JPH0944957A - ディスク装置用スライダ - Google Patents

ディスク装置用スライダ

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JPH0944957A
JPH0944957A JP7187550A JP18755095A JPH0944957A JP H0944957 A JPH0944957 A JP H0944957A JP 7187550 A JP7187550 A JP 7187550A JP 18755095 A JP18755095 A JP 18755095A JP H0944957 A JPH0944957 A JP H0944957A
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JP
Japan
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slider
bend
bent
holder
latch lever
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Pending
Application number
JP7187550A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Akiba
隆雄 秋庭
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のディスク装置用スライダは、プレス
加工の工程数の増加及び加工精度の低下といった課題を
解決するものである。 【解決手段】 被掛止部3hは、ラッチレバー28に対
向するように直角に曲げられた第1の曲げ部33と、第
1の曲げ部33の端部をラッチレバー28の掛止部28
bの回動方向に曲げられた第2の曲げ部34とからな
る。すなわち、第1の曲げ部33は、スライダ3に対し
下方に曲げ加工される。また、第2の曲げ部34は、第
1の曲げ部33よりも先に下方に曲げ加工される。そし
て、第1の曲げ部33と第2の曲げ部34との角部35
がR形状に形成されている。第1の曲げ部33と第2の
曲げ部34を同一方向の押圧力Fa,Fbにより曲げ加
工することができるので、1回のプレス加工で被掛止部
3hの加工が終了して工程数を削減することができ、加
工精度を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置用スラ
イダに係り、特にディスクカートリッジがホルダ内に挿
入されると共に摺動してホルダをカートリッジ挿入・イ
ジェクト位置またはカートリッジ装着位置へ移動させる
ディスク装置用スライダに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、可撓性磁気ディスクが収納され
たディスクカートリッジを装着されて磁気記録再生を行
う磁気ディスク装置においては、ディスクカートリッジ
が挿入されるホルダと、ディスクカートリッジの挿入操
作により摺動してホルダをカートリッジ挿入・イジェク
ト位置からカートリッジ装着位置へ移動させる摺動部材
としてのスライダとを有する構成になっている。
【0003】スライダは、コイルバネ等により一方向に
付勢されており、ディスクカートリッジが挿入されると
ラッチレバーがディスクカートリッジの端部に押圧され
て回動するとともにラッチレバーによるスライダの係止
が解除される。これにより、スライダは付勢方向に摺動
してホルダをカートリッジ装着位置へ移動させる。その
際、ホルダは、カートリッジ挿入・イジェクト位置から
カートリッジ装着位置に降下することにより、ディスク
カートリッジ内のディスクをターンテーブル上にチャッ
キングさせることになる。
【0004】一方、ラッチレバーはコスト削減のため、
材質が金属製から樹脂製に切り換えられているが、スラ
イダは強度を保つ必要があるから板金により形成されて
いる。そして、ラッチレバーが掛止されるスライダの被
掛止部は、ラッチレバーの接触部分の摩耗を防止するよ
うな形状に加工する必要がある。
【0005】そのため、従来は図6(A)〜(H)に示
すような工程でスライダの被掛止部をプレス加工してい
た。尚、図6(A)(B)はプレス加工前の状態を示
す、図6(C)(D)はプレス加工の第1工程の状態を
