JPH0942389A - 遊星変速装置 - Google Patents

遊星変速装置

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JPH0942389A
JPH0942389A JP7190775A JP19077595A JPH0942389A JP H0942389 A JPH0942389 A JP H0942389A JP 7190775 A JP7190775 A JP 7190775A JP 19077595 A JP19077595 A JP 19077595A JP H0942389 A JPH0942389 A JP H0942389A
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Yosuke Ishida
洋介 石田
Koichi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンウェークラッチを備えたものであるにも
かかわらず、組立性に優れる。 【解決手段】 遊転自在とされたリングギア32の回転
阻止状態と該リングギアの自由回転状態との切り換えで
変速を行うとともに、リングギア32の回転阻止をワン
ウェークラッチ33で行っている遊星変速装置である。
ワンウェークラッチ33は、楔状空間に配した噛み込み
部材332と付勢ばね333とを備えたフリーホイール
型であり、噛み込み部材を楔状空間における広い方の空
間側に強制的に留める位置規制部材77と、この位置規
制部材77に噛み込み部材332及び付勢ばね333を
取り付けている保持部材334とを備えている。組み立
てに際して、噛み込み部材及び付勢ばねは位置規制部材
と一体のものとして扱うことができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊星変速装置、殊に
遊星機構とワンウェークラッチとで構成された遊星変速
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変速装置には各種構造のものがあるが、
一般的には入力軸から出力軸に至るまでのギアの組み合
わせの変更によって減速比が異なる出力を取り出すこと
ができるようにしたものが用いられており、特に電動ド
リルドライバーのような電動工具においては、入力軸と
出力軸とを同心に配置することができるとともに得られ
る減速比に比してコンパクトにまとめることができる遊
星機構を用いた遊星変速装置が多用されている。
【0003】この遊星変速装置において、遊星機構にお
けるリングギアを遊転自在としておき、このリングギア
が自由に回転する状態と、リングギアの回転を阻止した
状態とにおいて異なる減速比が得られるようにしたもの
がある。たとえば入力軸に歯数の異なる二つのサンギア
を固着するとともに、これらサンギアに夫々噛合する2
種の遊星ギアを単一の遊星キャリアで支持し、さらに両
種遊星ギアに夫々噛合する2つのリングギアを設けて、
共に遊転自在となっている両リングギアのうち、一方の
リングギアの回転を阻止した状態と、他方のリングギア
の回転を阻止した状態とによって、異なる減速比の出力
を得られるようにしたものがある。また、このタイプの
遊星変速装置において、リングギアの回転阻止に、ワン
ウェークラッチを用いたものを本願出願人は出願してお
り、特願平7−101453号にも示されたこのワンウ
ェークラッチ併用タイプでは、それまで回転中であった
リングギアの回転を阻止するにあたって、リングギアに
別途部材を係合させて回転阻止を行うものに比して、衝
突音が生じるようなことがなく、スムーズな変速を行う
ことができる点で好ましいものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外レースと内
レースとの間に形成された楔状空間にローラやボール等
で形成された噛み込み部材を配置するとともに、この噛
み込み部材を楔状空間における狭い空間側に押し込む付
勢ばねとからなるフリーホイール型のワンウェークラッ
チでは、外レースをギアケースで、内レースをリングギ
アで構成することで、部品点数の削減を図ったとして
も、複数個設けられた楔状空間に配置する噛み込み部材
や付勢ばねが夫々独立した部品であり、これら小さな部
品を夫々個別に組み込むために、組立性が非常に悪いと
いう問題を有している。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところはワンウェークラッチを
備えたものであるにもかかわらず、組立性に優れた遊星
変速装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、遊星
機構における遊転自在とされたリングギアの回転阻止状
態と該リングギアの自由回転状態との切り換えで変速を
行うとともに、上記リングギアの回転阻止をワンウェー
クラッチで行っている遊星変速装置において、ワンウェ
ークラッチは、楔状空間に配されるローラやボール等か
らなる噛み込み部材と、この噛み込み部材を楔状空間に
おける狭い方の空間側に押し込む付勢ばねとを備えたフ
リーホイール型であるとともに、楔状空間内を移動自在
であり且つ楔状空間における広い方の空間側への移動時
