JPH0946915A - 小型電子機器の電源制御回路 - Google Patents
小型電子機器の電源制御回路Info
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- JPH0946915A JPH0946915A JP24497495A JP24497495A JPH0946915A JP H0946915 A JPH0946915 A JP H0946915A JP 24497495 A JP24497495 A JP 24497495A JP 24497495 A JP24497495 A JP 24497495A JP H0946915 A JPH0946915 A JP H0946915A
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- control circuit
- voltage
- power
- electronic device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池駆動の場合は過放電による電池本体の劣
化防止、DC電源使用の場合は電子機器本体への高電圧
印加防止を行う電源制御システムを提供する。 【解決手段】 電池またはDC電源によって駆動される
小型電子機器で、プリンタ制御回路3の電源を供給・遮
断する安定化電源4を備え、手動スイッチSWと安定化
電源4の供給・遮断の切り替えを制御するIC2を含む
電源制御手段Bと、電池電圧が規定の電圧以下に低下し
た時、IC2をリセットする電圧低下検出部IC1と、
一定時間内に操作されなかった時にIC2をリセットす
るスイッチング用トランジスタTR1およびTR2を含
む過放電防止手段Aを備えた。また、プリンタメカニズ
ム&ドライバー2への電源の供給・遮断を行うスイッチ
部1を備えた。
化防止、DC電源使用の場合は電子機器本体への高電圧
印加防止を行う電源制御システムを提供する。 【解決手段】 電池またはDC電源によって駆動される
小型電子機器で、プリンタ制御回路3の電源を供給・遮
断する安定化電源4を備え、手動スイッチSWと安定化
電源4の供給・遮断の切り替えを制御するIC2を含む
電源制御手段Bと、電池電圧が規定の電圧以下に低下し
た時、IC2をリセットする電圧低下検出部IC1と、
一定時間内に操作されなかった時にIC2をリセットす
るスイッチング用トランジスタTR1およびTR2を含
む過放電防止手段Aを備えた。また、プリンタメカニズ
ム&ドライバー2への電源の供給・遮断を行うスイッチ
部1を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯機器等における電
源制御回路に関する。詳しくは、充電池あるいはDC電
源等を選択的に使用する小型電子機器の電源制御回路に
関する。
源制御回路に関する。詳しくは、充電池あるいはDC電
源等を選択的に使用する小型電子機器の電源制御回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平6ー242860
号公報に示される従来の電源監視システムにおける回路
ブロック図であり、電池によって駆動される情報処理装
置における電池電圧の低下に対応した電源供給処理シス
テムを開示したものである。
号公報に示される従来の電源監視システムにおける回路
ブロック図であり、電池によって駆動される情報処理装
置における電池電圧の低下に対応した電源供給処理シス
テムを開示したものである。
【0003】詳述すれば、情報処理装置1は、表示装置
9およびプリンタ装置11に対して供給電源を切断する
ための指令を出力する電源監視部2と、電池電圧を監視
する電源監視装置3と、該電源監視装置3からの監視信
号を受けて検知レベルに対応する割り込み信号を発生さ
せる割り込み装置4と、前記表示装置9あるいはプリン
タ装置11の電源を遮断する電源スイッチ6および7等
から構成されており、前記電源監視装置3は電池電圧が
予め定められた電圧以下になった時、その検知信号を前
記割り込み装置4に通知する。該割り込み装置4は、前
記電源監視部2に割り込み信号を出力し、この信号を受
けた電源監視部2は表示制御部8とプリンタ制御部10
とに制御信号を出力し、この結果、前記表示制御部では
