JPH05153873A - 囲い内を空調する方法および手段 - Google Patents

囲い内を空調する方法および手段

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JPH05153873A
JPH05153873A JP4137102A JP13710292A JPH05153873A JP H05153873 A JPH05153873 A JP H05153873A JP 4137102 A JP4137102 A JP 4137102A JP 13710292 A JP13710292 A JP 13710292A JP H05153873 A JPH05153873 A JP H05153873A
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water
air
storage tank
heat exchanger
greenhouse
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JP4137102A
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Gad Assaf
アッサフ ガド
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JIOFUIZUIKARU ENG CO
Geophysical Engineering Co
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JIOFUIZUIKARU ENG CO
Geophysical Engineering Co
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/24Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
    • A01G9/246Air-conditioning systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯槽の水と温室内空気および外部周辺空気と
を熱交換することによって温室内の温度および湿度を調
整する。 【構成】 温室内の成長植物は植物蒸散作用により日中
に水蒸気を発生する。日中の温室内における温湿潤空気
を冷却して、空気中の水蒸気から水を回収する。回収さ
れた水は、植物を灌漑するために用いることができる。
温室内の空気は空気中の熱と貯槽における水との熱交換
により日中に冷却されると共に乾燥され、貯槽内の水は
かくして加温される。夜間に、貯槽内の水を水と周囲空
気との熱交換により冷却して、翌日に冷水による囲い内
の空気の冷却を反復するよう準備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、囲い内、より詳細には
成長植物を入れた温室の形態の囲い内、を空調するため
の方法および手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温室の使用は世界的に栽培活動が拡大し
ている結果、年々増加している。温室は果実、野菜およ
び花を成育させるべく永年にわたり従来使用されている
が、この種の栽培に供せられる区域は成育条件を最適化
すると共に生産を最大化させるための温室制御の複雑さ
と共に常に増大している。成育条件は、灌漑目的に高品
質の水(すなわち最小の塩含有量を有する水)を供給す
ると共に周囲温度が比較的高い傾向を有する日中および
外部温度が比較的低い傾向を有する夜間の気候調節シス
テムを設けることにより最適化される。
【0003】周知のように、しばしば日中に二酸化炭素
が温室に供給され、この温室を密閉状態に保って所望の
高レベルの二酸化炭素を維持する。これは一般に植物健
康に望ましくない温度および湿度の上昇をもたらす。そ
の結果、温室の定期的な換気が必要となる。この種の換
気は温度および湿度を制御するが、温室内の二酸化炭素
レベルを減少させる。
【0004】この問題に対する従来の対策はいわゆる潜
