JPH0943401A - 結晶レンズ及びこれを用いた光ピックアップ光学系 - Google Patents
結晶レンズ及びこれを用いた光ピックアップ光学系Info
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Abstract
の変化に対して強い結晶レンズ及び光学素子並びに光ピ
ックアップ光学系を提供する。 【構成】 2つの共軸面の少なくとも1つが曲面表面で
ある一軸結晶からなる二焦点結晶レンズ。透光性の一軸
結晶からなる第1レンズ体と、第1レンズ体に曲面の界
面を介して接合する透光性の光学材料からなる第2レン
ズ体と、からなる結晶レンズ。透光性の一軸結晶からな
る第1レンズ体及び、第1レンズ体に球面又は非球面の
界面を介して接合する透光性の第2の一軸結晶又は光学
的等方性材料からなる第2レンズ体からなる結晶レンズ
と、結晶レンズに共軸に配置された対物レンズと、を含
む光ピックアップ光学系であるので、同時に二焦点を達
成する光ピックアップ光学系が得られる。
Description
し、特に光ピックアップを有する光学式情報読み取り装
置の光学系のレンズに関する。
uper density disk)等の光ディスクから記録情報を読み
取りできるコンパチブル光学式ビデオディスクプレ―ヤ
等の光学式情報読み取り装置の光学系に用いられ得るよ
うに、二焦点レンズが求められている。CD及びSDな
どの光ディスクにおいて、光ディスク厚みの異なる仕様
のシステムが混在し、これらを同じプレーヤで再生する
ことができれば好都合である。また多層構造の光ディス
クでは、各層毎に実効上の光ディスクの厚みが異なる。
これら層厚みは読み取り対物レンズにとって、球面収差
が生ずることとなる。また、異なる光ディスクにおい
て、読み取り対物レンズの最適な開口数NAも異なって
くることがある。これらを解決するために、上記二焦点
レンズは非常に有効である。
られている。ホログラムレンズは、同心円状の凹凸ある
いは屈折率分布の回折格子を有するホログラムと基盤等
に凹凸、あるいは屈折率分布を設けて、これにレンズ作
用を持たせたものである。このホログラムレンズは、回
折を用いているため、入射ビームをいくつかのビームに
分けることができる。
には、高い回折効率のホログラムを作製するのが難し
く、実際に利用できる光量が少ない、さらに、ホログラ
ムの波長依存性が強いため、レーザーの波長の変化に対
して弱い、などの欠点がある。
光量が得られかつレーザーの波長の変化に対して強い二
焦点レンズ及び結晶レンズなどの光学素子並びにこれを
用いた光ピックアップ光学系を提供することを目的とす
る。
の少なくとも1つが曲面表面である一軸結晶からなるこ
とを特徴とする二焦点結晶レンズである。一軸結晶の複
屈折を利用して互いに直行する振動面を有する異常光線
及び常光線の偏光を分離して二焦点を得るので、構成が
簡素で小型化低コスト化ができる故に、好ましい。
学結晶軸を有する前記二焦点結晶レンズは、常光線屈折
率から最大に偏倚した異常光線屈折率を得ることがで
き、二焦点間を最大に設定できるので、好ましい。一軸
結晶が入射光線の光軸に平行である光学結晶軸を有する
前記二焦点結晶レンズは、入射光線の光軸から曲面表面
上の距離に応じて偏光の分離の程度を設定できるので、
好ましい。
点結晶レンズは、近軸条件又は収差補正を満たすことが
できるので、好ましい。さらに、レンズ表面を円柱若し
くは楕円柱などの曲面とすることもできる。なお、非球
面はレンズ径方向に連続的に異なった曲率半径を有する
面である。2つの共軸面の少なくとも一方の上に形成さ
れた光学的等方性材料からなる非球面層を有する前記二
焦点結晶レンズは、非球面層がサブミクロンオーダー鏡
面仕上金型により加工されたレンズ基板上に数十マイク
ロメータ厚で紫外線硬化樹脂などの重合形成で得られ、
小型化低コスト化ができるので、好ましい。
なる第1レンズ体と、前記第1レンズ体に曲面の界面を