に噛み込み部材を楔状空間における広い方の空間側に強
制的に留める位置規制部材と、この位置規制部材に噛み
込み部材及び付勢ばねを取り付けている保持部材とを備
えていることに特徴を有している。位置規制部材に保持
部材によって噛み込み部材及び付勢ばねが取り付けられ
ており、組み立てに際して、噛み込み部材及び付勢ばね
は位置規制部材と一体のものとして扱うことができるも
のである。
【0007】この時、保持部材に付勢ばねを一体に形成
しておくならば、部品点数の削減を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施例に基づ
いて詳述すると、図2は本発明にかかる遊星変速装置を
備えた電動ドリルドライバーであって、モータ6からチ
ャック50に至るまでの動力伝達経路について説明する
と、図3及び図10に示すように、ギアケース1の一端
開口側に配されるモータ6の出力軸60には、歯数の異
なる二つのサンギア11,12が固着されており、軸方
向に並ぶこれらサンギア11,12には夫々複数個、図
示例では3個ずつの遊星ギア21,22が噛み合ってい
る。互いに歯数が異なる両遊星ギア21,22は共にキ
ャリア4によって支持されたもので、遊星ギア21はサ
ンギア11の回りに等間隔で、遊星ギア22はサンギア
12の回りに等間隔で支持されており、両遊星ギア2
1,22は個々に自転を行なうものの、同じ公転を行な
うものとなっている。
【0009】そして出力軸60と同心に配されているリ
ングギア31に遊星ギア21がかみ合っており、同じく
出力軸60と同心に配されているリングギア32が遊星
ギア22とかみ合っている。軸方向に並ぶこれら2つの
リングギア31,32のうち、リングギア31は図6及
び図10に示すようにその外周面に複数個の係合突起3
5が周方向において等間隔に形成されたもので、ギアケ
ース1に対して遊転自在とされている。またリングギア
32もギアケース1に対して遊転自在とされたものであ
るとともに、このリングギア32は、ギアケース1を外
レース330とするワンウェークラッチ33の内レース
331を兼ねたものとなっている。
【0010】ここにおけるワンウェークラッチ33は、
上述のようにギアケース1を外レース330、リングギ
ア32を内レース331とするとともに、両レース33
0,331間に形成された楔状空間に噛み込み部材であ
るローラ332を配したものとして形成されたフリーホ
イール型のもので、図6〜図8に示すように、狭くなる
方向が異なる2種の楔状空間を備えるともに、両種楔状
空間の間に正逆切換リング76から突設させた位置規制
片77と、位置規制片77の両側に夫々噛み込み部材で
あるローラ332,332と各ローラ332,332を
夫々楔状空間における狭い方に押し込む付勢ばね333
とを配したものとなっている。また、位置規制片77の
両側に位置するローラ332,332と付勢ばね33
3,333とは、図1及び図11に示すように、U字形
であって両端が位置規制片77に係止される保持ばね3
34に囲まれて位置規制片77に取り付けられたものと
なっている。
【0011】そして、ギアケース1に対して正逆切換リ
ング76を回転させて、位置規制片77の両側に位置す
る一対のローラ332,332のうちのいずれを位置規
制片77で押圧するかによって、内レース331である
リングギア32の回転可能方向を切り換えることができ
るものとなっている。すなわち、正逆切換リング76が
一方向に回転して位置規制片77が図12中の左側のロ
ーラ332を楔状空間の広い方に押し込んでいる時、右
側のローラ332は付勢ばね333による付勢もあって
楔状空間の狭い部分に位置しており、この状態では図中
に矢印Aで示す右回りのリングギア32(内レース33
1)の回転は可能であるが、リングギア32の矢印Bで
示す左回りの回転は阻止される。位置規制片77によっ
て図中右側のローラ332を図中右方に押す時には、逆
にリングギア32(内レース331)の矢印Bで示す左
回りの回転が可能となるとともに矢印Aで示す右回りの
回転は阻止される。
【0012】ギアケース1内には、上記遊星機構及び正
逆切換リング76とワンウェークラッチ33の他に、切
換リング70が配設されている。軸方向にスライド自在
とされている切換リング70は、図8及び図10に示す
ように、複数個の突起71が周方向において等間隔で設
けられたもので、一方向に移動した時にリングギア31
外周面の上記複数の係合突起35に複数の突起71を係
合させて、リングギア31の回転を阻止し、そのスライ
ドで係合突起35と突起71との係合が解除された時、
リングギア31の回転を許す。
【0013】切換リング70の上記軸方向スライドは、
ソレノイドのような電磁駆動部材7と切換レバー65と
によってなされる。切換レバー65はU字形をなすとと
もに、両側片が遊星機構の軸方向と直交する方向の軸6
6,66によってギアケース1に揺動自在に支持された
もので、中央部が電磁駆動部材7に連結された切換レバ
ー65の両側片先端が、切換リング70外周面から突設
された一対の連結軸72,72に夫々係合している。両
連結軸72,72は、両者を結ぶ線が切換リング70の
中心を通るように形成されている。従って、切換レバー
65が軸66を中心に揺動して切換リング70を軸方向
に移動させる時、切換リング70はスムーズな軸方向移
