JPH09501425A - 酸素欠乏性組織に局在する放射性金属錯体 - Google Patents

酸素欠乏性組織に局在する放射性金属錯体

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JPH09501425A JP7506288A JP50628895A JPH09501425A JP H09501425 A JPH09501425 A JP H09501425A JP 7506288 A JP7506288 A JP 7506288A JP 50628895 A JP50628895 A JP 50628895A JP H09501425 A JPH09501425 A JP H09501425A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はリガンド、例えばアルキレンアミンオキシム、特にブチレンアミンオキシム環構造に基づくリガンド、及びその放射性金属錯体に関する。本放射性金属錯体は腫瘍及び酸素欠乏性組織中に局在することができ、そしてイメージング及び放射線治療に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 酸素欠乏性組織に局在する放射性金属錯体 A 従来技術の検討 1 リガンド系 US 4615876はブリッジング基中に2〜4個の炭素を有するジアミン ジオキシム(またはビスアミノオキシム)の中性テクネチウム錯体を開示する。 安定な比較的親油性のテクネチウム錯体を形成するPnAOが強調される。Pn AOアナログ及び誘導体が、(PnAO−脂肪酸複合体(複合体)を使用した) 脳のイメージング及び心筋の代謝の研究を含む種々の放射性医薬用途のために開 示される。製造された、ブチレンでブリッジされたリガンド錯体のみが、中性で 安定でありそしてTc−PnAOよりも親油性の少ないことを示した、ペアレン トTc−BnAOであった。 Volkertら(1)(1984)は、EnAO、PnAO及びBnAOの99m Tc錯体の放射性標識及びラットの生体分布(biodistribution)を研究した。9 9m Tc−BnAOはわずかな脳取込みを示すことが見出された(30秒piでの 0.12%注入用量)が、Tc−EnAO及びTc−PnAOでは数値はそれぞ れ0.74%及び1.3%であった。結果として、続く放射性医薬の開発はPn AOリガンドに焦点を合わせ、そしてデスメチル化(desmethylated)PnAO アナログがテクネチウム脳イージング剤として特許された(US 47897 36及びUS 4818813)。 Budskyら(2)(1990)は、示されたBnAOアナログ(n=4)の 合成を概説する。従って、Tc−BnAOが最初に1984年に開示されたにも 関わらず、このリガンド系についての放射性医薬用途が記述されたことがない。 Jurissonら(3) は、n=2〜5の一連のジアミンジオキシムのテクネ チウム錯体の特徴を述べた。99Tc錯体のX線結晶構造は、EnAO及びPnA O(4)の両方がTc(V)モノクソ核をもつテクネチウム錯体を与えるが、Pe ntAOはTc(V)ジオクソ核を有することを確認した。99 Tc−BnAOは結晶図的に特徴づけられていないが、赤外データはジオクソ 核を示唆する。 Troutnerら(5)(1986)はEnAOアナログと膨張キレート環( H2 dddo)とのテクネチウム錯体を開示する。この錯体はTc−PnAOよ りも親油性が低いことが見出された。 2 ヒポキシアのイメージング 酸素欠乏性(hypoxic) 細胞に選択的に集中する放射性医薬は、それらによって 、梗塞の危険にある、潜在的に救助可能な組織の診断ができるので望ましい。イ メージングに重要な臓器は心臓及び脳を含む。ある種の腫瘍も酸素欠乏性である ことが既知であり、ヒポキシア−特異な放射性医薬が腫瘍の診断及び放射線治療 にも使用できる。ヒポキシア−選択性の放射性医薬が抹消血管の病気にも有用で ある得ることもまた考えられる。 ミソニダゾールのような放射線増感剤を含む種々のニトロ−へテロ芳香族化合 物が酸素欠乏性細胞中に捕らえられることが知られている。好ましい例は2−ニ トロイミダゾールである。18F−放射性標識及び放射性ヨウ素化されたミソニダ ゾールアナログ類がヒポキシアイメージング剤として記述され、そしてそれは12 3 I−ヨードアゾミシン アラビノサイド(IAZA)(6.7)及び18F−ミソニダ ゾール(8)を含む。 放射性医薬用イメージングとして好ましい同位体は、その入手可能性とイメー ジング特性によって99mTcである。放射性金属(例えば99mTc、186Reまた は188Re)ヒポキシア剤をデザインする従来の技術は、放射性金属リガンドと ニトロイミダゾールのようなヒポキシア−局在部分との複合体に基づく。 従って、EP 417870はジアミンジフェノールとPnAOリガンドとの ニトロイミダゾール複合体を請求する。インビトロの細胞モデル内で2:8の酸 素欠乏性/オキシック(oxic)比を有するジアミンジフェノール−ニトロイ ミダゾール複合体と99mTc錯体との錯体が開示される。EP441491 A 1は、ホウ素酸(boronic acid)部分がニトロヘテロ芳香族ヒポキシア−局在部分 で官能化(functionalize) されている、ホウ素封止トリス(ジオキシム)”BA TO”テクネチウム錯体を開示する。 EP 544412 A2は、少なくとも1つのヒポキシア−局在化部分で官 能化された、一連のジアミンジオキシム(n=2〜5)及びN22ジアミンジチ オールリガンドを請求する。このようなヒポキシア局在基はこの出願の7〜10 頁及び請求項18〜22に詳細に記述されている。記述されている局在基は広い 範囲のニトロヘテロ環を含む。これを支持する実施例は2つの特別なリガンド系 −PnAO及びBATに限定されるが、これらのリガンドのいくつかの2−及び 4−ニトロイミダゾール複合体が製造される。PnAO以外のジアミンジオキシ ムの実施例は開示されていない。 実際、EP 544412の第6〜7頁は、このようなリガンドのテクネチウ ム錯体がモノクソ核(Tc=0)を有するだけであろう予測し、そのときはTc −PentAO(n=5)がジオクソ核(3) を有することがこの分野では周知で あり、そしてTc−BnAOは同様であると考えられる(3) 。記載されたPnA O−ニトロイミダゾールのテクネチウム錯体は、種々のインビトロの選別(scree n)において、中程度のヒポキシア選択性を示す。 US 5026694は放射線増感剤として少なくとも1つのニトロヘテロ環 式リガンド(例えばニトロイミダゾール)を含む正方形平面プラチナ錯体を請求 する。酸素欠乏性腫瘍をイメージングするための99Tc(sic)、131Iまた は111Inとの錯体のような放射性標識のアイデアが開示される。しかし、テク ネチウムまたはインジウムについて、このことは二核錯体を必要とし、従って他 のキレートー放射線増感剤複合体に対して概念において違わない。 US5100885は、銅(II)錯体が放射線増感剤及び放射線保護医薬と して既知であり、そしてどちらのモードの活動が優勢であるかを予測することが 不可能であることを示す。US5100885は、放射性増感剤として二酸また はジフェノールのような二座酸素リガンドとジピリジルまたはフェナントロリン との混合リガンドCu(II)錯体を開示する。イメージングのための放射性金 属の使用は開示される、そして記載された錯体は本出願で請求されるものと完全 に異なる。 