JPH0947967A - エアブラストの最適噴射強度の決定方法及びエアブラストの噴射制御方法 - Google Patents

エアブラストの最適噴射強度の決定方法及びエアブラストの噴射制御方法

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JPH0947967A
JPH0947967A JP21950795A JP21950795A JPH0947967A JP H0947967 A JPH0947967 A JP H0947967A JP 21950795 A JP21950795 A JP 21950795A JP 21950795 A JP21950795 A JP 21950795A JP H0947967 A JPH0947967 A JP H0947967A
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JP
Japan
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injection
strength
compressed air
valve opening
air blast
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Pending
Application number
JP21950795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Rokutanda
等 六反田
Hironobu Amano
浩伸 天野
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易にエアブラストの最適噴射強度を決
定し、この最適噴射強度によりエアブラストの噴射条件
を自動的に制御するエアブラストの噴射制御方法を提供
する。 【課題解決の手段】 投射材をミキシングバルブに
より圧縮空気と混合しノズルから噴射するエアブラスト
の最適噴射強度の決定方法であって、前記圧縮空気の圧
力を圧力設定手段6により設定する工程と、噴射強度測
定手段9により前記ノズル8から噴射する投射材Sの噴
射強度を測定して前記圧縮空気の圧力に対応した噴射強
度を記憶装置Mにより記憶する工程と、前記ミキシング
バルブ4のバルブ開閉駆動手段5により混合比を変え
て、噴射強度測定及び記憶の各工程を少なくとも3回行
う工程と、前記記憶装置Mのデ−タから演算手段10に
より最適噴射強度を演算する工程とを具備することを特
徴とするエアブラストの最適噴射強度の決定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアブラストの最適
噴射強度を決定する方法及びそれを用いたエアブラスト
の噴射制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、処理品のブラスト研掃等のため、
遠心投射式又は空気式で投射材を処理品に向けて加速投
射する投射材の加速手段は広く用いられている。この加
速手段のうち空気式の投射材の加速手段は、従来より局
所処理に好適であり多用されてきている。さらに、近年
では、遠心投射式では加速が困難な微粒投射材の加速の
ために、空気式の投射材の加速手段は注目されている。
空気式の投射材の加速手段の噴射条件は、一般に、使用
する圧縮空気圧力と混合比(空気重量に対する投射材の
重量比)により設定されるが、その制御精度は高くな
い。すなわち、噴射はもっぱら圧縮空気圧力により制御
され、その他の変動要因である、混合比、投射材の粒子
径・形状・比重、ノズルの噴射速度・口径・形状、輸送
管及びそれらの相関関係については把握が困難との理由
により自動制御がされていなかった。このため、バルブ
開閉駆動手段の位置によりミキシングバルブの投射材の
混合比を変えることが提案されている(たとえば、実開
平3−100067号)。しかし、処理品の加工品質の
バラツキが大きく、その再現性にも問題があった。この
ため、実際の投射材の加速速度と粒子径及び量を把握
し、あらかじめ設定した運動量と比較して実際に噴射さ
れる投射材の運動量を設定範囲内に維持し、噴射条件を
制御する提案が出されている(特開平5−8176
号)。しかしながら、この提案であらかじめ設定した運
動量は、長年の経験により設定されたものであり、この
予備設定値は必ずしも設定圧縮空気圧力における最適噴
射強度とは限らない。また、この最適噴射強度はノズル
形状や投射材の種類により変化するものであり、ノズル