熱コンバータを利用することであり、日中の時間にわた
り温室を密閉状態に保つと共に空気を濃ブライン溶液と
直接接触させる。空気中の水蒸気(water vapor )は吸
湿性ブライン上に凝縮して空気を乾燥かつ冷却させる。
何故なら、空気中の顕熱および水蒸気中の潜熱がブライ
ンに移行するからである。たとえば米国特許第4,70
7,995号公報および第4,819,447号公報に
開示されたこの対策にてしばしば充分であるが、装置の
点で一層簡単な技術がしばしば望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この目的で本発明の課
題は、従来の対策よりも複雑でなく、さらに新規かつ向
上した結果を与える、たとえば温室のような囲い内を空
調するための新規かつ改良された空調方法および手段を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は成長植物が植物
蒸散に基づき日中に水蒸気を発生する、たとえば温室の
ような水蒸気の供給源を有する囲いの操作方法を提供
し、温室を内部空気のエンタルピーが24時間中の所定
時間にわたり外部空気のエンタルピーよりも大となる環
境に配置する。たとえば夜間の時間における外部空気の
温度は、日中時間の囲い内における空気の温度よりも顕
著に低くなりうる。
【0007】空気のエンタルピー、すなわち比エネルギ
ーもしくは全エネルギーは次のように現すことができ
る: C(T)+L(c) [式中、Cは空気の比熱であり; Tは空気の温度であり; Lは空気の潜熱(ジュール/g蒸気)であり; cは空気の水蒸気含有量(g/kg空気)である。] 本明細書にて水分と称する場合、この用語は空気の水蒸
気含有量(すなわちg蒸気/kg空気)を意味し、相対
湿度を意味しない。
【0008】本発明の方法は、所定の時間(たとえば日
中の時間)にわたり温室内の暖かい一般に湿潤な空気を
冷却し、冷却される空気における水蒸気から水を液体と
して回収し、好ましくは回収した水を用いて植物を灌漑
することからなっている。このようにして温室は、高レ
ベルの二酸化炭素を維持すべく密閉状態に保つことがで
きる。このような場合、温室内の空気は空気中の熱を好
ましくは貯槽内に維持された水で熱交換して日中に冷却
かつ乾燥され、水はこれにより加温される。夜間または
外部空気のエンタルピーが内部空気のエンタルピーより
も冷却された際に低くなる他の時間にわたり、貯槽内の
水は水中の熱を周囲空気と熱交換して冷却される。夜間
の冷却を用いる場合、冷却は翌日に囲い内における周囲
空気の冷却を反復する準備として夜間に行なわれる。
【0009】本発明の好適具体例においては、直接接触
型の空気/水熱交換器を用いて水と囲い内の空気との間
で熱交換することができる。ここで、流動による水のモ
ーメントは空気を水と接触させて、顕熱と潜熱とが空気
と水との間で交換されるようにする。この種の配置は、
空気ブロワを装着する必要性を排除することができる。
この具体例において、2個の直接接触型熱交換器を使用
することができる。一方の熱交換器は好ましくは貯槽の
底部から一般に供給される水と温室空気との間で温室空
気のエンタルピーが比較的高い(たとえば空気温度が高
い)日中に熱交換すべく使用することができ、他方の熱
交換器は好ましくは貯槽の上部から到来する水と低エン
タルピーを有する外部空気(たとえば冷空気)との間で
熱交換する。
【0010】或いは、熱交換器の一方もしくは両方を間
接接触型熱交換器とすることもできる。一般に、第1熱
交換器は日中に作用して温室からの熱および蒸気を貯槽
における水まで移動させると共に、第2熱交換器は夜間
に作用して貯槽水からの熱および恐らく或る程度の蒸気
を周囲雰囲気まで移動させる。外部空気のエンタルピー
が充分低く(たとえば寒い日)2個の熱交換器がほぼ同
時に作用して外部空気が顕熱と潜熱とを貯槽より到来す
る水から抽出すると共に、他方の熱交換器に供給された
水が温室内の空気から顕熱と潜熱とを回収するような日
中に遭遇しうる条件が存在する。このような場合、使用
すれば水槽は極めて小さくすることができる。何故な
ら、日中から夜間まで熱を貯蔵する必要がなく、或る場
