JPH0950054A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

光ファイバ増幅器

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Publication number
JPH0950054A
JPH0950054A JP20212195A JP20212195A JPH0950054A JP H0950054 A JPH0950054 A JP H0950054A JP 20212195 A JP20212195 A JP 20212195A JP 20212195 A JP20212195 A JP 20212195A JP H0950054 A JPH0950054 A JP H0950054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
light
connector
optical connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP20212195A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Setoguchi
勝秀 瀬戸口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発振を確実に抑制でき、しかも部品点数を削減
する。 【解決手段】光ファイバ増幅器1は、光コネクタ2a、
光ファイバ3a、光ファイバ3cにより励起光源8が接
続されている光合分波器6、希土類元素を添加した光フ
ァイバ5、光アイソレータ4、光ファイバ3b、そして
光コネクタ2bを順に接続して構成される。光コネクタ
2aを反射光を低減する光コネクタとする、具体的には
斜め研磨(アングルドPC)を行う。斜め研磨部分は符
号Aで示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信や光計測等
に用いられる光信号を増幅するための光ファイバ増幅器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の逆方向励起型光ファイバ増幅器
は、図3の構成図に示すように、光コネクタ12a、光
ファイバ13a、光アイソレータ14、希土類元素を添
加した光ファイバ15、光ファイバ13cにより励起光
源18が接続されている光合分波器16、光ファイバ1
3b、そして光コネクタ12bを順に接続して構成され
る。
【0003】このような構成により、光コネクタ12a
から入射する光信号は、反射戻り光を遮断する光アイソ
レータ14を通過した後、誘導放出効果により光増幅が
行われる希土類元素を添加した光ファイバ15中を導波
した後、光信号と逆方向から合波させる光合分波器16
で光信号と励起光信号とを合波して、光コネクタ12b
に出射される。これより、光コネクタ12aに入射した
光信号は、光コネクタ12bに増幅されて出射されるよ
うになる。
【0004】また、従来の順方向励起型光ファイバ増幅
器は、図4の構成図に示すように、光コネクタ12a、
光ファイバ13a、光ファイバ13cにより励起光源1
8が接続されている光合分波器16、希土類元素を添加
した光ファイバ15、光アイソレータ14、光ファイバ
13b、そして光コネクタ12bを順に接続して構成さ
れる。
【0005】このような構成により、光コネクタ12a
から入射する光信号は、光信号と同一方向に励起光を合
波させる光合分波器15で光信号と励起光信号とを合波
した後、誘導放出効果により光増幅が行われる希土類元
素を添加した光ファイバ15中を導波し、反射戻り光を
遮断する光アイソレータ14を通過して、光コネクタ1
2bに出射される。これより、光コネクタ12aに入射
した光信号は、光コネクタ12bに増幅されて出射され
るようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の光フ
ァイバ増幅器では、光アイソレータ14を1つ使用して
いるが、増幅を受けた光信号や自然放出光の一部は、希
土類元素を添加した光ファイバ15の途中、あるいは光
コネクタ12bなどの出射側で反射する場合があり、そ
の場合には光信号が再び希土類元素を添加した光ファイ
バ15を伝搬して増幅を受けて、光コネクタ12aなど
の入射側に到達し、そこで再び反射されると、さらに希
土類元素を添加した光ファイバ15を伝搬して増幅を受
けるために、光ファイバ増幅器は発振を起こしてしまう
という問題があった。
【0007】そこで、図5の構成図に示すように、従来
の双方向励起型光ファイバ増幅器は、光コネクタ12
a、光ファイバ13a、光アイソレータ14a、光ファ
イバ13cにより励起光源18aが接続されている光合
分波器16a、希土類元素を添加した光ファイバ15、
光ファイバ13c’により励起光源18bが接続されて
いる光合分波器16b、光アイソレータ14b、光ファ
イバ13b、そして光コネクタ12bを順に接続して構
成しており、光アイソレータ14a,14bのように光
アイソレータを2つ使用している。
【0008】ところが、光アイソレータを2つ使用する
ために発振は確実に抑制することができるが、部品点数
が多くなってしまうという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、希土類元素を添加した光ファ
イバの一端に励起光源に接続された光合分波器を接続し
てなる光ファイバ増幅器において、入射側と出射側の両
端に外部の光ファイバと接続するための光コネクタを設
け、光コネクタの少なくとも1つを反射光を低減する光
コネクタを有する光ファイバ増幅器としたものである。
【0010】さらには、上記光コネクタの少なくとも1
つの端面を斜め研磨した光ファイバ増幅器としたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て説明する。図1は、順方向励起型光ファイバ増幅器を
示す構成図である。
【0012】図1に示すように、順方向励起型光ファイ
バ増幅器1は、光コネクタ2a、光ファイバ3a、光フ
ァイバ3cにより励起光源8が接続されている光合分波
器6、希土類元素を添加した光ファイバ5(以下、光フ
ァイバ5と略称する)、光アイソレータ4、光ファイバ
3b、光コネクタ2bを順に接続して構成される。な
お、各符号に付されたaは光信号の入射側であり、bは
出射側である。
【0013】光コネクタ2a,2bは、外部の光ファイ
バなどの光部品と接続する部分であり、2aから光信号
が入射され、2bから増幅された光信号が出射される。
【0014】本実施例では、入射側の光コネクタ2aを
反射光を低減する光コネクタとしており、具体的には端
