JPH0942771A - 浴槽への足し湯方法 - Google Patents

浴槽への足し湯方法

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JPH0942771A
JPH0942771A JP7197765A JP19776595A JPH0942771A JP H0942771 A JPH0942771 A JP H0942771A JP 7197765 A JP7197765 A JP 7197765A JP 19776595 A JP19776595 A JP 19776595A JP H0942771 A JPH0942771 A JP H0942771A
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JP
Japan
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hot water
bathtub
hot
heat exchanger
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP7197765A
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English (en)
Inventor
Ikuro Adachi
郁朗 足立
Masaru Shimazaki
勝 嶋崎
Tadashi Nakajima
忠司 中島
Hiroyuki Yamada
弘之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽1内の湯水11の残量を求めるためには液
−液型の熱交換器3を介して湯水11に伝達される熱量
と湯水11の温度が所定温度に達するまでの温度上昇速
度とがわかればよいが、湯水11の循環を開始してから
の時間が短いと湯水11の温度が安定せず求められる残
量に大きな誤差が含まれ、このような誤差を含んだ残量
に基づいて足し湯を行なえば所望する量の湯張りを行な
えない。 【解決手段】湯水の循環開始から所定時間経過するまで
は該所定時間内に求められる残量に基づいた足し湯を行
なわないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に自動的に設
定湯量の湯張りを行う機能を有する風呂給湯器に用いら
れ、浴槽内の湯水残量を計測し、湯水残量に応じて足し
湯を行なう方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浴槽に自動的に設定湯量の湯張りを行な
う場合には、浴槽内に湯水が残っていると設定湯量から
湯水残量を引いた差分の容量の湯を浴槽に足し湯する必
要があり、そのためには浴槽内の湯水の残量を計測しな
ければならない。湯水の残量を計測する場合、上記風呂
用熱交換器を介して浴槽内に残っている湯水に伝達され
る熱量が一定であれば、該風呂用熱交換器の上流部にお
ける湯水の温度を検知して得られる湯水の温度上昇速度
から湯水の残量を求めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記風呂用
熱交換器により湯水を加熱させても開始後暫くの間は湯
水の循環路が暖まっていないので湯水に一旦伝達された
熱量が循環路に奪われ、最終的に湯水に伝達される熱量
が一定せず、従って、計測される湯水の残量の誤差が大
きくなり、規定容量の湯張りが行なえないという不具合
が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解消するた
めに本発明は、循環路を介して浴槽に接続された熱交換
器により浴槽内の湯水が加熱される状態で、熱交換器よ
り上流に位置するように循環路内に設けた温度センサが
検知する湯水温度の上昇速度と熱交換器を介して上記湯
水に伝達される熱量とから浴槽内の湯水残量を求め、該
湯水残量に応じた量の足し湯を行なう方法において、上
記熱交換器による加熱開始からの時間を計測し、加熱開
始からの時間が所定時間を経過するまでは上記湯水残量
に基づく浴槽への足し湯を禁止することを特徴とする。
【0005】風呂用熱交換器を介して最終的に湯水に伝
達される熱量が一定しないのは、湯水を風呂用熱交換器
により加熱し出してから暫くの間である。そこで、湯水
の加熱開始からの経過時間が所定時間を経過するまでは
湯水の温度上昇速度から求められる湯水残量に基づく足
し湯を行なわないこととした。
【0006】
【発明の実施の形態】1は浴槽であり、内部に湯水11
が張られる。該湯水11は熱源であるバーナ2によって
加熱されるものであり、熱媒ポンプ31によって循環さ
れる温水を熱媒とし、気−液型の熱交換器21によって
熱媒を加熱し、開閉弁32を介して風呂用熱交換器であ
る液−液型の熱交換器3に供給する。該熱媒の温度は熱
交換器21の下流に位置して取り付けられた温度センサ
22により検知され、熱媒の温度が所定の設定温度に保
たれるように比例制御弁23の開度が調節されバーナ2
の燃焼量がコントロールされる。一方、浴槽1内の湯水
11は循環ポンプ4によって熱交換器3内を循環するよ
うに構成されている。そして、該熱交換器3に循環され
る湯水11の入口温度と出口温度とは各々温度センサ4
1・42によって検知される。ところで、熱媒は熱交換
器3に供給され浴槽1内の湯水11を加熱するだけでは
なく、循環路途中で床暖房用の温水マット5に分岐され
室内暖房にも使用される。該温水マット5による暖房の