の摩耗等により時間と共に変化するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
に鑑みなされたものであり、本発明は、簡易にエアブラ
ストの最適噴射強度を決定する方法を提供するものであ
る。また本発明は、この最適噴射強度によりエアブラス
トの噴射条件を自動的に制御する方法を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明におけるエアブラストの最適噴射強度の決定
方法は、投射材をミキシングバルブにより圧縮空気と混
合しノズルから噴射するエアブラストの最適噴射強度の
決定方法であって、前記圧縮空気の圧力を圧力設定手段
により設定する工程と、噴射強度測定手段により前記ノ
ズルから噴射する投射材の噴射強度を測定して前記圧縮
空気の圧力に対応した噴射強度を記憶装置により記憶す
る工程と、前記ミキシングバルブのバルブ開閉駆動手段
により混合比を変えて、噴射強度測定及び記憶の各工程
を少なくとも3回行う工程と、前記記憶装置のデ−タか
ら演算手段により最適噴射強度を演算する工程と、を具
備することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施に用いる形態例
を図面にもとづいて詳しく説明する。図1は本発明の実
施の形態を示す全体構成概略図である。ブラストタンク
1の内部には弁2が設けられ、この弁によりブラストタ
ンク1が上下に仕切られている。ブラストタンク1の上
方にはホッパ3が設けられ、一方、ブラストタンク1の
下端には、ミキシングバルブ4が設けられて、バルブ開
閉駆動手段5が付属している。該ブラストタンク1の本
体及びミキシングバルブ4には圧力設定手段6を介して
圧縮空気が連通可能に配管系7が設けられている。さら
に、該ブラストタンク1の適宜の位置には排気弁(図示
せず)が設けられ、また、配管系7の圧力設定手段6の
前方位置には空気開閉弁(図示せず)が設けられてい
る。
【0006】前記配管系7の先端にはノズル8が設けら
れ、該ノズル8はブラストキャビネットCの内部に位置
するように構成されている。また処理品(図示せず)は
所定のハンドリング装置(図示せず)により搬入出可能
になっている。さらに、ノズル8の前方位置に移動可能
に噴射強度測定手段9が設けられている。該噴射強度測
定手段9は、記憶装置M、演算手段10を介して電気的
にバルブ開閉駆動手段5に信号線11で接続されて、バ
ルブ開閉駆動手段5はバルブ開閉指令信号によりミキシ
ングバルブ4のバルブ開閉を調節位置決めする。また、
圧力設定手段6も演算手段10に信号線11で接続され
ている。
【0007】上記のように構成された装置の動作につい
て述べる。図1において、ミキシングバルブ4のバルブ
開閉駆動手段5は一定の位置に設定されている。また、
ノズル8の前方位置に移動可能に噴射強度測定手段9が
設けられている。投射材Sの加速に使用される圧縮空気
圧力が圧力設定手段6から記憶装置Mを介して演算手段
10に入力される。このとき数秒間実際に噴射が行なわ
れ、噴射強度測定手段9により噴射強度が測定される。
そして前記バルブ開閉駆動手段5の位置とそれに対応し
た測定された噴射強度が記憶装置Mに記憶される。
【0008】次に圧縮空気圧力は一定のままでバルブ開
閉駆動手段5を動かし、混合比を変えて数秒間噴射し噴
射強度を測定し記憶する。このようにバルブ開閉駆動手
段5を動かす工程を少なくとも3回行い、圧縮空気圧力
に対応した最適噴射強度が出力されるバルブ開閉駆動手
段5の位置が決定される。
【0009】ここで所定の圧縮空気圧力で少なくとも3
回の噴射が行なわれ、最適噴射強度が演算されるのは、
以下の理由による。バルブ開閉駆動手段5の位置は、ミ
キシングバルブ4の投射材Sの混合比を変えることがで
きる。この投射材Sの混合比と噴射強度は図2のような
相関関係がある。図2は、投射材Sの直径が6φの場合
に圧縮空気の圧力を1.5Kgf/cm2から4Kgf/c
2まで変化させると共に混合比を変えて加工量を計測
したものである。ここで加工量は噴射強度と読み替えて
もその傾向は共通であることは公知である。このグラフ
より、常に噴射強度は混合比の2次関数の関係があるこ
とがわかる。そこで、所定圧縮空気圧力に対する噴射強
度が少なくとも3回記憶されると、圧縮空気圧力に対応
した最適噴射強度が演算できる。
【0010】次に、ノズル8の前方位置に位置していた
噴射強度測定手段9が移動し、代わって、処理品が図示
していないハンドリング装置によりノズル8の前方に搬
