JPH0942315A - 多板クラッチ構造 - Google Patents

多板クラッチ構造

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JPH0942315A
JPH0942315A JP7198663A JP19866395A JPH0942315A JP H0942315 A JPH0942315 A JP H0942315A JP 7198663 A JP7198663 A JP 7198663A JP 19866395 A JP19866395 A JP 19866395A JP H0942315 A JPH0942315 A JP H0942315A
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JP
Japan
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plate
intermediate plate
housing
housing body
friction plate
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JP7198663A
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English (en)
Inventor
Akinobu Nagarego
章信 流郷
Fumio Fukuda
二三男 福田
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力軸1と出力軸2との間に油圧クラッチを
設ける構成において、クラッチハウジング内へ摩擦板仕
組,中間板,押さえ板を容易に組み込み得るようにす
る。 【構成】 入力軸または出力軸の一方の回転軸に固定さ
れる油圧クラッチのクラッチハウジングを、回転軸と一
体回転する鍔部1aと、該鍔部に接合するハウジング本
体11とで構成し、鍔部内にはピストン3を、ハウジン
グ本体内にはピストンに接する押さえ板26、摩擦板仕
組23、該摩擦板仕組を2分する中間板24を配置し、
鍔部に対するハウジング本体の接合面に、前記中間板を
係止する第1切欠11aと、前記押さえ板を係止する第
2切欠11bとを夫々円周方向に設け、摩擦板仕組、中
間板、押さえ板をハウジング本体の前記接合面側から抜
き差し可能に構成し、前記第1切欠内に中間板の舌片2
4aと鍔部との間に間座22を配置し、該間座にて中間
板を摩擦板仕組内の所定の位置に位置決めした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、多板クラッチの摩擦板
をクラッチハウジング内へ容易に組み込むようにするた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平7−28080号に記載のよう
に、同一軸心上に入力軸と出力軸を配置して、該入力軸
と出力軸の間に多板式の油圧クラッチ装置を配置した技
術は公知となっている。この油圧クラッチ装置は図11
に示すように、入力軸1に大径の鍔部1aを設けて、こ
の鍔部1aにピストン3を摺動自在に嵌合し、その鍔部
1aに筒形のハウジング本体11の一端側を接合し、該
ハウジング本体11内に摩擦板仕組23と中間板24、
戻しバネ25、押さえ板26を挿入し、出力軸2には摩
擦板係止環7を固定して、該摩擦板係止環7を前記摩擦
板仕組の、従動側とスプライン係合するように挿入し
て、最後にハウジングカバー18をハウジング本体11
の他端側に接合して、組み立てを完了するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
構成であると、中間板24の舌片24aをハウジング本
体11に係止するための第1切欠11aが、ハウジング
本体11のハウジングカバー18に対する接合面に設け
られ、また、図12、図13に示すように、ハウジング
本体11に設けた前記第1切欠11aと、押さえ板26
を係止するための第2切欠11bとは互いに反対方向に
設けていたので、中間板24と押さえ板26はハウジン
グ本体11の両側から夫々挿入することになり、組立性
