JPH09500935A - 糸の仮撚り加工方法 - Google Patents

糸の仮撚り加工方法

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JPH09500935A JP50564096A JP50564096A JPH09500935A JP H09500935 A JPH09500935 A JP H09500935A JP 50564096 A JP50564096 A JP 50564096A JP 50564096 A JP50564096 A JP 50564096A JP H09500935 A JPH09500935 A JP H09500935A
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Abstract

(57)【要約】 撚りトラップと仮撚り装置との間で糸に熱を供給する代わりに、仮撚り装置の上流側でホットヤーンを撚りトラップに供給することからなることを特徴とする仮撚り加工方法を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 糸の仮撚り加工方法 本発明は、糸の仮撚り加工方法に関する。 糸は、慣用的に、仮撚りの上流側限界を形成する撚りトラップから延びた仮撚 りゾーンであって、仮撚り糸の温度を上昇させるヒータと、仮撚り糸を冷却する 冷却ゾーンと、仮撚り装置と、仮撚りゾーンを通るヤーンを引っ張る出口ローラ 構造とを備えた仮撚りゾーンにおいて、仮撚りプロセスにより加工される。任意 ではあるが、糸は、巻取り張力を制御すべく過供給ゾーンで幾分かのリラックス 処理を行なうことはあるがこれ以上加工することなく、又はセット加工糸を製造 すべく更に熱処理して、ストレッチヤーンとして巻き取られる。 供給糸は完全延伸糸又は配列糸、又は、現在ではより一般的に、紡糸口金から の高速押出しにより製造される部分配列糸で構成される。この場合、仮撚り加工 方法として連続延伸法があり、該方法では、糸は仮撚りゾーンに通される前にイ ンライン配列をなして延伸されるか、より一般的には同時延伸され、部分配列糸 が仮撚りゾーン自体の中で延伸される。 高撚り速度で作動する仮撚り装置が開発されているので、糸加工速度(仮撚り 加工は単位長さ当たりの高撚り速度を必要とするので、糸加工速度は、仮撚り速 度により制限される)もこれに相応して増大されている。前述の仮撚り機械のス レッドラインは必然的に直線又は実質的に直線であるので、撚りトラップと仮撚 り装置との間でゆるやかに湾曲したヒータトラックを許容できる。また、有効温 度に到達するには、撚り糸を或る時間ヒータと接触状態に維持しなければならな いため、ヒータは非常に長くなり且つこの長いヒータ(数メートルにもなる)を 首尾よく処理するには仮撚り加工機械の設計に多大の工夫を施さなくてはならな い。結局、実用的なヒータ長さの制限は、加工速度を制限してきた。例えば、1 67dtexの糸は1500メートル/分の加工速度に等しい速度で仮撚りすること ができるけれども、ヒータの制限のため、900メートル/分を超える速度では 殆ど加工できない。 本発明は、上記問題を解決できる仮撚り加工方法を提供する。 本発明は、撚りトラップと仮撚り装置との間で糸に熱を供給する代わりに、仮 撚り装置の上流側でホットヤーンを撚りトラップに供給することからなることを 特徴とする仮撚り加工方法からなる。 糸は、撚りトラップと仮撚り装置との間で冷却できる。 糸は、撚りトラップの前に、非撚り糸として加熱ゾーンを通ることができる。 加熱ゾーンはジェットヒータで構成でき、該ジェットヒータには蒸気及び/又は 熱風を供給できる。糸はプラグ内で加熱される。ジェットヒータは、6000メ ートル/分を超える速度で非撚り糸に作用できる。 加工を制御するのにフィードバック制御構成を使用できる。フィードバック制 御は、仮撚り装置の後のバルク測定からなり、該バルク測定は、リラックス処理 ゾーン内の糸速度又は糸張力を測定することによりリラックス処理ゾーン内で行 なわれる。 