B 本発明 本発明は、酸素欠乏性細胞中に選択的に局在できる放射性金属錯体を形成する 、一定範囲のリガンドを開示する。放射性金属(例えば99mTc)ヒポキシア− ターゲティング剤を設計するためのアプローチは単に、ニトロヘテロ環、特にニ トロイミダゾールのような既知のヒポキシア−局在またはターゲティング部分の キレート複合体を製造することである。ある種のリガンド系が酸素欠乏性細胞、 すなわち複合されたターゲティング分子(例えばニトロイミダゾール)中に局在 する固有特性をもつ放射性金属錯体を形成することが、本発明の驚くべき発見で ある。さらに、これらの放射性金属錯体(特に99mTcの錯体)は、従来の技術 の錯体よりもかなり高い酸素欠乏性細胞に対する選択性を示すことが明らかにさ れた。 一面において、本発明は酸素欠乏性組織のイメージング及び放射線治療のため の放射性金属錯体を提供する。放射性金属錯体は置換または非置換のもので、こ れによってこのような錯体は腫瘍または酸素欠乏組織中に局在する固有特性を有 し、そしてここでリガンドはヒポキシア−局在部分によって置換されていない。 このリガンドは好ましくは次の構造式を有するジアミンジオキシムである: (式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成でき、 A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが-CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である)。 これらの錯体は通常中性である。放射性金属は好ましくはテクネチウム、レニ ウム、ロジウムまたはコバルトである。イメージングの目的のために、放射性金 属は好ましくはテクネチウム−99mであり、そして錯体は好ましくは式[Tc OL](Lはリガンド)を有する。 他の面において、本発明は腫瘍または酸素欠乏性組織内に局在する固有特性を 有する、次の構造を有する錯体を提供する: [式中、少なくとも1つのRは−A−R2(Aは結合基であり、R2はヒポキシア 局在化部分である)、 Yは独立してHまたはR、そして 他のR及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルである ことができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル ;第1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒ ドロキシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテリアリールであるか、または2 つのR基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、 飽和若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接 するCR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR− アミド基を形成し得る]。 記述したリガンドは腫瘍または酸素欠乏性組織内に局在する固有特性を有する が、それにもかかわらずリガンドをヒポキシア局在部分へ結合することが可能で ある。本発明の他の面において、記述したある種のリガンド(これは所望によっ てヒポキシア局在部分へ結合し得る)自体が新規化合物として、それらの放射性 金属錯体とともに請求される。ヒポキシア−局在部分、及びそれらを金属−キレ ート化部分へ結合するための技術は、参照によって本明細書中に組み込まれるW O 94/08949に記述されている。 他の面において、本発明は好ましくは凍結乾燥状態にある第1スズ還元剤と共 に、記述したリガンドを含む放射性イメージングキットであって、99mTcパー テクネテートの添加の際に放射性イメージングのための錯体を形成するのに適合 したものを提供する。 さない他の面において、本発明は定義された錯体の有効量を患者に投与するこ とを含む、患者の酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治療のための方法 を提供する。 単離灌流心臓モデル(実施例21)における酸素欠乏性細胞取込み試験は、化 合物5の従来技術の99mTc錯体のヒポキシア選択性の多くは、事実Tc−Pn AOそれ自身によることを示す。この影響は化合物I(BnAO)の99mTc錯 体についてさらに顕著に認められ、これは相当するニトロイミダゾール複合体、 すなわち99mTc−化合物IIよりも有意に大きな酸素欠乏性細胞選択性を示す 。第2のニトロイミダゾール(化合物XI)の導入はヒポキシア選択性をさらに 減じただけである。 99mTc化合物VIIと化合物XIIとの比較は、エチル基とニトロイミダゾ ール環との交換は酸素欠乏性/オキシック比及び標準化された酸素欠乏性保持に 対してほとんどまたは全く影響を有しないことを示す。 従って、放射性金属錯体の固有特性が主としてヒポキシア選択性の原因である ので、ニトロイミダゾール「ヒポキシア−局在部分」は放射性金属錯体のターゲ ティングに最小の効果を有する。ニトロイミダゾール複合体で観察された相違は おそらく錯体の親油性/親水性バランスの単純な変化に大きく起因し得る。 本発明は、ある種の放射性金属錯体が固有のバイオ還元特性を有することを示 す。すなわちそれらは哺乳類の体のヒポキシア領域内で、次に補足される(未知 の)種へ還元されて、ヒポキシア選択性の放射性医薬を与える。ある種のテクネ チウムジアミンジオキシム錯体の還元可能性の他の指標は、還元できる部分につ いての非特異化学スポット試験−亜鉛/アンモニア試験の使用である。実施例1 9aは、このような条件下で、検討したテクネチウム錯体の多くが、それらがニ トロイミダゾールを含むか含まないかに関わらず、新しい種へと還元を受けるこ とを示す(HPLCにより証明された)。PentAOリガンド及びゆえにTc (V)ジオクソ核を有する99mTc−化合物IVはZn/NH3に対して不活性の ようであり、そしてまたIPH選別において非常に小さいヒポキシア選択性を示 すことに注意することは重要である。99mTc−化合物のラジカル的に異なった 挙動は、文献の結論(3)に反して、Tc−BnAOがジオクソ核を有さず、そし てこれは錯体のバイオ還元特性にきわめて重大なことであることを示す。 EP544412 A2(実施例8a)は、99Tc−PnAO(化合物X)が レダクターゼ酵素キサンチンオキシダーゼ(XOD)によって還元されないこと を報告している。しかしこの発明は、PnAOを含む多くの99mTc−リガンド 錯体がキサンチンオキシダーゼによって還元されることを示す(実施例19bを 参照)。99Tc錯体に対して99mTc−PnAOについて観察された異なる挙動 は、おそらく分析に使用した放射性金属の濃度による。 本発明のリガンドは図1〜5及び実施例1〜17に従って合成されることがで きる。 D 試験 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチル−3−ペンタノン オキシムの 合成がここに記述される。3−(4−アミノブチル)アミノ−3−メチル−2− ブタノン オキシム、3−(5−アミノペンチル)アミノ−3−メチル−2−ブ タノン オキシム及び2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチル−1−プロ パナル オキシムが類似の方法を使用して製造された。