JPH0946732A - フェイス・マウント型の表示装置 - Google Patents

フェイス・マウント型の表示装置

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JPH0946732A
JPH0946732A JP7196425A JP19642595A JPH0946732A JP H0946732 A JPH0946732 A JP H0946732A JP 7196425 A JP7196425 A JP 7196425A JP 19642595 A JP19642595 A JP 19642595A JP H0946732 A JPH0946732 A JP H0946732A
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JP
Japan
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display
display device
elements
red
mount type
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Pending
Application number
JP7196425A
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English (en)
Inventor
Hirotane Ikeda
裕胤 池田
Tadao Ooka
忠雄 大岡
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェイス・マウント型の表示装置において、
精細度の高いカラー表示を行う。 【解決手段】 片眼に対し3つの表示部(A、B、C)
を有してフェイス・マウント型の表示装置か構成されて
おり、それらの表示部は眼の視点(18)に対し前後の
位置関係に配置されている。表示部(A、B、C)はE
L素子により複数の画素を構成しており、個々の画素に
おいて、図に示すように緑色、青色、赤色を発光するE
L素子14、15、16が形成されている。EL素子1
4、15、16は同一軸上に重ね合わされており、前側
に位置する表示部の画素が、後ろ側に位置する表示部の
画素に対し面積的に小さく形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示を行う
フェイス・マウント型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフェイス・マウント型の
表示装置として、特開平5ー183942号公報に示す
「3次元ディスプレイ」があり、全体をゴーグル形状に
形成するとともに、右眼用、左眼用に、薄膜型EL素子
をバックライトとした液晶カラーディスプレイ部を設け
て、3次元表示を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フェイス・マウント型
の表示装置においては、カラーで、かつ、高精細な表示
が要求される。上記のように液晶カラーディスプレイ部
を用いた場合、通常、カラー画像を得るために色の異な
る画素が平面的に配置されている。従って、1組の画素
を構成するためには単色の画素を構成する場合に比べて
それだけ大きな面積が必要となる。このことから、単色
でディスプレイ部を構成したものに対し精細度が悪くな
ってしまという問題がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、フェイ
ス・マウント型の表示装置において、精細度の高いカラ
ー表示を行うことを目的とする。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するため、請求項1に記
載の発明においては、異なる色の表示を行う少なくとも
2つの表示部(A、B、C)を有してカラー表示を行う
フェイス・マウント型の表示装置であって、それらの表
示部が眼の視点(18)に対し前後の位置関係に配置さ
れており、眼の視点に対して前側に位置する表示部の画
素が、後ろ側に位置する表示部の画素に対し眼の視点か
ら見て重畳する位置関係でかつ面積的に小さく形成され
ていることを特徴としている。
【0006】従って、少なくとも2つの表示部を眼の視
点に対し前後の位置関係に配置することにより、画素の
形成に必要な面積を小さくして、高精細な表示とするこ
とができる。また、前側に位置する表示部の画素を、後
ろ側に位置する表示部の画素に対し眼の視点から見て重
畳する位置関係でかつ面積的に小さく形成することによ
り、混色の画像を表示した場合の画像の切れを向上させ
ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明においては、表示部
として、透明なエレクトロルミネッセンス表示素子(1
4〜16)を用いて構成したことを特徴としている。こ
の場合、エレクトロルミネッセンス表示素子は自発光素
子であるため、バックライトを不要とした画像表示を行
うことができる。請求項3に記載の発明においては、表
示部を、赤、緑、青の単色を表示する表示部にて構成し
たことを特徴としている。従って、フルカラーの表示を
行うことができる。
【0008】請求項4に記載の発明においては、2つの
表示部(A、B)を1枚の基板(12)の両面にそれぞ
