JPH0949313A - 巾 木 - Google Patents

巾 木

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JPH0949313A
JPH0949313A JP20069895A JP20069895A JPH0949313A JP H0949313 A JPH0949313 A JP H0949313A JP 20069895 A JP20069895 A JP 20069895A JP 20069895 A JP20069895 A JP 20069895A JP H0949313 A JPH0949313 A JP H0949313A
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floor
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Satoshi Matsumura
悟志 松村
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Sanyo Homes Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 室内空間の壁14と床12との取合部分に巾
木10を取り付ける際に、本体16の下端に形成された
窪み18内に弾性を有する不陸調節片22を屈曲させて
収納する。そして、本体16の下端が床面12aに当接
するようにして本体16を壁面14aに固定する。する
と、経年変化で床面12aに不陸や沈みが生じた場合、
壁14と床面12aとの当接部に生じる隙間24は、弾
性を有する屈曲された不陸調節片22が、その復元力に
よって立ち上がることにより、塞がれる。 【効果】 見栄えおよび施工性がよく、しかも隙間24
を確実に塞ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は巾木に関し、特にたと
えば居住空間内の床と壁との取合部に設けられる巾木に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7には、特開平7−109
822号に開示されたこの種の従来の巾木1aおよび巾
木1bを示す。図6に示す巾木1aは、その下端が居住
空間内の床2の上面(床面2a)に当接し図示しない外
壁等に固定された壁3の下辺に沿って延びる略板状の本
体4を含む。本体4の下部には、下面に開口する溝5が
本体4の長手方向に沿って形成されている。さらに、溝
5の長手方向には弾性を有する軟質合成樹脂からなり略
Y字状の断面を有する不陸調節片6aの下部7が室内側
に張り出すように嵌め込まれる。
【0003】巾木1aを壁面3aの下端に取り付ける際
には、不陸調節片6aの下部7が外側に向かって弾性を
有して湾曲させた状態で床面2aに当接されるように本
体4を壁面3aに固着する。ここで、床面2aを下方か
ら支持する図示しない根太および大引が乾燥収縮した場
合、床面2aに沈下や不陸が生じる。一方、壁3は図示
しない外壁等に固定されているため、床面2aと壁3と
の当接面に隙間8が生じる。この場合、弾性を有して湾
曲された不陸調節片6aの下部7が、その復元力によっ
て立ち上がることにより、隙間8を塞ぐ。
【0004】一方、図7に示す巾木1bは、巾木1aと
同様の溝5が形成される本体4を含む。そして溝5の長
手方向には、帯状の不陸調節片6bが嵌め込まれる。巾
木1bを壁面3aの下端に取り付ける際には、不陸調節
片6bが溝5から下方に向かって床面2aに当接される
ように本体4を壁面3aに固着する。この巾木1bを用
いたとき、上述の理由により床面2aと壁3との当接部
に隙間8が生じた場合、不陸調節片6bはその自重によ
り下方へと落ちる。したがって隙間8は塞がれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来技術で
は、不陸調節片6aが室内空間に張り出されているの
で、経年変化により床面2aに部分的な不陸や沈みが発
生した場合、床面2aの沈み量が均一でないため、隣り
合う不陸調節片6aどうしの床面2aに垂直方向の継目
に段差を生じることがあり、見栄えが悪くなった。ま
た、入隅部においては、下部7の一方が他方と干渉する
ため切除しなければならない。したがって施工性が悪か
った。
【0006】一方、図7に示す従来技術では、不陸調節
片6bが室内空間に張り出さないようになっているた
め、上述の課題は解決できる。しかしゴミ等が詰まって
不陸調節片6bが自重だけでは落下しないことがある。
そして、自重では不陸調節片6bは不陸部の最高点まで
しか落ちない。したがって、壁3と床2との間からの隙
間風を防ぐための十分な効果は期待できない。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、見
栄えおよび施工性がよく、しかも隙間防止機能をもつ、
巾木を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、下端部に不
陸調節片が設けられた本体を備える巾木において、本体
の下端に、施工時に不陸調節片を隠す窪みを形成したこ
とを特徴とする、巾木である。
【0009】
【作用】本体の裏面側へ弾性を有して折り曲げた状態
で、不陸調節片を窪みに収納しておき、施工時には、本