介して接合する透光性の光学材料からなる第2レンズ体
と、からなることを特徴とする結晶レンズである。一軸
結晶の複屈折を利用して互いに直行する振動面を有する
異常光線及び常光線の偏光を分離して異なるレンズ作用
を同時に達成できるので、好ましい。
に一致させて配置されたとき、前記第1又は2レンズ体
の一方は、該入射光線の光軸上に配置されかつ、その横
断面面積が入射光線の波面方向における入射光線の横断
面面積より小である前記結晶レンズは、部分的にレンズ
体を形成するだけなので、小型化低コスト化ができ好ま
しい。
記結晶レンズ並びに、入射光線の入射側及び屈折光線の
出射側の表面の少なくとも一方が平面、球面又は非球面
である前記結晶レンズも、近軸条件又は収差補正を満た
すことができるので、好ましく、曲面の界面並びに表面
を円柱若しくは楕円柱などの曲面とすることもできる。
る前記結晶レンズは、安価に形成できる平板基板から一
面にレンズ体を形成するだけなので、小型化低コスト化
ができ好ましい。前記光学材料が第2の一軸結晶である
ことを特徴とする前記結晶レンズは、2つの一軸結晶の
異常光線及び常光線の屈折率差を選択的に使用できるの
で、好ましい。
一材料である前記結晶レンズは、製造行程が簡略化でき
るので、小型化低コスト化ができ好ましい。前記一軸結
晶及び前記第2の一軸結晶が異なる種類の材料である前
記結晶レンズは、材料選択の範囲が拡がるので、好まし
い。前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶がそれぞれ入
射光線の光軸に垂直である光学結晶軸を有している前記
結晶レンズは、光学結晶軸設定、入射光線の光軸設定が
簡素になるので、好ましい。
学結晶軸が互いに交差して配置されている前記結晶レン
ズは、2つの一軸結晶の異常光線及び常光線の任意の屈
折率差を任意に設定できるので、好ましい。前記一軸結
晶及び前記第2の一軸結晶の光学結晶軸が互いに90度
の角度をなして配置されている前記結晶レンズは、2つ
の偏光の最大の屈折率を得ることができるので、好まし
い。
学結晶軸が互いに45度の角度をなして配置されている
ことを特徴とする前記結晶レンズは、2つの偏光の光量
を略等しくできるので、好ましい。前記光学材料が光学
的等方性材料である前記結晶レンズは、光学的等方性材
料が一軸結晶より安価の場合が多く、さらに製造行程が
簡略化できるので、小型化低コスト化ができ好ましい。
結晶の異常光線屈折率又は常光線屈折率に略等しい前記
結晶レンズは、入射光線が平行ならば平行光線と収束又
は発散光線とが得られるので、好ましい。前記光学的等
方性材料が光学ガラス又は合成樹脂である前記結晶レン
ズは、一軸結晶より安価で、さらに製造行程が簡略化で
きるので、小型化低コスト化ができ好ましい。
なくとも1つが球面又は非球面である一軸結晶からなる
二焦点結晶レンズを対物レンズとして用いた光ピックア
ップ光学系である。これは、CD及びSD用のコンパチ
ブルプレーヤの構造を極めて簡略化できるので、小型化
低コスト化ができ好ましい。また、本発明は、透光性の
一軸結晶からなる第1レンズ体及び、前記第1レンズ体
に球面又は非球面の界面を介して接合する透光性の第2
の一軸結晶又は光学的等方性材料からなる第2レンズ体
からなる結晶レンズと、前記結晶レンズに共軸に配置さ
れた対物レンズと、を含むことを特徴とする光ピックア
ップ光学系である。これは、同時に二焦点を達成する光
ピックアップ光学系となり、CD及びSD用のコンパチ
ブルプレーヤの構造を簡略化できるので、小型化低コス
ト化ができ好ましい。
面面積が入射光線の波面方向における入射光線の横断面
面積より小である前記光ピックアップ光学系は、結晶レ
ンズ自体を開口数制限手段となし、二焦点を達成すると
同時に開口数を制限する光ピックアップ光学系となり、
異なる仕様のCD及びSD用のコンパチブルプレーヤの
構造を極めて簡略化できるので、小型化低コスト化がで
