JPH09500695A - 分割型木材チップ解砕ロール - Google Patents
分割型木材チップ解砕ロールInfo
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- JPH09500695A JPH09500695A JP7514487A JP51448795A JPH09500695A JP H09500695 A JPH09500695 A JP H09500695A JP 7514487 A JP7514487 A JP 7514487A JP 51448795 A JP51448795 A JP 51448795A JP H09500695 A JPH09500695 A JP H09500695A
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Abstract
(57)【要約】
製紙用木材チップ解砕装置(20)は、ロール表面(32,34)にピラミッド状突起部(38)を有する近接した距離を置き対向回転するロール(24,26)を採用する。このチップ解砕装置(20)は、中央回転軸(46)にボルト締めされた取はずし可能なセグメント(25)のロール表面の構成により最少の休止時間で容易に保守を可能とする。セグメント(25)は保守要員により持上げ可能なサイズとされる。混入金属にさらされるなどによるロール表面(32,34)の損傷は典型的に一セグメントに限定されるので、ロール(24,26)の保守、修理は損傷のない他のセグメント(25)を取除くことなく損傷された一セグメントを取除くことにより促進される。各セグメントは12のボルト(72)用に穴あけされ、12の埋込みボルト(72)で内殻に取付けられる。表面セグメント(25)は木材チップ解砕装置(20)のフレームからロール(24,26)を取はずすことなくその表面を取替えることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
分割型木材チップ解砕ロール
〔技術分野〕
本発明は、パルプ製造工程における溶液浸透を高めるための木材チップ処理装
置に関する。より詳しくは本発明は、突出形状を表面に有し近接した距離を置い
て配されたロール間にチップを通し圧縮力によりチップにひゞ割れを起す解砕装
置のロールに関する。
〔背景技術〕
木材繊維から紙を生産する場合、木材繊維は原木から分離しなければならない
。広く知られたある方法では、これは繊維を保持している材料、即ちリグニンが
溶解するまで木材繊維を溶液中で蒸煮することによって達成される。蒸煮液によ
る急速かつ均一な蒸解を達成するため、木材は、荷揚げの後、チッパー(砕木機
)に通され、原木は長さ1〜4インチのオーダのチップにされる。チッパーは大
きな割合で過大な厚さのチップを作る傾向があるので、これらはスクリーンで分
離した後、通常はスライサー(薄片製造機)に通し所要の厚さにする再工程を要
する。このようなスライサーに通す再工程は過度の細片や針状物を作るという好
ましくない効果を有する。細片や針状物の生産は、任意の原木量に対する高品質
繊維の総合的歩止りを減少させる。原木のコストは生産される紙のコストの主要
部分を占める故に、過大サイズのチップを再スライスすることはかなりのコスト
を伴う。
長年研究され、但し最近商業化された過大厚さの木材チップを再スライスする
別の方法は、チップの解砕として知られるプロセスである。チップは対向するロ
ール間に供給され、ロールのニップを通る時に圧縮される。チップの圧縮により
木目の縦方向のひゞ割れと木目を横切るひゞ割れが生じる。チップ中に生じるひ
ゞ割れは蒸煮溶液のチップ内部への浸透を可能とし、チップ厚さを有効に減少さ
せる。しかしながら、木目を横切るひゞ割れは強度の低い紙を作る繊維を作るこ
とになる。それ故、チップの木目に沿った縦方向のみのひゞ割れを生じさせるこ
とが好ましい。
発明者の先行する米国特許第4,953,795号は、ロール表面にピラミッ
ド状突起物のマトリクスを有する突出形状のロール表面を採用する装置を開示す
る。発明者の先行する特許は、優先的に木目方向にひゞ割れを与える木材チップ
の解砕ロールを教示する。
発明者の先行特許で開示された、個々に外方に延びる突起物のマトリクスを有
する突出形状のロール表面の使用は、木材チップの調整のために実用的に使用さ
れるチップ解砕プロセスには決定的に重要であることを示した。木材チップの流
れから混入金属や、その他の非圧縮性物を除去する装置は常に使用されてはいる
