JPH0949852A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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JPH0949852A
JPH0949852A JP21823895A JP21823895A JPH0949852A JP H0949852 A JPH0949852 A JP H0949852A JP 21823895 A JP21823895 A JP 21823895A JP 21823895 A JP21823895 A JP 21823895A JP H0949852 A JPH0949852 A JP H0949852A
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speed
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vehicle
coefficient
constant
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Hitoshi Okubo
仁 大久保
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両から得られる速度情報信号(車速パル
ス)に基づいて正確に速度を算出できる速度検出装置を
提供する。 【解決手段】 速度情報信号に対して変換係数VP を用
いた演算処理により速度値を算出する際に、その変換係
数VP としての値を、速度uに応じて可変設定する。つ
まり、速度に応じたタイヤ回転半径の変化を考慮した演
算が実行されるようにして、速度情報信号から正確な速
度を算出できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばナビゲーショ
ンシステムなどに好適な速度検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車に搭載されるナビゲーショ
ンシステムなどでは、その動作機能の性質上、自動車の
走行速度を正確に検出することが必要となる。通常、自
動車には速度メータでの速度表示を実行するために、速
度検出機構が設けられており、これはタイヤの回転に対
応してパルスを発生させるパルスジェネレータとしての
形態となっている。なお、このパルス出力を、以下車速
パルスという。
【0003】車速パルスは、例えばタイヤの1回転でn
パルス発生されるようにされており、従って単位時間内
のパルス数を検出することで走行速度を検出することが
できる。例えば単位時間を1秒としたときに、低速走行
時は図8(a)のように車速パルスのパルス周期が長く
なり、1秒間に検出されるパルス数は小さい値となる。
一方、高速走行時には図8(b)のように車速パルスの
パルス周期が短くなり、1秒間に検出されるパルス数は
多くなる。
【0004】このように車速パルス数はタイヤの回転速
度に比例するものであるため、単位時間内に検出された
車速パルス数に或る固定の係数を乗算すれば、速度(例
えば時速(Km/h)を算出することができる。即ち、
単位時間当たりの車速パルス数をPとすると、速度U
は、
【数1】 で求められる。ここでKは、比例定数となる或る固定値
とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車速パルス
に基づいて算出される速度は、必ずしも正確なものとは
いえないという問題がある。つまり車速パルスが正確に
速度に比例してはいない。この理由を図9で説明する。
図9(a)は車両停止状態、図9(b)は車両走行状態
を示している。
【0006】車両走行中には、図9(b)にLとして示
すような揚力が働くことになる。この揚力Lは、次の
(数2)で表わされる。
【数2】 ここで、Uは車両速度、CL は揚力係数、ρは流体密
度、Sは車両の形状によって決まる定数である。
【0007】この(数2)より、車両に作用する揚力L
は、車両の速度Uの2乗に比例していることがわかる。
またタイヤは一般に、弾性に富んだゴムで形成されてお
りタイヤにかかる車両重量をW、タイヤの弾性係数を
k、重量がかかることによる車両の浮き沈みの変位をx
とすると、
【数3】 となる。そこで、揚力Lによる変位xL は、力のつりあ
いより
【数4】 とすることができるため、
【数5】 となる。
【0008】つまり、タイヤの回転半径の変化は停車時
の回転半径を基準として、車両速度の2乗に比例して大
きくなる。すなわち図9(b)における回転半径r2
は、図9(a)に示す停車時の回転半径r1 を基準とし
て、車両速度の2乗に比例して大きくなっているものと
なる。
【0009】このように揚力に起因するタイヤの回転半
径の変化という現象が存在するとともに、さらに、走行
中のタイヤと路面の摩擦やタイヤの変形によるタイヤ温
度の変化、ホイールとの熱伝達などにより、タイヤ内の
