JPH0948262A - 変速補助装置 - Google Patents

変速補助装置

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JPH0948262A
JPH0948262A JP7221133A JP22113395A JPH0948262A JP H0948262 A JPH0948262 A JP H0948262A JP 7221133 A JP7221133 A JP 7221133A JP 22113395 A JP22113395 A JP 22113395A JP H0948262 A JPH0948262 A JP H0948262A
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shaft
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/04Ratio selector apparatus
    • F16H59/044Ratio selector apparatus consisting of electrical switches or sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期終了後のスリーブとハブの噛合いを円滑
にするために、同期終了後は迅速に中間軸に作用する負
荷を取り除く。 【構成】 歯車変速機の中間軸12に油ポンプ15をク
ラツチ13を介して接続し、歯車箱18の油を油ポンプ
15に絞り弁16を経て歯車箱18の天壁部から出力軸
10の変速歯車38へ散布する。変速レバー7の変速位
置を検出する変速センサ35と、出力軸10の回転数を
検出する回転数センサ66と、入力軸4の回転数を検出
する回転数センサ65との出力に基づき、絞り弁16と
クラツチ13を制御する制御装置20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の平行歯車式歯
車変速機の迅速かつ円滑な変速操作を得る変速補助装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用歯車変速機は中間軸に結合した中
間歯車と出力軸に遊回転可能に支持した各変速段の変速
歯車とが常時噛み合され、公知の同期装置により変速歯
車を選択的に出力軸に結合することにより、所要の変速
段の歯車の噛合いが達せられる。しかし、大型車両にな
ると駆動伝達系の慣性量が大きくなり、変速操作中に車
輪から回転力を受ける出力軸と、中間軸と連動する変速
歯車との回転差をなくすために、同期装置の操作にかな
りの時間と操作力が要求される。
【0003】そこで、実開平2−141757号公報に
開示されるように、同期装置にアクチユエータを設けた
変速補助装置が提案されているが、これは構造が複雑に
なり、コストが嵩むという難点がある。また、実開平5
−12809号公報に開示される変速補助装置では、変
速歯車に電磁制動力を加え、変速歯車の回転数を出力軸
の回転数に近づけるようにしているが、これはシフトア
ツプ操作のみに有効であり、従来の歯車変速機に付加す
べき部品点数が多く、コスト低減が難しい。
【0004】本出願人の出願に係る特願平7−6688
4号の変速補助装置では、シフトアツプする時に中間軸
に接続した油ポンプの吐出口を絞ることにより、同期装
置の同期動作を円滑にしているが、これは同期終了後の
スリーブとハブとの噛合いに障害をもたらす。つまり、
シフトアツプ操作時の同期終了後には、スリーブのスプ
ラインの端部斜面がハブのスプラインの端部斜面に接触
し、端部斜面での滑りによりハブが回転されるのである
が、スリーブがハブに噛み合う時に、油ポンプに設けた
絞りにより生じるトルクが、スリーブのスプラインの端
部斜面とハブのスプラインの端部斜面との滑りにより、
ハブが回転させられる方向と逆に作用する場合があり、
円滑な噛合い動作を妨げるという不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、同期装置の同期終了後のスリーブとハブの
噛合いをより円滑にするために、同期終了後は迅速に中
間軸に加える負荷を取り除くようにした変速補助装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の構成は歯車変速機の中間軸にクラツチを介
