JPH0949645A - 配管カバーの端末部品 - Google Patents

配管カバーの端末部品

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JPH0949645A
JPH0949645A JP7219831A JP21983195A JPH0949645A JP H0949645 A JPH0949645 A JP H0949645A JP 7219831 A JP7219831 A JP 7219831A JP 21983195 A JP21983195 A JP 21983195A JP H0949645 A JPH0949645 A JP H0949645A
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JP
Japan
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pipe
diameter
diameter changing
cut
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP7219831A
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English (en)
Inventor
Akira Yasuda
晶 安田
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端の開口を簡単な作業で配管の径に応じた
大きさにでき、しかも一方の半体を壁に固定した状態で
も容易に先端の開口を所望の大きさにできる配管カバー
の端末部品を提供する。 【解決手段】 径方向に分離合体可能な二つの半割り筒
状の半体11,31からなり、該半体はその両端間の中
間部から前記配管突出側の端部に向け周壁17,47が
階段形状とされて径が段階的に縮小するとともに、前記
階段形状部分の径変化部19a,39aが他の一般部よ
りも薄くされて切断容易とされ、該薄い径変化部の内面
に切除可能な補強リブ20a,40aが立設されてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管カバーの端
末部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、エアーコンディショ
ナー等における室内機51と室外機52を連結する配管
53等には、該配管53を保護するとともにその配管5
3が配設される壁54の外観を良好とするため、プラス
チック製の筒状配管カバー55が被せられることが多
い。符号56,57は前記配管カバー55を構成する半
体である。
【0003】さらに、前記配管カバー55の端末58に
は、配管カバー55の端末内面と配管53外面との間の
隙間を少なくするため、端末部品59が装着されること
がある。その端末部品59は、前記隙間から雨水や虫等
が配管カバー55内に侵入するのを防ぎ、また、前記隙
間による配管カバー55のガタツキおよびそれによる配
管カバー55の外れあるいは半体57の上下方向のズレ
を防止する。
【0004】従来、前記端末部品として、一端に配管カ
バーへの嵌着部を有し、他端に向けて径を除々に小さく
した硬質プラスチック製の筒体からなるものがある。こ
の端末部品にあっては、前記小径部分によって配管外面
と配管カバー内面間の隙間を少なくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記配管
は、常に一定の径のものが使用されるわけではないた
め、前記配管カバー内面と配管外面との間の隙間が一定
ではない。そのため、前記端末部品にあっては、先端に
向けて径が小さくなった部分を適宜の位置で切断し、そ
れより先の部分を切除することによって、端末部品先端
の開口を配管の大きさに合わせている。
【0006】しかし、前記端末部品は硬質プラスチック
からなるため、前記切断に際して、ノコギリのような切
断力の大きい道具を使用しなければならず、その作業が
容易ではなかった。なお、前記筒状の端末部品を、径方
向に分離合体可能な二つの半体で形成したものもある
が、その場合でも先端の大きさを調節する際には前記と
同様の煩わしさがある。さらに、この場合の端末部品に
あっては、一方の半体を壁に固定した後、他方の半体を
合体させることがあり、その合体時に端末部品先端を配
管の径に合わせて切断除去することがある。しかし、既
に壁に固定された半体をノコゴリ等で切断するのは、壁
が邪魔して作業を行い難い問題がある。
【0007】この発明は、前記の点に鑑みなされたもの
で、簡単な作業で先端の開口を配管に応じた大きさにで
き、しかも一方の半体を壁に固定した状態でも容易に先
端の開口を所望の大きさにできる配管カバーの端末部品
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、配管カバー
