JPH0946177A - 波形処理装置 - Google Patents

波形処理装置

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JPH0946177A
JPH0946177A JP7194666A JP19466695A JPH0946177A JP H0946177 A JPH0946177 A JP H0946177A JP 7194666 A JP7194666 A JP 7194666A JP 19466695 A JP19466695 A JP 19466695A JP H0946177 A JPH0946177 A JP H0946177A
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JP
Japan
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data
correction
interpolation
error
waveform
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Pending
Application number
JP7194666A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamazaki
宗一 山崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時系列で入力される波形データを間引いてフ
ァイルする波形処理装置において、波形データの復元精
度を向上させる。 【解決手段】 間引回路14からの基本データ141に
対して補間回路15で補間処理を行う。得られた補間デ
ータ151と遅延データ131との誤差を誤差検出回路
16で求め、その誤差としきい値とを比較器17で比較
する。誤差の絶対値がしきい値より大きいとき、補正デ
ータ作成回路19は、誤差データと時間情報181とに
基づいて補正データを作成する。ファイル装置20に
は、基本データと補正データとをファイルする。復元
は、補間回路21からの補間データ211を補正データ
を用いて補正することにより得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形処理装置に関
し、特に時系列の波形データのデータ量を削減する波形
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時系列に入力される波形データをファイ
ル装置にファイルする場合、入力された波形データをそ
のままファイルしたのでは、刻一刻と増加するデータ量
が膨大なものとなり、長時間にわたって波形データを記
録することは不可能になる。そこで、入力される波形デ
ータの間引き(圧縮)を行なってデータ量を削減し、長
時間にわたる波形データの記録を可能にする波形処理装
置がある。
【0003】例えば、特開平2−182234号公報に
は、心電図圧縮記録方式として、入力された心電図波形
をディジタル化し、ディジタル化された心電図波形デー
タをn個(nは整数)毎に分割し、分割されたn個毎の
心電図波形データの各々について、上昇または下降のピ
ーク値を抽出し、データを圧縮して記録する技術が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の波形処理装置で
は、ディジタル化された波形データをn個毎に分割し、
分割されたn個毎の波形データの各々について、上昇ま
たは下降のピーク値を抽出し、データを圧縮する。すな
わち、n個のデータの中から1つだけ(ピーク値のみ)
データを取り出して、そのデータを圧縮する。これで
は、分割されたn個のデータの中に複数の山や谷が存在
する場合、これらの山や谷の存在を知ることはできな
い。すなわち、従来の波形処理装置では、得られた圧縮
データが元の波形に比べて大きな誤差を有するという問
題点がある。換言すると、従来の波形処理装置では、n
個のデータの中のピーク値以外のデータを無視する形な
ので、波形の復元を行った際に、復元精度が非常に悪い
という問題点がある。
【0005】本発明は、時系列で入力される波形データ
を間引いてファイルする波形処理装置において、波形デ
ータの復元精度を向上させた波形処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、時系列
に入力される波形データを所定のサンプリングレートで
A/D変換して原データとするA/D変換手段と、前記
原データを1/N(Nは2以上の整数)のデータ数に間
引き基本データとする間引回路と、前記基本データに補
間処理を施し、前記原データと同数の第1の補間データ
を作成する第1の補間手段と、前記原データと前記第1
の補間データとの誤差を求め、誤差データを出力する誤
差検出手段と、前記誤差データとしきい値とを比較し誤
差データの絶対値がしきい値を越えた場合に補正信号を
出力する比較手段と、前記補正信号に応答して前記原デ
ータから補正データを作成する補正データ作成手段と、
前記基本データと前記補正データとを格納するファイル
手段とを有することを特徴とする波形処理装置が得られ
る。
【0007】また、本発明によれば、前記ファイル手段
から読み出した前記基本データに補間処理を施し、第2