入される。 該演算手段10からバルブ開閉指令信号が
バルブ開閉駆動手段5に送られ、バルブ開閉駆動手段5
は、バルブ開閉を指令する信号によりミキシングバルブ
4の位置を移動させる。このバルブ開閉駆動手段5によ
り、ミキシングバルブ4の投射材Sの混合比を変えるこ
とができる。その後処理品は前述の工程で決められた、
投射材Sの混合比によりブラストにより研掃される。
【0011】処理品のブラスト研掃後、処理品は図示さ
れない処理品搬入出手段により、研掃室1外に搬出され
る。
【0012】また、噴射強度測定手段9としては、投射
材Sの重量、数及び速度を計測する機能を有するものが
公知である(たとえば、特開平4−19071号)。こ
のほか噴射強度測定手段9としては、投射材Sの重量、
数及び速度を計測する機能に限るものではなく、その他
の物理量を測定してもよい。たとえば、投射材Sによる
圧電素子に生じた電圧やAEセンサのAE波を計測して
もよい。
【0013】以上のように、本発明によれば、簡易にエ
アブラストの最適噴射強度を決定し、噴射強度を自動的
に最適値に制御することができる。
【0014】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によるエアブラストの最適噴射強度の決定方法は、混合
比と噴射強度の関係を利用して少なくとも3回の噴射強
度を測定し最適噴射強度を演算したから、簡易にエアブ
ラストの最適噴射強度を決定することができる。また、
エアブラストの噴射制御方法はブラスト前に使用圧縮空
気圧力を測定してそのときの最適噴射強度となるように
混合比を自動的に調整できるようにしたから、投射材や
ノズル形状等に応じて投射材の噴射条件の制御ができ
る。この結果、処理品を効率よく研掃を行うことができ
る。以上のように本発明が産業界に与える効果は著大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いる形態例を示す全体構成概
略図である。
【図2】混合比と加工量の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
4 ミキシングバルブ 5 バルブ開閉駆動手段 6 圧力設定手段 8 ノズル 9 噴射強度測定手段 10 演算手段 S 投射材 M 記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投射材をミキシングバルブにより圧
    縮空気と混合しノズルから噴射するエアブラストの最適
    噴射強度の決定方法であって、 前記圧縮空気の圧力を圧力設定手段6により設定する工
    程と、 噴射強度測定手段9により前記ノズル8から噴射する投
    射材Sの噴射強度を測定して前記圧縮空気の圧力に対応
    した噴射強度を記憶装置Mにより記憶する工程と、 前記ミキシングバルブ4のバルブ開閉駆動手段5により
    混合比を変えて、噴射強度測定及び記憶の各工程を少な
    くとも3回行う工程と、 前記記憶装置Mのデ−タから演算手段10により最適噴
    射強度を演算する工程と、を具備することを特徴とする
    エアブラストの最適噴射強度の決定方法。
  2. 【請求項2】 投射材をミキシングバルブにより圧
    縮空気と混合し、予め設定した噴射強度を目標として、
    ノズルから噴射するエアブラストの噴射制御方法であっ
    て、 前記圧縮空気の圧力を圧力設定手段6により設定する工
    程と、噴射強度測定手段9により前記ノズル8から噴射
    する投射材Sの噴射強度を測定して前記圧縮空気の圧力
    に対応した噴射強度を記憶装置Mにより記憶する工程
    と、 前記ミキシングバルブ4のバルブ開閉駆動手段5により
    混合比を変えて、噴射強度測定及び記憶の各工程を少な
    くとも3回行う工程と、 前記記憶装置Mのデ−タから演算手段10により最適噴
    射強度を演算する工程と、 該最適噴射強度を演算手段
    10によりミキシングバルブ4のバルブ開閉指令信号に
    演算する工程と、 該バルブ開閉指令信号により前記バルブ開閉駆動手段5
    を制御する工程と、を具備することを特徴とするエアブ
    ラストの噴射制御方法。
JP21950795A 1995-08-04 1995-08-04 エアブラストの最適噴射強度の決定方法及びエアブラストの噴射制御方法 Pending JPH0947967A (ja)

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