フィードバック制御は糸ヒータに作用でき、糸ヒータは補完糸ヒータ(すなわ ち、非制御形の主ヒータータ加される制御容易なヒータ)で構成できる。しかし ながら、フィードバック制御は糸引張装置に作用し、該糸引張装置は仮撚りゾー ンの出口ローラ又は仮撚り装置で構成できる。 糸は延伸加工できる。供給糸は、紡糸口金から撚りトラップを通って仮撚りゾ ーンに取り出され、紡糸作業から糸に残留する熱は、別の加熱構造を設ける必要 性を無くすのに充分な量である。 以下、添付図面を参照して、本発明の仮撚り加工装置及び方法の実施例を説明 する。 第1図は、第1実施例を示す概略図である。 第2図は、第2実施例を示す概略図である。 第3図は、第3実施例を示す概略図である。 図面は、撚りトラップ12と仮撚り装置13との間の糸(ヤーン)に熱を供給 するのではなく、仮撚り装置13の上流側で、撚りトラップ12にホットヤーン 11を供給することからなる仮撚り加工方法を示す。 もちろん、撚りトラップ12の下流側で、糸11に更に付加的に熱を供給して もよいことは理解されよう。すなわち、本発明は、このような付加的加熱を排除 するというより、むしろこのような付加的加熱を行なう必要性を無くすことにあ る。熱を供給するか否か及びどれ程の熱量を供給すべきかは選択の問題であり、 より詳しくは、従来使用されているような長いヒータを使用する必要性を無くす ことである。しかしながら、特に本願に記載し且つ例示する実施例におけるよう に、従来の撚り糸ヒータを完全に省略できるならば作動及び制御の両方の点でプ ロセスが簡単化され、本発明の仮撚り加工機は、ヒータ及び該ヒータの収容に必 要なフレーム構造を設けることに関しコストを節約できるため、資本及び作業コ ストがかなり低減される。 また、このような長い接触ヒータをもたないので、本発明の機械は迅速に始動 及び停止が行なえる。従来のヒータは、平衡温度に到達する前に、時間又は糸を 無駄にすることなく作動することはできない。容易な停止/始動が行なえるこの 能力により、機械の作動に大きなフレキシビリティを与える。すなわち、もはや 経済的な作動を行なう連続ベースで機械を運転し続ける必要がないので、単一シ フト作業又は二シフト作業も可能になる。 撚りトラップ12と仮撚り装置13との間には冷却ゾーン14がある。該冷却 ゾーン14は単なるエアギャップでもよいし、或いは冷たい接触ブロックのよう な強制冷却構造又は強制空冷構造で構成することもできる。 第1図及び第2図は、撚りトラップ12の前の加熱ステップを通る糸11を示 す。第2図において、糸11は、熱風及び/又は蒸気ジェット16により、ヒー タジャケット19を備えたチューブすなわちプラグ支持体18内のプラグ17内 に供給される。このような構成は、他の糸処理方法から知られている。 第1図では、糸は、プラグを形成することなく、ジェットヒータ16を通して 供給される。もちろん、糸は、撚りトラップ12の前及び該撚りトラップ12で 任意の冷却を行なって、仮撚りプロセスで糸を依然として適当な温度に維持でき る温度に加熱するのが望ましい。少なくとも或る糸について蒸気を使用すると、 熱風のみを使用する場合より低い温度を使用できる。適当な温度は、文献から良 く知られている。すなわち、既にホットになっている糸を撚りトラップ12に供 給することにより撚りトラップ12に発生される温度が、撚りトラップの後で加 熱する必要なく充分に仮撚り加工できる温度であるということは、これまで一般 に考えられているとは思えない。このような示唆は英国特許GB-A-2 026 560にお いてなされているけれども、実際に採用されているとは思えない。 もちろん、ホットヤーンは撚りトラップを加熱するけれども、通常ゴデットロ ール又はニップロール構造からなる撚りトラップの熱容量は非常に小さく構成さ れているため、平衡は迅速に達成され、実際に撚りトラップ自体が加熱される。 もちろん、加熱ゴデットは糸加工において良く知られている。 