JPH0947164A - 水冷式エアークーリング装置 - Google Patents

水冷式エアークーリング装置

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JPH0947164A
JPH0947164A JP7231891A JP23189195A JPH0947164A JP H0947164 A JPH0947164 A JP H0947164A JP 7231891 A JP7231891 A JP 7231891A JP 23189195 A JP23189195 A JP 23189195A JP H0947164 A JPH0947164 A JP H0947164A
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JP
Japan
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water
sudare
greenhouse
air
called
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Pending
Application number
JP7231891A
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English (en)
Inventor
Kimio Katahira
公男 片平
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】温室内部が高温の状態となると、その中で栽培
されている作物は温度調節のために、主に葉の部分から
蒸散作用として水分を放出する。つまり人間の場合でい
えば発汗作用を生じて、高温に対応しようとしている。
そこで水分を大量に供給しないと脱水状態となり枯れて
しまうか、成長を止めてしまう。そこで温室の一方の側
に換気扇を設置して、温室内部の高温の空気を外部へ放
出すると同時に、温室のもう一方の側に本装置を取り付
ける。本装置は空気が通り抜けられるようになっている
ので、換気扇で外部に放出された空気の量に見合う空気
が外部から入ってくる際に本装置の上部からスダレを伝
わって流れ落ちる水によって外気は冷やされ、同時に適
度の湿気を帯びて内部へ流れ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスやビニール製
等でできた温室の内部を冷却するもので、冷却する手段
として温室外部の空気を水で濡らした布地を通過させる
ことで温度を下げ温室内部へ送り込むことを特徴とする
ことから、適度な湿気を含み、涼しい風を生み出すこと
が出来るため、とりわけ夏季において温室内部が高温と
なりすぎるのを防ぐために有効である
【0002】
【従来の技術】従来の方法は換気扇により空気の入れ替
えをするか、単に温室の窓を開放するか、ビニールの下
端をまくり上げることで空気の入れ替えをするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では単に空
気を入れ替えるだけなので、温室外部の温度も相当に高
い時にはほとんど効果がない。このため温室内部で栽培
する作物が高温障害を起こしやすく、葉の部分からの蒸
散作用が活発になりすぎて衰弱したり、生育が止まった
り、黄葉化して枯れてしまう。これに対して本発明は温
室外部の温度が相当に高い時でも、温室内部へ導く際に
水で冷やすので温度を下げることが出来るため、温室内
部の温度を低下させて温室内部を快適な環境とし、栽培
する作物を高温障害から保護することが出来る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は空気を冷
やすための手段として井戸水や沢の水あるいは川の水な
どの自然水を利用する。すなはち温室の一方の側に排気
用の換気扇を設置して温室内部の高温の空気を放出す
る。そして温室のもう一方の側に本発明の装置を設置す
る。
【0005】装置は正方形もしくは長方形をした箱型
で、その内径にほぼ等しい面積を有する通気性と吸水性
及び耐水性を併せ持つ布地を張る。これを便宜的にスダ
レと呼ぶ。このスダレを張るためにステンレスの棒もし
くはステンレスの芯を合成樹脂で被膜した棒を箱の外枠
の左右両側に水平に通す。この棒を便宜的にスダレ安定
棒と呼ぶ。またスダレの左右両脇から空気が漏れないよ
うにスダレを外枠に固定させるためのピンを使う。これ
をスダレ安定ピンと呼ぶ。
【0006】外枠の上部にあたる上蓋とスダレの間から
空気が漏れないように上蓋の下面のスダレと接触する部
分にはスポンジを貼る。
【0007】スダレの上端を掛ける最上部に通したスダ
レ安定棒から1センチメートルほど直下に、ポリエチレ
ン製の硬質パイプを水平に通す。該パイプは内部が空洞
となっていて、一方の側から水を送り、もう一方の側に
は水が漏れないように水止めの栓をする。
【0008】硬質パイプには専用の穴開け器であるパン
チもしくは釘等を使用して穴を開け、その穴の部分にド
リッパーと称する点滴器を取り付ける。パイプに水を通
すとその水圧によって該ドリッパーからは、水圧が弱い
場合にはポトポトと水が垂れて、水圧が強い場合には勢
いよくほとばしり出る。
【0009】該硬質パイプに該ドリッパーを取り付けた
際の特質は、該パイプの長さに拘らずパイプ内部に水圧
が均一にかかるため、取り付けたドリッパーの数量に拘
らず全てのドリッパーから水が同一時間内にほぼ同量出
水されることである。
【0010】ドリッパーから放水された水はスダレに噴
きかかり、スダレを伝わって下方へ流れていくことによ
って、スダレはほぼ全面にわたって濡れた状態となる。
【0011】スダレの最下端まで流れていった水は、装
置の外枠の内側の底面に設けられた水受けに溜り、更に
装置の外部へ排水するために開けられた排水口から排水
される。
【0012】また装置に井戸等から水を送るホースに
は、途中に送水を調整するためのバルブを取り付ける。
【0013】更にバルブの先の部分には水を濾過するた
めの濾過器を取り付ける。
【0014】濾過器の先にはエルボを取り付け、ポリエ
チレン製の硬質パイプへと連結していく。
【0015】本装置は温室の外部側にも内部側にも取り
付けられるが、いずれにしても温室外部の空気を装置の
中に取り入れるので、装置の外側にフィルターを掛け
て、相対的に大きなゴミを取り除く。
【発明の実旋の形態】
【0016】本装置はアルミニウム製またはステンレス
製もしくは合成樹脂製などの耐水性に優れた材質を使用
した正方形もしくは長方形の窓型をした外枠の内側で、
上蓋から5ミリほど下に水平にスダレ安定棒を左右の外
枠に通し、その更に1センチほど下の部分にポリエチレ
ン製の硬質パイプを、スダレ安定棒と並行して水平に通
す。そして当該パイプにはドリッパーと称する散水器具
を取り付ける。
【0017】スダレ安定棒は約20センチ位の間隔で順
次に下方で水平に左右の両枠に通し、装置の底部に設置
した水受けの底面から約5ミリ位の位置に一番下のスダ
レ安定棒を水平に通す。
【0018】次に通気性と吸水性及び耐水性を備えた天
然もしくは合成繊維を材料にしたスダレと称する一枚の
冷却用布地の両端を、縫い合わせるような形で二重にし
て、パイプやスダレ安定棒を内側に巻くような形とし、
最上端と最下端に通したスダレ安定棒に掛ける形で、箱
型をした装置の内側いっぱいに張る。
【0019】水源から引き、パイプに通された水はドリ
ッパーからスダレと称する冷却用布地の上部に噴きつけ
られて、下方へ流れ下りながら布地を湿らせていき、装
置の底部に設けられた水受けに溜り、排水口からホース
で外部に送り出される。
【0020】このような装置を温室の一方の側に取り付
け、温室のもう一方の側に換気扇をつけて温室内部の熱
気を温室外部へ放出すると、放出された空気に見合う空
気が温室外部から、本装置のスダレと称する冷却用布地
の部分を通過して温室内部へ流入する際に冷やされの
で、この作用によって温室内部の温度を下げ、適度な湿
気と共に温室内部を、そこで栽培する作物に快適な環境
とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】稼働中の装置を外気の入り口の方向から見た正
面図である。
【図2】稼働中の装置を一方の側板をはずして内部から
見た側面図である
【図3】水を装置へ通し、散水するために使用される部
品図である。
【図4】装霞を温室の一方の側に設置した外観図であ
る。
【図5】温室の一方の側に本装置を、もう一方の側に換
気扇を設置して稼働状態を示した全体図である。
【符号の説明】
1.装置の外枠で上蓋の部分 2.装置の外枠で左右の側面となる側板 3.装置の外枠で水滴の受け皿となる底部 4.水を送る給水ホース 5.水の通水量をコントロールするバルブ 6.水を濾過する濾過器 7.装置の内部へ水を導くパイプと称するポリエチレン
製の硬質パイプ 8.パイプから水をスダレにかけるためのドリッパーと
称する散水器具 9.通り抜ける外気を水で冷やすためのスダレと称する
冷却用布地 10.通り抜ける外気からスダレを安定に保つためのス
ダレ安定棒 11.スダレを装置外枠の内側に引っ張りつけるための
スダレ引張ピン 12.排水ホース 13.フィルター(外気から塵埃を取り除く) 14.外気吸入 15.冷気放出 16.温風 17.冷風 18.水滴落下 19.エルボ 20.水止め 21.温室(ビニールハウス) 22.給水 23.排水 24.熱気吸入 25.熱気放出 26.換気扇