空気温度が変化し、体積が変動するという現象もある。
つまり、一般的にが走行中はタイヤ内の空気圧は増加
し、これもタイヤの回転半径を大きくすることを引き起
こす。
【0010】上述したように車速パルスはタイヤの回転
数に正確に比例して出力されるものであるところ、速度
によってタイヤの回転半径が変化することを考慮する
と、実際の速度とタイヤの回転数(即ち車速パルス数)
は正確に比例しないことが理解される。従って、車速パ
ルスに単に固定の係数を乗算する方式では、正確な速度
を検出することができないことになる。
【0011】実際に車両をテストコースで走行させた場
合の車速パルス数の検出結果を(表1)に示す。
【表1】 例えば或る距離に設定された区間Aにおいて最高速度を
60Km/hで走行した場合と、最高速度を140Km
/hで走行した場合の車速パルス数を調べたところ、本
来同一のパルス数となるはずのところ、(表1)に示さ
れるように最高速度140Km/hで走行した場合の方
がパルス数が減っていた。区間Bについて同様の実験を
行なった場合も、(表1)からわかるように最高速度1
40Km/hで走行した場合の方がパルス数が減ってい
た。これは、高速度になるほどタイヤの回転半径が大き
くなるという現象に起因した結果にほかならない。
【0012】以上のように車速パルスに基づいて検出し
た速度が必ずしも正確ではないということは、例えばナ
ビゲーションシステムの動作が或る程度不正確となるこ
とを余儀なくされてしまい不都合となる。
【0013】ここで、ナビゲーションシステムにおいて
GPS(グローバルポジショニングシステム)を用いる
ものでは、GPS受信機から出力される速度情報を用い
て速度を検出することも考えられるが、通常GPS受信
機から出力される速度情報は低速(例えば15Km/h
以下)ではあまり高精度ではないことや、当然ながらト
ンネル内などのGPS受信が不可能な場所では全く利用
できないことになる。
【0014】特にナビゲーションシステムにおいては、
常に現在位置を正確に把握するためにGPS受信情報と
自律走行情報の両方を用いるものがある。つまりGPS
受信が不可能となった期間は、自律走行情報により現在
位置を把握するようにしている。ところが、この自律走
行情報とは、車両の速度と方位変化から現在位置を算出
するものであるため、車速パルスに基づく車両速度が不
正確となり、またGPS受信が不能である期間での動作
ということを考えると、車速パルスに基づいた正確な速
度検出ができないということは大きな問題となってしま
う。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、車両から得られる速度情報信号(車速パル
ス)に基づいて正確に速度を算出できる速度検出装置を
提供することを目的とする。
【0016】このため、速度情報信号に対して変換係数
を用いた演算処理により速度値を算出する際に、その変
換係数としての値を、速度に応じて可変設定することが
できる係数可変手段を備えるようにする。つまり、速度
に応じたタイヤ回転半径の変化を考慮した演算が実行さ
れるようにして、速度情報信号から正確な速度を算出で
きるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の速度検出装置をナ
ビゲーションシステムにおけるコントローラ内に内蔵し
たものとしての実施の形態を説明する。
【0018】図1はナビゲーションシステムとしてのブ
ロック図を示すものである。ナビゲーションコントロー
ラ1はCPU,RAM,ROM及び各部とのインターフ
ェース部を有するマイクロコンピュータにより構成され
る。CD−ROMプレーヤ2は、ナビゲーションコント
ローラ1の制御に基づいてCD−ROMの再生動作を行
なう部位である。CD−ROMプレーヤ2に装填される
CD−ROMには地図情報や地図上の各地点に対する名
称などの付加情報が記録されている。CD−ROMから
再生された情報はナビゲーションコントローラ1に供給
される。
【0019】GPS受信機3は、いわゆるGPS(グロ
ーバルポジショニングシステム:広域測位システム)に
よる現在位置情報を得るための部位である。このGPS
受信機3からは位置情報(緯度/経度)、絶対方位情
報、速度情報が得られ、これらの情報はナビゲーション
コントローラ1に入力される。
【0020】操作部4は、ユーザーがナビゲーションシ
ステムを使用する際に各種の操作入力を行なう部位であ
る。例えばドライブに際して目的地までの好適な経路を
知りたい場合には、現在位置、目的地を入力する。さら
に画面表示のスクロールや縮尺変更、各種情報の提示な
どを求める操作を行なうことができる。これらの操作部
4からの操作情報はナビゲーションコントローラ1に入
力される。ナビゲーションコントローラ1は入力された
操作情報及び内部ROMに保持する動作プログラムに従
って各部に対して所要の制御を行なうことになる。
【0021】表示コントローラ5は、モニタ6における
画像表示動作をコントロールする。即ちナビゲーション
