JPH0945898A - 電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JPH0945898A
JPH0945898A JP21539095A JP21539095A JPH0945898A JP H0945898 A JPH0945898 A JP H0945898A JP 21539095 A JP21539095 A JP 21539095A JP 21539095 A JP21539095 A JP 21539095A JP H0945898 A JPH0945898 A JP H0945898A
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Japan
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doped
layer
effect transistor
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JP21539095A
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Teruaki Obara
輝昭 小原
Takashi Taguchi
隆志 田口
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Japan Science and Technology Agency
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Research Development Corp of Japan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高電子移動度トランジスタ(HEMT)の初期
特性を高くすること。 【構成】Feドープの半絶縁性のInP 基板15上に, ノンド
ープのIn0.52Al0.48Asから成るバッファ層14, ノンドー
プのIn0.8Ga0.2Asから成るチャネル層13, ノンドープの
In0.53Ga0.47Asから成る電子分布制御層17, ノンドープ
のIn0.52Al0.48Asから成るスペーサ層18, Siドープのn
型のIn0.52Al0.48Asから成る電子供給層12, ノンドープ
のIn0.52Al0.48Asから成るゲートコンタクト層11が順次
積層されている。ゲートコンタクト層11上には,WSiから
成るT 型断面形状のゲート電極1 及びリセス部2aを有
し, Siドープのn 型のIn0.53Ga0.47Asから成るキャップ
層2 が形成され, このキャップ層2 上にTi/Pt/Auから成
るオーミック電極402 が形成されてHEMT100 が構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、電界効果トランジスタ
に関し、特に、高周波デバイス、高速デバイス等に用い
られる高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobi
lity Transistor:以下HEMTと記す)に関する。
【0002】
【従来の技術】モノリシックマイクロ波IC(Monolith
ic Microwave Integrated Circuit:以下MMICと記
す)を構成する素子の中で、MMIC全体の構成を左右
する最重要素子にHEMTが挙げられる。高周波で使用
できる特性を得るためには、HEMT用の材料として用
いられる材料系は限られている。高周波用として用いる
には、特に高電子移動度、高シートキャリア濃度を達成
できる材料系が求められるが、この条件を満足できる材
料系として、半絶縁性のInPを基板に用いたInAl
As/InGaAsの研究開発が盛んに行われている。
このInAlAs/InGaAs/InP系HEMT2
00の断面構造を図7に示す。図7に示されるようにH
EMT200は、半絶縁性のInP基板25上に、ノン
ドープのInAlAsから成るバッファ層24、ノンド
ープのInGaAsから成るチャネル層23、ノンドー
プのInGaAsから成る電子分布制御層27、ノンド
ープのInAlAsから成るスペーサ層28、Siドー
プのn型のInAlAsから成る電子供給層22、ノン
ドープのIn0.52Al0.48Asから成るゲートコンタク
ト層21、Siドープのn型のInGaAsから成るキ
ャップ層20が順次積層されている。そして、キャップ
層20に対してリセスエッチングを行い、必要な部分だ
けゲートコンタクト層21を露出させ、ゲート電極3を
形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、設計通りにリセスエッチングの深さ及びその形
状を制御することが困難であり、例えば、リセスエッチ
ングの深さが設計値とずれることにより、トランジスタ