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気漏れ防止のため中央部にスポンジを
    貼った上蓋と,排水口を設けた水受け部分となる底部、
    及びステンレスの棒を通す穴とピンを差し込む穴を有し
    た左右の側面からなる、正方形もしくは長方形の窓型を
    した装置の外枠部分の内側に、通気性と吸水性及び耐水
    性を有し、装置の内枠と同一面積で、上部から水を垂れ
    流すための布地で、スダレと称する冷却用布地を、スダ
    レ安定棒と称するステンレス製の棒と、スダレ安定ピン
    と称する止め具で布地を装置の内枠いっぱいに緩まぬよ
    うに張りつけ、安定させ、スダレの最上部から、スダレ
    に水を噴射するためのドリッパーと称する散水具を取り
    付けた、パイプと称するポリエチレン製の硬質パイプで
    水を引いて噴きつけると、水はスダレを伝わって下方へ
    流れていくが、この時このスダレの面を空気が一方の側
    から他方の側へ流れていく際に、当該空気が冷やされる
    ことになる装置一式。
JP7231891A 1995-08-08 1995-08-08 水冷式エアークーリング装置 Pending JPH0947164A (ja)

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JP7231891A JPH0947164A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 水冷式エアークーリング装置

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JP7231891A JPH0947164A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 水冷式エアークーリング装置

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JPH0947164A true JPH0947164A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16930661

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JP7231891A Pending JPH0947164A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 水冷式エアークーリング装置

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JP (1) JPH0947164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281288A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Chubu Electric Power Co Inc 細霧冷房装置
JP2012147696A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Fulta Electric Machinery Co Ltd 給排水と、防虫ネットとを備えた冷却用パット装置
US20180160632A1 (en) * 2013-12-16 2018-06-14 Maurice Kassenbouw B.V. Greenhouse and method for climate control in a greenhouse

Cited By (3)

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JP2008281288A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Chubu Electric Power Co Inc 細霧冷房装置
JP2012147696A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Fulta Electric Machinery Co Ltd 給排水と、防虫ネットとを備えた冷却用パット装置
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