が、まれにはかゝる材料は解砕ロール間に混入することがある。突出形状のロー
ル表面は組立が高価であるので、思わぬ固い物にさらされた時にはある程度の耐
久性を有するロールを備えることが好ましい。更に、表面は破損した場合、最少
の休止時間で取替えのできるものでなければならない。
〔発明の開示〕
本発明の突出形状表面のロールは、チップ解砕装置に使用される。このチップ
解砕装置は、表面にピラミッド状突起物のマトリクスを有する、近接した距離を
置き反対方向に回転するロールを使用する。この対向するロールは過大サイズの
木材チップが通過するニップを形成する。チップはロール間で圧縮され、チップ
の木目に沿ってひゞ割れが生じる。
チップ解砕装置の運転中、木材チップと接触する装置の部分はピラミッド形が
機械加工されているロール表面のみである。チップと接触するロール表面は摩耗
と時には混入金属による破損にさらされる。チップ解砕装置は、ロール表面を中
央の回転軸にボルト締めされたセグメントで構成することにより最少の休止時間
で容易に保守可能とする。セグメントは一人の保守要員が持上げることのできる
サイズである。各セグメントと内殻の間にはポリウレタンの裏当てが行われてい
る。この裏当てはロール表面に衝撃吸収能力を与え、表面の耐久性を改善する。
更に、ロール表面をセグメントで構成することは、混入金属により通常損傷され
る一つのセグメントのみを取はずせばよいことを可能とする。
ロールセグメントは、遠心鋳造された4140鋼の円筒状鋳物で作られ、その
内部は中央軸に合致するように機械加工され、その外部はピラミッド状突起物を
並べて配された突出形に機械加工される。12インチ巾のロールセグメントは4
つの円筒部分に切断される。各部分は12のボルト穴を設け、12の埋込みボル
トで中央軸に取付けられる。
本発明の目的は、改善された耐久性を有し容易に取替えできるチップ解砕装置
のロール表面を提供することである。
本発明の別の目的は、製紙プロセスにおける休止時間を最少化することである
。
本発明の更なる目的は、上記の通常負荷時に弾力を有するチップ解砕装置のロ
ールを提供することである。
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、付随する図面を併せ参照することによ
り以下の詳細説明から明らかとなろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、図2の線1−1に沿う本発明の分割型表面板を有するロールを使用す
る木材チップ解砕装置の部分的に切欠いた平面図である。
図2は、図1の木材チップ解砕装置の線2−2に沿う断面図である。
図3は、図1のチップ解砕装置に使用されたロールの分解斜視図である。
図4は、表面セグメントを内殻に取付けるボルトを示す表面セグメントの部分
斜視図である。
図5は、図1のチップ解砕装置に使用されたロールを示す図6の線5−5に沿
う断面図である。
図6は、図5の線6−6に沿うロールの部分断面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
図1から図6において、同様の符号は類似の部材を示すこととし、これらの図
を参照し、図1のチップ調整機20は、ベアリング28により回転すべくフレー
ム30に設けられた第一ロール24と第二ロール26を有する。ロール24,2
6は、図3に示された如く、内殻58に設けられた取りはずし可能な表面セグメ
ント25からなる突出形状の表面32,34を有する。弾性裏当て材33が、セ
グメント25とセグメントが接続されている殻58の間に設けられている。ロー
ル24と26は、間隔を置いて平行に配され対向回転してニップ36を形成して
いる。図3及び図4に示された如く、ロールの突出形状の表面は、ロール24,
26の突出形状の表面を形成すべく円周上の列40に配置されたピラミッド38
で構成するのが好ましい。ある最良の実施の形態では、ピラミッド38の頂部は
1/2 インチの間隔で配され、また個々のピラミッド38の頂部から基部までの機
械加工の深さはほゞ1/4 インチである。運転では、ピラミッド38の頂部はニッ
プ36を通って回転する時に頂部対頂部又は頂部対谷部の配置で設けることがで
きる。使用中はピラミッド38は、チップ56を木材チップ56の繊維の並び方
向である木目の方向に沿って解砕するように働く。
突出形状表面32,34の形状と運転は、こゝに参考として示された1990
