JPH0944312A - データ出力装置及びデータ出力方法 - Google Patents
データ出力装置及びデータ出力方法Info
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- JPH0944312A JPH0944312A JP19673695A JP19673695A JPH0944312A JP H0944312 A JPH0944312 A JP H0944312A JP 19673695 A JP19673695 A JP 19673695A JP 19673695 A JP19673695 A JP 19673695A JP H0944312 A JPH0944312 A JP H0944312A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- buffer memory
- transfer request
- request signal
- interface
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】転送要求が出てからバッファメモリ内のデータ
が転送されるまでの待ち時間を短縮して、データの転送
レートを上げる。 【解決手段】例えばMOディスクから再生されたデータ
は、エラー訂正回路14、第2ビット幅変更回路23、
データセレクタ22を介してバッファメモリ13のDR
AM31,31に蓄積される。そして、SCSIインタ
フェース11からデータの転送要求信号が出される前
に、予めバッファメモリ13から所定量のデータが読み
出されて先読みレジスタ26内に蓄えられ、転送要求信
号が出されると先読みレジスタ26内のデータがSCS
Iインタフェース26に転送される。
が転送されるまでの待ち時間を短縮して、データの転送
レートを上げる。 【解決手段】例えばMOディスクから再生されたデータ
は、エラー訂正回路14、第2ビット幅変更回路23、
データセレクタ22を介してバッファメモリ13のDR
AM31,31に蓄積される。そして、SCSIインタ
フェース11からデータの転送要求信号が出される前
に、予めバッファメモリ13から所定量のデータが読み
出されて先読みレジスタ26内に蓄えられ、転送要求信
号が出されると先読みレジスタ26内のデータがSCS
Iインタフェース26に転送される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク、
光ディスク装置、光磁気ディスク装置などに適用して好
適なデータ出力装置及びデータ出力方法に関する。詳し
くは、ディスクなどの記録媒体から読み出したデータを
バッファメモリに記憶し、インタフェースからの転送要
求が行なわれる前に、予めバッファメモリ内のデータを
所定量だけ読み出して、先読みレジスタに記憶してお
き、転送要求があったときに先読みレジスタからデータ
を出力することによって、転送レートを上げようとした
データ出力装置及びデータ出力方法に係るものである。
光ディスク装置、光磁気ディスク装置などに適用して好
適なデータ出力装置及びデータ出力方法に関する。詳し
くは、ディスクなどの記録媒体から読み出したデータを
バッファメモリに記憶し、インタフェースからの転送要
求が行なわれる前に、予めバッファメモリ内のデータを
所定量だけ読み出して、先読みレジスタに記憶してお
き、転送要求があったときに先読みレジスタからデータ
を出力することによって、転送レートを上げようとした
データ出力装置及びデータ出力方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、高転送レートのMO(光磁気)
ディスクドライブを実現するためにSCSI(スカジ)
インタフェースの前段にバッファメモリを配置し、MO
ディスクから読み出したデータを一時バッファメモリに
蓄えておき、SCSIインタフェースからの転送要求に
従って、バッファメモリ内のデータを転送するようにし
たMOディスク装置がある。このMOディスク装置で
は、高速かつ大容量のバッファメモリに読み書きするた
め、ビット幅を大きく変換してできるだけ周波数を下げ
てアクセスするようになっている。
ディスクドライブを実現するためにSCSI(スカジ)
インタフェースの前段にバッファメモリを配置し、MO
ディスクから読み出したデータを一時バッファメモリに
蓄えておき、SCSIインタフェースからの転送要求に
従って、バッファメモリ内のデータを転送するようにし
たMOディスク装置がある。このMOディスク装置で
は、高速かつ大容量のバッファメモリに読み書きするた
め、ビット幅を大きく変換してできるだけ周波数を下げ
てアクセスするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のMOデ