示す、図6(E)(F)はプレス加工の第2工程の状態
を示す、図6(G)(H)はプレス加工の第3工程の状
態を示す図である。
【0006】すなわち、図6(A)(B)に示されるよ
うに、スライダ41の端部の横方向に延在する延在部4
2を形成しておく。次に図6(C)(D)に示されるよ
うに、延在部42を先端部分から上方に直角に曲げ加工
して第1の曲げ部43を形成する。次に図6(E)
(F)に示されるように、延在部42の根元部分を下方
に曲げ加工して第2の曲げ部45を形成する。さらに、
図6(G)(H)に示されるように、第1の曲げ部43
を横方向から押圧して曲げ角度を所定の角度αにする。
【0007】従って、第1工程では、延在部42の先端
部分を押圧力Faで押圧して上方に曲げる。その後、第
2工程では、延在部42の根元部分を押圧力Fbで下方
に押圧して曲げる。さらに、第3工程では、上記第1、
2工程とは異なり横方向からの治具を使用して延在部4
2の先端に形成された第1の曲げ部43の角度を所定角
度αとする。このような加工手順でスライダ41の被掛
止部46がプレス加工される。
【0008】そして、上記のようにプレス加工された被
掛止部46は、第1の曲げ部43と第2の曲げ部45と
の角部47がR形状になるため、ディスクカートリッジ
の挿入あるいはイジェクト操作によりラッチレバー44
の掛止部44aが回動する際は、R形状とされた角部4
7が掛止部44aに摺接することになり、樹脂製の掛止
部44aの摩耗が緩和される構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スライダ4
1の被掛止部46を上記のような形状にプレス加工する
従来の構成では、プレス機が上下方向のプレス加工しか
できないため、プレス機で第1の曲げ部43の曲げ加工
工程を行った後第2の曲げ部45の曲げ加工工程を行
う。さらに、第1の曲げ部43の曲げ角度αを横方向か
ら調整することになり、それぞれの加工方向の違いから
3工程に分けて加工しなければならなかった。
【0010】また、3工程に分けてプレス加工する場
合、加工精度を保つことが難しく、加工精度のバラツキ
によりラッチレバー44による掛止解除のタイミングが
ずれるおそれがある。すなわち、加工精度のバラツキに
よりディスクカートリッジの挿入操作に対するスライダ
41の摺動動作開始のタイミングがずれることになる。
【0011】さらに、板金の板厚のため、角部47のR
部分の半径を小さくすることが難しく、角部47のR部
分が大きくなると、ラッチレバー44の掛止部44aと
の係合位置及びラッチ解除位置がずれることになり、ス
ライダ41の摺動動作開始のタイミングが不安定になる
といった問題がある。
【0012】そこで、本発明は上記問題を解決したディ
スク装置用スライダを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ラッチレバーに掛止される被掛止部を有
し、ホルダにディスクカートリッジが挿入されると共に
該ラッチレバーによる該被掛止部に対する掛止が解除さ
れて摺動し、該ホルダをカートリッジ挿入・イジェクト
位置又は該ディスクカートリッジが装着されるカートリ
ッジ装着位置に移動させるディスク装置用スライダにお
いて、前記被掛止部は、前記ラッチレバーに対向するよ
うに直角に曲げられた第1の曲げ部と、該第1の曲げ部
の端部を前記ラッチレバーの回動方向に曲げられた第2
の曲げ部とからなることを特徴とするものである。
【0014】従って、本発明によれば、第1の曲げ部の
端部をラッチレバーの回動方向に曲げて第2の曲げ部を
形成するため、1工程のプレス加工で被掛止部を加工す
ることが可能になり、従来よりもプレス加工の工程数を
削減して生産効率を高めると共に、加工精度を高めるこ
とができる。その結果、ディスクカートリッジの挿入操
作に対するスライダの摺動動作開始のタイミングがずれ
ることを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明になるディ
スク装置の一実施例を説明する。尚、図1はディスク装
置1の平面図、図2はディスク装置1の概略構成を示す
分解斜視図である。
【0016】ディスク装置1は、ディスクカートリッジ
(図示せず)が挿入されるホルダ2と、前後方向に摺動
してホルダ2を昇降させるスライダ(摺動部材)3とが
フレーム4上に取り付けられている。スライダ3はフレ