合には貯槽が必要でないからである。
【0011】上記と同様な具体例において、夜間におけ
ると同じ熱交換器(直接型もしくは間接型)を日中に使
用することも可能である。このような場合、熱交換器に
は日中に温室空気を供給すると共に、夜間には外部空気
を供給する。
【0012】単一の直接接触型熱交換器を使用する場
合、日中に水に対し凝縮する温室からの水蒸気の大部分
は蒸発する。その場合にも本発明のこの具体例は、日中
に温室を密閉して冷却しうるので有利である。本発明に
よる温室の冷却は、充分高レベルの水蒸気および二酸化
炭素を温室内に維持する。従来技術においては、日中の
高湿度および冷却条件は蒸発冷却により達成され、外部
空気が新鮮水と断熱的に相互作用した後に温室中へ導入
される。得られる冷湿潤空気は温室内で急速加熱され、
したがって除去せねばならない。この空気を除去する
際、相当量の二酸化炭素が失われる。かくして、蒸発冷
却は相当量の新鮮水を消費すると共に温室空気に二酸化
炭素を濃厚化することができない。本発明で操作するこ
とにより、蒸発するよりも多量の水蒸気が日中に温室内
で回収されると推定される。
【0013】本発明の他の具体例においては、単一の間
接密閉接触型熱交換器を使用することができる。日中に
温室内の空気を熱交換器の空気側で交換し、さらに貯槽
から一般に抽出される水を熱交換器の水側で交換する。
好ましくは、貯槽からの水を熱交換器からの水が貯槽ま
で戻される高さ位置よりも低い高さ位置から熱交換に供
給する。温室空気が熱交換器内で冷却される際、空気中
の水蒸気が熱交換器の空気側で凝縮し、このように生成
した凝縮水を貯槽まで戻すことができ、或いはこれを灌
漑目的で温室内の植物に向けることもできる。かくし
て、植物が成育している土壌から植物により吸収され、
次いで成育の生産物として温室中に蒸散される水を回収
しかつ温室に戻して、灌漑目的で比較的新鮮な水の外部
供給源の必要性を最小化させる。
【0014】貯槽水の冷却を行ないうる夜間または他の
適する時間に外部周囲空気を熱交換器の空気側で交換
し、一般に貯槽水を熱交換器の水側で交換する。好まし
くは、貯槽からの水を熱交換器からの水が戻される高さ
位置よりも高い位置から熱交換器に供給する。日中に温
室から抽出された熱はかくして貯槽内の水に蓄積され、
夜間または他の適する時間中に抽出される。
【0015】有利には、この具体例において熱交換器は
複数の垂直配置されたプラスチックスリーブの形態であ
り、ここに貯槽からの水を流過させる。日中には温室か
らの空気が、また夜間もしくは他の適する時間には周囲
空気がチューブの外側にて好ましくはチューブ内の液体
の流動方向とは反対方向に流動する。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明を実施例に
よりさらに説明する。
【0017】図面の図1を参照して、符号10は成育す
る植物13を入れた温室の形態で示した囲い12内を空
調するための本発明による装置を示している。日中の時
間に温室に入射する太陽輻射線はその内部を加温し、植
物13は「蒸散」と呼ぶ過程をもたらす。蒸散に際し植
物は土壌14から水を吸収し、光と二酸化炭素とを温室
内の空気から吸収し、さらに酸素と水蒸気とを発生して
温室内にトラップし続ける。黴病を阻止するため、温室
内の温度と湿度との両者を制御せねばならない。この目
的で本発明による装置10は好ましくは貯槽15の水を
備えると共に、暖かい一般に湿潤な温室内の空気を空気
中の熱と好ましくは貯槽から到来する水との熱交換によ
り冷却するための第1手段Aを備える。
【0018】好ましくは装置10はさらに、エンタルピ
ーが冷却された際の内部空気のエンタルピーより低くな
る外部周囲空気と水との熱交換により貯槽内の水を冷却
するための第2手段Bをも備える。この外部空気は、冷
却された際の内部空気よりも外部空気が冷たくかつ/ま
たは低い湿度となる夜間または他の時間に存在すること
もできる。本発明は、外部空気の温度が貯槽15内に含
まれる水の温度よりも低い場合に特に有用である。
【0019】装置10の各部品を一層良く説明するた