ィスク装置では、SCSIインタフェースから転送要求
が出力されてから、バッファメモリからデータを読み出
してSCSIインタフェースに転送するまで、次のよう
な時間がかかり、これが転送レートを大幅に低下させる
原因になっていた。
ィスク装置では、SCSIインタフェースから転送要求
が出力されてから、バッファメモリからデータを読み出
してSCSIインタフェースに転送するまで、次のよう
な時間がかかり、これが転送レートを大幅に低下させる
原因になっていた。
【0004】すなわち、転送要求があってからデータを
転送するまでの時間としては、転送要求信号をクロック
でラッチするまでの時間と、バッファメモリへの書き込
みと読み出しを切り換えるための待ち時間と、バッファ
メモリのアクセス時間と、ビット幅変換に要求する時間
とがある。これらの時間を合計すると最大で約500n
sになる。このうち、転送要求信号をラッチするまでの
時間は、バッファメモリへの書き込みと読み出しを切り
換えるために不可欠であり、この時間を除くと、残りの
時間だけで約400nsになる。
転送するまでの時間としては、転送要求信号をクロック
でラッチするまでの時間と、バッファメモリへの書き込
みと読み出しを切り換えるための待ち時間と、バッファ
メモリのアクセス時間と、ビット幅変換に要求する時間
とがある。これらの時間を合計すると最大で約500n
sになる。このうち、転送要求信号をラッチするまでの
時間は、バッファメモリへの書き込みと読み出しを切り
換えるために不可欠であり、この時間を除くと、残りの
時間だけで約400nsになる。
【0005】400nsという時間は、10MHzのS
CSIインタフェースでは4ワード分(1ワードは2バ
イト)であるため、8バイトのデータに相当する。転送
要求が出される毎に、これだけの待ち時間を取らなけれ
ばならないので、SCSIインタフェースのデータ転送
が不連続である程転送レートが低下することになる。
CSIインタフェースでは4ワード分(1ワードは2バ
イト)であるため、8バイトのデータに相当する。転送
要求が出される毎に、これだけの待ち時間を取らなけれ
ばならないので、SCSIインタフェースのデータ転送
が不連続である程転送レートが低下することになる。
【0006】そこで、本発明は、上述したような課題を
解決したものであって、SCSIインタフェースのデー
タ転送が不連続であっても、待ち時間を最小に抑えて高
転送レートを実現することが可能なデータ出力装置及び
データ出力方法を提案するものである。
解決したものであって、SCSIインタフェースのデー
タ転送が不連続であっても、待ち時間を最小に抑えて高
転送レートを実現することが可能なデータ出力装置及び
データ出力方法を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1のデータ出力装置においては、記録媒体に
記録されている情報を再生する再生手段と、記再生され
た情報を記憶するバッファメモリと、バッファメモリ内
の情報を読み出すための転送要求信号を出力するインタ
フェースと、転送要求信号が出力される前にバッファメ
モリ内の情報を所定量だけ読み出して記憶しておく先読
みレジスタとを備え、転送要求信号が出力されたときに
は、先読みレジスタ内の情報を出力することを特徴とす
るものである。
め、請求項1のデータ出力装置においては、記録媒体に
記録されている情報を再生する再生手段と、記再生され
た情報を記憶するバッファメモリと、バッファメモリ内
の情報を読み出すための転送要求信号を出力するインタ
フェースと、転送要求信号が出力される前にバッファメ
モリ内の情報を所定量だけ読み出して記憶しておく先読
みレジスタとを備え、転送要求信号が出力されたときに
は、先読みレジスタ内の情報を出力することを特徴とす
るものである。
【0008】請求項2のデータ出力方法においては、記
録媒体から再生された情報をバッファメモリに記憶し、
バッファメモリ内の情報をインタフェースの要求に従っ
て転送するデータ出力方法において、インタフェースの
要求に先だって、バッファメモリ内の情報を所定量だけ
読み出して、先読みレジスタに記憶し、インタフェース
の要求があったときには、先読みレジスタ内の情報を出
力するようにしたことを特徴とするものである。
録媒体から再生された情報をバッファメモリに記憶し、
バッファメモリ内の情報をインタフェースの要求に従っ
て転送するデータ出力方法において、インタフェースの
要求に先だって、バッファメモリ内の情報を所定量だけ
読み出して、先読みレジスタに記憶し、インタフェース
の要求があったときには、先読みレジスタ内の情報を出
力するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】本発明のデータ出力装置及びデータ出力方