が悪く、しかも、図11に示すように、入力軸側にピス
トン3、押さえ板26、摩擦板仕組23、中間板24を
ハウジング本体11に組み付けておいてから、摩擦板仕
組23の中に出力軸2の摩擦板係止環7を挿入する際
に、出力軸2側に被嵌されたハウジングカバー18によ
り、従動側摩擦板と摩擦板係止環7とのスプライン嵌合
部が見えないので、組立が難しくなっていた。また、油
圧クラッチ装置のメンテナンスを行う場合には、入力軸
側から分解するのであるが、中間板24を外すには鍔部
1aとハウジングカバー18の両方をハウジング本体1
1から外さなければならず、大変面倒な作業となってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為に次の如く構成したものである。即ち、入力軸と
出力軸の間に介装する油圧クラッチであって、入力軸ま
たは出力軸の一方の回転軸に固定される油圧クラッチの
クラッチハウジングを、前記回転軸と一体回転する鍔部
と、該鍔部に接合するハウジング本体とで構成し、鍔部
内にはピストンを、ハウジング本体内には、ピストンに
接する押さえ板、摩擦板仕組、該摩擦板仕組を2分する
中間板を配置したものにおいて、鍔部に対するハウジン
グ本体の接合面に、前記中間板を係止する第1切欠と、
前記押さえ板を係止する第2切欠とを夫々円周方向に設
け、摩擦板仕組、中間板、押さえ板をハウジング本体の
前記接合面側から抜き差し可能に構成した。また、前記
第1切欠内において、前記中間板の舌片と鍔部との間に
間座を配置し、鍔部とハウジング本体とを接合するため
の固定ボルトを、該舌片と間座とに挿通させると共に、
該間座にて中間板を摩擦板仕組内の所定の位置に位置決
めしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に実施例を説明する。図1は可
逆転油圧式クラッチ機構の側面断面図、図2は、前進油
圧クラッチ装置と後進油圧ブレーキ装置と遊星歯車機構
の部分拡大断面図、図3は図1のA−A矢視断面図、図
4は前進用油圧クラッチ装置の拡大断面図、図5はハウ
ジング本体の側面図、図6は図5におけるB−B矢視断
面図、図7は中間板の正面図、図8は図7におけるC−
C矢視断面図、図9は本発明に係る油圧クラッチの組立
説明図、図10は同じく油圧クラッチの要部分解斜視図
である。
【0006】図1、図2、図3において、本発明の多板
クラッチ構造を有する可逆転油圧式クラッチ機構の全体
的な構成から説明する。ケース10に、その軸心を一致
させて互いに回転自在に入力軸1と出力軸2が軸受け4
3・48・49を介して支持されて、ケース10の内部
に、前進油圧クラッチ装置と後進油圧ブレーキ装置と遊
星歯車機構が配置されている。該入力軸1と出力軸2と
の間に前進油圧クラッチ装置が配置されて、該前進油圧
クラッチ装置の外周に後進油圧ブレーキ装置を配置し、
互いに径方向に重複させている。前進油圧クラッチ装置
と後進油圧ブレーキ装置の後部に、遊星歯車機構が配置
されている。
【0007】エンジンのフライホィールに連結される入
力継手39が入力軸1前部に外嵌固定され、該入力軸1
と出力軸2とは軸受32を介して、同一軸芯上で異回転
可能に軸受支持されている。該出力軸2の後部はケース
10に対して、円錐コロ軸受48,49で複列に支持さ
れている。該円錐コロ軸受49は、ケース10に装着し
た出力軸蓋29により被覆されている。該出力軸蓋29
から突出した出力軸2上に、出力継手31が固定されて
いる。
【0008】また、前記ケース10の前面に作動油ポン
プ20が固定されている。該作動油ポンプ20のポンプ
軸41はケース10内に突入して、入力軸1の後部に固
設した歯車30に噛合する歯車44を介して駆動され
る。該作動油ポンプ20からの圧油は、制御切換弁、パ
イピングを介して、後述する前進油圧クラッチ装置や後
進油圧ブレーキ装置に選択的に供給される。
【0009】そして、前記入力軸1の後端に大径の鍔部
1aが形成され、該鍔部1aの後端面に、円筒状で、そ
の直径が前記鍔部1aと略等しいハウジング本体11の
一端側接合面が接合され、該ハウジング本体11の他端
側接合面にハウジングカバー18が接合されてクラッチ
