JPH09500429A - サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓 - Google Patents

サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓

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JPH09500429A JP6524966A JP52496694A JPH09500429A JP H09500429 A JPH09500429 A JP H09500429A JP 6524966 A JP6524966 A JP 6524966A JP 52496694 A JP52496694 A JP 52496694A JP H09500429 A JPH09500429 A JP H09500429A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓であって、冷水供給部(1)と、温水供給部(2)と、混合水流出部と、温度制御・調整ブロック(5)と、制御・調整ピストン(6)と、前記制御・調整ピストン(6)と協働する温度に関連した調整エレメント(7)と、操作レバーと、前記制御・調整ピストン(6)を調整エレメント(7)の方向に負荷する戻しばねエレメント(35)とが設けられており、さらに、冷水環状室(15)と、隣合う温水環状室(16)とが設けられており、制御・調整ピストン(6)が、温度制御のために、温度制御・調整ブロック(5)に対して相対的に、温度を規定する出発位置に移動調節可能であって、さらに、温度調整のために、調整エレメント(7)によって制御可能である形式のものに関する。冷水環状室(15)および/または温水環状室(16)から場合によっては生じる漏れ流による混合水温への影響を阻止し、かつ、出来る限り影響を受けない制御および/または調整を保証するために、温度制御・調整ブロック(5)と制御・調整ピストン(6)との間に少なくとも1つの環状のダイヤフラムシール(21)が設けられており、該ダイヤフラムシール(21)が冷水環状室(15)と温水環状室(16)との間をシールするか、または冷水環状室(15)および/または温水環状室(16)を外方に向かってシールしているようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓 本発明は、サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓であって、冷水供給部 と、温水供給部と、混合水流出部と、制御・調整ピストンを半径方向で取囲む装 置、有利には温度制御・調整ブロックと、前記制御・調整ピストンと協働する、 温度に関連した調整エレメントと、操作レバーと、前記制御・調整ピストンを調 整エレメントの方向に負荷する戻しばねエレメントとが設けられており、さらに 、冷水環状室と、隣合う温水環状室とが設けられており、制御・調整ピストンが 、温度制御のために、温度制御・調整ブロックに対して相対的に、温度を規定す る出発位置に移動調節可能であって、さらに、温度調整のために、調整エレメン トによって制御可能である形式のものに関する。 さらに本発明は、サーモスタット弁であって、制御・調整ピストンと、該制御 ・調整ピストンを半径方向で取囲む温度制御・調整装置と、制御・調整ピストン と協働する、温度に関連した調整エレメントと、操作エレメントと、制御・調整 ピストンを調整エレメントの方向に負荷する戻しばねエレメントとが設けられて おり、制御・調整ピストンが、温度制御のために、温度制御・調整装置に対して 相対的に、温度を規定する出 発位置に移動調節可能であり、温度調整のためには、調整エレメントによって制 御可能である形式のものに関する。 本発明が出発する衛生混合栓はドイツ連邦共和国特許出願公開第412002 4号明細書に基づき公知である。さらに本発明がやはり出発するサーモスタット 弁は、衛生・暖房分野では何年も前から極めて一般的に知られている。 本発明が出発するこのような公知の衛生混合栓は、さらに、定置の弁座板と、 この弁座板に沿って量制御のためにシフト可能な弁板と、温度制御・調整のため にこの弁板と協働する温度制御・調整ブロックとを備えている。この場合、この 温度制御・調整ブロックは、制御・調整ピストンを取囲む装置である。特に本発 明が出発するサーモスタット弁の場合、温度制御・調整ブロックは、制御・調整 ピストンを取囲む装置としても、サーモスタット弁ケーシングの一部としても形 成されてよい。 さらに、ここに述べた形式の衛生混合栓には、外方から手の届く操作レバーと 、この操作レバーに通常のもののように結合された制御レバーとが所属している ので、外方からアクセス可能な操作レバーと、この操作レバーに結合された制御 レバーを介して、衛生混合栓内部に、制御して介入することができる。 ここに述べた形式の衛生混合栓の場合、通常通り、 弁座板が、冷水供給部に接続された冷水取入開口と、温水供給部に接続された温 水取入開口とを有しており、さらに、弁板には弁座板の冷水取入開口と温水取入 開口とにそれぞれ連通する両貫流開口が設けられており、温度制御・調整ブロッ クが、弁板の両貫流開口に連通する冷水流入開口と温水流入開口、ならびに冷水 環状室と温水環状室とを有している。温度制御・調整ブロックの間、即ち冷水環 状室と温水環状室との間には、制御・ストッパ鍔が設けられている。制御・調整 ピストンはスリーブ状に構成されていて、冷水制御縁部とこの冷水制御縁部に対 して所定の間隔を置いて温水制御縁部とを有しており、制御・ストッパ鍔が、冷 水制御縁部と温水制御縁部との相互間隔よりも小さい幅を有していて、冷水制御 縁部と温水制御縁部との間隙に突入している。 本発明が出発するような前記公知の衛生混合栓の場合、温度制御・調整ブロッ クと制御・調整ピストンとの間には、予荷重を弱くかけられるか、または全くか けられないOリングが設けられている。これらのOリングは、温度制御・調整ブ ロックの対応溝に収容されている。温度制御・調整ブロックと制御・調整ピスト ンとの間のこのようなシールは、弁座板と弁板との間ならびに温度制御・調整ブ ロックと弁板との間に、既に十分なシールがもたらされている場合には、このよ うな場所における100%のシールは必要ではないと の考えに基づいている。 この公知の混合栓の場合、シングルレバー式の混合栓として構成されているこ とに基づき、簡単に量と温度とを調節することができる。さらに、温度制御・調 整ブロック内部で制御・調整ピストンが容易に摺動可能であるので、温度調整が 比較的良好に行われる。