法においては、インタフェースから転送要求が出される
前に、予めバッファメモリ内のデータが所定量読み出さ
れ、これが先読みレジスタに記憶され、転送要求があっ
たときは、この先読みレジスタからデータが出力され
る。したがって、先読みレジスタからデータを出力する
ときには、バッファメモリへの書き込みと読み出しを切
り換えるための待ち時間と、バッファメモリのアクセス
時間と、ビット幅変更に要する時間とを除くことができ
るので、待ち時間が大幅に短縮され、転送レートが低下
するのを防止することができる。
法においては、インタフェースから転送要求が出される
前に、予めバッファメモリ内のデータが所定量読み出さ
れ、これが先読みレジスタに記憶され、転送要求があっ
たときは、この先読みレジスタからデータが出力され
る。したがって、先読みレジスタからデータを出力する
ときには、バッファメモリへの書き込みと読み出しを切
り換えるための待ち時間と、バッファメモリのアクセス
時間と、ビット幅変更に要する時間とを除くことができ
るので、待ち時間が大幅に短縮され、転送レートが低下
するのを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係るデータ出力
装置及びデータ出力方法の一実施形態について、図面を
参照して詳細に説明する。
装置及びデータ出力方法の一実施形態について、図面を
参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明を適用したMO(光磁気)
ディスク装置1の構成を示す。このMOディスク装置1
においては、データの書き込み時には、ワイドSCSI
(スカジ)インタフェース11から転送されたデータ
が、バッファコントローラ12を介してバッファメモリ
13に一時的に蓄えられる。バッファメモリ13は、1
回のシークタイム(0.2S)の間のデータの連続性
と、SCSIインタフェース11側の転送レート(16
0Mbps)を保証するため、例えば4Mバイトの容量
が選定される。
ディスク装置1の構成を示す。このMOディスク装置1
においては、データの書き込み時には、ワイドSCSI
(スカジ)インタフェース11から転送されたデータ
が、バッファコントローラ12を介してバッファメモリ
13に一時的に蓄えられる。バッファメモリ13は、1
回のシークタイム(0.2S)の間のデータの連続性
と、SCSIインタフェース11側の転送レート(16
0Mbps)を保証するため、例えば4Mバイトの容量
が選定される。
【0012】バッファメモリ13から読み出されたデー
タは、バッファコントローラ12、エラー訂正回路1
4、変復調回路15及び記録再生手段16を経てMOデ
ィスク17に記録される。バッファコントローラ12は
メインCPU18で管理されている。
タは、バッファコントローラ12、エラー訂正回路1
4、変復調回路15及び記録再生手段16を経てMOデ
ィスク17に記録される。バッファコントローラ12は
メインCPU18で管理されている。
【0013】また、再生時には、MOディスク17のデ
ータが記録再生手段16で再生され、これが変復調回路
15、エラー訂正回路14及びバッファコントローラ1
2を介してバッファメモリ13に一時的に蓄えられる。
バッファメモリ13内のデータは所定量ずつ所定のタイ
ミングで読み出され、バッファコントローラ12に蓄え
られる。そして、SCSIインタフェース11からデー
タの転送要求信号DREQが出されると、これがバッフ
ァコントローラ12に入力され、バッファコントローラ
12に蓄えられていたデータが読み出されて、SCSI
インタフェース11から外部に転送される。
ータが記録再生手段16で再生され、これが変復調回路
15、エラー訂正回路14及びバッファコントローラ1
2を介してバッファメモリ13に一時的に蓄えられる。
バッファメモリ13内のデータは所定量ずつ所定のタイ
ミングで読み出され、バッファコントローラ12に蓄え
られる。そして、SCSIインタフェース11からデー
タの転送要求信号DREQが出されると、これがバッフ
ァコントローラ12に入力され、バッファコントローラ
12に蓄えられていたデータが読み出されて、SCSI
インタフェース11から外部に転送される。
【0014】SCSIインタフェース11側では、デー
タが160Mbps(16bit×10MHz)で非同
期に転送される。また、エラー訂正回路14側では、デ
ータが80Mbps(8bit×10MHz)でバッフ
ァコントローラ12のクロックに同期して、一定の時間
連続に転送される。このように、高速かつ大容量のデー
タを読み書きするため、バッファメモリ13は可能な限
り高速かつ大容量のDRAMを使用し、ビット幅を大き
く変更することにより周波数を下げてアクセスするよう