ハウジングを構成している。該ハウジングカバー18に
後進駆動歯車17が一体化されている。該後進駆動歯車
17までは、入力軸1の回転と共に一体的に回転する。
ハウジングカバー18と後進駆動歯車17との接合部分
の外周に軸受33を嵌装し、該軸受33によりキャリア
ー8の前部内周側を枢支している。キャリアー8の後部
内周側は出力軸2に嵌装した軸受34により枢支してい
る。
【0010】そして、前記前部キャリアー8から前方に
後進側摩擦板係止環8aを突出し、該後進側摩擦板係止
環8aの外周側と、ケース10に回転不能に係止したブ
レーキハウジング12の内周側との間に摩擦板を交互に
重合して嵌合し、後進用摩擦板仕組5を構成している。
該ブレーキハウジング12に、軸方向に摺動自在な後進
用ピストン4と、該後進用ピストン4を常時離間側に付
勢するバネ36を嵌合し、制御切換弁からパイピングに
より作動油がブレーキハウジング12に設けた後進用油
路28に供給されると、該後進用ピストン4が摺動され
後進用摩擦板仕組5を押圧接触してキャリアー8をブレ
ーキハウジング12と一体化してキャリアー8を回転不
能状態にするようにしている。前記ブレーキハウジング
12の後面にはハウジングカバー19が被覆されて、後
進用摩擦板仕組5の抜け出しを阻止している。
【0011】遊星歯車機構は、図2、図3に示すよう
に、前記キャリアー8の前後幅内に遊星歯車軸15・1
5・・・と逆転遊星歯車軸45・45・・・が横架され
て、該遊星歯車軸15上に回転自在に支持した遊星ピニ
オン16が前記後進駆動歯車17と噛合している。該遊
星ピニオン16は、逆転遊星歯車軸45上に回転自在に
支持した逆転ピニオン14と常時噛合している。また該
逆転ピニオン14は、出力軸2上に固設した後進被駆動
歯車13と噛合している。これらの遊星歯車の点検補修
交換を容易にする為にケース10に、点検窓10aが構
成されている。
【0012】そして、本発明の多板クラッチ構造を適用
した前進油圧クラッチ装置について説明する。図2、図
4に示すように、前記入力軸1の後部に構成した鍔部1
aの後面内に環状で有底のシリンダー室を形成し、前進
用ピストン3が摺動自在に嵌装されている。該鍔部1a
の後端面に前記ハウジング本体11が固設されてピスト
ン3部分を被覆している。一方、ハウジング本体11内
に位置する出力軸2の前部外周には前進側摩擦板係止環
7が、油圧嵌めにより固定され、該前進側摩擦板係止環
7には摩擦板23b・23b・・・を、またハウジング
本体11には相手板23a・23a・・・を夫々軸方向
摺動自在に係止し、摩擦板23bと相手板23aとを交
互に重合して前進用摩擦板仕組6が構成されている。
【0013】前記前進用摩擦板仕組6は、ハウジング本
体11の軸長方向略中央に相対回転不能で且つ軸方向摺
動自在に配置された中間板24により、ハウジング本体
11の中で前部摩擦板仕組6aと後部摩擦板仕組6bと
に区分けされる。前部摩擦板仕組6aとピストン3との
間にはハウジング本体11に相対回転不能で且つ軸方向
摺動自在な押さえ板26が配置されている。
【0014】該ハウジング本体11は図5、図6に示す
ように、円筒状に構成されて、内周面にはスプライン溝
11cが軸長方向に形成され、相手板23a・23a・
・・外周の爪部を嵌入できるようにしている。前記鍔部
1aに接合されるハウジング本体11の一端側接合面に
は軸長方向の略中央部まで至る長さを有する第1切欠1
1a・11a・・・(実施例では5ヶ所)と、それより
短い長さを有する第2切欠11b・11b・・・(実施
例では9ヶ所)が円周方向に形成され、第1切欠11a
は図7、図8に示す中間板24の外周に形成した舌片2
4aを嵌入し、その奥側へ挿入し、更にその上にパイプ
状の間座22を挿入するためのものであり、第2切欠1
1bは押さえ板26の外周に形成した舌板26aを嵌入
するものである。そして、ハウジング本体11の前記切
欠11aの底面には他端側接合面に向けて軸長方向に挿
入孔11dを開口し、戻しバネ25をその中に収容でき
るようにし、該戻しバネ25で中間板24を、ピストン
3側へ付勢するようにしている。該中間板24と鍔部1
aとの間に挟み込まれた前記間座22は、クラッチ非嵌