年9月4日発効の発明者の先行する米国特許第4,953,795号に詳述され
ている。
チップ調整機20は、Vベルト44により減速機45を駆動する電気モータ4
3を有する。減速機45はロール24,26の中央駆動軸46に接続されている
。
ロール26はそのベアリング28と減速機45と共に、油圧アクチュエータ4
8により水平に調整可能である。アクチュエータは、対向するロール24に対し
て間隔を置いて平行関係にあるロール24を動かすことによりニップ36の巾を
調整する。油圧アクチュエータ48はまた、混入金属のような異物に応答してロ
ール24,26を引離し、それによってロール表面の損傷の発生を減少させる。
処理されるチップ56は、ロール24,26間のニップ36上に設けられたチ
ップ供給部50を通って供給される。チップ供給部50はニップ36上に位置し
、そこへ図2に示されたオーガー(スクリュ式押出機)52によりチップが供給
される。
その他のホッパー、通常のコンベア、振動コンベア又はシュート等のチップ供
給手段は、チップがニップ36に沿って一様に配分される限り使用することがで
きる。ニップ36に沿ってチップ56を一様に配分することは、部分的に過重な
負荷をかけずにロール全長を完全に活用するために重要である。
ロール24,26は、図3,図5及び図6に示された如く、内殻58を有する
。内殻58はその端部で図5及び図6に示された如き端板60に接続されている
。端板60は駆動軸46に接続されている。ロール24,26の端部64は図5
及び図6に示された如き端部カバー板66によりカバーされている。端部カバー
板
66はロールの端部64に一致させて第一セグメント68を配置するのに役立ち
、これにより内殻58へのセグメント25の取付けを容易にする。内殻58、端
板60及び駆動軸46は、表面セグメント25が接続される中央軸組立部70を
構成する。
図3に示された典型的なロール24では、直径37インチ(94cm)のロール
の円周を形成するために合計4つの表面セグメント25が必要とされる。図3に
示した典型的なロール24は長さ4フィート(122cm)で、円周方向及び軸方
向に延びる近接した表面セグメント25を4セット、個々の表面セグメントでは
計16個、を有する。各セグメント25は12個の六角穴付頭ねじ又はボルト7
2により内殻58に固定される。表面セグメント25のサイズは、各セグメント
の重量が一人により取扱い可能な、典型的にはほゞ100ポンド(45kg)とす
るように選定される。
弾性材裏当て33は、ポリウレタン好ましくは98デュロメータ(硬さ)で1/
8〜1/4 インチ厚さのもので形成される。裏当ては内殻を取囲んで、好ましくは
各セグメント25の裏面に貼着され、セグメントから取はずし可能とされる。図
3及び図5に示された裏当て33は、セグメントの形状のある表面の耐久性を改
善するための衝撃吸収性を提供する。サイズの大きな混入金属片がニップ36を
通過すると、裏当て33はしなり、セグメント25の形状のある表面の損傷を防
止する。緩んだボルトや棒がチップの流れの中に混入するといった突発的状況で
は、裏当てはへこみ、装置の同時的な破壊を防止する。
製紙は資本を要する産業である。更に、木材や木材チップは時には使用前に貯
蔵されるものゝ、通常は製紙プロセスは原料木材から完成される紙までの材料の
連続的な流れである。紙を完成するための原料木材やチップの連続プロセスに大
きな資本投資を行う結果、装置の休止には多大なコストを伴う。それ故製紙装置
は保守の少ない、かつ保守のいる時は迅速に修理のできるように設計することが
高度に望まれる。
更に、休止した機械の修理に必要な人数を限定することが重要である。製紙機
械及びそれを支える木材チップ及びパルプ処理機械の休止コストが大きいので、
製紙機械及びそれを支える装置のすべての部分について保守を同時に実施するこ
とが望ましい。かくして、機械のすべての部分が同時的に作動されるので、人力
は貴重となる。修理や保守のたまの休止のために製紙機械やそれを支える装置の
保守に働く追加的人員を雇うことはコスト的に非効率である。むしろ、保守チー
ムは、製紙機械やそれを支える装置の運転中は別の仕事をする人員から引出さね
ばならない。
ロール24,26は取はずし可能なロール表面セグメント25を採用すること
により、製紙産業の以上のような要件に合致すべく考慮されている。表面セグメ
ント25は、過大な厚さの木材チッブを調整するチップ調整機20に使用される