コントローラ1から供給される表示指令及び表示内容に
基づいてモニタ6へ映像信号を供給し、モニタ6におい
て画像表示を実行させる。モニタ6は例えば液晶ディス
プレイ装置などにより形成されている。
【0022】車速パルス発生部7は、自動車のタイヤの
回転速度に対応したパルスを発生させるパルスジェネレ
ータとして形成される。即ち図8において前述したよう
に、タイヤの回転速度に応じて単位時間内に発生される
パルス数が変化するものである。相対方位検出部8は、
例えばジャイロ機構により、進行方向の相対的な変化、
即ち角度変化を検出する部位とされている。
【0023】この車速パルス発生部7及び相対方位検出
部8からの信号はナビゲーションコントローラ1に供給
される。ナビゲーションコントローラ1は、例えばGP
S受信が不可能な際には、車速パルス発生部7からの車
速パルスから算出した速度と、相対方位検出部8からの
方位変化情報に基づいて現在位置を把握するようにして
いる。つまり自律走行方式で現在位置を把握できる。
【0024】このようなナビゲーションシステムでは、
ナビゲーションコントローラ1はCD−ROMプレーヤ
2によるCD−ROMの再生動作を実行させ、地図情報
を得る。そして再生された地図情報を表示コントローラ
5に供給し、モニタ6において地図画像の表示を実行さ
せる。
【0025】また現在位置はGPS受信機3からの緯度
/経度情報により把握することができ、もしくは上記の
自律走行方式で把握できる。そしてナビゲーションコン
トローラ1はその現在位置情報を表示コントローラ5に
供給する。すると表示コントローラ5はその位置に対応
してモニタ6に表示された地図上で現在位置を示す画像
が表示されるように映像信号を生成する。さらにユーザ
ーが操作部4を用いてモニタ6における地図画像の縮尺
変更やスクロール表示などの要求を行なった場合は、ナ
ビゲーションコントローラ1はその操作に基づいて表示
コントローラ5を制御し、モニタ6において要求された
画像表示を実行させることになる。
【0026】また、ユーザーが目的地までの最短経路を
知りたいとして現在位置、目的位置を入力した場合は、
ナビゲーションコントローラ1は考えられる経路の中か
ら最適な経路を判別し、その経路がモニタ6における地
図画像上で表示されるようにするなどの処理を行なう。
【0027】このようなナビゲーションシステムでは、
現在の車両の速度が正確に検出できることが、各種動作
の精度を向上させるうえで重要なものとなる。本実施の
形態では、車速パルスに基づいてナビゲーションコント
ローラ1が正確な速度を検出することができるようにし
ている。
【0028】上述したように、車速パルスはタイヤの回
転速度に比例したパルスである。そして、タイヤの回転
半径は速度に比例して大きくなるように変化する。従っ
て、車速パルスに係数を乗算して速度を算出する場合
に、その係数を速度に比例するように変化させる、つま
りはタイヤの回転半径の変化に応じて変化させるように
すれば、正確な速度を算出できることになる。
【0029】そこでナビゲーションコントローラ1は、
単位時間当たりの車速パルス数Pを用いた速度Uの算出
演算を、
【数6】 とし、しかも、この場合の係数となるVP については、
次の(数7)〜(数9)のいづれかの関数により設定さ
れる値としている。
【数7】
【数8】
【数9】 なお、これらの式において、A,B,Cは定数である。
また、uは現在の速度であるが、この速度uとしては1
処理サイクル前に算出された速度Uの値を用いればよ
い。
【0030】この(数7)〜(数9)のいづれを用いて
係数VP の設定を行なうようにするかは、要求される速
度精度やナビゲーションコントローラ1の処理能力など
に応じて決められれば良い。
【0031】(数7)の場合、速度uと係数VP の関数
は、定数Aを切片、定数Bを傾きとした、図3(a)の
ような一次関数となる。このような関数を用いる場合、
係数VP の設定の演算処理は簡易なものとなり、ナビゲ
ーションコントローラ1の処理負担は大きなものとはな
らない。ところが、100Km/h以上の高速走行時に
は算出される速度Uは、多少誤差が生じるものとなる。
【0032】(数8)の場合、速度uと係数VP の関数
は、定数Aを切片、定数Cを2次曲線の傾きとした、図
3(b)のような関数となる。このような関数を用いる
場合、係数VP の設定の演算処理は図3(a)の場合よ
り多少複雑になるが、100Km/h以上の高速走行時
には算出される速度Uもかなり正確なものとなる。
【0033】さらに(数9)の場合、速度uと係数VP
の関数は、図3(c)のような関数となる。このような
関数を用いる場合、係数VP の設定の演算処理は図3
(a)(b)の場合より複雑になるが、算出される速度
Uはより高精度となる。
【0034】そして(数7)〜(数9)のいづれを採用
するにしても、ナビゲーションコントローラ1は例えば
図2の処理により車速パルスから、かなり正確な速度を