特性そのものが設計値から大きくずれるという問題があ
る。また、リセスエッチングの形状が設計通りに制御さ
れていないと、ゲート電極3とキャップ層20とが接触
してしまい、ゲートリークの原因となる。加えて、リセ
スエッチング時にゲート電極3と直接接触するゲートコ
ンタクト層21もエッチングされるため、この層の平坦
度が損なわれ、トランジスタ初期特性低下の要因とな
る。
【0004】従って、本発明の目的は、上記課題に鑑
み、WSi等の耐熱性金属がInAlAs/InGaA
s/InPの結晶成長時の温度に十分耐える点に着目
し、リセスエッチング工程を用いず、ゲート電極の形成
後にキャップ層を形成することにより、トランジスタ初
期特性が高く、ゲートリークが無く、設計値通りの特性
が得られるHEMTを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、少なくとも基板上に、不純物が添
加されていない第一の半導体層と、該第一の半導体層上
にヘテロ接合して形成され、不純物が添加された第二の
半導体層とを備えた電界効果トランジスタであって、第
二の半導体層上に形成された不純物が添加されていない
第三の半導体層と、耐熱性金属から成り、T型断面形状
を有し、第三の半導体層上に形成され、第一の半導体層
と第二の半導体層とのヘテロ接合界面に対して電圧を印
加するゲート電極と、第三の半導体層上のゲート電極が
形成された領域以外の部分に、ゲート電極と接触しない
ように形成され、不純物が添加された第四の半導体層
と、該第四の半導体層上に形成されたソース電極及びド
レイン電極とを備えたという技術的手段を採用するもの
である。
【0006】また、第二の発明の構成は、基板は半絶縁
性のInPから成り、第一の半導体層はInx Ga1-x
As(x=0.53 〜1)から成り、第二の半導体層はSiドー
プのn型のIn0.52Al0.48Asから成り、第三の半導
体層はIn0.52Al0.48Asから成り、第四の半導体層
はSiドープのn型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)
から成るという技術的手段を採用するものである。
【0007】第三の発明の構成は、耐熱性金属は、WS
iであるという技術的手段を採用するものである。
【0008】第四の発明の構成は、少なくとも基板上
に、不純物が添加されていない第一の半導体層と、該第
一の半導体層上にヘテロ接合して形成され、不純物が添
加された第二の半導体層とを備えた電界効果トランジス
タの製造方法であって、第二の半導体層上に、不純物が
添加されていない第三の半導体層を形成し、該第三の半
導体層上に、レジストを開口部の断面形状がT型形状と
なるように形成し、該レジストの該開口部に耐熱性金属
を蒸着した後に、レジストを除去して、第一の半導体層
と第二の半導体層とのヘテロ接合界面に対して電圧を印
加するT型断面形状のゲート電極を形成し、第三の半導
体層上のレジストが除去された部分に、不純物が添加さ
れた第四の半導体層を形成し、該第四の半導体層上にソ
ース電極及びドレイン電極を形成するという技術的手段
を採用するものである。
【0009】第五の発明の構成は、電界効果トランジス
タの製造方法であって、基板は半絶縁性のInPから成
り、第一の半導体層はInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)
から成り、第二の半導体層はSiドープのn型のIn
0.52Al0.48Asから成り、第三の半導体層はIn0.52
Al0.48Asから成り、第四の半導体層はSiドープの
n型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)から成るという
技術的手段を採用するものである。
【0010】第六の発明の構成は、電界効果トランジス
タの製造方法であって、耐熱性金属はWSiであるとい
う技術的手段を採用するものである。
【0011】
【作用及び効果】上記構成から成る本発明の作用は、少
なくとも基板上に、ノンドープの第一の半導体層と、そ
の第一の半導体層上にヘテロ接合して形成され、不純物
が添加された第二の半導体層とを備えた電界効果トラン
ジスタにおいて、T型断面形状のゲート電極に耐熱性金
属を用いることにより、ノンドープの第三の半導体層上
にゲート電極を形成した後に、第三の半導体層上のゲー
ト電極が形成された領域以外の部分に、ゲート電極と接
触することなく、不純物が添加された第四の半導体層を
形成し、この第四の半導体層上にソース電極及びドレイ
ン電極を形成して、リセス部を形成することができる。
これにより、リセス部の形成のためにリセスエッチング
を行う必要がなく、リセス部の深さ及び形状を設計通り
とすることができると共に、リセス部の底面、即ち第三
の半導体層の上面の平坦度を確保することができるた
め、ゲート電極と第三の半導体層との密着性が向上し、
特性のバラツキが小さく、トランジスタ初期特性を向上
させることができるという効果がある(請求項1)。