H2dddOがSchl emperら(10)の方法によって製造された。 i) 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチル−3−ペンタノン オキシ ムの合成 1,4−ジアミノブタン(0.26g;2.9ミリモル)及びトリメチルアミ ン(0.33g;3.2ミリモル)のアセトニトリル(5mL)中の撹拌された 溶液に、2−クロロ−2−メチル−3−ニトロソペンタン(0.485g;3. 24ミルモル)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を加えた。約10分撹拌し た後、生成物が沈殿し始めた。反応混合物を一晩撹拌し、そして生成物をろ別し て真空下で乾燥して白色粉末(0.5g;86%)を得た.分析: 融点:125〜128℃ ii) 3−(4−アミノブチル)アミノ−3−メチル−2−ブタノン オキシム 分析: 融点:62〜64℃ iii) 3−(5−アミノペンチル)アミノ−3−メチル−2−ブタノンオキシ 分析: 融点:174〜176℃ iv) 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチル−1−プロパナル オキシ 分析: 融点:136〜137℃ 2−クロロ−2−メチル−3−ニトロソペンタンの合成 乾燥塩化水素ガスを、−20℃に冷却した2−メチル−2−ペンテン(20g 、237ミリモル)と亜硝酸イソ−アミル(55.67g、475ミリモル)と の混合物内に通した。反応混合物を0℃で一晩撹拌し、そして沈殿した物質を次 にろ別しそして冷(−20℃)エタノール(3×5mL)で洗った。生成物を空 気流の中で乾燥し、そしてさらに精製することなく使用した(13g、36%) 。 分析 融点:83〜85℃ N−[3−クロロ−2−(ヒドロキシイミノ)−3−メチルブチル]−2−ニト ロイミダゾールの合成 2−ニトロイミダゾール(2g、17.7ミリモル)を水酸化ナトリウム(0 .76g、19ミリモル)の水(20mL)中の溶液に加えた。溶液を室温で約 1時間撹拌し、減圧下で水を除去し、そして残留物を真空下に少なくとも約3時 間乾燥した。 上で製造した2−ニトロイミダゾールのナトリウム塩に、アセトニトリル(5 0mL)、15−クラウン−5−エーテル(3.5mL,14.3ミリモル)及 び4−ブロモ−2−メチル−ブテン(2mL、17.4ミリモル)を加えた。混 合物を室温で約16時間撹拌し、そして次に溶媒を除去して粗半固体を得、これ をシリカ上のカラムクロマトグラフィーによって精製した。中間生成物、1−( 3−メチル−2−ブテニル)−2−ニトロイミダゾール (80%収率)を、石油 エーテル(40〜60)/酢酸エチル(比がそれぞれ4:1)の混合物を使用し て溶離した。 第1工程のN−アルキル化生成物(1.0g、5.5ミリモル)を亜硝酸イソ −アミル(1.0mL、7.4ミルモル)中に室温で溶解し、そして次に氷浴( 外側温度−8℃)中で冷却した。濃塩酸(0.9mL、36%HCl)を撹拌し ながら滴加した。−20℃で一晩貯蔵する前に、反応物を約15分撹拌した。 氷酢酸(10mL)を加え、そして混合物を−20℃に約30〜35分維持し た。メタノール(10mL、冷)を加え、そして反応混合物を−15℃で約3時 間貯蔵した。これから白色沈殿が形成された。生成物を非常に迅速にろ過し、氷 冷メタノール(5mL)で洗浄し、そして次に真空下に乾燥して白色粉末の化合 物を得た。分析: 融点:94〜96℃dec. 実施例1 4,9−ジアザ−3,3,10,10−テトラメチルドデカン−2,11−ジオ ン ジオキシム(化合物I、BnAO)の合成 アルゴン入口、還流冷却器、オーバーヘッド撹拌機及び均圧滴加ロートを備え た3リットル3つ首フラスコ内にアセトニトリル(1000mL)、1,4−ジ アミノブタン(19.5g、0.23モル)及び重炭酸ナトリウム(37.2g 、0.46モル)を加えた。この混合物をアルゴン雰囲気下に周囲温度で激しく 撹拌し、不溶性の重炭酸塩のサスペンジョンを維持した。2−クロロ−2−メチ ル−3−ニトロソブタン(60g、0.46モル)をアセトニトリル(600m L)中に溶解し、そして撹拌しながら反応容器へ約15〜20分間にわたり滴加 した。添加につづいて、反応混合物をさらに1時間撹拌し、そして次に約60℃ へ30分間加熱した。反応混合物を室温まで放冷し、そして生じた白色固体(N aHCO3/NaCl及び生成物)をろ別した。望まれる生成物が熱メタノール 内に抽出され、熱ろ過され、溶液が約50%体積に濃縮され、冷却され、そして 再ろ過された。固体物質を最小限の体積の塩酸(0.1M)中に溶解し、そして 、水酸化ナトリウム(0.1M)を使用して溶液のpHをpH=11に調節する ことによって沈殿として純粋な生成物を単離した。 生成物のろ過及び乾燥の後、熱メタノールから再結晶して4,9−ジアザ−3 ,3,10,10−テトラメチルドデカン−2,11−ジオンジオキシムを白色 針(20g、30.4%)として得た。分析 : 融点:183〜186℃ 実施例2 3,3,10,10,−テトラメチル−1−(2−ニトロ−1H−イミダゾ− 1−イル−4,9−ジアザドデカン−2,11−ジオン ジオキシム(化合物I I)の合成 1−(2−ニトロ−1−イミダゾラ)−3−クロロ−3−メチルブタン−2− オン−2−モノオキシム(656mg、2.66ミリモル)の無水エタノール( 70mL)中の溶液を、3−(4−アミノブチル)−アミノ−3−メチル−2− ブタノン オキシム(500mg、2.66ミリモル)と重炭酸ナトリウム(1 g、11.97ミリモル)との、乾燥アセトニトリル(35mL)と無水エタノ ール(35mL)との混合物中のスラリーへ、約10’の間にわたり加えた。反 応混合物を約72時間撹拌し、次に溶媒を減圧下に除去した。 水(30mL)を残油に加え、そしてスラリーをHCl(2M)を使用してp H=4に酸性化し、透明な溶液を得た。水層へのNaOH(2M)の滴加の前に 、全ての有機不純物をジエチルエーテル(3×50mL)中に抽出した。pH= 10〜11で、生成物を溶液から沈殿させ、そして空気中でろ過によって単離し 、水で洗浄し、そして真空下に乾燥してクリーム色の粉末として化合物IIを得 た。分析: 融点:151〜152℃ 実施例3 4,10−ジアザ−3,3,11,11−テトラメチルトリデカン−2,12 −ジオン ジオキシム(化合物III,PentAO)の合成 この化合物は文献の方法(3)に従って製造した。分析: 融点:130〜132℃ 実施例4 3,3,11,11−テトラメチル−1−(2−ニトロ−1H−イミダゾ−1 −イル)−4,10−ジアザトリデカン−2,12−ジオン ジオキシム(化合 物IV)の合成 この化合物は、3−(4−アミノブチル)アミノ−3−メチル−2−ブタノン オキシムを3−(5−アミノペンチル)アミノ−3−メチル−2−ブタノンオ キシムに代えて、化合物IIのために使用した方法によって製造した。分析: 融点:135〜137℃ 実施例5 3,3,9,9−テトラメチル−1−(2−ニトロ−1H−イミダゾ−1−イル )−4,8−ジアザウンデカ−2,10−ジオン ジオキシム(化合物V、従来 技術)の合成 この化合物をSqibbの特許:EP544412A2(20〜21頁の実施 例1を参照)に記述される方法によって製造した。分析: 融点:146〜148℃ 実施例6 3,8−ジアザ−2,2,9,9−テトラメチルデカン−1,10−ジアル ジ オキシム(化合物VI)の合成 この化合物を2−クロロ−2−メチル−1−ニトロソプロパンを使用して公開 されたPnAOの合成9に類似した方法で製造した。