め、符号16で示される本発明の第1手段Aを示す目的
で図2につき以下説明する。示したように、囲い12A
は土壌14Aで成育する植物13Aを含み、これら植物
は水蒸気を発生して囲い12Aの内部に保持する。ここ
で第1手段16は間接接触型熱交換器17を備え、この
交換器17は暖かい一般に湿潤な空気を囲い12Aから
供給すると共に冷たい乾燥空気を導管20を介し囲いに
戻すための側部18を備える。熱交換器17は、貯槽1
5Aからの冷水をパイプ22を介し供給すると共に加温
水をパイプ23を介して貯槽に戻すための第2側部21
を備える。第1手段Aはさらに、囲い内からの空気を冷
却および乾燥して生ずる凝縮水25を回収するための回
収手段24をも備える。
【0020】熱交換器17は、米国特許第4,981,
021号公報に示した形態の間接接触型熱交換器とする
こともでき、或いは直接接触型としても良い。図7は間
接接触型熱交換器17を示し、これは上側および下側ヘ
ッダー101、102に取付けた複数の垂直配置された
肉薄(たとえば0.1〜1mm)のプラスチック管状ス
リーブ100からなっている。貯槽15Aからの水はス
リーブ100内を流動し、囲い12Aからの空気はこれ
らスリーブの外側を好ましくは液体の流動方向に対し反
対方向に流動する。ファン(図示せず)を設けて空気流
を増大させることもできる。
【0021】貯槽15A内の水は熱交換器に供給される
導管19内の暖かい一般に湿潤な空気よりも冷たいの
で、空気中の水分は表面18(すなわちプラスチックス
リーブ100の外側)に凝縮して重力により水溜めの形
態の回収手段24中に落下し、この水溜めを導管26に
より貯槽15A中へ凝縮水を指向させる目的で導管23
に接続する。
【0022】本発明の熱交換器に関する好適構造を図8
に符号70で示す。熱交換器70は水溜め73の上方に
垂直離間した目穴付き導管72の形態である。マニホー
ルド72から水溜め73中へ落下する際の冷却水のモー
メントは、冷却すべき空気をファンの必要なしに水と接
触させる。この熱交換器は基本的に図2における熱交換
器17と同様に作用するが、ただし水と空気とにより直
接接触が行なわれる。その結果、一般に温室内に存在す
る温湿潤空気は日中に熱交換器70との相互作用の結果
として冷却かつ乾燥される。しかしながら、水分は何ら
かの理由で空気が乾燥すれば温室空気に加えられる。こ
れは、植物が或る量の水分の存在下で一層良好に成育す
ることが判明しているので有利である。
【0023】日中における本発明による直接接触型熱交
換器70の使用を図3に示す。貯槽15Aは好ましくは
発泡プラスチックで作成された暗色の浮遊シールド71
で覆うことができ、日射のため貯槽により吸収される量
の熱を阻止する。この加えられる熱の減少は、夜間に水
から除去せねばならない対応量の熱を減少させる。さら
に、このカバーは夜間または貯槽内の水を冷却するのに
適した時間に除去することができる。このように行なわ
れる放射冷却は、或る条件下では貯槽内の水を冷却期間
にわたり温室または囲い内の冷却を行なうのに適するレ
ベルまで冷却するのに充分である。この種の場合、貯槽
からの水は殆ど水の冷却に際し損失されない。
【0024】図2に示した装置の日中の操作に際し、囲
い内からの温湿潤空気は熱交換器17で熱交換され、貯
槽内の冷水は空気の温度を低下させると共に内部の水分
を熱交換器表面18上で凝縮させるよう作用する。かく
して囲い12A内に戻る空気は熱交換器に供給される空
気よりも冷たくかつ乾燥し、貯槽15Aに戻る水は加温
される。このように加温された水は浮上して貯槽の頂部
近くに浮遊する一方、貯槽15A内の冷たい水は暖かい
水よりも重く、貯槽の底部まで沈む。好ましくは、日中
の操作時間にわたり熱交換器17に供給される水は、図
2に示すように凝縮水を貯槽に戻すレベルよりも低い高
さ位置にて貯槽から抜取られる。水の交換を促進するた
めポンプを用いてもよい。
【0025】図2に示した操作の結果、貯槽15A内の
水量は囲い内で成育する植物により発生する水量により
日中に増加する。たとえば日中の囲い内の空気は28℃
とすることができ、その水含有量は空気1kg当り20
gとすることができる。貯槽内の水が空気を19℃まで