算出できることになる。即ち、まず車速パルス発生部7
から出力されている車速パルスについて、単位時間とし
て例えば1秒間におけるパルス数Pを検出する(F10) 。
そして、次に(数7)〜(数9)のいづれかの演算で、
係数VP の値を設定する(F11) 。
【0035】係数VP の値を設定したら、上記(数6)
の演算により速度Uを求める。この速度Uは、自律走行
方式などにおける現在位置の把握のための値としてなど
に用いられることになる。なお、次の処理としての1秒
後の速度検出における係数VP の設定に用いる速度uと
して、算出された速度Uを代入する(F13) 。
【0036】このような処理により、ナビゲーションコ
ントローラ1は車速パルスに基づいて正確な速度Uを算
出することができるようになる。なお、係数VP の設定
用いる速度uの値は、ここでは1処理前に算出された速
度Uの値を用いるようにしたが、これに代えて車速パル
ス数Pの値としてもよい。いづれにしても、実際の速度
もしくはタイヤの回転速度に応じた値であればよく、用
いる値に応じて定数A,B,Cが適正に設定されればよ
いものである。
【0037】以上のように本実施の形態では(数7)〜
(数9)のいづれかの演算で係数VP の値を設定し、そ
の係数VP の値を用いて速度Uを算出する。つまり、係
数VP を、速度に比例して値が増減する項を含む関数式
(数7)、もしくは速度の2乗に比例して値が増減する
項を含む関数式(数8)、もしくは速度に比例して値が
増減する項及び車両の速度の2乗に比例して値が増減す
る項を含む関数式(数9)のいづれかに基づいて可変設
定することにしていることから、速度に応じたタイヤの
回転半径の変動を考慮して正確な速度Uを算出できる。
【0038】ところで、正確な速度Uを算出するには、
係数VP を設定する際の定数A,B,Cが適正な値とな
っていなければならないことは言うまでもない。ところ
が、これは一律に決められるものではなく、装着したタ
イヤの特性や車両重量などにより、個々の自動車毎に最
適値が異なるものとなる。また同じ自動車であってもタ
イヤ交換をした場合や、さらには気温、天候等によって
も定数A,B,Cとしての最適な値は変化すると考えら
れる。
【0039】そこで、図3(a)〜(c)に示したよう
な関数を形成する或る程度標準的な定数A,B,Cを決
めておくほか、逐次この値が更新されるようにしてい
る。例えば図4(a)は図3(a)の関数(つまり数
7)を演算に採用する場合において、図4(a)に実線
で示す標準状態での定数A,Bに対して、そのときの状
況に応じて定数A又はB又はその両方を変更すること
で、例えば一点鎖線で示すように関数特性を変化させる
ようにしている。
【0040】図4(b)は同様に、図3(b)の関数
(つまり数8)を演算に採用する場合において、図4
(b)に実線で示す標準状態での定数A,Cに対して、
そのときの状況に応じて定数A又はC又はその両方を変
更することで、例えば一点鎖線で示すように関数特性を
変化させるようにしている。
【0041】例えばこのように関数特性を変化させるこ
とで、常に好適な係数VP が算出されるようにし、得ら
れる速度Uの精度をより向上させるものである。特に本
実施の形態では、GPS受信機から得られる速度情報も
利用して関数特性が補正されるようにしている。
【0042】このための処理を図5〜図7で説明する。
ナビゲーションコントローラ1は例えばGPS受信が可
能な期間において、図5のような処理を行なっている。
これは定数A,B,Cの補正のために使用するデータD
40,D80,D113 を得る処理である。
【0043】まずステップF101でデータD40,D80,D
113 の値を『0』にクリアする。続いてステップF102,F
103,F104で車両の速度を監視している。ここでの車両の
速度の監視対象は車速パルスから算出された速度Uでも
良いし、GPS受信機から入力される速度情報でもよ
い。速度が40Km/h近辺となっているときは、処理
をステップF102からF105に進める。そして、その速度が
40Km/h前後となっている時点で車速パルスから算
出された速度U40と、同時点でGPS受信機から入力さ
れる速度Ugps40 を求め、速度U40から速度Ugps40 を
徐算した値をデータD40とする。そしてこの値をD40の
値の1サンプルとして内部レジスタに保持する(F106)。
【0044】ここで、D40の値のサンプル数として所定
数のサンプルが得られたか否かを判断し、得られていな
ければステップF102,F103,F104のループに戻る。従っ
て、車両速度が40Km/h近辺の状態であって、ステ
ップF105,F106 の処理が行なわれるたびにD40の値のサ
ンプルが蓄積され、或る時点でステップF107で肯定結果
が出る。この場合は、蓄積されたサンプルとしての値の
平均値を算出し(F108)、この平均値を実際のデータD40
として、RAM1aに記憶させる(F109)。
【0045】速度が80Km/h近辺となっているとき