分析: 融点:165〜168℃ 実施例7 3,8−ジアザ−10−(ヒドロキシイミノ)−2,2,9,9−テトラメチル ドデカナル オキシム(化合物VII)の合成 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチルプロパナル オキシム(0.5 g、2.9ミリモル)のメタノール(5mL)中の撹拌された溶液に、2−クロ ロ−2−メチル−3−ニトロソペンタン(0.44g、2.9ミリモル)のアセ トニトリル(5mL)中の溶液を加えた。反応混合物を一晩撹拌し、そして固体 をろ別し、そしてメタノールから再結晶した。真空中で乾燥した後、生成物は無 色の針を与えた(0.46g、58%)。分析: 融点:185〜188℃ 実施例8 5,10−ジアザ−4,4,11,11−テトラメチルテトラデカン−3,12 −ジオン ジオキシム(化合物VIII)の合成 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチル−3−ペンタノン オキシム( 0.2g、1ミリモル)とトリエチルアミン(0.11g、1ミリモル)とのメ タノール(5mL)中の撹拌した溶液に、2−クロロ−2−メチル−3−ニトロ ソペンタン(0.116g、1.08ミリモル)のアセトニトリル(5mL)中 の溶液に加えた。反応混合物を一晩撹拌し、そして真空中で溶媒を除去して粗生 成物を得た。この物質をメタノールに溶解し、そしてジエチルエーテルの添加に よって生成物を沈殿させた。ろ過後、生成物を真空中で乾燥し、白色粉末を得た (0.18g、58%)。分析: 融点:194〜197℃ 実施例9 4,9−ジアザ−3,3,10,10−テトラメチルトリデカン−2,11−ジ オン ジオキシム(化合物IX)の合成 3−(4−アミノブチル)アミノ−3−メチル−2−ブタノン オキシム(0 .5g、2.67ミリモル)とトリエチルアミン(0.3g、2.9ミリモル) とのメタノール(5mL)中の撹拌した溶液に、2−クロロ−2−メチル-3− ニトロソペンタン(0.43g、2.9ミリモル)のアセトニトリル(5mL) 中の溶液に加えた。反応混合物を一晩撹拌し、そして真空中で溶媒を除去して粗 生成物を得た。この物質をメタノールに溶解し、そしてジエチルエーテルの添加 によって生成物を沈殿させた。ろ過後、生成物を真空中で乾燥し、白色粉末を得 た(0.46g、57%)。 分析: 融点:190〜193℃ 実施例10 1,12−ビス(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−4,9−ジアザ−3,3, 10,10−テトラメチルドデカン−2,11−ジオン ジオキシム(化合物X I)の合成 1,4−ジアミノブタン(90mg、1ミリモル)とトリエチルアミン(20 0mg、2ミリモル)とのメタノール(10cm3)中の溶液に、1−(3−ク ロロ−3−メチル−2−ニトロソ)ブチル−2−ニトロイミダゾール(500m g、2ミリモル)のアセトニトリル(10cm3)中の溶液を滴加した。反応混 合物を48時間撹拌し、その後反応混合物をろ過した。 固体物質は1,12−ビス(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−4,9−ジア ザ−3,3,10,10−テトラメチルドデカン−2,11−ジオン ジオキシ ム(165mg、35%)であることが分かった。分析: 融点:168〜170℃ 実施例11 3,8−ジアザ−10−ヒドロキシイミノ−11−(2−ニトロ−1−イミダゾ リル)−2,2,9,9−テトラメチルウンデカナル オキシム(化合物XII )の合成 2−(4−アミノブチル)アミノ−2−メチルプロパナル オキシム(191 mg、1.1ミリモル)とトリエチルアミン(121mg、1.21ミリモル) のメタノール(10cm3)中の撹拌溶液に、1−(3−クロロ−3−メチル− 2−ニトロソ)ブチル−2−ニトロイミダゾール(300mg、1.21ミリモ ル)のアセトニトリル(10cm3)中の溶液を加えた。反応混合物を一晩撹拌 し、そして次に揮発成分を真空中で除去して黄色の半固体の物質を残した。この 生成物を次に水(10cm3)中に取り、そして不溶性の物質をろ過して除いた 。ろ液を、50:50メタノール/水での逆相HPLC溶離を使用して精製し、化合物XII を黄色の粘稠な油(40mg、10%)として得た。分析: 実施例12 4,9−ジアザ−3,10−ジメチルドデカン−2,11−ジオン ジオキ シム(化合物XIII)の合成4,9−ジアザ−3,9−ジエン−3,10−ジメチルドデカン−2,11 −ジオン ジオキシム ブタン−2,3−ジオン モノオキシム(10.11g、0.1モル)をベン ゼン(125cm3)中に溶解し、還流下に加熱した。 1,4−ジアミノブタン(3.97g、45ミリモル)のベンゼン(100c m3)中の溶液を5時間にわたって滴加し、加熱を一晩続けた。冷却するとクリ ーム色の固体が沈殿し、真空ろ過で単離し、そしてそれ以上の精製なしに使用し た(10.8g、94%)。分析: 4,9−ジアザ-3,10−ジメチルドデカン−2,11−ジオン ジオキシ ナトリウム ボロハイドライド(borohydride)(0.3g、7.85mmモル )を、撹拌された、上で製造したジイミン(2g、7.85ミリモル)の無水エ タノール(20cm3)中の前以て冷却された(氷塩)溶液に30分間にわたっ て滴加した。反応混合物をさらに2時間撹拌し、次に水(10cm3)を加え、 そして水層のpHを希HClの添加によって中性にした。溶媒を真空中で除去し て白色粉末を得た。 この物質の試料を溶離剤として水/メタノール(50:50)を使用した逆相 HPLCを使用して精製し、無色の固体を得た。分析: 融点:210℃(分解) 元素分析:C122642 予測:C 55.79、H 10.14、N 21.69 実測:C 55.72、H 10.44、N 21.18 実施例13 N,N’−ビス(4−アセチル−テトラヒドロピラン−4−イル)−1,4−ジ アミノブタン ジオキシム(化合物XIV)の合成 4−クロロ−4−(1−ニトロソエチル)テトラヒドロピラン(500mg、 2.91ミリモル)のアセトニトリル(15cm3)中の溶液に、1,4−ジア ミノブタン(120mg、1.36ミリモル)とトリエチルアミン(300mg 、2.98ミリモル)との撹拌溶液に加えた。添加すると、白色固体が反応混合 物から沈澱した。反応をさらに15分間撹拌したままにし、その後固体物質を真 空下にろ別した。メタノールから再結晶して白色粉末として生成物(150mg 、30%)を得た。分析: 融点:183℃ 実施例14 3,10−ビス(メトキシメチル)−4,9−ジアザ−1,12−ジメトキシ− 3,10−ジメチルドデカン−2,11−ジオン ジオキシム(化合物XV)の 合成 2−クロロ−2−メトキシメチル−4−メトキシ−3−ニトロソブタン(0. 19g、1.2ミリモル)のアセトニトリル(2.5mL)中の溶液を、1,4 −ジアミノブタン(44mg、0.6ミリモル)と重炭酸ナトリウム(0.25 g)とのアセトニトリル(2.5mL)中の撹拌サスペンジョンに加えた。添加 に続いて、反応混合物を還流下に約5時間加熱し、そして室温でさらに約72時 間撹拌した。 真空中で溶媒を除去した後、水(30mL)を残油に加え、スラリーをHCl (2M)を使用してpH=4に酸性化して澄明な溶液を得た。NaOH(2M) の水層への滴加の前に有機不純物をジエチルエーテル内に抽出した。pH=10 〜11において、生成物をジクロロメタン(3×50mL)中へ抽出した。