して油ポンプを接続し、油ポンプにより歯車箱の油を絞
り弁を経て潤滑部、油冷却部、動力取出部などへ供給す
る歯車変速機において、変速レバーの変速位置を検出す
る変速センサと、出力軸の回転数を検出する第1の回転
数センサと、中間軸または入力軸の回転数を検出する第
2の回転数センサと、前記各センサの出力に基づき前記
絞り弁と前記クラツチを制御する制御装置とを備えたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では歯車変速機の中間軸に
変速歯車へ油を供給する油ポンプが、クラツチを介して
接続され、油ポンプの吐出口に絞り弁が接続される。ク
ラツチは通常は接続状態にあり、油ポンプは歯車箱の底
部の油を吸い込み、通常は全開になつている絞り弁を経
て、歯車箱の天壁部から各変速歯車と同期装置へ散布す
る。油ポンプは歯車箱の油を変速機の潤滑部へ供給する
だけでなく、油冷却部、動力取出部などへ供給するのに
も用いられる。シフトアツプ操作時、油ポンプの吐出口
を絞ることにより中間軸に制動力を加え、同期装置の円
滑な同期動作を促進する。同期終了後は絞り弁を開放
し、スリーブとハブとの円滑な噛合い動作を図る。具体
的には、同期終了後に絞り弁を開放するのでは応答性の
問題があるので、同期動作が完全に終了しない内に絞り
弁を開放する。このため、出力軸の回転数とスリーブの
回転数(中間軸の回転数に変速比を乗じた値)とを比較
し、後者が前者の約90%に達した時に同期終了と判断
して絞り弁を開放する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る変速補助装置の概略構成
を示す側面断面図、図2は同変速補助装置の要部を示す
側面断面図である。図1に示すように、歯車変速機の歯
車箱18の前端部にクラツチ箱5が結合され、変速操作
時、主クラツチ3は機関のクランク軸2と歯車変速機の
入力軸4の間を遮断するように構成される。歯車箱18
には入力軸4と同軸に出力軸10が支持され、さらに中
間軸12が出力軸10と平行に支持される。入力軸4の
入力歯車8は中間軸12の中間歯車9と常時噛み合され
る。中間軸12に結合した歯数の異なる中間歯車39
は、出力軸10に遊回転可能に支持した各変速段の変速
歯車38と常時噛み合される。出力軸10に配設した公
知の同期装置35の軸方向移動により、所定の変速歯車
38が選択的に出力軸10へ回転結合されるようになつ
ている。
【0009】歯車箱18の上部に変速操作機構6が配設
される一方、天壁部に油供給管17aが配設される。油
供給管17aは油ポンプ15からの油を入力歯車8と各
変速歯車38と同期装置35へ散布するようになつてい
る。上述した構成は従来の歯車変速機とほぼ同様であ
る。
【0010】本発明によれば、中間軸12の後端部にク
ラツチ(具体的には電磁クラツチ)13を介して油ポン
プ15が接続される。油ポンプ15は歯車箱18の底部
の油をストレーナから入口通路14へ吸い込み、出口通
路17、絞り弁16(好ましくは電磁絞り弁)を経て油
供給管17aへ供給する。変速レバー7のシフトアツプ
操作またはシフトダウン操作を検出する変速センサ3
3,73が変速操作機構6に配設される。制御装置、好
ましくは電子制御装置20は変速センサ33の信号に基
づき、絞り弁16を全開位置と絞り位置に切り換え、ま
たクラツチ13を接続位置と遮断位置に切り換える。
【0011】図2に示すように、クラツチ13と油ポン
プ15は歯車箱18の後端部に結合した歯車箱19に配
設される。すなわち、中間軸12の端部は歯車箱18の
端壁に軸受21により支持され、かつ歯車箱19の内部
へ突出される。歯車箱19に固定した保持板22に電磁
コイル23が固定され、中間軸12に電磁コイル23に
対向する駆動板22aが固定支持される。駆動板22a
と円錐形のクラツチ板25との間にばね24が介装され
る。クラツチ板25はスプライン25aにより中間軸1
2に軸方向移動可能に嵌合され、かつばね24の力によ
り油ポンプ15の円錐孔27aへ係合される。
【0012】油ポンプ15は歯車箱19の内周壁に回転
可能に組み込まれた内歯歯車19aと、内歯歯車19a
と噛み合うピニオン27とからなり、内歯歯車19aに
対し偏心するピニオン27は、中間軸12に軸受26に