表示装置9に電池電圧低下の警告表示を促し、プリンタ
制御部ではプリンタ装置11に対して印字禁止命令を発
行する。
9およびプリンタ装置11に対して供給電源を切断する
ための指令を出力する電源監視部2と、電池電圧を監視
する電源監視装置3と、該電源監視装置3からの監視信
号を受けて検知レベルに対応する割り込み信号を発生さ
せる割り込み装置4と、前記表示装置9あるいはプリン
タ装置11の電源を遮断する電源スイッチ6および7等
から構成されており、前記電源監視装置3は電池電圧が
予め定められた電圧以下になった時、その検知信号を前
記割り込み装置4に通知する。該割り込み装置4は、前
記電源監視部2に割り込み信号を出力し、この信号を受
けた電源監視部2は表示制御部8とプリンタ制御部10
とに制御信号を出力し、この結果、前記表示制御部では
表示装置9に電池電圧低下の警告表示を促し、プリンタ
制御部ではプリンタ装置11に対して印字禁止命令を発
行する。
【0004】そして、さらに電池電圧が低下して予め定
められた更に低い電池電圧になると、前記電源監視装置
3は割り込み装置4に対して再び検知信号を出力し、こ
の検知信号を受けて出力される割り込み装置4からの信
号は電源監視部2を介して再度表示制御部8に出力され
る。表示装置9は前記表示制御部からの指示信号で操作
者に対する警告表示を行い、操作者に情報処理装置1に
対する電源切断のための指示を操作者に促す。前記電源
監視部は電源切断の状態を一定時間監視した後、電源が
切断されない場合は電源スイッチ部に対して電源切断命
令を発行し、情報処理装置全体の電源を切断するように
構成されていた。
められた更に低い電池電圧になると、前記電源監視装置
3は割り込み装置4に対して再び検知信号を出力し、こ
の検知信号を受けて出力される割り込み装置4からの信
号は電源監視部2を介して再度表示制御部8に出力され
る。表示装置9は前記表示制御部からの指示信号で操作
者に対する警告表示を行い、操作者に情報処理装置1に
対する電源切断のための指示を操作者に促す。前記電源
監視部は電源切断の状態を一定時間監視した後、電源が
切断されない場合は電源スイッチ部に対して電源切断命
令を発行し、情報処理装置全体の電源を切断するように
構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電源制御シ
ステムは、予め定めた一定のレベル毎に電池電圧の低下
を監視し、電池電圧が所定のレベルまで低下した時、該
レベルに従って情報処理装置内の一部の回路電源を切っ
て省電力化を図る他、最終的には前記情報処理装置の電
源を強制的に切断処理するのであるが、通常は、この状
態でも電池から回路への暗電流が流出する為、電源電池
に対する過放電防止が行えきれず、電池を早期に劣化さ
せてしまう等の課題を有していた。
ステムは、予め定めた一定のレベル毎に電池電圧の低下
を監視し、電池電圧が所定のレベルまで低下した時、該
レベルに従って情報処理装置内の一部の回路電源を切っ
て省電力化を図る他、最終的には前記情報処理装置の電
源を強制的に切断処理するのであるが、通常は、この状
態でも電池から回路への暗電流が流出する為、電源電池
に対する過放電防止が行えきれず、電池を早期に劣化さ
せてしまう等の課題を有していた。
【0006】本発明の目的は、常時電源電圧を監視し、
電池駆動の場合においては過放電による電池本体の劣化
防止を行うと共に、電源スイッチの切り忘れによる電池
の不要な消耗を防止することにある。本発明の他の目的
は、例えば、プリンタ等の小型電子機器において定格電
圧を越えるような誤ったDC電源の使用に対するプリン
タメカニズムへの高電圧印加防止を行う電源制御システ
ムを提供することにある。
電池駆動の場合においては過放電による電池本体の劣化
防止を行うと共に、電源スイッチの切り忘れによる電池
の不要な消耗を防止することにある。本発明の他の目的
は、例えば、プリンタ等の小型電子機器において定格電
圧を越えるような誤ったDC電源の使用に対するプリン
タメカニズムへの高電圧印加防止を行う電源制御システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、使用
中の電源電圧が規定値以下となった時、またはプリンタ
メカニズムに対し一定の時間以上動作要求がなされなか
った時、プリンタ制御回路用の電源制御手段に対し、制