ジク ロロメタン画分を合わせ、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、そして乾燥状 態にして無色の半固体を得た。 この物質の試料を次の条件を使用した逆相クロマトグラフィーによって精製し た。 カラム:PRP 1 溶媒A:H2O 溶媒B:MeCN フロー:2.5mL/分 グラディエント:15分間にわたり、0〜100%溶媒B 検出器:U.V、波長210nmに設定 保持時間:13.5分分析 実施例15 4,9−ジアザ−3,3,10,10−テトラメチルドデカン−2,11−ジオ ン ジオキシム−8−カルボン酸メチルエステル(化合物XVI) 窒素雰囲気下に撹拌した、ナトリウムエトキシド(乾燥エタノール20mL中 にNa294mg)の新たに調製した溶液に、L−オルニチン.HCl(1g、 6ミリモル)を加えた。反応混合物を約1時間室温で撹拌し、次に溶媒を真空中 で除去した。この反応から生じた遊離塩基をただちに乾燥アセトニトリル(10 mL)と乾燥エタノール(15mL)との混合物に再溶解して、撹拌した。2− クロロ−2−メチル−3−ニトロソブタン(1.58g、12ミリモル)と重炭 酸ナトリウム(4.5Meq)とのアセトニトリル中のスラリーを、遊離塩基L −オルニチン溶液に10分間にわたって滴加し、そして反応混合物を室温で約1 8時間撹拌した。 溶媒を真空中で除去した後、水(40mL)を残留物に加えた。生じたスラリ ーをHCl(2M)を使用してpH=4に酸性化して、澄明な溶液を得た。有機 不純物をジエチルエーテル中(3×50mL)に抽出した。水相をpH=11に 調節し、次に乾燥状態にした。残留物を乾燥メタノール(20mL)に再溶解し 、そして4滴のH2SO4(濃)を加えた。溶液を還流下に約4時間加熱し、室温 でさらに18時間撹拌を続けた。 溶媒の真空中での除去によって、ゴム状の残留物を得、これを逆相HPLC( 下を参照)によって精製して4,9−ジアザ−3,3,10,10−テトラメチ ルドデカン−2,11−ジオン ジオキシム−8−カルボン酸メチルエステル( 150mg)の澄明の油を得た。 HPLC系 カラム:PRP 1 溶媒A:H2O 溶媒B:MeCN フロー速度:2.5mL/分 検出器:U.V、波長210nmに設定 グラディエント:20’にわたり、0〜100%溶媒B 生成物の保持時間:4.5分分析: 実施例16 5,9−ジアザ−4,4,10,10−テトラメチルトリデカン−2,12−ジ オン ジオキシム(化合物XVII)の合成5,9−ジアザ−4,4,10,10−テトラメチルトリデカン−2,12 −ジオン ジ(O−ベンジルオキシム).2HCl 4−メチルペント−3−エン−2−オン(2g、20.4ミルモル)を撹拌し ながら1.3−ジアミノプロパン(0.74g、10ミリモル)に加えた。反応 の進行を13C NMRによってモニターし、そして20分後、反応を停止すべき と判断した。メタノール(10mL)及びO−ベンジルヒドロキシアミン塩化水 素塩(3.25g、20.4ミリモル)を、反応混合物に加えた。反応を約1時 間撹拌し、その後溶媒を真空中で除去して黄色の粘稠な物質を得た。水(20m L)を加え、生成物をジクロロメタン中に抽出した。ジクロロメタンを真空中で 除去してハネカム状の固体として粗生成物を得た。水/メタノール(95:5% )からの再結晶によって無色のプレートとして生成物を得た(3.2g、65% )。分析 融点:163〜165℃ 元素分析 C294442.2HCl.2H2O 予想:C 59.07、 H 8.55 N 9.50 実測:C 59.36、 H 8.55、 N 9.98 % 5.9−ジアザ−4,4,10,10−テトラメチルトリデカン−2,12 −ジオン ジオキシム 上で調製したO−ベンジル保護物質(200mg)のメタノール(15mL) とギ酸(5mL)中の撹拌溶液に、乾燥窒素雰囲気下に炭素上の10%パラジウ ム触媒(20mg)を加えた。この混合物を大気圧で反応が完了するまで水素化 した(約1時間)。反応混合物をガラスフリット(多孔度4)及びセライトを通 してろ過し、そして次に溶媒及び他の揮発性成分を真空中で除去し、ガラス状半 固体として生成物を本質的に定量的な収率で得た。完全に純粋な生成物であるこ とを確認するために、この物質の少量を水に溶かし、そして炭酸水素ナトリウム で処理した後に溶離剤として水/メタノール(50:50%)を使用した逆相H PLCを行った。生成物は粘稠な液体として単離された。分析 実施例17 5,10−ジアザ−4,4,11,11−テトラメチルテトラデカン−2,13 −ジオン ジオキシム(化合物XVIII)の合成5,10−ジアザ−4,4,11,11−テトラメチルテトラデカン−2, 13−ジオン ジ(O−ベンジルオキシム).2HCl この物質は、メタノール(25mL)中の4−メチルペント−3−エン−2− オン(2g、20ミリモル)、1,4−ジアミノブタン(0.9g,10ミリモ ル)及びO−ベンジルヒドロキシルアミン塩化水素塩(3.18g、20ミリモ ル)から、化合物XVIIについて前に記載したように製造した。O−ベンジル ヒドロキシルアミン塩化水素塩の添加の後、反応を一晩撹拌した。メタノールを 真空中で除去して黄色の粘稠な油を得た。水(20mL)及びジクロロメタン( 20mL)を残留物に加え、混合物を激しく振盪した。静止させると、生成物が 液体の界面から無色の針として結晶した(2.6g、47%)。分析 融点:157〜160℃ 元素分析,C304642.2HCl.2H25,10−ジアザ−4,4,11,11−テトラメチルテトラデカン−2, 13−ジオン ジオキシム メタノール(15mL)とギ酸(5mL)中の上で調製したO−ベンジル保護 物質(200mg)の撹拌した溶液に、乾燥窒素雰囲気下に炭素上の10%パラ ジウム触媒(20mg)を加えた。この混合物を大気圧で反応が完了するまで水 素化した(約1時間)。反応混合物をガラスフリット(多孔度4)及びセライト を通してろ過し、そして次に溶媒及び他の揮発性成分を真空中で除去し、無色の 半固体として生成物を本質的に定量的な収率で得た。分析 実施例18 99mTc錯体の製造 次の一般的な方法を実施例I、II、VI〜IX、及びXII〜XVで得られ たリガンドの99mTc錯体を製造するために使用した。 リガンド(1mg)を0.1M HCl(0.1mL)及び蒸留水(0.9m L)の混合物に密封バイアル中で溶解させた。リガンド溶液のpHを0.1Mの NaOHを使用してpH=8に調節し、そして0.25GBqの99mTcO4 -( 1mLジェネレーター溶出液)、酒石酸第1スズ(0.1mg/mL水溶液の0 .3mL)及び0.9%NaCl水溶液(3mL)を加えた。室温で約30’放 置した後、99mTc錯体のRCPをTLC及びHPLCで分析した。 化合物III、IV、XI、H2dddo、XVII及びXVIIIの99mTc錯 体の製造 リガンド(0.25mg)を0.1MのHCl(0.1mL)と蒸留水(0. 9mL)との混合物に密封バイアル内で溶解した。リガンド溶液のpHを0.1 MのNaOHを使用してpH=8に調節し、そして0.25GBqの99mTcO4 - (1mLジェネレーター溶出液)、酒石酸第1スズ(0.1mg/mL水溶液 の0.3mL)及び0.9%NaCl水溶液(3mL)を加えた。室温で約30 ’静置した後、99mTc錯体のRCPをTLC及びHPLCで分析した。 