より遊回転可能に支持される。油ポンプ15の吸込口は
入口通路14、管14aを経て、歯車箱18の底部に配
設したストレーナ29へ接続される。一方、油ポンプ1
5の吐出口は出口通路17、絞り弁16を経て油供給管
17aへ接続される。
【0013】図3に示すように、変速操作機構6は箱形
の基枠41の両側壁に回動可能に支持した左右方向の支
軸47を備えている。支軸47は抜けないように両端に
止め輪42を装着される。支軸47の中央部分に上下方
向のスリツト49を形成し、変速レバー7をスリツト4
9へ挿通し、かつ前後方向のピン48により左右に揺動
可能に支持する。変速レバー7の下端部の円筒部56に
収容したばね55により、ボール45を基枠41の底板
43の球面状のくぼみ43aに配設した3個のくぼみ4
4の1つに選択的に係合するように構成する。変速レバ
ー7をピン48を中心として左右に傾動すれば、セレク
ト操作が達せられ、変速レバー7を支軸47とともに前
後に傾動すれば、シフト操作が達せられる。
【0014】図3,4に示すように、変速操作機構6に
変速レバー7のセレクト操作の動作過程を検出する変速
センサ73が備えられる。このため、基枠41の前壁に
ピン48と同軸に並ぶ支軸48aが支持され、該支軸4
8aにレバー75が回動可能に支持される。レバー75
の下端部は円弧状に湾曲され、かつ前後方向(図4の左
右方向)に延びるスリツト75bを有する係合片75a
を一体に形成される。変速レバー7の下端部が係合片7
5aのスリツト75bに係合される。変速レバー7のセ
レクト操作時、変速レバー7は係合片75aを一緒に回
動し、かつくぼみ43aに沿つて摺動させる。一方、変
速レバー7のシフト操作時、変速レバー7は係合片75
aの細長いスリツト75bに沿つて摺動し、係合片75
aは停止している。
【0015】レバー75の上端部を挟んで、基枠41の
前壁に左右1対の受光器73bと発光器73aとが配設
される。レバー75は変速レバー7の中立位置で左右1
対の発光器73aの中心に対応する位置に1つの窓71
を設けられる。したがつて、セレクト操作時、例えば変
速レバー7を図3の左方へ倒すと、左方の発光器73a
の光が窓71を通過して受光器73bへ達し、セレクト
動作が達せられたことが検出される。
【0016】図3に示すように、変速操作機構6に変速
レバー7のシフト操作の動作過程を検出する変速センサ
33が備えられる。このため、支軸47に扇形の窓板5
3が結合される一方、基枠41の側壁に受光器33bが
固定され、受光器33bに対向して窓板53の反対側に
発光器33aが配設される。発光器33aは図示してな
い適当な手段により基枠41に支持される。
【0017】図5に示すように、窓板53は変速レバー
7の中立位置で前後1対の発光器33a(または前後1
対の受光器33b)の間に位置する窓53bを、窓板5
3の前後両端側に窓53a,53cをそれぞれ設けられ
る。各窓53a〜53cは周方向に細長く、窓53a〜
53cの周方向の相互間隔は前後1対の発光器33aの
周方向の間隔とほぼ等しい。したがつて、例えば変速レ
バー7を前方(図5の矢印x方向)へ倒すシフト操作を
した場合に、ボーク開始時前方の発光器33aの光が窓
板53の窓53bを通過し、続いて同期終了(ボーク終
了)時前後1対の発光器33aの光が窓板53の窓53
b,53aを通過し、同期動作が終了したことが検出さ
れる。変速操作完了時後方の発光器33aの光が窓板5
3の窓53aを通過し、変速操作が完了したことが検出
される。
【0018】図6に示すように、歯車変速機の同期装置
35は、中間軸12の歯車から常に回転力を受けている
変速歯車38に一体的に形成したスプライン歯61aを
有するハブ61と、変速歯車38に一体的に形成した円
錐軸部と、スプライン歯62aと前記円錐軸部に外嵌す
る円錐孔と切欠62bとを有する同期環62と、出力軸
10に軸方向移動可能にスプライン嵌合支持したスリー
ブとを備えている。
【0019】スリーブは内周面にスプライン歯63を形
成されるとともに、キー63aを軸方向相対移動可能に
弾性支持している。キー63aは同期環62の切欠62
bへ係合可能に構成される。同期装置35の具体的な構
成は、実開平5−12809号公報などにより公知であ
り、本発明の要旨には直接関係しないので、これ以上説
明しない。
【0020】変速レバー7のシフト操作時、同期装置3