入時における中間板24の位置決めを行う。更に、ハウ
ジング本体11の周壁にはその一端側接合面から他端側
接合面にかけて貫通する複数のボルト挿入孔11fが円
周方向に配置されて、固定ボルト27・27・・・によ
って鍔部1aとハウジング本体11とハウジングカバー
の三者を固定するようにしている。なお、前記中間板2
4の舌片24a及び押さえ板26の舌片26aにも固定
ボルト27のボルト挿入孔が開口されている。また、中
間板24の舌片24aの前後に位置する間座22と戻し
バネ25は固定ボルト27により支承されている。ハウ
ジング本体11の周壁には半径方向に潤滑油路11e・
11e・・・が開口されている。
【0015】この多板クラッチ構造の組立は図4、図9
に示すように、組立台に立設させた出力軸2に遊星歯車
機構を組み込んでから、後進駆動歯車17にハウジング
カバー18を固定して、出力軸2に前進側摩擦板係止環
7を油圧嵌めする。そして、前進用摩擦板仕組6のうち
の後部摩擦板仕組6bをハウジング本体11と前進側摩
擦板係止環7の間に挿入して、第1切欠11aに連設す
る挿入孔11dに戻しバネ25を挿入して、中間板24
を、その舌片24aを切欠11aに係止させながら、ハ
ウジング本体11内へ挿入する。そして、残りの前部摩
擦板仕組6aをハウジング本体11と前進側摩擦板係止
環7の間に挿入して、前記切欠11aに間座22を挿入
し、押さえ板26を、その舌片26aを切欠11bに係
止させながら、ハウジング本体11内に挿入する。
【0016】そして、前進用ピストン3をその鍔部1a
に嵌装した入力軸1を、ハウジング本体11の上方に位
置させ、固定ボルト27・27・・・を鍔部1aのボル
ト孔から間座22、中間板24の舌片24a、戻しバネ
25を通してハウジングカバー18のボルト孔に螺装固
定し、他のボルト挿入孔11fにも固定ボルト27・2
7・・・を挿入してハウジングカバー18のボルト孔に
螺装固定して、その組立が完了する。また、メンテナン
スのときには、入力軸1の鍔部1aをハウジング本体1
1の一端側接合面より外せば、前進用摩擦板仕組6の全
てを、押さえ板26、中間板24と共にハウジング本体
11の一端側から抜き出すことができる。
【0017】このような構成において、入力軸1内に形
成した前進用油路50から圧油を鍔部1aのシリンダー
室に送油すると、前記前進用ピストン3が摺動されて、
押さえ板26、中間板24を介し前進用摩擦板仕組6の
摩擦板23bと相手板23aの各々が密着して、入力軸
1と一体化されたハウジング本体11の回転が、前進側
摩擦板係止環7から出力軸2に伝達される。このとき後
進用摩擦板仕組5は離間されており、入力軸1と出力軸
2の回転方向及び回転数は同じである。また、後進の場
合には、前進用摩擦板仕組6が離間されて、後進用摩擦
板仕組5が密着される。入力軸1の回転は、ハウジング
本体11からハウジングカバー18を介して、後進駆動
歯車17に伝達され、該後進駆動歯車17は遊星ピニオ
ン16を回転させる。この時キャリアー8が後進用摩擦
板仕組5により、回転不能なブレーキハウジング12に
係合されるので、該キャリアー8は回転できなくなる。
よって、遊星歯車軸15と逆転遊星歯車軸45が公転し
なくなり、後進駆動歯車17の回転を受けて遊星ピニオ
ン16と逆転ピニオン14とが自転を開始して、後進被
駆動歯車13を逆転方向に回転させるのである。また、
入力軸1及び出力軸2内に設けた潤滑油路51に流入す
る潤滑油は、前進油圧クラッチ装置の前進用摩擦板仕組
6、各種軸受へ吐出され、またキャリアー8の潤滑油路
8a・8bを通って遊星歯車機構の逆転ピニオン14と
後進被駆動歯車13との噛合部へ吐出され、更に遊星歯
車軸15の油路15a、逆転遊星歯車軸45の油路45
aを通って後進油圧ブレーキ装置の後進用摩擦板仕組5
へ吐出される。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、ハウジング本体に
形成する第1切欠と第2切欠とを鍔部に対する接合面に
設けたので、ハウジング本体の加工工数を低減してコス
ト低減化が図れ、また、組立やメンテナンス等の分解時
においても中間板、押さえ板、摩擦板仕組の全ての抜き