になっている。
タが160Mbps(16bit×10MHz)で非同
期に転送される。また、エラー訂正回路14側では、デ
ータが80Mbps(8bit×10MHz)でバッフ
ァコントローラ12のクロックに同期して、一定の時間
連続に転送される。このように、高速かつ大容量のデー
タを読み書きするため、バッファメモリ13は可能な限
り高速かつ大容量のDRAMを使用し、ビット幅を大き
く変更することにより周波数を下げてアクセスするよう
になっている。
【0015】上述の高速かつ大容量の条件を満たすDR
AMで入手可能なものは、アクセスタイムが60ns
で、サイクルタイムが110nsであり、最高でも約9
MHzでしかアクセスすることができない。したがっ
て、ここでは、レートを落して32ビット幅でアクセス
することにし、SCSIインタフェース11側は32b
it×5MHz、エラー訂正回路14側は32bit×
2.5MHzに変換して、これらを多重化することによ
り32bit×7.5MHzのデータレートでDRAM
に読み書きするようになっている。
AMで入手可能なものは、アクセスタイムが60ns
で、サイクルタイムが110nsであり、最高でも約9
MHzでしかアクセスすることができない。したがっ
て、ここでは、レートを落して32ビット幅でアクセス
することにし、SCSIインタフェース11側は32b
it×5MHz、エラー訂正回路14側は32bit×
2.5MHzに変換して、これらを多重化することによ
り32bit×7.5MHzのデータレートでDRAM
に読み書きするようになっている。
【0016】上述の理由からバッファコントローラ12
及びバッファメモリ13の構成は、図2のようになる。
ここでは、データの記録時にはSCSIインタフェース
11から入力したデータが第1ビット幅変換回路21で
32bit×5MHzに変換され、これがデータセレク
タ22を介して32bit×7.5MHzとなり、更に
このデータがバッファメモリ13の2個のDRAM3
1,31にそれぞれ16bit幅で記憶される。なお、
ここでは16ビット幅のDRAM31を1個にすると周
波数的に間に合わなくなるため、DRAM31を2個並
列にして32ビット幅で読み書きできるようにしている
のである。
及びバッファメモリ13の構成は、図2のようになる。
ここでは、データの記録時にはSCSIインタフェース
11から入力したデータが第1ビット幅変換回路21で
32bit×5MHzに変換され、これがデータセレク
タ22を介して32bit×7.5MHzとなり、更に
このデータがバッファメモリ13の2個のDRAM3
1,31にそれぞれ16bit幅で記憶される。なお、
ここでは16ビット幅のDRAM31を1個にすると周
波数的に間に合わなくなるため、DRAM31を2個並
列にして32ビット幅で読み書きできるようにしている
のである。
【0017】バッファメモリ13から出力されたデータ
は、データセレクタ22を介して32bit×2.5M
Hzになり、更に第2ビット幅変換回路23で8bit
×10MHzに変更され、これがエラー訂正回路14に
供給される。バッファメモリ13のアドレスはアドレス
カウンタ24で管理され、バッファメモリ13の書き込
みや読み出しのタイミングは、リード/ライトコントロ
ーラ25で管理される。
は、データセレクタ22を介して32bit×2.5M
Hzになり、更に第2ビット幅変換回路23で8bit
×10MHzに変更され、これがエラー訂正回路14に
供給される。バッファメモリ13のアドレスはアドレス
カウンタ24で管理され、バッファメモリ13の書き込
みや読み出しのタイミングは、リード/ライトコントロ
ーラ25で管理される。
【0018】再生時には、上述のようにSCSIインタ
フェース11から転送要求信号DREQがバッファコン
トローラ12に送られるが、バッファコントローラ12
ではこの転送要求信号DREQが出される前に予めバッ
ファメモリ13から8バイトのデータを読み出し、この
データをデータセレクタ22及び第1ビット幅変換回路
21を介して、先読みレジスタ26に一時的に蓄えてお
く。
フェース11から転送要求信号DREQがバッファコン
トローラ12に送られるが、バッファコントローラ12
ではこの転送要求信号DREQが出される前に予めバッ
ファメモリ13から8バイトのデータを読み出し、この
データをデータセレクタ22及び第1ビット幅変換回路
21を介して、先読みレジスタ26に一時的に蓄えてお
く。
【0019】ここで、SCSIインタフェース11から
最高レートで連続読み出しの要求があったときにも、レ
ジスタが空っぽにならずに継続してデータを送り続ける
ための最小バイト量が8バイトであるため、先読みデー
タ量として8バイトが選ばれている。
最高レートで連続読み出しの要求があったときにも、レ