の補間データを作成する第2の補間手段と、前記第2の
補間データを前記ファイル手段から読み出した前記補正
データで補正して復元データを作成する補正手段とを有
することを特徴とする波形処理装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1に本発明の一実施形態
による波形処理装置を示す。本実施形態の波形処理装置
は、図1に示すように、発振器11、A/D変換器1
2、遅延回路13、間引回路14、補間回路15、誤差
検出回路16、比較器17、時間情報作成回路18、補
正データ作成回路19、ファイル装置20、補間回路2
1、補正回路22、及び表示制御回路23を有してい
る。
【0009】A/D変換器12は、入力されるアナログ
信号101を、発振器11からのタイミング信号111
に従う高サンプリングレートで、ディジタルデータに変
換し、原データ121として出力する。間引回路14
は、原データ121を1/n(nは自然数)に間引いて
低サンプリングレートのデータを作成し、基本データ1
41として出力する。補間回路15は、基本データ13
1に対して補間処理を行い、原データ121と同レート
の補間データ151として出力する。
【0010】遅延回路13は、原データ121を所定時
間遅延させ、補間データ151と同一タイミングの遅延
データ131を出力する。誤差検出回路16は、遅延デ
ータ131と補間データ151との差分を求め、誤差デ
ータ161として出力する。比較器15は、外部から与
えられるしきい値102と、誤差データ161の絶対値
とを比較し、誤差データ161の絶対値がしきい値を越
えると補正信号171を出力する。
【0011】時間情報作成回路18は、発振器11から
のタイミング信号からデータに対応する時間情報を作成
し、時間情報信号181として出力する。補正データ作
成回路19は、補正信号171が入力されたときに同時
に入力される時間情報181と遅延データ131とをパ
ックし、補正データ191として出力する。ファイル装
置20は、基本データ141と補正データ191とを格
納する。
【0012】補間回路21は、ファイル装置20から読
み出された基本データ141を補間処理して原データ1
21と同レートの補間データ211を出力する。補正回
路22は、ファイル装置20から読み出された補正デー
タを用いて、補間データ211の該当位置のデータの入
れ替えを行い、復元データ221を出力する。表示制御
回路23は、復元データ221から表示信号231を作
成して出力する。
【0013】次に図2乃至図10を参照して、図1に示
す波形処理装置の動作を説明する。まず、この装置に図
2に示すような波形のアナログ信号が入力されたとす
る。すると、A/D変換器12は、発振器11で決めら
れるサンプリングレートでサンプリングを行い、アナロ
グ信号をディジタルデータ(原データ121)に変換す
る。例えば、A/D変換器12が、図3に示すようなタ
イミングでサンプリングを行うとすると、図4に示すよ
うな原データが得られる。
【0014】次に、原データ121は、間引回路14で
間引かれる。例えば、間引回路14で1/3に間引き処
理を行ったとすると、間引回路14は、図4の*を付し
たデータを選択して基本データ141として出力する。
この基本データ141を波形で表すと、図5に示すよう
になる。
【0015】続いて、補間回路15は、基本データ14
1の補間処理を行い、図6に示すような補間データ15
1を出力する。そして、誤差検出回路16は、遅延デー
タ131と補間データ151との差を求め、図7に示す
誤差データ161として出力する。
【0016】比較器は、誤差データ161としきい値1
02とを比較し、誤差データ161の絶対値がしきい値
102を越えたときに、補正信号171を出力する。例
えば、しきい値を「2」とすると、時間「8」のとき、
補正信号171を出力する。そして、補正データ作成回
路19は、補正データを作成する。補正データは、補正
を要する時間と、そのときの値を含む。
【0017】上記の動作を経て、ファイル装置20に
は、図8に示すように、基本データ141と、補正デー
タ191が格納される。
【0018】補間回路21は、ファイル装置から読み出
された基本データ141に対して補間処理を行い、補間
データ211を出力する。この補間データ211は、補
間回路151から出力される補間データ151と同じも
の、すなわち、図6に示すようなものとなる。
【0019】補正回路22は、ファイル装置20から読
み出した補正データに基づき、補正データが示す位置
(時間)のデータを補正データに置き換える。すると、
図9に示す復元データが得られる。復元データは、表示
制御回路23で表示信号に変換される。表示信号から得
られる波形は、図10のようになる。
【0020】このように、図1に示す波形処理装置で
は、高サンプリングレートの原データからデータの間引
を行うことで、大幅にデータ量を削減することができ
る。しかも、データ量の削減に伴う精度の低下を、補間
データと原データを比較して差が所定値以上の場合に原
データを補正データとして使用するようにしたことで抑
制することができる。図2乃至図10の場合は、19ワ
ードの原データを、プラスマイナス「1」の誤差で、9
ワードに削減したにもかかわらず、復元した波形は、元
の波形に非常によく似ている。