き好ましい。
開口数を制限する開口数制限手段を含む前記光ピックア
ップ光学系は、前記開口数制限手段が該入射光線の光軸
上に形成されかつ、入射光線の波面方向における入射光
線の横断面面積より小である開口を有する環状偏光板で
ある場合、並びに、前記開口数制限手段が入射光線の横
断面面積より小である1/4波長板である場合、とも
に、CD及びSD用のコンパチブルプレーヤの構造を簡
素にできる。
軸結晶からなり、2つのレンズ共軸面の少なくとも1つ
が球面又は非球面で、その光学結晶軸が入射光線の光軸
に対し垂直又は平行になされている。二焦点レンズは、
2つの共軸面の少なくとも1方に非球面樹脂層を設ける
こともできる。発明者は、光学的異方性材料の示す複屈
折に着目し、複屈折性材料をレンズへ応用した。異方性
結晶材料内の電場が光電場である場合、異方性物質ある
いは結晶は、直交する2つの偏光に対して異なる屈折率
を有するという複屈折性を示す。いま、電気変位ベクト
ルDの各成分をDiとすると、
のエネルギーUが一定の条件(A2)及び(A3)を連
立することによって記述できる。結晶中の直交軸を適当
に定めれば、εijを対角化することができる。
線は一般に楕円となり、その直交する2つの主軸方向に
偏光した(光電場が振動方向をもつ)光波は、主軸の長
さに相当する2つの異なる屈折率をもって結晶中を伝搬
する。xiは光学的主軸,niは主屈折率とよばれ、結晶
は以下の3通りに分類される。 1) n1=n2=n3の場合、複屈折性を示さない等方
性結晶(等軸晶系) 2) n1=n2≠n3の場合、一軸結晶(正方晶系、三
方晶系、六方晶系) 3) n1≠n2≠n3の場合、二軸結晶(三斜晶系、単
斜晶系、斜方晶系) 一軸結晶においては、z軸と光波の伝搬方向で作られる
平面(主断面)に垂直な偏光方向を有する常光線は、そ
の伝搬方向によらず、一定の屈折率n1=n2=n0(常
光線屈折率)をもって結晶中を伝搬する。一方、主断面
内の偏光方向を有する異常光線は、その伝搬方向と、z
軸のなす角をθとすると、次式のn(θ)で与えられる
屈折率をもって結晶中を伝搬する。
内伝搬方向に依存してθ=0〜90度でno(常光線屈
折率)〜ne(異常光線屈折率)に変わる。一軸結晶で
は、n(θ)=noとなる方向(θ=0に対応するz軸
方向=光学軸又は光学結晶軸)が1つだけある。ne>
noの場合の水晶(石英)等を正結晶、no>neの場合
の方解石等を負結晶という。
の光軸に非平行であれば、異常光線及び常光線の互いに
垂直な振動面の2つ偏光を分離できる二焦点レンズが得
られる。特に、入射光線の光軸に垂直な光学結晶軸の一
軸結晶の二焦点レンズでは最大の偏角で2つ偏光が得ら
れる。二焦点レンズにおいて、例えば、ガウス領域にお
ける2つの球面からなる単レンズを考えた場合に、この
結像式は次式のように示される。
率、r1,r2は2つの球面の極率半径、dはレンズ厚を
示す。ここで、例えば、二焦点レンズを平凸レンズを構
成した場合(r2=∞)、上記式より
させることができる。すなわち、入射光線の光軸に対し
て一軸結晶の光学結晶軸のなす角を適宜に選択すること
によって、二焦点距離の差を変化させることができる。
の光学結晶軸のなす角を零、すなわち平行にしたときで
も、入射光線の光軸上ではn(θ)=noで該光軸から
離れるに従って異常光線が分離する。二焦点レンズの曲
面表面は球面の他に、非球面とすることもでき、2つ偏
光の分離方向、収差を補正するように設定できる。さら
に、偏光分離方向、収差補正のために、二焦点レンズ
は、2つの共軸面の少なくとも1方に非球面樹脂層を設
けることもできる。
ンズ又は光学素子としてもよい。二軸結晶においては、
光学的主軸x3,x1と方位角θ,φをなして伝搬する直
交する2つの偏光に対する屈折率nは、n2に関する2
次方程式
学結晶軸方向を適宜設定してレンズ又は光学素子が得ら
れる。一軸結晶の例を下表に示す。
ズ1は一軸結晶からなる単レンズで、空気中で入射光線