は、処理をステップF103からF110に進める。そして、そ
の速度が80Km/h前後となっている時点で車速パル
スから算出された速度U80と、同時点でGPS受信機か
ら入力される速度Ugps80 を求め、速度U80から速度U
gps80 を徐算した値をデータD80とする。そしてこの値
をD80の値の1サンプルとして内部レジスタに保持する
(F111)。
【0046】ステップF112では、D80の値のサンプル数
として所定数のサンプルが得られたか否かを判断し、得
られていなければステップF102,F103,F104のループに戻
る。つまり車両速度が80Km/h近辺の状態であっ
て、ステップF110,F111 の処理が行なわれるたびにD80
の値のサンプルが蓄積される。或る時点でステップF112
で肯定結果が出ると、蓄積されたサンプルとしての値の
平均値が算出され(F113)、この平均値が実際のデータD
80として、RAM1aに記憶される(F114)。
【0047】速度が113Km/h近辺となっていると
きは、処理をステップF104からF115に進める。そして、
その時点で車速パルスから算出された速度U113 と、同
時点でGPS受信機から入力される速度Ugps113を求
め、速度U113 から速度Ugps113を徐算した値をデータ
D113 とする。そしてこの値をD113 の値の1サンプル
として内部レジスタに保持する(F116)。
【0048】ステップF117では、D113 の値のサンプル
数として所定数のサンプルが得られたか否かを判断し、
得られていなければステップF102,F103,F104のループに
戻る。車両速度が113Km/h近辺の状態であって、
ステップF115,F116 の処理が何度か行なわれ、D113 の
値のサンプルが蓄積されて或る時点でステップF117で肯
定結果が出ると、蓄積されたサンプルとしての値の平均
値が算出され(F118)、この平均値が実際のデータD113
として、RAM1aに記憶される(F119)。
【0049】以上のようにナビゲーションコントローラ
1は所要の時点で図5の処理を行ない、データD40,D
80,D113 の値を設定する。この処理は定期的に行なわ
れてもよいし、またGPS受信が可能な時点では何度も
行なわれるようにしてもよい。なお、ここでは40Km
/h,80Km/h,113Km/hに対応するデータ
D40,D80,D113 の値を設定しているが、もちろんこ
れに限られず、他の速度に対応するデータを設定しても
よい。
【0050】このデータD40,D80,D113 は、次のよ
うに定数A,B,Cの設定に使用されることになる。
【0051】係数VP の設定に上記(数7)を使用する
場合は、定数A,Bが適正値に設定されなければならな
い。図6はデータD40,D80を用いて定数A,Bの補
正、つまりイニシャル設定値からの値の増減設定を行な
う処理の一例を示したものである。まず最初に定数A,
Bはイニシャル設定値とされており、例えば図4(a)
に実線に示すような関数により係数VP が算出される状
態となっている(F201)。
【0052】ここで、図6のステップF203以下の処理と
して、データD40,D80を用いて定数A,Bをより適切
な値に変更する処理を行なうことになる。なお、図中
『+』『−』は値の増減を示しており、増加量又は減少
量をそれぞれ3段階に分けている。つまり『A+++』
は定数Aの値を大きく上げる処理、『A++』は定数A
の値を中程度上げる処理、『A+』は定数Aの値をわず
かに上げる処理を示す。また、『A−−−』は定数Aの
値を大きく下げる処理、『A−−』は定数Aの値を中程
度下げる処理、『A−』は定数Aの値をわずかに下げる
処理を示す。
【0053】まずステップF202ではデータD40=1であ
るか否かを判別する。データD40=1である場合につい
ては後述する。データD40=1でなければ、ステップF2
03〜F206で、(1−D80)/(1−D40)の値を0.8 ,
1.2 ,1.7 ,2.3の各しきい値と比較して処理の分岐を行
なう。
【0054】(1−D80)/(1−D40)の値が0.8 未
満であればステップF207で(1−D40)の値の正負を判
別し、正であれば、定数Aの値を大きく上げ、さらに定
数Bをわずかに下げるように補正する(F208)。また負で
あれば、定数Aの値を大きく下げ、さらに定数Bをわず
かに上げるように補正する(F209)。
【0055】(1−D80)/(1−D40)の値が0.8 以
上1.2 以下であればステップF210で(1−D40)の値の
正負を判別し、正であれば、定数Aの値を中程度上げる
ように補正する(F211)。また負であれば、定数Aの値を
中程度下げるように補正する(F212)。
【0056】(1−D80)/(1−D40)の値が1.2 よ
り大きく1.78未満であればステップF213で(1−D40)
の値の正負を判別し、正であれば、定数Aの値及び定数
Bの値をそれぞれわずかに上げるように補正する(F21
4)。また負であれば、定数Aの値及び定数Bの値をそれ