5は図6の動作過程(a)〜(e)を実行する。図6の
中立位置からスリーブのスプライン歯63が上方(出力
軸10の軸方向)へ移動すると、スリーブに弾性支持さ
れたキー63aが同期環62の切欠62bへ係合し、同
期環62がキー63aに押されて変速歯車38の円錐軸
部へ摩擦係合する。同期環62が変速歯車38の回転力
(図6の矢印y方向の回転力)を受け、キー63aが切
欠62bの図の左側壁に当る。このインデツクス状態が
動作過程(a)である。
【0021】さらに、スリーブのスプライン歯63が上
方へ移動すると、スプライン歯63は同期環62のスプ
ライン歯62aの端部斜面に面接触する。このボーク状
態が動作過程(b)である。引続き、動作過程(b)か
らスリーブのスプライン歯63が上方へ移動すると、ス
リーブとキー63aの間に軸方向の相対移動が生じ、同
時にスリーブのスプライン歯63が同期環62のスプラ
イン歯62aの斜面に沿つて滑りながら、スプライン歯
63がスプライン歯62aとスプライン歯62aの間へ
進む。この同期終了の状態が動作過程(c)である。
【0022】引続き、スリーブのスプライン歯63が上
方へ移動すると、スプライン歯63がハブ61のスプラ
イン歯61aの端部斜面に面接触し、スリーブとハブ6
1の噛合いが始まる。この噛合い開始の状態が動作過程
(d)である。引続き、スリーブのスプライン歯63が
上方へ移動すると、スプライン歯63がスプライン歯6
1aの端部斜面に沿つて滑り、スプライン歯63がスプ
ライン歯61aとスプライン歯61aの間へ進み、噛合
いが終了する。この噛合い終了の状態が動作過程(e)
である。
【0023】本発明ではシフトアツプ操作時、同期装置
35の同期終了後に絞り弁16を開放することにより、
中間軸12に作用する負荷を取り除く。このため、同期
終了を変速センサ33により検出し、スリーブがボーク
位置よりも前進した時に噛合いが終了したものと判定
し、絞り弁16を迅速に開く。これにより、同期終了後
のスリーブとハブ61の円滑な噛合いを達成する。つま
り、図6の動作過程(b)で、中間軸12に作用する油
圧ポンプ15の負荷トルクを解放する。換言すれば、ハ
ブ61に対する制動トルクを解放することにより、ハブ
61と出力軸10との回転差を少なくし、動作過程
(d)から動作過程(e)に至る噛合い動作を円滑にす
る。
【0024】一方、シフトダウン操作時は、中間軸12
の回転数は操作前よりも高くする必要がある。そこで、
クラツチ13を遮断し、中間軸12に作用する油ポンプ
13の負荷をなくすれば、中間軸12の回転数がシフト
ダウン操作中に低下する度合が少なくなり、迅速かつ円
滑な変速操作を助ける。
【0025】図7,8は上述の制御をマイクロコンピユ
ータからなる電子制御装置20により行うための制御プ
ログラムの流れ図である。図において、p11〜p29
は制御プログラムの各ステツプを表す。本プログラムは
所定時間ごとに繰返し実行する。p11で制御プログラ
ムを開始し、p12で変速センサ33からシフト信号を
読み込む。p13でシフト信号が変化したか否かを判別
する。p13でシフト信号が変化しない場合はp12へ
戻り、シフト信号が変化した場合は、p14でシフト信
号が中立位置か否かを判別する。シフト信号が中立位置
の場合はp22へ戻り、シフト信号が中立位置でない場
合は、p15で変速中の変速段を判定する。
【0026】p16で先に記憶しているシフト信号と変
化後のシフト信号とを比較する。p17でシフトアツプ
操作であるか否かを判別する。シフトアツプ操作でない
場合は、p24でクラツチ13を遮断し、p25へ進
む。p17でシフトアツプ操作である場合は、p18で
絞り弁16を絞り、p19で変化後のシフト信号から変
速段を判断し、歯車比iを求める。
【0027】p20で当該変速段の変速歯車の回転数Nt
を読み込む。p21で出力軸10の回転数Nmを読み込
む。p22で変速歯車と出力軸10の回転差Nt−Nmが所
定値Cよりも小さいか否かを判別する。変速歯車と出力
軸10の回転差Nt−Nmが所定値Cよりも大きい場合はp
20へ戻り、変速歯車と出力軸10の回転差Nt−Nmが所
定値Cよりも小さい場合は、p23でクラツチ13を遮
断し、絞り弁16を開く。次いで、p26でシフト動作
終了信号を読み込む。p26でシフト動作が終了したか
否かを判別する。シフト動作が終了していない場合はp
