JPH0943347A - 識別装置および識別システム - Google Patents

識別装置および識別システム

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JPH0943347A
JPH0943347A JP19722995A JP19722995A JPH0943347A JP H0943347 A JPH0943347 A JP H0943347A JP 19722995 A JP19722995 A JP 19722995A JP 19722995 A JP19722995 A JP 19722995A JP H0943347 A JPH0943347 A JP H0943347A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 商品に識別装置を添付して、清算と出口で質
問器によってチェックおよび在庫管理を行なう場合に、
誤った識別、計数などが行なわれる。 【解決手段】 質問器からの質問電波を受信する受信手
段21と、質問電波に応じて、予め設定された固有の識
別コードを含む応答電波を送出する手段22、23、2
5と、質問電波が所定の第1の条件を満たす時間中断す
ると、そのことを示す第1の検出信号S1を発生する第
1のギャップ長検出手段31と、質問電波が所定の第2
の条件を満たす時間中断すると、そのことを示す第2の
検出信号S2を発生する第2のギャップ長検出手段32
とを備える。応答電波を送出する手段は、応答電波の送
出直後、第1および第2の検出信号の何れかが発生され
たときに、応答電波の送出を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品、車両、動物
等(以下、物品等という)に添付され、質問器からの質
問電波を受信し、質問器への応答電波を送出することに
より、前記物品等の識別を行なう識別装置に関し、また
前記識別装置を用いた識別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の識別装置は、物品あるいはその
容器に添付されて使用され、送信機能、受信機能を有す
る質問器とともに用いられるもので、例えばスーパーマ
ーケットで商品の販売に際しての清算、在庫管理、及び
商品の不当な持出しの防止のための店の出口でのチェッ
クに利用される。
【0003】図4は、従来の識別装置と質問器の構成を
示すブロック図である。10は質問器、20は識別装置
である。識別装置20は、質問器10からの質問電波を
受信する受信部21と、識別装置20の識別情報を生成
するコード発生部22と、コード発生部22の識別情報
に従って受信部21からの質問電波を変調する変調部2
3と、変調部23の出力を応答電波として出力する送信
部24と、質問電波の中断時間、即ちギャップ長を検出
するギャップ長検出部25とを有する。このギャップ長
検出部25の一例は、特願平5−211454号公報に
記載されているが、例えば応答電波の送信直後に質問電
波が所定時間中断するかどうかを検出している。
【0004】質問器10は、質問電波を送出する送信部
11と、識別装置20からの応答電波を受信する受信部
12と、受信した応答電波から識別信号を取りだすコー
ド解析部12と、制御部14とを有する。識別装置20
は最初、電力が供給されていない状態(以下、リセット
状態と称する)にあり、すべての回路は動作していな
い。
【0005】質問器10からの質問電波が識別装置20
で受信されると、識別装置20の受信部21では、図示
しない整流回路及びコンデンサにより、識別装置20の
動作に用いる電力として蓄積するとともに、前記質問電
波に応じてコード発生部22の識別情報により質問電波
を変調部23で変調して応答電波を形成し、送信部24
から出力する。この応答電波はランダムな時間間隔で、
間欠的に送出される。質問器10は、応答電波を受信部
12で受信して識別装置20の識別コードを引出し、対
応する商品の識別、計数などを行なう。また、応答電波
の受信から所定時間質問電波の送出を中断する。識別装
置20は、自らの応答電波の送出直後、所定の時間(ギ
ャップ長)G0だけ質問電波が中断されたことをギャッ
プ長検出部25で検出すると、識別情報が質問器10に
受け付けられたと判断し、それ以後コード発生部22か
らの識別情報の出力を禁止し、応答電波の送出を停止す
る状態、即ちセット状態となる。逆に、自らの応答電波
の送出直後、質問電波が中断されなかった場合は、識別
情報が受け付けられていないと判断し、引き続き応答電
波を間欠的に送出する。以上の処理は、識別情報が受け
付けられるまで繰り返される。これにより、同一の識別