【0012】また、好ましくは、基板を半絶縁性のIn
Pで構成し、第一の半導体層をInx Ga1-x As(x=
0.53 〜1)で構成し、第二の半導体層をSiドープのn
型のIn0.52Al0.48Asで構成し、第三の半導体層を
In0.52Al0.48Asで構成し、第四の半導体層をSi
ドープのn型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)で構成
することであり(請求項2)、より好ましくは、ゲート
電極をWSiで構成することである(請求項3)。
【0013】さらに、本発明の特徴ある作用は、少なく
とも基板上に、ノンドープの第一の半導体層と、その第
一の半導体層上にヘテロ接合して形成され、不純物が添
加された第二の半導体層とを備えた電界効果トランジス
タの製造方法において、まず、第二の半導体層上にノン
ドープの第三の半導体層を形成し、この第三の半導体層
上にレジストを形成する。このときレジストの開口部の
断面形状がT型形状となるように形成する。そして、レ
ジストの開口部に耐熱性金属を蒸着した後に、レジスト
を除去して、第三の半導体層上に耐熱性金属で構成され
たT型断面形状のゲート電極を形成する。この後、第三
の半導体層上のレジストが除去された部分に不純物が添
加された第四の半導体層を形成し、この第四の半導体層
上にソース電極及びドレイン電極を形成する。上記方法
とすることにより、第三の半導体層上に第四の半導体層
を形成する際に、T型断面形状のゲート電極がマスクと
して作用するため、新たにマスクを用いる必要がなく、
製造工程が簡素化される。また、このゲート電極をマス
クとすることにより、第四の半導体層はゲート電極に接
触することなく、リセス部を形成することができる。こ
のようにリセスエッチングを用いずに第四の半導体層に
リセス部を形成することができ、リセス部の深さ及び形
状を設計通りに制御できるため、初期特性の高い電界効
果トランジスタを製造することができる(請求項4)。
【0014】電界効果トランジスタの製造方法におい
て、好ましくは、半絶縁性のInPから成る基板を形成
し、Inx Ga1-x As(x=0.53 〜1)から成る第一の半
導体層を形成し、Siドープのn型のIn0.52Al0.48
Asから成る第二の半導体層を形成し、In0.52Al
0.48Asから成る第三の半導体層を形成し、Siドープ
のn型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)から成る第四
の半導体層を形成することであり(請求項5)、より好
ましくは、WSiから成るゲート電極を形成することで
ある(請求項6)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は、本発明に係わるInAlA
s/InGaAs/InP系HEMT100の第一実施
例の構成を示した断面図である。図1に示されるよう
に、HEMT100(電界効果トランジスタに相当)
は、Feドープの半絶縁性のInP基板15上に、ノン
ドープのIn0.52Al0.48Asから成るバッファ層1
4、ノンドープのIn0.8 Ga0.2 Asから成るチャネ
ル層13(第一の半導体層に相当)、ノンドープのIn
0.53Ga0.47Asから成る電子分布制御層17、ノンド
ープのIn0.52Al0.48Asから成るスペーサ層18、
Siドープのn型のIn0.52Al0.48Asから成る電子
供給層12(第二の半導体層に相当)、ノンドープのI
0.52Al0.48Asから成るゲートコンタクト層11
(第三の半導体層に相当)が順次積層されている。そし
て、ゲートコンタクト層11上には、WSiから成るT
型断面形状のゲート電極1及びリセス部2aを有し、S
iドープのn型のIn0.53Ga0.47Asから成るキャッ
プ層2(第四の半導体層に相当)が形成され、このキャ
ップ層2上にTi/Pt/Auから成るオーミック電極
402(ソース電極及びドレイン電極に相当)が形成さ
れている。
【0016】次に、このHEMT100の製造方法につ
いて説明する。まず、分子線エピタキシー(Molecular
Beam Epitaxy: 以下MBEと記す)装置内で、基板15
上に順次、バッファ層14を膜厚100nm、チャネル
層13を膜厚16nm、電子分布制御層17を膜厚4n
m、スペーサ層18を膜厚5nm、電子供給層12を膜
厚15nm、ゲートコンタクト層11を膜厚10nm結
晶成長させる。ここで、層の成長を中断して素子の温度
を降下させる。このときの素子の断面構成を図2に示
す。
【0017】温度降下の後、素子をMBE装置内より取
り出し、そのゲートコンタクト層11上にレジスト40
0とレジスト400より耐蝕性の弱いレジスト401
を、開口部400aを設けて形成する。このときの素子
の断面構成を図3に示す。図3に見られるように、レジ
スト400及び401の開口部400aがT型断面形状
となるように、レジスト400及び401が形成され