の光軸2上に配置されており、入射側及び出射側の2つ
の共軸面3,4を有している。この一軸結晶はno>n
eの関係がある方解石などの負結晶である。入射側面3
は平面で、出射側面4は球面である。一軸結晶の光学結
晶軸5が入射光線の光軸2に垂直になされている。入射
側面3側から例えば直線偏光を入射した場合に、一軸結
晶の主断面に垂直な振動面を有する常光線7(O-ray)と
一軸結晶の主断面に平行な振動面を有する異常光線8(E
-ray)とに別れ、それぞれ常光線焦点fno及び異常光
線焦点fneに収束する。n e>noの水晶(石英)など
の正一軸結晶を用いた場合は、fno及びfneの順序
が逆になる。
軸2に対して垂直の他に、非平行としても、又は、平行
になるようにしても良い。また、共軸面3,4は両面と
も球面にしても又は非球面とても良い。さらに、二焦点
レンズは、共軸面の少なくとも1方に非球面樹脂層を設
けることもできる。 (結晶レンズ)次に、図2に示すように、第2実施例の
結晶レンズ10は、入射側に配置され透光性の負一軸結
晶からなる第1の凸レンズ体11と、出射側に配置され
第1の凸レンズ体に球面又は非球面の曲面界面9を介し
て接合する同一の一軸結晶からなる第2の凹レンズ体1
2と、からなる平板複合レンズである。結晶レンズ10
では、それぞれの一軸結晶の光学結晶軸が入射光線の光
軸2に垂直になされて、2枚の凹凸レンズの光学結晶軸
を直角になるように貼り合わせてある。no>neの関
係がある負一軸結晶であるために、凸レンズ体11を通
過した入射光線の振動方向によって、図2ように凸レン
ズとして働いたり、凹レンズとして働く。
側に配置され透光性の一軸結晶からなる第1レンズ体
と、出射側に配置され第1レンズ体に曲面の界面を介し
て接合する透光性の第2の一軸結晶の光学材料からなる
第2レンズ体と、からなる複合レンズである。上記では
第2及び第1レンズ体が同一の一軸結晶からなるが、一
軸結晶及び第2の一軸結晶の種類は異同を問わず、種々
の一軸結晶から選択できる。
は、一軸結晶及び第2の一軸結晶の光学結晶軸(双矢
印)が互いに90度の他に45度の角度で傾斜又は交差
して配置されている複合レンズとしてもよい。図4に示
すように、上記二焦点結晶レンズと同様に、一軸結晶1
1及び第2の一軸結晶12それぞれの光学結晶軸が入射
光線の光軸2に垂直でそれぞれが垂直である他に、一軸
結晶11光学結晶軸が光軸2に平行でかつ第2の一軸結
晶12がこれに垂直若しくはこの逆、などの軸の設定が
なされ得る。結晶レンズは、入射側及び出射側の表面が
平面で平行である平板レンズとしてもよい。結晶レンズ
の出射側又は入射側の表面は平面、球面又は非球面とし
てもよい。
は、第1及び第2レンズ体の一方を一軸結晶に代えて、
光学ガラス、合成樹脂などの光学的等方性材料としても
よい。すなわち、図5に示すように、片方のレンズ体例
えば第1の凸レンズ体を、光学結晶でなく、光学ガラ
ス、合成樹脂などの光学的等方性材料の凸レンズ11a
(屈折率=ng=ne)とした結晶レンズ10すること
もできる。
が無く単なる平行平板となる。一方、常光線の場合に
は、凹レンズとして作用する。このように光学結晶を用
いることにより、様々なレンズ作用を入射光線の偏光方
向によって自由に変えることができる。上記実施例同様
に、これら一軸結晶の光学結晶軸を、入射光線の光軸に
平行にすることによって、様々なレンズ作用を得ること
もできる。入射及び出射両端で平行平面で構成された結
晶レンズ例で説明したが、実行上効果が許される範囲
で、入射及び出射両端を球面や非球面で構成することも
できることは明らかである。
ば第3実施例の全面貼り合わせタイプとしては、図6に
示すように、水晶などの比較的屈折率が低い正一軸結晶
(no<ne)を第1の凸レンズ体に用い、光学結晶軸
を入射光線光軸に垂直とし、光学ガラス(屈折率=ng
=no)を第2凹レンズ体に用いることもできる。すな