装置20が繰返して計数されるのを防いでいる。
【0006】一方、質問器では識別装置20からの電波
のジャムなどで識別コードが正しく識別されなかった場
合には、質問電波の送出が続けられるので、識別装置2
0は引続き応答電波の送信を行なう。かくして、応答電
波の送出は識別コードが正しく識別されるまで繰返され
る。
【0007】一つの質問器10に対し、複数の識別装置
がある場合にも、各識別装置が間欠的に、しかもランダ
ムな時間間隔で応答電波を送出しているので、応答電波
の送出を繰返すうちにいずれは正しく識別される。
【0008】このようにして、複数の商品に添付した識
別装置からの応答電波を検出して、在庫管理、清算場所
の清算、出口でのチェックなどを行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記の識別
装置を、清算場所での清算および店の出口でのチェック
のため、清算場所に設置された質問器および出口に設置
された質問器とともに用いた場合には、以下のような問
題がある。
【0010】店内におかれた商品に取付けられた識別装
置は、リセット状態にある。その商品が清算場所に持込
まれ、電波の到達範囲に入ると前記動作によって清算が
行なわれる。清算場所で清算を終えた後、商品が清算場
所に設置された質問器の電波到達範囲外に持出される
と、電波による電力供給が断たれて、リセット状態とな
り、清算を受けていない識別装置と同じ状態になる。従
って、次に出口に設けられた質問器においては、清算場
所で清算を受けた識別装置と清算を受けていない識別装
置との区別がつかない。
【0011】これを防止するには、質問器の質問電波を
強くして、清算場所から出口に至る領域がすべて何れか
の質問器によりカバーされるようにすることもできる。
しかし、出口の質問器の質問電波が清算場所の商品の識
別装置に到達したり、また清算場所が複数ある場合に
は、一つの清算場所の質問器からの質問電波が他の清算
場所の商品の質問器に到達してしまう問題がある。また
清算場所の質問器の質問電波が、店内での在庫管理を受
けている商品の識別装置に到達したり、逆に在庫管理用
の質問器の質問電波が清算場所の商品の識別装置に到達
して、誤った識別、計数動作が行なわれてしまうおそれ
もある。したがって、清算のための電波の到達範囲は、
ある程度小さくなければならない。
【0012】この発明は、前記の課題を解決するために
なされたもので、その目的は、清算、出口でのチェッ
ク、在庫管理など種々の目的で利用し得る識別装置を提
供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、清算と出口でのチェ
ックおよび在庫管理が比較的近くで行なわれても、誤っ
た識別、計数などが行なわれるおそれのない識別システ
ムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の識別装置は、
質問器からの質問電波を受信する受信手段と、前記質問
電波に応じて、予め設定された固有の識別コードを含む
応答電波を送出する手段と、前記質問電波が所定の第1
の条件を満たす時間中断すると、そのことを示す第1の
検出信号を発生する第1のギャップ長検出手段と、前記
質問電波が所定の第2の条件を満たす時間中断すると、
そのことを示す第2の検出信号を発生する第2のギャッ
プ長検出手段とを備え、前記応答電波を送出する手段
は、前記応答電波の送出直後、前記第1および第2の検
出信号の何れかが発生されたときに、それ以降の応答電
波の送出を停止することを特徴とする。
【0015】請求項2の識別装置では、前記応答電波を
送出する手段は、前記応答電波の送出直後、前記第1の
検出信号が発生されると、前記応答電波の送出を停止
し、かつ蓄積された電力が一旦途絶えた後電力の供給を
受けるようになっても、前記応答電波を送出しない状態
を維持することを特徴とする。
【0016】請求項3の識別装置は、さらに、前記第1
の検出信号が発生されたときに、そのことを表示する表
示手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4の識別装置では、前記表示手段
は、電圧の印加により変色するエレクトロクロミックデ
バイスと、前記第1の検出信号に応じて前記エレクトロ
クロミックデバイスに電圧を印加する表示制御手段とを
有することを特徴とする。
【0018】請求項5の識別装置では、前記第1の条件
は、前記質問電波の送出の中断の長さが、所定の第1の
範囲であることを特徴とする。
【0019】請求項6の識別装置では、前記第2の条件
は、前記質問電波の送出の中断時間の長さが、前記所定