ぞれわずかに下げるように補正する(F215)。
【0057】(1−D80)/(1−D40)の値が1.7 以
上2.3 以下であればステップF216で(1−D40)の値の
正負を判別し、正であれば、定数Bの値を中程度上げる
ように補正する(F217)。また負であれば、定数Bの値を
中程度下げるように補正する(F218)。
【0058】さらに(1−D80)/(1−D40)の値が
2.3 より大きければステップF219で(1−D40)の値の
正負を判別し、正であれば、定数Aの値をわずかに下
げ、さらに定数Bを大きく上げるように補正する(F22
0)。また負であれば、定数Aの値をわずかに上げ、さら
に定数Bを大きく下げるように補正する(F221)。
【0059】(表2)に、この図6の処理に対応する係
数A,Bの各種場合の更新処理例を示す。
【表2】 例えば、この(表2)における(a)に示すようにデー
タD40,D80の値が上記図5の処理において得られた場
合は、図6のステップF208に進む場合に相当する。(表
2)の(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)
(i)(j)は、それぞれステップF211,F214,F217,F22
0,F221,F218,F215,F212,F209に進む場合について、それ
ぞれ例を示している。
【0060】なお、図6のステップF202でデータD40=
1とされた場合は、次にステップF222でデータD80=1
か否かを確認する。そしてデータD80=1であった場合
は、定数A,Bはイニシャル値が最適な値であるとして
値の補正が行なわない(F223)。
【0061】一方、データD80=1でない場合は、ステ
ップF224で定数A,Bの値の補正を行なうことになる。
この場合は詳述を避けるが、データD80に関する値か
ら、図6のステップF203〜F206のように処理の分岐を行
ない、それぞれの場合に適切な、定数A,Bについての
値の補正を行なえば良い。このような、データD40=1
で、データD80=1ではない場合の補正例として(表
2)の(k)〜(o)に示す。つまりD80,又は1−D
80の値に応じて、処理を例えば5段階に分け、それぞれ
表に示すように定数A,Bの値の増減を行なえばよい。
【0062】このような定数A,Bの補正により、係数
P と速度の関数は、例えば図4(a)の各一点鎖線に
示すように各種最適な関数に変更され、それぞれの場合
では、変更された関数に基づいて係数VP が求められ、
速度Uが算出されることになる。例えば(表2)の
(a)の場合は、図4(a)に(A+++,B−)とし
て示す関数で係数VP が求められることになる。
【0063】以上のように、例えばGPS受信機3から
の速度情報Ugps を利用して、係数VP を設定するため
の関数式の補正、つまり定数A,Bの補正を行ない、ひ
いては係数VP をより適正な値に補正することで、係数
P を用いて算出される速度Uはより高精度な値とする
ことができる。
【0064】係数VP の設定に上記(数8)を使用する
場合は、定数A,Cが適正値に設定されなければならな
い。この場合の定数A,Cの補正はデータD80,D113
が用いられる。図7はデータD80,D113 を用いて定数
A,Cの補正、つまりイニシャル設定値からの値の増減
設定を行なう処理の一例を示したものである。まず最初
に定数A,Cはイニシャル設定値とされており、例えば
図4(b)に実線に示すような関数により係数VP が算
出される状態となっている(F301)。
【0065】ここで、図7のステップF303以下の処理と
して、データD80,D113 を用いて定数A,Cをより適
切な値に変更する処理を行なうことになる。なお、図中
『+』『−』の表示の意味は図6と同様である。
【0066】まずステップF302ではデータD80=1であ
るか否かを判別する。データD80=1である場合につい
ては後述する。データD80=1でなければ、ステップF3
03〜F306で(1−D113 )/(1−D80)の値を0.8 ,
1.2 ,1.7 ,2.3の各しきい値と比較して処理の分岐を行
なう。
【0067】(1−D113 )/(1−D80)の値が0.8
未満であればステップF307で(1−D80)の値の正負を
判別し、正であれば、定数Aの値を大きく上げ、さらに
定数Cをわずかに下げるように補正する(F308)。また負
であれば、定数Aの値を大きく下げ、さらに定数Cをわ
ずかに上げるように補正する(F309)。
【0068】(1−D113 )/(1−D80)の値が0.8
以上1.2 以下であればステップF310で(1−D80)の値
の正負を判別し、正であれば、定数Aの値を中程度上げ
るように補正する(F311)。また負であれば、定数Aの値
を中程度下げるように補正する(F312)。
【0069】(1−D113 )/(1−D80)の値が1.2
より大きく1.7 未満であればステップF313で(1−D8
0)の値の正負を判別し、正であれば、定数Aの値及び