ジスタが空っぽにならずに継続してデータを送り続ける
ための最小バイト量が8バイトであるため、先読みデー
タ量として8バイトが選ばれている。
【0020】そして、転送要求信号DREQが来たとき
に、先読みレジスタ26内のデータをSCSIインタフ
ェース11に送出する。これ以降は、先読みレジスタ2
6に常に8バイト以上のデータが存在するようにするた
め、転送要求信号DREQが出される前にバッファメモ
リ13からデータを読み出して補充し、転送要求信号D
REQが来るたびに先読みレジスタ26からデータをS
CSIインタフェース11に送る。
に、先読みレジスタ26内のデータをSCSIインタフ
ェース11に送出する。これ以降は、先読みレジスタ2
6に常に8バイト以上のデータが存在するようにするた
め、転送要求信号DREQが出される前にバッファメモ
リ13からデータを読み出して補充し、転送要求信号D
REQが来るたびに先読みレジスタ26からデータをS
CSIインタフェース11に送る。
【0021】また、SCSIインタフェース11のデー
タ転送速度は160Mbpsと高速であり、しかもSC
SIインタフェース11からの転送要求信号DREQが
入るタイミングはランダムである。更に、バッファメモ
リ13には、ディスクドライブ中のエラー訂正回路14
とのデータの出入りもあるので、次に説明するように各
転送レートを満たすタイムスロットに分けて、バッファ
メモリ13にアクセスするようになっている。
タ転送速度は160Mbpsと高速であり、しかもSC
SIインタフェース11からの転送要求信号DREQが
入るタイミングはランダムである。更に、バッファメモ
リ13には、ディスクドライブ中のエラー訂正回路14
とのデータの出入りもあるので、次に説明するように各
転送レートを満たすタイムスロットに分けて、バッファ
メモリ13にアクセスするようになっている。
【0022】図3は、バッファメモリ13へのアクセス
タイミングを規定するタイムスロットを示す。上述のよ
うに、SCSIインタフェース11側の転送レートは5
MHz×32bitであり、エラー訂正回路14側の転
送レートは、2.5MHz×32bitであるから、デ
ータセレクタ22ではこれらが重畳されて7.5MHz
×32bitの転送レートとなる。そして、スロット
(0)とスロット(1)のタイミングでSCSIインタ
フェース11がバッファメモリ13にアクセス(読み書
き)する。またスロット(2)のタイミングでエラー訂
正回路14がバッファメモリ13にアクセスする。この
タイムスロットに従って、データセレクタ22(図2)
がデータバスの切り替え(多重化)を行なっている。
タイミングを規定するタイムスロットを示す。上述のよ
うに、SCSIインタフェース11側の転送レートは5
MHz×32bitであり、エラー訂正回路14側の転
送レートは、2.5MHz×32bitであるから、デ
ータセレクタ22ではこれらが重畳されて7.5MHz
×32bitの転送レートとなる。そして、スロット
(0)とスロット(1)のタイミングでSCSIインタ
フェース11がバッファメモリ13にアクセス(読み書
き)する。またスロット(2)のタイミングでエラー訂
正回路14がバッファメモリ13にアクセスする。この
タイムスロットに従って、データセレクタ22(図2)
がデータバスの切り替え(多重化)を行なっている。
【0023】図4は、先読みレジスタ26におけるデー
タ先読みの手順を示す。この先読み処理40では、まず
ディスク読み出し方向がセットされ(ステップ41)、
次にバッファメモリ13内のアドレスポインタがセット
され、先読みレジスタ26がクリアされる(ステップ4
2)。
タ先読みの手順を示す。この先読み処理40では、まず
ディスク読み出し方向がセットされ(ステップ41)、
次にバッファメモリ13内のアドレスポインタがセット
され、先読みレジスタ26がクリアされる(ステップ4
2)。
【0024】次に、先読みレジスタ26に例えば8バイ
ト分以上のデータが存在するか否か判断される(ステッ
プ43)。ここで、8バイト分以上のデータが存在しな
いと判断された場合は、次にバッファメモリ13から2
ワード分(4バイト分)のデータが先読みされて、先読
みレジスタ26に蓄えられると共に、バッファメモリ1
3内のアドレスポインタが次のアドレスに移動される
(ステップ44)。
ト分以上のデータが存在するか否か判断される(ステッ
プ43)。ここで、8バイト分以上のデータが存在しな
いと判断された場合は、次にバッファメモリ13から2
ワード分(4バイト分)のデータが先読みされて、先読
みレジスタ26に蓄えられると共に、バッファメモリ1
3内のアドレスポインタが次のアドレスに移動される
(ステップ44)。
【0025】そして、ステップ43で先読みレジスタ2
6に8バイト分以上のデータが存在すると判断される