れ形成したことを特徴としている。このことにより、1
枚の基板を共通使用して安価な構成とすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図2に、本発明の第1実施形態にかか
るフェイス・マウント型の表示装置の一例を示す。メガ
ネフレームに類似した形状のフレーム22にカラーディ
スプレイ部21が組み込まれており、特開平5ー183
942号公報に示すものと同様、全体がゴーグル形状に
形成されている。
【0010】カラーディスプレイ部21は、配線24を
介し、コントロール回路および電源を含んだモジュール
23に接続されており、その表示駆動にて画像表示が行
われる。この画像表示により、特開平5ー183942
号公報に示すような3次元表示を行うことができる。カ
ラーディスプレイ部21は、赤、緑、青の薄膜エレクト
ロルミネッセンス(以下、ELという)表示部により構
成されており、それぞれのEL表示部は、画素を構成す
る複数のEL素子を有して構成されている。図1にカラ
ー表示のための1組の画素の部分を模式的な断面構成と
して示す。
【0011】図1において、ガラス基板11、12、1
3上に、それぞれ緑色、青色、赤色を発光するEL素子
14、15、16が形成され、各EL素子の中心が同一
軸上に重畳されるように重ね合わされている。各ガラス
基板11、12、13の間隙にはEL素子14、15、
16の湿度劣化を防止するために透明なシリコーンオイ
ル17が封入されており、またガラス基板11、12、
13の端部(図示せず)は、熱硬化性樹脂(図示せず)
によって封入されている。
【0012】ここで、EL素子14、15、16はそれ
ぞれ複数形成されており、これにより図に示すようにE
L表示部A、B、Cが構成されている。図2に示すフェ
イス・マウント型の表示装置においては、カラーディス
プレイ部21の近傍に視点(図1中の×印18)が固定
される。EL素子14、15、16は、図1に示すよう
に、視点18に近い緑色EL素子14が一番小さく、視
点18から遠くになるに従って、すなわち青色EL素子
15、赤色EL素子16の順で面積的に大きくなってい
る。それぞれのEL素子14、15、16の大きさは、
視点18から見ると視野の広がりに従ってちょうど重な
って見える大きさとなるように決められる。
【0013】本実施形態においては、ガラス基板11、
12、13の厚さは1.1mmで、それぞれの間隔は1
mmである。また、緑色、青色、赤色の各EL素子1
4、15、16は、それぞれ一辺が0.10mm、0.
11mm、0.13mmの正方形であり、厚さは1μm
程度である。また、視点18に近い側のガラス基板11
の表面から視点18の距離が10mmの位置となるよう
にしている。
【0014】次に、上記EL素子の具体的な構成につい
て説明する。図3に、緑色EL素子14の模式的な断面
を示す。緑色EL素子14は、ガラス基板11上に、第
1透明電極31、第1絶縁層32、発光層33、第2絶
縁層34、第2透明電極35がそれぞれ積層形成されて
構成されている。第1透明電極31と第2透明電極35
はITO(酸化インジウム・スズ)を電子ビーム蒸着法
あるいはスパッタ法により成膜し、フォトエッチング法
により所定の形状に形成される。
【0015】また、第1透明電極31と第2透明電極3
5は、ストライプ状に形成されており、各ストライプ状
電極を直交するように配置し、一辺が0.1mmの正方
形として1画素を構成している。第1絶縁層32と第2
絶縁層34には、例えば五酸化タンタルと酸化アルミニ
ウムがスパッタ法により成膜形成される。また、発光層
33としては緑色発光が得られる材料、例えば硫化亜鉛
にテルビウムをドープした発光材料を使用し、電子ビー
ム蒸着法あるいはスパッタ法により成膜形成される。
【0016】青色EL素子15は、緑色EL素子14と
基本的には同様の構成で、緑色発光層33の代わりに青
色発光層を成膜形成している。この青色発光層として
は、青色発光が得られる材料、例えば硫化ストロンチウ
ムにセリウムをドープした発光材料を使用している。図
4に赤色EL素子16の模式的な断面を示す。赤色EL
素子16は、ガラス基板13上に、第1透明電極41、
第1絶縁層42、発光層43、第2絶縁層44、第2透
明電極45が積層形成され、さらにその上に赤色透過カ
ラーフィルタ46が形成されて構成されている。第1透
明電極41、第1絶縁層42、第2絶縁層44、第2透
明電極45については緑色EL素子14の場合と同様に
して形成される。発光層43は例えば硫化亜鉛にマンガ
ンをドープした発光材料を使用し、電子ビーム蒸着法に
より成膜形成される。また、発光層43は黄橙色に発光
するので、赤色透過フィルタ46を通すことにより赤色
光としている。
【0017】以上のように構成されたフェイス・マウン
ト型の表示装置においては、複数の単色の表示部が重畳
する位置関係に配置されているから、色の異なる画素を
平面的に配列した表示に比べて1組の画素面積を小さく
することができ、高精細なカラー表示とすることができ
る。また、視点に対して前側に配置された表示部の画素
を、後ろ側に配置された表示部の画素より面積的に小さ
くしているから、混色の画像を表示した場合の画像の切
れを向上させることができる。 (第2実施形態)上記第1実施形態では、青色と緑色の
表示部A、Bを別々のガラス基板上に形成するものを示
したが、この第2実施形態では、それらの表示部を同一