動を行う。
【0014】上記両遊星ギア21,22を支持している
キャリア4は、サンギア41を一体に備えており、この
サンギア41の回転はサンギア41とリングギア43と
に噛み合う遊星ギア42を支持しているキャリア44に
伝達され、更にキャリア44の回転はオートロック機構
55を通じて出力軸5に伝達される。ここにおけるオー
トロック機構55は、モータの回転を止めた時に出力軸
5をギアケース16に対して自動的にロックしてしま
い、モータを回転させればこのロックを自動的に解除す
る機能をもつものであるが、この点については説明を省
略する。また、上記リングギア43も遊転自在として、
このリングギア43に図2に示すクラッチばね47のば
ね圧力でボール(図示せず)を係合させることで、負荷
トルクが所定値以上になった時に出力軸5とサンギア4
1とを切り離してしまうトルクリミッターを構成してい
るのであるが、この点についても説明を省略する。
【0015】今、図10(a)に示すように、切換リング
70の各突起71が各係合突起35に係合してリングギ
ア31の回転を阻止しており、且つリングギア32が図
中矢印で示す方向について回転可能にワンウェークラッ
チ33が設定されている時、モータ6を回転させれば、
その回転出力は、回転が阻止されているリングギア31
と噛み合った遊星ギア21を通じてキャリア4に伝達さ
れる。この時、リングギア32は出力軸5と逆方向に空
転するが、この空転は図中矢印で示す回転が許されてい
る方向である。
【0016】そして、電磁駆動部材7を作動させること
で図10(b)に示すように切換リング70を移動させて
各係合突起35と各突起71との係合を解除すれば、リ
ングギア31がフリーとなるとともに、負荷につながっ
たキャリア4の停止がサンギア11,12に噛み合う遊
星ギア21,22の自転でリングギア31,32を回転
させようとするが、この時のリングギア32の回転方向
は、上記空転時とは逆方向に、つまりワンウェークラッ
チ33によって回転が阻止されている方向となるため
に、この時点からリングギア32と噛み合った遊星ギア
22を通じてキャリア4、そして出力軸5に動力が伝達
される。
【0017】サンギア12の歯数がサンギア11の歯数
より少なく且つ遊星ギア22の歯数が遊星ギア21の歯
数より多くなっていることから、高速回転低トルク状態
から低速回転高トルク状態に切り換えられたことにな
る。なお、リングギア32の回転阻止についても、リン
グギア31の場合と同様に切換リング70を用いること
で行ってもよいが、図示例のようにワンウェークラッチ
33を利用した場合、リングギア32の回転を止めるに
あたって、リングギア31の係止突起35から切換リン
グ70が離れるだけで、リングギア32の回転阻止のた
めに衝突が生じる部材が不要となるために、動作中の変
速であるにもかかわらず、スムーズで且つ騒音の無い変
速を行うことができる低速回転高トルク状態から高速回
転低トルク状態への復帰は、電動ドリルドライバーとい
う性質上、モータ6を停止させている状態で行えばよ
く、このために、リングギア31の回転阻止に際しての
係止突起35と突起71との衝突が問題となることはな
い。
【0018】正逆切換リング76を回転させることで、
ワンウェークラッチ33による回転規制方向を逆にする
とともにモータ6の回転方向を逆にした時には、当初、
切換リング70によって回転が止められているリングギ
ア31に噛み合う遊星ギア21を通じてキャリア4に動
力が伝達され、この時、リングギア32はワンウェーク
ラッチ33における回転可能方向に空転し、負荷の増大
の検出で電磁駆動部材7が作動してリングギア31がフ
リーとなれば、ワンウェークラッチ33によって回転が
阻止されているリングギア32とこれに噛み合う遊星ギ
ア22を通じてキャリア4に動力が伝達される。ワンウ
ェークラッチ33は一つだけであるものの、その回転阻
止方向を切り換えられるようにすることで、電動ドリル
ドライバーに求められる正転と逆転とにおいて、同じ動
作を得られるようにしているわけである。
【0019】なお、図示例における正逆切換リング76
は、図2に示す回転方向切換ロッド8と、ギアケース1
に軸91で軸支されて一端を回転方向切換ロッド8に、
他端を正逆切換リング76に係合させた切換レバー90
とによってなされる。ここにおける回転方向切換ロッド
8は、図2に示すスイッチユニットSWとも連動してお
り、モータ6の回転方向の切り換えも同時になされる。
スイッチユニットSWは、トリガースイッチ9を引いた
際のモータ6への通電制御や、トリガースイッチ9を引
く量に応じたモータ6の回転速度制御も行うものである
が、この点については説明を省略する。
【0020】図4から図9までは、ギアケース1への各
部品の組み込みを示しており、切換レバー90及び蓋部
材10を装着した後、図5及び図6に示すように、キャ
リア4と正逆切換リング76とリングギア32及び遊星
ギアを納め、図7に示すように、遊星ギア21とリング
ギア31、さらに図8に示すように切換リング70を順
に納めた後、図9に示すようにスラスト板19を装着し
て組み立てる。なお、ワンウェークラッチ33の構成部
材であるローラ332と付勢ばね333とは、前述のよ
うに保持ばね334で正逆切換リング76における位置
規制片77に取り付けておき、この状態でギアケース1