ロール24,26の形状のある表面32,34を形成する。耐摩耗性及び強度の
ために表面セグメント25は円筒状殻の粗鋳物として遠心鋳造された4140鋼
で構成される。殻の内表面は内殻58の直径に合致するように機械加工される。
円筒状殻粗鋳物の外表面は、図3及び図4に示されたピラミッド38のマトリク
スで構成された突出形状の表面をなすように機械加工される。
ボルト穴74と皿穴座ぐり76が鋳物に機械加工される。セグメント25はこ
の鋳物を約60/1000インチ(1.5mm)の切断巾の帯のこで切断して作ら
れる。個々のセグメント25は強度を得るため熱処理される。熱処理の後、セグ
メント25は0.003〜0.005インチ(0.076〜0.127mm)厚の
硬質クロムメッキを施され、硬い耐摩耗性の表面となる。セグメント25は内殻
58にボルト72でボルト締めされ、完成したロール24,26を形成する。ボ
ルト72は、ピラミッド38の噛合いを阻害しないように皿穴座ぐり76により
表面32,34より低く凹んでいる。
ロール24,26の期待される寿命は、通常の使用で3年である。チップ調整
機20は、チップ調整機20による処理の前にチップから混入金属を取除くため
の空気密度分鮭機、電磁石、その他の装置と共に使用することが望ましい。しか
しながら、混入金属、特に鉄、がニップ36を通って供給された場合、油圧アク
チュエータ48がロール間のより大きな負荷に応答し、ロールを引離し、それに
よって害のある金属をロール間に通過させる。
混入金属がロール22,24を損傷した場合、損傷は通常1個又はせいぜい数
個のセグメント25に限られる。これらのセグメントは、通常1人の工員により
、
ロール24,26をチップ調整機20のフレームから取はずすことなく、個々に
ボルトをはずし取替えることができる。
ロール24,26は振動を最少に保持すべく力学的にバランスされている。流
体継手78が軟らかな緩衝されたスタートのために電気モータ端部に設けられて
いる。モータ始動トルクが増大し、モータの過負荷に対し機械的な保護を与える
。
採用される油圧システムは高安全性のためにまた洩れの減少や静かな運動のた
めに低圧のものであることが好ましい。
ロール端部64は一体物で示されているが、これらはスポーク付車輪のような
外観の鍛造物又は溶接物で構成することもできる。
また、セグメント25は大きな円筒状鋳物を切断するものとして説明したが、
個々のセグメントは個々のセグメント鋳物で形成することもできる。セグメント
はまた、圧延鋼板又は組立溶接物から機械加工で作ることもできる。
表面セグメント25は相互に近接するべく示されているが、これらは重ね合わ
せた結合部を有することもできる。
また、六角穴付ボルトが示されたが、他の型のボルト、取はずしのできるピン
及び締め具機構を使用することもできる。
発明は、こゝに図示され説明された特定の部品構成及び配置に限定されず、以
下の請求の範囲内の修正をも含むものである。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年11月16日
【補正内容】
ド状突起物のマトリクスを有する突出形状のロール表面を採用する装置を開示す
る。発明者の先行する特許は、優先的に木目方向にひゞ割れを与える木材チップ
の解砕ロールを教示する。
発明者の先行特許で開示された、個々に外方に延びる突起物のマトリクスを有
する突出形状のロール表面の使用は、木材チップの調整のために実用的に使用さ
れるチップ解砕プロセスには決定的に重要であることを示した。木材チップの流
れから混入金属や、その他の非圧縮性物を除去する装置は常に使用されてはいる
が、まれにはかゝる材料は解砕ロール間に混入することがある。突出形状のロー
ル表面は組立が高価であるので、思わぬ固い物にさらされた時にはある程度の耐
久性を有するロールを備えることが好ましい。更に、表面は破損した場合、最少
の休止時間で取替えのできるものでなければならない。
〔発明の開示〕
本発明の突出形状表面のロールは、チップ解砕装置に使用される。このチップ
解砕装置は、表面にピラミッド状突起物のマトリクスを有する、近接した距離を
置き反対方向に回転するロールを使用する。この対向するロールは過大サイズの
木材チップが通過するニップを形成する。チップはロール間で圧縮され、チップ
の木目に沿ってひゞ割れが生じる。
チップ解砕装置の運転中、木材チップと接触する装置の部分はピラミッド形が
機械加工されているロール表面のみである。チップと接触するロール表面は摩耗
