〜30重量%、より好ましくは15 〜25重量%の含水量を有するスラリーを使用することを特徴とする請求項8に 記載の方法。 10.12,000mPas以下、好ましくは5,000〜10,000mPasの範囲 内の粘度を有するスラリーを使用することを特徴とする請求項8または9に記載 の方法。 11.4〜6個の炭素原子および分子あたりに少なくとも3個のヒドロキシ基を 含むポリヒドロキシモノカルボン酸またはポリヒドロキシモノカルボン酸塩また はこれらの酸および/または塩の混合物、および/または4〜6個の炭素原子お よび分子あたりに少なくとも2個のヒドロキシ基を含むポリヒドロキシジカルボ ン酸またはポリヒドロキシジカルボン酸塩またはこれらの酸および塩の混合物を 含有するスラリーを使用することを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の 方法。 12.4〜6個の炭素原子を含み、カルボキシル基またはケト基を持たないそれ ぞれの炭素原子がヒドロキシ基を保持するポリヒドロキシモノカルボン酸または ポリヒドロキシモノカルボン酸塩を、噴霧乾燥顆粒を基準に、0.2〜20重量 %含有するスラリーを使用することを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載 の方法。 13.噴霧乾燥顆粒を基準に0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%、 より好ましくは2〜5重量%のグルコン酸、グルコン酸塩またはこれらの混合物 を含有するスラリーを使用することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載 の方法。 14.700〜1000g/L、好ましくは約750〜800g/Lの見掛密度を 達成することを特徴とする請求項6〜13のいずれかに記載の方法。
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