JPH09436U - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH09436U
JPH09436U JP001642U JP164297U JPH09436U JP H09436 U JPH09436 U JP H09436U JP 001642 U JP001642 U JP 001642U JP 164297 U JP164297 U JP 164297U JP H09436 U JPH09436 U JP H09436U
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
magnetic disk
gimbal spring
disk drive
inner frame
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Pending
Application number
JP001642U
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English (en)
Inventor
真紀 脇田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication of JPH09436U publication Critical patent/JPH09436U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のFDD装置は、ディスクの着脱持に上
アームをアンロード位置に待避させていてが、アームの
先端又はジンバルバネが装置のカバーと干渉し、装置を
薄くすることが難しかった。 【解決手段】 上記課題を解決するため本考案では、ジ
ンバルバネ20の内枠23を支持する第1支持軸25を
アーム3の長手方向に平行に形成し、中枠22を支持す
る第2の支持軸24をアームの長手方向に垂直に設け
た。この構成により、ジンバルバネのジンバル取付部2
1をアーム3の後端側にのみ設けることで、カバー8と
ジンバルバネとの干渉を防止することを可能とした。ま
た、ジンバルバネの一部がカバーと干渉しても、ジンバ
ルバネの変形が容易でありジンバルバネとカバーとを干
渉した状態で使用することを可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気ディスクに対し磁気的に記録または再生が可能な磁気ディスク 装置に関し、特には磁気ヘッドの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
急速なOA機器の開発が展開され、携帯用機器の軽薄短小化は時間単位で進行 している。ワープロ、ラップトップ型コンピュータに使われるフロッピーディス クドライブ(以下、FDDと略す。)も例外ではなく軽薄短小化のための技術競 争が展開されている。
【0003】 このようなFDDの従来例を、図6を用いて説明する。図6は、カートリッジ 6がFDDに装着されつつある状態のアンローディング時の構成を示す説明図で ある。 同図において、1はキャリッジ、2はガイドレールであり、図示しないフレー ムに固定されている。3はアームであり、キャリッジ1に回転軸9により回転可 能に支持されている。4は磁気ヘッドであり、ジンバルバネ20を介してアーム 3の先端に保持されている。5は磁気ヘッドであり、ジンバルバネ20を介して キャリッジ1に保持されている。6はカートリッジであり、その内部にフロッピ ーディスク7を回転可能に収納している。8はカバーであり、ガイドレール2に 摺動するキャリッジ装置10を保護している。
【0004】 アーム3は、キャリッジ1に回転軸9により上下方向に回動自在に支持されて いる。そして、カートリッジ6が未装着な状態では、図に示すように上方のアン ロード位置に持ち上げられた状態となっている。カートリッジ6の挿入がさらに 進むと、カートリッジ6は下方へ落ち、フロッピーディスク7を磁気ヘッド5へ 当接させる。同時に、アーム3が下方に回転し、フロッピ−ディスク7を上下の 磁気ヘッド4、5で挟持する。そして、フロッピーディスク7に対して磁気ヘッ ド4、5により情報のリ−ド/ライトが行われる。また、排出持にはカ−トリッ ジ6は上方の元の位置へ持ち上げられる。同時に、アーム3もまた上方へ回転し てアンロード位置へ持ち上げられる。
【0005】 アンロ−ド位置では、ア−ム3がカバ−8と接触しないように所定の間隙が設 けられていて、前記昇降動作が確実に行われるように構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の構成ではジンバルバネをアームに固定するための 取付部がジンバルバネの全周に設けられていた。そしてアーム側にも全周に設け られた前記取付部に対応して、全周にジンバルバネの固定部が設けられていた。 このため、アームがアンロードとの回転軸からジンバルバネの先端部まで存在し ていた。このためアームとカバーとの接触を防ぐように装置を厚くしなければな らないという問題があった。 本考案の目的は、上記問題点を解決し、耐衝撃性に優れ、薄型で軽量な磁気デ ィスク装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために構じた本考案の要旨は、磁気ディスクの半径方向に 摺動可能に設けられたキャリッジと、このキャリッジに回転可能に支持され磁気 ヘッドをジンバルを介して支持するアームとを有し、ジンバルバネは、磁気ヘッ ドが固定される内枠と、この内枠の外側に設けられ内枠を第1の支持軸で支持す る中枠と、この中枠のさらに外側に設けられ中枠を第2の支持軸で支持する取付 部とを備え、ジンバルバネが前記アームの先端に取付部により固定される磁気デ ィスク装置において、第1の支持軸はアームの長手方向に平行に形成され、第2 の支持軸はアームの長手方向に直角に形成した。 また、前記取付部が、第2の支持軸よりアームの後端側にのみ設けられている ことを特徴とする。