御信号を出力する過放電防止手段と、手動スイッチ操作
時にプリンタ制御回路用電源をオンまたはオフし、プリ
ンタ制御回路が発生する制御信号でプリンタ制御回路用
の電源をオフする電源制御手段と、定格電圧以上のDC
電源が接続された時、この電圧を検出してプリンタメカ
ニズムに過大電圧が印加されないようにする高電圧駆動
防止手段とを備えたものである。
中の電源電圧が規定値以下となった時、またはプリンタ
メカニズムに対し一定の時間以上動作要求がなされなか
った時、プリンタ制御回路用の電源制御手段に対し、制
御信号を出力する過放電防止手段と、手動スイッチ操作
時にプリンタ制御回路用電源をオンまたはオフし、プリ
ンタ制御回路が発生する制御信号でプリンタ制御回路用
の電源をオフする電源制御手段と、定格電圧以上のDC
電源が接続された時、この電圧を検出してプリンタメカ
ニズムに過大電圧が印加されないようにする高電圧駆動
防止手段とを備えたものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3は本発明の実施例を示す回路ブロッ
ク図であり、過放電防止手段Aと、プリンタ制御回路用
の電源制御手段Bと、電源制御手段Bの制御信号により
プリンタ制御回路用の電源電圧を供給する電源安定化回
路4と、プリンタメカニズムに対する高電圧印加防止手
段の一部をなすスイッチ部1とを主体に構成されてい
る。
する。図1乃至図3は本発明の実施例を示す回路ブロッ
ク図であり、過放電防止手段Aと、プリンタ制御回路用
の電源制御手段Bと、電源制御手段Bの制御信号により
プリンタ制御回路用の電源電圧を供給する電源安定化回
路4と、プリンタメカニズムに対する高電圧印加防止手
段の一部をなすスイッチ部1とを主体に構成されてい
る。
【0009】前記過放電防止手段Aは、基本的には、電
圧低下検出部IC1と、前記電源制御手段BのFF2の
Q出力端子をFF2のリセット端子Rにスイッチングす
るトランジスタTR2と、プリンタ制御回路からの信号
で前記TR2をオンするトランジスタTR1とにより構
成されている。
圧低下検出部IC1と、前記電源制御手段BのFF2の
Q出力端子をFF2のリセット端子Rにスイッチングす
るトランジスタTR2と、プリンタ制御回路からの信号
で前記TR2をオンするトランジスタTR1とにより構
成されている。
【0010】前記電圧低下検出部IC1は、前記電源制
御手段BのIC2後段のフリップフロップFF2のQ出
力との間に、TR2およびベース電流制限抵抗R1を介
して接続されている。また、コンデンサC6がTR2の
エミッタ、ベース間に接続され、Q出力信号変化時にエ
ミッタ、ベース間を同電位に保つ様に構成している。
御手段BのIC2後段のフリップフロップFF2のQ出
力との間に、TR2およびベース電流制限抵抗R1を介
して接続されている。また、コンデンサC6がTR2の
エミッタ、ベース間に接続され、Q出力信号変化時にエ
ミッタ、ベース間を同電位に保つ様に構成している。
【0011】前記電圧低下検出部IC1の出力はオープ
ンコレクタ出力となっており、電源電圧が規定値以下と
なった時に、LOWを出力し、前記トランジスタTR2
をオンして前記フリップフロップFF2のQ出力をR端
子にスイッチすることでFF2をリセットする。
ンコレクタ出力となっており、電源電圧が規定値以下と
なった時に、LOWを出力し、前記トランジスタTR2
をオンして前記フリップフロップFF2のQ出力をR端
子にスイッチすることでFF2をリセットする。
【0012】また、プリンタ制御用の電源制御手段B
は、基本的にはプリンタメカニズムに対する電源のオ
ン、オフを切り換える手動操作のスイッチSWと、フリ
ップフロップを有するIC2を主体に構成されている。
さらに前記IC2は、スイッチSWの入力波形整形用フ
リップフロップFF1および、電源制御フリップフロッ
プFF2より構成される。前記FF1のS入力には、入
力抵抗R4および帰還抵抗R3が接続され、スイッチS
W入力にシュミット特性をもたせた後、FF1のS入力
に接続している。FF1のQ出力端子がFF2のC入力
端子に接続され、FF1で整形された信号をFF2のC
入力とすることでスイッチのチャタリングを吸収し、誤
動作防止をしている。
は、基本的にはプリンタメカニズムに対する電源のオ
ン、オフを切り換える手動操作のスイッチSWと、フリ