全体的に見て、このような混合栓は比較的満足できる手 段である。しかしながら、温度制御・調整ブロックと制御・調整ピストンとの間 のシール作用が僅かなことにより、たとえ僅かではあっても、漏れ流が冷水環状 室と温水環状室とから生ぜしめられる恐れがあることが判った。このことは望ま しくない。それというのはこのような漏れ流により、場合によっては、温度調整 によって生ぜしめられた効果もしくは調節および/または調整された混合水温が 不都合に影響されてしまうからである。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3612988号明細書に基づき別の混合栓 が公知である。この公知の別の混合栓は、上位概念に記載の混合栓と同じように 機能する。しかしながら、冷水環状室と温水環状室との間に制御・ストッパ鍔は 設けられていない。このような混合栓の場合、制御・調整ピストンはやはりスリ ーブ状に形成されている。冷水制御縁部と温水制御縁部との相互間隔は、制御・ 調整ピストンの長手方向の長さよりも大きいので、この制御・調整ピストンは冷 水のための流入ギャップの横断面積と温水のための流入ギャップの横断面積とを 互いに変化させるように、混合水温の調整のために両制御縁部間を運動する。し かしながら、冷水制御縁部と温水制御縁部の相互間隔は制御・調整ピストンの長 手方向の長さよりも小さくてもよい。この場合、制御・調整ピストンは冷水制御 縁部と温水制御縁部とに被さり、やはり混合水温を調整するために、冷水のため の流入ギャップの横断面積と温水のための流入ギャップの横断面積とを互いに変 化させるように往復運動する。これらの2つの場合、冷水環状室と温水環状室と はOリングを介してシールされている。この場合Oリングによるシール作用は大 きく、冷水環状室から温水環状室への、およびその逆の漏れ流は全くまたは殆ど 生ぜしめられない。しかしながら、この制御・調整ピストンは温度変動が比較的 大きい場合に初めて反応する。それというのは温度変動が比較的小さい場合には 、比較的小さな調整力しか調整エレメントによって生ぜしめられない。これらの 調整力は、Oリングによって生ぜしめられた摩擦力に打勝つことはできない。こ れに対して、弱いシールしか設けられないと、冷水と温水との所望の混合が得ら れない。このような欠点は勿論、前記制御・調整法に基づいて働くサーモスタッ ト弁にも当て嵌まる。 全ての衛生混合栓に要求されることは、出来る限りコンパクトに衛生混合栓を 製造することである。上位 概念に記載の混合栓は、現在市販されている混合栓に比べた場合、寸法もしくは 全高に関して既に極めて高い要求を満たしているにもかかわらず、混合栓の寸法 をさらに減じるための新たな手段が常に模索されている。勿論このような要求は 、混合栓内で使用される、しかし混合栓自体にも使用されるサーモスタット弁に も当て嵌まる。 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の混合栓ならびにサーモスタット弁を改良 して、調節および/または調整された混合水温が漏れ流によって影響されないよ うな混合栓ならびにサーモスタット弁を提供することである。同時に、混合栓も しくはサーモスタット弁が簡単に組付けることができ、出来る限りコンパクトに 構成されていることが望ましい。 この課題を解決するために、冒頭で述べた形式の混合栓においては、本発明の 第1の思想に相応して、温度制御・調整ブロックと制御・調整ピストンとの間に 少なくとも1つの環状のダイヤフラムシールが設けられており、該ダイヤフラム シールが冷水環状室と温水環状室との間をシールするか、または冷水環状室およ び/または温水環状室を外方に向かってシールしているようにした。本発明のこ のような第1の構成において、第1の選択形によれば、冷水環状室から温水環状 室への、または逆の方向の漏れ流が阻止されるのに対して、第2の選択形によれ ば、その都度調節および/ または調整された混合水温がやはり不都合に影響されてしまうような漏れ流が外 方に向かって流れるのが阻止される。これらの両選択形の利点は明らかに、温度 制御・調整ブロックと制御・調整ピストンとの間の良好なシールが得られる一方 、制御・調整ピストンを装置に対して相対的に容易に往復摺動させることができ ることである。従来使用されたOリングによるシールに比べてダイヤフラムシー ルは摩擦力を生ぜしめない。それというのは、このダイヤフラムシールは温度制 御・調整ブロックにおける制御・調整ピストンの運動に摩擦なしに追従すること ができるからである。従って、本発明においては従来よりも良好に、極めて僅か な温度変動をも極めて迅速に調整することができる。それというのは、摩擦力に はもはや全く打勝たなくて済み、制御・調整ピストンが、調整エレメントの長さ の変化に即座に反応するからである。これにより、本発明によれば、温度制御・ 調整ブロックに対して制御・調整ピストンを温度調整のために相対摺動させるた めに必要となる温度の力は僅かにすぎない。このような力は、温度変化が僅かな 場合にも調整エレメントによって生ぜしめられる。 さらに本発明の課題を解決するための、本発明の第2の構成では、戻しばねエ レメントが、温度制御・調整ブロックと制御・調整ピストンとの間に配置されて いて、一方では温度制御・調整ブロックに、有利には 該温度制御・調整ブロックの内周壁に支持されており、他方では制御・調整ピス トンの外周壁に支持されているようにした。従来の技術において公知のように、 制御・調整ピストンの内側に位置する軸線方向の前端面に作用するような戻しば ねエレメントが軸線方向に配置されている代わりに、本発明によれば、戻しばね エレメントが、制御・調整ピストンを外方で取囲むように配置されている。換言 すれば、戻しばねエレメントは制御・調整ピストンの長手方向の長さ内に配置さ れており、支持されるためにもはやこの制御・調整ピストンを超えて長手方向も しくは運動方向に突出しないで済む。このような新規の配置の利点は、本発明に よる混合栓の幅を、公知の混合栓の幅に対してさらに減じることができることで ある。それというのは、この戻しばねエレメントが、今や温度制御・調整ブロッ クに直接的に支持されているので、従来の技術の場合汎用であった、戻しばねエ レメントのための別個の支持フランジの構成がもはや必要とならないからである 。このような利点は勿論本発明による衛生混合栓と同じ原理に基づいて働くサー モスタット弁においても得られる。この場合においても、従来の技術において汎 用であるように、戻しばねエレメントがサーモスタットケーシングまたはカバー に支持されているような公知の配置関係を変えて、本発明のように配置すること により寸法を減じることができる。 