【0008】 また、前記ア−ムが、カバ−部材により上方への回転を規制させることを特徴 とする。
【0009】 また、前記ア−ムが、上方へ回転したときジンバルバネがカバ−部材により規 制を受け磁気ヘッドを水平に保つように弾性変形することを特徴とする。
【0010】 また、前記ジンバルバネが、スペ−サを介して前記カバ−部材に当接すること を特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1と図2は、本考案に係 るFDDのジンバルバネ20とアーム3の先端部の形状を示す斜視図であり、そ れぞれ磁気ヘッド4の取付側から見た図と、その裏側から見た図を示す。図3は 、本考案に係る磁気ディスク装置のアンロードの状態における概略の側面図であ り、図4は同様にロードの状態における概略の側面図である。図5は図3の磁気 ヘッドの部分の部分拡大図である。
【0012】 まず、本考案の最も特徴的構成であるジンバルバネ20の形状とアーム3の先 端部の形状について、図1と図2を用いて説明する。両図に示すように、ア−ム 3の先端には突部31と32が形成され、コの字形の凹部33が形成されている 。ジンバルバネ20は、取付部21、中枠22、内枠23、中枠支持部24、内 枠支持部25、スペーサ26より構成されている。そして、取付部21により、 ア−ム3の前記凹部33の周縁に固着されている。
【0013】 内枠23は、フロッピーディスクに対向する面に磁気ヘッド4を固定し支持し ている。内枠23は矢印X方向に平行に設けられた内枠支持部25により中枠2 2により支持されている。内枠支持部25はわずかな幅のブリッジ構造として形 成されているため、容易にねじれ運動が可能であり、内枠23すなわち磁気ヘッ ド4を矢印Xに平行で、内枠支持部25の中心を通る軸の回りに回転することを 可能としている。
【0014】 同様に、中枠22は、内枠支持部25に直角方向である矢印Yの方向に形成さ れた中枠支持部24により取付部21に支持されている。そして、中枠支持部2 4もまたわずかな幅のブリッジ構造をしているので、容易にねじれ運動が可能で あり、内枠23すなわち磁気ヘッド4を矢印Yに平行で、中枠支持部24の中心 を通る軸の回りに回転することを可能としている。
【0015】 取付部21は、中枠支持部24よりアーム3の後端側(矢印X方向)にのみ形 成されている。そして、ジンバルバネ20は、アーム3の後端側にのみ形成され た取付部21により、アーム3の凹部33の周縁に固着されている。 また、アーム3の突部31と32は、中枠支持部24より先端側には突出しな いように形成されている。 また、中枠23のアーム先端側で磁気ヘッド4と反対側にはスペーサ26が固 着されている。
【0016】 このように構成された、ジンバルバネ20は、内枠支持部25と中枠支持部2 4により、全方位に運動することを可能とし、磁気ヘッド4をフロッピーディス クの回転に伴ううねりに追随させ、磁気ヘッド4をフロッピーディスクに十分に 密着させる。
【0017】 そして、この実施例のように、ジンバルバネ20の取付部21を中枠支持部2 4より先端部分を取り除くためには、中枠支持部24がアームの長手方向に対し て垂直方向に形成されていなくてはならない。
【0018】 次に本考案に係るFDDのロード時とアンロード時の状態について、図3乃至 図5を用いて説明する。 図3において、キャリッジ1は磁気ヘッド5を一端に担持し、他端にはア−ム 3を回転軸9の回りに回転可能に支持し、ガイドレ−ル2に案内されて、フロッ ピ−ディスク7の半径方向に往復動可能に構成されている。ロ−ディング時にお いて上下磁気ヘッド4、5はカ−トリッジ6の中に収納されたフロッピ−ディス ク7を所定の接触圧で挟持し、その半径方向に往復動して情報のリ−ド/ライト を行う。
【0019】 次に本考案の効果が最も現れるアンロ−ディング時について図4を用いて説明 する。カ−トリッジ6は情報のリ−ド/ライトが終了し装置外部にイジェクトさ れるとき、まず不図示の昇降機構により、図で示すアンロ−ド位置に持上られ、 その後不図示の排出機構により水平に移動し装置外部に排出される。カ−トリッ ジ6の装置内への挿入については以上の動作の反対が行われ、図3において既に 説明したロ−ディング時の状態となる。
【0020】 ア−ム3は前記図示しない昇降機構に機械的に連動して、カ−トリッジ6の上 昇と共に回転軸9の回り反時計方向に回転し、ジンバルバネ20の磁気ヘッド4 の取付側と反対の先端部に固着されたスペ−サ26をカバ−8と当接させる。ア −ム3はその後も回転し、磁気ヘッド4を水平な状態となるまでジンバルバネ2 0を弾性変形させ、カ−トリッジ6を挿抜するのに十分な程度、上下磁気ヘッド 4、5間隙を設ける。
【0021】 従って、図からわかるように、ジンバルバネ20が弾性変形する分、本考案に 係るFDDはカ−トリッジ6の上面とカバ−8との間隙H1を従来に比べ非常に 小さくすることが可能である。また、アンロ−ディング時にア−ム3の回転を規 制するために、装置に衝撃が加えられてもア−ム3が回転振動することを防止す る。 ジンバルバネ20がカバ−8に当接し、弾性変形する詳細については図5 を用いて後で説明する。