ーム4上をA,B方向に摺動自在に設けられ、ディスク
カートリッジの挿入操作によりA方向に摺動してホルダ
2をカートリッジ挿入・イジェクト位置からカートリッ
ジ装着位置へ降下させる。
【0017】また、フレーム4の平面4a上には、ディ
スク回転用のモータに駆動されるターンテーブル5と、
磁気ヘッド6,7を支持するヘッドキャリッジ8とが設
けられている。ヘッドキャリッジ8は、先端上面に下側
磁気ヘッド6を支持するキャリッジ本体9と、先端下面
に上側磁気ヘッド7を支持しキャリッジ本体9に対し回
動可能に取り付けられたヘッドアーム10とを有する。
このヘッドキャリッジ8は、左右方向に延在する向きで
前後方向(A,B方向)に摺動できるように取り付けら
れている。
【0018】また、ヘッドキャリッジ8は、前後方向に
延在するリードスクリュウ11に係合するように設けら
れている。リードスクリュウ11の一端はフレーム4上
の軸受により軸支され、リードスクリュウ11の他端は
フレーム4の背面側に取り付けられたステッピングモー
タ13のロータに結合されている。
【0019】14はヘッドキャリッジ8の移動方向をガ
イドするガイドシャフトで、リードスクリュウ11と平
行にA,B方向に延在するように設けられ、フレーム4
の平面4a上にネジ止めされた板バネ15に押圧されて
平面4a上に保持されている。
【0020】上記ステッピングモータ13によりリード
スクリュウ11が所定角度回動されると、ヘッドキャリ
ッジ8はリードスクリュウ11及びガイドシャフト14
にガイドされてリードスクリュウ11の回動角に応じた
距離だけA,B方向に移動する。そして、ヘッドキャリ
ッジ8は、磁気ヘッド6,7をディスクカートリッジ内
に収納された磁気ディスク(図示せず)の所望とするト
ラックに摺接させて磁気記録・再生を行うことができ
る。
【0021】また、フレーム4の下面には、制御回路を
有する基板(図示せず)が取り付けられている。さら
に、フレーム4の前側端部には、ディスク挿入口16を
有する前面ベゼル17が取り付けられている。尚、前面
ベゼル17の裏側には、ディスク挿入口16を内側から
閉塞するフラップ18が開閉方向に回動可能に設けられ
ている。
【0022】そして、ホルダ2の上面には、スライダ3
を付勢するダンパ機構21が配設されている。このダン
パ機構21は、ホルダ2の天板2a上面に回動自在に設
けられたダンパプレート22と、このダンパプレート2
2を付勢するトーションバネ23とよりなる。また、ダ
ンパ機構21は、後述するようにホルダ2がカートリッ
ジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置への
移動初期にはスライダ3を移動方向と逆方向(B方向)
に付勢し、スライダ3が摺動する過程でダンパプレート
22が所定以上回動したときスライダ3を移動方向(A
方向)に付勢するように構成されている。
【0023】さらに、上記ダンパ機構21は、ホルダ2
の天板2a上面の空きスペースに設けられており、ホル
ダ2とユニット化して組み立てることができる。すなわ
ち、ホルダ2をフレーム4に組み込む前に予めホルダ2
の天板2a上面にダンパプレート22及びトーションバ
ネ23を取り付けることができる。
【0024】次に、上記のように構成された各主要部の
構成について個別に説明する。ホルダ2は、天板2a
と、天板2aの両側からディスクカートリッジを抱え込
むように折曲されたカートリッジガイド部2b,2cと
からなる。従って、天板2aと両側のカートリッジガイ
ド部2b,2cに囲まれた空間がカートリッジ挿入部と
なる。
【0025】ホルダ2の天板2aには、ヘッドキャリッ
ジ8が移動するため開口2dが設けられ、開口2dの周
縁部がヘッドアーム10の両側より突出する突出部10
aに当接している。そのため、ホルダ2は昇降動作と共
にヘッドアーム10を回動させるようになっている。
【0026】さらに、ホルダ2の両側には、スライダ3
に係合する係合ピン2eが一対ずつ設けられ、ホルダ2
の両側中央にはフレーム4の側壁4b,4cに設けられ
たガイド溝4d,4eに嵌合してホルダ2の昇降動作を
ガイドするガイド部2f,2gが突出している。また、
ホルダ2の天板2aには、ダンパ機構21のダンパプレ
ート22を回動自在に支承する軸24と、トーションバ
ネ23の一端を掛止する掛止部25とが設けられてい