わち、結晶レンズ20は、第1の凸レンズ体21と、こ
れに球曲界面9を介して接合する透光性の光学ガラス材
料からなる第2の凹レンズ体22aと、する。そして、
凸レンズ体21の光学結晶軸に対して45°に傾斜した
振動面の直線偏光の光を入射させる。
射すると、水晶の複屈折性から結晶の常光線の直線偏光
と異常光線の直線偏光に別れる。球曲界面に入射する際
に、常光線は屈折率の変化がないので、平行平板を透過
した場合と同じような振る舞いをする。一方、異常光線
は次の面に入射する際に屈折率の差によって屈折され凹
レンズような振る舞いをする。
ように、平行平板の結晶レンズ30は、負一軸結晶から
なる第1の凸レンズ体31と、これに球曲界面9を介し
て接合する透光性の光学ガラス材料(屈折率=ng=n
o)からなる第2の凹レンズ体32と、からなる。入射
光波面における第1レンズ体の横断面面積は、入射光線
の横断面面積より小である。ここで、凸レンズ体31の
光学結晶軸に対して45°に傾斜した振動面の直線偏光
の光を入射させる。この光は常光線と異常光線の成分に
分けて考えることができ、図8に示すように、常光線の
成分(図では紙面の上下に振動している成分)は、周辺
部で全部光学素子を通過する。光学素子中心部も光学結
晶は常光線に対してnoで、光学ガラス32のngと等
しくなるので、常光線は平行平板ガラスを通過した場合
と同じで、何のレンズ効果も発生しない。一方、異常光
線の成分(図の紙面と垂直に振動している成分)は、周
辺部で全部光学素子を通過するが、中心部では異常光線
に対してneとなり、光学ガラスの屈折率(ng)より
低く、凹レンズとして働く。
化させる場合は、図9に示すように、第4実施例に加え
て、さらに、入射光線の全偏光成分が第1レンズ体へ直
接入射するような開口を有する環状偏光板40を第2レ
ンズ体32の入射側上に配置する。環状偏光板40が常
光線を通すものとすると、異常光線の成分は、中心部で
は偏光板により遮断され、光学結晶周辺部の光は通過す
ることはできないので異常光線束は制限される。
みタイプの結晶レンズ構造は、第1及び第2レンズ体に
LiNbO3などの比較的屈折率が高い結晶を用いた場
合に適用できる。図10に示すように、例えば結晶レン
ズ50は、LiNbO3の第1凸レンズ体51の光学結
晶軸に対して45°に傾斜したLiNbO3の第2凹レ
ンズ体52を有する。この結晶レンズ50は、図11に
示すように、外周部分に入射した光はそのまま平行平板
を透過する。中心部分に入射した光は、次の面に入射す
る際に、後の結晶の常光線の直線偏光、および異常光線
の直線偏光に別れる。常光線の光は次の面に移る際に、
屈折率の変化がないので、平行平板を透過した場合と同
じような振る舞いをする。一方、異常光線は次の面に入
射する際に屈折率の差によって屈折される。このよう
に、結晶レンズは、第1及び2レンズ体を一軸結晶とし
て、それぞれの光学結晶軸を入射光線の光軸に垂直と
し、第1及び2の一軸結晶の光学結晶軸が互いに45度
の角度をなして配置されている複合レンズとしてもよ
い。
有する光学式情報読み取り装置の光学系に利用すること
ができる。CD及びSDなどの光ディスクにおいて、球
面収差をもたらす各層毎厚みが異なる多層構造の光ディ
スクでも、また、読み取り対物レンズの最適な開口数N
Aも異なる仕様の場合でも、これら光ディスクを同じプ
レーヤで再生することができ、上記結晶レンズの偏光光
学素子は非常に有効である。 (光ピックアップ光学系)CD再生時の光学系とSD再
生時の光学系では以下のような違いがある。
0.6に対して、CD再生時は0.37である) (2) 光ディスク厚みの違い。(SD再生時が0.6mm
に対して、CD再生時は1.2mmである) 従って、CD/SDコンパチブル光ピックアップを実現
するためには、最低限上記の2つの違いを補正してやる
必要がある。光ディスク厚み及びNAの違いは、結晶レ
ンズの一軸結晶材料及び等方性材料の選択、並びにその