と時には混入金属による破損にさらされる。チップ解砕装置は、ロール表面を中
央の回転軸にボルト締めされたセグメントで構成することにより最少の休止時間
で容易に保守可能とする。セグメントは一人の保守要員が持上げることのできる
サイズである。各セグメントと内殻の問にはポリウレタンの裏当てが行われでい
る。この裏当てはロール表面に衝撃吸収能力を与え、表面の耐久性を改善する。
更に、ロール表面をセグメントで構成することは、混入金属により通常損傷され
る一つのセグメントのみを取はずせばよいことを可能とする。
ロールセグメントは、遠心鋳造された4140鋼の円筒状鋳物で作られ、その
内部は中央軸に合致するように機械加工され、その外部はピラミッド状突起物を
並べて配された突出形に機械加工される。30.5cm(12インチ)巾のロール
セグメントは4つの円筒部分に切断される。各部分は12のボルト穴を設け、1
2の理込みボルトで中央軸に取付けられる。
本発明の目的は、改善された耐久性を有し容易に取替えできるチップ解砕装置
のロール表面を提供することである。
本発明の別の目的は、製紙プロセスにおける休止時間を最少化することである
。
本発明の更なる目的は、上記の通常負荷時に弾力を有するチップ解砕装置のロ
ールを提供することである。
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、付随する図面を併せ参照することによ
り以下の詳細説明から明らかとなろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、図2の線1−1に沿う本発明の分割型表面板を有するロールを使用す
る木材チップ解砕装置の部分的に切欠いた平面図である。
図2は、図1の木材チップ解砕装置の線2−2に沿う断面図である。
図3は、図1のチップ解砕装置に使用されたロールの分解斜視図である。
図4は、表面セグメントを内殻に取付けるボルトを示す表面セグメントの部分
斜視図である。
図5は、図1のチップ解砕装置に使用されたロールを示す図6の線5−5に沿
う断面図である。
図6は、図5の線6−6に沿うロールの部分断面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
図1から図6において、同様の符号は類似の部材を示すこととし、これらの図
を参照し、図1のチップ調整機20は、ベアリング28により回転すべくフレー
ム30に設けられた第一ロール24と第二ロール26を有する。ロール24,2
6は、図3に示された如く、内殻58に設けられた取りはずし可能な表面セグメ
ント25からなる突出形状の表面32,34を有する。弾性裏当て材33が、セ
グメント25とセグメントが接続されている殻58の間に設けられている。ロー
ル24と26は、間隔を置いて平行に配され対向回転してニップ36を形成して
いる。図3及び図4に示された如く、ロールの突出形状の表面は、ロール24,
26の突出形状の表面を形成すべく円周上の列40に配置されたピラミッド38
で構成するのが好ましい。ある最良の実施の形態では、ピラミッド38の頂部は
12.5mm(1/2 インチ)の間隔で配され、また個々のピラミッド38の頂部か
ら基部までの機械加工の深さはほゞ6mm(1/4 インチ)である。運転では、ピラ
ミッド38の頂部はニップ36を通って回転する時に頂部対頂部又は頂部対谷部
の配置で設けることができる。使用中はピラミッド38は、チップ56を木材チ
ップ56の繊維の並び方向である木目の方向に沿って解砕するように働く。
突出形状表面32,34の形状と運転は、こゝに参考として示された1990
年9月4日発効の発明者の先行する米国特許第4,953,795号に詳述され
ている。
チップ調整機20は、Vベルト44により減速機45を駆動する電気モータ4
3を有する。減速機45はロール24,26の中央駆動軸46に接続されている
。
ロール26はそのベアリング28と減速機45と共に、油圧アクチュエータ4
8により水平に調整可能である。アクチュエータは、対向するロール24に対し
て間隔を置いて平行関係にあるロール24を動かすことによりニップ36の巾を
調整する。油圧アクチュエータ48はまた、混入金属のような異物に応答してロ
ール24,26を引離し、それによってロール表面の損傷の発生を減少させる。
処理されるチップ56は、ロール24,26間のニップ36上に設けられたチ
ップ供給部50を通って供給される。チップ供給部50はニップ36上に位置し