もちろん、糸加工(より詳しくは仮撚り加工)において、巻取り前に糸をリラ ックス処理するゾーンを設けることは知られており、セット加工糸(set-texture d yarn)を製造する場合のリラックス処理ゾーンは、ストレッチリラックス加熱 を行なう。第1図〜第3図の実施例には、バルクが形成されるこのようなゾーン 21が設けられている。該ゾーン21は糸速度測定ホイール又は張力測定装置を 備え、該ホイール又は装置は、一定ホイール速度従って一定バルクを維持すべく 装置に作用するフィードバック制御装置23に連結されている。 第1図及び第2図のフィードバック制御装置23は、ジェットヒータ16に蒸 気及び/又は熱風を吹き込むための補完ヒータ24に作用する。この補完ヒータ 24は、仮撚り加工時の糸温度の微細調節を行い且つバルクを制御できる。従来 の数メートルに及ぶ長い仮撚り加工ヒータが不要なためにフィードバックループ を比較的短くできることから、フィードバック制御作動が大いに補助される。 第3図は、新しく紡糸(スピニング)された糸を、紡糸作業から糸に残留する 熱を用いて、オンライン仮撚り加工作業に供給する構成を示す。紡糸口金32か らのフィラメントが撚りトラップゴデット12において一緒に集められ、前述の ように延伸加工される。フィードバック制御装置23は、ゾーン21への入口ゴ デット又は仮撚り装置13を制御する構成が示されているけども、冷却筒又はゴ デット12を制御することにより押出しプロセスで作動するように構成すること もできる。 任意の種類の仮撚り装置を使用できるけれども、「ポジトルク(Positorq)」 (登録商標)形のローラ撚り装置の使用すれば非常に高い速度が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.撚りトラップと仮撚り装置との間で糸に熱を供給する代わりに、仮撚り装置 の上流側でホットヤーンを撚りトラップに供給する工程を含むことを特徴とする 仮撚り加工方法。 2.前記撚りトラップと仮撚り装置との間で糸を冷却する工程を含む請求の範囲 第1項に記載の仮撚り加工方法。 3.前記糸が、撚りトラップの前に加熱ゾーンを通る請求の範囲第1項又は第2 項に記載の仮撚り加工方法。 4.前記加熱ゾーンがジェットヒータを備えている請求の範囲第3項に記載の仮 撚り加工方法。 5.前記ジェットヒータには蒸気及び/又は熱風が供給される請求の範囲第4項 に記載の仮撚り加工方法。 6.前記糸がプラグ内で加熱される請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に 記載の仮撚り加工方法。 7.フィードバック制御装置を使用して糸加工を制御する請求の範囲第1項〜第 6項のいずれか1項に記載の仮撚り加工方法。 8.前記フィードバック制御が、仮撚り装置の後のバルク測定を含む請求の範囲 第7項に記載の仮撚り加工方法。 9.前記バルク測定がリラックス処理ゾーン内で行なわれる請求の範囲第8項に 記載の仮撚り加工方法。 10.前記バルク測定がリラックス処理ゾーン内の糸速度を測定することにより行 なわれる請求の範囲第9項に記載の仮撚り加工方法。 11.前記フィードバック制御が糸ヒータに作用する請求の範囲第7項に記載の仮 撚り加工方法。 12.前記フィードバック制御が補完糸ヒータに作用する請求の範囲第11項に記 載の仮撚り加工方法。 13.前記フィードバック制御が糸引張装置に作用する請求の範囲第1項〜第10 項のいずれか1項に記載の仮撚り加工方法。 14.前記糸引張装置が仮撚りゾーンの出口ローラである請求の範囲第13項に記 載の仮撚り加工方法。 15.前記フィードバック制御が仮撚り装置に作用する請求の範囲第7項〜第10 項のいずれか1項に記載の仮撚り加工方法。 16.前記糸が延伸加工される請求の範囲第1項〜第15項のいずれか1項に記載 の仮撚り加工方法。 17.前記供給糸が、紡糸口金から撚りトラップを通って仮撚りゾーンにホットな 状態で取り出される請求の範囲第16項に記載の仮撚り加工方法。
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