JPH09501542A - 高圧放電ランプ及び斯種ランプ用の熱シールド - Google Patents

高圧放電ランプ及び斯種ランプ用の熱シールド

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JPH09501542A
JPH09501542A JP8500610A JP50061095A JPH09501542A JP H09501542 A JPH09501542 A JP H09501542A JP 8500610 A JP8500610 A JP 8500610A JP 50061095 A JP50061095 A JP 50061095A JP H09501542 A JPH09501542 A JP H09501542A
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pressure discharge
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JP8500610A
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English (en)
Inventor
パトリック フェアシュレン
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/04Electrodes; Screens; Shields
    • H01J61/045Thermic screens or reflectors

Abstract

(57)【要約】 本発明は放電管を具え、該放電管の端部を経る電流リードスルー部材を有し、且つ放電管の端部のまわりに熱シールドが設けられる高圧放電ランプに関する。本発明は高圧放電ランプに使用するのが好適な熱シールドにも関する。本発明による熱シールドは、切り込みによって離間され、且つ締付け力によって電流リードスルー部材にて支えられるタングを設けた底面を具え、前記支持位置ではタングが共通底面から離れて、放電管から遠ざかる方向に移動している。

Description

【発明の詳細な説明】 高圧放電ランプ及び斯種ランプ用の熱シールド 本発明は、放電管を具え、該放電管の端部を経る電流リードスルー部材を有し 、且つ放電管の端部のまわりに熱シールドが設けられる高圧放電ランプに関する ものである。本発明は上述したような高圧放電ランプに使用するのが好適な熱シ ールドにも関するものである。 冒頭にて述べた種類のランプはフィリップスSON−T コンフォート 40 0Wなる名称で知られている。熱シールドは、ランプの通常の動作中に放電管の 端部個所が所望な温度となるように放電管(d.t.)の熱収支に影響を及ぼす 働きをする。d.t.の端部個所の温度を以後冷却スポット温度Tkpと称し、こ の温度はランプの動作中放電管内に過剰量存在する充填成分の圧力を決定する。 従来のランプにおける熱シールドは、Nbロッドによって電流リードスルー部 材のNbブッシュに取付けられるNb細条として構成している。熱シールドは放 電管の端部を幅狭に包囲する。NbロッドはNb細条が放電管の端部に対して固 定されるようにする。 従来の熱シールドの構成の主たる欠点は、NbロッドをNb細条とNbブッシ ュとの双方に溶接してNb細条を取付けなければならないということにある。実 際上、多数のランプの製造に当り、このことは熱シールドの固定位置にかなりの ばらつきを持たらし、従ってTkpにばらつきを持たらすことになる。さらに、斯 かる熱シールドの取付けは、機械化するのが容易でない比較的労働主体の作業で ある。ブッシュ状の熱シールドが文献に提案されており、この場合には電流リー ドスルー部材をブッシュ状シールドの底部を経て突出させ、熱シールドを溶接又 はハンダ継手によって電流リードスルー部材に留めている。この構成では溶接又 はハンダ継手を単一個所にて行なうだけであるが、位置のばらつき問題は依然変 わらない。 本発明の目的は、固着位置におけるばらつきができるだけ抑えられるようにラ ンプ構造を改善する手段を提供することにある。 この目的は、冒頭にて述べたようなランプにおいて、前記熱シールドが切り込 みによって画成されるタングを設けた底面を具え、前記タングが締付け力で電流 リードスルー部材の上に支えられ、且つ共通底面を放電管から遠ざける方向に持 たらすようにしたことを特徴とする本発明によるランプにて実現される。 本発明によるランプは、熱シールドを簡単な自己止め式にて形成することによ り正確な位置付けが強力に促進され、しかもTkpのばらつきが有効に相殺される という利点を有する。熱シールドの装着は単にこのシールドを電流リードスルー 部材の上に通すだけであるから、ランプのこの部分の製造がかなり簡単となる。 実際上、これによりランプ製造過程の効率がより一層向上する。 本発明による構成の他の利点は、従来のランプに比べ、タングを設けるために 熱シールドの有効表面積が大きくなるということにある。従って、本発明による ランプでは従来の同様なランプに比べて熱シールドの高さを十分低くすることが できる。 本発明による構成は非常に頑丈で、熱シールドが放電管の端部を隙間をあけて 囲むことができる。これにより同じタイプの種々のランプにおける熱収支に及ぼ す影響を均一にする。 ランプの放電管がセラミック壁を有する場合には、熱シールドの底面に切り込 みによって離間される少なくとも3個のタングを設ける。本明細書にて言う“セ ラミック壁”とは、気密の結晶性金属酸化物(例えば、サファイア、多結晶Al23,YAG)又は金属窒化物(例えば、AlN)製の壁を意味するものとする 。本発明によるランプの好適例では、底面に相対的に対称に配列される4つのタ ングを設ける。放電管が硬質ガラス又は石英ガラス壁を有し、電流リードスルー 部材の個所にピンチが設けられている場合には、熱シールドの底面に切り込みに よって画成される2つのタングを設けるのが好適である。 本発明による高圧放電ランプに使用するのに好適な熱シールドはタングが設け られた底面を具え、これらのタングが底面に位置し、しかも切り込みによって画 成されるようにする。この場合、各タングが遊端を有し、これらの遊端が切り込 みと相俟って底面に空所の境界を形成するようにするのが有利である。このよう にすれば熱シールドを電流リードスルー部材の上に通す作業が容易となる。電流 リードスルー部材と熱シールドとの間の締付け力を所望なものとするためには、 空所の境界をタングの端部で形成する限り、この空所の境界を電流リードスルー 部材の断面よりも多少小さくする必要がある。 熱シールドに好適な材料は、特にMo,Ta,Nb,Ti,W及びZrである 。 