化合物Vの99mTc錯体の製造 密封したバイアル中でリガンド(0.2mg)をメタノール(50マイクロリ ットル)中に溶解し、そして0.25GBqの99mTcO4 -(1mLジェネレー ター溶出液)、酒石酸第1スズ(0.1mg/mL水溶液の0.1mL)及び0 .9%NaCl水溶液(4mL)を混合物に加えた。室温で約30’放置した後 、>95%の99mTc錯体が形成されたと、TLC及びHPLC(tR=9.3’ )によって判断された。分析方法: 薄層クロマトグラフィー: 50%アセトニトリル水溶液で溶離された Whatman No.1ペーパー 還元加水分解Tc=Rf 0.0 0.9%NaCl水溶液で溶離されたITLC SG 溶離のパーテクネート=Rf 1.0 %99mTc錯体=100−遊離パーテクネテート−還元加水分解Tc HPLC: Hamilton PRP-1カラム、2mL/分で溶離 グラデュエント系 100%pH=5.6 50mM 酢酸ナトリウム〜100%テトラヒドロフ ラン(17分間にわたり)実施例19 a) 塩化アンモニウム溶液中の亜鉛還元の試験 亜鉛粉末(20mg)をガラスバイアル中に量った。バイアルに蓋をし、オー バーシールしそして窒素ガスでパージした。窒素パージした(2mg/mL)塩 化アンモニウム溶液(1mL)を亜鉛粉末を含むバイアルへ加えた。 次に、1mLの99mTc−錯体調製物を還元性混合物に加え、振盪し、そして 15分間静止させた。次に混合物を0.22μmのアクロディスク(Acrodisc) フィルター通してN2を充したバイアル内にろ過した。ろ液を次にHPLCで分 析した。 この方法を使用して、陽性の結果が錯体のHPLC挙動の変化によって示され た。実際、このことは通常、HPLCにおいてオリジナルの99mTc−錯体のH PLCピークの損失及び他の新しいピーク(単数または複数)の出現を含む。99 m Tc−錯体のHPLC分布における無変化は陰性の結果であると認められた。 次のリガンドの99mTc−錯体は陽性の試験結果を与える:化合物I、II、 及びIV−X。 次のリガンドの99mTc−錯体は陰性の試験結果を与える:化合物III、及 びPentAO。 リン酸塩緩衝食塩液(PBS)中のキサンチンオキシダーゼ(XOD)及びヒポ キサンチン キサンチンオキシダーゼ(16mg)をP6バイアル内に量った。バイアルの 蓋を締め、オーバーシールし、そして窒素ガスでパージした。窒素でパージした リン酸塩緩衝食塩水(1mL)をキサンチンオキシダーゼを含むバイアルに加え た。 ヒポキサンチン(4.1mg)をP6バイアル内に量った。バイアルの蓋を締 め、オーバーシールし、そして窒素ガスでパージした。ヒポキサンチンにPBS 中のキサンチンオキシダーゼ(1mL)を加えた。 次に、1mLのリガンド溶液または1mLの99mTc−錯体調製物を還元混合 物に加え、振盪し、そしてアリコートを20分間隔で取った。 これらを実施例11a(上記)中に与えられたHPLCによって分析した。 次のリガンドの99mTc−錯体はプラスの試験結果を与えた:化合物I、II 、IV、V及びX。実施例20 ラット内の生体内分布−方法 注射後2分、1時間、及び4時間における雄ラット内の定量的な生体内分布を 検討した。 光感覚喪失下のラットに0.1mLの試験剤を静脈注射した。注射後の2、6 0及び240分において3匹のラットを犠牲にした(麻酔の後放血)。排出物及 び臓器及び組織中の、注入用量の百分率を解剖及び自動ガンマカウンター内の放 射活性についての分析によって決定した。表2は百分率注入用量として示される 数字で検討された錯体についてのデータを示す。実施例21 単離され灌流された心臓 試験モデルにおいて、初期均衡化期間に続いて、単離された(Langendorff) ラットの心臓をオキシックガス(95%O2、5%CO2)または酸素欠乏性ガス (95%N2 、5%CO2)で処理された変性クレブズ−ヘンセレイト緩衝液と 共に一定のフローで灌流した。両方の試験のために、試験剤(99mTc錯体また は123I−IAZA)の混合物、3H−ミソニダゾール及び14C−DPTAの混合 物を、20分の間灌流液にゆっくりと注入した。15分の冷緩衝液ウオッシュア ウト期間を続けた。心臓内のy活性を、心臓の上に位置するコリメートされたN aIプローブ検出器を使用してモニターした。 活性灌流液及び心臓の試料を、yカウント及び、標準の技術を使用した次の適 切なプロセッシング、β−カウントによって分析した。 灌流液の活性に対する心臓内の活性は、式Iを使用した3H−ミソニダゾール 活性(標準化された保持)に対するものと共に、それぞれの核種並びに酸素欠乏 性及びオキシックの心臓(酸素欠乏性:オキシック比)における活性についてそ れぞれの化合物について評価されたデータについて計算された。 結果 表1に結果を示す。化合物I、化合物IV及びPnAOの99mTc−錯体につ いての典型的なプローブ出力データ図を添付する。 実施例22 0.20mgの化合物I、0.04mgのメチレンジホスホン酸、0.02m gの塩化第1スズ・2水和物、2.8mgの炭酸水素ナトリウム及び4.9mg の塩化ナトリウムの凍結乾燥混合物を含む、フォームレートされた凍結乾燥キッ トを製造した。この組成物のキットを、無菌生理食塩液(0.9%w/v)中の99m Tc−パーテクネテートジェネレーターの溶出液で再構成させたとき、室温 での15分の反応時間の後で化合物Iの99mTc−錯体が≧98%の放射化学的 純度で形成された。結論 記述した、単離された、緩衝液灌流ラット心臓モデルにおいて、化合物I及び IIの99mTc−錯体のH/O比は他の99mTc試験剤及び123I−IAZAにつ いてみとめられるものよりも有意に大きい。さらに、両方の化合物についての標 準化酸素欠乏性保持は中間の値であり、99mTc−PnAOについてのものより も大きく、そしてモデル中の3Hミソニダゾール自身よりも少なくとも2倍大き く、そして123I−IAZA(ヒポキシアをイメージングするものとして既知の 放射性ヨウ素化合物)と少なくとも等しい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月18日 【補正内容】原翻訳文の請求の範囲と差し替える。 請求の範囲 1.酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治療のための放射性医薬の製 造における、置換または非置換のリガンドの放射性金属錯体の使用であって、こ こで該リガンドはいかなるヒポキシア局在部分によっても置換されていない、前 記の使用。 2.錯体が中性である、請求項1に記載の錯体の使用。 3.放射性金属がテクネチウム、レニウム、ロジウムまたはコバルトである、 請求項1または2に記載の錯体の使用。 4.式[TcOL](式中、Lはリガンド)を有する、請求項1〜3のいずれ かに記載の錯体の使用。 5.リガンドがジアミンジオキシムである、請求項1〜4のいずれかに記載の 錯体の使用。 6.ジアミンジオキシムリガンドが次のものである、請求項5に記載の錯体の 使用。 (式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成でき、 A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが−CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である)。 7.リガンドが であり、そしてY、R及びR’がHまたはC1-3アルキルであり、そして放射性 金属が99mTcである、請求項1〜6のいずれかに記載の錯体の使用。 8.リガンドが であり、放射性金属が99mTcである、請求項1〜7のいずれかに記載の錯体の 使用。 