オンオフは開閉弁51によって行なわれ、開閉弁51を
開弁すると温水マット5内を熱媒が循環し室内暖房が行
なわれ、また開閉弁51を閉弁すると温水マット5内へ
の熱媒の循環が停止される。また、熱交換器3の温水の
供給は開閉弁32によって制御される。温度センサ42
と浴槽1との間には開閉バルブ61を介して湯張り機構
6が接続されており、開閉バルブ61を開弁すると湯張
り機構6により加熱された湯が浴槽1へ供給され、自動
的に浴槽1へ設定湯量の湯張りが行なわれるように構成
されている。
【0007】上記構成において、湯張り機構6を用いて
自動的に設定湯量の湯張りを行なう際に、湯張り機構6
によりどのくらいの量の湯を浴槽1に足し湯するかを決
定するためには浴槽1内に湯水11がどのくらい残って
いるかを知る必要がある。ところで、熱交換器3を介し
て湯水11に伝達される熱量は温水マット5への熱媒の
分岐量によって変動する。このため、以下に示す湯水1
1の循環流量qを計測する際には開閉弁51が閉弁状態
で開閉弁31が開弁状態にあり熱媒がすべて熱交換器3
へ循環される状態で行なう。
【0008】熱交換器3を介して湯水11に伝達される
熱量をQ(Kcal/min)とすると、Qは比例制御
弁23の開度から求められるバーナ2の発熱量Q0 (K
cal/min)と熱交換器21の効率μaと熱交換器
3の効率μbとから(1)式により求められる。
【0009】 Q=μa・μb・Q0 =μ・Q0 ・・・(1) (但し、μ=μa・μb) このようにしてQが求められると、上記両温度センサ4
1・42の検知温度差Δt(℃)を基に循環流量q(l
/min)を以下の(2)式により求める。但し、cは
温水11の比熱(Kcal/l・℃)である。
【0010】 q=Q/(Δt・c) ・・・(2) 温水マット5へ熱媒が循環されると熱交換器3を介して
実際に湯水11に伝達される熱量QX は上記Qより少な
くなる。該QX は上記循環流量qとこの時の両温度セン
サ41・42の検知温度差ΔtX を用いて(3)式によ
り求められる。
【0011】 QX =c・q・ΔtX ・・・(3) 次に、温度センサ41により検知される浴槽内の湯水1
1の温度上昇速度をVt(℃/min)とすると、湯水
11の残量W(l(リットル))は、(4)式により求
められる。
【0012】QX =W・Vtより W=QX /Vt ・・・(4) 尚、浴槽1内の湯水温は上記のごとく熱交換器3の上流
側に設けた温度センサ41で検出するので、浴槽1内に
別途温度センサを設けなくてもよい。
【0013】ところで、熱交換器3により湯水11を加
熱させる場合、加熱開始からの経過時間Lが短いと循環
路を通って浴槽1内に帰る間に湯水11に伝達された熱
量が循環路に奪われ温度センサ41により検知される上
記温度上昇速度Vtが遅くなり、(4)式により求めら
れる残量Wの誤差が大きくなる。そこで、Lが所定時間
(例えば2分)を経過し循環路が熱的に平衡状態になる
までは上記(4)式により求められる残量Wに基づいた
足し湯を行なわないようにした。
【0014】従って、湯水11の温度より若干上の温度
を設定温度として追焚きを行ない、湯水11の温度が設
定温度に沸き上がるまでの時間が所定時間Lより短い場
合には、追焚き優先で設定すれば、湯水11の温度が設
定温度に達した時点で追焚きを停止し、かつ足し湯を行
なわないことになり、足し湯優先で設定すれば、湯水1
1の温度が設定温度に達した後も所定時間L経過するま
で追焚きを継続し足し湯を行なうことになる。
【0015】ところで、上記実施例では熱源としてバー
ナを用いたが、電気式のヒータ等のその他のものを熱源
として使用してもよい。また、上記実施例では液−液型
の熱交換器3を介して湯水を加熱するものを示したが、
気−液型の熱交換器により直接加熱するようにしてもよ
い。尚、この場合には湯水の循環路が暖まるまでのほ
か、直接加熱される気−液型の熱交換器が暖まるまで残
水量の誤差が大きくなる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、計測された湯水の残量の誤差が大きい場合
に、該残量に基づいた不正確な量の足し湯を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す図
【符号の説明】
1 浴槽 2 バーナ 3 熱交換器(液−液型) 4 循環ポンプ 5 温水マット 6 湯張り機構 11 湯水 22 温度センサ 23 比例制御弁 41 温度センサ 42 温度センサ
フロントページの続き (72)発明者 山田 弘之 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環路を介して浴槽に接続された熱交
    換器により浴槽内の湯水が加熱される状態で、熱交換器
    より上流に位置するように循環路内に設けた温度センサ
    が検知する湯水温度の上昇速度と熱交換器を介して上記
    湯水に伝達される熱量とから浴槽内の湯水残量を求め、
    該湯水残量に応じた量の足し湯を行なう方法において、
    上記熱交換器による加熱開始からの時間を計測し、加熱
    開始からの時間が所定時間を経過するまでは上記湯水残
    量に基づく浴槽への足し湯を禁止することを特徴とする
    浴槽への足し湯方法。
JP7197765A 1995-08-02 1995-08-02 浴槽への足し湯方法 Pending JPH0942771A (ja)

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