25へ戻り、シフト動作が終了した場合は、p27でク
ラツチ13を接続する。p28でシフト動作終了後の変
速段を記憶し、p29で終了する。
【0028】上述した変速補助装置を制御するマイクロ
コンピユータの制御内容は、図9に示すとおりである。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、変速レバーの変
速位置を検出する変速センサと、出力軸の回転数を検出
する第1の回転数センサと、中間軸または入力軸の回転
数を検出する第2の回転数センサとの各信号に基づく制
御装置の出力により、前記絞り弁と前記クラツチを制御
するものであり、シフトアツプ操作時、油ポンプの吐出
口を絞ることにより中間軸に制動力を加え、同期装置の
円滑な同期動作を促進し、同期終了後は絞り弁を開放す
ることによりスリーブとハブとの円滑な噛合い動作を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯車変速機の変速補助装置の概略
構成を示す側面断面図である。
【図2】同変速補助装置の要部を示す側面断面図であ
る。
【図3】変速操作機構の背面断面図である。
【図4】同変速操作機構のセレクト操作過程を検出する
変速センサを示す側面断面図である。
【図5】同変速操作機構のシフト操作過程を検出するた
めの窓板の側面図である。
【図6】同期装置の動作過程を説明する平面図である。
【図7】変速補助装置をマイクロコンピユータにより制
御する制御プログラムの流れ図である。
【図8】変速補助装置をマイクロコンピユータにより制
御する制御プログラムの流れ図である。
【図9】変速補助装置を制御するマイクロコンピユータ
の制御内容を示す表図である。
【符号の説明】
2:クランク軸 3:主クラツチ 4:入力軸 5:ク
ラツチ箱 6:変速操作機構 7:変速レバー 8:入
力歯車 9:中間歯車 10:出力軸 12:中間軸
13:クラツチ 14:入口通路 14a:管 15:
油ポンプ 16:絞り弁 17:出口通路 17a:油
供給管 18:歯車箱 19:歯車箱 19a:内歯歯
車 20:電子制御装置 21:軸受 22:保持板
22a:保持板 23:電磁コイル 25:クラツチ板
25a:スプライン 26:軸受 27:ピニオン 27a:円錐孔 33:変速センサ
33a:発光器 33b:受光器 35:同期装置 3
8:変速歯車 39:中間歯車 41:基枠 42:止め輪 43:底板 43a:球面状のくぼみ
44:くぼみ 45:ボール 47:支軸 48:ピン
49:スリツト 53:窓板 53a〜53c:窓
55:ばね 56:円筒部 61:ハブ 61a:歯
62:同期環 62a:歯 62b:切欠 63:スリ
ーブの歯 63a:キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車変速機の中間軸にクラツチを介して油
    ポンプを接続し、油ポンプにより歯車箱の油を絞り弁を
    経て潤滑部、油冷却部、動力取出部などへ供給する歯車
    変速機において、変速レバーの変速位置を検出する変速
    センサと、出力軸の回転数を検出する第1の回転数セン
    サと、中間軸または入力軸の回転数を検出する第2の回
    転数センサと、前記各センサの出力に基づき前記絞り弁
    と前記クラツチを制御する制御装置とを備えたことを特
    徴とする変速補助装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置はシフトアツプ操作時絞り弁
    を絞るとともに、出力軸の回転数と変速段の歯車比およ
    び中間軸または入力軸の回転数から求めた変速歯車の回
    転数との差が所定値以下になつた時前記絞り弁を開放す
    る、請求項1に記載の変速補助装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置はシフトアツプ操作時絞り弁
    を絞るとともに、出力軸の回転数と変速段の歯車比およ
    び中間軸または入力軸の回転数から求めた変速歯車の回
    転数との差が所定値以下になつた時前記クラツチを遮断
    する、請求項1に記載の変速補助装置。
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