ップフロップを有するIC2を主体に構成されている。
さらに前記IC2は、スイッチSWの入力波形整形用フ
リップフロップFF1および、電源制御フリップフロッ
プFF2より構成される。前記FF1のS入力には、入
力抵抗R4および帰還抵抗R3が接続され、スイッチS
W入力にシュミット特性をもたせた後、FF1のS入力
に接続している。FF1のQ出力端子がFF2のC入力
端子に接続され、FF1で整形された信号をFF2のC
入力とすることでスイッチのチャタリングを吸収し、誤
動作防止をしている。
【0013】また、FF2のQ出力端子は電源安定化回
路4のスイッチ端子に接続され、さらに前記過放電防止
手段AのTR2を介して,前記FF2のR入力端子に接
続されている。前記TR2のオン時、前記FF2のQ出
力信号をR入力端子に入力することによりFF2をリセ
ットし、電源安定化回路4をオフする構成になってい
る。電源制御手段Bは、前記FF1,FF2のセット・
リセット時にのみ、過渡的に制御電流が流れるのみで、
静的には数マイクロアンペア以下の電流消費になり、低
消費電流の電源制御回路を構成する。
路4のスイッチ端子に接続され、さらに前記過放電防止
手段AのTR2を介して,前記FF2のR入力端子に接
続されている。前記TR2のオン時、前記FF2のQ出
力信号をR入力端子に入力することによりFF2をリセ
ットし、電源安定化回路4をオフする構成になってい
る。電源制御手段Bは、前記FF1,FF2のセット・
リセット時にのみ、過渡的に制御電流が流れるのみで、
静的には数マイクロアンペア以下の電流消費になり、低
消費電流の電源制御回路を構成する。
【0014】5はDC電源を接続するためのDCジャッ
クで、DC電源接続の有無により、電池あるいはDC電
源のいづれかの供給電源を自動的に切り換えるスイッチ
機構を有している。4はプリンタ制御回路に電源供給す
るための電源安定化回路である。
クで、DC電源接続の有無により、電池あるいはDC電
源のいづれかの供給電源を自動的に切り換えるスイッチ
機構を有している。4はプリンタ制御回路に電源供給す
るための電源安定化回路である。
【0015】2はドライバ回路を有するプリンタメカニ
ズムであり、3は定められた時間内にプリンタメカニズ
ム2が操作されなかったときに、前記過放電防止手段A
に対して、電源供給停止信号を出力するプリンタ制御回
路である。また、前記スイッチ部1は前記プリンタ制御
回路3から出力される制御信号を受けて動作が制御され
るように構成されており、前記プリンタメカニズム2へ
の給電を選択的にオン、オフしている。
ズムであり、3は定められた時間内にプリンタメカニズ
ム2が操作されなかったときに、前記過放電防止手段A
に対して、電源供給停止信号を出力するプリンタ制御回
路である。また、前記スイッチ部1は前記プリンタ制御
回路3から出力される制御信号を受けて動作が制御され
るように構成されており、前記プリンタメカニズム2へ
の給電を選択的にオン、オフしている。
【0016】6は電源電池で、前記DCジャック5にD
C電源が接続されていない時のみ、前記電源電池6から
電源が供給される。次に、本実施例の動作について説明
する。前記DCジャック5にDC電源か、あるいは電源
電池が接続される場合、プリンタ制御回路用の電源制御
回路Bに設けられたIC2へ電源電圧が供給される。同
時に、前記電圧低下検出部IC1は入力された電源電圧
が規定の電圧値の範囲内に入っているか否かを判断し、
該電圧値が規定電圧以下である場合、LOW信号を出力
し、TR2はオン状態になり、規定電圧を越えている場
合、IC1の出力はハイインピーダンスになり、TR2
はオフ状態となる。電源接続時に、FF2のR端子には
コンデンサC4を介して電源電圧が印可され、FF2は
リセットされて前記FF2のQ出力端子がLOW状態に
確定する。コンデンサC4の電荷はR2を介して放電さ
れ、一定時間後にFF2のR端子はLOWになり、前記
電源制御手段Bはイネーブル状態となる。
C電源が接続されていない時のみ、前記電源電池6から
電源が供給される。次に、本実施例の動作について説明
する。前記DCジャック5にDC電源か、あるいは電源
電池が接続される場合、プリンタ制御回路用の電源制御
回路Bに設けられたIC2へ電源電圧が供給される。同
時に、前記電圧低下検出部IC1は入力された電源電圧