差しはハウジング本体の一方側から行えるので、作業効
率を向上できる。特に、クラッチ部は定期点検の対象と
なっているので、鍔部とハウジング本体との接合を解く
だけで簡単にメンテナンス作業ができ、メンテナンスに
費やす時間を削減することができる。そして、中間板、
押さえ板、摩擦板仕組の全てはハウジング本体の一方側
から組み込みが可能となったので、多板クラッチの自動
組立化が容易にできるようになる。また、中間板を間座
によってハウジング本体内の所定の位置へ位置決めがで
きるので、ハウジング本体に位置決めのための加工処理
を省くことができ、間座の長さを変更することにより任
意の位置に中間板を位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可逆転油圧式クラッチ機構の側面断面図であ
る。
【図2】前進油圧クラッチ装置と後進油圧ブレーキ装置
と遊星歯車機構の部分拡大断面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】前進油圧クラッチ装置の拡大断面図である。
【図5】ハウジング本体の側面図である。
【図6】図5におけるB−B矢視断面図である。
【図7】中間板の正面図である。
【図8】図7におけるC−C矢視断面図である。
【図9】本発明に係る油圧クラッチの組立説明図であ
る。
【図10】同じく油圧クラッチの要部分解斜視図であ
る。
【図11】従来の油圧クラッチ組立説明図である。
【図12】従来のハウジング本体正面図である。
【図13】図12におけるD−D矢視断面図である。
【符号の説明】
1 入力軸 1a 鍔部 2 出力軸 10 ケース 11 ハウジング本体 11a 第1切欠 11b 第2切欠 22 間座 23 摩擦板仕組 24 中間板 25 戻しバネ 26 押さえ板 27 固定ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と出力軸の間に介装する油圧クラ
    ッチであって、入力軸または出力軸の一方の回転軸に固
    定される油圧クラッチのクラッチハウジングを、前記回
    転軸と一体回転する鍔部と、該鍔部に接合するハウジン
    グ本体とで構成し、鍔部内にはピストンを、ハウジング
    本体内には、ピストンに接する押さえ板、摩擦板仕組、
    該摩擦板仕組を2分する中間板を配置したものにおい
    て、鍔部に対するハウジング本体の接合面に、前記中間
    板を係止する第1切欠と、前記押さえ板を係止する第2
    切欠とを夫々円周方向に設け、摩擦板仕組、中間板、押
    さえ板をハウジング本体の前記接合面側から抜き差し可
    能に構成したことを特徴とする多板クラッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記第1切欠内において、前記中間板の
    舌片と鍔部との間に間座を配置し、鍔部とハウジング本
    体とを接合するための固定ボルトを、該舌片と間座とに
    挿通させると共に、該間座にて中間板を摩擦板仕組内の
    所定の位置に位置決めしたことを特徴とする請求項1記
    載の多板クラッチ構造。
JP7198663A 1995-08-03 1995-08-03 多板クラッチ構造 Pending JPH0942315A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10334402B4 (de) * 2002-08-02 2006-04-06 General Motors Corp., Detroit Anordnung und Verfahren zur Drehmomentübertragung

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DE10334402B4 (de) * 2002-08-02 2006-04-06 General Motors Corp., Detroit Anordnung und Verfahren zur Drehmomentübertragung

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