る。
【0027】スライダ3は、フレーム4の平面4aとホ
ルダ2との間に摺動可能に取り付けられており、U字状
の平板3aと、平板3aの両側より上方に折曲された側
面3b,3cと、側面3b,3cに設けられホルダ2の
係合ピン2fが嵌合する傾斜溝3dと、フレーム4の両
側面に突出する突部4bに係合する係合孔3eとを有す
る。さらに、スライダ3は前部右側に突出する突出片3
gを有し、この突出片3gにはイジェクト釦30が固着
される。また、スライダ3は一対のコイルスプリング3
1によりA方向に付勢されている。
【0028】スライダ3の傾斜溝3dには、ホルダ2の
係合ピン2fが嵌合しているため、スライダ3の摺動動
作により係合ピン2fが傾斜溝3dに沿って駆動され
る、そのため、スライダ3がA方向に摺動すると、ホル
ダ2はカートリッジ挿入・イジェクト位置に上昇し、ス
ライダ3がB方向に摺動すると、ホルダ2はカートリッ
ジ装着位置に下降する。
【0029】図3はスライダ3を掛止するラッチ機構2
6の平面図である。このラッチ機構26は、フレーム4
の平面4a上に形成されたラッチレバー取付部4hに設
けられており、フレーム4の平面4a上に起立した軸
(図示せず)に回動自在に支承されたラッチレバー28
と、ラッチレバー28より起立する軸28dに嵌合しラ
ッチレバー28をC方向に回動付勢するトーションバネ
29とより構成されている。
【0030】ラッチレバー28は合成樹脂により成形さ
れており、ディスクカートリッジのシャッタ(図示せ
ず)を開閉するためのレバー部28aと、スライダ3の
被掛止部3hを掛止する円弧状の掛止部28bとを有す
る。また、トーションバネ29は、一端29aがフレー
ム4の側壁4cに当接し、他端29bがレバー部28a
の側面に係合している。
【0031】ラッチレバー28は、ディスクカートリッ
ジがホルダ2に挿入されると共に、ディスクカートリッ
ジ前端に押圧されてD方向に回動する。そして、円弧状
の係止部28bがスライダ3の被掛止部3hから離間す
ると、コイルスプリング31により付勢されているスラ
イダ3はA方向に摺動する。
【0032】このようにラッチレバー28が回動するこ
とにより、レバー部28aの先端28cがディスクカー
トリッジのシャッタ(図示せず)を開方向に押圧して磁
気ヘッド6,7が磁気ディスクに摺接できるようにす
る。また、イジェクト釦30がB方向に押圧されてスラ
イダ3が同方向に摺動すると、スライダ3の被掛止部3
hの側面に当接していた掛止部28bの掛止が解除され
るため、ラッチレバー28はトーションバネ29のバネ
力によりC方向に回動する。
【0033】図4はスライダ3の被掛止部3hの形状を
拡大して示す図である。被掛止部3hは、ラッチレバー
28に対向するように直角に曲げられた第1の曲げ部3
3と、第1の曲げ部33の端部をラッチレバー28の掛
止部28bの回動方向に曲げられた第2の曲げ部34と
からなる。
【0034】すなわち、第1の曲げ部33は、スライダ
3に対し下方に向けて折曲されている。また、第2の曲
げ部34は、第1の曲げ部33の先端部分を下方に折曲
することにより形成することができる。そして、第1の
曲げ部33と第2の曲げ部34との角部35がR形状に
形成されている。第1の曲げ部33及び第2の曲げ部3
4は、後述するように第2の曲げ部34を先に曲げるこ
とにより1回のプレス加工で同時に曲げ加工することが
できる。
【0035】ラッチレバー28は、前述したように合成
樹脂材により成形されているので、摩耗しやすいが、掛
止部28bがR形状に形成された角部35に摺接するた
め、摩耗が防止されている。また、第2の曲げ部34の
端部の角部もR形状に形成されており、掛止部28bが
摺接しても摩耗しないようになっている。
【0036】ここで、被掛止部3hのプレス加工による
加工工程について説明する。図5(A)(B)はプレス
加工前の状態を示す、図5(C)(D)はプレス加工の
第1段階の状態を示す、図5(E)(F)はプレス加工
の第2段階の状態を示す図である。
【0037】先ず、プレス加工前では、図5(A)
(B)に示されるようにA方向に延在する延在部36が
形成されている。次にプレス加工により、図5(C)
(D)に示されるように上下方向の押圧力Fcにより延
在部36の先端部分を下方に曲げ加工して第2の曲げ部
34を形成する。
【0038】続いて、プレス加工により、図5(E)