このような両解決手段が衛生混合栓もしくはサーモスタット弁において実現さ れると特に有利である。このような衛生混合栓もしくはサーモスタット弁は極め て小さな寸法しか有していないだけでなく、混合水温が場合によっては生じる漏 れ流によって不都合に影響されることなく、常に調節された混合水温をも得られ る。 本発明による混合栓もしくは本発明によるサーモスタット弁の部品点数を減じ 、かつ、構造を簡単にするために、戻しばねエレメントが温度制御・調整ブロッ クと制御・調整ピストンとの間で、戻し機能を果たと同時にシールをも行うと特 に有利である。即ち、戻しばねエレメントのこのような複合機能により、付加的 なシール部材を節約することができる。戻しばねエレメントが皿ばねとして形成 されており、制御・調整ピストンの位置に無関係に常に少なくとも僅かな予荷重 によって、温度制御・調整ブロックと制御・調整ピストンとの間で作用するよう になっていると、戻しばねエレメントによるシール作用が特に良好に得られる。 本発明による衛生混合栓およびサーモスタット弁のさらに有利な構成は別の請 求項に記載した。以下の通り、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。説 明しかつ/または図示した全ての特徴は、単独で、または任意の組合せで、本発 明の対象を形成する。 第1図および第2図は、サーモスタット制御装置を 備えた本発明による衛生混合栓の第1および第2の実施例の主要な機能部分を示 す縦断面図である。 第3図は、第1図および第2図に示した衛生混合栓の制御スリーブの斜視図で ある。 第4図および第5図は、サーモスタット制御装置を備えた本発明による衛生混 合栓の第3および第4の実施例の主要な機能部分を示す縦断面図である。 第6図は、本発明による混合栓またはサーモスタット弁の別の実施例を部分的 に示す図である。 第7図は、第6図に示された戻しばねエレメントを示す斜視図である。 第8図および第9図は、別の戻しばねエレメントを部分的に破断して示す平面 図(第8図)と、第8図の破断線IX−IXに沿って示す横断面図(第9図)で ある。 第1図、第2図、第4図および第5図に部分的にのみ示された衛生混合栓は、 それぞれいわゆる個別サーモスタット(Einzelthermostat)として形成されている 。即ち、量制御と温度制御・調整とが消費個所で行われるわけである。 第1図、第2図、第4図および第5図に部分的に示された、サーモスタット調 整装置を備えた衛生混合栓には、それぞれ先ず冷水供給部1と温水供給部2と混 合水流出部(図示せず)が所属している。流れ方向で見て冷水供給部1と温水供 給部2とには、定置の弁座 板3と、この弁座板3に沿って量制御のためにシフト可能な弁板4と、この量制 御・調整のための弁板4と協働する温度制御・調整ブロック5とが続いて設けら れている。さらに、本発明による衛生混合栓には、温度制御・調整ブロック5に 設けられた制御・調整ピストン6(温度制御・調整ブロック5は、この制御・調 整ピストン6を半径方向に取囲む装置として形成されている)と、この制御・調 整ピストン6と協働する、温度に関連した調整エレメント7と、操作レバー(図 示せず)と、この操作レバーに結合された制御レバー8(第4図においては1点 鎖線で示す)とが所属している。 第1図、第2図および第4図に示したように、弁座板3は、冷水供給部1に接 続された冷水取入開口9と、温水供給部2に接続された温水取入開口10とを有 している。第1図、第2図、第4図および第5図に示したように、弁板4には、 弁座板3の冷水取入開口9と連通する貫流開口11と、弁座板3の温水取入開口 10と連通する貫流開口12とが設けられている。温度制御・調整ブロック5は 、弁板4の貫流開口11と連通する冷水流入開口13と冷水環状室15とを有し ており、さらに、貫流開口12と連通する温水流入開口14と温水環状室16と を有している。制御・調整ピストン6は温度制御のために、温度制御・調整ブロ ック5に対して相対的に、温度を規定する出発位置に移 動調節することができ、温度調整のために、調整エレメント7によって制御可能 である。 第1図、第2図、第4図および第5図に示したように、温度制御・調整ブロッ ク5は、冷水環状室15と温水環状室16との間に制御・ストッパ鍔17を有し ている。制御・調整ピストン6はスリーブ状に形成されており、冷水制御縁部1 8と、この冷水制御縁部18に対して所定の間隔Aを置いて、温水制御縁部19 とを有している。制御・ストッパ鍔17は、冷水制御縁部18と温水制御縁部1 9との間隔よりも小さい幅Bを有しており、冷水制御縁部18と温水制御縁部1 9との間の間隙内に突入している。 以上に述べたような、制御・ストッパ鍔とを備えた実施例の代わりに、本発明 は、冷水環状室と温水環状室との間に制御・ストッパ鍔が設けられていないよう な、衛生混合栓にも使用することができる。このような実施例の場合、制御・調 整ピストンはやはりスリーブ状に形成されていると有利ではあるが、しかし必ず しも必要という訳ではない。このような実施例のうちの1つにおいては、冷水制 御縁部と温水制御縁部との間隔が、制御・調整ピストンの長手方向の長さよりも 大きいことにより、この制御・調整ピストンは、冷水および温水の流入横断面積 を互いに変化させるように、冷水制御縁部と温水制御縁部との間を混合水温の調 整のために運動する。このような実施例は、冒頭で述べ たドイツ連邦共和国特許出願公開第3612988号明細書に基づき公知である 。別の実施例の場合、冷水制御縁部と温水制御縁部との間隔が、制御・調整ピス トンの長手方向の長さよりも小さいことにより、この制御・調整ピストンは、冷 水のための流入ギャップの横断面積と温水のための流入ギャップの横断面積とを 互いに変化させ、かつ冷水制御縁部と温水制御縁部とに外側で被さるように、混 合水温の調整のために往復運動する。 このような2つの実施例の場合、冷水環状室と温水環状室とは、以下に詳しく 説明する図示の実施例のように、それぞれ外方に対してシールされることはなく 、冷水環状室と温水環状室相互間のシールが、以下にさらに詳しく説明するよう な形式で行われる。 本発明による衛生混合栓の、第1図に示した実施例の場合、温度制御・調整ブ ロック5は、銅または真鍮、有利には真鍮から成っている。これに対して第2図 、第4図および第5図の実施例の場合の温度制御・調整ブロック5は、プラスチ ックから成っている。プラスチックを使用した場合には、制御・ストッパ鍔17 は硬質材料、例えば銅または真鍮、有利には真鍮から成る補強材20を備えてい る。しかしながら勿論、第2図、第4図および第5図に示された実施例の温度制 御・調整ブロック5が、全体的に胴または真鍮、有利には真鍮から成っていても よい。