【0022】 図5は図4のア−ム先端部分を拡大した説明であり、ア−ムが開口した時のジ ンバルバネ20と磁気ヘッドの構成を図示している。自由端となっている中枠2 2の先端にスペ−サ26が固着しカバ−8の下面に接触し、ア−ム先端、あるい は図示しないが磁気ヘッド背面の配線部材等がカバ−8に接触しないようにスペ −スを確保している。また中枠支持部24を中心にして中枠22を回転させる力 の作用点となっている。従来例を示す図6の磁気ヘッド4の位置はア−ム3と同 傾斜をとっているのに対し、本実施例の磁気ヘッド4の位置は、中枠支持部24 がねじれて中枠22がほぼ水平を保持しているために、水平に配置される。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案はジンバルバネの内枠を支持する第1の 支持軸をアームの長手方向に平行に設け、そして中枠を支持する第2の支持軸を アームの長手方向に対し直角に設けた構成としているので、ジンバルバネのアー ム先端側の取付部を除去することが可能であり、これによりアームの最大回転半 径を小さくし、装置を薄型とすることを可能としている。また、ジンバルバネの アーム先端側がカバーに当接しても、第2の支持軸がアームの長手方向に垂直に 設けられているので、中枠が水平な姿勢となるようにジンバルバネが容易に変形 する。このため、ジンバルバネを積極的にカバーに当接させることで、装置をさ らに薄くすることを可能とし、またジンバルバネの変形による弾性によりアーム をアンロード位置に支持することができるので、装置の耐衝撃性を上げることを 可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るFDDのアーム先端の部分拡大し
た斜視図である。
【図2】図4を裏から見た斜視図である。
【図3】本考案に係るFDDのローディング時の概略を
説明する側面図である。
【図4】本考案に係るFDDのアンロ−ディング時の概
略を説明する側面図である。
【図5】図4に示すア−ム先端部を拡大した側面図であ
る。
【図6】従来のFDDのアンロ−ディング時の概略を説
明する側面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 ガイドレール 3 アーム 4,5 磁気ヘッド 20 ジンバルバネ 21 取付部 22 中枠 23 内枠 24 中枠支持部 25 内枠支持部 26 スペーサ 31、32 突部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクの半径方向に摺動可能に設
    けられたキャリッジと、このキャリッジに回転可能に支
    持され磁気ヘッドをジンバルを介して支持するアームと
    を有し、ジンバルバネは、磁気ヘッドが固定される内枠
    と、この内枠の外側に設けられ内枠を第1の支持軸で支
    持する中枠と、この中枠のさらに外側に設けられ中枠を
    第2の支持軸で支持する取付部とを備え、ジンバルバネ
    が前記アームの先端に取付部により固定される磁気ディ
    スク装置において、第1の支持軸はアームの長手方向に
    平行に形成され、第2の支持軸はアームの長手方向に直
    角に形成されていることを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 前記取付部が、第2の支持軸よりアーム
    の後端側にのみ設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ア−ムが、カバ−部材により上方へ
    の回転を規制させることを特徴とする請求項1に記載の
    磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ア−ムが、上方へ回転したときジン
    バルバネがカバ−部材により規制を受け磁気ヘッドを水
    平に保つように弾性変形することを特徴とする請求項3
    に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記ジンバルバネが、スペ−サを介して
    前記カバ−部材に当接することを特徴とする請求項5に
    記載の磁気ディスク装置。
JP001642U 1997-03-13 1997-03-13 磁気ディスク装置 Pending JPH09436U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP001642U JPH09436U (ja) 1997-03-13 1997-03-13 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP001642U JPH09436U (ja) 1997-03-13 1997-03-13 磁気ディスク装置

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JPH09436U true JPH09436U (ja) 1997-08-15

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ID=15790447

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JP001642U Pending JPH09436U (ja) 1997-03-13 1997-03-13 磁気ディスク装置

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