内に納める。図中の突部13は、正逆切換リング76の
動作空間を確保しつつ正逆切換リング76とリングギア
32との間の摺動抵抗を無くして機構ロスの低減を図る
ために、リングギア32のスラスト受け面として機能す
るものであり、ギアケース1の一端に嵌合する蓋部材1
0に一体に形成されている。なお、図示例において3個
設けられている突部13は、ギアケース1に対する蓋部
材10の位置決め並びに心出しの機能も有するものとな
っている。
【0021】ワンウェークラッチ33における付勢ばね
333は、図13に示すように、保持ばね334と一体
に形成しておいてもよい。この場合、部品数を削減する
ことができる。ワンウェークラッチ33として、回転阻
止方向を切り換えることができる双方向ワンウェークラ
ッチの場合について説明したが、回転阻止方向を切り換
えることができないものの、一方向回転阻止状態と、両
方向の回転が自在な状態との切り換えを行うことができ
るワンウェークラッチにおいても適用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ワンウ
ェークラッチとして、楔状空間に配されるローラやボー
ル等からなる噛み込み部材と、この噛み込み部材を楔状
空間における狭い方の空間側に押し込む付勢ばねとを備
えたフリーホイール型を用いるとともに、楔状空間内を
移動自在であり且つ楔状空間における広い方の空間側へ
の移動時に噛み込み部材を楔状空間における広い方の空
間側に強制的に留める位置規制部材と、この位置規制部
材に噛み込み部材及び付勢ばねを取り付けている保持部
材とを備えたものとしており、位置規制部材に保持部材
によって噛み込み部材及び付勢ばねを取り付けているた
めに、組み立てに際して、噛み込み部材及び付勢ばねは
位置規制部材と一体のものとして扱うことができ、組立
性が大きく向上したものである。
【0023】また、保持部材に付勢ばねを一体に形成し
ておくならば、部品点数の削減を図ることができるとと
もに、組立性を更によくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のワンウェークラッチ部の斜視
図である。
【図2】同上の部分破断側面図である。
【図3】同上の変速機構部の縦断面図である。
【図4】同上のギアケースと蓋部材の背面図である。
【図5】同上のギアケースに正逆切換リングとキャリア
とを組み込んだ状態の背面図である。
【図6】同上のギアケースにさらにワンウェークラッチ
構成部材とリングギア及び遊星ギアを組み込んだ状態の
背面図である。
【図7】同上のギアケースに他のリングギア及び遊星ギ
アを組み込んだ状態の背面図である。
【図8】同上のギアケースにさらに切換リングを組み込
んだ状態の背面図である。
【図9】同上のギアケースにさらにスラスト板を装着し
た状態の背面図である。
【図10】同上の動作説明のためのもので、(a)は変速
前を示す斜視図、(b)は変速後を示す斜視図である。
【図11】同上のワンウェークラッチ部分の正面図であ
る。
【図12】同上のワンウェークラッチ部分の断面図であ
る。
【図13】同上のワンウェークラッチ部分の他例の示す
正面図である。
【符号の説明】
31 リングギア 33 ワンウェークラッチ 77 位置規制片 332 ローラ 333 付勢ばね 334 保持ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊星機構における遊転自在とされたリン
    グギアの回転阻止状態と該リングギアの自由回転状態と
    の切り換えで変速を行うとともに、上記リングギアの回
    転阻止をワンウェークラッチで行っている遊星変速装置
    において、ワンウェークラッチは、楔状空間に配される
    ローラやボール等からなる噛み込み部材と、この噛み込
    み部材を楔状空間における狭い方の空間側に押し込む付
    勢ばねとを備えたフリーホイール型であるとともに、楔
    状空間内を移動自在であり且つ楔状空間における広い方
    の空間側への移動時に噛み込み部材を楔状空間における
    広い方の空間側に強制的に留める位置規制部材と、この
    位置規制部材に噛み込み部材及び付勢ばねを取り付けて
    いる保持部材とを備えていることを特徴とする遊星変速
    装置。
  2. 【請求項2】 保持部材に付勢ばねが一体に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の遊星変速装置。
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KR100978495B1 (ko) * 2008-05-02 2010-08-31 (주)엠비아이 모터용 일방향 변속기
US7882899B2 (en) 2007-08-29 2011-02-08 Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd Power tool having control system for changing rotational speed of output shaft

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