【0021】また、図1に示す波形処理装置では、補間
データと原データとの差が所定値以上のときに原データ
を補正データとして使用するようにしたことで、復元波
形と元の波形との誤差を所定の範囲内に抑えることがで
き、狭い範囲内(短時間)に複数のピークが集中してい
るような場合であってもピークの欠落を防ぐことができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、原データからデータの
間引を行って基本データを得、基本データに対して補間
処理をおこなって、基本データと比較し、誤差が所定値
を越えた場合に、原データを補正データとして用いるよ
うにしたことで、狭い範囲に複数の山や谷が存在する複
雑な波形データであっても高精度に復元することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の波形処理装置へ入力されるアナログ信号
の一例を示すグラフである。
【図3】図2の信号に対するサンプリングの一例を示す
グラフである。
【図4】図3のサンプリングにより得られる原データを
表す図である。
【図5】基本データから得られる波形を示すグラフであ
る。
【図6】基本データから得られる補間データを表す図で
ある。
【図7】誤差データを表す図である。
【図8】ファイル装置にファイルされる基本データと補
正データを表す図である。
【図9】復元データを表す図である。
【図10】復元データから復元された波形を表すグラフ
である。
【符号の説明】 11 発振器 12 A/D変換器 13 遅延回路 14 間引回路 15 補間回路 16 誤差検出回路 17 比較器 18 時間情報作成回路 19 補正データ作成回路 20 ファイル装置 21 補間回路 22 補正回路 23 表示制御回路 101 アナログ信号 102 しきい値 111 タイミング信号 121 原データ 131 遅延データ 141 基本データ 151 補間データ 161 誤差データ 171 補正信号 181 時間情報信号 191 補正データ 211 補間データ 221 復元データ 231 表示信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列に入力される波形データを所定の
    サンプリングレートでA/D変換して原データとするA
    /D変換手段と、前記原データを1/N(Nは2以上の
    整数)のデータ数に間引き基本データとする間引回路
    と、前記基本データに補間処理を施し、前記原データと
    同数の第1の補間データを作成する第1の補間手段と、
    前記原データと前記第1の補間データとの誤差を求め、
    誤差データを出力する誤差検出手段と、前記誤差データ
    としきい値とを比較し誤差データの絶対値がしきい値を
    越えた場合に補正信号を出力する比較手段と、前記補正
    信号に応答して前記原データから補正データを作成する
    補正データ作成手段と、前記基本データと前記補正デー
    タとを格納するファイル手段とを有することを特徴とす
    る波形処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル手段から読み出した前記基
    本データに補間処理を施し、第2の補間データを作成す
    る第2の補間手段と、前記第2の補間データを前記ファ
    イル手段から読み出した前記補正データで補正して復元
    データを作成する補正手段とを有することを特徴とする
    請求項1の波形処理装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリングレートを規定するため
    のタイミング信号を前記A/D変換手段に供給する発振
    器と、前記タイミング信号に基づいて時間情報を作成す
    る時間情報作成手段とを有し、前記補正データ作成手段
    が作成する前記補正データに前記時間情報を持たせるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または2の波形処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記原データが前記誤差検出手段に入力
    するタイミングと、前記第1の補間データが前記誤差検
    出手段に入力するタイミングとを一致させるために、前
    記原データを遅延させる遅延手段を有することを特徴と
    する請求項1、2、または3の波形処理装置。
  5. 【請求項5】 前記遅延手段が、前記補正データ作成手
    段に対して遅延させた原データを供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項4の波形処理装置。
JP7194666A 1995-07-31 1995-07-31 波形処理装置 Pending JPH0946177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022196308A1 (ja) * 2021-03-17 2022-09-22 学校法人慶應義塾 データ加工装置、データ加工方法、及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990526