と、次にSCSIインタフェース11から転送要求信号
DREQが出されたか否か判断される(ステップ4
5)。転送要求信号DREQが出された場合は、次に先
読みレジスタ26から1ワード分(2バイト分)のデー
タが読み出されて、SCSIインタフェース11に転送
される。次に、ステップ43以降の処理が繰り返して行
なわれる。
6に8バイト分以上のデータが存在すると判断される
と、次にSCSIインタフェース11から転送要求信号
DREQが出されたか否か判断される(ステップ4
5)。転送要求信号DREQが出された場合は、次に先
読みレジスタ26から1ワード分(2バイト分)のデー
タが読み出されて、SCSIインタフェース11に転送
される。次に、ステップ43以降の処理が繰り返して行
なわれる。
【0026】図5及び図6は、上述の先読み処理40を
図式化したものである。ここでは、最初にバッファメモ
リ13に20バイト分のデータ(ブロック0〜9)のデ
ータが蓄積され、アドレスは4バイト単位で100〜1
04まで設定されている。そして、アドレスポインタ
は、アドレス100におかれている(図5(A))。こ
の状態から、アドレス100,101の8バイト分のデ
ータ(ブロック0〜3)が先読みされて、これが先読み
レジスタ26に蓄えられる(図5(B))。SCSIイ
ンタフェース11から転送要求信号DREQが出される
と、先読みレジスタ26内のデータが1ワード(2バイ
ト)分(ブロック0)だけSCSIインタフェース11
に転送される(図5(C))。
図式化したものである。ここでは、最初にバッファメモ
リ13に20バイト分のデータ(ブロック0〜9)のデ
ータが蓄積され、アドレスは4バイト単位で100〜1
04まで設定されている。そして、アドレスポインタ
は、アドレス100におかれている(図5(A))。こ
の状態から、アドレス100,101の8バイト分のデ
ータ(ブロック0〜3)が先読みされて、これが先読み
レジスタ26に蓄えられる(図5(B))。SCSIイ
ンタフェース11から転送要求信号DREQが出される
と、先読みレジスタ26内のデータが1ワード(2バイ
ト)分(ブロック0)だけSCSIインタフェース11
に転送される(図5(C))。
【0027】そうすると、先読みレジスタ26には6バ
イト分のデータ(ブロック1〜3)しか残らなくなる
(図5(D))。ここでは、先読みレジスタ26に8バ
イト分以上のデータを蓄積しておくように設定されてお
り、2バイト分不足となる。
イト分のデータ(ブロック1〜3)しか残らなくなる
(図5(D))。ここでは、先読みレジスタ26に8バ
イト分以上のデータを蓄積しておくように設定されてお
り、2バイト分不足となる。
【0028】そこで、次にバッファメモリ13内のアド
レス102の4バイト分のデータ(ブロック4,5)が
先読みされ(図5(E))、これが先読みレジスタ26
に蓄積される。これで、先読みレジスタ26には10バ
イト分のデータ(ブロック1〜5)が存在する(図5
(F))。
レス102の4バイト分のデータ(ブロック4,5)が
先読みされ(図5(E))、これが先読みレジスタ26
に蓄積される。これで、先読みレジスタ26には10バ
イト分のデータ(ブロック1〜5)が存在する(図5
(F))。
【0029】この状態で、SCSIインタフェース26
から転送要求信号DREQが出されると、先読みレジス
タ26内の1ワード分のデータ(ブロック1)がSCS
Iインタフェース11に転送される(図5(G))。こ
の後は、図6(H)に示すように、先読みレジスタ26
に8バイト分のデータ(ブロック2〜5)が残るので、
バッファメモリ13からの先読みは行なわず、そのまま
待機する。そして、SCSIインタフェース11から転
送要求信号DREQが出されると、先読みレジスタ26
から1ワード分のデータ(ブロック2)が読み出され
て、SCSIインタフェース11に転送される(図6
(I))。
から転送要求信号DREQが出されると、先読みレジス
タ26内の1ワード分のデータ(ブロック1)がSCS
Iインタフェース11に転送される(図5(G))。こ
の後は、図6(H)に示すように、先読みレジスタ26
に8バイト分のデータ(ブロック2〜5)が残るので、
バッファメモリ13からの先読みは行なわず、そのまま
待機する。そして、SCSIインタフェース11から転
送要求信号DREQが出されると、先読みレジスタ26
から1ワード分のデータ(ブロック2)が読み出され
て、SCSIインタフェース11に転送される(図6
(I))。
【0030】このときには、先読みレジスタ26には6
バイト分のデータ(ブロック3〜5)しか残らないので
(図5(J))、次にバッファメモリ13からアドレス
103の4バイト分のデータ(ブロック6,7)が読み
出され(図5(K))、これが先読みレジスタ26に蓄