表面及び界面の曲面球面の曲率、形状を適宜設計するこ
とで補正することができる。
偏光光学素子として、図12に示すように、光ディスク
の厚みと読み取り対物レンズの最適NAとが異なる仕様
の光ディスク用の光ピックアップ光学系に用いるこでき
る。すなわち、光ピックアップ光学系には、この結晶レ
ンズ30下流に対物レンズ90が配置され、さらに下流
に光ディスク60,70が配置され、結晶レンズ30及
び対物レンズ90間の距離を保ったままで対物レンズ9
0及び光ディスク60,70の対物レンズ光ディスク間
距離wdを変えるフォーカスサーボ手段を備えられてい
る。
生時の光ディスク70の厚み0.6mm、NA=0.6
と、CD再生時の光ディスク60の厚み1.2mm、N
A=0.37のシステムと、で最適のシステムを同じピ
ックアップ(結晶レンズ40及び対物レンズ90間の距
離一定)で読みとることができる。SD再生時の結晶レ
ンズ30は、常光線の場合で単なる平行平板ガラスとし
て機能し、対物レンズ光ディスク間距離wdの設定で光デ
ィスクに集光できる。
ク厚み、NA共に変化させなくてはならない。このとき
異常光線を用いて、結晶レンズ30は第1凸レンズ体3
1周辺の偏光板40により、光束を小さくして実効NA
を下げている。すなわち、光軸から半径r以上の第2レ
ンズ体領域を通る光線については、平行平板として作用
する。一方、半径r以下の第1レンズ体領域を通る光線
のみが、レンズ作用を受ける。
ステムによる、2層の記録層を有する光ディスクに同時
に2つの偏光光を集光できる。また、この一軸結晶第1
レンズ及び光学ガラス第2レンズからなる結晶レンズに
代えて、上記図10の一軸結晶第1レンズ及び一軸結晶
第2レンズからなる結晶レンズにしても同様な光ピック
アップ光学系が得られる。なお、光ディスク厚みの違い
により発生する球面収差は、像物点間距離を変えること
で、除去することができる。光ディスク厚みの変化が大
きく球面収差の発生が大きい時、このような偏光光学素
子で取りきれない場合には、レンズ体界面を非球面形状
にすることにより、より効果を上げることができる。
系は、入射側に配置され透光性の一軸結晶からなる第1
レンズ体、及び、出射側に配置され第1レンズ体に曲面
の界面を介して接合する透光性の一軸結晶又は等方性光
学材料からなる第2レンズ体、からなる結晶レンズを含
み、結晶レンズをその主面の法線が入射光線の光軸に一
致させ配置したとき、入射光線が第2レンズ体へ直接入
射するように第1レンズ体の横断面面積が入射光線の横
断面面積より小であることが必要である。
アップ光学系の小横断面面積第1レンズ体を有する結晶
レンズに代えて、上記第3実施例の全面貼り合わせタイ
プの結晶レンズを用いる場合、NAの補正については、
入射ビーム径をSD再生時に比べて細くする開口数制限
手段を設けることで対応できる。すなわち、図9に示し
た結晶レンズの前に偏光板40を挿入することにより、
図13に示すように、前述の光ピックアップ光学系と同
様にCD/SDコンパチブル光ピックアップを実現でき
る。
の光ピックアップ光学系では、図13の偏光板40に代
えて、結晶レンズの前に1/4波長板40aを挿入する
ことによって、前述の光ピックアップ光学系と同様にC
D/SDコンパチブル光ピックアップを実現できる。こ
のように、開口数制限手段は、結晶レンズをその主面の
法線が入射光線の光軸に一致させ配置したとき、入射光
線の全偏光成分が第1レンズ体へ直接入射するような開
口を有する環状偏光板か、あるいは、入射光線の横断面
面積より小である面積を有する1/4波長板であること
が必要である。 (具体例)複屈折媒体としては水晶(no=1.542,n
e=1.551)(波長650nm)を用い、光学ガラスとしては
ショット(SCHOTT)社製造のBALF8(n= 1.55125
9)を用いて、曲面界面形状は球面を用いて行った。光
ディスク厚tdをどのくらいにまで厚くできるか検討を