冷却するのに有効であれば、その水含有量は空気1kg
当り14gまで減少する。余分の6gは熱交換器の表面
21で凝縮し、次いで上記したように貯槽15Aまで流
動する。これら数値に基づき囲いの各1mにつき約2
0kg/hrの空気を循環させうると推定され、温室1
当り毎時約100gの高品質の蒸留水が回収され
る。この高品質の水は、回収された雨水または他の沈殿
物と一緒に、温室内の植物を灌漑するための供給水とし
て使用することができる。
【0026】図1に関し上記した装置10の第2手段B
の実施例を図4に示す。この実施例において第2手段は
符号30で示され、直接接触型の第2熱交換器31を備
え、貯槽15Aからの水は外部空気のエンタルピーが冷
却された後の内部空気のエンタルピーよりも低くなる時
間にわたり周囲空気と直接接触する。この時間は一般
に、周囲空気温度が日中レベルよりも低下する夜間に生
ずる。
【0027】第2手段30は入口が貯槽15の頂部近く
に位置する配管32を備えて、貯槽内の最も暖かい水を
受入れ、さらにスプレーヘッド33を備えて貯槽からの
水を周囲空気(すなわち囲い12Aの外部の空気)に噴
霧する。夜間の周囲空気は噴霧される水よりも冷たいの
で(かつ/または比較的乾燥しているので)、顕熱およ
び/または潜熱は空気に移行して水を冷却する。周囲空
気と接触する水は蒸発する一方、残部は水溜め34に回
収されてパイプ35により貯槽15Aの底部に戻され
る。第2手段30の結果、貯槽15A内の水は図2に示
した手段16の操作を翌日に行なうべく夜間に冷却され
る。
【0028】装置10に関連した第2手段の他の実施例
を符号40により図5に示す。図5に示したように、熱
交換器41は間接接触型熱交換器であって貯槽15A内
の新鮮水を冷却するよう作用する。熱交換器41はより
暖かい水と接触する水側42を備え、この暖かい水は貯
槽15Aの上部からパイプ43によりそこに供給され
る。表面42と接触する暖かい水は次いでパイプ44に
より貯槽の下部まで流れ戻る。
【0029】熱交換器41はさらに周囲の夜間空気と接
触する空気側45をも備える。ファン(図示せず)を用
いて表面42、45にわたる熱交換の強度を増大させる
こともできる。このようにして、貯槽15Aに貯蔵され
ると共に図2に示した日中の操作に際し蓄積した熱は、
水の損失なしに夜間に周囲空気まで移動する。かくし
て、間接的熱交換器41は図4に示した直接接触型熱交
換器31よりもコスト高になったとしても、その経費は
日中の操作の理由で水量増加の数値に対し相殺すること
ができる。このように得られる余分の水は、図5に導管
46で示した灌漑目的に用いることができる。これは、
灌漑水のコストが高い場合に特に有利である。
【0030】上記装置10における第2手段Bの他の実
施例を図6に符号50で示す。手段50は、温室内で成
育する植物が貯槽水を間接冷却する目的で関連する排水
を有する状況において、囲い12Aからの排水を利用す
る。排水はパイプ51により貯槽53に供給され、そこ
から水は導管58により排水側56と新鮮水側57とを
備えた間接接触型熱交換器55に供給される。導管59
は排水を側部56からスプレーヘッド52まで供給され
て水を外部の周囲空気中へ噴霧し、これにより排水を冷
却して貯槽53に回収する。適当なポンプを用いて排水
の交換を容易化することもできる。
【0031】熱交換器55を、図6に示したように貯槽
15Aの頂部近くに浸漬することができる。冷たい周囲
の夜間空気と直接接触する結果として生ずる冷却された
排水は、貯槽15A内に含まれる水から熱を奪って水を
冷却する。貯槽15A内の水の損失は手段50の操作の
際に生ぜず、貯槽内に存在する過剰の水を用いて上記し
たように灌漑することができる。最後に液体と液体との
熱交換過程がこの実施例に含まれるため、熱交換器55
は比較的小さくなる。
【0032】完成システムを図1に示す。図示したよう
に、日中に弁61を開放すると共に弁60を閉鎖する。
暖かい一般に湿潤な温室12からの空気は熱交換器17
A(これは直接型もしくは間接型の熱交換器とすること
ができる)の空気側18A中へ流入し、交換器17Aか
ら流出する冷たくかつ乾燥した空気をダクト63により