の第1の範囲を含まない、所定の第2の範囲であること
を特徴とする。
【0020】請求項7の識別装置では、前記第2の条件
は、前記質問電波の中断時間の長さが、所定の第2の長
さ以上続くことであり、前記第2の長さは前記第1の範
囲よりも長いことを特徴とする。
【0021】請求項8の識別システムは、第1の質問器
と、第2の質問器と、請求項1ないし6の何れかに記載
の識別装置とを備え、前記第1および第2の質問器は各
々質問電波を送出し、前記識別装置は前記質問電波に応
じて応答電波を送出し、これにより前記第1および第2
の質問器で前記識別装置を識別する識別システムにおい
て、前記第1の質問器は、前記第1の条件を満たす時間
だけ前記質問電波の送出を中断し、前記第2の質問器
は、前記第2の条件を満たす時間だけ前記質問電波の送
出を中断することを特徴とする。
【0022】
【作用】請求項1の識別装置によれば、異なる中断時間
を有する異なる種類の質問器に対してそれぞれ応答動作
をすることができる。
【0023】請求項2に記載の識別装置によれば、第1
の条件を満たす中断時間を有する質問器(第1の質問
器)に応動したときは、その後質問器に応動することが
ない。このような識別装置を用いれば、一旦質問器の側
を通過したらその後はその識別装置ないし識別装置を添
付した物品の属性が変わり、または変える必要がある場
合に便利である。例えば、第1の質問器がスーパーマー
ケットにおける清算場所の質問器である場合には、商品
が清算により購入した人の所有物となるので、識別装置
の状態を永久に変えることでそのことを示すことができ
る。
【0024】請求項3に記載の識別装置によれば、表示
手段を用いているので、第1の質問器に応動したこと、
ないしは属性が変ったことを目で確認することができ
る。
【0025】請求項4に記載の識別装置によれば、表示
を小型で電力消費の少ないデバイスで実現することがで
きる。
【0026】請求項5に記載の識別装置によれば、第1
の条件を満たしているかどうかの判定を比較的簡単な構
成の回路で実現できる。
【0027】請求項6に記載の識別装置によれば、第1
の条件を第2の条件と独立に設定できるから、確実な動
作を期待できる。
【0028】請求項7に記載の識別装置によれば、第2
の条件を満たしているかどうかの判定を比較的簡単な構
成の回路で実現できる。
【0029】請求項8の識別システムによれば、第1の
質問器、第2の質問器に異なる役割を持たせることによ
り、異なる目的での識別、計数等を行なうことができ
る。
【0030】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
を説明する。以下の実施例はいずれも識別装置および質
問器をスーパーマーケットにおける商品の在庫管理、清
算、出口チェックに適用した場合についてのものであ
る。
【0031】実施例1 図1は、本発明の実施例1の構成を示すブロック図であ
る。識別装置30は、従来の識別装置20と同様に受信
部21、コード発生部22、変調部23および送信部2
4を備えるほか、第1のギャップ長検出部31と第2の
ギャップ長検出部32とを有している。第1のギャップ
長検出部31はそれぞれギャップ長(質問電波の中断時
間)Gが所定の第1の範囲G10〜G11内であると
き、即ちG10<G<G11のときに、これを検出して
第1の検出信号S1を発生する。第2のギャップ長検出
部32はギャップ長Gが所定の第2の範囲G20〜G2
1内であるとき、即ちG20<G<G21のときに、こ
れを検出して第2の検出信号S2を発生する。
【0032】コード発生部22は検出信号S1およびS
2の何れかが発生されると、セット状態となり、コード
の発生を停止する。このセット状態は、識別装置30へ
の電力供給が一旦断たれた後、再び電力が供給されるよ
うになると解除される。即ち識別装置30がリセット状
態となり、検出信号S1、S2が発生される前と同じ状
態になる。変調部23は検出信号S1が発生されると、
応答電波の送出を停止する状態、即ち永久停止状態とな
る。この永久停止状態とは、識別装置30への電力供給
が一旦断たれた後、再び電力が供給されるようになって
も維持され、応答電波の送出を永久に停止する状態をい
う。
【0033】この永久停止状態を示す情報の保持のため
には、電気的に焼き付けて情報を保持する、例えばヒュ
ーズROMや、一旦書き込むことによって、その後に電
源が断たれても情報を保持できる電気的消去可能なEE
PROMを使用できる。
【0034】上記した識別装置30は図2に示すよう
に、複数種類の質問器と共に用いるのに適したものであ
る。図2において、例えば、質問器10Aは在庫管理用
の質問器、10Bは清算用の質問器、10Cは出口での