このことは特に第4図お よび第5図に示された実施例の場合に云える。 制御・調整ピストン6を温度制御・調整ブロック5内部で比較的容易に摺動可 能にしたいので、極めて僅かな温度差にも応答できるようにするために、温度制 御・調整ブロック5の前記制御・調整ピストン6に対応する内径が、制御・調整 ピストン6の対応する外径よりも大きく、有利には約0.3mmだけ大きい。 第1図および第2図に示した実施例の場合、温度制御・調整ブロック5と制御 ・調整ピストン6との間には、冷水環状室15と、隣合う温水環状室16とをシ ールするために、外方に向かってそれぞれ1つの環状のダイヤフラムシール21 が位置している。これらのダイヤフラムシール21は、冷水環状室15と温水環 状室16とを外方に対してシールするのに役立つだけでなく、温度制御・調整ブ ロック5内で制御・調整ピストン6を案内するためにも役立つ。各ダイヤフラム シール21の外縁部は外側の溝22aに固定されており、内縁部は内側の溝22 bに固定されている。この外側の溝22aが温度制御・調整ブロック5内に形成 されているのに対し、内側の溝22bは制御・調整ピストン6に形成されている 。このことは第1図の拡大された詳細な図から良く判る。第1図に示された実施 例においては、外側の溝22aおよび内側の溝22bは、それぞれV字形に形成 され、それぞれ溝基底部には穿刺部22cを備えている。これらの穿刺部は溝2 2a,22bにダイヤフラムシール21を固定するかもしくは確実に保持するた めに役立つ。穿刺部の構成は、第2図に示された実施例においては省かれている 。この場合ダイヤフラムシール21は外側の溝22aと内側の溝22bとに圧着 され、このようにしてシールする。従来の技術において使用されたOリングの代 わりに本発明によるダイヤフラムシール21を使用すると、際立ったシール作用 が得られるとともに、摩擦のない状態で温度調整を行うことができる。即ち、流 出する混合水が場合によっては生じる漏れ流により温度変動を受けることはない 訳である。 制御縁部が制御・調整ピストンの長手方向の延びる部分の外方に位置している か、または制御・調整ピストンの領域内に位置していて、しかもいずれの場合に も制御ストッパ鍔が設けられていないような、図示していない実施例の場合、冷 水環状室と温水環状室とが、本発明によるダイヤフラムシールを介して互いにシ ールされている。この場合にはダイヤフラムシールは1つしか必要とならない。 これに対応して、ダイヤフラムシールを収容するために、温度制御・調整ブロッ クにはやはり唯1つの外側の溝が設けられており、制御・調整ピストンにも唯1 つの内側の溝が設けられている。このダイヤフラムシールは、それぞれの環状室 からの温水と冷水とが不所望に混合されるのを阻止する。 第1図に示された本発明による衛生混合栓の有利な 実施例の場合、さらに、制御・調整ピストン6が第1のピストン部分23と第2 のピストン部分24とから成っている。第1のピストン部分23は、第2のピス トン部分24内に突入する、雄ねじ山26を備えた結合部分25を有している。 第2のピストン部分24は雌ねじ山27を備えており、これらの両ピストン部分 23,24が互いに螺合している。これらの両ピストン部分23,24は銅また は真鍮、有利には真鍮から成っている。 第2図、第4図および第5図に示された本発明による衛生混合栓の実施例の場 合、第1のピストン部分23と第2のピストン部分24と両ピストン部分23, 24を結合するアダプタ28とから成っている。詳細に述べるならば、このアダ プタ28は一方ではスナップ結合部分29によって第1のピストン部分23に結 合されており、他方では雄ねじ山30を有していて、この雄ねじ山30で第2の ピストン部分24内に突入している。さらに、第2のピストン部分24が雌ねじ 山31を備えていて、これらの両ピストン部分23,24が互いに螺合によって 結合されている。このような実施例の場合、両ピストン部分23,24は銅また は真鍮、有利には真鍮から成っており、アダプタ28はプラスチックで構成され ている。特に第4図および第5図に示された本発明の実施例を実現するためには 、制御・調整ピストンがスナップ結合部分を備えたアダ プタを有しているか、あるいは螺合による結合部分を備えたアダプタを有してい るかは重要ではない。 以上に述べたように、第1図、第2図、第4図および第5図に示した本発明に よる衛生混合栓の実施例の場合、制御・調整ピストン6の両ピストン部分23, 24は銅または真鍮、有利には真鍮から成っている。しかしながら、制御・調整 ピストンが全体的にプラスチックから成っていて、例えば冷水制御縁部および温 水制御縁部のような、特別な摩耗を受ける個所に、銅または真鍮、有利には真鍮 から成る補強材を備えているような、図示していない実施例も考えられる。 第1図、第2図、第4図および第5図に示された本発明による衛生混合栓の実 施例の場合、さらに、制御・調整ピストン6は、温度制御・調整ブロック5に対 する制御・調整ピストン6の相対的な位置に関連して、冷水環状室15および/ または温水環状室16に連通する貫流開口32を有している。この貫流開口は、 制御・調整ピストン6の内室に開口している。各実施例の制御・調整ピストン6 の内室には、有利には内壁に位置するスクリーンスリーブ33(第5図にのみ示 した)が設けられて、調整エレメント7が少なくとも部分的に制御・調整ピスト ン6の内部に、つまり制御・調整ピストン6の内室内に配置されていてよい。 第3図には制御スリーブ34が示されている。この制御スリーブは、第1図お よび第2図に示した実施例 の温度制御・調整ブロック5に少なくとも部分的に被さっている。第1図および 第2図に示した実施例の場合、制御・調整ピストン6が制御スリーブ34内に緊 定されている。しかしながら全ての実施例に共通して云えるのは、調整エレメン ト7が制御スリーブ34内に緊定されていることである。第1図および第2図に 示した実施例の場合、制御・調整ピストン6は、戻しばねエレメントとして形成 された制御・調整エレメント35を介して、制御スリーブ34の第1の支持フラ ンジ34aに支持されており、調整エレメント7は、制御スリーブ34の第2の 支持フランジ34bに支持されている。さらに、制御・調整ピストン6の前記戻 しばねエレメント35に向いた端部が、戻しばねエレメント35の前記制御・調 整ピストン6に向いた端部を収容する環状溝36を有している。 第1図および第2図に示した実施例と異なり、第4図および第5図に示した実 施例の場合、圧縮コイルばねとして形成された戻しばねエレメントは設けられて いない。これに対応して、制御・調整ピストン6にも環状溝は設けられていない 。