9.リガンドが であり、そしてY、R及びR’がHまたはC1-3 アルキルであり、そして放射性 金属が99mTcである、請求項1〜8のいずれかに記載の錯体の使用。 10.リガンドがPnAOであり、放射性金属が99mTcである、請求項1〜 6及び9のいずれかに記載の錯体。 11.構造式 [式中、少なくとも1つのRは−L−R2(Lは結合基であり、R2はヒポキシア 局在部分である)、 Yは独立してHまたはR、そして 他のR及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルである ことができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル ;第1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒ ドロキシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテリアリールであるか、または2 つのR基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、 飽和若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接 するCR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR− アミド基を形成し得る] を有するリガンドと放射性金属との、腫瘍または酸素欠乏性組織内に局在する固 有特性を有する放射性金属錯体。 12.次の構造式を有するリガンド: 〔式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成し得る A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが−CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である ただし、少なくとも1つのRは−A−R2(Aは結合基であり、そしてR2 は ヒポキシア局在部分である)であることができるが、次のことを条件とする: 全てのY=Hであり、かつ i)n=3のときはm=1または2 ii)n=4、m=0、(A)=(CH2)または(CHC65X)(式中X=H 、ClまたはOCH3 )、そして全てのR=CH3 のときはR’はHまたはCH3 ではなく、 iii)n=5及びm=0のときは全てのR及びR’はCH3 ではなく、 iv)(A)n=(CH22 及びR=R’=CH3 のときmは0ではなくそして (B)mはCH2 ではなく、 v)n=2のときはリガンドは1個より多くの−CONR−アミド基を含まない ]。 13.n=4である、請求項12に記載のリガンド。 14.Y=H、m=0そしてR及びR’はC1-3 アルキルである、請求項12 または請求項13に記載のリガンド。 15.次の構造式を有する、請求項12〜14のいずれかに記載のリガンド: 〔式中、全てのY=H、かつ全てのR=CH3 のときはR’はHまたはCH3 で はないことを条件として、Y、R及びR’はHまたはC1-3 アルキルである〕。 16.請求項12〜15のいずれかに記載のリガンドの放射性金属錯体。 17.放射性金属が99mTcである、請求項16に記載の錯体。 18.請求項12〜15のいずれかに記載のリガンドを含む放射性イメージン グキットであって、99mTcパーテクネテート溶液を添加して請求項17に記載 の錯体を形成するのに適合している前記のキット。 19.リガンド及び第1スズ還元剤が凍結乾燥状態で存在する、請求項18に 記載のキット。 20.患者に有効量の、請求項1〜11及び16〜17のいずれかに記載の錯 体を投与することを含む、患者の酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治 療のための方法。 【手続補正書】 【提出日】1996年4月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治療のための放射性医薬の製 造における、置換または非置換のリガンドの放射性金属錯体の使用であって、こ こで該リガンドはいかなるヒポキシア局在部分によっても置換されていない、前 記の錯体の使用。 2.リガンドがジアミンジオキシムである、請求項1に記載の錯体の使用。 3.ジアミンジオキシムが次のものである、請求項2に記載の錯体の使用: (式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式:ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成でき、 A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが-CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である)。 4.リガンドが であり、放射性金属が99mTcである、請求項1〜3のいずれかに記載の錯体の 使用。 5.構造式 [式中、少なくとも1つのRは−L−R2(Lは結合基であり、R2はヒポキシア 局在部分である)、 Yは独立してHまたはR、そして 他のR及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルである ことができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル ;第1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒ ドロキシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテリアリールであるか、または2 つのR基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、 飽和若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接 するCR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR− アミド基を形成し得る] を有するリガンドと放射性金属との、腫瘍または酸素欠乏性組織内に局在する固 有特性を有する放射性金属錯体。 6.次の構造式を有するリガンド: 〔式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成でき、 A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが−CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である ただし、少なくとも1つのRは−L−R2(Lは結合基であり、そしてR2 は ヒポキシア局在部分である)であることができるが、次のことを条件とする: 全てのY=Hであり、かつ i)n=3のときはm=1または2 ii)n=4、m=0、(A)=(CH2)または(CHC65X)(式中X=H 、ClまたはOCH3 )、そして全てのR=CH3 のときはR’はHまたはCH3 ではなく、 iii)n=5及びm=0のときは全てのR及びR’がCH3 であることはなく、 iv)(A)n=(CH22 及びR=R’=CH3のときmは0ではなくそして( B)mはCH2 ではなく、 v)n=2のときは該リガンドは1個より多い−CONR−アミド基を含まない 〕。 