が規定の電圧値の範囲内に入っているか否かを判断し、
該電圧値が規定電圧以下である場合、LOW信号を出力
し、TR2はオン状態になり、規定電圧を越えている場
合、IC1の出力はハイインピーダンスになり、TR2
はオフ状態となる。電源接続時に、FF2のR端子には
コンデンサC4を介して電源電圧が印可され、FF2は
リセットされて前記FF2のQ出力端子がLOW状態に
確定する。コンデンサC4の電荷はR2を介して放電さ
れ、一定時間後にFF2のR端子はLOWになり、前記
電源制御手段Bはイネーブル状態となる。
【0017】この状態で前記電源制御手段Bに設けられ
た手動操作のスイッチSWが操作されると、前記IC2
のFF2のQ出力端子からHI信号が出力され、この結
果、プリンタ制御回路3に電源を供給するための前記電
源安定化回路4からプリンタ制御回路3に対し、電源が
供給される。
た手動操作のスイッチSWが操作されると、前記IC2
のFF2のQ出力端子からHI信号が出力され、この結
果、プリンタ制御回路3に電源を供給するための前記電
源安定化回路4からプリンタ制御回路3に対し、電源が
供給される。
【0018】また、前記プリンタ制御回路3はDCジャ
ック5もしくは電源電池6を介して供給される電源の電
圧が規定の電圧値であるか否かを電源電圧検出端子aを
介して常に監視し、供給される電源電圧が規定の電圧範
囲よりも高い場合、前記プリンタ制御回路3はプリンタ
メカニズムに対する電源を遮断する信号をスイッチ部制
御端子cを通して前記スイッチ部1に出力してスイッチ
部1をオフの状態とし、プリンタメカニズムの動作を停
止させる。
ック5もしくは電源電池6を介して供給される電源の電
圧が規定の電圧値であるか否かを電源電圧検出端子aを
介して常に監視し、供給される電源電圧が規定の電圧範
囲よりも高い場合、前記プリンタ制御回路3はプリンタ
メカニズムに対する電源を遮断する信号をスイッチ部制
御端子cを通して前記スイッチ部1に出力してスイッチ
部1をオフの状態とし、プリンタメカニズムの動作を停
止させる。
【0019】一方、前記供給電源電圧が規定の電圧範囲
内である場合、前記プリンタ制御回路3はスイッチ部1
をオンにしてプリンタドライバを有するプリンタメカニ
ズムをイネーブル状態とすると共に、プリンタ制御端子
dからはプリンタ制御信号を出力し、プリンタの動作を
制御しながら印字動作を行わせる。
内である場合、前記プリンタ制御回路3はスイッチ部1
をオンにしてプリンタドライバを有するプリンタメカニ
ズムをイネーブル状態とすると共に、プリンタ制御端子
dからはプリンタ制御信号を出力し、プリンタの動作を
制御しながら印字動作を行わせる。
【0020】そして、再度前記マニュアル操作のスイッ
チSWが操作されると、前記IC2のFF2のQ出力は
LOWを出力し、これを受けて前記電源安定化回路4か
らの電源出力が遮断される。一方、電源投入状態の時、
プリンタ制御回路3からのプリンタ制御信号が一定時間
以上プリンタメカニズムに対して出力されない状態が続
いた場合、前記プリンタ制御回路3は過放電防止手段A
に接続したトランジスタTR1に電源制御端子bを通し
てHI信号を出力する。この結果、前記トランジスタT
R1と過放電防止手段A内のトランジスタTR2はオン
し、前記電源制御手段Bに設けられたIC2のFF2が
リセットされてFF2のQ出力端子がLOWとなり、こ
の信号を受けた電源安定化回路4の電源出力は遮断さ
れ、プリンタ制御回路3の電源の供給をオフする。
チSWが操作されると、前記IC2のFF2のQ出力は
LOWを出力し、これを受けて前記電源安定化回路4か
らの電源出力が遮断される。一方、電源投入状態の時、
プリンタ制御回路3からのプリンタ制御信号が一定時間
以上プリンタメカニズムに対して出力されない状態が続
いた場合、前記プリンタ制御回路3は過放電防止手段A
に接続したトランジスタTR1に電源制御端子bを通し
てHI信号を出力する。この結果、前記トランジスタT
R1と過放電防止手段A内のトランジスタTR2はオン
し、前記電源制御手段Bに設けられたIC2のFF2が
リセットされてFF2のQ出力端子がLOWとなり、こ
の信号を受けた電源安定化回路4の電源出力は遮断さ
れ、プリンタ制御回路3の電源の供給をオフする。
【0021】また、前記DCジャック5もしくは電源電
池6からの電源電圧が規定の電圧範囲以下であった時