定数Cの値をそれぞれわずかに上げるように補正する(F
314)。また負であれば、定数Aの値及び定数Cの値をそ
れぞれわずかに下げるように補正する(F315)。
【0070】(1−D113 )/(1−D80)の値が1.7
以上2.3 以下であればステップF316で(1−D80)の値
の正負を判別し、正であれば、定数Cの値を中程度上げ
るように補正する(F317)。また負であれば、定数Cの値
を中程度下げるように補正する(F318)。
【0071】さらに(1−D113 )/(1−D80)の値
が2.3 より大きければステップF319で(1−D80)の値
の正負を判別し、正であれば、定数Aの値をわずかに下
げ、さらに定数Cを大きく上げるように補正する(F32
0)。また負であれば、定数Aの値をわずかに上げ、さら
に定数Cを大きく下げるように補正する(F321)。
【0072】(表3)に、この図7の処理に対応する係
数A,Cの各種場合の更新処理例を示す。
【表3】 例えば、この(表3)における(a)に示すようにデー
タD80,D113 の値が上記図5の処理において得られた
場合は、図7のステップF308に進む場合に相当する。
(表3)の(b)(c)(d)(e)(f)(g)
(h)(i)(j)は、それぞれステップF311,F314,F3
17,F320,F321,F318,F315,F312,F309に進む場合につい
て、それぞれ例を示している。
【0073】なお、図7のステップF302でデータD80=
1とされた場合は、次にステップF322でデータD113 =
1か否かを確認する。そしてデータD113 =1であった
場合は、定数A,Cはイニシャル値が最適な値であると
して値の補正が行なわない(F323)。
【0074】一方、データD113 =1でない場合は、ス
テップF324で定数A,Cの値の補正を行なうことにな
る。この場合は詳述を避けるが、データD113 に関する
値から、図7のステップF303〜F306のように処理の分岐
を行ない、それぞれの場合に適切な、定数A,Cについ
ての値の補正を行なえば良い。このような、データD80
=1で、データD113 =1ではない場合の補正例として
(表3)の(k)〜(o)に示す。つまりD113 ,又は
1−D113 の値に応じて、処理を例えば5段階に分け、
それぞれ表に示すように定数A,Cの値の増減を行なえ
ばよい。
【0075】このような定数A,Cの補正により、係数
P は速度の関数は、例えば図4(b)の各一点鎖線に
示すように各種最適な関数に変更され、それぞれの場合
では、変更された関数に基づいて係数VP が求められ、
速度Uが算出されることになる。例えば(表3)の
(a)の場合は、図4(b)に(A+++,C−)とし
て示す関数で係数VP が求められることになる。
【0076】以上のように、例えばGPS受信機からの
速度情報Ugps を利用して、係数VP を設定するための
関数式の補正、つまり定数A,Cの補正を行ない、ひい
ては係数VP をより適正な値に補正することで、係数V
P を用いて算出される速度Uはより高精度な値とするこ
とができる。なお、係数VP の算出に(数9)を用いる
場合については例を上げないが、同様に定数A,B,C
が補正されればよい。また定数A,B,Cの補正のため
の処理は図6、図7の処理以外にも各種考えられる。
【0077】ところで、GPS受信機3から得られる速
度Ugps を用いて速度Uを補正する他の方式を説明す
る。これは速度Uを
【数10】 とするものである。ここで係数VP は上記(数6)と同
様である。係数Vgps は、GPS受信機3から得られる
速度Ugps を用いて算出される係数である。
【0078】すなわち係数Vgps は、
【数11】 又は
【数12】 で算出される。これらの式においてU-1は1サイクル前
の処理で算出された速度である。またVgps-1 は1サイ
クル前の処理で設定された係数Vgps である。Cgps は
定数である。
【0079】このような演算で設定した係数Vgps を補
正係数として(数10)の演算を行なうことでも、算出
される速度Uをより高精度とすることができる。ただ
し、この方式はGPS受信可能期間のみ実行できるもの
である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の速度検出装
置は、車両から得られる速度情報信号に対して変換係数
を用いた演算処理により速度値を算出する際に、変換係
数としての値を、速度に応じて可変設定するようにして
いるため、速度に応じたタイヤの回転半径の変動による
誤差をなくした正確な速度を得ることができるという効
果がある。
【0081】また変換係数としての値を、車両の速度に
比例して値が増減する項を含む関数式に基づいて設定す
ることで、変換係数の設定演算の処理負担を大きくしな
いまま実用上必要範囲(例えば100Km/h以下)で
正確な速度を検出できる。
【0082】また、変換係数としての値を、車両の速度
の2乗に比例して値が増減する項を含む関数式に基づい