る。レジスト400及び401の形成後、蒸着法によ
り、WSiを用いてゲート電極1をゲートコンタクト層
11上の開口部400aに形成する。このときの素子の
断面構成を図4に示す。ゲート電極1の蒸着後、レジス
ト400及び401の除去及び有機洗浄を行う。このと
きの素子の断面構成を図5に示す。このようにして、ゲ
ートコンタクト層11上にT型断面形状のゲート電極1
が形成される。
【0018】この後、素子をMBE装置内に再度導入
し、キャップ層2を膜厚20nmだけ結晶成長させる。
このときの素子の断面構成を図6に示す。このとき、ゲ
ート電極1上では、In0.53Ga0.47As層はエピタキ
シャル成長できない。また、ゲート電極1がT型断面形
状をしているため、ゲート電極1をキャップ層2の形成
時のマスクとして利用することができる。従って、ゲー
トコンタクト層11上にキャップ層2を結晶成長させる
際、ゲート電極1がない部分にのみ、キャップ層2を選
択的に成長させることができ、結果的に図6に見られる
ようにリセス部2aをゲートコンタクト層11上に形成
することができる。このようにして、ゲート電極1とキ
ャップ層2との接触を避けることができる。このキャッ
プ層2の形成後、キャップ層2上にオーミック電極40
2を形成することにより、HEMT100を作製するこ
とができる(図1参照)。
【0019】上記に示される工程を経ることにより、リ
セスエッチングを行わずに、HEMT100の作製に必
要なリセス形状を得ることができる。これにより、リセ
ス部2aの深さを設計値通りとすることができ、ゲート
コンタクト層11の膜厚を精密に制御できるため、HE
MT100のトランジスタ特性を設計値通りに制御でき
る。また、エッチングを行わないため、ゲートコンタク
ト層11の上面11aの平坦度を確保でき、HEMT1
00のトランジスタ初期特性が向上する。さらに、リセ
スエッチングに比較して、リセス部2aの形状を制御で
きるため、ゲート電極1とキャップ層2との接触を避け
ることができ、ゲートリークすることがなく、HEMT
100のトランジスタ初期特性がより向上する。ゲート
電極1をキャップ層2の形成時のマスクとしているた
め、工程が簡素化されるという効果もある。このように
本発明によれば、初期特性の高いInAlAs/InG
aAs/InP系HEMT100を作製することができ
る。
【0020】尚、上記実施例ではWSiにてゲート電極
1を構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ゲート電極1は耐熱性の金属であればよく、その材
質は限定しない。また、本実施例では、チャネル層13
の組成をノンドープのIn0.8 Ga0.2Asとしたが、
チャネル層13の組成はこれに限定されるものではな
く、InxGa1-x As(x=0.53 〜1)であればよい。本
実施例では、キャップ層2の組成をSiドープのn型の
In0.53Ga0.47Asとしたが、キャップ層2の組成は
これに限定されるものではなく、Inx Ga1-x As(x
=0.53 〜1)であればよい。
【0021】上記実施例では、HEMT100は電子供
給層12の電子分布制御層17側に隣接してスペーサ層
18を備えた構成としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、スペーサ層18は電子供給層12中のS
iの拡散防止のために設けた層であり、必要に応じてス
ペーサ層18を設けない構成としてもよい。また、本実
施例において、InP基板15上にバッファ層14を設
けた構成としたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、バッファ層14は基板15中の不純物の拡散抑制
のために設けた層であり、必要に応じてバッファ層14
を設けない構成としてもよい。
【0022】上記に示されるように、本発明によれば、
T型断面形状のゲート電極を耐熱性金属で構成すること
により、リセス部をエッチングを用いずに形成すること
ができるため、リセス部の深さ及び形状を設計通りとす
ることができると共に、ゲートコンタクト層の上面の平
坦度を十分に確保できるため、初期特性の高いトランジ
スタを実現することができる。また、ゲート電極を形成
した後にキャップ層を形成する際、T型断面形状のゲー
ト電極がマスクとして作用するため、マスク工程が不要
であり、HEMTの製造工程が簡素化され、生産の効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例の構成を示した断面
図。
【図2】本発明に係わる第一実施例において基板上にゲ
ートコンタクト層まで形成したときの構成を示した断面
図。
【図3】本発明に係わる第一実施例においてゲートコン
タクト層上にレジストを形成したときの構成を示した断
面図。
【図4】本発明に係わる第一実施例においてゲートコン
タクト層上にレジスト及びゲート電極を形成したときの