は、前記過放電防止手段Aの電圧低下検出部IC1はこ
の電圧値を検出し、LOWを出力する。そして、TR2
はオンになり、前記電源制御手段BのIC2のFF2が
リセットされてFF2のQ出力端子をLOWにする。こ
の信号を受けた電源安定化回路4の電源出力は遮断され
る。
池6からの電源電圧が規定の電圧範囲以下であった時
は、前記過放電防止手段Aの電圧低下検出部IC1はこ
の電圧値を検出し、LOWを出力する。そして、TR2
はオンになり、前記電源制御手段BのIC2のFF2が
リセットされてFF2のQ出力端子をLOWにする。こ
の信号を受けた電源安定化回路4の電源出力は遮断され
る。
【0022】この結果、前記電源安定化回路4がオフさ
れ、プリンタ制御回路3の電源の供給をオフする。そし
てこの状態では、前記手動操作のスイッチSWを操作し
てもTR2がオンしているため、FF2のQ出力がR入
力にフィードバックされ、電源安定化回路4の電源出力
はオンの状態にならない。
れ、プリンタ制御回路3の電源の供給をオフする。そし
てこの状態では、前記手動操作のスイッチSWを操作し
てもTR2がオンしているため、FF2のQ出力がR入
力にフィードバックされ、電源安定化回路4の電源出力
はオンの状態にならない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれば供給電
圧が規定の電圧範囲内にない時以外には電源が投入され
ないように構成されているので、電池の過放電による劣
化を防止することができる効果を有すると共に、一定時
間プリンタを動作させずに放置した場合、自動的に電源
を切断するように構成されているので電源電池の無駄な
消費を押さえて電池寿命を延ばし、長時間に渡って安定
した電源供給ができる等の効果がある。さらに、過放電
防止手段A内のスイッチング用トランジスタの働きによ
り、暗電流を制限し、電池寿命を延ばしている。
圧が規定の電圧範囲内にない時以外には電源が投入され
ないように構成されているので、電池の過放電による劣
化を防止することができる効果を有すると共に、一定時
間プリンタを動作させずに放置した場合、自動的に電源
を切断するように構成されているので電源電池の無駄な
消費を押さえて電池寿命を延ばし、長時間に渡って安定
した電源供給ができる等の効果がある。さらに、過放電
防止手段A内のスイッチング用トランジスタの働きによ
り、暗電流を制限し、電池寿命を延ばしている。
【0024】さらに、定格電圧以上のDC電源を誤って
接続した場合には、プリンタに電源供給が行われないよ
うに構成したので、プリンタメカニズムの高電圧印加に
よる破壊、劣化防止を行うことができる等の効果を有す
る。
接続した場合には、プリンタに電源供給が行われないよ
うに構成したので、プリンタメカニズムの高電圧印加に
よる破壊、劣化防止を行うことができる等の効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図4】従来の電池電源監視システムを示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
1 スイッチ部 2 プリンタメカニズム 3 プリンタ制御回路 4 電源安定化回路 5 DCジャック 6 電源電池 A 電源過放電防止手段 B 電源制御手段 SW 手動スイッチ IC1 電圧低下検出部 IC2 電源制御部 FF1 入力波形整形用フリップフロップ FF2 電源制御用フリップフロップ VP DCジャックもしくは電源電池からの電源電圧 VCC プリンタ制御回路3の電源電圧 a 電源電圧検出端子 b 電源制御端子 c スイッチ制御端子 d プリンタ制御端子
Claims (6)
- 【請求項1】 電池またはDC電源を電源として駆動さ
れる小型電子機器において、 常時電源電圧を監視する電圧低下検出部を有し、電源の
電圧が予め規定された電圧の範囲以下に低下した時、前
記小型電子機器に供給する電源を遮断する過放電防止手
段と、 予め定められた時間内に前記小型電子機器が操作されな
かった時、制御回路自身が発する信号で制御回路の電源
をオフする電源制御手段と、 予め規定された電圧の範囲以上の高電圧が接続された
時、前記小型電子機器内のメカニズムの駆動を停止する
高電圧駆動防止手段とを備えた小型電子機器の電源制御
回路。 - 【請求項2】 前記過放電防止手段は、電源電圧が規定