図面の簡単な説明 図1は本発明によるランプの立面図であり; 図2は図1のランプの放電管の、熱シールドを設けた端部を示し; 図3は図1のランプに使用する熱シールドの底面図であり; 図4は図3の熱シールドの断面図である。 図1は放電管3を具えている高圧放電ランプを示し、放電管は、その端部34 ,35を貫通する電流リードスルー部材40,50を有している。放電管は、端 部にランプキャップ2を設けた外管1内に封入される。放電管には内部電極4, 5が設けられ、これらの電極間にランプの動作状態にて放電が延在する。電極4 は電流リードスルー部材40を経て電流導体8に接続され、この電流導体はラン プキャップ2の一部を形成する第1電気接点に接続されている。電極5は電流リ ードスルー部材50を経て電流導体9に接続され、この電流導体はランプキャッ プ2の第2電気接点に接続されている。放電管には、その各端部34,35のま わりに熱シールド14,15も設けられている。各熱シールド14,15は、切 り込みにより画成され、且つ締付け力で電流リードスルー部材40にて支えられ るタングを設けた底面を具えている。 図2は放電管3の端部34を詳細に示したものである。図2の参照番号140 は熱シールド14の底面を示す。タング141は締付け力で142の個所にて電 流リードスルー部材40で支えられ、共通底面140を放電管から遠ざける。 図1のランプに使用する熱シールドの底面図を示している図3から明らかなよ うに、底面140にあるタング141はいずれも切り込み143によって限定さ れ、且つ相対的に離間されている。タングの遊端142は切り込みと相俟って底 面における空所41の境界を形成する。ランプの製造時には、熱シールドを空所 41から該当する電流リードスルー部材の上に通して、タング14の遊端142 を底面140の水平面から離し、これらの遊端を電流リードスルー部材にクラン プさせることにより同時に正確な位置決めを促進させる。 図3の熱シールドの断面を示す図4から明らかなように、熱シールドは片側が 底面140で閉じられる突出部145を有している。 上述したランプの実施例は高圧ナトリウムランプであり、これは稠密に焼結し た多結晶Al23製のセラミック放電管を有し、これには多めの水銀と、多めの ナトリウムと、緩衝ガスとしてキセノンも含む充填物を入れる。このランプの定 格は400Wである。放電管の外径は12.5mmで、長さは79mmである。電極間の 離間距離は40mmである。放電管の各端部には、外径が13.35mmで、高さが5.5mm の突出部を有するMo製の熱シールドを設ける。底面には各々幅が1mmで、長さ が3.2mmの切り込みによって離間される4つのタングを設ける。タングの端部と 切り込みによって境が限定される空所の直径は3.8mmとする。放電管は各端部に 外径が4mmのNbブッシュにより形成した電流リードスルー部材を有している。 熱シールドの装着状態にて、タングの端部は底面から1.5mmの距離にわたって放 電管から離れる方向に移動している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.放電管を具え、該放電管の端部を経る電流リードスルー部材を有し、且つ放 電管の端部のまわりに熱シールドが設けられる高圧放電ランプにおいて、前記熱 シールドが切り込みによって画成されるタングを設けた底面を具え、前記タング が締付け力で電流リードスルー部材の上に支えられ、且つ共通底面を放電管から 遠ざける方向に持たらすようにしたことを特徴とする高圧放電ランプ。 2.前記放電管がセラミック壁を有し、且つ前記熱シールドの底面が切り込みに よって離間される少なくとも3個のタングを具えていることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のランプ。 3.前記放電管が前記電流リードスルー部材の個所にピンチが設けられた硬質ガ ラス又は石英ガラス壁を有し、且つ前記熱シールドの底面が切り込みによって画 成される2個のタングを具えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の ランプ。 4.請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の高圧放電ランプに使用するのが好 適な熱シールドにおいて、該熱シールドが、タングを設けた底面を具え、これら のタングが前記底面内に位置し、且つ切り込みによって画成されるようにしたこ とを特徴とする熱シールド。 5.前記各タングが遊端を有し、且つこれらの遊端が前記切り込みと相俟って前 記底面に空所の境界を形成するようにしたことを特徴とする請求の範囲第4項に 記載の熱シールド。
JP8500610A 1994-06-07 1995-05-31 高圧放電ランプ及び斯種ランプ用の熱シールド Pending JPH09501542A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP94201619.7 1994-06-07
EP94201619 1994-06-07
PCT/IB1995/000420 WO1995034090A1 (en) 1994-06-07 1995-05-31 High-pressure discharge lamp and heat shield for such a lamp

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09501542A true JPH09501542A (ja) 1997-02-10

Family

ID=8216928

Family Applications (1)

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JP8500610A Pending JPH09501542A (ja) 1994-06-07 1995-05-31 高圧放電ランプ及び斯種ランプ用の熱シールド

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US (1) US5612585A (ja)
EP (1) EP0727096B1 (ja)
JP (1) JPH09501542A (ja)
AT (1) ATE169425T1 (ja)
CA (1) CA2168954A1 (ja)
DE (1) DE69503874T2 (ja)
ES (1) ES2122599T3 (ja)
WO (1) WO1995034090A1 (ja)

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