チェックのための質問器である。質問器10A、10B
および10Cの各々は従来例の質問器10と同様の構成
を有する。但し、中断時間(ギャップ長)が異なる。例
えば、質問器10Bのギャップ長Gbは上記第1の所定
の範囲G10〜G11内に入り、一方質問器10A及び
10Cのギャップ長Ga及びGcは上記第2の所定の範
囲G20〜G21内に入る。即ち、 G10<Gb<G11 G20<Ga<G21 G20<Gc<G21 識別装置30は、在庫管理用の質問器10Aが近づけら
れたときは、質問器10Aに応動し、破線で示すよう
に、清算場所の質問器10Bの近くに持って来られたと
きには、質問器10Bに応動し、鎖線で示すように出口
チェック用の質問器10Cの近くを通るときには質問器
10Cに応動する。質問器10Aおよび10Cに応動す
るときには、第2のギャップ長検出部32がG20<G
a<G21,G20<Gc<G21を検出して検出信号
S2を発生してセット状態となり、それ以後識別コード
の送出を停止する。このような動作の結果、在庫管理の
ための識別、計数や出口でのチェックを行なうことがで
きる。このようにして応動した識別装置30は、質問器
10Aが遠ざけられたり、また質問器10Cから離れれ
ば、リセット状態となり、再度質問器に応動し得る状態
に戻る。
【0035】質問器10bに応動するときには、第1の
ギャップ長検出部31がG10<Gb<G11を検出し
て検出信号S1を発生して、セット状態となり、それ以
後応答電波の送出を停止するだけでなく、変調部23が
永久停止状態となり、いかなる質問器にも応動しなくな
る。このような動作の結果、質問器10Bにより清算の
ための識別、計数ができる。また、このようにして清算
を受けた後は質問器10Aや10Cにも応動しなくな
る。即ち、出口を通るときにも、出口の質問器10Cに
より識別されて不当な持出しと誤って判定されることも
なく、また購買者が清算を済ませて自分のものとなった
商品を店内に持込んだときに在庫管理用の質問器10A
に識別されてしまうと言った不都合もない。
【0036】なお、上記の例では、第2のギャップ長検
出部32はギャップ長Gが第2の範囲G20〜G21内
にあるとき、即ちG20<G<G21のときに、これを
検出して第2の検出信号S2を発生するが、上限を設定
せず、G20<Gのときに第2の検出信号S2を発生す
るようにしてもよい。また、G20とG11とは互いに
等しくてもよい。
【0037】実施例2 図3は、本発明の実施例2の構成を示すブロック図であ
る。この識別装置40は、実施例1の識別装置30と同
様であるが、さらに表示装置33を備えている。この表
示装置33は、表示制御部34と、表示デバイス35と
を有する。表示デバイス35は例えばエレクトロクロミ
ックデバイスで構成され、電荷の注入により変色し、そ
の後電圧が除去されても変色した後の状態を維持する。
一例として、三酸化タングステンWO3は通常は無色で
あるが、電圧印加により青色に変り、その後この状態に
維持する。
【0038】表示制御部34は、第1の検出信号S1が
発生されると、表示デバイス35に電圧を加えて変色さ
せる。
【0039】このような構成にすれば、実施例1と同様
に在庫管理、清算、出口チェックが行なえるのみなら
ず、清算を終えた識別装置の表示デバイス35は変色し
ているので、人間の目でそれを確認することができ便利
である。例えば出口チェックの際質問器10Cにより不
当な持ちだしと判定された商品について、識別装置を目
で見ることにより質問器10Cの判定の当否を確認する
ことができる。
【0040】なお、一旦は清算を終えた商品に不正な加
工等を加えて、再度、密かに商品棚に戻して、客のその
商品に対する信用を損わせようとしても、識別装置が変
色していれば、商品を目で見て容易に発見できるから、
そのような不正行為は確実に防止される。
【0041】上記の例のうち、第1の検出信号S1によ
る応答電波の永久停止を行なわず、表示デバイスによる
変色表示のみを行なうこととしても良い。このような識
別装置は出口チェックを行なわず、在庫管理と清算に識
別装置を利用する場合に有用である。
【0042】なお、上記の例では、エレクトロクロミッ
クデバイスとしてWO3を用いているが、代りにMoO3
のような無機材料や、ビオゲン系の有機材料を用いても
よい。さらに、液晶やLEDなどを用いても良い。
【0043】上記の実施例では、識別装置は、回路動作
に必要な電力を質問電波から取り出しているが、電池を
内蔵した構成とすることもできる。この場合、質問電波
を受けたときに電源を各回路に供給するような構成とす
るのが望ましい。
【0044】以上識別装置および識別システムを、スー