電圧以下の時に、前記制御回路用の電源制御手段をリセ
ットすることを特徴とする請求項1記載の小型電子機器
の電源制御回路。 - 【請求項3】 前記過放電防止手段は、電源制御手段の
リセット端子スイッチング回路を有することでリセット
後の暗電流を制限したことを特徴とする請求項1記載の
小型プリンタの電源制御回路。 - 【請求項4】 前記制御回路用の電源制御手段は、手動
スイッチ操作で、電源を供給しあるいは遮断し、制御回
路からの制御信号で制御回路への電源供給を遮断するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の小型電子機器
の電源制御回路。 - 【請求項5】 前記制御回路用の電源制御手段は、電源
を接続した時に、電源制御手段をリセットして制御回路
の電源を初期オフ状態にすることを特徴とする請求項1
記載の小型電子機器の電源制御回路。 - 【請求項6】 前記高電圧駆動防止手段は、前記制御回
路において電源電圧を検出し、規定値以上の場合、前記
小型電子機器内のメカニズムへの電源供給を遮断するス
イッチを有することを特徴とする請求項1記載の小型電
子機器の電源制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24497495A JPH0946915A (ja) | 1995-05-24 | 1995-09-22 | 小型電子機器の電源制御回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12490295 | 1995-05-24 | ||
JP7-124902 | 1995-05-24 | ||
JP24497495A JPH0946915A (ja) | 1995-05-24 | 1995-09-22 | 小型電子機器の電源制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946915A true JPH0946915A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=26461466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24497495A Pending JPH0946915A (ja) | 1995-05-24 | 1995-09-22 | 小型電子機器の電源制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003068510A1 (en) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Silverbrook Research Pty Ltd | Speedstick boosting of speed with power supply capacity |
AU2003202633B2 (en) * | 2002-02-13 | 2005-07-07 | Silverbrook Research Pty Ltd | Speedstick boosting of speed with power supply capacity |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24497495A patent/JPH0946915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003068510A1 (en) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Silverbrook Research Pty Ltd | Speedstick boosting of speed with power supply capacity |
AU2003202633B2 (en) * | 2002-02-13 | 2005-07-07 | Silverbrook Research Pty Ltd | Speedstick boosting of speed with power supply capacity |
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