温室12まで戻すよう調節される弁62を介して流出す
る。貯槽15の底部近くで抜取られた冷水は弁64を通
過して熱交換器17Aの水側21A中へ流入する。冷水
は空気から熱を抽出して加温され、加温された水はパイ
プ65および弁66を介し貯槽15の上部に戻される。
弁66を調整して、水が貯槽の頂部に戻るよう確保す
る。
【0033】熱交換器17Aにおける空気との熱交換に
より加温された水に加え、表面21Aで生成した凝縮水
もパイプ65および弁66を介し貯槽に戻される。
【0034】外部の周囲空気温度が温室内の日中温度よ
りも低い夜間または他の適する時間(すなわち外部空気
のエンタルピーが冷却された後の内部空気のエンタルピ
ーよりも低い時間)にわたり、弁60を開放すると共に
弁61を閉鎖して冷たい夜間の空気を熱交換器17Aの
空気側に流入させる。さらに弁62を調整して、熱交換
器17Aに流入する空気を大気中に排気する。さらに水
弁64を調整して、水を貯槽の頂部近くにてパイプ67
を介し熱交換器に供給する。さらに弁66を調整して、
パイプ65を介し熱交換器17Aから流出する水をパイ
プ68により貯槽15の底部まで流動させる。
【0035】夜間に、冷たい周囲の夜間空気を弁60を
介し熱交換器17A中に流入させ、次いで大気中へ排気
する。貯槽からの温水は熱交換器に流入して、冷たい夜
間空気により熱が抽出される理由で冷却される。貯槽内
の水に含まれる熱は日中に温室から抽出された熱に由来
し、冷たい夜間空気に移行する。その結果、翌日に貯槽
内の水温は水がその後の日中の操作時間にわたり熱を吸
収しうるレベルまで低下する。
【0036】示したように、間接的熱交換器を使用する
場合、貯槽内の水は閉鎖ループの1部となる結果、日中
の操作に際し空気の冷却および乾燥の結果として生ずる
水量の増加は図1に示した灌漑目的に使用することがで
きる。
【0037】好ましくは、水槽15を上記本発明の全実
施例につき日射から遮蔽して水温をできるだけ低く維持
すべきである。遮蔽は、暗色プラスチックカバーを貯槽
の表面に浮遊させて蒸発を防止することにより行なうこ
とができる。日中にプラスチックは加熱され、幾分かの
熱が貯槽内の水に移行する。この熱移動を最小化させる
ため、発泡絶縁体を貯槽に対するカバーとして用いるこ
とができる。生ずる加熱は貯槽内の水の層状化をもたら
し、日射から吸収される熱量を減少させる。さらに、熱
いプラスチック表面は夜間に大気まで効率的に熱放射す
る。或いは貯槽を不透明カバーで遮蔽して日射を減少さ
せることもでき、このカバーは夜間に除去されて貯槽の
長波放射冷却を可能にする。この場合、冷却は貯槽内の
水を別の熱交換器の必要なしに使用するのに充分なレベ
ルまで冷却する際に有効である。
【0038】上記した本発明において、貯槽内の水は水
と外部空気との熱交換により冷却される。しかしなが
ら、さらに本発明は貯槽からの水における熱と地下物質
との熱交換または空中への長波放射による熱交換をも包
含する。したがって、貯槽からの水を地下パイプに通過
させて地下への熱移動を生ぜしめたり、或いは夜間に空
中に露出させることもできる。
【0039】さらに本発明は、水を熱交換器で熱交換す
る際の貯槽内の水の混合を最小化することも含む。すな
わち貯槽の入口および出口の接続は、水を加えたり或い
は抜取る際の貯槽における混合を最小化するよう設計す
べきである。この目的で入口および出口は、この入口お
よび出口と連携するフルード数が単位より小さくなるよ
う保証するのに充分な大きさの断面積及び形状とすべき
である。
【0040】本発明は温室を冷却するのに特に有用であ
るが、水蒸気を発生する他の種類の囲い、たとえば囲わ
れた水泳プールなど冷却する必要のある囲いを冷却する
にも有用である。
【0041】本発明の方法および装置により与えられる
利点および改善される結果は本発明の好適実施例に関す
る上記説明から明かであり、本発明の思想および範囲を
逸脱することなく種々の改変も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示する略ブロック図である。
【図2】日中の操作を示す単一の間接接触型熱交換器を