積される。これで先読みレジスタ26には10バイト分
のデータ(ブロック3〜7)が存在するので、次の転送
要求信号DREQが出されるまでこのまま待機状態とな
る(図5(L))。そして、これ以降も上述と同様な処
理が行われる。
バイト分のデータ(ブロック3〜5)しか残らないので
(図5(J))、次にバッファメモリ13からアドレス
103の4バイト分のデータ(ブロック6,7)が読み
出され(図5(K))、これが先読みレジスタ26に蓄
積される。これで先読みレジスタ26には10バイト分
のデータ(ブロック3〜7)が存在するので、次の転送
要求信号DREQが出されるまでこのまま待機状態とな
る(図5(L))。そして、これ以降も上述と同様な処
理が行われる。
【0031】上述のように、このMOディスク装置1に
おいては、SCSIインタフェース11から転送要求信
号DREQが出される前に、予め先読み処理を行ってい
るので、転送要求信号DREQが出されてからデータを
SCSIインタフェース11に転送するまでの時間は、
転送要求信号DREQをクロック(10MHz)でラッ
チするまでの最大約100nsの時間だけとなる。すな
わち、従来のようなスロットの待ち合わせ時間、バッフ
ァメモリ13のアクセス時間及びビット幅変更に要する
時間の合計、最大で約400ns位の時間を短縮するこ
とが可能になる。これによって、データの転送レートを
上げることができる。
おいては、SCSIインタフェース11から転送要求信
号DREQが出される前に、予め先読み処理を行ってい
るので、転送要求信号DREQが出されてからデータを
SCSIインタフェース11に転送するまでの時間は、
転送要求信号DREQをクロック(10MHz)でラッ
チするまでの最大約100nsの時間だけとなる。すな
わち、従来のようなスロットの待ち合わせ時間、バッフ
ァメモリ13のアクセス時間及びビット幅変更に要する
時間の合計、最大で約400ns位の時間を短縮するこ
とが可能になる。これによって、データの転送レートを
上げることができる。
【0032】図7は、バッファメモリ13内の12バイ
トのデータをSCSIインタフェース11に転送するの
に要する時間を示す。同図(A)に示すように、8バイ
ト先読みした実施形態の場合には、転送要求信号DRE
Qが出されてからデータが転送されるまでの待ち時間
は、最大でも約100nsであるのに比べ、同図(B)
に示すように先読みしない従来の場合には、これが最大
約500nsとなるから、同じ12ワードのデータをS
CSIインタフェース11に転送するのに要する時間は
大幅に異なる。この時間差は、データの転送が不連続な
程大きくなる。この結果からも、MOディスク装置1に
よれば、バッファメモリ13からSCSIインタフェー
ス11へのデータ転送に要する時間を短縮して、データ
転送レートを上げることが可能になることが分る。
トのデータをSCSIインタフェース11に転送するの
に要する時間を示す。同図(A)に示すように、8バイ
ト先読みした実施形態の場合には、転送要求信号DRE
Qが出されてからデータが転送されるまでの待ち時間
は、最大でも約100nsであるのに比べ、同図(B)
に示すように先読みしない従来の場合には、これが最大
約500nsとなるから、同じ12ワードのデータをS
CSIインタフェース11に転送するのに要する時間は
大幅に異なる。この時間差は、データの転送が不連続な
程大きくなる。この結果からも、MOディスク装置1に
よれば、バッファメモリ13からSCSIインタフェー
ス11へのデータ転送に要する時間を短縮して、データ
転送レートを上げることが可能になることが分る。
【0033】なお、上述の実施形態では、本発明をMO
ディスク装置に適用した場合について説明したが、本発
明は、ハードディスク装置や光ディスク装置など各種の
データ出力装置に適用することができる。
ディスク装置に適用した場合について説明したが、本発
明は、ハードディスク装置や光ディスク装置など各種の
データ出力装置に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータの
出力装置及びその出力方法は、データの転送要求が出さ
れる前に、予めバッファメモリ用のデータを読み出して
先読みレジスタに記憶しておき、転送要求が出されたと
きには、先読みレジスタ内のデータを転送するようにし
たものである。
出力装置及びその出力方法は、データの転送要求が出さ
れる前に、予めバッファメモリ用のデータを読み出して
先読みレジスタに記憶しておき、転送要求が出されたと
きには、先読みレジスタ内のデータを転送するようにし
たものである。
【0035】したがって、本発明によれば、転送要求が
出される前にスロットの待ち合わせ、バッファメモリの
アクセス、ビット幅変換が行われ、転送要求信号が出さ