、そこへ図2に示されたオーガー(スクリュ式押出機)52によりチップが供給
される。
その他のホッパー、通常のコンベア、振動コンベア又はシュート等のチップ供
給手段は、チップがニップ36に沿って一様に配分される限り使用することがで
きる。ニップ36に沿ってチップ56を一様に配分することは、部分的に過重な
負荷をかけずにロール全長を完全に活用するために重要である。
ロール24,26は、図3,図5及び図6に示された如く、内殻58を有する
。内殻58はその端部で図5及び図6に示された如き端板60に接続されている
。端板60は駆動軸46に接続されている。ロール24,26の端部64は図5
及び図6に示された如き端部カバー板66によりカバーされている。端部カバー
板
66はロールの端部64に一致させて第一セグメント68を配置するのに役立ち
これにより内殻58へのセグメント25の取付けを容易にする。内殻58、端板
60及び駆動軸46は、表面セグメント25が接続される中央軸組立部70を構
成する。
図3に示された典型的なロール24では、直径37インチ(94cm)のロール
の円周を形成するために合計4つの表面セグメント25が必要とされる。図3に
示した典型的なロール24は長さ4フィート(122cm)で、円周方向及び軸方
向に延びる近接した表面セグメント25を4セット、個々の表面セグメントでは
計16個、を有する。各セグメント25は12個の六角穴付頭ねじ又はボルト7
2により内殻58に固定される。表面セグメント25のサイズは、各セグメント
の重量が一人により取扱い可能な、典型的にはほゞ45kg(100ポンド)とす
るように選定される。
弾性材裏当て33は、ポリウレタン好ましくは98デュロメータ(硬さ)で3
〜6mm(1/8〜1/4 インチ)厚さのもので形成される。裏当ては内殻を取囲んで
、好ましくは各セグメント25の裏面に貼着され、セグメントから取はずし可能
とされる。図3及び図5に示された裏当て33は、セグメントの形状のある表面
の耐久性を改善するための衝撃吸収性を提供する。サイズの大きな混入金属片が
ニップ36を通過すると、裏当て33はしなり、セグメント25の形状のある表
面の損傷を防止する。緩んだボルトや棒がチップの流れの中に混入するといった
突発的状況では、裏当てはへこみ、装置の同時的な破壊を防止する。
製紙は資本を要する産業である。更に、木材や木材チップは時には使用前に貯
蔵されるものゝ、通常は製紙プロセスは原料木材から完成される紙までの材料の
連続的な流れである。紙を完成するための原料木材やチップの連続プロセスに大
きな資本投資を行う結果、装置の休止には多大なコストを伴う。それ故製紙装置
は保守の少ない、かつ保守のいる時は迅速に修理のできるように設計することが
高度に望まれる。
更に、休止した機械の修理に必要な人数を限定することが重要である。製紙機
械及びそれを支える木材チップ及びパルプ処理機械の休止コストが大きいので、
製紙機械及びそれを支える装置のすべての部分について保守を同時に実施するこ
請求の範囲
1.フレーム(30);第一軸線周りに回転すべく前記フレーム(30)に設けられた第
一ロール(24);及び前記第一軸線と平行な軸線周りに回転すべく前記フレーム(3
0)に設けられた第二ロール(26)を有し、前記第一及び第二ロール(24,26)はその
間を通る木材チップ(56)に圧縮力を適用すべく相互に所定の距雌を置いて配され
、かつ、前記ロールの少くとも一方は、突出形のロール表面(32)を形成しチップ
が前記第一及び第二ロール(24,26)間を通過する時に圧縮力をチップ(56)に適用
し主としてチップ繊維に平行な方向にひゞ割れを起す外方に延びる突起部(38)の
マトリクスによって形成された形状のついたロール表面(32)を有する木材チップ
の解砕装置において;
前記第一ロール(24)又は第二ロール(26)の少くとも一方は内殻(58)を有し、突
出形状の外表面(32)を有する複数の半円筒状セグメント(25)が前記内殻(58)に取
はずし可能に接続され、かつ、弾性材(33)が前記セグメント(25)と前記内殻(58)
間に位置してなる;
ことを特徴とする木材チップ(56)の解砕装置(20)。
2.前記弾性材(33)は前記セグメント(25)に貼着されたポリウレタン層を有し、
かつ、前記弾性材(33)を着けた前記セグメント(25)は前記内殻(58)にボルト締め
されてなる請求の範囲1に記載された装置。
3.更に、前記第一ロール(24)と第二ロール(26)はそれぞれ、平行な回転軸周り