用いた本発明の略ブロック図である。
【図3】日中の操作を示す単一の直接接触型熱交換器を
用いた本発明の略ブロック図である。
【図4】夜間の操作を示す本発明の1実施例の略ブロッ
ク図である。
【図5】夜間の操作に関する本発明の第2実施例を示す
図3に示した装置と同様な装置の略ブロック図である。
【図6】夜間の操作を示す本発明の他の実施例の略ブロ
ック図である。
【図7】本発明で使用するのに適した間接接触型熱交換
器の略図である。
【図8】本発明で使用するのに適した直接接触型熱交換
器の略図である。
【符号の説明】
12 囲い 13 植物 14 土壌 15 貯槽 16 第1手段 17 熱交換器 24 回収手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物蒸散作用により日中に水蒸気を発生
    する成長植物を入れ、夜間の周囲温度が日中の周囲温度
    よりも顕著に低い雰囲気に位置せしめた温室の操作方法
    において、(a)囲い内の温湿潤空気を日中に空気と貯
    槽内の水との熱交換により冷却し、これにより貯槽内の
    水を加温する段階と;(b)この貯槽内の水を夜間に水
    と周囲空気との熱交換により冷却する段階と;(c)翌
    日に工程(a)および(b)を反復する段階と;からな
    ることを特徴とする温室の操作方法。
  2. 【請求項2】 日中に温湿潤空気を冷却して生じた凝縮
    水を回収すると共に、回収水を用いて植物を灌漑する工
    程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 (a)水の貯槽と;(b)囲い内の温湿
    潤空気を空気と前記貯槽における水との熱交換により冷
    却する第1手段と;(c)貯槽内の水を水より冷たい周
    囲空気との熱交換により冷却する第2手段とからなるこ
    とを特徴とする囲い内の空調装置。
  4. 【請求項4】 第1手段が間接接触型の第1熱交換器を
    備え、この熱交換器は囲い内から温湿潤空気を供給する
    と共に冷乾燥空気を囲い内に戻す一方の側部と、貯槽か
    らの冷水を供給すると共に暖められた水を貯槽に戻す第
    2側部とを有し、さらに前記第1手段は囲い内からの空
    気の冷却および乾燥により生じた凝縮水を回収するため
    の回収手段を備えてなる請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 凝縮水を貯槽に戻す手段を備えた請求項
    4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第1熱交換器からの水を貯槽に戻す高さ
    位置より低い貯槽の高さ位置から水を第1熱交換器に供
    給する手段を備えてなる請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 第2手段が直接接触型の第2熱交換器を
    備えて、貯槽からの水を周囲空気と直接接触させる請求
    項4に記載の装置。
  8. 【請求項8】 囲いが植物を入れた温室であり、前記植
    物を貯槽からの水で灌漑する手段を備えてなる請求項3
    から請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 第2熱交換器からの水を貯槽に戻す高さ
    位置よりも高い貯槽の高さ位置から水を第2熱交換器に
    供給する手段を備えた請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 温室が排水を発生し、この排水におけ
    る熱を周囲空気と熱交換させて冷排水を発生させる手段
    と、前記貯槽における熱を前記冷排水で熱交換させる手
    段とを備えてなる請求項8に記載の装置。
JP4137102A 1991-05-28 1992-05-28 囲い内を空調する方法および手段 Pending JPH05153873A (ja)

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