れた後は、これをラッチして直に先読みレジスタからデ
ータが転送されるので、データ転送の待ち時間は転送要
求信号をラッチする時間の最大100nsとなり、従来
に比べて大幅に短縮することができ、これによってデー
タの転送レートを上げることが可能になるなどの効果が
ある。
出される前にスロットの待ち合わせ、バッファメモリの
アクセス、ビット幅変換が行われ、転送要求信号が出さ
れた後は、これをラッチして直に先読みレジスタからデ
ータが転送されるので、データ転送の待ち時間は転送要
求信号をラッチする時間の最大100nsとなり、従来
に比べて大幅に短縮することができ、これによってデー
タの転送レートを上げることが可能になるなどの効果が
ある。
【図1】本発明に係るデータ出力装置及びその出力方法
を適用したMOディスク装置1の構成図である。
を適用したMOディスク装置1の構成図である。
【図2】バッファコントローラ12及びバッファメモリ
13の構成図である。
13の構成図である。
【図3】バッファメモリ13へのアクセスタイミングを
規定するタイムスロットを示す図である。
規定するタイムスロットを示す図である。
【図4】先読みレジスタ26のデータ先読み手順を示す
図である。
図である。
【図5】先読み処理(1/2)の模式図である。
【図6】先読み処理(2/2)の模式図である。
【図7】SCSIインタフェース11へのデータ転送に
要する時間を示す図である。
要する時間を示す図である。
1 MOディスク装置 11 SCSIインタフェース 12 バッファコントローラ 13 バッファメモリ 16 記録再生手段 17 MOディスク 26 先読みレジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体に記録されている情報を再生す
る再生手段と、 上記再生された情報を記憶するバッファメモリと、 上記バッファメモリ内の情報を読み出すための転送要求
信号を出力するインタフェースと、 上記転送要求信号が出力される前に上記バッファメモリ
内の情報を所定量だけ読み出して記憶しておく先読みレ
ジスタとを備え、 上記転送要求信号が出力されたときには、上記先読みレ
ジスタ内の情報を出力することを特徴とするデータ出力
装置。 - 【請求項2】 記録媒体から再生された情報をバッファ
メモリに記憶し、上記バッファメモリ内の情報をインタ
フェースの要求に従って転送するデータ出力方法におい
て、 上記インタフェースの要求に先だって、上記バッファメ
モリ内の情報を所定量だけ読み出して、先読みレジスタ
に記憶し、 上記インタフェースの要求があったときには、上記先読
みレジスタ内の情報を出力するようにしたことを特徴と
するデータ出力方法。 - 【請求項3】 上記ディスクは光磁気ディスクであるこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ出力装置。 - 【請求項4】 上記ディスクは光磁気ディスクであるこ
とを特徴とする請求項2記載のデータ出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19673695A JPH0944312A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | データ出力装置及びデータ出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19673695A JPH0944312A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | データ出力装置及びデータ出力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0944312A true JPH0944312A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16362750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19673695A Pending JPH0944312A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | データ出力装置及びデータ出力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0944312A (ja) |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19673695A patent/JPH0944312A/ja active Pending
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