て設定すること、もしくは、車両の速度に比例して値が
増減する項と車両の速度の2乗に比例して値が増減する
項を含む関数式に基づいて設定することで、より正確な
速度検出が可能となる。
【0083】また、車両から得られる速度情報信号に応
じて変換係数を可変設定するとともに、GPS受信機か
らの速度など、他の速度情報を用いて変換係数又は変換
係数を設定する関数式の補正を行なうことで、各時点
や、そのときの状況に応じてより高精度な速度検出が可
能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の速度検出装置を備えたナ
ビゲーションシステムのブロック図である。
【図2】実施の形態における速度算出処理のフローチャ
ートである。
【図3】実施の形態における速度算出のための係数設定
関数の説明図である。
【図4】実施の形態における係数設定関数の補正動作の
説明図である。
【図5】実施の形態における係数設定関数の補正のため
のデータ作成のフローチャートである。
【図6】実施の形態における係数設定関数の補正のため
の処理例のフローチャートである。
【図7】実施の形態における係数設定関数の補正のため
の処理例のフローチャートである。
【図8】車速パルスの説明図である。
【図9】車両にかかる揚力及びそれによるタイヤ回転半
径の変動の説明図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ 1a RAM 3 GPS受信機 4 操作部 7 車速パルス発生部 8 相対方位検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両から得られる速度情報信号に対して
    変換係数を用いた演算処理により速度値を算出する速度
    検出装置において、 前記変換係数としての値を、速度に応じて可変設定する
    係数可変手段を備えたことを特徴とする速度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記係数可変手段は、前記変換係数とし
    ての値を、車両の速度に比例して値が増減する項を含む
    関数式に基づいて設定することを特徴とする請求項1に
    記載の速度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記係数可変手段は、前記変換係数とし
    ての値を、車両の速度の2乗に比例して値が増減する項
    を含む関数式に基づいて設定することを特徴とする請求
    項1に記載の速度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記係数可変手段は、前記変換係数とし
    ての値を、車両の速度に比例して値が増減する項、及び
    車両の速度の2乗に比例して値が増減する項を含む関数
    式に基づいて設定することを特徴とする請求項1に記載
    の速度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記係数可変手段は、車両から得られる
    速度情報信号に応じて前記変換係数を可変設定するとと
    もに、他の速度情報を用いて前記変換係数又は変換係数
    を設定する関数式の補正を行なうことを特徴とする請求
    項1に記載の速度検出装置。
JP21823895A 1995-08-04 1995-08-04 速度検出装置 Withdrawn JPH0949852A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054058A1 (fr) * 1999-03-08 2000-09-14 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Compteur de vitesse
JP2016090247A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 株式会社小野測器 速度計測装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054058A1 (fr) * 1999-03-08 2000-09-14 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Compteur de vitesse
US6708115B1 (en) 1999-03-08 2004-03-16 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Vehicle speedometer
JP2016090247A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 株式会社小野測器 速度計測装置

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