に回転すべく前記フレーム(30)に設けられた第一及び第二円筒状内殻(58)を含み
;
複数の剛性表面セグメント(25)が前記各内殻(58)に取はずし可能に設けられ、
各セグメント(25)は外方に延びる突起部(38)のマトリクスを外表面(32,34)に形
成され、前記セグメント(25)は前記第一及び第二内殻(58)に取はずし可能に接続
されており;
かつ、弾性材(33)が前記セグメント(25)と各内殻(58)間に位置している;
ことを特徴とする請求の範囲1に記載された木材チップ(56)の解砕装置(20)。
4.前記弾性材(33)は前記セグメント(25)に貼着され、かつ、前記弾性材(33)を
貼着された前記セグメント(25)は前記内殻(58)にボルト締めされてなる請求の範
囲3に記載された装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.フレーム(30)と; 第一軸線周りに回転すべく前記フレーム(30)に設けられた第一ロール(24)を有 し、前記第一ロール(24)は内殻(58)を有し、突出形状の外表面(32)を有する複数 の半円筒状セグメント(25)が前記内殻(58)に接続され、弾性材(33)が前記セグメ ント(25)と前記内殻(58)間に位置し; かつ、第一軸線と平行な軸線周りに回転すべく前記フレーム(30)に設けられた 第二ロール(26)を有し、前記第一及び第二ロール(24,26)はその間を通る木材チ ップ(56)に圧縮力を適用すべく相互に所定の距離を置いて配され、かつ、前記第 一ロール(24)の形状のついたロール表面(32)は、突出形のロール表面(32)を形成 しチップが前記第一及び第二ロール(24,26)間を通過する時に圧縮力をチップ(5 6)に適用し主としてチップ繊維に平行な方向にひゞ割れを起す外方に延びる突起 部(38)のマトリクスによって形成され; てなる木材チップ(56)の解砕装置(20)。 2.前記弾性材(33)は前記セグメント(25)に貼着されたポリウレタン層を有し、 かつ、前記弾性材(33)を着けた前記セグメント(25)は前記内殻(58)にボルト締め されてなる請求の範囲1に記載された装置。 3.回転運転のために相互に実質的に平行にかつ相互に所定の距離を置いて配さ れその間を通る木材チップ(56)に圧縮力を適用する第一及び第二円筒状ロール(2 4,26)と; 前記第一及び第二ロール(24,26)の間に木材チップ(56)の流れを供給し前記第 一及び第二ロール(24,26)の軸線に沿って木材チップを配分する手段(50,52)を 有し、前記第一及び第二ロール(24,26)の少くとも一方はそれを縦方向軸線に沿 って回転させる手段(43,44,45,46)に接続され; かつ、少くとも前記第一ロール(24)は望みのチップ(56)の厚さに実質的に相当 する高さの個々に外方に延びる突起部(38)のマトリクスを含む突出形状のロール 表面(32)を有する木材チップの解砕装置において、 内殻(58)と前記突出形状のロール表面(32)を形成する複数の剛性表面セグメン ト(25)との間に弾性材(33)を配し、前記弾性材(33)と前記セグメント(25)は前記 内殻(58)に対し取はずし可能に取付けられた改良; を有してなる木材チップ(56)の解砕装置(20)。 4.フレーム(30)と; 平行な回転軸周りに回転すべく前記フレーム(30)に設けられた第一及び第二円 筒状内殻(58); 及び前記各内殻(58)に取はずし可能に設けられた複数の剛性表面セグメント(2 5)を有し、各セグメント(25)は外方に延びる突起部(38)のマトリクスを外表面(3 2,34)に形成され、前記セグメント(25)は前記第一及び第二内殻(58)に取はずし 可能に接続されており、前記第一及び第二内殻(58)は、前記セグメント(25)がそ れが設けられている前記二つの内殻(58)の間を通る木材チップ(56)に圧縮力を適 用し、前記チップ(56)が圧縮力を適用された時主としてチップ繊維に平行な方向 にひゞ割れを起すように相互に所定の距離を置いて配されており; かつ、弾性材(33)が前記セグメント(25)と各内殻(58)の間に配され; てなる木材チップ(56)の解砕装置(20)。 5.前記弾性材(33)は前記セグメント(25)に貼着され、かつ、前記弾性材(33)を 貼着された前記セグメント(25)は前記内殻(58)にボルト締めされてなる請求の範 囲4に記載された装置。
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