第4図に示した実施例の場合には1つの戻しばねエレメント37が使用され、 第5図に示した実施例の場合には2つの戻しばねエレメント37が使用されてい る。各戻しばねエレメント37は一方では温度制御・調整ブロック5に、即ちそ の内周壁に支持されており、他方では制御・調整ピス トン6に、即ちその外周壁に支持されている。即ち、第1図および第2図に示さ れたような、圧縮コイルばねとして形成された戻しばねエレメントは完全に省く ことができる訳である。 温度制御・調整ブロック5と制御・調整ピストン6とに戻しばねエレメント3 7を配置もしくは支持するために、温度制御・調整ブロック5には環状のストッ パ38aが設けられている。これに対して、制御・調整ピストン6には環状のス トッパ38bが設けられている。このことは少なくとも第1のピストン部分23 に当て嵌まる。いずれにしても重要なのは、第4図および第5図に示した実施例 の場合、戻しばねエレメント37が温度制御・調整ブロック5と制御・調整ピス トン6との間をそれ自体でシールすること、即ち、このような個所には別のシー ルは必要とならないことである。勿論、温度制御・調整ブロック5と制御・調整 ピストン6との間の、本発明による戻しばねエレメント37の近くには、さらに Oリングや第1図および第2図に示した実施例の場合のようにダイヤフラムシー ル21が設けられてもよいが、必ずしも必要ではない。 この戻しばねエレメント37は皿ばねとして構成されている。さらに、この戻 しばねエレメント37は制御・調整ピストン6の位置とは無関係に、常に少なく とも僅かな予荷重をかけられて、温度制御・調整ブロック5と制御・調整ピスト ン6との間で作用するよう になっている。即ち、冷水制御縁部18が制御・ストッパ鍔17に当接しても、 戻しばねエレメント37は未だ僅かな予荷重を有しており、ストッパ38a,3 8bに対して弾発する。これにより、戻しばねエレメント37が制御・調整ピス トン6のどの位置においても、この制御・調整ピストン6と温度制御・調整ブロ ック5とに密に当接することが保証される。この戻しばねエレメント37の環状 縁部が負荷時および負荷軽減時にスライド面に沿ってストッパ38a,38bの 領域で運動するので、温度制御・調整ブロック5および制御・調整ピストン6の 、少なくともこれらのスライド面を形成する領域は硬質材料から成っていること が望ましい。このためには、温度制御・調整ブロック5と制御・調整ピストン6 とを完全に銅または真鍮、有利には真鍮から製造するか、またはプラスチックを 使用した場合には、ストッパ38a,38bとスライド面とを形成する適当な挿 入体を設けることができる(図示せず)。 第4図および第5図に示した実施例の場合、圧縮コイルばねが使用されていな いので、この圧縮コイルばねのために汎用のものの場合必要な所要スペースと、 制御スリーブの支持フランジのための所要スペースとを完全に節約することがで きる。勿論このことは、本発明による衛生混合栓の寸法をさらに減じることがで きることをも意味する。さらにこのことは、第4図お よび第5図に示した実施例の場合、制御・調整ピストン6の環状溝が必要となら ず、さらに、第4図および第5図に示した実施例に使用された制御スリーブ34 が、少なくとも第1の支持フランジ34aに関連して、第1図および第2図に示 した実施例における制御スリーブ34には相当しないことをも意味する。この制 御スリーブ34は上記個所では切欠きを有するか相応に狭幅になっていてよい。 さらに、第4図および第5図に示した両実施例が互いに異なっている点は、第 4図に示した実施例の場合、第2のピストン部分24においてはダイヤフラムシ ール21を備えた外側の溝22aと内側の溝22bとが設けられているのに対し て、第5図に示した実施例の場合、第1のピストン部分23の場合と同じように シールのためにやはり戻しばねエレメント37が使用されていることである。勿 論、第4図に示した実施例の場合、ダイヤフラムシール21が第1のピストン部 分23の領域にも配置され、戻しばねエレメント37が第2のピストン部分24 の領域に配置されていてもよい。このためには勿論溝とストッパとの対応する構 成が必要となる。 皿ばねとして形成された戻しばねエレメント37を使用する場合に前提となる のは、第1のピストン部分23の領域に温度制御・調整ブロック5の開口5bが 設けられており、この開口の内径が戻しばねエレメン ト37の外径にほぼ相当し、有利にはこの外径よりも僅かに大きいことにより、 戻しばねエレメント37がストッパ38aに当接するまでこの戻しばねエレメン ト37を簡単に開口5b内に挿入することができることである。さらに留意すべ きなのは、第1のピストン部分23の前記ストッパ38bに続いて設けられた、 つまり第2のピストン部分24の方向に延びる部分の最大の外径が、戻しばねエ レメント37の内径にほぼ相当し、有利にはこの内径よりも僅かに小さいことで ある。ストッパ38a,38bの高さは、冷水制御縁部18および温水制御縁部 19と制御・ストッパ鍔17と間のギャップ幅もしくは戻しばねエレメント37 の最大ばね行程に調和しなければならない。 戻しばねエレメント37が第1のピストン部分23と一緒にアダプタ28にス ナップ結合され、既に述べたシール作用を得るために、スナップ結合された状態 である程度の予荷重をかけられているのに対して、第2のピストン部分24に用 いられる戻しばねエレメント37は、あとから初めて挿入される。このためには 勿論、第2のピストン部分24と温度制御・調整ブロック5との間に環状ギャッ プが形成されており、この環状ギャップの寸法は、負荷されていない戻しばねエ レメント37をこの環状ギャップ内に収容することができ、負荷された状態で、 第2のピストン部分24に設けられたストッパ38cに当接するように選択され る。温度制御・調整ブロック5における当接をも保証するためには、第5図に示 したような2つの可能性がある。第5図の上半部には、ストッパ38dを構成す るために内側リングが選択されている。この内側リングは雄ねじ山を有している 。対応する雌ねじ山が温度制御・調整ブロック5に設けられているので、この内 側リングは所定の位置にねじ込まれることができ、戻しばねエレメント37が相 応に予荷重をかけられる。第5図の下半部には、ストッパ38dがばねリングと して形成されている。このばねリングが、温度制御・調整ブロック5に設けられ た対応する溝に収容されている。 さらに第5図から判るように、環状の挿入体38eが、制御・調整ピストン6 に被せ嵌められ、有利にはこの制御・調整ピストンに固定されている。このよう な挿入体38eは硬質材料から成っており、ストッパ38cを有しているだけで なく、戻しばねエレメント37のためのスライド面をも有している。