体の下端を床の上面に当接させる。そして、経年変化に
よって床に沈下や不陸が生じると、折り曲げられていた
不陸調節片が沈下した分だけ復元力によって立ち上が
る。したがって隙間は塞がれる。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、不陸調節片は取り付
けられたときに本体の下端に形成された窪みの内部に形
成されるので居住空間に張り出さず見栄えがよい。ま
た、入隅部において不陸調節片の下部の一方が他方と干
渉しないので施工性がよい。そして、床面に不陸や沈み
が発生した場合でも弾性を有する屈曲された不陸調節片
が床面の沈下した分だけ復元力によって立ち上がるの
で、床面と壁との当接部に生じた隙間を確実に塞ぐこと
ができる。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】図1に示すこの実施例の巾木10は、図2に
示すような居住空間内において、床12と壁14との取
合部分に設けられ、人間の足などが当たるところの損傷
や汚染等を防ぐためのものである。ここで壁14は図示
しない外壁と固定されていて、その下端は床面12aに
当接される。
【0013】巾木10は、壁14の下辺に沿って延びる
略板状の部材であり本体16(木材)を含む。本体16
の下端には、長手方向に延びて窪み18が形成される。
そして、窪み18における本体16の室内側端部には、
溝20が形成される。溝20には、たとえばスチレン,
塩化ビニル等の軟質合成樹脂からなる帯状の不陸調節片
22が固着される。ここで不陸調節片22は、施工時に
室内側へ出るのを防止するためその下端部が壁面側に向
くようにやや傾斜して固着される。
【0014】巾木10を床面12aと壁面14aとの取
合部に取り付ける際には、図2に示すように、まず不陸
調節片22を壁面14a側に弾性的に屈曲させることに
よって窪み18内に収納する。次に本体16の下端が床
面12aに当接されるように本体16を壁面14aに固
着する。施工後、経年変化によって床12を下方から支
持する図示しない根太および大引が乾燥収縮して、床面
12aに沈下や不陸が生じた場合、巾木10は壁14に
取り付けられているが、壁14は図示しない外壁等と結
合されていて沈まないので、床面12aと壁14との当
接部には、隙間24が生じる(図3)。この隙間24が
生じる過程において弾性的に屈曲された不陸調節片22
は、図3に示すように床面12aが沈下した分だけ復元
力によって立ち上がる。したがって、隙間24は常に不
陸調節片22によって塞がれる。
【0015】この実施例によれば、不陸調節片22は窪
み18内で壁面14a側に屈曲されているので室内空間
に張り出さない。したがって、巾木10が横方向(長さ
方向)につながれ、隣り合う巾木10の不陸調節片22
間で段差が生じた場合でも目立たず、見栄えがよい。さ
らに、コーナー部(入隅部)では、不陸調節片22の一
方が他方と干渉しない。したがって、施工時不陸調節片
22を切除する必要がないので作業性がよい。また、床
面12aと壁14との当接部に隙間24が生じた場合、
屈曲された不陸調節片22が、床面12aに追随して復
元力によって立ち上がる。したがって上記当接部におけ
る隙間風を確実に防止できる。
【0016】なお、上述の実施例では、本体16(木
材)と不陸調節片22(軟質合成樹脂)とが別部材の場
合を示したが、巾木10は、たとえば図4に示すよう
に、一体で押出成形されてもよい。図4に示す巾木10
は、図5に示すように、前述と同様な床面12aと壁面
14aとの取合部に設けられ、本体16を含む。本体1
6は、たとえばスチレン,塩化ビニル等の硬質合成樹脂
からなり、その下端には、窪み18が形成される。窪み
18の室内側端部からは、不陸調節片22が、前述の硬
質合成樹脂を軟質な状態で押出し一体成形される。そし
て、別部材の場合と同じ方法によって施工され、同等の
効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1実施例の取付状態を示す斜視図である。
【図3】図1実施例の使用状態を示す断面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】図4実施例の取付状態を示す断面図である。
【図6】従来技術を示す斜視図である。
【図7】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 …巾木 12 …床 14 …壁 16 …本体 18 …窪み 22 …不陸調節片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部に不陸調節片が設けられた本体を備
    える巾木において、 前記本体の下端に、施工時に前記不陸調節片を隠す窪み
    を形成したことを特徴とする、巾木。
JP20069895A 1995-08-07 1995-08-07 巾 木 Expired - Fee Related JP3279879B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016205063A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 大建工業株式会社 不陸調整機能を有する建材

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