(F)に示されるように上下方向の押圧力Fdにより延
在部36の根元部分を下方に曲げ加工して第1の曲げ部
33を形成する。このように、先端部分の第2の曲げ部
34を形成した後、根元部分の第1の曲げ部33を形成
するように加工すると共に、第1の曲げ部33と第2の
曲げ部34を同一方向の押圧力Fa,Fbにより曲げ加
工することができるので、1回のプレス加工で被掛止部
3hの加工が終了して工程数を削減することができ、そ
の分生産効率を高めてコストを安価にできる。
【0039】しかも、1回のプレス加工で第1の曲げ部
33及び第2の曲げ部34を加工することができるの
で、精密に加工することができ、加工精度を保つことが
できる。その結果、ラッチレバー28による掛止解除の
タイミングのずれがなくなり、加工精度のバラツキによ
り生ずるディスクカートリッジの挿入操作に対するスラ
イダ3の摺動動作開始のタイミングのずれが防止でき
る。
【0040】尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を
例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の例え
ば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等にも適
用できるのは勿論である。また、上記実施例では、スラ
イダがホルダの下方を摺動する構成を一例として説明し
たが、これに限らず、例えばスライダがホルダの上方を
摺動する構成のものにも本発明を適用することができ
る。
【0041】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、第1の曲
げ部の端部をラッチレバーの回動方向に曲げて第2の曲
げ部を形成するため、1工程のプレス加工で被掛止部を
加工することが可能になる。そのため、従来よりもプレ
ス加工の工程数を削減して生産効率を高めると共に、加
工精度を高めることができる。その結果、ディスクカー
トリッジの挿入操作に対するスライダの摺動動作開始の
タイミングがずれることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例の平面図
である。
【図2】ディスク装置の分解斜視図である。
【図3】スライダを掛止するラッチ機構の平面図であ
る。
【図4】スライダの被掛止部の形状を拡大して示す図で
ある。
【図5】被掛止部のプレス加工の加工工程を説明するた
めの工程図である。
【図6】従来の被掛止部のプレス加工の加工工程を説明
するための工程図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ホルダ 3 スライダ 3h 被掛止部 4 フレーム 8 ヘッドキャリッジ 11 リードスクリュウ 13 ステッピングモータ 21 ダンパ機構 26 ラッチ機構 28 ラッチレバー 33 第1の曲げ部 34 第2の曲げ部 35 角部 36 延在部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッチレバーに掛止される被掛止部を有
    し、ホルダにディスクカートリッジが挿入されると共に
    該ラッチレバーによる該被掛止部に対する掛止が解除さ
    れて摺動し、該ホルダをカートリッジ挿入・イジェクト
    位置又は該ディスクカートリッジが装着されるカートリ
    ッジ装着位置に移動させるディスク装置用スライダにお
    いて、 前記被掛止部は、前記ラッチレバーに対向するように直
    角に曲げられた第1の曲げ部と、該第1の曲げ部の端部
    を前記ラッチレバーの回動方向に曲げられた第2の曲げ
    部とからなることを特徴とするディスク装置用スライ
    ダ。
JP7187550A 1995-07-24 1995-07-24 ディスク装置用スライダ Pending JPH0944957A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7187550A JPH0944957A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 ディスク装置用スライダ

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