それぞれの ストッパおよび/またはそれぞれのスライド面を形成する適当な挿入体が、スト ッパ38a,38b,38cの領域にも設けられていてよい(図示せず)。 このストッパが内側リングまたはばねリングを介しては実現されていなくてよ く、温度制御・調整ブロック5に固着されて形成されているような図示していな い実施例の場合、戻しばねエレメント37は開口を介 して温度制御・調整ブロック5内に挿入される。この場合残りのストッパ(およ びストッパ鍔)はばねリングまたはねじ山付き部材によって形成されてよい。 上記実施例から判るように、戻しばねエレメントとして形成された各皿ばねの ためには、常に制御・調整ピストンに所定の形式のストッパが設けられ、温度制 御・調整ブロックに所定の形式のストッパが設けられていなければならない。皿 ばねは構造上の理由から、制御・調整ピストンのストッパが外側に、即ち制御・ ストッパ鍔から隔たって位置し、かつ、温度制御・調整ブロックのストッパが内 側に、即ち制御・ストッパ鍔に向かって接近して位置するようなピストン部分の 領域に配置すると簡単である。 前に述べた特徴および利点全体は勿論、制御・ストッパ鍔なしの図示していな い前記実施例にも、サーモスタット弁にも当て嵌まるので、繰り返しを避けるた めに、特に論じることはしない。念のために述べておくが、サーモスタット弁に おいて制御・調整ピストンを半径方向に取囲む装置は例えばサーモスタットケー シング自体によって形成されてもよいし、もしくはその一部によって形成されて もよい。「装置」という概念は、衛生混合栓に関してもサーモスタット弁に関し ても、制御・調整ピストンを取囲むそれぞれの「物」に対する上位概念を意味す る。 同時にシールとしても作用する戻しばねエレメント 37を専ら使用して別のシール部材を節約すること(このような実施例は第5図 に示されている)の利点は、戻しばねエレメント37のために適宜に材料、例え ばばね鋼を選択し、硬質のスライド面とストッパとを使用すると、本発明による シール個所が理論上永久的な耐用寿命を有することである。もっとも、特にスト ッパ38dを実現するためにかかる構造的な手間は、第4図に示したような、ダ イヤフラムシール21が挿入される内側の溝22aおよび外側の溝22bを構成 する場合よりも若干多い。 第2図、第4図および第5図に示したように、調整エレメント7の、制御スリ ーブ34の第2の支持フランジ34bに向いた端部と、制御スリーブ34の支持 フランジ34bとの間には、残余行程ユニット39が設けられている。この残余 行程ユニットは、制御スリーブ34の第2の支持フランジ34bに対する、調整 エレメント7の、制御スリーブ34の第2の支持フランジ34bに向いた端部の 相対的なばね負荷運動を可能にする。詳しく述べるならば、この残余行程ユニッ ト39は、制御スリーブ34の第2の支持フランジ34bに結合された外側スリ ーブ40と、調整エレメント7のための支持面41を有する内側スリーブ42と 、外側スリーブ40の内側鍔43と内側スリーブ42の外側鍔44との間に設け られた残余行程ばね45とから成っている。制御スリーブ34の第2の支持フラ ン ジ34bは、残余行程ユニット39を収容するのに役立つねじ山付き孔46を有 している。このねじ山付き孔には残余行程ユニット39の外側スリーブ40は雄 ねじ山47を備えていて、残余行程ユニット39の外側スリーブ40に設けられ た雄ねじ山47が、制御スリーブ34の第2の支持フランジ34bのねじ山付き 孔46に螺合する。 上に説明した残余行程ユニット39の外側スリーブ40と内側スリーブ42と はプラスチックから成っていると有利である。この場合、残余行程ユニット39 の外側スリーブ40は、内方に向かって突出した少なくとも1つの係止突起を有 しており、内側スリーブ42は、外側鍔を分割する少なくとも1つのばねスリッ トを備えていてよい(詳細には図示せず)。 さらに、第1図、第2図、第4図および第5図に示した本発明による衛生混合 栓の実施例の場合、制御スリーブ34は一方では温度制御・調整ブロック5と一 緒に、他方では温度制御・調整ブロック5に対して相対的にシフト可能である。 このために、この温度制御・調整ブロック5は制御ヘッド48を備えている。こ の制御ヘッド48には偏心体49が回動可能に支承されている。さらに、制御ス リーブ34は制御切欠き50を有しており、この制御スリーブ34は、偏心体4 9と制御切欠き50とが協働することにより、一方では温度制御・調整ブロック 5と一緒にシフト可能であり、 他方では温度制御・調整ブロック5に対して相対的にシフト可能である。この偏 心体49は、操作レバー(図示せず)に結合された制御レバー8が係合する制御 切欠き51を有している。 さらに、特に第5図から判るように、本発明による衛生混合栓に関連したさら に別の有利な手段が設けられている。先ず、弁板4が結合プレート52を介して 温度制御・調整ブロック5に結合されている。この結合プレート52は、弁板4 と温度制御・調整ブロック5とに被さる突起53を有している。さらに、第5図 から判るように、弁板4に設けられた貫流開口11,12が弁座板3に向いた側 に拡張部54を備えており、この弁板4に設けられた貫流開口11,12には、 弁座板3に向いた側にそれぞれスクリーン挿入体55が設けられている。 本発明による衛生混合栓の場合、弁板と温度制御・調整ブロックは一体的に構 成されてよい(図示せず)。この場合、弁板に設けられた両貫流開口は、温度制 御・調整ブロックの冷水流入開口および温水流入開口と合致する。しかしながら 、図面に示したように、弁板と温度制御・調整ブロックとが別個の構成部分とし て構成されていると有利である。それというのは、このように構成しないと、こ れらの両構成部分のために、コスト的にも機能的にも最適な材料を使用すること ができないからである。 さらに、本発明による衛生混合栓の場合、温度制御・調整ブロックが制御ヘッ ドと結合プレートと一体的に構成されてよい(図示せず)。このような一体的な 構成は、別個の構成部分を設けるよりも低廉になる。このような一体的な構成部 分は銅または真鍮から成っていてよく、やはりコスト上の理由からプラスチック から成っていると有利である。 第6図は、本発明による、サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓の別の 実施例を部分的に示した縦断面図である。見易さの理由から、多数の機能部分は 図示していない。第6図に示された本発明による衛生混合栓の部分は既に上に述 べた本発明の原理を明確にしようとしているに過ぎない。