7.次の構造式を有する、請求項6に記載のリガンド: 〔式中、全てのY=H、かつ全てのR=CH3 のときはR’はHまたはCH3 で はないことを条件として、Y、R及びR’はHまたはC1-3 アルキルである〕。 8.請求項6または7に記載のリガンドを含む放射性イメージングキットであ って、99mTcパーテクネテート溶液を添加することによって、99mTcと請求項 6または7記載のリガンドとの放射性錯体を形成するのに適合している前記のキ ット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 7431−4C A61K 49/02 C (72)発明者 バーク,ジェームズ・フレデリック イギリス国バッキンガムシャー エイチピ ー6・6ビーエイチ,アマーシャム,チェ シャム・ボイス,ミルトン・ローンズ 39 (72)発明者 カニング,ルイス・リューベン イギリス国バッキンガムシャー エイチピ ー5・1キューエイ,チェシャム,インカ ーマン・テラス 21 (72)発明者 エドワーズ,バーバラ イギリス国バッキンガムシャー エイチピ ー22・4イーエイ,ニアー・アイルスバリ ー,ハードウィック,ローワー・ロード, アナーシャル(番地なし) (72)発明者 キング,アダム・チャールズ イギリス国バッキンガムシャー エイチピ ー20・1ビーエル,アイルスバリー,ノー フォーク・テラス 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治療のための、置換または非 置換のリガンドの放射性金属錯体であって、これによって該錯体は腫瘍または酸 素欠乏性組織中に局在する固有特性を有し、そして該リガンドはいかなるヒポキ シア局在部分によっても置換されていない、前記の錯体。 2.錯体が中性である、請求項1に記載の錯体。 3.放射性金属がテクネチウム、レニウム、ロジウムまたはコバルトである、 請求項1または2に記載の錯体。 4.式[TcOL](式中、Lはリガンド)を有する、請求項1〜3のいずれ かに記載の錯体。 5.リガンドがジアミンジオキシムである、請求項1〜4のいずれかに記載の 錯体。 6.ジアミンジオキシムリガンドが次のものである、請求項5に記載の錯体 (式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成でき、 A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが−CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である)。 7.リガンドが であり、そしてY、R及びR’がHまたはC1-3アルキルであり、そして放射性 金属が99mTcである、請求項1〜6のいずれかに記載の錯体。 8.リガンドが であり、放射性金属が99mTcである、請求項1〜7のいずれかに記載の錯体。 9.リガンドが であり、そしてY,R及びR’がHまたはC1-3 アルキルであり、そして放射性 金属が99mTcである、請求項1〜8のいずれかに記載の錯体。 10.リガンドがPnAOであり、放射性金属が99mTcである、請求項1〜 6及び9のいずれかに記載の錯体。 11.構造式 [式中、少なくとも1つのRは−A−R2(Aは結合基であり、R2はヒポキシア 局在部分である)、 Yは独立してHまたはR、そして 他のR及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルである ことができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル ;第1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒ ドロキシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテリアリールであるか、または2 つのR基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、 飽和若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接 するCR2若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR− アミド基を形成し得る] を有するリガンドと放射性金属との、腫瘍または酸素欠乏性組織内に局在する固 有特性を有する放射性金属錯体。 12.次の構造式を有するリガンド: 〔式中、 n=2〜5、 m=0、1、2、 Yは独立してHまたはR、 R及びR’は独立して:H、アルキルまたは1種以上のアルケニルであること ができるC1-10線状または分岐炭化水素;アルコキシ;アルコキシアルキル;第 1、第2または第3アミド;第1、第2または第3アミン;カルボン酸;ヒドロ キシアルキル;アリール;ヘテロ環式;ヘテロアリールであるか、または2つの R基が、それらが結合している原子と一緒になって炭素環式、ヘテロ環式、飽和 若しくは不飽和のスピロ若しくは縮合環を形成するか;またはNR基に隣接する CR2 若しくはCRR’基の2つのR基が結合して1つ以上の−CONR−アミ ド基を形成し得る A及びBは独立して選択され、そして: − A及びBの各々のいずれかは−CR2−であるか、 − またはAA及び/若しくはBBが−CR=CR−、−N=N−、 −NR−NR−若しくは−N=CR−であるか、 − またはAAAが−CR2−O−CR2−、−CR2−S−CR2− 若しくは−CR2−NR−CR2−である ただし、少なくとも1つのRは−A−R2(Aは結合基であり、そしてR2 は ヒポキシア局在部分である)であることができるが、次のことを条件とする: 全てのY=Hであり、かつ i)n=3のときはm=1または2 ii)n=4、m=0、(A)=(CH2)または(CHC65X)(式中X=H 、ClまたはOCH3 )、そして全てのR=CH3 のときはR’はHまたはCH3 ではなく、 iii)n=5及びm=0のときは全てのR及びR’はCH3 ではなく、 iv)(A)n=(CH22 及びR=R’=CH3 のときmは0ではなくそして (B)mはCH2 ではなく、 v)n=2のときはリガンドは1個より多くの−CONR−アミド基を含まない ]。 13.n=4である、請求項12に記載のリガンド。 14.Y=H、m=0そしてR及びR’はC1-3 アルキルである、請求項12 または請求項13に記載のリガンド。 15.次の構造式を有する、請求項12〜14のいずれかに記載のリガンド: 〔式中、全てのY=H、(A)=(CH24 、かつ全てのR=CH3 のときは R’はHまたはCH3 ではないことを条件として、Y、R及びR’はHまたはC1-3 アルキルである〕。 16.請求項12〜15のいずれかに記載のリガンドの放射性金属錯体。 17.放射性金属が99mTcである、請求項16に記載の錯体。 18.請求項12〜15のいずれかに記載のリガンドを含む放射性イメージン グキットであって、99mTcパーテクネテート溶液を添加して請求項17に記載 の錯体を形成するのに適合している前記のキット。 19.リガンド及びスズ還元剤が凍結乾燥状態で存在する、請求項18に記載 のキット。 20.患者に有効量の、請求項1〜11及び16〜17のいずれかに記載の錯 体を投与することを含む、酸素欠乏性組織のイメージングまたは放射線治療のた めの方法。
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