面を斜め研磨(アングルドPC)を行っている。斜め研
磨部分は、図1に符号Aで示す。このように、斜め研磨
することにより、光の反射面が斜面となり、光フィイバ
5を伝送してきた反射光と異なる方向に再び反射するた
めに、光ファイバ5に戻ることは無くなり、光コネクタ
2a側に光アイソレータを配設する必要がなくなる。
【0015】光ファイバ3aは、光コネクタ2aと光合
分波器6とを接続し、光ファイバ3bは、途中で光アイ
ソレータ4を介して、光コネクタ2bと光ファイバ5と
を接続する。
【0016】光ファイバ3cは、光合分波器6と励起光
源8とを接続する。
【0017】光アイソレータ4は、反射戻り光を遮断
し、光信号の発振を防ぐものであるが、例えば偏光無依
存型光アイソレータを用いれば良い。また、通常の光フ
ァイバと希土類元素を添加した光ファイバとを接続する
場合には、光アイソレータの両端にコア拡大光ファイバ
を接着させた光アイソレータを用いることが好ましい。
これは、希土類元素を添加した光ファイバのモードフィ
ールド径は信号伝送路として用いられる光ファイバの光
ファイバモードフィールド径よりも小さいが、コア拡大
光ファイバを介することにより両者のモードフィールド
の整合をとることができ、低損失な光信号の結合とする
ことができるためである。なお、光アイソレータに接続
する光ファイバがコア拡大型のものであれば同様の効果
を得ることができる。
【0018】光ファイバ5は、エルビウムイオン、ネオ
ジウムイオン、プラセオデミュウムイオン、ツリウムイ
オン等の希土類元素が添加されており、希土類元素の誘
導放出効果を用いて光を増幅する。
【0019】光合分波器6は、励起光源8からの励起信
号を入射してきた光信号と合波させる。光合分波器6
は、信号光と同一方向に励起光を合波させる。なお、光
ファイバ5、光ファイバ3a,3cと接続するために、
光ファイバ融着型光合分波器を用いることが好ましい。
光フィアバ融着型光合分波器を用いることにより、光フ
ァイバを接続しやすく、光ファイバとの接続が低損失な
光合分波器となる。
【0020】励起光源8は、光ファイバ5の添加イオン
を励起するための励起信号を出射するものであり、半導
体レーザなどを使用すれば良い。
【0021】
【実施例】図2は、逆方向励起型光ファイバ増幅器を示
す構成図である。
【0022】図2に示すように、逆方向励起型光ファイ
バ増幅器1は、光コネクタ2a、光ファイバ3a、光ア
イソレータ4、希土類元素を添加した光ファイバ5、光
ファイバ3cにより励起光源8が接続されている光合分
波器6、光ファイバ3b、そして光コネクタ2bを順に
接続して構成される。
【0023】本実施例では、出射側の光コネクタ2bを
反射光を低減する光コネクタとしており、具体的には端
面を斜め研磨(アングルドPC)を行っている。斜め研
磨部分は、図2に符号Aで示す。このように、斜め研磨
することにより、光の反射面が斜面となり、入射してき
た光路と異なる方向に反射するために、光ファイバ5に
戻ることは無くなり、光コネクタ2a側に光アイソレー
タを配設する必要がなくなる。
【0024】また、本発明は、双方向励起型光ファイバ
増幅器、あるいは反射型光フィアバ増幅器にも用いるこ
とができ、片端または両端の光コネクタを斜め研磨すれ
ばよい。具体的には、入射側または出射側のいずれかの
光コネクタを斜め研磨した場合には、入射側または出射
側の光アイソレータを削減することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ増幅器によれば、光コネクタの少なくとも1つを反射
光を低減する光コネクタとする、具体的には斜め研磨
(アングルドPC)を行うことによって、光ファイバの
発振を抑えて安定した増幅特性を得ることができ、かつ
部品点数を削減できる光ファイバ増幅器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ増幅器を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の他の光ファイバ増幅器の示す構成図で
ある。
【図3】従来の光ファイバ増幅器を示す構成図である。
【図4】従来の光ファイバ増幅器を示す構成図である。
【図5】従来の光ファイバ増幅器を示す構成図である。
【符号の説明】
1:光ファイバ増幅器 2a、2b、12a、12b:光コネクタ 3a、3b、3c、、13a、13b、13c、13
c’:光ファイバ 4、14、14a、14b:光アイソレータ 5、15:希土類元素を添加した光ファイバ 6、16、16a、16b:光合分波器 8、18、18a、18b:励起光源 A:斜め研磨部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】希土類元素を添加した光ファイバの一端に
    励起光源に接続された光合分波器を接続してなる光ファ
    イバ増幅器において、入射側と出射側の両端に外部の光
    ファイバと接続するための光コネクタを設け、該光コネ
    クタの少なくとも1つを反射光を低減する光コネクタと
    したことを特徴とする光ファイバ増幅器。
  2. 【請求項2】前記光コネクタの少なくとも1つの端面を
    斜め研磨したことを特徴とする請求項1に記載の光ファ
    イバ増幅器。
JP20212195A 1995-08-08 1995-08-08 光ファイバ増幅器 Pending JPH0950054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20212195A JPH0950054A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 光ファイバ増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20212195A JPH0950054A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 光ファイバ増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0950054A true JPH0950054A (ja) 1997-02-18

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JP20212195A Pending JPH0950054A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 光ファイバ増幅器

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