行った。以下の表にその結果を示す。
面を用いて行った。その結果、光ディスク厚1.2mm
に対しても最適な設計値を得ることができた。その結果
を示す。
状は球面とした。以下の表にその結果を示す。
いて行った。その結果、1.2mmの光ディスクに対し
ても、ほぼ無収差の理想的な結晶レンズを得ることがで
きた。
とも1つが曲面表面である一軸結晶からなる二焦点結晶
レンズであるので、一軸結晶の複屈折を利用して互いに
直行する振動面を有する異常光線及び常光線の偏光を分
離して二焦点を得、構成が簡素で小型化低コスト化がで
きる対物レンズが得られる。また本発明は、透光性の一
軸結晶からなる第1レンズ体と、第1レンズ体に曲面の
界面を介して接合する透光性の光学材料からなる第2レ
ンズ体と、からなる結晶レンズであるので、異常光線及
び常光線の偏光を分離して異なるレンズ作用を同時に達
成できる。よって、実用できる光量が得られかつレーザ
ーの波長の変化に対して強い結晶レンズ及び光学素子を
得ることができる。
も1つが球面又は非球面である一軸結晶からなる二焦点
結晶レンズを対物レンズとして用いた光ピックアップ光
学系であるので、CD及びSD用のコンパチブルプレー
ヤの構造を極めて簡略化でき、小型化低コスト化が達成
される。本発明は、透光性の一軸結晶からなる第1レン
ズ体及び、第1レンズ体に球面又は非球面の界面を介し
て接合する透光性の第2の一軸結晶又は光学的等方性材
料からなる第2レンズ体からなる結晶レンズと、結晶レ
ンズに共軸に配置された対物レンズと、を含む光ピック
アップ光学系であるので、同時に二焦点を達成する光ピ
ックアップ光学系が得られる。
図である。
断面図である。
断面図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 2つの共軸面の少なくとも1つが曲面表
面である一軸結晶からなることを特徴とする二焦点結晶
レンズ。 - 【請求項2】 前記一軸結晶が入射光線の光軸に垂直で
ある光学結晶軸を有することを特徴とする請求項1記載
の二焦点結晶レンズ。 - 【請求項3】 前記一軸結晶が入射光線の光軸に平行で
ある光学結晶軸を有することを特徴とする請求項1記載
の二焦点結晶レンズ。 - 【請求項4】 前記曲面表面が球面又は非球面であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1記載の二焦点
結晶レンズ。 - 【請求項5】 前記2つの共軸面の少なくとも一方の上
に形成された光学的等方性材料からなる非球面層を有す
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の二
焦点結晶レンズ。 - 【請求項6】 透光性の一軸結晶からなる第1レンズ体
と、前記第1レンズ体に曲面の界面を介して接合する透
光性の光学材料からなる第2レンズ体と、からなること
を特徴とする結晶レンズ。 - 【請求項7】 前記一軸結晶が入射光線の光軸に垂直で
ある光学結晶軸を有することを特徴とする請求項6記載
の結晶レンズ。 - 【請求項8】 前記一軸結晶が入射光線の光軸に平行で
ある光学結晶軸を有することを特徴とする請求項6記載
の結晶レンズ。 - 【請求項9】 その主面の法線が入射光線の光軸に一致
させて配置されたとき、前記第1又は2レンズ体の一方
は、該入射光線の光軸上に配置されかつ、その横断面面
積が入射光線の波面方向における入射光線の横断面面積
より小であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか
1記載の結晶レンズ。 - 【請求項10】 前記曲面の界面が球面又は非球面であ
ることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1記載の結
晶レンズ。 - 【請求項11】 入射光線の入射側及び屈折光線の出射
側の表面の少なくとも一方が平面、球面又は非球面であ
ることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1記載の
結晶レンズ。 - 【請求項12】 前記入射側及び出射側の表面が平面で
平行であることを特徴とする請求項11記載の結晶レン
ズ。 - 【請求項13】 前記光学材料が第2の一軸結晶である
ことを特徴とする請求項6〜12のいずれか1記載の結
晶レンズ。 - 【請求項14】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
が同一材料であることを特徴とする請求項13記載の結
晶レンズ。 - 【請求項15】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
が異なる種類の材料であることを特徴とする請求項13
記載の結晶レンズ。 - 【請求項16】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
がそれぞれ入射光線の光軸に垂直である光学結晶軸を有
していることを特徴とする請求項13〜15のいずれか
1記載の結晶レンズ。 - 【請求項17】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
の光学結晶軸が互いに交差して配置されていることを特
徴とする請求項13〜16のいずれか1記載の結晶レン
ズ。 - 【請求項18】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
の光学結晶軸が互いに90度の角度をなして配置されて
いることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1記
載の結晶レンズ。 - 【請求項19】 前記一軸結晶及び前記第2の一軸結晶
の光学結晶軸が互いに45度の角度をなして配置されて
いることを特徴とする請求項13〜18のいずれか1記
載の結晶レンズ。 - 【請求項20】 前記光学材料が光学的等方性材料であ
ることを特徴とする請求項6〜12のいずれか1記載の
結晶レンズ。 - 【請求項21】 前記光学的等方性材料の屈折率が前記
一軸結晶の異常光線屈折率又は常光線屈折率に略等しい
ことを特徴とする請求項20記載の結晶レンズ。 - 【請求項22】 前記光学的等方性材料が光学ガラス又
は合成樹脂であることを特徴とする請求項21又は22
記載の結晶レンズ。 - 【請求項23】 2つの共軸面の少なくとも1つが球面
又は非球面である一軸結晶からなる二焦点結晶レンズを
対物レンズとして用いたことを特徴とする光ピックアッ
プ光学系。 - 【請求項24】 透光性の一軸結晶からなる第1レンズ
体及び、前記第1レンズ体に球面又は非球面の界面を介
して接合する透光性の第2の一軸結晶又は光学的等方性
材料からなる第2レンズ体からなる結晶レンズと、前記
結晶レンズに共軸に配置された対物レンズと、を含むこ
とを特徴とする光ピックアップ光学系。 - 【請求項25】 前記第1又は2レンズ体の一方は、そ
の横断面面積が入射光線の波面方向における入射光線の
横断面面積より小であることを特徴とする請求項24記
載の光ピックアップ光学系。 - 【請求項26】 前記結晶レンズの入射側に共軸に配置
され開口数を制限する開口数制限手段を含むことを特徴
とする請求項24又は25記載の光ピックアップ光学
系。 - 【請求項27】 前記開口数制限手段は、該入射光線の
光軸上に形成されかつ、入射光線の波面方向における入
射光線の横断面面積より小である開口を有する環状偏光
板であることを特徴とする請求項26記載の光ピックア
ップ光学系。 - 【請求項28】 前記開口数制限手段は、入射光線の横
断面面積より小である1/4波長板であることを特徴と
する請求項26記載の光ピックアップ光学系。
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