この実施例では制御・ ストッパ鍔は形成されておらず、その代わりに外側の縁部17a,17bが設け られており、これらの相互間隔は制御・調整ピストン6の長手方向の長さよりも 大きい。第6図においては図面の上側部分と下側部分とに、以下に詳しく述べる ような異なる実施例が示されている。第6図に示された両実施例の相違点は、第 6図の下側部分に示された実施例の場合、適当な調節時に冷水制御縁部18が縁 部17aに当接するか、もしくは温水制御縁部19が縁部17bに当接すること ができるのに対し、第6図の上側部分に示された実施例の場合、制御・調整ピス トン6の冷水制御縁部18が縁部17aを超えるように運動するか、もしくは温 水制御縁部19が縁部17bを超えるように運動することができる。勿論このた めには、このような位置において、温度制御・調整ブロック5の内周壁と、制御 ・調整ピストン6の外周壁との間の適当なシールが保証されていることが前提と なる。 第6図に示された実施例の場合、戻しばねエレメント37は唯1つしか必要と ならない。この戻しばねエレメントは、制御・調整ピストン6を戻すために働く と同時に制御・調整ピストン6と温度制御・調整ブロック5との間をシールする 。この戻しばねエレメント37は少なくとも予荷重のかかった状態においては、 半径方向にほぼS字形に形成された断面(詳しくは図示せず)を有している。こ のようなS字形の断面は、荷重をかけられて温度制御・調整ブロック5内に挿入 された状態においては、制御・調整ピストン6を保持しており、制御・調整ピス トン6の外周壁と温度制御・調整ブロック5の内周壁との間に形成されたギャッ プ56が比較的大きく形成できることを保証すると特に有利である。このように 大きなギャップ56は本発明による衛生混合栓の石灰沈着(Verkalken)を阻止す る。ここで指摘したいのは、第1図、第2図、第4図および第5図に示した実施 例における対応ギャップも、それ以外の実施例おける対応ギャップも、詳細には 示されていなくても、やはり適宜の大きさで構成されているということである。 第7図は、ダイヤフラムシールとしても戻しエレメントとしても役立つ環状の 戻しばねエレメント37を示している。この戻しばねエレメントは第6図に示し た実施例に対応して、S字形の断面を有している。図面から判るように、この戻 しばねエレメント37は、負荷されていない状態でもS字形の断面を有している 。 第8図および第9図には、本発明による戻しばねエレメント37の別の実施例 が示されている。第8図から判るように、この戻しばねエレメント37は、周方 向にほぼホース状または蛇行状に形成されたばね37aを有している。このばね 37aのこのような独自の構成に基づき、ばね37aを取囲む外被37bが必要 となる。この外被はプラスチックまたはエラストマーから成っており、環状に形 成されている。ばね37aと外被37bとを備えた戻しばねエレメント37のこ の独自の構成により、戻しばねエレメント37の可撓性は大きな範囲内で調節可 能である。 勿論、第6図〜第9図に示された本発明による戻しばねエレメント37の実施 例は、第1図、第2図、第4図および第5図に示した実施例ならびに図示してい ない実施例にも使用することができる。さらに、第8図および第9図に示された 戻しばねエレメントは、第6図および第7図に示した実施例に対応して、ほぼS 字形の断面を有していてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月18日 【補正内容】 17.特に請求項16に記載のサーモスタット弁であって、冷水供給部と温水 供給部と混合水流出部とが設けられており、さらに、冷水環状室と、隣接する温 水環状室とが設けられている形式のものにおいて、 温度制御・調整装置と制御・調整ピストンとの間に少なくとも1つの環状のダ イヤフラムシールが設けられており、該ダイヤフラムシールが、冷水環状室と温 水環状室との間をシールするか、または冷水環状室および/または温水環状室を 外方に向かってシールしていることを特徴とする、サーモスタット弁。 18.温度制御・調整装置が、制御・調整ピストンを半径方向で取囲む、サー モスタット制御弁ケーシングの区分として形成されている、請求項16または 記載のサーモスタット弁。 19.請求項2および4から13までのいずれか1項または複数項記載の特徴 を備えた、請求項16から18までのいずれか1項記載のサーモスタット弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,JP,KR,US 【要約の続き】 のダイヤフラムシール(21)が設けられており、該ダ イヤフラムシール(21)が冷水環状室(15)と温水 環状室(16)との間をシールするか、または冷水環状 室(15)および/または温水環状室(16)を外方に 向かってシールしているようにした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓であって、冷水供給部(1) と、温水供給部(2)と、混合水流出部と、制御・調整ピストン(6)を半径方 向で取囲む装置、有利には温度制御・調整ブロック(5)と、前記制御・調整ピ ストン(6)と協働する、温度に関連した調整エレメント(7)と、操作レバー と、前記制御・調整ピストン(6)を調整エレメント(7)の方向に負荷する戻 しばねエレメント(35)とが設けられており、さらに、冷水環状室(15)と 、隣合う温水環状室(16)とが設けられており、制御・調整ピストン(6)が 、温度制御のために、温度制御・調整ブロック(5)に対して相対的に、温度を 規定する出発位置に移動調節可能であって、さらに、温度調整のために、調整エ レメント(7)によって制御可能である形式のものにおいて、 温度制御・調整ブロック(5)と制御・調整ピストン(6)との間に少なくと も1つの環状のダイヤフラムシール(21)が設けられており、該ダイヤフラム シール(21)が冷水環状室(15)と温水環状室(16)との間をシールする か、または冷水環状室(15)および/または温水環状室(16)を外方に向か ってシールしていることを特徴とする、サーモスタット制御装置を備えた衛生混 合栓。 2.ダイヤフラムシール(21)が、温度制御・調整ブロック(5)に設けら れた外側の溝(22a)と、制御・調整ピストン(6)に設けられた内側の溝( 22b)とに挿入されており、両溝(22a,22b)に保持されている、請求 項1記載の衛生混合栓。 3.