パーマーケットにおける在庫管理、清算、出口チェック
に利用する場合について述べたが、本発明は他の用途、
例えば車両や動物の識別などにも利用できる。
【0045】
【発明の効果】以上、本発明によれば、識別装置が清
算、出口でのチェック、在庫管理など異なる目的で用い
られても、また比較的近くで行なわれても、誤った識
別、計数などが行なわれるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の識別装置を示すブロック
図である。
【図2】 本発明の識別装置と質問器とを含む識別シス
テムを示す概略図である。
【図3】 本発明の実施例2の識別装置を示すブロック
図である。
【図4】 従来の識別装置と質問器を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
30 識別装置、31、32 第1のギャップ長検出
部、32 第2のギャップ長検出部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問器からの質問電波を受信する受信手
    段と、 前記質問電波に応じて、予め設定された固有の識別コー
    ドを含む応答電波を送出する手段と、 前記質問電波が所定の第1の条件を満たす時間中断する
    と、そのことを示す第1の検出信号を発生する第1のギ
    ャップ長検出手段と、 前記質問電波が所定の第2の条件を満たす時間中断する
    と、そのことを示す第2の検出信号を発生する第2のギ
    ャップ長検出手段とを備え、 前記応答電波を送出する手段は、前記応答電波の送出直
    後、前記第1および第2の検出信号の何れかが発生され
    たときに、それ以降の応答電波の送出を停止することを
    特徴とする識別装置。
  2. 【請求項2】 前記応答電波を送出する手段は、前記応
    答電波の送出直後、前記第1の検出信号が発生される
    と、前記応答電波の送出を停止し、かつ蓄積された電力
    が一旦途絶えた後電力の供給を受けるようになっても、
    前記応答電波を送出しない状態を維持することを特徴と
    する請求項1に記載の識別装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記第1の検出信号が発生され
    たときに、そのことを表示する表示手段を備えたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の識別装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、電圧の印加により変色
    するエレクトロクロミックデバイスと、前記第1の検出
    信号に応じて前記エレクトロクロミックデバイスに電圧
    を印加する表示制御手段とを有することを特徴とする請
    求項3に記載の識別装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の条件は、前記質問電波の送出
    の中断時間の長さが、所定の第1の範囲であることを特
    徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の識別装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の条件は、前記質問電波の送出
    の中断時間の長さが、前記所定の第1の範囲を含まな
    い、所定の第2の範囲であることを特徴とする請求項5
    に記載の識別装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の条件は、前記質問電波の中断
    時間の長さが、所定の第2の長さ以上続くことであり、
    前記第2の長さは前記第1の範囲よりも長いことを特徴
    とする請求項6に記載の識別装置。
  8. 【請求項8】 第1の質問器と、第2の質問器と、請求
    項1ないし7の何れかに記載の識別装置とを備え、 前記第1および第2の質問器は各々質問電波を送出し、
    前記識別装置は前記質問電波に応じて応答電波を送出
    し、これにより前記第1および第2の質問器で前記識別
    装置を識別する識別システムにおいて、 前記第1の質問器は、前記第1の条件を満たす時間だけ
    前記質問電波の送出を中断し、 前記第2の質問器は、前記第2の条件を満たす時間だけ
    前記質問電波の送出を中断することを特徴とする識別シ
    ステム。
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