の端末内面と配管との間の隙間を少なくするため、前記
配管カバーの端末に一端部が装着されて他端部から前記
配管が突出するプラスチック製の筒状端末部品であっ
て、径方向に分離合体可能な二つの半体からなり、該半
体はその両端間の中間部から前記配管突出側の端部に向
け周壁が階段形状とされて径が段階的に縮小変化し、該
径変化部が他の一般部よりも薄肉とされて切断容易にさ
れるとともに、該薄肉の径変化部内面に切除可能な補強
リブが立設されてなることを特徴とする配管カバーの端
末部品に係る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る配
管カバーの端末部品の正面図、図2はその左側面図、図
3は同実施例の断面図、図4は同実施例における壁側半
体の斜視図、図5は同半体の補助リブ除去状態を示す斜
視図、図6は同半体の先端切断時を示す断面図である。
【0010】図1ないし図3に示す配管カバーの端末部
品10は、図7に示したような配管カバー55の端末に
取り付けられるもので、径方向に分離合体可能とされた
硬質プラスチック製の二つの半割り筒状半体11,31
からなる。この実施例の半体11,31は、一方の半体
11が壁への取付け側とされ、その半体11に他方の半
体31が合体されて、断面略長方形の筒状体を形成す
る。なお、この半体11,31の合体時の断面形状は、
前記のような断面略長方形に限られず、エアコン配管、
ドレン管、電線ケーブルの断面形状に応じて適宜決めら
れる。したがって、前記合体時の断面形状が、略正方形
や他の多角形とされたり、円形や楕円形とされることも
ある。
【0011】前記半体11,31は、その一端部12,
32に配管カバーへの装着用開口部13,33が形成さ
れ、配管カバーの端末外面に嵌まるようになっている。
符号14,34は、前記半体11,31の内面に形成さ
れた位置決め突部で、その突部14,34に配管カバー
の端末端面を当てて、それ以上配管カバーの端末がこの
端末部品10内に挿入されないようにするものである。
また、14aも位置決め突部で、この突部14aは、配
管カバーの端末外面に形成された凹部と嵌合するように
なっている。
【0012】前記半体11,31の他端部15,35に
は、この端末部品10に挿通される配管の突出口とし
て、配管突出用開口部16,36が形成されている。ま
た、前記半体11,31は、両端部(12,15),
(32,35)間の中間部から前記配管突出側端部1
5,35に向け、周壁17,37が階段形状18,38
とされて径が段階的に縮小している。それにより、この
端末部品10の径が、配管カバーへの装着側端部12,
32に比べて配管突出側端部15,35で小となる。な
お、前記階段形状18,38部分における径変化部19
a,19b,19c,39a,39b,39cの数、す
なわち段数は適宜とされるが、通常2〜4段程度が好ま
しい。
【0013】さらに、前記階段形状18,38部分で
は、その径変化部19a,19b,39a,39bが他
の一般部よりも薄肉にされて、折り曲げ等による切断が
容易なように低い強度にされている。なお、この実施例
では配管突出側端部15,35に近い2つの径変化部1
9a,19b,39a,39bが他の一般部よりも薄肉
とされ、残りの径変化部19c,39cについては他の
一般部と同じ厚みとされているが、径変化部の全て19
a,19b,19c,39a,39b,39cを他の一
般部よりも薄肉にしてもよい。また、この実施例では薄
肉の径変化部19a,19b,39a,39bの厚みが
0.5mm、他の一般部の厚みが2mmとなっている。
【0014】前記薄い径変化部19a,19b,39
a,39bの周壁内面には、図2ないし図4に示すよう
に、切除可能な補強リブ20a,20b,40a,40
bが所定間隔で立設されている。この補強リブ20a,
20b,40a,40bは、前記薄肉の径変化部19
a,19b,39a,39bを補強する一方、前記薄肉
の径変化部19a,19b,39a,39bの所望部を
切断する際には、その所望の径変化部、たとえば19
a,39aからニッパ等の刃物で切除され、それによっ
て前記薄肉の径変化部19a,39aを元の低い強度に
戻すものである。そのため、この補強リブ20a,…は
切除可能なサイズで設けられる。この実施例において
は、前記薄肉の径変化部19a,19b,39a,39
bの内面に、幅2mm、高さ2mmで二列に形成されて
いる。
【0015】さらに、前記半体11,31には合体固定
用のネジ孔として筒部21,41が形成され、その筒部
21,41に挿入されるネジNにより、両半体11,3
1が合体固定される。また、前記壁側の半体11には、
壁への取付け用ねじ孔22が形成されている。
【0016】このようにしてなる端末部品10は、図7
に示した配管カバー55の端末に取り付けられ。その
際、前記配管突出側の端部15,35の開口が配管に合
わせた大きさに調節される。その調節を図4ないし図6
に示す壁側の半体11を例にして説明する。