サーモスタット制御装置を備えた衛生水栓であって、冷水供給部(1)と 、温水供給部(2)と、混合水流出部と、制御・調整ピストン(6)を半径方向 で取囲む装置、有利には温度制御・調整ブロック(5)と、前記制御・調整ピス トン(6)と協働する温度に関連した調整エレメント(7)と、操作レバーと、 前記制御・調整ピストン(6)を調整エレメント(7)の方向に負荷する戻しば ねエレメント(37)とが設けられており、さらに、冷水環状室(15)と、隣 合う温水環状室(16)とが設けられており、制御・調整ピストン(6)が、温 度制御のために、温度制御・調整ブロック(5)に対して相対的に、温度を規定 する出発位置に移動調節可能であって、さらに、温度調整のために、調整エレメ ント(7)によって制御可能である、特に請求項1または2記載の形式のものに おいて、 前記戻しばねエレメント(37)が、温度制御・調整ブロック(5)と制御・ 調整ピストン(6)との間に配置されていて、一方では温度制御・調整ブロック (5)に、有利には該温度制御・調整ブロックの内周 壁に支持されており、他方では制御・調整ピストン(6)の外周壁に支持されて いることを特徴とする、サーモスタット制御装置を備えた衛生混合栓。 4.温度制御・調整ブロック(5)と、制御・調整ピストン(6)の外周壁と に、戻しばねエレメント(37)のための各ストッパ(38a,38b)が設け られている、請求項1から3までのいずれか1項記載の衛生混合栓。 5.戻しばねエレメント(37)が、温度制御・調整ブロック(5)と制御・ 調整ピストン(6)との間をシールしている、請求項1から4までのいずれか1 項記載の衛生混合栓。 6.戻しばねエレメント(37)が、冷水環状室(15)と温水環状室(16 )との間をシールするか、または冷水環状室(15)および/または温水環状室 (16)をそれぞれ外方に向かってシールしており、有利には温度制御・調整ブ ロック(5)と制御・調整ピストン(6)との間には別のシールは設けられてい ない、請求項5記載の衛生混合栓。 7.戻しばねエレメント(37)が制御・調整ピストン(6)の位置とは無関 係に、常に少なくとも僅かな予荷重によって、温度制御・調整ブロック(5)と 制御・調整ピストン(6)との間で作用するようになっている、請求項1から6 までのいずれか1項記載の衛生混合栓。 8.戻しばねエレメント(37)が、皿ばねとして形成されている、請求項1 から7までのいずれか1項記載の衛生混合栓。 9.温度制御・調整ブロック(5)および/または制御・調整ピストン(6) に、戻しばねエレメント(37)のための、硬質金属から成るスライド面が設け られている、請求項8記載の衛生混合栓。 10.温度制御・調整ブロック(5)および/または制御・調整ピストン(6 )に、それぞれ少なくとも1つの、硬質材料から成る挿入体が設けられており、 該挿入体に、ストッパ(38a,38b)とスライド面とが形成されている、請 求項8または9記載の衛生混合栓。 11.戻しばねエレメント(37)が、少なくとも予荷重をかけられた状態で 、半径方向にほぼS字形に形成された断面を有している、請求項1から10まで のいずれか1項記載の衛生混合栓。 12.戻しばねエレメント(37)が、周方向でほぼホース状または蛇行状に 形成されたばね(37a)を有している、請求項1から11までのいずれか1項 記載の衛生混合栓。 13.戻しばねエレメント(37)が、有利にはプラスチックまたはエラスト マーから成る外被(37b)を有している、請求項1から12までのいずれか1 項記載の衛生混合栓。 14.請求項1から13までのいずれか1項記載の衛生混合栓であって、定置 の弁座板(3)と、該弁座板(3)に沿って量制御のためにシフト可能な弁板( 4)と、操作レバーに結合された制御レバー(8)とが設けられており、弁座板 (3)が、冷水供給部(1)に接続された冷水取入開口(9)と、温水供給部( 2)に接続された温水取入開口(10)とを有しており、弁板(4)が、弁座板 (3)の冷水取入開口(9)と弁座板(3)の温水取入開口(10)とに連通す る貫流開口(11,12)を有しており、温度制御・調整ブロック(5)が、弁 板(4)の貫流開口(11,12)に連通する冷水流入開口(13)と温水流入 開口(14)とを有しており、弁板(4)が温度制御・調整のために、温度制御 ・調整ブロック(5)と協働する形式のものにおいて、 温度制御・調整ブロック(5)が、冷水環状室(15)と温水環状室(16) との間に制御・ストッパ鍔(17)を有しており、制御・調整ピストン(6)が スリーブ状に構成されていて、冷水制御縁部(18)と、該冷水制御縁部(18 )に対して所定の間隔(A)を置いて温水制御縁部(19)とを有しており、制 御・ストッパ鍔(17)が、冷水制御縁部(18)と温水制御縁部(19)との 相互の間隔(A)よりも小さい幅(B)を有しており、冷水制御縁部(18)と 温水制御縁部(19)との間隙に突入していることを特徴 とする、衛生混合栓。 15.混合栓がシングルレバー式の混合栓として形成されている、請求項1か ら14までのいずれか1項記載の衛生混合栓。 16.サーモスタット弁であって、制御・調整ピストンと、該制御・調整ピス トンを半径方向で取囲む温度制御・調整装置と、制御・調整ピストンと協働する 、温度に関連した調整エレメントと、操作エレメントと、制御・調整ピストンを 調整エレメントの方向に負荷する戻しばねエレメントとが設けられており、制御 ・調整ピストンが、温度制御のために、温度制御・調整装置に対して相対的に、 温度を規定する出発位置に移動調節可能であり、温度調整のためには、調整エレ メントによって制御可能である形式のものにおいて 戻しばねエレメントが、温度制御・調整装置と制御・調整ピストンとの間に配 置されていて、一方では温度制御・調整装置に、有利には該温度制御・調整装置 の内周壁に支持されており、他方では制御・調整ピストンの外周壁に支持されて いることを特徴とする、サーモスタット弁。 17.特に請求項13に記載のサーモスタット弁であって、冷水供給部と温水 供給部と混合水流出部とが設けられており、さらに、冷水環状室と、隣接する温 水環状室とが設けられている形式のものにおいて、 温度制御・調整装置と制御・調整ピストンとの間に 少なくとも1つの環状のダイヤフラムシールが設けられており、該ダイヤフラム シールが、冷水環状室と温水環状室との間をシールするか、または冷水環状室お よび/または温水環状室を外方に向かってシールしていることを特徴とする、サ ーモスタット弁。 18.温度制御・調整装置が、制御・調整ピストンを半径方向で取囲む、サー モスタット制御弁ケーシングの区分として形成されている、請求項13または1 4記載のサーモスタット弁。 19.請求項1から13までのいずれか1項または複数項記載の特徴を備えた 、請求項14から16までのいずれか1項記載のサーモスタット弁。
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