構成を示した断面図。
【図5】本発明に係わる第一実施例においてゲートコン
タクト層上のレジストを除去したときの構成を示した断
面図。
【図6】本発明に係わる第一実施例においてゲートコン
タクト層上にキャップ層を形成したときの構成を示した
断面図。
【図7】従来のHEMTの構成を示した断面図。
【符号の説明】
1 WSiゲート電極 2 Siドープn型In0.53Ga0.47As
キャップ層 11 ノンドープIn0.52Al0.48Asゲー
トコンタクト層 12 Siドープn型In0.52Al0.48As
電子供給層 13 ノンドープIn0.8 Ga0.2 Asチャ
ネル層 14 ノンドープIn0.52Al0.48Asバッ
ファ層 15 Feドープ半絶縁性InP基板 17 ノンドープIn0.53Ga0.47As電子
分布制御層 18 ノンドープIn0.52Al0.48Asスペ
ーサ層 100 InAlAs/InGaAs/InP
系HEMT 400、401 レジスト 402 Ti/Pt/Auオーミック電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基板上に、不純物が添加されて
    いない第一の半導体層と、該第一の半導体層上にヘテロ
    接合して形成され、不純物が添加された第二の半導体層
    とを備えた電界効果トランジスタであって、 前記第二の半導体層上に形成された不純物が添加されて
    いない第三の半導体層と、 耐熱性金属から成り、T型断面形状を有し、前記第三の
    半導体層上に形成され、前記第一の半導体層と前記第二
    の半導体層とのヘテロ接合界面に対して電圧を印加する
    ゲート電極と、 前記第三の半導体層上の前記ゲート電極が形成された領
    域以外の部分に、前記ゲート電極と接触しないように形
    成され、不純物が添加された第四の半導体層と、 該第四の半導体層上に形成されたソース電極及びドレイ
    ン電極とを備えたことを特徴とする電界効果トランジス
    タ。
  2. 【請求項2】前記基板は半絶縁性のInPから成り、前
    記第一の半導体層はInx Ga1-xAs(x=0.53 〜1)か
    ら成り、前記第二の半導体層はSiドープのn型のIn
    0.52Al0.48Asから成り、前記第三の半導体層はIn
    0.52Al0.48Asから成り、前記第四の半導体層はSi
    ドープのn型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)から成
    ることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジ
    スタ。
  3. 【請求項3】前記耐熱性金属は、WSiであることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の電界効果トラ
    ンジスタ。
  4. 【請求項4】少なくとも基板上に、不純物が添加されて
    いない第一の半導体層と、該第一の半導体層上にヘテロ
    接合して形成され、不純物が添加された第二の半導体層
    とを備えた電界効果トランジスタの製造方法であって、 前記第二の半導体層上に、不純物が添加されていない第
    三の半導体層を形成し、 該第三の半導体層上に、レジストを開口部の断面形状が
    T型形状となるように形成し、 該レジストの前記開口部に耐熱性金属を蒸着した後に、
    該レジストを除去して、前記第一の半導体層と前記第二
    の半導体層とのヘテロ接合界面に対して電圧を印加する
    T型断面形状のゲート電極を形成し、 前記第三の半導体層上の前記レジストが除去された部分
    に、不純物が添加された第四の半導体層を形成し、 該第四の半導体層上にソース電極及びドレイン電極を形
    成することを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  5. 【請求項5】前記基板は半絶縁性のInPから成り、前
    記第一の半導体層はInx Ga1-xAs(x=0.53 〜1)か
    ら成り、前記第二の半導体層はSiドープのn型のIn
    0.52Al0.48Asから成り、前記第三の半導体層はIn
    0.52Al0.48Asから成り、前記第四の半導体層はSi
    ドープのn型のInx Ga1-x As(x=0.53 〜1)から成
    ることを特徴とする請求項4に記載の電界効果トランジ
    スタの製造方法。
  6. 【請求項6】前記耐熱性金属は、WSiであることを特
    徴とする請求項4または請求項5に記載の電界効果トラ
    ンジスタの製造方法。
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Cited By (4)

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