【0017】まず、図4に示すように、階段形状18部
分において、配管を収容でき、しかもその配管外面との
隙間が最も小さくなる周壁17aと、その周壁17aの
隣に位置して配管を収容できない小さな周壁17bとの
間に存在する、薄肉の径変化部19b内面の補強リブ2
0bを、ニッパ等で図5のように切除する。これによっ
て、径変化部19bは補強がなくなり、強度が低下す
る。
【0018】次いで、図6の(A)に示すように、前記
補強リブ20bが切除された径変化部19bを折り曲げ
る。その際、前記径変化部19bは、他の一般部よりも
薄く、それによって強度が低く脆弱になっているため、
(B)のように簡単に切断され、その径変化部19bよ
り先の部分が除去される。なお、前記折り曲げは、半体
11の材質および厚み等によっては、切断までに複数回
繰り返さねばならないこともある。また、ナイフ等の刃
物で前記薄肉の記径変化部19bに切れ目を形成し、前
記折り曲げによる切断をより容易にしてもよい。さら
に、折り曲げを行なうことなく刃物によって前記薄肉の
径変化部を切断してもよい。その場合でも、径変化部1
9bは他の一般部よりも薄肉にされて強度が低くなって
いるため、きわめて簡単に切断できる。
【0019】他の半体31についても前記と同様にし
て、前記薄肉の径変化部19bと対応する位置の径変化
部39bについて、補助リブ40bを切除し、該薄肉の
径変化部39bを折り曲げて切断し、その径変化部39
bより先の部分を除去する。その後、残った両半体1
1,31を、配管カバーの端末に装着し、合体させれ
ば、配管と配管カバー端末間の隙間をこの端末部品10
で隙間少なく塞ぐことができる。
【0020】なお、前記径変化部19b,39bの切断
端面は、必要に応じてヤスリ等で仕上げてもよい。ま
た、前記壁側となる半体11については、配管カバーの
端末に装着して壁に固定した状態で、前記補強リブの切
除および径変化部の切断を行なってもよい。その場合で
も、切除する補強リブは半体11の内面側にあるため、
その切除作業が壁によって妨げられることなく容易に行
なえる。
【0021】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
配管カバーの端末部品によれば、半体内面の補強リブを
ニッパ等で切除した後、半体を折り曲げ等するだけで、
配管突出側端部の開口を、簡単に配管の大きさに調節す
ることができる。また、一方の半体を壁に取り付けた状
態でも、前記の調節作業を容易にできるため、施工途中
で端末部品の開口の大きさを調節する必要が生じた場合
にも、何等不都合なく施工作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る配管カバーの端末部
品の正面図である。
【図2】その左側面図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】同実施例における一方の半体の斜視図である。
【図5】同半体の補助リブ除去状態を示す斜視図であ
る。
【図6】同半体の先端切断時を示す断面図である。
【図7】一般的な配管カバーとその端末部品が取り付け
られた建物の断面図である。
【符号の説明】
11,31:半体 12,32:一端部 13,33:配管カバーへの装着用開口部 15,35:他端部 16,36:配管突出用開口部 17,47:周壁 18,38:階段形状 19,39:径変化部 19a,19b,39a,39b:薄肉の径変化部 20a,20b,40a,40b:補強リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管カバーの端末内面と配管との間の隙
    間を少なくするため、前記配管カバーの端末に一端部が
    装着されて他端部から前記配管が突出するプラスチック
    製の筒状端末部品であって、 径方向に分離合体可能な二つの半体からなり、該半体は
    その両端間の中間部から前記配管突出側の端部に向け周
    壁が階段形状とされて径が段階的に縮小変化し、該径変
    化部が他の一般部よりも薄肉とされて切断容易にされる
    とともに、該薄肉の径変化部内面に切除可能な補強リブ
    が立設されてなることを特徴とする配管カバーの端末部
    品。
JP7219831A 1995-08-04 1995-08-04 配管カバーの端末部品 Pending JPH0949645A (ja)

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JP7219831A JPH0949645A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 配管カバーの端末部品

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Cited By (6)

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