のガラス基板上に形成している。
【0018】図5に、この第2実施形態における部分的
な断面構成を示す。ガラス基板12の一方の面には緑色
EL素子14が形成され、他方の面には青色EL素子1
5が形成されている。また、ガラス基板13上には赤色
EL素子16が形成され、各EL素子の中心が同一軸上
に重畳されるように重ね合わされている。さらに、カバ
ーガラス51により最表面のEL素子14が保護されて
いる。
【0019】ガラス基板12、13はEL素子を形成す
るための成膜工程が必要となるため低不純物の高価なガ
ラスを用いる必要があるのに対し、カバーガラス51に
は成膜工程等が必要ないため、ソーダガラスのような安
価なガラスを用いることができる。従って、このように
2つの表示部を1枚のガラス基板の両面に形成すること
により、安価に構成することができる。
【0020】なお、緑色と青色の表示部を1枚のガラス
基板の両側に形成したが、その表示部の色の組み合わせ
は他のものであってもよい。さらに、表示部を4枚以上
重畳させる場合には、1枚のガラス基板の両側に表示部
を形成したものを2組以上用いることもできる。 (他の実施形態)上記した第1、第2実施形態では、赤
色、緑色、青色の3種類の単色EL表示部を用いるもの
を示したが、表示色の組み合わせ、表示部の数、表示部
の種類等を、用途に合わせて適宜変更するようにしても
よい。例えば、画像表示を行うEL表示の代わりに、液
晶シャッタとバックライト用のELパネルを用いて表示
部を構成するようにしてもよい。
【0021】また、フェイス・マウント型の表示装置と
しては、図2に示すようなゴーグル形状のものに限ら
ず、目の近傍にディスプレイ部が位置するような形状で
あればよい。また、そのディスプレイ部21は、用途に
応じ片眼にだけ設けるようにしてもよい。さらに、表示
部21による表示は種々のものが可能であり、3次元表
示を行うものに限らず、数字、文字あるいは図形等を2
次元的に表示するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるカラーディスプレイ部2
1の模式的な部分断面構成図である。
【図2】第1実施形態におけるフェイス・マウント型の
表示装置の斜視図である。
【図3】緑色EL素子14の模式的な断面図である。
【図4】赤色EL素子16の模式的な断面図である。
【図5】第2実施形態におけるカラーディスプレイ部2
1の模式的な部分断面構成図である。
【符号の説明】
11、12、13…ガラス基板、14…緑色EL素子、
15…青色EL素子、16…赤色EL素子、17…シリ
コーンオイル、21…カラーディスプレイ部、22…フ
レーム、23…モジュール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる色の表示を行う少なくとも2つの
    表示部(A、B、C)を有してカラー表示を行うフェイ
    ス・マウント型の表示装置であって、それらの表示部が
    眼の視点(18)に対し前後の位置関係に配置されてお
    り、眼の視点に対して前側に位置する表示部の画素が、
    後ろ側に位置する表示部の画素に対し眼の視点から見て
    重畳する位置関係でかつ面積的に小さく形成されている
    ことを特徴とするフェイス・マウント型の表示装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2つの表示部は、透明な
    エレクトロルミネッセンス表示素子(14〜16)を用
    いて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    フェイス・マウント型の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも2つの表示部は、赤、
    緑、青の単色を表示する表示部にて構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のフェイス・マウン
    ト型の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記赤、緑、青の単色を表示する表示部
    のうちの2つの表示部(A、B)は、1枚の基板(1
    2)の両面にそれぞれ形成されていることを特徴とする
    請求項3に記載のフェイス・マウント型の表示装置。
JP7196425A 1995-08-01 1995-08-01 フェイス・マウント型の表示装置 Pending JPH0946732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528156A (ja) * 2004-02-21 2007-10-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3d画像表示装置の画質の改善

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528156A (ja) * 2004-02-21 2007-10-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3d画像表示装置の画質の改善

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